JP2021187386A - 車両用ドアトリム組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両ドアの組立工程の簡素化を実現できる車両用ドアトリム組立体を提供する。【解決手段】車両用ドアトリム組立体1は、ノブ挿通穴87が貫設されたドアトリム80と、ノブ挿通穴87に下から挿入される上向きの凸形状をなし、上昇及び下降可能なインジケータノブ17と、インジケータノブ17に一体に設けられ、下向きに延びるインジケータロッド10と、ドアトリム80に回動可能に支持され、一端21にインジケータロッド10の下端11が連結され、インジケータノブ17と連動して第1位置と第2位置との間で回動するとともに、他端22に伝達部材30を連結可能なリンクレバー20と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は車両用ドアトリム組立体に関する。
特許文献1に従来の車両ドアの一例が開示されている。この車両ドアは、ロックノブ、ロッド及びベルクランクを備えている。
ロックノブは上向きの凸形状をなし、上昇及び下降可能である。ロッドは、ロックノブに一体に設けられて下向きに延びている。ベルクランクは、基枠に回動可能に支持されている。ベルクランクの一端には、ロッドの下端が連結されている。ベルクランクは、ロックノブと連動して第1位置と第2位置との間で回動するようになっている。ベルクランクの他端には、車両ドアに組み付けられるドアロックから延びるロッドが連結される。
特開平5−223118号公報
しかし、上記従来の車両ドアでは、組立工程において、基枠に対してロックノブ、ロッド及びベルクランクを組み付ける作業を実施する必要がある。そして、その後に、車両ドアに組み付けられるドアロックから延びるロッドをベルクランクの他端に連結する作業を実施する必要がある。その結果、従来の車両ドアについて、組立工程の簡素化を実現することが難しいという問題がある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、車両ドアの組立工程の簡素化を実現できる車両用ドアトリム組立体を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の車両用ドアトリム組立体は、ノブ挿通穴が貫設されたドアトリムと、
前記ノブ挿通穴に下から挿入される上向きの凸形状をなし、上昇及び下降可能なインジケータノブと、
前記インジケータノブに一体に設けられ、下向きに延びるインジケータロッドと、
前記ドアトリムに回動可能に支持され、一端に前記インジケータロッドの下端が連結され、前記インジケータノブと連動して第1位置と第2位置との間で回動するとともに、他端に伝達部材を連結可能なリンクレバーと、を備えていることを特徴とする。
本発明の車両用ドアトリム組立体は、車両ドアの組立工程の前段取りとして製造される。つまり、車両ドアの組立工程において、車両用ドアトリム組立体を導入することで、インジケータノブ、インジケータロッド及びリンクレバーを組み付ける作業を省略できる。その結果、車両ドアの組立工程において組み付けられるロック装置等から延びる伝達部材を車両用ドアトリム組立体におけるリンクレバーの他端に連結する作業を素早く実施できる。
したがって、本発明の車両用ドアトリム組立体では、車両ドアの組立工程の簡素化を実現できる。
ドアトリムには、インジケータノブの下降に連動してリンクレバーが第2位置から第1位置とは反対側に所定の角度以上回動することを規制するストッパが形成されていることが望ましい。
この場合、インジケータノブ及びインジケータロッドが自重等によって下降し、リンクレバーが第2位置を通過して、さらに第2位置から第1位置とは反対側に回動しようとするときに、ストッパによってリンクレバーの回動を規制できる。その結果、前段取り後から車両ドアの組立工程までにおいて、インジケータノブがドアトリムのノブ挿通穴から抜け落ちることを抑制できる。
伝達部材は、アウターチューブと、アウターチューブに進退可能に収容されてリンクレバーの他端に連結されるインナーケーブルと、を含む伝達ケーブルであることが望ましい。そして、ドアトリムには、アウターチューブを固定するアウターチューブ固定部が形成されていることが望ましい。
この場合、アウターチューブ固定部により、車両ドアの組立工程において、組み付けられるロック装置等から延びる伝達ケーブルについて、インナーケーブルをリンクレバーの他端に連結する作業と、アウターチューブをドアトリムに固定する作業とを素早く実施できる。また、アウターチューブを固定するブラケット等をドアトリムとは別に設ける必要が無くなるので、部品点数を削減できる。
