JPH09256692A - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents

自動車用ドアロック装置

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JPH09256692A
JPH09256692A JP6457496A JP6457496A JPH09256692A JP H09256692 A JPH09256692 A JP H09256692A JP 6457496 A JP6457496 A JP 6457496A JP 6457496 A JP6457496 A JP 6457496A JP H09256692 A JPH09256692 A JP H09256692A
Authority
JP
Japan
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rod
lock device
locking
door
operation rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP6457496A
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English (en)
Inventor
Setsuji Toyoda
節治 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP6457496A priority Critical patent/JPH09256692A/ja
Publication of JPH09256692A publication Critical patent/JPH09256692A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作ノブと操作ロッドの組付けに際しての煩雑
な調整等を解消し、ガタ付きの発生も回避できるように
する。 【解決手段】自動車のリヤドアに配設され、車体側に設
けられた係合部材に係合する係合機構1aと該係合機構
1aを施錠状態と解錠状態とに切替える施解錠レバー1
bとを有するロック装置本体1と、施解錠レバー1bに
一端が連結されたリンクロッド4と該リンクロッド4の
他端が連結され前記リヤドア内部にグロメット3a及び
ピン3bよりなる止め具を介して揺動自在に枢着された
ベルクランク2とからなるリンク部材と、ベルクランク
2に下端が連結された操作ロッド6と、前記リヤドアよ
り車室内に突出して操作ロッド6の上端に設けられた操
作ノブ7とを備えた自動車用ドアロック装置において、
操作ロッド6と操作ノブ7とを樹脂成形により一体に形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手動により操作さ
れる自動車用ドアロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車のリヤドアに設けられ
るドアロック装置として、例えば図4及び図5に示すも
のが知られている。図4及び図5において、20は前端
部が車体にヒンジ止めされて開閉可能に取付けられたリ
ヤドアであって、このリヤドア20の後端部には車体側
に設けられたストライカ(図示せず)に係合してリヤド
ア20をロックする係合機構11aを有するロック装置
本体11が取付けられている。このロック装置本体11
の係合機構11aには、その係合機構11aを施錠状態
と解錠状態とに切替える施解錠レバー11bが設けられ
ており、その施解錠レバー11bには、リヤドア20の
内部にグロメット13a及びピン13bよりなる止め具
を介して揺動自在に枢着されたベルクランク12の一方
端部に一端が連結されたリンクロッド14の他端が連結
されている。
【0003】そして、ベルクランク12の他方端部には
操作ロッド16の下端がスナップ15を介して連結さ
れ、上方に延出するその操作ロッド16の上端にはリア
ドア20の上端に形成された開口より車室内に突出する
状態で操作ノブ17がねじ止めにより取付けられてい
る。これにより、搭乗者が操作ノブ17を摘んで操作ロ
ッド16を上下に操作し、ベルクランク12及びリンク
ロッド14を介して施解錠レバー11bを作動させるこ
とにより、係合機構11aを施錠状態と解錠状態とに切
替えるようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ロック装置の場合には、操作ノブ17は樹脂等で平板状
に形成され、操作ロッド16の上端に形成された雄ねじ
部に螺合して取付けられている。この操作ノブ17は、
搭乗者に摘まれて操作されるため、リアドア20の窓枠
下辺部より車室内に適度に突出した状態となるように、
操作ロッド16へのねじ込み量を調整して取付ける必要
がある。また、平板状の操作ノブ17は、取付ける際の
ねじ込み量によって取付け位相が異なるため、その取付
け位相とリアドア20からの突出量との調整も必要であ
る。この際、操作ロッド16へのねじ込み量が少ない
と、操作ロッド16との間にガタ付きが出やすいという
問題も生じる。
【0005】本発明は上記問題に鑑み案出されたもので
あり、操作ノブと操作ロッドの組付けに際しての煩雑な
調整等を解消し、ガタ付きの発生も回避できるようにす
