JP4056850B2 - 作業車の座席装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、トラクタの後部に後部作業機としてのバックホーを備えた作業車の座席装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トラクタの前部にフロントローダを備えると共に、該トラクタの後部にバックホーを備えたTLBと称される作業車があるが、このTLBにおいて、トラクタに備えられた運転席の他に、バックホーを操作するオペレータが着座するための、バックホー専用の座席が設けられているものがある(例えば、特許文献1参照)。
前記バックホー用の座席は、バックホーの機枠側に固定されており、姿勢変更できないものであった。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−294266号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のTLBにあっては、バックホー用の座席の後方側(座席の正面側)には、バックホーを操作する操作レバーを備えた操作ボックスがあるが、バックホー用の座席と操作ボックスとの間の間隔は狭く、乗降する際に、座席が邪魔物となり、乗降し難いという問題がある。
座席と操作ボックスとの間の間隔を広く採れば乗降がし易すくなるが、そうすると、バックホーの前後方向に関する寸法が大きくなりコンパクト化の妨げとなると共に、バックホー全体のトラクタから後方への張り出し量が大きくなるという問題が生じる。
【0005】
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、後部作業機の作業装置を操作するオペレータが着座する専用の座席を備えた作業車両において、該作業車両の後部に設けられた後部作業機への乗降をし易すくなるように考慮した作業車の座席装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明が技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、走行車両の後方側に、機枠の後部に設けられた作業装置を有する後部作業機が配置され、この後部作業機の機枠の前部が前記走行車両に設けた連結フレームに上下の連結部で連結され、走行車両の運転席の後方に、作業装置を操作するオペレータが着座すべく後ろ向き姿勢に配置された座席を備え、前記機枠上には、作業装置を操作する操作レバーを有する操作ボックスが設けられ、この操作ボックスの前方には前記座席を支持する支持台が配置され、この支持台は、機枠上に固定された基部と、この基部から前方に向かうに従って上方に移行する傾斜方向に延出され且つ前記基部の前方側に位置する前記上側の連結部の上方側へと延出された支持基板とを備え、前記支持基板の上端側に、前記座席を、その背面側に設けた左右方向の支軸回りに上下揺動自在に支持し、該座席を、オペレータが着座する着座姿勢と、この着座姿勢から前記支軸回りに下方側に揺動した非使用姿勢とに姿勢変更自在としたことを特徴とする。
【0007】
また、座席の背面側に、オペレータが着座する座部から上方に延びる背もたれ部を有するものにあっては、非使用姿勢において、座部が下方に向かうに従って後方に移行する傾斜状とされるのがよい。
また、座席を姿勢変更自在に支持するシート支持装置を備え、このシート支持装置は、後部作業機の機枠側に固定された支持台と、この支持台に前端側が枢支されて上下揺動自在なシート台と、シート台の後部と支持台との間に介在されてシート台を略水平状に保持する突張り部材とを有し、前記シート台に座席が固定されると共に、突張り部材によるシート台の保持を解除することにより、シート台が下方に揺動可能とされているのがよい。
【0008】
また、突張り部材の一端側はシート台の後端側に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支され、突張り部材の他端側が、支持台に設けられた係止部に係止されることにより、突張り部材が、シート台と支持台との間で突っ張ってシート台を略水平状に保持し、突張り部材を一端側の枢支部回りに上方回動させることにより、突張り部材の他端側が係止部から外れてシート台が下方に揺動可能とされ、非使用姿勢から座席を引き上げることにより、突張り部材の他端側が係止部に係止されるように構成されているのがよい。
【0009】