インジケータノブ及びインジケータロッドは、一体に形成された樹脂製であることが望ましい。そして、インジケータロッドの下端には、リンクレバーの一端がインジケータロッドの下端に連結されるときにリンクレバーの一端に押されて弾性変形することでリンクレバーの一端の移動を許容し、リンクレバーの一端がインジケータロッドの下端に連結された状態でリンクレバーの一端に係合する第1抜け止め部が一体に形成されていることが望ましい。
この場合、部品点数を削減できるとともに、車両用ドアトリム組立体を車両ドアの組立工程の前段取りとして製造する作業の簡素化を実現できる。
ドアトリムは、リンクレバーを回動可能に支持する軸支部を含んでいることが望ましい。リンクレバーは、軸支部に回動可能に支持される被軸支部を含む樹脂製であることが望ましい。そして、被軸支部には、被軸支部が軸支部に支持されるときに軸支部に押されて弾性変形することで被軸支部の移動を許容し、被軸支部が軸支部に支持された状態で軸支部に係合する第2抜け止め部が一体に形成されていることが望ましい。
この場合、部品点数を削減できるとともに、車両用ドアトリム組立体を車両ドアの組立工程の前段取りとして製造する作業の簡素化を実現できる。
ドアトリムは、車室側の意匠面の一部を構成する意匠壁と、意匠壁における車室とは反対側を向く裏面側に配置された中空形状の箱体とが一体に形成された樹脂製であることが望ましい。箱体は、裏面に対向する対向壁と、裏面から突出して対向壁の外周縁と接続し、かつ裏面に沿う特定方向の一方において開口する周壁とを含んでいることが望ましい。そして、軸支部は、対向壁に貫設された軸穴であることが望ましい。また、被軸支部は、軸穴に整合する回動軸であることが望ましい。
この場合、ドアトリムを製造する金型に複数のスライドコアを設けて、いわゆるドッグハウスである中空形状の箱体を形成するとともに、その箱体の対向壁に軸穴を貫設し、その軸穴にリンクレバーの回動軸を軸支させることができる。この構成により、リンクレバーを軸支させるための凹部を意匠壁に形成する必要がなるので、意匠壁の外観品位の向上を実現できる。
本発明の車両用ドアトリム組立体によれば、車両ドアの組立工程の簡素化を実現できる。
図1は、実施例の車両用ドアトリム組立体が適用された車両の部分側面図である。 図2は、実施例の車両用ドアトリム組立体の部分斜視図であって、リンクレバーが第1位置にあり、インジケータノブが上昇した状態を示す図である。 図3は、実施例の車両用ドアトリム組立体に係り、ドアトリムの側壁の図示を省略した部分側面図であって、リンクレバーが第2位置にあり、インジケータノブが下降した状態を示す図である。 図4は、実施例の車両用ドアトリム組立体の分解斜視図である。 図5は、一体に形成されたインジケータノブ及びインジケータロッドと、リンクレバーと、ドアトリムに形成された箱体とを示す分解斜視図である。 図6は、図3と同様の部分側面図であって、伝達ケーブルがリンクレバーの他端に連結される前の状態を示す図である。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
図1に示すように、実施例の車両用ドアトリム組立体1(以下、単に「ドアトリム組立体1」という)は、自動車等である車両の車両ドア8に適用されている。車両ドア8は、車体の後部座席の側面に設けられた開口9を開閉するサイドドアである。以下の説明では、車両ドア8が左側の後部座席用のサイドドアである場合について説明する。
なお、図2以降の各図に示す前後方向、上下方向及び車両内外方向は、すべて図1に対応させて表示している。
<車両ドアの概略構成>
図1に示すように、車両ドア8は、アウタードアパネル8Aと、図示しないインナードアパネルとを含んでいる。
アウタードアパネル8Aは鋼板製であり、その車両外側を向く面によって車両ドア8の外装を構成している。図示しないインナードアパネルも鋼板製であり、アウタードアパネル8Aに対して車両内側から接合されている。
アウタードアパネル8A及び図示しないインナードアパネルの上部分は、車両ドア8の窓枠を構成している。車両ドア8における窓枠よりも下の部分には、ドアトリム組立体1が車両内側から組み付けられている。
