JPH0925643A - 車両の作業機操作装置 - Google Patents

車両の作業機操作装置

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JPH0925643A
JPH0925643A JP17638595A JP17638595A JPH0925643A JP H0925643 A JPH0925643 A JP H0925643A JP 17638595 A JP17638595 A JP 17638595A JP 17638595 A JP17638595 A JP 17638595A JP H0925643 A JPH0925643 A JP H0925643A
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JP
Japan
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holder
armrest
lever
arm rest
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP17638595A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Gokenya
孝 五軒矢
Shigeru Morita
繁 森田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0925643A publication Critical patent/JPH0925643A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い易く、オペレータの腕の長さに対応でき
るフロントローダの操作装置を提供する。 【解決手段】 トラクタに装着されるフロントローダを
操作するための操作レバー22を、トラクタの運転席の
アームレスト15に長手方向移動可能に嵌合されること
で装着されるホルダ17に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばトラクタ等
の車両に装着されるフロントローダ等の作業機を操作す
る操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクタの前部にフロントローダ
を装着すると共に、このフロントローダを操作する操作
レバーをトラクタに搭載したキャビンのセンターピラに
取付固定したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、位置が固定されており、腕の長さは個人によって
異なるので、人によっては使い難いというものがあると
共に、手を上げた状態で操作するので、手が疲れるとい
う問題がある。そこで、本発明は、前記問題点に鑑み
て、使い易く、オペレータの腕の長さに対応できる車両
の作業機操作装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、車両1に装着される作
業機4を操作するための操作レバー22を備えたものに
おいて、前記操作レバー22を、前記車両1の運転席1
6のアームレスト15に長手方向移動可能に外嵌される
ことで装着されるホルダ17に設けた点にある。
【0005】すなわち、オペレータはアームレスト15
に肘、下腕、手首等を載せたまま操作レバー22を操作
でき、長時間の作業であっても、疲れることがなく、快
適に作業ができ、しかも、ホルダ17をアームレスト1
5の長手方向に移動させることによって、操作レバー2
2の位置を自由にかえることができ、該操作レバー22
をオペレータの腕の長さに対応する位置に配置すること
ができ、使い易い操作レバー22を提供できる。
【0006】また、ホルダ17に、操作レバー22と作
業機4の制御手段とをつなぐ電路を断続するスイッチ2
4を設け、ホルダ17をアームレスト15に装着したと
きにスイッチ24が接続され、ホルダ17をアームレス
ト15から取外したときにスイッチ24が切断されるよ
うに構成するのがよい。このように構成することによっ
て、ホルダ17をアームレスト15から取外した際に、
操作レバー22が不用意に操作されることがない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図5において、1はキャビン付ト
ラクタ(車両)であり、その車体1aは、エンジン,フ
ライホイールハウジング,クラッチハウジング及びミッ
ションケース等を直結することによって主構成され、前
後に左右一対の前後輪2,3を有する。車体1aの前部
にはフロントローダ(作業機)4が装着され、後部には
キャビン5が搭載されている。
【0008】フロントローダ4は、左右一対のマスト6
と、各マスト6の上端側に上下揺動自在に枢支されたブ
ーム7と、左右ブーム7の先端側に左右軸回りに回動自
在に枢着されたバケット8と、各マスト6に前方突出状
に固定されると共に前端側にスタンド9を備えたブレー
ス10から主構成されている。各マスト6のと各ブーム
