JP2001020322A - 作業車両 - Google Patents

作業車両

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JP2001020322A
JP2001020322A JP11197685A JP19768599A JP2001020322A JP 2001020322 A JP2001020322 A JP 2001020322A JP 11197685 A JP11197685 A JP 11197685A JP 19768599 A JP19768599 A JP 19768599A JP 2001020322 A JP2001020322 A JP 2001020322A
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seat
driver
lever
seat support
control table
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Yumi Hirooka
由美 廣岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転席と、この運転席を支持するシートサポ
ートと、運転席の左右両側の操縦台との取り付けの容易
化を考慮したバックホーを提供する。 【解決手段】 旋回台2上に取付固定されるシートサポ
ート23上に運転席8が取り付けられ、この運転席8の
左右両側に操縦台22L,22Rが配置され、これら左
右の操縦台22L,22Rがシートサポート23に取付
支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の作
業車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バックホーにあっては、旋回台上
に取付固定したシートサポート上に運転席を取り付け、
この運転席の左右両側に操縦台を配置しているものがあ
る。なお、右側の操縦台には、ブーム及びバケットを操
作するブーム・バケット用操作レバーと、ドーザを操作
するドーザ用操作レバーと、エンジンの回転を制御する
アクセルレバーと、ロックレバーとを備えており、ロッ
クレバーは、操作することにより、ブーム・バケット用
操作レバーによるブーム及びバケットの操作を不能又は
可能とする。
【0003】また、左側の操縦台には、旋回台を旋回さ
せる旋回モータ及びアームを操作する旋回・アーム用操
作レバーと、ロックレバーとが備えられ、このロックレ
バーは、操作することにより、左側の操縦台の上側への
回動が解除又は規制されると共に、旋回・アーム用操作
レバーによる旋回モータ及びアームの操作を不能又は可
能とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、シートサポートと、左右操縦台とは別々に取付作
業が行われており、組付作業が煩雑であるという問題が
ある。特に、右側の操縦台にあっては、該操縦台の右側
に位置する支持フレームに取付固定された取付台に、操
縦台のフレームを取り付け、そのフレームにブーム・バ
ケット用操作レバーを取り付けると共に、取付台にドー
ザ用操作レバー、アクセルレバー及びロックレバーを取
り付けた後、フレーム及び各レバーの基部側を覆うカバ
ー体を取り付けるという手順で取付作業が行われ、狭い
場所でこのような取付作業をするのは煩雑である。
【0005】また、右側の操縦台を取り付けた後に、シ
ートサポートを取り付けると右側操縦台がシートサポー
トの取付作業の邪魔物となるし、シートサポートを先に
取り付けると、シートサポートが右側操縦台の取付作業
の邪魔物となる。また、右側の操縦台において、ブーム
・バケット用操作レバーの基部側を覆うカバー体は操縦
台のフレームに取付固定され、ドーザ用操作レバー、ア
クセルレバー及びロックレバーを覆うカバー体は取付台
が取り付けられる支持フレーム側に取付固定されてお
り、レバーを覆うカバー体が別体で形成され、外観上好
ましくなく、コストアップとなる。
【0006】そこで、本発明は前記問題点に鑑みて、シ
ートサポートと運転席とその両側の操縦台との取り付け
の容易化を考慮した作業車両を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、機体上に取付固定され
るシートサポート上に運転席が取り付けられ、この運転
席の左右両側に操縦台が配置され、これら左右の操縦台
がシートサポートに支持されていることを特徴とする。
また、操縦台は操作レバーを支持するフレームと、該フ
レームを覆うカバー体とから構成され、フレームは取付
部材を介してシートサポートに着脱自在に取り付けられ
るのがよい。
【0008】また、操縦台には、左右方向内方側に位置
する操作レバーと、左右方向外方側に位置する操作レバ