図1に示すように、車両ドア8の後端部には、ドアロック装置90が設けられている。ドアロック装置90は周知の構成であるので説明は簡略するが、車両ドア8の開閉に伴ってドアロック装置90が移動する際、車体に固定されたストライカ99がドアロック装置90の図示しない進入口に相対的に進入するようになっている。
車両ドア8の外面におけるドアロック装置90よりも上方には、外側ドアハンドル5が設けられている。図示は省略するが、車両ドア8の内面には、内側ドアハンドルが設けられている。外側ドアハンドル5及び内側ドアハンドルはそれぞれ、図示しない伝達ロッドや伝達ケーブルを介して、ドアロック装置90に連結されている。
図示は省略するが、ドアロック装置90は、ラッチ状態とアンラッチ状態とに切り替わる周知のラッチ機構を備えている。ラッチ機構は、車両ドア8が閉じられてストライカ99が図示しない進入口に進入することによりラッチ状態に切り替わり、ストライカ99を保持する。その一方、ラッチ機構は、外側ドアハンドル5又は図示しない内側ドアハンドルに対するユーザの開操作によりアンラッチ状態に切り替わり、ストライカ99が図示しない進入口から離脱することを許容する。
また、図示は省略するが、ドアロック装置90は、電動アクチュエータによって施錠状態と解錠状態とに切り替わる周知の施錠解錠機構を有している。施錠解錠機構は、図示しないリモコンキー等に対するユーザの施錠操作によって電動アクチュエータが作動することで施錠状態に切り替わり、ラッチ機構がラッチ状態からアンラッチ状態に切り替わることを禁止する。その一方、施錠解錠機構は、図示しないリモコンキー等に対するユーザの解錠操作によって電動アクチュエータが作動することで解錠状態に切り替わり、ラッチ機構がラッチ状態からアンラッチ状態に切り替わることを許容する。
ドアロック装置90には、施錠解錠機構に連動する伝達ケーブル30が接続されている。伝達ケーブル30は、本発明の「伝達部材」の一例である。図2〜図4に示すように、伝達ケーブル30は、アウターチューブ31及びインナーケーブル32を含んでいる。
アウターチューブ31におけるドアロック装置90とは反対側に位置する端部には、厚肉円筒形状の被固定部33が設けられている。被固定部33の外周面には、環状の嵌合溝33Aが凹設されている。
インナーケーブル32は、アウターチューブ31に進退可能に収容されている。インナーケーブル32におけるドアロック装置90とは反対側は、アウターチューブ31の被固定部33から突出しており、その先端に円柱形状のケーブルエンド32Aが設けられている。
図2に示すように、インナーケーブル32は、ドアロック装置90の施錠解錠機構が解錠状態に切り替わることにより、アウターチューブ31から突出する部分が長くなるように前進する。その一方、図3に示すように、インナーケーブル32は、ドアロック装置90の施錠解錠機構が施錠状態に切り替わることにより、アウターチューブ31から突出する部分が短くなるように後退する。
<ドアトリム組立体の構成>
図1〜図6に示すように、ドアトリム組立体1は、ドアトリム80、ベゼル40、インジケータノブ17、インジケータロッド10及びリンクレバー20を備えている。
図1に示すように、ドアトリム80は、車両ドア8における窓枠よりも下の部分に車両内側から組み付けられている。図2に示すように、本実施例では、ドアトリム80の形状は、実際の形状よりも大幅に単純化されている。
ドアトリム80は、熱可塑性樹脂の射出成形等によって形成された樹脂製の部品である。なお、ドアトリム80の表層には、質感向上のため、弾性フォーム層が形成される場合がある。ドアトリム80は、一体に形成された上壁88及び側壁89を有している。
図1に示すように、ドアトリム80の上壁88は、車両ドア8の窓枠の下端縁に沿って車両ドア8の前端から後端まで延びている。図2〜図4及び図6に部分的に示すドアトリム80の上壁88は、車両ドア8の窓枠の下端縁における前端側に位置している。
図2及び図4に示すように、側壁89は、上壁88における車両内側の端縁に接続して下向きに延び、かつ前後方向に延びている。側壁89は、車両ドア8における窓枠よりも下の部分を広い範囲で覆っている。
上壁88及び側壁89の車室に露出する表面は、車室側の意匠面の一部を構成している。上壁88及び側壁89は、本発明の「意匠壁」の一例である。なお、上壁88及び側壁89のそれぞれの表面には、他の部材が組み付けられ得る。
ドアトリム80の上壁88には、丸穴形状のノブ挿通穴87が上下方向に貫設されている。また、上壁88には、位置決め凹部88Dが形成されている。位置決め凹部88Dは、ノブ挿通穴87の内周縁から径外方向に凹んでいる。