また、支持台には、後方に向かうに従って下方に移行する傾斜状の主ガイド溝と、この主ガイド溝の下端側に設けられていて上下方向に略沿うように形成された係止溝とから構成されたガイド溝が設けられ、突張り部材の他端側には、前記ガイド溝に案内される被ガイド軸が設けられ、被ガイド軸が係止溝に嵌まることにより、突張り部材がシート台と支持台との間で突っ張り、突張り部材を一端側の枢支部回りに上方回動させることにより、被ガイド軸が係止溝から外れて主ガイド溝に挿入し案内されてシート台が下方揺動され、シート台を引き上げることにより、被ガイド軸が主ガイド溝内を移動して係止溝へと案内されるように構成されているのがよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
1はトラクタ(走行車両)2の、前部にフロントローダ(前部作業機)3を、後部にバックホー(後部作業機)4をそれぞれ設けてなるTLB(作業車)である。
トラクタ2は、エンジン、フライホイールハウジング、クラッチハウジング、ミッションケース等を直結することで車体5が構成され、この車体5の前部に左右一対の前輪6が設けられ、車体5の後部に左右一対の後輪7が設けられて走行可能とされている。
【0011】
また、車体5の後部には、左右の後輪7を覆う左右の後輪フェンダ8間に配置された運転席9が設けられ、この運転席9は、運転者が前向き姿勢で着座すべく前向き姿勢で配置されており、左右各後輪フェンダ8の内側には、トラクタ車体5側に固定された、キャノピ10の左右の後部支柱11が上下方向に配置されている。
また、トラクタ車体5の後部には連結フレーム12が設けられ、この連結フレーム12にバックホー4が着脱自在に取り付けられている。
【0012】
バックホー4は、前記連結フレーム12に着脱自在に連結された機枠14を備えており、この機枠14の左右両側にはアウトリガー15が設けられ、機枠14の後部には作業装置(掘削装置)16が設けられ、機枠14の前部には被連結フレーム17が設けられている。
この被連結フレーム17は、上下の連結部18,19で、前記連結フレーム12に着脱自在に連結されている。
作業装置16は、機枠14の後部に、その前部側が上下方向の軸心回りに左右揺動自在に枢支連結されたスイングブラケット21と、このスイングブラケット21に、基部側が左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支連結されて上下揺動自在なブーム22と、このブーム22の先端部に、左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支連結されて上下揺動自在なアーム23と、このアーム23の先端側に、左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支連結された作業具としてのバケット24とを備えている。
【0013】
スイングブラケット21は、機枠14とスイングブラケット21とにわたって設けられたスイングシリンダ27によって揺動動作され、ブーム22は、スイングブラケット21とブーム22とにわたって設けられたブームシリンダによって揺動動作され、アーム23は、ブーム22とアーム23とにわたって設けられたアームシリンダ28によって揺動動作され、バケット24は、アーム23とバケット24とにわたって設けられたリンク機構30と、アーム23とにわたって設けられたバケットシリンダ29によってスクイ・ダンプ動作される。
【0014】
また、機枠14上には、スイングブラケット21、ブーム22、アーム23及びバケット24等を操作する操作レバー31,32を有する操作ボックス33が設けられ、この操作ボックス33内には、スイングブラケット21、ブーム22、アーム23及びバケット24を揺動動作させる油圧シリンダ27,28,29を制御するコントロールバルブCが収納され、前記操作レバー31,32は、操作ボックス33の上面側に配置され、操作ボックス33の前面側は突起物がないように構成されている。
【0015】
また、操作ボックス33の下部には、ステップ36が設けられている。
このバックホー4には、作業装置16を操作するオペレータOが着座する、バックホー専用の座席34が、トラクタ2の運転席9の後方側で且つバックホー4の操作ボックス33の前方側に(運転席9と操作ボックス33との間に)設けられている。
この座席34は、オペレータOは後ろ向き姿勢で作業装置16による作業を行うことから、オペレータOが後ろ向き姿勢で着座できるように後ろ向き姿勢で配置されている。
【0016】
図1〜図5に示すように、このバックホー用の座席34は、オペレータOが着座する下部側の座部34Aと、この座部34Aの背部側(前部側)から上方に延出された背面側の背もたれ部34Bとを備えており、着座姿勢において、背もたれ部34Bの上部が、キャノピ10の左右後支柱11間に挿入状とされている。
また、座席34は、シート支持装置35を介して、機枠14に、オペレータOが着座する着座姿勢(図2及び図3参照)と、乗降時等の座席34を使用しない時の非使用姿勢(図1実線参照)とに姿勢変更自在に取り付けられて支持されている。