ーとが備えられ、これらの操作レバーの基部側を覆うカ
バー体が一体形成されているのがよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2において、1は作業車両とし
て例示するバックホーであり、該バックホー1は上部の
旋回体2と下部の走行装置3とから主構成されている。
走行装置3は、油圧モータで駆動されるゴムクローラ形
式の走行体4を左右一対備えており、また、前部にはド
ーザ5を備えている。旋回体2は、走行装置3上に上下
方向の軸心回りに左右旋回自在に支持された旋回台(機
体)6と、旋回台6の前部に設けられた作業装置(掘削
装置)7と、旋回台6上に設けられた運転席8等とを備
えて構成されている。
【0010】旋回台6の後部は、作業装置7等との重量
バランスを図るカウンタウエイト9によって構成され、
また、旋回台6の後部側にはエンジン、ラジエータ、油
圧ポンプ、エアクリーナ等が配置され、これらは、図2
及び図3に示すボンネット11によって覆われている。
また、旋回台6の右側部には、油圧機器の圧油を貯留す
る作動油タンク、油圧機器を制御するコントロールバル
ブ等が配置され、これらは、図2及び図3に示すタンク
カバー12によって覆われており、このタンクカバー1
2は前側下端部がヒンジによって左右方向の軸心回りに
回動自在に旋回台6に枢着されており、このタンクカバ
ー12をヒンジを支点として上側且つ前側に回動させる
ことにより、作動油タンク等の配置空間が開放状となる
ように構成されている。
【0011】また、旋回台6の前部には、支持ブラケッ
ト13が設けられ、この支持ブラケット13には揺動ブ
ラケット14が上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支
持されている。作業装置7は、基部側が前記揺動ブラケ
ット14に揺動自在に支持されたブーム15と、基部側
がブーム15の先端側に揺動自在に支持されたアーム1
6と、アーム16の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に
支持されたバケット17とを備えて構成されており、そ
れぞれ油圧シリンダからなるブームシリンダ18、アー
ムシリンダ19、バケットシリンダ20で作動可能とさ
れている。
【0012】図2〜図4に示すように、運転席8はボン
ネット11の前方側で且つタンクカバー12の左側方に
配置されており、シートサポート23上に着脱脱自在に
取り付けられている。このシートサポート23は相互に
連結された左右一対の側板24L,24Rを備えてお
り、これら左右側板の24L,24Rの下端側が旋回台
6側に設けた取付部材25にボルト等によって着脱自在
に取付固定されることで、シートサポート23が旋回台
6に対して着脱自在に取り付けられている。
【0013】この運転席8の前方には、左右の走行体4
を別々に操作すべく左右一対設けられた走行用操縦レバ
ー21L,21Rが配置され、運転席8の左右両側には
操縦台22L,22Rが配置されており、これら左右の
操縦台22L,22Rはシートサポート23に着脱自在
に取付固定されている。また、左側の操縦台22Lは、
後部側の回動支点を中心として左右方向の軸心回りに上
側に(上回りに)回動可能とされている。これは、運転
席8の左側(運転席8の左斜め前側すなわち左側操縦台
22Lの前方側)が乗降口32とされており、乗り降り
の邪魔にならないように、左側の操縦台22Lを前記回
動支点回りに上側に回動させることにより、乗降口32
を広くするように退避可能としたものである。
【0014】なお、乗降口32は運転席8の左側に限定
されることはなく、タンクカバー12が左側に配置さ
れ、運転席8が右寄りに配置される場合は運転席8の右
側が乗降口とされ、また、タンクカバー12等の邪魔物
が運転席8の側方に無い場合には、運転席8の左右一側
または両側を乗降口としてもよい。また、本実施の形態
ではタンクカバー12の前方側を通って乗り降り可能で
ある。右側の操縦台22Rには、ブーム15及びバケッ
ト17を操作するブーム・バケット用操作レバー26
と、ドーザ5を操作するドーザ用操作レバー27と、エ
ンジンの回転を制御するアクセルレバー28(操作レバ
ー)と、ロックレバー29(操作レバー)とを備えてお
り、このロックレバー29は、操作することにより、ブ
ーム・バケット用操作レバー26によるブーム15及び
バケット17の操作を不能又は可能とする。
【0015】左側の操縦台22Lには、旋回台6を旋回
させる旋回モータ及びアーム16を操作する旋回・アー
ム用操作レバー30と、ロックレバー31とが備えら
れ、このロックレバー31は、操作することにより、左
側の操縦台22Lの上側への回動が解除又は規制される
と共に、旋回・アーム用操作レバー30による旋回モー
タ及びアーム16の操作を不能又は可能とする。図8〜
図10に示すように、右側の操縦台22Rは、シートサ