ドアトリム80の側壁89には、箱体81、ストッパ82及びアウターチューブ固定部83が一体に形成されている。箱体81、ストッパ82及びアウターチューブ固定部83は、側壁89における車室とは反対側を向く裏面89B側に配置されている。側壁89の裏面89Bは、本発明の「意匠壁の裏面」の一例である。
図3及び図6では、箱体81、ストッパ82及びアウターチューブ固定部83を部分的に図示している。図5では、箱体81を部分的に図示している。
図2及び図4に示すように、箱体81は、上壁88のノブ挿通穴87の真下よりも後方にずれた位置に配置されている。ストッパ82は、上壁88のノブ挿通穴87の真下よりも後方にずれた位置であって、箱体81から前方かつ下方に離れた位置に配置されている。アウターチューブ固定部83は、上壁88のノブ挿通穴87の真下よりも後方にずれた位置であって、箱体81から後方かつ下方に離れた位置に配置されている。
図4及び図5に示すように、箱体81は、対向壁81A及び周壁81Bを含む中空形状である。対向壁81Aは、裏面89Bと平行に延びる矩形平板形状である。対向壁81Aは、裏面89Bから車両外側に離れた位置で裏面89Bに対向している。
周壁81Bは、裏面89Bから車両外側に突出して対向壁81Aの上側、前側及び後側の外周縁と接続している。周壁81Bは、対向壁81Aと裏面89Bとに挟まれた空間を上方、前方及び後方から囲み、かつ下向きに開口している。下向きの方向は、「特定方向の一方」の一例である。
箱体81の対向壁81Aには、丸穴形状の軸穴85が車両内外方向に貫設されている。軸穴85は、本発明の「軸支部」の一例である。
本実施例では、ドアトリム80を射出成形によって製造するための金型に複数のスライドコアを設けることで、いわゆるドッグハウスである中空形状の箱体81を形成するとともに、その箱体81の対向壁81Aに軸穴85を貫設するようになっている。この際、箱体81の中空部分を形成するスライドコアは、射出成形の終了後、箱体81に対して下向きにスライドする。
図4に示すように、ストッパ82は、裏面89Bから車両外側に向かって突出する平板形状のリブである。ストッパ82は、図6に示すように、リンクレバー20の回動範囲を規制可能である。
アウターチューブ固定部83は、裏面89Bから車両外側に向かって突出する断面C字形状のリブである。アウターチューブ固定部83における車両外側の端縁の中央には、嵌合凹部83Aが車両内側に向かって凹むように形成されている。嵌合凹部83Aは、アウターチューブ31の被固定部33の嵌合溝33Aと嵌合可能である。
図4に示すように、ベゼル40は、一体に形成された円筒部41、枠部48、位置決め凸部40D及び複数の抜け止め部46を有している。ベゼル40は、熱可塑性樹脂の射出成形等によって形成された樹脂製の部品である。
円筒部41の外径は、ノブ挿通穴87の内径よりも僅かに小さく設定されている。枠部48は、円筒部41の上端に接続し、円筒部41の径外方向に突出するフランジ形状である。
位置決め凸部40Dは、円筒部41の外周面から円筒部41の径外方向に突出し、かつ上下方向に延びている。位置決め凸部40Dは、ドアトリム80の位置決め凹部88Dと整合するように配置されている。
各抜け止め部46は、円筒部41の外周面に形成されたU字形状のスリットによって囲まれた部分からなり、上向きに突出する片持ち梁である。各抜け止め部46は、円筒部41の径外方向に突出する山形状となっている。
図4及び図5に示すように、インジケータノブ17及びインジケータロッド10は、熱可塑性樹脂の射出成形等によって一体に形成された樹脂製の部品である。
インジケータノブ17は、上向きの凸形状をなしている。インジケータノブ17は、上端部が半球形状をなし、その半球形状部分より下方において円柱形状をなしている。インジケータノブ17の表面は、例えば、鏡面、梨地面、シボ面等の意匠性の高い面とされている。
インジケータロッド10は、インジケータノブ17の下端に接続し、下向きに延びる棒状体である。インジケータロッド10の下端11には、連結軸14及び複数の第1抜け止め部16が一体に形成されている。
連結軸14は、インジケータロッド10の下端11から車両内側に向かって突出する円柱軸である。
各第1抜け止め部16は、連結軸14の外周面に形成されたU字形状のスリットによって囲まれた部分からなり、車両外側に向かって突出する片持ち梁である。各第1抜け止め部16は、連結軸14の径外方向に突出する山形状となっている。