7との間には、ブーム7を上下揺動動作させるためのブ
ームシリンダ12が介装され、バケット8と各ブーム7
との間には、バケット8をスクイ・ダンプ動作させるた
めのバケットシリンダ13が介装され、前記ブームシリ
ンダ12およびバケットシリンダ13は油圧シリンダか
ら構成されている。
【0009】左右マスト6の下部は、車体1aの左右両
側に取付固定されたマスト取付台14に上方から嵌脱自
在に嵌合されると共に、ピン等によってマスト取付台1
4に固定され、ブレース10の先端側は車体1a側に着
脱自在に連結されている。前記フロントローダ4を車体
1aから離脱させるには、バケット8を接地させた状態
で、ピン等によるマスト取付台14とマスト6との固定
を解除すると共にブレース10と車体1aとの連結を解
除し、ブームシリンダ13を伸長させる。すると、ブー
ム7が前方移動すると共に、マスト6が前傾してブレー
ス10先端のスタンド9が接地する。次いでマスト6が
上昇してマスト取付台14から離脱する。
【0010】前記キャビン5内部の後部にはアームレス
ト15を備えた運転席16が配置され、前部にはハンド
ル等を備えた操縦装置が配置されている。右側のアーム
レスト15には、ホルダ17が装着され、このホルダ1
7の前部には、ブームシリンダ12およびバケットシリ
ンダ13を操作するためのコントローラ18が取付固定
されている。
【0011】図1および図2に示すように、ホルダ17
は、板材からなり、アームレスト15の上面に載置され
る上壁部17aと、上壁部17aの左右両側から下方に
延設された左右側壁部17bと、左右側壁部17bの下
端側を対向内方に折曲してなる折曲壁17cと、前壁部
17dとから主構成されていて、後方に開放状とされて
いて、図3および図4に示すように、ホルダ17は、ア
ームレスト15にその前端側から嵌脱自在に且つアーム
レスト15の基部に至るまで外嵌されることで装着され
る。
【0012】したがって、ホルダ17を前後に移動させ
ることによって、コントローラ18をオペレータの腕の
長さを考慮した最適位置に位置させることができる。な
お、アームレスト15は通常レザー張り等されているの
で、それを損傷させないように、ホルダ17は外嵌する
だけで装着され、オペレータの肘、下腕、手首等によっ
て固定されるが、図6に示すように、左右一方の折曲壁
17cにボルト19が挿通される係合部材20を固着
し、他方の折曲壁17cに前記ボルト19が螺合される
ナット部材21を固着し、ボルト19をナット部材21
に対して螺進させることによって、左右側壁部17bで
アームレスト15を挟持することによって固定するよう
にしてもよい。
【0013】コントローラ18には上方突出状に操作レ
バー22が設けられ、この操作レバー22は前後および
左右方向に揺動操作自在とされると共に、ブームシリン
ダ12およびバケットシリンダ13の作動油を制御する
電磁バルブに配線23を介して接続されており、例えば
前後方向に揺動操作したときにブームシリンダ12が作
動され、左右方向に操作したときにバケットシリンダ1
3が作動されるようになっており、操作力を解除したと
きに操作レバー22が中央の中立位置に復帰するように
なっている。
【0014】ホルダ17内の下部には、コントローラ1
8と前記電磁バルブをつなぐ配線23が該ホルダ17に
沿ってコントローラ18からホルダ17後端に亘っては
わされると共に、ホルダ17の後端から外部に出され、
このホルダ17内の配線23途中には、電路を断続する
スイッチ24が介装されており、このスイッチ24はホ
ルダ17の後部下面側に取付けられている。
【0015】前記スイッチ24の押しボタン24aは支
軸25を介して左右折曲壁17c間に左右方向に軸心廻
りに回動自在に支持されていて、図1に仮想線で示すオ
フ位置と、実線で示すオン位置とに位置変更自在とさ
れ、さらに、ねじりコイルバネ等によってオフ位置とな
るように付勢されており、ホルダ17をアームレスト1
5から取外したときに、スイッチ24がオフとなって操
作レバー22によるブームシリンダ12およびバケット
シリンダ13の制御が不能とされ、ホルダ17をアーム
レスト15に装着したときに、スイッチ24がオンとな
って操作レバー22によるブームシリンダ12およびバ
ケットシリンダ13の制御が可能となるように構成され
ている。
【0016】したがって、ホルダ17をアームレスト1
5から取外した際に不用意に操作レバー22が操作され
てブームシリンダ12およびバケットシリンダ13が作
動されないようになっている。また、ホルダ17を手で
もって操作レバー22を揺動操作する場合(例えば、フ
ロントローダ4を取外すときにフロントローダ4の側方
に立って操作する場合)には、スイッチ24の押しボタ
ン24aがホルダ17下面から下方に突出しているの
で、下側から押しボタン24aを押せばよい。
【0017】なお、前記配線23はアームレスト15の
基部側で、コネクタ26を介して接続されており、ホル
ダ17をアームレスト15から取外したときにコネクタ
26による接続が外れて電路が絶たれるようにしてもよ
い。この場合は、ホルダ17を手でもって操作レバー2
