JPH09254128A - 鉄筋マット自動組付装置 - Google Patents

鉄筋マット自動組付装置

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JPH09254128A
JPH09254128A JP7054696A JP7054696A JPH09254128A JP H09254128 A JPH09254128 A JP H09254128A JP 7054696 A JP7054696 A JP 7054696A JP 7054696 A JP7054696 A JP 7054696A JP H09254128 A JPH09254128 A JP H09254128A
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JP
Japan
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pin
reinforcing bar
mat
machine
reversing
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Pending
Application number
JP7054696A
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English (en)
Inventor
Hisao Miyauchi
久男 宮内
Minoru Yamamoto
実 山元
Ikuhisa Shimamoto
郁久 嶋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON ITON KOGYO KK
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
NIPPON ITON KOGYO KK
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
Application filed by NIPPON ITON KOGYO KK, Tsubakimoto Chain Co filed Critical NIPPON ITON KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄筋ピンによって治具フレームに固定されて
いる孔付きクランプに鉄筋マットを組み付ける一連の工
程を自動化して作業効率を向上させるとともに、作業環
境を改善する鉄筋マット自動組付装置を提供する。 【解決手段】 水平姿勢で搬入された鉄筋マットを直立
するマット反転機と、直立姿勢の鉄筋マットの鉄筋ピン
挿入孔直上に孔付きクランプが取り付けられた治具フレ
ームを移動して前記孔付きクランプのピン支持孔を位置
決めする位置決め台車と、前記ピン支持孔を上方から鉄
筋ピンを差し込んで鉄筋マットに係合させるピン挿入機
と、ピン挿入機へ鉄筋ピンを一本ずつ供給するピン供給
機とを備えており、鉄筋マットを鉄筋ピンによって治具
フレームに固定されている孔付きクランプに自動的に組
み付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属するの技術分野】本発明は、発泡コンクリー
トの内部に埋設される鉄筋マットを鉄筋マット保持治具
に自動的に組み付けるための鉄筋マット自動組付装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軽量建材等として用いられる発泡
コンクリート(ALC)の製造工程においては、型枠内
に発泡コンクリートを流し込んで固化させる際に、前記
発泡コンクリートを補強するための鉄筋マットを型枠内
にセットしている。
【0003】前記鉄筋マットは、発泡コンクリートがあ
る程度固化するまでは、型枠内で自重で下方に沈降した
り傾いたりしないように保持しておく必要があるため、
従来は、枠状の治具フレームに固定された棒状の孔付き
クランプに形成されているピン支持孔に鉄筋ピンを差し
込んで前記孔付きクランプに鉄筋ピンの上端を保持させ
るとともに、鉄筋マットを鉄筋ピンの下端に係合させて
これを吊り下げた状態で、型枠上に治具フレームを位置
決め固定して型枠内の定位置に鉄筋マットが保持される
ようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来では、前述したよ
うな治具フレームに固定された孔付きクランプの支持孔
に鉄筋ピンを通して鉄筋マットを組み付ける工程をほと
んど手作業で行っているため、作業効率が悪く、また、
作業の安全性等、作業環境にも問題があった。
【0005】そこで、本発明は、従来技術における問題
点を解決し、鉄筋ピンによって治具フレームに固定され
ている孔付きクランプに鉄筋マットを組み付ける一連の
工程を自動化して作業効率を向上させるとともに、作業