リンクレバー20は略L字形状であり、一体に形成された回動軸25及び複数の第2抜け止め部26を有している。リンクレバー20は、熱可塑性樹脂の射出成形等によって形成された樹脂製の部品である。
リンクレバー20は、略L字形状の屈曲部分から一端21まで前向きに延びているとともに、その屈曲部分から他端22まで下向きに延びている。
回動軸25は、リンクレバー20の略L字形状の屈曲部分から車両内側に向かって突出する円柱軸である。回動軸25の外径は、軸穴85の内径よりも僅かに小さく設定されている。つまり、回動軸25は、軸穴85に整合している。回動軸25は、本発明の「被軸支部」の一例である。
各第2抜け止め部26は、回動軸25の外周面に形成されたU字形状のスリットによって囲まれた部分からなり、車両外側に向かって突出する片持ち梁である。各第2抜け止め部26は、回動軸25の径外方向に突出する山形状となっている。
リンクレバー20の一端21には、丸穴形状のロッド連結穴24が車両内外方向に貫設されている。ロッド連結穴24の内径は、インジケータロッド10の連結軸14の外径よりも僅かに大きく設定されている。
リンクレバー20の他端22には、丸穴形状のケーブル連結穴23が車両内外方向に貫設されている。ケーブル連結穴23の内径は、伝達ケーブル30のケーブルエンド32Aの外径よりも僅かに大きく設定されている。また、リンクレバー20の他端22には、インナーケーブル32におけるケーブルエンド32Aに接続する部分が通過するスリット23Sが切り欠かれている。
<車両ドアの組立工程の前段取りとしてのドアトリム組立体の組み付け作業>
上記構成であるドアトリム組立体1では、車両ドア8の組立工程の前段取りとして、以下のようにして、ドアトリム80にベゼル40と、インジケータノブ17及びインジケータロッド10と、リンクレバー20とが組み付けられる。
初めに、ベゼル40をドアトリム80の上壁88よりも上方の位置からドアトリム80のノブ挿通穴87に向けて下降させる。これにより、図2に示すように、円筒部41がドアトリム80のノブ挿通穴87に上から嵌入する。
この際、位置決め凸部40Dが上壁88の位置決め凹部88Dに嵌合して、ベゼル40を位置決めする。また、各抜け止め部46は、山形状部分がノブ挿通穴87の内周面に押されて弾性変形することで円筒部41の移動を許容する。
そして、円筒部41がノブ挿通穴87に嵌入した状態で、各抜け止め部46は弾性変形しなくなり、山形状部分がノブ挿通穴87の内周縁に下から係合して、抜け止めする。
図3に示すように、ベゼル40がドアトリム80の上壁88に組み付けられた状態で、枠部48は、上壁88に上から当接し、図2及び図4に示すノブ挿通穴87の内周縁を覆う。
次に、図4及び図5に示すように、インジケータロッド10の連結軸14をリンクレバー20の一端21よりも車両外側の位置からリンクレバー20のロッド連結穴24に向けて移動させる。
これにより、図2に示すように、連結軸14がリンクレバー20のロッド連結穴24に連結される。この際、各第1抜け止め部16は、山形状部分がロッド連結穴24の内周面に押されて弾性変形することで連結軸14の移動を許容する。
そして、連結軸14がロッド連結穴24に連結された状態で、各第1抜け止め部16は弾性変形しなくなり、山形状部分がロッド連結穴24の内周縁に車両内側から係合して、抜け止めする。
次に、図6に示すように、ドアトリム80の上壁88に組み付けられたベゼル40の円筒部41に対して、インジケータノブ17を下から挿入する。これにより、インジケータノブ17は、ノブ挿通穴87に嵌入した円筒部41に下から挿入された状態で円筒部41に保持され、円筒部41に案内されて上昇及び下降可能となる。
次に、リンクレバー20の回動軸25をドアトリム80の箱体81よりも車両外側の位置から箱体81の対向壁81Aの軸穴85に向けて移動させる。
これにより、回動軸25が箱体81の軸穴85に回動可能に支持される。この際、各第2抜け止め部26は、山形状部分が軸穴85の内周面に押されて弾性変形することで回動軸25の移動を許容する。
そして、回動軸25が軸穴85に回動可能に支持された状態で、各第2抜け止め部26は弾性変形しなくなり、山形状部分が軸穴85の内周縁に車両内側から係合して、抜け止めする。
こうして、ドアトリム組立体1の組み付け作業が完了した状態では、インジケータノブ17及びインジケータロッド10が自重等によって下降し、インジケータノブ17の下降に連動してリンクレバー20が図6の紙面時計方向に回動したとしても、ストッパ82がリンクレバー20の一端21側に下から当接して、リンクレバー20の回動を規制する。
