JPH09254462A - 印字装置におけるプラテンと印字ヘッドとの隙間調整機構 - Google Patents

印字装置におけるプラテンと印字ヘッドとの隙間調整機構

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JPH09254462A
JPH09254462A JP9350496A JP9350496A JPH09254462A JP H09254462 A JPH09254462 A JP H09254462A JP 9350496 A JP9350496 A JP 9350496A JP 9350496 A JP9350496 A JP 9350496A JP H09254462 A JPH09254462 A JP H09254462A
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Koichiro Okazaki
弘一郎 岡崎
Takeshi Kobayashi
岳史 小林
Tomokazu Yamashita
智一 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な機構で印字ヘッド18とプラテン9との
間の隙間を調整する。 【解決手段】ベース部材8にはプラテン9の下方に対応
する位置にそれぞれ円孔20を備えた1対の支持片21
を立ち上げ、各円孔20には第1のアジャスト部材22
を回動可能に嵌め合せるとともに、第1のアジャスト部
材22には円孔20の中心O1 に対して偏心した中心を
有する円形の第1の調整孔23を形成し、第1の調整孔
23には第2のアジャスト部材24を回動可能に嵌め合
せるとともに、第2のアジャスト部材24には第1の調
整孔23の中心O2 に対して偏心した中心を有する非円
形の第2の調整孔25を形成し、両側の第2の調整孔2
5にプラテンシャフト26を貫通させ、このプラテンシ
ャフト26にプラテン9を支持させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印字装置における印
字ヘッドとプラテンとの間の隙間を調整する隙間調整機
構に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、チェックライタには外周面に数字
や記号を表示した活字輪が備えられ、この活字輪を回し
て所定の数字や記号を選択し、これをプラテン上の小切
手や手形に押し付けて打ち出すように構成されている。
ところが、活字輪を回して数字や記号を選択する方式は
間違いやすいという問題があり、最近、活字輪の代りに
ドットプリンタ方式の印字ヘッドを用い、ドットで印字
することが試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドット
プリンタによる印字方式によれば、印字ヘッドとプラテ
ンとの間の隙間が広すぎると、印字が薄くなって読み取
りにくくなることがあり、また上記隙間が狭すぎると、
印字ヘッドが移動する際にインクリボンが紙面をこすっ
て汚したり、印字ヘッドの印字用ピンが印字の際にプラ
テンに当たって折れたりするという問題がある。
【0004】また、複写のために2、3枚を重ねた状態
で印字することもあり、この場合は印字ヘッド・プラテ
ン間の隙間を広げなければならない。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みて成立したもの
で、特に簡単な機構によって印字ヘッドとプラテンとの
間の隙間を調整することができる隙間調整機構を提供す
ることをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る印字装置におけるプラテンと印字ヘッ
ドとの隙間調整機構は、ベース部材上に設けられた細長
板状のプラテンの長手方向に沿って印字ヘッドを移動さ
せながらプラテン上に配置された被印字材に印字する印
字装置において、上記ベース部材にはプラテンの下方に
対応する位置にそれぞれ円孔を備えた1対の支持片を立
ち上げ、上記各円孔には第1のアジャスト部材を回動可
能に嵌め合せるとともに、第1のアジャスト部材には上
記円孔の中心に対して偏心した中心を有する円形の第1
の調整孔を形成し、上記第1の調整孔には第2のアジャ
スト部材を回動可能に嵌め合せるとともに、第2のアジ
ャスト部材には上記第1の調整孔の中心に対して偏心し
た中心を有する非円形の第2の調整孔を形成し、上記両
側の第2の調整孔にプラテンシャフトを貫通させ、この
プラテンシャフトに上記プラテンを支持させたことを特
徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1はチェックライタの斜視図
で、このチェックライタは本体1の前下部にテーブル2
を設け、本体1とテーブル2との間に被印字材(小切
手、手形等)3を差し込み、印字合せ窓4から被印字材
3の金額部5をプラテン上に配置し、本体1のキーボー
ド部6で所定の金額を選択し、表示部7で確認した後に
本体1の内部の印字装置を作動させて印字を実行させる
ものである。
【0008】図2に示されるように、テーブル2はベー
ス部材8上に設けられ、プラテン9は細長板状のプラテ
ンシートによって構成されている。また、ベース部材8
の両側壁10にはラック部材12が配置されている。こ
のラック部材12にはプリンタキャリッジ13の歯車1
4、15が噛合し、この歯車はモータ16に連係してい
る。したがって、モータ16の作動によりラック部材1
2に噛合する歯車14、15が回転するから、プリンタ
キャリッジ13はベース部材8の両側壁10に支持され
たメインシャフト17に沿って左右に移動する。
【0009】印字装置は、プリンタキャリッジ13に搭
載された印字ヘッド18やインクリボン19などから成
り、プリンタキャリッジ13がメインシャフト17に沿
ってプラテン9の長手方向に往復移動する際に印字ヘッ
ド18によりプラテン9上の被印字材3に数字や文字・
記号を印字するものである。
【0010】次に、プリンタキャリッジ13に設けられ
た印字ヘッド18とその下のプラテン9との間の隙間
は、プラテン9を上下方向に移動調整することによって
行なわれる。