ポート23に取り付けられて支持されると共に、ブーム
・バケット用操作レバー26、ドーザ用操作レバー2
7、アクセルレバー28及びロックレバー29が取り付
けられるフレーム61と、フレーム61及び各操作レバ
ー26,27,28,29の取付基部側を覆う上下のカ
バー体62,63とから構成されている。
【0016】フレーム61は、左右一対の支持ブラケッ
ト64L,64Rと、左右の支持ブラケット64L,6
4R間に配置されていて左右支持ブラケット64L,6
4Rを連結する前後の取付板65,66とから主構成さ
れており、前後の取付板65,66に上下のカバー体6
2,63が着脱自在に取り付けられている。また、前側
の取付板65にブームシリンダ18及びバケットシリン
ダ20用の制御弁を制御するパイロットバルブ67が取
付支持され、このパイロットバルブ67にブーム・バケ
ット用操作レバー26が支持されている。
【0017】左側の支持ブラケット64Lは板材からな
る取付部材68に固定され、この取付部材68はシート
サポート23の右側の側板24Rの上部にボルト等によ
って着脱自在に取付固定されている。また、取付部材6
8と右側の支持ブラケット64Rとは補強部材69によ
って連結されている。したがって、取付部材68を右側
の側板24Rに対して着脱することで、右側の操縦台2
2Rが、各操作レバー26,27,28,29及びカバ
ー体62,63を組み付けた状態でシートサポート23
に対して着脱できるように構成されている。
【0018】また、前記ブーム・バケット用操作レバー
26は右側の操縦台22Rの左側に配置され、ドーザ用
操作レバー27、アクセルレバー28及びロックレバー
29は、右側の操縦台22Rの右側に配置されている。
また、ドーザ用操作レバー27、アクセルレバー28及
びロックレバー29は、右側の支持ブラケット64Rの
外側面に、それぞれ基部側が支軸70,71,72を介
して左右方向の軸心回りに回動操作可能に取り付けられ
ている。上側のカバー体62は右側の操縦台22Rの前
後方向に亘って樹脂により一体形成され、上面右側に前
後一対のレバー溝73,74が前後方向に形成されてお
り、前側のレバー溝73からドーザ用操作レバー27が
突出されており、後側のレバー溝74からアクセルレバ
ー28が突出されている。
【0019】下側のカバー体63は、右側の操縦台22
Rの前下部に位置しており、操縦台22R下部の内側面
及び前面を覆うように形成されている。したがって、右
側の操縦台22Rは、外側面の下部側、及び、内側面の
下部後部側が開放状とされている。また、下側のカバー
体63の前壁にはレバー溝75が貫通形成され、このレ
バー溝75からロックレバー29が突出されている。ロ
ックレバー29は一定範囲上下揺動自在に枢支されてお
り、バネ76による不安定切換手段により、図9及び図
10において実線で示す上端位置と仮想線で示す下端位
置とに保持されるように構成されている。
【0020】また、ロックレバー29の基部側にはリミ
ットスイッチ78の接触子に接当する接当部材77が設
けられており、該ロックレバー29が仮想線で示す位置
に位置するときには、接当部材77がリミットスイッチ
78の接触子に接当しており、この状態において、ブー
ム・バケット用操作レバー26を操作すると、ブーム1
5及びバケット17が作動可能とされる。また、ロック
レバー29が実線で示す位置に位置するときには、接当
部材77がリミットスイッチ78の接触子から離れてお
り、この状態において、ブーム・バケット用操作レバー
26を操作しても、ブーム15及びバケット17が作動
しないようになっている。
【0021】図1、図4〜図7に示すように、左側操縦
台22Lは、シートサポート23に取り付けられて支持
されると共に、旋回・アーム用操作レバー30及びロッ
クレバー31が取り付けられるフレーム34と、フレー
ム34及び各レバー30,31の取付基部側を覆う上下
のカバー体35,36とから主構成されていて、中空状
に形成されている。フレーム34は、左右一対の支持ブ
ラケット37L,37Rと、左右の支持ブラケット37
L,37R間に配置されていて左右支持ブラケット37
L,37Rを連結する前後の取付板38,39とから主
構成されており、前後の取付板38,39に上下のカバ
ー体35,36が着脱自在に取り付けられている。ま
た、前側の取付板38に旋回台6駆動用油圧モータ及び
アームシリンダ19用の制御弁を制御するパイロットバ
ルブ33が取付支持され、このパイロットバルブ33に
旋回・アーム用操作レバー30が支持されている。
【0022】前記シートサポート23の左側の側板24
Lの上部側左方には、固定板40が対向状に配置されて
側板24Lに連結固定されており、これら側板24Lと
固定板40とに亘って左右方向の軸心を有する筒体41
が固定されている。この筒体41には左右方向の軸心を
有する支軸42が左方突出状に挿通されて支持されてい