ストッパ82がリンクレバー20の回動を規制した状態では、インジケータノブ17の上部分がベゼル40の円筒部41に保持されている。これにより、インジケータノブ17がドアトリム80のノブ挿通穴87に嵌入した円筒部41から抜け落ちることを抑制できる。
<車両ドアの組立工程における伝達ケーブルの組み付け作業>
車両ドア8の組立工程において、前段取りされたドアトリム組立体1を車両ドア8に組み付けるときに、伝達ケーブル30をリンクレバー20の他端22に連結する作業を行う。
具体的には、図2に示すように、リンクレバー20のケーブル連結穴23に、伝達ケーブル30のインナーケーブル32のケーブルエンド32Aを挿入するとともに、リンクレバー20のスリット23Sに、インナーケーブル32におけるケーブルエンド32Aに接続する部分を通過させる。
次に、伝達ケーブル30のアウターチューブ31の被固定部33をドアトリム80のアウターチューブ固定部83よりも車両外側の位置からアウターチューブ固定部83の嵌合凹部83Aに向けて移動させる。これにより、被固定部33の嵌合溝33Aが嵌合凹部83Aと嵌合し、被固定部33がアウターチューブ固定部83に固定される。こうして、アウターチューブ固定部83は、インナーケーブル32のケーブルエンド32Aがリンクレバー20のケーブル連結穴23に連結された後、アウターチューブ31を嵌合によって固定する。
その結果、インナーケーブル32の進退に連動してリンクレバー20が回動し、インジケータノブ17が上昇及び下降するようになる。なお、アウターチューブ31をドアトリム80の側壁89に固定する作業を実施した後、インナーケーブル32をリンクレバー20の他端22に連結する作業を実施することもできる。
<施錠解錠機構に連動するインジケータノブ>
こうして完成した車両ドア8では、ドアロック装置90の施錠解錠機構が解錠状態に切り替わると、図2に示すように、インナーケーブル32が前進してリンクレバー20が一端21を上昇させるように回動する。
これにより、インジケータノブ17及びインジケータロッド10が押し上げられ、インジケータノブ17がベゼル40の円筒部41に案内されて、図2に示す解錠表示位置P1に上昇する。その結果、ユーザは、車外から車両ドア8の窓越しにインジケータノブ17(P1)を目視することで、車両ドア8が解錠されていると容易に認識できる。
その一方、ドアロック装置90の施錠解錠機構が施錠状態に切り替わると、図3に示すように、インナーケーブル32が後退してリンクレバー20が一端21を下降させるように回動する。
これにより、インジケータノブ17及びインジケータロッド10が引き下げられ、インジケータノブ17がベゼル40の円筒部41に案内されて、図3に示す施錠表示位置P2に下降する。その結果、ユーザは、車外から車両ドア8の窓越しにインジケータノブ17(P2)を目視することで、車両ドア8が施錠されていると容易に認識できる。
図2に示すリンクレバー20の位置は、第1位置である。図3に示すリンクレバー20の位置は、第2位置である。つまり、リンクレバー20は、解錠表示位置P1と施錠表示位置P2との間で上昇及び下降するインジケータノブ17と連動して、第1位置と第2位置との間で回動する。
図6に示すリンクレバー20の位置は、インジケータノブ17が施錠表示位置P2よりも下降するのに連動してリンクレバー20が第2位置から第1位置とは反対側に所定の角度α1以上回動することをストッパ82によって規制された位置である。所定の角度α1は、インジケータノブ17の上部分がベゼル40の円筒部41に保持される範囲に設定されている。
<作用効果>
実施例のドアトリム組立体1は、図2に示すように、車両ドア8の組立工程の前段取りとして製造される。つまり、車両ドア8の組立工程において、ドアトリム組立体1を導入することで、インジケータノブ17、インジケータロッド10及びリンクレバー20を組み付ける作業を省略できる。
その結果、車両ドア8の組立工程において組み付けられるロック装置90から延びる伝達ケーブル30をドアトリム組立体1におけるリンクレバー20の他端22に連結する作業、より詳しくは、リンクレバー20のケーブル連結穴23に伝達ケーブル30のインナーケーブル32のケーブルエンド32Aを挿入するとともに、リンクレバー20のスリット23Sにインナーケーブル32におけるケーブルエンド32Aに接続する部分を通過させる作業と、アウターチューブ31をドアトリム80の側壁89に固定する作業とを素早く実施できる。