【0011】すなわち、図3及び図4に示されるよう
に、ベース部材8上のプラテン9の下方に対応する位置
にそれぞれ円孔20を備えた1対の支持片21が立ち上
げられている。上記各支持片21の円孔20には第1の
アジャスト部材22が回動可能に嵌め合せられ、第1の
アジャスト部材22には第1の調整孔23が形成され、
第1の調整孔23には第2のアジャスト部材24が回動
可能に嵌め合せられ、さらに第2のアジャスト部材24
には第2の調整孔25が形成され、第2の調整孔25に
はプラテンシャフト26が貫通され、このプラテンシャ
フト26にプラテンベース27が支持され、プラテンベ
ース27の上面にプラテン9が固定されている。プラテ
ンベース27とベース部材8との間には引っ張りバネ2
8が設けられ、この引っ張りバネ28によりプラテンベ
ース27は常時下方に付勢されている。
【0012】第1のアジャスト部材22はレバー30を
有する円板体31の側面にドーナツ状の円板部32を重
合したもので、円板体31の中心にはシャフト貫通孔3
3が形成され、上記レバー30の先端外側にはつまみ3
4、内側には上記支持片21に形成された案内溝35に
係合するフック36が形成されている。また、上記円板
部32には第1の調整孔23が形成されている。そし
て、円板部32の外周縁32aは上記支持片21の円孔
20に嵌合するように形成され、したがって上記外周縁
32aの中心は上記円孔20の中心と一致する。これに
対し、図5(a) に示されるように、第1の調整孔23の
中心O2 は、支持片21の円孔20の中心O1 よりも後
方(前方でもよい)に偏心するように形成されている。
【0013】第2のアジャスト部材24は円板状に形成
され、その外周縁24aは上記第1の調整孔23の内縁
に嵌合するように形成され、また中央部には非円形の第
2の調整孔25が形成されている。上記外周縁24aの
中心は第1のアジャスト部材22の第1の調整孔23の
中心O2 と一致するが、これに対し、図6(a) に示され
るように、第2の調整孔25の中心O3 は第1の調整孔
23の中心O2 よりも後方(前方でもよい)に偏心する
ように形成されている。
【0014】なお、第2の調整孔25の中心O3 O3 は
プラテンシャフト26の中心でもあり、またプラテンシ
ャフト26の端部には調整用つまみ37(図2参照)が
固定されている。
【0015】前記構成において、第1のアジャスト部材
22のつまみ34によってレバー30を下方に回動させ
ると、図5(b) に示されるように、円板部32の外周面
は支持片21の円孔20の中心O1 の回りに移動する
が、これに対し第1の調整孔23の中心O2 は円孔20
の中心O1 に対して偏心しているので、第1の調整孔2
3の中心O2 は円孔20の中心O1 よりも上方に移動す
る。逆にレバー30を上方に回動させると、同図(c) に
示されるように、第1の調整孔23の中心O2 も下方に
移動する。このように、第1の調整孔23の中心O2 が
上下動することによりプラテンシャフト26及びプラテ
ンベース27も上下方向に移動するから、両側の第1の
アジャスト部材22を回動させることによってプラテン
9を上下に調整することができる。
【0016】また、プラテンシャフト26をつまみ37
の操作によって図6(b) のように回動させると、第2の
アジャスト部材24も回動するから、その外周面は第1
の調整孔23の中心O2 の回りに移動するが、これに対
し第2の調整孔25の中心O3 は第1の調整孔23の中
心O2 に対して偏心しているので、第2の調整孔25の
中心O3 (プラテンシャフト26の中心)は下方に移動
する。プラテンシャフト26を180度回転させること
によりプラテンシャフト26の中心は偏心量の2倍だけ
上下方に移動する。したがって、つまみによってプラテ
ンシャフト26を回転させることでプラテン9を上下に
調整することができる。
【0017】通常の場合、第1のアジャスト部材22に
よる調整は工場で行ない、部品の組み付けが終了した後
に、部品の寸法や取付け時に生じた誤差を修正し、印字
ヘッド18とプラテン9との間の隙間を正確に調整すれ
ばよい。そして、被印字材3の厚みによる調整はユーザ
ーが第2のアジャスト部材24によって行なえばよい。
したがって、第2のアジャスト部材24による調整は
0.2mm程度でよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印字装置を含むチェックライタの
斜視図
【図2】印字装置の概要を示す斜視図
【図3】プラテンと印字ヘッドとの隙間調整機構の斜視
【図4】上記隙間調整機構の分解斜視図
【図5】(a) (b) (c) はそれぞれ第1のアジャスト部材
による隙間調整態様説明図
【図6】(a) (b) はそれぞれ第2のアジャスト部材によ
る隙間調整態様説明図
【符号の説明】
8 ベース部材 9 プラテン 18 印字ヘッド 20 円孔 21 支持片 22 第1のアジャスト部材 23 第1の調整孔 24 第2のアジャスト部材 25 第2の調整孔 26 プラテンシャフト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部材上に設けられた細長板状のプ
    ラテンの長手方向に沿って印字ヘッドを移動させながら
    プラテン上に配置された被印字材に印字する印字装置に
    おいて、 上記ベース部材にはプラテンの下方に対応する位置にそ
    れぞれ円孔を備えた1対の支持片を立ち上げ、 上記各円孔には第1のアジャスト部材を回動可能に嵌め
    合せるとともに、第1のアジャスト部材には上記円孔の
    中心に対して偏心した中心を有する円形の第1の調整孔
    を形成し、 上記第1の調整孔には第2のアジャスト部材を回動可能
    に嵌め合せるとともに、第2のアジャスト部材には上記
    第1の調整孔の中心に対して偏心した中心を有する非円
    形の第2の調整孔を形成し、 上記両側の第2の調整孔にプラテンシャフトを貫通さ
    せ、このプラテンシャフトに上記プラテンを支持させた
    ことを特徴とする印字装置におけるプラテンと印字ヘッ
    ドとの隙間調整機構。
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