ることを解決すべき課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、自動車のドアに配設され、
車体側に設けられた係合部材に係合する係合機構と該係
合機構を施錠状態と解錠状態とに切替える施解錠部材と
を有するロック装置本体と、前記施解錠部材に直接又は
リンク部材を介して一端が連結された操作ロッドと、前
記ドアより車室内に突出して前記操作ロッドの他端に取
付けられた操作ノブとを備えた自動車ドア用ロック装置
において、前記操作ロッドと前記操作ノブは樹脂成形に
より一体に形成されているという手段を採用している。
【0007】この手段によれば、操作ノブが操作ロッド
に対して所定位置に所定方向を向いて組付けられた状態
になるので、操作ノブと操作ロッドの組付けに際しての
煩雑な調整等を必要としなくなり、かつガタ付きの発生
も回避することができる。請求項2記載の発明は、請求
項1記載の発明において、前記操作ロッドは、前記施解
錠部材又は前記リンク部材と連結される一端部に樹脂に
より一体に形成された係合部を有するという手段を採用
している。
【0008】この手段によると、操作ロッドを施解錠部
材又はリンク部材に連結する際に従来用いられていた連
結止め具を廃止して構成部品の削減化を図ることができ
るとともに、その組付け作業が容易になる。請求項3記
載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明におい
て、前記操作ロッドは、断面が長方形状の本体部と、該
本体部の側面より突出し長手方向に沿って延設された補
強リブとからなるという手段を採用している。
【0009】この手段によると、構造的に操作ロッドの
曲げ剛性が高まるので、金属等で形成した場合のように
充分な強度を確保することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。図1は本実施形態に係るドアロック装
置の要部を分解して示す斜視図であり、図2は図1にお
ける矢印A方向から見た操作ロッドの一部斜視図であ
る。本実施形態のドアロック装置は、自動車のリヤドア
に設けられるものである。図1において、1はリヤドア
の後端部に取付けられるロック装置本体であって、この
ロック装置本体1は、車体側に設けられたストライカに
係合してリヤドアをロックする係合機構1aと、その係
合機構1aを施錠状態と解錠状態とに切替える施解錠レ
バー1bとを有する。
【0011】2はリヤドア内部にグロメット3a及びピ
ン3bよりなる止め具を介して揺動自在に枢着されたベ
ルクランクであって、このベルクランク2の一方端部に
は、施解錠レバー1bに一端が連結されたリンクロッド
4の他端が連結されている。ベルクランク2の他方端部
には円形の係合穴2aが形成され、その係合穴2aに
は、下端部に樹脂により一体に形成された係合部5を有
する操作ロッド6が係合部5を介して係合連結されてい
る。この操作ロッド6は、断面が長方形状で長尺状に形
成された本体部6aと、本体部6aの一側面より突出し
下端から上端まで長手方向に延びる1本の突条よりなる
補強リブ6bとからなり、全体の断面形状が凸形状に形
成されている。
【0012】また、係合部5は、図2に示すように、操
作ロッド6の側面から突出し周方向に間を隔てて配置さ
れた断面が略円弧状の3つの厚肉板片からなり、それら
の先端部には外周側に膨出する係合爪5aが形成されて
いる。この係合部5は、その先端部をベルクランク2の
係合穴2aに圧入することにより、内側に向かって弾性
変形しつつ係合穴2aを通過した各係合爪5aが弾性復
帰して係合するように構成されている。
【0013】そして、ベルクランク2から上方に延出す
る操作ロッド6の上端には、樹脂により操作ロッド6と
一体に形成された平板状の操作ノブ7が設けられてい
る。この操作ノブ7は、例えばPPやABS等の樹脂を
用いて成形することにより操作ロッド6及び係合部5と
一体に形成されており、操作ロッド6に対する取付け位
相やリヤドアからの突出量等が形成の段階で適宜設定さ
れている。
【0014】以上のように構成された本実施形態のドア
ロック装置は、搭乗者が操作ノブ7を摘んで操作ロッド
6を押し下げ操作すると、ベルクランク2及びリンクロ
ッド4を介してロック装置本体1の施解錠部材1bが作
動し、係合機構1aが車体側に設けられたストライカ等
の係合部材に係合することによりリヤドアが施錠状態と
なる。また、搭乗者が操作ノブ7を摘んで操作ロッド6
を引き上げ操作すると、ロック装置本体1の施解錠部材
1bの作動により、係合機構1aと係合部材との係合が
解除され、リヤドアが解錠状態となる。
【0015】以上のように、本実施形態のドアロック装
置によれば、操作ロッド6と操作ノブ7は樹脂成形によ
り一体に形成されているため、従来の操作ノブのような
ねじ込み作業を必要としなくなり、かつ操作ノブ7の取
付け方向やリアドアからの突出量等の煩雑な調整を解消
することができる。さらに、操作ロッド6と操作ノブ7
との間のガタ付きの発生も回避することができる。
【0016】また、操作ロッド6は、ベルクランク2と
連結される一端部に樹脂により一体に形成された係合部
5を有するため、従来用いられていたスナップ等の連結
止め具を廃止して構成部品の削減化を図ることができる
とともに、係合部5をベルクランク2の係合穴2aに圧
入することでベルクランク2との組付けを容易に行うこ
とができる。
【0017】さらには、操作ロッド6は、一側面に長手