【0017】
シート支持装置35は、機枠14に取り付け固定された支持台38と、座席34が取り付けられるシート台39とを有する。
支持台38は、その下部に、機枠14の上面側にボルト等によって取付固定された取付板40を有し、上部に、上方に向かうに従って前方側に移行する傾斜状の支持基板41を有する。
支持基板41の上端側には、上方に延出する、二股状の延出部42が設けられ、この延出部42の上端の左右両側に左右方向の軸心を有する支持筒43が設けられ、この左右支持筒43にわたって支軸44が左右方向の軸心廻りに回動自在に挿通されている。
【0018】
シート台39は板体によって構成され、前部に設けられた取付部45が、左右支持筒43間において支軸44に固定されており、これによって、シート台39は支持台38の上端側に前端側を支点として上下揺動自在に支持されている。
また、このシート台39上に座席34の下部側(座部34Aの下面側)がボルト等によって取付固定されていて、該座席34が、その背面側下部の枢支部を支点として上下揺動自在に支持されており、これによって、座席34が、シート台39が支軸44から後方突出状とされた(略水平状とされた)着座姿勢と、この着座姿勢からシート台39及び座席34を支軸44回りに下方に揺動してシート台39が前記支持基板41に沿う(略平行状となる)非使用姿勢とに姿勢変更自在とされている。
【0019】
また、シート支持装置35には、座席34を着座姿勢に保持するために、シート台39の後端側と支持基板41の中途部とにわたって設けられる突張り部材47が設けられている。
この突張り部材47の一端側は、シート台39の下面後端側に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されており、他端側は、支持基板41の左右両側に設けられたガイド板48のガイド溝49に嵌合している。
シート台39の下面後端側には、左右一対のブラケット50が固定され、突張り部材47の一端側には、この左右ブラケット50にわたって左右方向の軸心廻りに回動自在に挿通された支軸51を有し、これによって、突張り部材47は支軸51回りに回動自在に支持されている。
【0020】
また、支軸51には、該支軸51の一方を延長すると共に、該延長部分の端部を支軸51の軸心に直交する方向に折曲してなるレバー52が設けられている。
前記左右のガイド板48は、支持基板41に対して直交状に設けられた、支持基板41の傾斜方向に長い板材によって形成され、ガイド板48の上部側の端面は、支持基板41の傾斜方向に沿う面とされている。
この左右各ガイド板48の上部から下部にわたって、ガイド溝49が左右方向貫通状に形成されている。
【0021】
ガイド溝49は、上部側から下部側にかけて支持基板41の傾斜方向に沿うように形成された主ガイド溝49Aと、下端側において、下方側に向けて屈曲状とされて略上下方向に沿うように形成された係止溝49Bとを有する。
そして、突張り部材47の他端側は左右ガイド板48間に挿入状とされると共に、突張り部材47の他端側には、左右の各ガイド溝49に挿通状とされた被ガイド軸53が設けられている。
図3及び図4に示すように、座席34が着座姿勢のときには、突張り部材47の被ガイド軸53が、係止溝49Bに嵌っていて、ガイド溝49の下端(係止部)に接当しており、これによって、突張り部材47が、シート台39の後端部と、ガイド溝49の下端部との間で突っ張って、座席34を着座姿勢に保持している。
【0022】
この状態で、衝撃等によって座席34が跳ね上がったとしても、シート台39が支軸44回りに回動しても、被ガイド軸53が係止溝49Bから外れないので、座席34は元の位置に戻るようになっている。
また、着座姿勢から、レバー52を引き上げて、突張り部材47を支軸51回りに上方側に回動させると、被ガイド軸53が係止溝49Bから外れて主ガイド溝49Aへと挿入され、被ガイド軸53が主ガイド溝49Aに沿って上方移動することによって、シート台39及び座席34が支軸44回りに下方側に揺動して、シート台39がガイド板48の上面側の端面に接当し、座席34が非使用姿勢に姿勢変更されて保持される。
【0023】
したがって、図1に示すように、座席34と操作ボックス33との間の間隔Lは、着座姿勢のときよりも、非使用姿勢のときの方が広くなり、乗降等がし易くなる。
また、着座姿勢から非使用姿勢にする場合、レバー52を引き上げるだけで着座姿勢から非使用姿勢に切り替えられ、また、非使用姿勢から着座姿勢にする場合は、座部34Aの正面側を持ち上げて止まったところで手を離せば、被ガイド軸53が係止溝49Bに挿入されて、着座姿勢に保持され、ワンタッチで、着座姿勢と非使用姿勢とに切り替えられるようになっている。