2を揺動操作するときには、コネクタ26を再び接続す
る。
【0018】前記アームレスト15は運転席16の本体
に左右軸廻りに回動自在に取付けられていて、右側から
乗降する際に、コントローラ18および操作レバー22
が邪魔にならないようになっている。なお、前記実施の
形態において、ホルダを嵌合させる態様として、アーム
レストに上方から覆い被さるように外嵌させるように構
成することもできる。
【0019】図7乃至図9は開示例を示し、フロントロ
ーダの操作レバー31を、運転席32とハンドル33と
の間の右側に配置し、基部31aをキャビン34のフロ
ア35に立設された取付台36の上端側に枢軸37を介
して左右軸廻りに回動自在に取付けたものである。前記
操作レバー31の基部はボルト(又はピン等)38を介
して枢軸37廻りの回動が規制され、仮想線で示すよう
に、ボルト38を取外して前方側に回動させることによ
って、右側から乗降する際に操作レバー31が邪魔にな
らないように構成されている。
【0020】なお、操作レバー31は基部31aに設け
たストッパ部39が取付台36の上端前側に接当するこ
とによって、前方側への回動が規制されるようになって
いる。また、図10に示すように、操作レバー31の基
部31aに枢軸37を中心とした円弧状の溝40を形成
し、この溝40に前記固定用のボルト38を挿通させる
ようにすることによって、操作レバー31を枢軸37廻
りの任意の回動位置で固定でき、操作レバー31をオペ
レータの腕の長さに対応した位置に調節できる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、作業機4を操作するた
めの操作レバー22を運転席16のアームレスト15に
長手方向移動可能に外嵌されることで装着されるホルダ
17に設けたので、オペレータはアームレスト15に
肘、下腕、手首等を載せたまま操作レバー22を操作で
き、長時間の作業であっても、疲れることがなく、快適
に作業ができ、しかも、ホルダ17をアームレスト15
の長手方向に移動させることによって、操作レバー22
の位置を自由にかえることができ、該操作レバー22を
オペレータの腕の長さに対応する位置に配置することが
でき、使い易い操作レバー22を提供できる。また、ホ
ルダ17をアームレスト15から取外すことによって、
運転席16から離れた位置でも作業機4を操作できる。
【0022】また、ホルダ17に、操作レバー22と作
業機4の制御手段とをつなぐ電路を断続するスイッチ2
4を設け、ホルダ17をアームレスト15に装着したと
きにスイッチ24が接続され、ホルダ17をアームレス
ト15から取外したときにスイッチ24が切断されるよ
うに構成することによって、ホルダ17をアームレスト
15から取外した際に、操作レバー22が不用意に操作
されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の側面断面図である。
【図2】要部の背面図である。
【図3】ホルダをアームレストから取外した状態を示す
斜視図である。
【図4】ホルダをアームレストに装着した状態を示す斜
視図である。
【図5】フロントローダを装着したキャビン付トラクタ
の側面図である。
【図6】ホルダの変形例を示す背面断面図である。
【図7】開示例を示す側面概略図である。
【図8】開示例を示す操作レバー取付部の側面図であ
る。
【図9】開示例を示す操作レバー取付部の平面断面図で
ある。
【図10】開示例の変形例を示す操作レバー取付部の側
面図である。
【符号の説明】
1 トラクタ(車両) 4 フロントローダ(作業機) 16 運転席 17 ホルダ 22 操作レバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両(1)に装着される作業機(4)を
    操作するための操作レバー(22)を備えたものにおい
    て、 前記操作レバー(22)を、前記車両(1)の運転席
    (16)のアームレスト(15)に長手方向移動可能に
    外嵌されることで装着されるホルダ(17)に設けたこ
    とを特徴とする車両の作業機操作装置。
  2. 【請求項2】 ホルダ(17)に、操作レバー(22)
    と作業機(4)の制御手段とをつなぐ電路を断続するス
    イッチ(24)を設け、ホルダ(17)をアームレスト
    (15)に装着したときにスイッチ(24)が接続さ
    れ、ホルダ(17)をアームレスト(15)から取外し
    たときにスイッチ(24)が切断されるように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の車両の作業機操作装
    置。
JP17638595A 1995-07-12 1995-07-12 車両の作業機操作装置 Pending JPH0925643A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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