JP4688700B2 - 旋回作業機 - Google Patents
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Description
この種の従来の旋回作業機、特に超小旋回型や後方旋回型等の小型の旋回作業機では、運転席と操縦ボックスとの間の操縦空間が狭いため、エンジンの回転数等を表示するためのメータ表示部を、運転席の右側方に設けるのが一般的であった(特に公知文献としてはないが、実際の旋回作業機にそのように実施していた)。
本発明は上記問題点に鑑み、居住乃至操縦空間を狭めることなくメータ表示部を設置することができると共に、旋回作業機の操縦の際にメータの視認性がよくなるようにしたものである。
操縦ボックスの上部に、前方向に膨出した膨出部が設けられ、この膨出部の上部であって操縦ボックス上端面のレバー配置部の前方にメータ表示部が設けられ、膨出部は旋回台の前側縁部に近接配置され、
前記メータ表示部71は運転席62の前方の操縦レバー72L,72R及び走行レバー73L,73Rの前側に配置されている点にある。
図1及び図2に示す如く、本発明に係る旋回作業機1は、上部旋回体2と、下部走行体3とから構成されている。
下部走行体3は、トラックフレーム5の左右両側に備えたサイドフレームに、アイドラ6と駆動輪7と複数の転輪8とを回転自在に支持すると共に、これらアイドラ6と駆動輪7と転輪8とに亘ってクローラベルト9を巻き掛けて構成されていて、走行用油圧モータにより駆動輪7を回転駆動させることにより、クローラベルト9を循環回走させて前後方向に走行可能としたクローラ式走行装置が採用されている。トラックフレーム5は左右のサイドフレームを左右方向移動自在に支持し、図示省略の拡縮用油圧シリンダで左右に拡縮可能とし、これにより下部走行体3(クローラ式走行装置)は左右に拡縮可能な可変脚となっている。
上部旋回体2は、下部走行体3に上下方向の軸心廻りに枢支された旋回台11と、該旋回台11に取り付け支持された作業装置12とから構成されている。
作業装置12は、旋回台11に左右軸廻りに揺動自在に支持されたブーム14と、該ブーム14の先端部に左右軸廻りに揺動自在に連結されたアーム15と、該アーム15の先端部に左右軸廻りに揺動自在に連結されたバケット16とを備えている。
また、ブーム14は、旋回台11に支持された第1ブーム部材20と、該第1ブーム部材20の先端部に支持軸廻りに左右揺動自在に連結された第2ブーム部材21と、該第2ブーム部材21の先端部に支持軸廻りに左右揺動自在に連結された支持ブラケット22とを備えている。また、該支持ブラケット22にアーム15の基端部が連結されている。
また、図4〜図6に示す如く、旋回基板35上の左右中央部から右側寄りには、板材からなり左右方向対向状に配置された左右一対の縦リブ38L、38Rが溶接等によって立設されている。また、該左右一対の縦リブ38L、38Rは、旋回基板35の前部から中途部に亘って配備されている。また、該左右一対の縦リブ38L、38Rの後端部は、旋回基板35の前後方向中央部を左右方向に伸びる横リブ39に連結されている。
また、エンジンルーム33及び収容空間34はボンネット55によって覆われている。該ボンネット55は、収容空間34を前方から側方に亘って覆うサイドボンネット56と、エンジンルーム33を前方から側方に亘って覆うフロントボンネット57と、エンジンルーム33を後方より覆うリアボンネット58とを備えている。該リアボンネット58は、旋回台11の後方に向けて開閉自在に枢支されている。また、サイドボンネット56の上方には、前記収容空間34を開閉自在に覆うタンクカバー59が配備されている。
操縦フレーム77の上フレーム83に、一対の操縦レバー72L,72Rが上方突出状に支持されると共に、上フレーム83の下面側に、パイロットバルブユニット86L,86Rが取り付けられ、操縦レバー72L,72Rによりパイロットバルブユニット86L,86Rを操作可能とされ、左右一対の下縦フレーム84間に、コントロールバルブユニット88が支持されている。これにより、操縦フレーム77の下部に、コントロールバルブユニット88が装着され、操縦フレーム77の上端部に、一対の操縦レバー72L,72Rが上方突出状に取り付けられ、操縦フレーム77の操縦レバー72L,72R下方にパイロットバルブユニット86が装着されている。