【0024】
前記構成のものにおいて、座席34が座部34Aのみで構成される場合は、非使用姿勢において座部34Aが鉛直下向きに指向するようにしてもよいが、本実施の形態では、背もたれ部34Bがあるので、非使用姿勢において座部34Aが鉛直下向きに指向するようにすると、今度は背もたれ部34Bが乗降の邪魔物となるが、本実施の形態では、非使用姿勢において、座部34Aが下方に向かうに従って後方に移行する傾斜状とされることにより、座席34と操作ボックス33との間の間隔Lを広くすることができる。
【0025】
また、支持基板41の上部側は、支持台38の基部55から前方側に突出状とされているので、支持基板41の下方側に、連結部18等を配置するスペースが形成される。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、走行車両の後方側に、機枠の後部に設けられた作業装置を有する後部作業機が配置され、この後部作業機の機枠の前部が前記走行車両に設けた連結フレームに上下の連結部で連結され、走行車両の運転席の後方に、作業装置を操作するオペレータが着座すべく後ろ向き姿勢に配置された座席を備え、前記機枠上には、作業装置を操作する操作レバーを有する操作ボックスが設けられ、この操作ボックスの前方には前記座席を支持する支持台が配置され、この支持台は、機枠上に固定された基部と、この基部から前方に向かうに従って上方に移行する傾斜方向に延出され且つ前記基部の前方側に位置する前記上側の連結部の上方側へと延出された支持基板とを備え、前記支持基板の上端側に、前記座席を、その背面側に設けた左右方向の支軸回りに上下揺動自在に支持し、該座席を、オペレータが着座する着座姿勢と、この着座姿勢から前記支軸回りに下方側に揺動した非使用姿勢とに姿勢変更自在とすることで、乗降時等の座席を使用しないときにおいて、座席を非使用姿勢にすることにより、座席後方のスペース、例えば、座席と、該座席の後方に配置される操作ボックスとの間の間隔(スペース)を広げることができ、乗降時等がし易くなる。
【0027】
また、座席の背面側に、オペレータが着座する座部から上方に延びる背もたれ部を有するものにあっては、非使用姿勢において、座部が下方に向かうに従って後方に移行する傾斜状となるようにすることにより、非使用姿勢において、背もたれ部が邪魔物となることがない。
また、座席を姿勢変更自在に支持するシート支持装置を備え、このシート支持装置は、後部作業機の機枠側に固定された支持台と、この支持台に前端側が枢支されて上下揺動自在なシート台と、シート台の後部と支持台との間に介在されてシート台を略水平状に保持する突張り部材とを有し、前記シート台に座席が固定されると共に、突張り部材によるシート台の保持を解除することにより、シート台が下方に揺動可能とされていることにより、座席を、着座姿勢と、この着座姿勢から前記支軸回りに下方側に揺動した非使用姿勢とに姿勢変更自在とできる。
【0028】
また、突張り部材の一端側はシート台の後端側に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支され、突張り部材の他端側が、支持台に設けられた係止部に係止されることにより、突張り部材が、シート台と支持台との間で突っ張ってシート台を略水平状に保持し、突張り部材を一端側の枢支部回りに上方回動させることにより、突張り部材の他端側が係止部から外れてシート台が下方に揺動可能とされ、非使用姿勢から座席を引き上げることにより、突張り部材の他端側が係止部に係止されるように構成されていることにより、座席をワンタッチで着座姿勢と非使用姿勢とに姿勢変更できる。
【0029】
また、支持台には、後方に向かうに従って下方に移行する傾斜状の主ガイド溝と、この主ガイド溝の下端側に設けられていて上下方向に略沿うように形成された係止溝とから構成されたガイド溝が設けられ、突張り部材の他端側には、前記ガイド溝に案内される被ガイド軸が設けられ、被ガイド軸が係止溝に嵌まることにより、突張り部材がシート台と支持台との間で突っ張り、突張り部材を一端側の枢支部回りに上方回動させることにより、被ガイド軸が係止溝から外れて主ガイド溝に挿入し案内されてシート台が下方揺動され、シート台を引き上げることにより、被ガイド軸が主ガイド溝内を移動して係止溝へと案内されるように構成されていることにより、座席をワンタッチでスムーズに着座姿勢と非使用姿勢とに姿勢変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 座席の非使用姿勢の状態を示す側面図である。
【図2】 作業車両の側面図である。
【図3】 バックホーの、オペレータの着座部分の側面図である。
【図4】 シート支持装置の着座姿勢のときの斜視図である。
