JPH09257135A - 真空処理装置の弁体シール装置 - Google Patents

真空処理装置の弁体シール装置

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Publication number
JPH09257135A
JPH09257135A JP6862396A JP6862396A JPH09257135A JP H09257135 A JPH09257135 A JP H09257135A JP 6862396 A JP6862396 A JP 6862396A JP 6862396 A JP6862396 A JP 6862396A JP H09257135 A JPH09257135 A JP H09257135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
valve
valve disc
vacuum processing
mounting groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP6862396A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Takahashi
橋 清 高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP6862396A priority Critical patent/JPH09257135A/ja
Publication of JPH09257135A publication Critical patent/JPH09257135A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールパッキングの取り付けおよび取り外し
が簡単で弁体より外れることのない弁体シール装置を提
供する。 【解決手段】 真空処理室を閉塞する弁体の弁シール側
の面には環状のパッキング取付溝17が形成されてい
る。このパッキング取付溝17には横断面形状がL字型
のパッキング21の一端が挾着され、このパッキング2
1の他端部は真空処理室側の弁封止面に圧接される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は真空処理装置の弁体
シール装置に係り、特に真空処理装置のロードロック室
及び真空処理室のバルブ円板に装着される弁体シール装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にCD等の円盤状の被処理物の表面
に金属の薄膜を形成するために真空処理装置が使用され
る。図4は、この種の従来の真空処理装置の一例を示し
たものであって、平面形状がほぼ八角形のハウジング2
の内側には真空搬送室3が形成され、その上部には図5
に示すように蓋体4が設けられ真空搬送室3は閉塞され
ている。そして、真空搬送室3の底部にはターボ分子ポ
ンプ5が取り付けられており、ターボ分子ポンプ5を作
動させることにより真空搬送室3の内部は真空雰囲気と
なる。
【0003】一方、真空搬送室3の八角形の一辺には被
処理物Wを出し入れするためのロードロック室6が設け
られており、残りの辺にはそれぞれ真空処理室7a,7
b,……7gが設けられている。また、前記ロードロッ
ク室6及び各真空処理室7の真空搬送室3の側の壁に
は、図5に示すように被処理物Wを出し入れするための
開口部8がそれぞれ形成されている。各開口部8には、
バルブ円板9が開閉可能に設けられ、バルブ開閉機構1
0によりバルブ円板9を閉じることにより真空搬送室3
とロードロック室6及び各真空処理室7との間の気密が
保持される。そして、ロードロック室6に搬送されバル
ブ円板9の上に保持された被処理物Wは、回転テーブル
11の回動と、バルブ開閉機構10によるバルブ円板9
の開閉によって順次各真空処理室7へ搬入され、これら
の各真空処理室7内で被処理物Wに対するエッチング、
ベーキング等の薄膜形成に必要な作業が連続して行なわ
れる。なお、図中符号12はターボ分子ポンプ、13は
回転テーブル11の駆動装置を示している。
【0004】ここで、バルブ円板9の内面の外周縁近く
には、図6から明らかなようにあり溝形状のシール溝1
4が形成されている。このシール溝14はOリング15
が嵌挿され真空搬送室3とロードロック室6及び各真空
処理室7との間の気密が保持される。また、図7に示さ
れた例では、バルブ円板9の内面の外周縁近くには切欠
き段部16が全周にわたって形成され、この切欠き段部
16に甲丸パッキング17が装着され押え板18を介し
てビス19で止着されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記図
6に示すシール溝14にOリング15を装着する構造の
ものは、長時間ハウジング2に対してバルブ円板9を閉
じておくとハウジング2にOリング15がはりついてバ
ルブ円板9を開いたとき図8に示すようにOリング15
がバルブ円板9のシール溝14からはずれるという問題
があった。また、図7に示す甲丸パッキング17を押え
板18でバルブ円板9に装着する構造のものは、甲丸パ
ッキング17を交換するときに押え板18をバルブ円板
9に取り付けているビス19をすべて外す必要があり作
業に時間を要する等の問題があった。
【0006】本発明は上記従来技術が有する問題を解消