したがって、実施例のドアトリム組立体1では、車両ドア8の組立工程の簡素化を実現できる。
また、このドアトリム組立体1では、インジケータノブ17及びインジケータロッド10が自重等によって下降し、リンクレバー20が第2位置を通過して、さらに第2位置から第1位置とは反対側に回動しようとするときに、すなわち、図6の紙面時計方向に回動するときに、ドアトリム80のストッパ82によってリンクレバー20が所定の角度α1以上回動することを規制できる。その結果、前段取り後から車両ドア8の組立工程までにおいて、インジケータノブ17がドアトリム80のノブ挿通穴87に嵌入した円筒部41から抜け落ちることを抑制できる。
さらに、このドアトリム組立体1では、図2に示すように、インナーケーブル32のケーブルエンド32Aがリンクレバー20のケーブル連結穴23に連結された後、ドアトリム80のアウターチューブ固定部83は、アウターチューブ31の被固定部33を嵌合溝33Aと嵌合凹部83Aとの嵌合によって固定する。この構成により、車両ドア8の組立工程において、組み付けられるロック装置90から延びる伝達ケーブル30について、インナーケーブル32をリンクレバー20の他端22に連結する作業と、アウターチューブ31をドアトリム80の側壁89に固定する作業とを素早く実施できる。また、アウターチューブ31を固定するブラケット等をドアトリム80とは別に設ける必要が無くなるので、部品点数を削減できる。
また、このドアトリム組立体1では、図5に示すように、インジケータノブ17及びインジケータロッド10は、一体に形成された樹脂製である。そして、インジケータロッド10の下端11には、複数の第1抜け止め部16が一体に形成されている。この構成により、部品点数を削減できるとともに、ドアトリム組立体1を車両ドア8の組立工程の前段取りとして製造する作業の簡素化を実現できる。
さらに、このドアトリム組立体1では、リンクレバー20は、軸穴85に回動可能に支持される回動軸25を含む樹脂製である。そして、回動軸25には、複数の第2抜け止め部26が一体に形成されている。この構成により、部品点数を削減できるとともに、ドアトリム組立体1を車両ドア8の組立工程の前段取りとして製造する作業の簡素化を実現できる。
また、このドアトリム組立体1では、ドアトリム80は、側壁89の裏面89B側に中空形状の箱体81が一体に形成された樹脂製である。そして、箱体81は、軸穴85が貫設された対向壁81Aと、下向きに開口する周壁81Bとを含んでいる。この構成により、ドアトリム80を射出成形によって製造する金型に複数のスライドコアを設けて、いわゆるドッグハウスである中空形状の箱体81を形成するとともに、その箱体81の対向壁81Aに軸穴85を貫設し、その軸穴85にリンクレバー20の回動軸25を軸支させることができる。その結果、リンクレバー20を軸支させるための凹部を側壁89に形成する必要がなるので、側壁89の外観品位の向上を実現できる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施例では、インジケータノブ17及びインジケータロッド10は、一体に形成された樹脂製であるが、本発明はこの構成には限定されない。例えば、金属製のインジケータロッドの上端に樹脂製のインジケータノブがインサート成形された構成も、本発明に含まれる。
実施例に係る伝達ケーブル30を伝達ロッドに変更した構成も、本発明に含まれる。実施例では、伝達ケーブル30のアウターチューブ31は、嵌合溝33Aと嵌合凹部83Aとの嵌合によってアウターチューブ固定部83に固定されているが、本発明はこの構成には限定されない。例えば、アウターチューブは、ネジやクリップ等によってアウターチューブ固定部に固定されてもよい。
実施例では、インジケータロッド10の下端11に連結軸14が形成され、リンクレバー20の一端21にロッド連結穴24が貫設されているが、本発明はこの構成には限定されない。例えば、リンクレバーの一端に連結軸を形成し、インジケータロッドの下端に、その連結軸が連結される連結穴を貫設してもよい。
実施例では、ドアトリム80が軸支部である軸穴85を含み、リンクレバー20が被軸支部である回動軸25を含んでいるが、本発明はこの構成には限定されない。例えば、ドアトリムが軸支部である回動軸を含み、リンクレバーが被軸支部である軸穴を含んでいてもよい。
実施例に係る側壁89から箱体81を無くし、側壁89に軸支部である軸穴を設けて、リンクレバー20の回動軸25を回動可能に支持してもよい。