る左側操縦台22Lの右側支持ブラケット37Rの後下
部には、筒体からなるボス部43が左右方向に貫通され
て固定され、このボス部43は支軸42の左側に軸心回
りに回動自在に且つ着脱自在に外嵌されており、これに
よって左側操縦台22Lが支軸42を中心として左右方
向の軸心回りに回動自在に支持されており、したがって
支軸42が左側操縦台22Lの回動支点とされている。
【0023】また、右側支持ブラケット37Rの中途部
には、左右方向の軸心を有する支持筒44が該ブラケッ
ト37Rを貫通し固定されており、この支持筒44には
枢軸45が軸心回りに回動自在に挿通されて支持されて
いる。枢軸45の左側には、前記ロックレバー31の基
部に設けたボス部46が固定され、枢軸45の右側に
は、カム体47の基部が固定されており、ロックレバー
31とカム体47と枢軸45とが支持筒44の軸心回り
に一体回動自在に支持されている。
【0024】カム体47には、カム溝48が基部側から
先端に亘って形成され、このカム溝48は基部側に形成
した第1カム溝48Aと、この第1カム溝48Aから先
端側に延びる第2カム溝48Bとから構成されている。
第1カム溝48Aは枢軸45の軸心を中心とする円弧状
に形成され、第2カム溝48Bは、ロックレバー31を
図5の実線で示す位置から仮想線で示す位置に回動した
状態において支軸42の軸心を中心とする円弧状となる
ように形成されている。
【0025】ロックレバー31は、左側操縦台22Lの
使用位置において、図5に実線で示すように、ボス部4
6から下方に向かうにしたがって後方に移行する傾斜方
向に延出された後、略前方に向かうように屈曲され、下
側のカバー体36に形成した開口部50から左側操縦台
22Lの外部に突出されている。その後、ロックレバー
31は、前方に向かうにしたがって上方に移行する傾斜
方向に向かうように屈曲された後、さらに、図2に示す
ように、前方に向かうにしたがって上方に移行する傾斜
方向に向かうように屈曲されている。
【0026】前記開口部50は、下側のカバー体36の
下面側から前面側上部に至るように大きく形成されてい
る。また、前記固定板40には、左右方向の軸心を有す
るガイドピン51が固定され、このガイドピン51には
ローラ51aが軸心回り回動自在に外嵌され、これらガ
イドピン51及びローラ51aが、カム溝48に挿通さ
れている。また、ロックレバー31と後側の取付板39
との間には戻しバネ52が介装され、この戻しバネ52
によりロックレバー31が引き下げ方向(図5における
反時計方向)に付勢されている。
【0027】また、固定板40と右側の支持ブラケット
37Rとの間にはガススプリング53が介装され、フレ
ーム34にはリミットスイッチ54が設けられ、ロック
レバー31のボス部46には前記リミットスイッチ54
の接触子に接当する接当部材55が設けられている。前
記構成のものにおいて、左側操縦台22Lは、図5に実
線で示す状態がバックホー1での作業をする使用位置と
され、この位置において、固定板40に設けた当たり部
材56に支持筒44が接当することにより、フレーム3
4の支軸42回りの下方への回動が規制され、左側操縦
台22Lが使用位置に保持される。
【0028】また、使用位置では、ガイドピン51は第
1カム溝48Aの基端に位置しており、ロックレバー3
1の図5の反時計方向の回動規制がなされていると共
に、ガイドピン51によってフレーム34(左側操縦台
22L)の支軸42回りの回動(特に上側への回動)が
規制されている。また、使用位置では、接当部材55が
リミットスイッチ54の接触子に接当しており、この状
態において、旋回・アーム用操作レバー30を操作する
ことにより、旋回台6とアーム16とが作動可能とされ
る。
【0029】この使用位置から、図5に示すように、ロ
ックレバー31を仮想線で示す位置まで引き上げると、
カム体47が図5の時計方向に回動し、ガイドピン51
が相対的に第1カム溝48Aと第2カム溝48Bとの交
差部分に位置する。この状態において、前述したように
第2カム溝48Bが支軸42の軸心を中心とする円弧軌
跡上に位置するので、フレーム34の支軸42回りの上
側への回動が許容される。また、接当部材55がリミッ
トスイッチ54の接触子から離れ、この状態において、
旋回・アーム用操作レバー30を操作しても、旋回台6
とアーム16とが作動不能とされる。
【0030】前記状態から、さらにロックレバー31を
引き上げると、図1に示すように、ガススプリング53
が最大伸長状態となるまで、フレーム34が支軸42回
りに上側に回動し、乗降口32を広くするように左側操
縦台22Lが退避する。この退避位置では、ロックレバ
ー31の、前後方向に関して左側操縦台22Lに対応す
る部分31aが開口部50を介して左側操縦台22L
(下側カバー体36)内に収まるようになっている(換
言すれば、ロックレバー31の、前後方向に関して左側