し、パッキングが弁体より外れることがなく、しかも、
パッキングの交換が簡単に行なえる弁体シール装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題を解
決するため本発明は、真空処理室の開口部をバルブ円板
の封止面で閉塞するようにした真空処理装置の弁体シー
ル装置において、前記バルブ円板の弁シール側の面に環
状のパッキング取付溝を形成し、このパッキング取付溝
に横断面形状がL字型のシールパッキングの一端を挾着
するとともに、シールパッキングの他端が真空処理室側
の弁封止面に圧接するようにしたことを特徴とするもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による真空処理装置
の弁体シール装置の一つの実施の形態を図1〜図3を参
照し、従来技術と同一の部分については同一符号を用い
て説明する。
【0009】図1は、真空処理装置1の一部を示した縦
断面図であって、真空搬送室3の底部にはターボ分子ポ
ンプ5が設けられ、側部には真空処理室7が設けられて
いる。そして、ハウジング2の内側の真空搬送室3と前
記真空処理室7との境界には開口部8が形成されてお
り、この開口部8にはバルブ開閉機構10により開閉可
能とされる弁体としてのバルブ円板9が設けられてい
る。なお、図中符号12は、ターボ分子ポンプを示し、
符号13は、回転テーブル11の駆動装置を示してい
る。
【0010】前記ロードロック室6及び各真空処理室7
と、真空搬送室3との間に設けられるバルブ円板9の内
面の外周には、図2及び図3に示すように、段部16が
形成され、この段部16のコーナー部にはパッキン取付
溝17が全周にわたって形成されている。
【0011】前記パッキン取付溝17には、横断面の形
状がL字型のシールパッキン21の一端が挾着されてい
る。このようにシールパッキング21の一端部が溝17
内に圧入されているので、シールパッキング21がハウ
ジング2の側へ引張られてもバルブ円板9から外れるこ
とはない。したがって、真空搬送室3とロードロック室
6及び各真空処理室7との間の気密は完全に保持され
る。また、シールパッキング21を交換するときは、シ
ールパッキング21を周方向の外側へ向けて引張ればシ
ールパッキング21の一端部は凹部20から外れるの
で、極めて容易に交換が行なえる。なお、本実施の形態
では、真空処理装置の弁体の側にパッキングを装着する
側について説明したが、弁座の側に装着することもでき
る。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、弁体弁シール側の面に環状のパッキング取付
溝を形成し、このパッキング取付溝に横断面形状がL字
型のパッキングの一端部を挾着するようにしたので、弁
体の加工が簡単であり、弁体に装着されたパッキングが
弁座にはりついて弁座側へ引張られても凹部に一端部が
圧入されているので外れることはない。そして、弁体の
凹部へのパッキングの圧入及び凹部からの取り外しは手
作業により簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による真空処理装置の弁体のシール装置
の一実施形態を示した部分縦断面図。
【図2】本発明にシールパッキングを装着したバルブ円
板を示した縦断面図。
【図3】同バルブ円板を内側から見た平面図。
【図4】真空処理装置の要部を示した斜視図。
【図5】真空搬送室と真空処理室と弁装置を示した縦断
面図。
【図6】従来のバルブ円板の縦断面図。
【図7】従来の他のバルブ円板の縦断面図。
【図8】図6のバルブ円板からパッキングが外れた状態
を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 真空処理装置 2 ハウジング 3 真空搬送室 6 ロードロック室 7 真空処理室 9 バルブ円板 16 切欠き段部 20 凹部 21 シールパッキング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空処理室の開口部をバルブ円板の封止面
    で閉塞するようにした真空処理装置の弁体シール装置に
    おいて、前記バルブ円板の弁シール側の面に環状のパッ
    キング取付溝を形成し、このパッキング取付溝に横断面
    形状がL字型のシールパッキングの一端を挾着するとと
    もに、シールパッキングの他端が真空処理室側の弁封止
    面に圧接するようにしたことを特徴とする真空処理装置
    の弁体シール装置。
JP6862396A 1996-03-25 1996-03-25 真空処理装置の弁体シール装置 Pending JPH09257135A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102384276A (zh) * 2011-07-08 2012-03-21 梁敬喜 阀瓣密封面的构造
TWI786456B (zh) * 2020-10-23 2022-12-11 中國科學院上海高等研究院 用於真空封合之密封碟盤

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6435015U (ja) * 1987-08-27 1989-03-03

Patent Citations (1)

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