【図5】 シート支持装置の非使用姿勢のときの斜視図である。
【符号の説明】
2 トラクタ(走行車両)
4 バックホー(後部作業機)
9 運転席
14 機枠
16 作業装置
34 座席
34A 座部
34B 背もたれ部
35 シート支持装置
38 支持台
39 シート台
41 支持基板
44 支軸
47 突張り部材
49 ガイド溝
49A 主ガイド溝
49B 係止溝
53 被ガイド軸
55 基部

Claims (5)

  1. 走行車両(2)の後方側に、機枠(14)の後部に設けられた作業装置(16)を有する後部作業機(4)配置され、この後部作業機(4)の機枠(14)の前部が前記走行車両(2)に設けた連結フレーム(12)に上下の連結部(18,19)で連結され、走行車両(2)の運転席(9)の後方に、作業装置(16)を操作するオペレータが着座すべく後ろ向き姿勢に配置された座席(34)を備え、前記機枠(14)上には、作業装置(16)を操作する操作レバー(31,32)を有する操作ボックス(33)が設けられ、この操作ボックス(33)の前方には前記座席(34)を支持する支持台(38)が配置され、この支持台(38)は、機枠(14)上に固定された基部(55)と、この基部(55)から前方に向かうに従って上方に移行する傾斜方向に延出され且つ前記基部(55)の前方側に位置する前記上側の連結部(18)の上方側へと延出された支持基板(41)とを備え、前記支持基板(41)の上端側に、前記座席(34)を、その背面側に設けた左右方向の支軸(44)回りに上下揺動自在に支持し、該座席(34)を、オペレータが着座する着座姿勢と、この着座姿勢から前記支軸(44)回りに下方側に揺動した非使用姿勢とに姿勢変更自在としたことを特徴とする作業車の座席装置。
  2. 座席(34)は、その背面側に、オペレータが着座する座部(34A)から上方に延びる背もたれ部(34B)を有すると共に、非使用姿勢において、座部(34A)が下方に向かうに従って後方に移行する傾斜状とされることを特徴とする請求項1に記載の作業車の座席装置。
  3. 座席(34)を姿勢変更自在に支持するシート支持装置(35)を備え、このシート支持装置(35)は、後部作業機(4)の機枠(14)側に固定された支持台(38)と、この支持台(38)に前端側が枢支されて上下揺動自在なシート台(39)と、シート台(39)の後部と支持台(38)との間に介在されてシート台(39)を略水平状に保持する突張り部材(47)とを有し、前記シート台(39)に座席(34)が固定されると共に、突張り部材によるシート台(39)の保持を解除することにより、シート台(39)が下方に揺動可能とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業車の座席装置。
  4. 突張り部材(47)の一端側はシート台(39)の後端側に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支され、突張り部材(47)の他端側が、支持台(38)に設けられた係止部に係止されることにより、突張り部材(47)が、シート台(39)と支持台(38)との間で突っ張ってシート台(39)を略水平状に保持し、突張り部材(47)を一端側の枢支部回りに上方回動させることにより、突張り部材(47)の他端側が係止部から外れてシート台(39)が下方に揺動可能とされ、非使用姿勢から座席(34)を引き上げることにより、突張り部材(47)の他端側が係止部に係止されるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の作業車の座席装置。
  5. 支持台(38)には、後方に向かうに従って下方に移行する傾斜状の主ガイド溝(49A)と、この主ガイド溝(49A)の下端側に設けられていて上下方向に略沿うように形成された係止溝(49B)とから構成されたガイド溝(49)が設けられ、突張り部材(47)の他端側には、前記ガイド溝(49)に案内される被ガイド軸(53)が設けられ、被ガイド軸(53)が係止溝(49B)に嵌まることにより、突張り部材(47)がシート台(39)と支持台(38)との間で突っ張り、突張り部材(47)を一端側の枢支部回りに上方回動させることにより、被ガイド軸(53)が係止溝(49B)から外れて主ガイド溝(49A)に挿入し案内されてシート台(39)が下方揺動され、シート台(39)を引き上げることにより、被ガイド軸(53)が主ガイド溝(49A)内を移動して係止溝(49B)へと案内されるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の作業車の座席装置。
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