前記左右一対の支持脚92,93間に、操縦フレーム77の横フレーム80の両端部が載置されて図4及び図5に示すボルト等の締結具94により固定され、これにより、旋回台11に突設した支持脚92,93に操縦フレーム77が締結具94により着脱自在に取り付けられ、操縦フレーム77の下部が旋回台11内に挿入された状態で操縦フレーム77が前記一対の支持脚92,93間に固定されて、操縦フレーム77の下部に設けたコントロールバルブユニット88が旋回台11内に配置されている。
図2に示すように、第1側部カバー部材43Lの前部に開口窓107が設けられ、この開口窓107は操縦ボックス61に設けたコントロールバルブユニット88及びマルチバルブ91に対応しており、ここからコントロールバルブユニット88の各コントロールバルブVの調整操作やマルチバルブ91の操作等を簡単になすことができるようになっている。さらに、開口窓107で操作パターンの切り替えが可能になっている。また、第1側部カバー部材43Lを旋回台11から取り外すことにより各コントロールバルブVや油圧ホース等のメンテナンス等を容易になすこともできる。
3 下部走行体
10 ドーザ
11 旋回台
12 作業装置
61 操縦ボックス
62 運転席
68 レバー配置部
69 膨出部
70 凹面部
71 メータ表示部
72L 操縦レバー
72R 操縦レバー
77 操縦フレーム
78 カバー部材
80 横フレーム
81 上縦フレーム
83 上フレーム
84 下縦フレーム
86L パイロットバルブユニット
86R パイロットバルブユニット
88 コントロールバルブユニット
91 マルチバルブ
92 支持脚
93 支持脚
94 締結具
95 支持部材
96 電装部品
97 前カバー
98 後カバー
99 上カバー
108 支持フレーム
111 アクセルレバー
112 アンロードレバー
113 切替バルブ
114 切替レバー
117 盗難防止ユニット
122 操作凹部
Claims (3)
- 旋回台(11)の上面側に、作業装置(12)のブーム(15)及びブームシリンダ(17)を支持する支持部(31)と、該支持部(31)の一側の操縦部(32)とを備え、支持部(31)の他側に複数の車輌機器を収容する収容空間(34)が形成され、旋回台(11)の操縦部(32)に運転席(62)が設けられると共に、運転席(62)の前方に旋回台(11)から立設する操縦ボックス(61)が設けられ、操縦ボックス(61)の上端面に、操縦レバー(72L,72R)と走行レバー(73L,73R)とが配置されたレバー配置部(68)が設けられた超小旋回型の旋回作業機であって、
操縦ボックス(61)の上部に、前方向に膨出した膨出部(69)が設けられ、この膨出部(69)の上部であって操縦ボックス(61)上端面のレバー配置部(68)の前方にメータ表示部(71)が設けられ、膨出部(69)は旋回台(11)の前側縁部に近接配置され、
前記メータ表示部(71)は運転席(62)の前方の操縦レバー(72L,72R)及び走行レバー(73L,73R)の前側に配置されていることを特徴とする旋回作業機。 - 前記操縦ボックス(61)は旋回台(11)に立設された操縦フレーム(77)を備え、この操縦フレーム(77)の上部にパイロットバルブユニット(86L,86R)が取り付けられ、パイロットバルブユニット(86L,86R)の前側に各種電装部品(96)が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機。
- 操縦ボックス(61)はカバー部材(78)を備え、カバー部材(78)は、前カバー(97)と後カバー(98)と上カバー(99)とを有し、操縦フレーム(77)に前カバー(97)と後カバー(98)と上カバー(99)とがそれぞれ別個に取り付けられ、上カバー(99)及び前カバー(97)に亘って前記膨出部(69)が形成され、前記各種電装部品(96)を前カバー(97)の膨出部(69)で覆っており、上カバー(99)の上面側に前記レバー配置部(68)とメータ表示部(71)とが形成されていることを特徴とする請求項2に記載の旋回作業機。
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