方向に延設された補強リブ6bを有するため、操作ロッ
ド6の曲げ剛性が構造的に高まるので、操作ロッド6を
金属等で形成した場合のように充分な強度を確保するこ
とができる。なお、上記実施形態の係合部5は、樹脂に
より形成される係合部5の弾性変形を利用して係合爪5
aが係合するように構成されているが、上記構造に限ら
ず種々の構造に変更することができる。
【0018】また、上記実施形態では、操作ロッド6に
設けられる補強リブ6bは、長手方向に延びる1本の突
条により構成されているが、このような突条を複数本設
けたり、その幅や断面形状等を種々変更することがで
き、これによりその強度をより高めることができる。な
お、上記実施形態のドアロック装置はリヤドアに配設さ
れように構成されたものであるが、フロントドアに配設
されるドアロック装置では、ベルクランク2やリンクロ
ッド4等のリンク部材を必要としない場合がある。この
場合には、図3に示すように、上記実施形態と同様に操
作ノブ70、操作ロッド60及び係合部(図示せず)を
樹脂により一体に形成し、操作ロッド60の一端部に設
けられた前記係合部をロック装置本体10の施解錠レバ
ー10bの一端に直接連結するように構成される。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、操作ノブ
が操作ロッドに対して所定位置に所定方向を向いて組付
けられた状態になるので、操作ノブと操作ロッドの組付
けに際しての煩雑な調整等を必要としなくなり、かつガ
タ付きの発生も回避することができる。
【0020】請求項2記載の発明によれば、操作ロッド
を施解錠部材又はリンク部材に連結する際に従来用いら
れていた連結止め具を廃止して構成部品の削減化を図る
ことができるとともに、その組付け作業が容易になる。
請求項3記載の発明によれば、構造的に操作ロッドの曲
げ剛性が高まるので、金属等で形成した場合のように充
分な強度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るドアロック装置の要部
を分解して示す斜視図である。
【図2】図1における矢印A方向から見た操作ロッドの
一部斜視図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係るドアロック装置の
正面図である。
【図4】従来のドアロック装置の取付状態を示す説明図
である。
【図5】従来のドアロック装置の要部を分解して示す斜
視図である。
【符号の説明】
1、10、11…ロック装置本体 1a、11a…係
合機構 1b、10b、11b…施解錠レバー(施解錠部材) 2、12…ベルクランク 3a、13a…グロメット 3b、13b…ピン 4、14…リンクロッド 5
…係合部 5a…係合爪 6、16、60…操作ロッド 6a
…本体部 6b…補強リブ 7、17、70…操作ノブ 15
…スナップ 20…リヤドア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアに配設され、車体側に設け
    られた係合部材に係合する係合機構と該係合機構を施錠
    状態と解錠状態とに切替える施解錠部材とを有するロッ
    ク装置本体と、前記施解錠部材に直接又はリンク部材を
    介して下端が連結された操作ロッドと、前記ドアより車
    室内に突出して前記操作ロッドの上端に設けられた操作
    ノブとを備えた自動車用ドアロック装置において、 前記操作ロッドと前記操作ノブは樹脂成形により一体に
    形成されていることを特徴とする自動車用ドアロック装
    置。
  2. 【請求項2】 前記操作ロッドは、前記施解錠部材又は
    リンク部材と連結される一端部に樹脂により一体に形成
    された係合部を有する請求項1記載の自動車用ドアロッ
    ク装置。
  3. 【請求項3】 前記操作ロッドは、断面が長方形状の本
    体部と、該本体部の側面より突出し長手方向に沿って延
    設された補強リブとからなる請求項1又は請求項2記載
    の自動車用ドアロック装置。
JP6457496A 1996-03-21 1996-03-21 自動車用ドアロック装置 Pending JPH09256692A (ja)

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JP6457496A JPH09256692A (ja) 1996-03-21 1996-03-21 自動車用ドアロック装置

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JP (1) JPH09256692A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100656226B1 (ko) * 2005-09-16 2006-12-13 현대자동차주식회사 스마트키 어셈블리
JP2021187386A (ja) * 2020-06-03 2021-12-13 株式会社アンセイ 車両用ドアトリム組立体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100656226B1 (ko) * 2005-09-16 2006-12-13 현대자동차주식회사 스마트키 어셈블리
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