操縦台22Lに対応する部分部分31aが、側方からみ
て左側操縦台22Lの外縁から後方に(前後方向反乗降
口32側に)退避し、したがって、ロックレバー31
の、前後方向に関して左側操縦台22Lに対応する部分
31aが左側操縦台22Lの外縁から前方に(前後方向
乗降口32側に)はみ出さないようになっている)。
【0031】この退避位置において、ロックレバー31
はガイドピン51によって支持筒44の軸心回りの回動
が規制されている。なお、退避位置において、ロックレ
バー31の、前後方向に関して左側操縦台22Lに対応
する部分31aが、左側操縦台22Lの外縁から後方に
完全には退避していなくてもよく、乗り降りの邪魔にな
らない程度であれば、左側操縦台22Lの外縁から前方
に若干はみ出してもかまわない。左側操縦台22Lを退
避位置から使用位置にするには、ガススプリング53の
付勢力に抗して、左側操縦台22Lを前記とは逆の方向
に向けて回動させればよい。
【0032】前述した本実施の形態では、下側カバー体
36に形成した開口部50によって、左側操縦台22L
を退避位置にした状態において、ロックレバー31の、
前後方向に関して左側操縦台22Lに対応する部分31
aが、左側操縦台22Lの外縁から内方側に略収まるよ
うに構成されているが、下側カバー体36に凹み(収納
部)を形成し、そこに、左側操縦台22Lを退避位置に
した状態におけるロックレバー31の、前後方向に関し
て左側操縦台22Lに対応する部分31aが収まるよう
にしてもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、機体上に取付固定され
たシートサポート上に運転席が取り付けられ、この運転
席の左右両側に操縦台が配置され、これら左右の操縦台
がシートサポートに支持されていることを特徴とするも
のであるから、シートサポート上に運転席を取り付ける
と共に、シートサポートに左右の操縦台を取り付けてこ
れらを一体化した状態で機体上に取付固定することがで
き、運転席及び左右操縦台の取付作業の容易化が図れ
る。
【0034】また、操縦台は操作レバーを支持するフレ
ームと、該フレームを覆うカバー体とから構成され、フ
レームは取付板を介してシートサポートに着脱自在に取
り付けられ、操作レバー、フレーム及びカバー体を広い
場所で組み付けて一体化した後、これを取付部材を介し
てシートサポートに取り付けるようにすることで、取付
作業の容易化が図れる。また、左右方向内方側に位置す
る操作レバーと、左右方向外方側に位置する操作レバー
との基部側を覆うカバー体を一体形成することにより、
コストダウン、外観・品質の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】退避位置にした状態における左側操縦台の側面
断面図である。
【図2】バックホーの側面図である。
【図3】旋回台の平面図である。
【図4】運転席及び左右操縦台の正面図である。
【図5】使用位置に下状態における左側操縦台の側面断
面図である。
【図6】左側操縦台の正面図である。
【図7】左側操縦台の背面断面図である。
【図8】右側の操縦台の正面図である。
【図9】右側の操縦台の側面図である。
【図10】右側の操縦台の内部を示す拡大側面図であ
る。
【符号の説明】
2 旋回台(機体) 8 運転席 22L 操縦台 22R 操縦台 23 シートサポート 26 ブーム・バケット用操作レバー 27 ドーザ用操作レバー 28 アクセルレバー(操作レバー) 29 ロックレバー 61 フレーム 62 カバー体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体上に取付固定されるシートサポート
    上に運転席が取り付けられ、この運転席の左右両側に操
    縦台が配置され、これら左右の操縦台がシートサポート
    に支持されていることを特徴とする作業車両。
  2. 【請求項2】 操縦台は操作レバーを支持するフレーム
    と、該フレームを覆うカバー体とから構成され、フレー
    ムは取付部材を介してシートサポートに着脱自在に取り
    付けられていることを特徴とする請求項1記載の作業車
    両。
  3. 【請求項3】 操縦台には、左右方向内方側に位置する
    操作レバーと、左右方向外方側に位置する操作レバーと
    が備えられ、これらの操作レバーの基部側を覆うカバー
    体が一体形成されていることを特徴とする請求項1又は
    2記載の作業車両。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007332587A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械における乗降遮断装置

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