実施例では、ドアトリム組立体1が左側の後部座席用のサイドドアである車両ドア8に適用されているが、本発明はこの構成には限定されない。例えば、車両用ドアトリム組立体が適用される車両ドアは、車両の右側面に設けられたサイドドアでもよく、また、インジケータノブが設けられていれば、テールゲート等のサイドドアとは異なるドアであってもよい。
実施例に係るインジケータノブ17について、ユーザがインジケータノブ17に対して手動で行う施錠操作を受けて施錠表示位置P2に押し下げられることでロック装置90の施錠解錠機構を施錠状態に切り替える一方、ユーザがインジケータノブ17に対して手動で行う解錠操作を受けて解錠表示位置P1に引き上げられることでロック装置90の施錠解錠機構を解錠状態に切り替えるようになっていてもよい。
本発明は、自動車、バス又は産業車両等の車両に利用可能である。
1…車両用ドアトリム組立体
87…ノブ挿通穴
80…ドアトリム
17…インジケータノブ
10…インジケータロッド
20…リンクレバー
21…リンクレバーの一端
22…リンクレバーの他端
11…インジケータロッドの下端
30…伝達部材(伝達ケーブル)
α1…所定の角度
82…ストッパ
31…アウターチューブ
32…インナーケーブル
83…アウターチューブ固定部
16…第1抜け止め部
85…軸支部(軸穴)
25…被軸支部(回動軸)
26…第2抜け止め部
88、89…意匠壁(88…上壁、89…側壁)
89B…意匠壁の裏面(側壁の裏面)
81…箱体
81A…対向壁
81B…周壁

Claims (6)

  1. ノブ挿通穴が貫設されたドアトリムと、
    前記ノブ挿通穴に下から挿入される上向きの凸形状をなし、上昇及び下降可能なインジケータノブと、
    前記インジケータノブに一体に設けられ、下向きに延びるインジケータロッドと、
    前記ドアトリムに回動可能に支持され、一端に前記インジケータロッドの下端が連結され、前記インジケータノブと連動して第1位置と第2位置との間で回動するとともに、他端に伝達部材を連結可能なリンクレバーと、を備えていることを特徴とする車両用ドアトリム組立体。
  2. 前記ドアトリムには、前記インジケータノブの下降に連動して前記リンクレバーが前記第2位置から前記第1位置とは反対側に所定の角度以上回動することを規制するストッパが形成されている請求項1記載の車両用ドアトリム組立体。
  3. 前記伝達部材は、アウターチューブと、前記アウターチューブに進退可能に収容されて前記リンクレバーの前記他端に連結されるインナーケーブルと、を含む伝達ケーブルであり、
    前記ドアトリムには、前記アウターチューブを固定するアウターチューブ固定部が形成されている請求項1又は2記載の車両用ドアトリム組立体。
  4. 前記インジケータノブ及び前記インジケータロッドは、一体に形成された樹脂製であり、
    前記インジケータロッドの前記下端には、前記リンクレバーの前記一端が前記インジケータロッドの前記下端に連結されるときに前記リンクレバーの前記一端に押されて弾性変形することで前記リンクレバーの前記一端の移動を許容し、前記リンクレバーの前記一端が前記インジケータロッドの前記下端に連結された状態で前記リンクレバーの前記一端に係合する第1抜け止め部が一体に形成されている請求項1乃至3のいずれか1項記載の車両用ドアトリム組立体。
  5. 前記ドアトリムは、前記リンクレバーを回動可能に支持する軸支部を含み、
    前記リンクレバーは、前記軸支部に回動可能に支持される被軸支部を含む樹脂製であり、
    前記被軸支部には、前記被軸支部が前記軸支部に支持されるときに前記軸支部に押されて弾性変形することで前記被軸支部の移動を許容し、前記被軸支部が前記軸支部に支持された状態で前記軸支部に係合する第2抜け止め部が一体に形成されている請求項1乃至4のいずれか1項記載の車両用ドアトリム組立体。
  6. 前記ドアトリムは、車室側の意匠面の一部を構成する意匠壁と、前記意匠壁における前記車室とは反対側を向く裏面側に配置された中空形状の箱体とが一体に形成された樹脂製であり、
    前記箱体は、前記裏面に対向する対向壁と、前記裏面から突出して前記対向壁の外周縁と接続し、かつ前記裏面に沿う特定方向の一方において開口する周壁とを含み、
    前記軸支部は、前記対向壁に貫設された軸穴であり、
    前記被軸支部は、前記軸穴に整合する回動軸である請求項5記載の車両用ドアトリム組立体。
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