環境を改善する鉄筋マット自動組付装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的のため、本発明
の鉄筋マット保持治具への鉄筋マット自動組付装置は、
水平姿勢で搬入された鉄筋マットを保持して直立姿勢へ
回転させる反転アームを有するマット反転機と、前記マ
ット反転機で直立姿勢に保持された鉄筋マットの鉄筋ピ
ン挿入孔の直上に治具フレームを移動させ、前記治具フ
レームに固定されている孔付クランプのピン支持孔を位
置決めする位置決め台車と、位置決め台車の侵入位置の
上方に配置され、鉄筋ピンを縦にしてその上端部を把持
する把持機構と前記把持機構を昇降する昇降機構と前記
把持機構を縦軸周りに回動する回動機構とを有して、前
記マット反転機で直立姿勢に保持されている前記鉄筋ピ
ン挿入孔の直上から前記孔付クランプのピン支持孔を貫
通して鉄筋ピン先端の係合部を鉄筋マットに設けられて
いるピン係合孔に鉄筋ピンを挿入した後、前記回動機構
で把持機構を回動させて、前記係合部を前記ピン係合孔
に係合するピン挿入機とピン挿入機の動作と連動して鉄
筋ピンを縦にした姿勢で一本ずつピン挿入機の把持機構
へ供給するピン供給機とを備えている。
【0007】前記マット反転機とピン挿入機とピン供給
機とは、前記位置決め台車の移動方向と直交する方向に
複数組並列され、それぞれのマット反転機とピン挿入機
には前記位置決め台車の移動方向と直交する方向に対す
る位置決め機構が設けられていることが好ましい。
【0008】また、前記ピン供給機は、鉄筋ピンが通過
可能な隙間をあけて水平方向に対向配置され鉄筋ピンに
設けられている鍔部を両側から支持して鉄筋ピンを吊り
下げる一対の支持レールと、前記一対の支持レール間に
供給された鉄筋ピンを順次下流側へ移動させるウォーキ
ングビームと、前記一対の支持レールの下流端まで移動
した鉄筋ピンを前記ピン挿入機の把持機構へ縦姿勢のま
ま受け渡す中継ハンドとを備えていることが好ましい。
【0009】
【作用】発泡コンクリートの内部に埋設される鉄筋マッ
トは、水平姿勢で一つずつマット反転機の反転アーム上
に搬入される。反転アームは、鉄筋マットを保持して9
0度回転し、鉄筋マットを直立姿勢にする。
【0010】一方、マット反転機の上方には、治具フレ
ームを保持した位置決め台車が侵入し、直立姿勢で保持
されている鉄筋マットのピン挿入位置の直上位置に前記
治具フレームに固定されている孔付きクランプのピン支
持孔が位置決めされる。
【0011】この際、位置決め台車の侵入位置の上方に
配置されているピン挿入機は、ピン供給機から鉄筋ピン
を縦にした姿勢で一本ずつ供給されてくる鉄筋ピンを把
持機構によって受け取り前記孔付きクランプのピン支持
孔の直上に位置決めし、次いで昇降機構で前記把持機構
を下方へ移動させて、鉄筋ピンを前記孔付きクランプの
ピン支持孔へ挿入し、鉄筋ピンの下端が鉄筋マットのピ
ン挿入位置へ達する位置まで下降させる。
【0012】鉄筋マットのピン挿入位置へ、鉄筋ピンの
下端が挿入されると、昇降機構は停止し、回動機構によ
って把持機構は縦軸周りに回転される。その結果、鉄筋
ピンが回転されて、鉄筋マットのピン挿入位置形成され
ている係合部に鉄筋ピンの先端が係止される。
【0013】鉄筋マットの係合部への鉄筋ピンの係合が
完了すると、ピン挿入機の把持機構は鉄筋ピン上端を開
放し、次の作業に備えて昇降機構によって原位置へ上昇
復帰される。また、マット反転機は、鉄筋マットを開放
し、次の作業に備えて反転アームを水平姿勢へ戻す。
【0014】次いで、位置決め台車は、鉄筋ピンが挿入
された孔付きクランプのピン支持孔の位置に次に鉄筋ピ
ンを挿入するピン支持孔が位置するように移動し、次の
鉄筋マットとこれに係合する次の鉄筋ピンとが前記と同
様な手順によって供給されて、次の鉄筋マットが孔付き
クランプへ保持される。
【0015】こうして、位置決め台車は、孔付きクラン
プに形成された各ピン支持孔へ鉄筋ピンが挿入されて鉄
筋マットに連結される毎に、順次移動し、所望数の鉄筋
マットが孔付きクランプに支持されると、作業領域外へ
移動し、ここで鉄筋マットが組み付けられた治具フレー
ムは、位置決め台車から外され、代わりに新たな治具フ
レームが保持されて、前記作業領域へ移動して再び鉄筋
マットの組付作業が繰り返される。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の鉄筋マット自
動組付装置の1実施例を説明する。図1は、治具フレー
ムに鉄筋マットが組み付けられた状態を示す斜視図であ
って、治具フレームJは型鋼によって、矩形の枠状に形
成されており、その4隅には、リフター等の把持具で把
持して搬送を行うための吊りピンJ1が取り付けられて
いる。
【0017】また、治具フレームJの前後の短辺には、
それぞれ左右一対の横行ローラJ2が回転自在に設けら
れており、前記横行ローラJ2を装置側に設けられてい
る後述するガイドレール上に支持させて治具フレームJ
を横方向へ移動できるようになっている。
【0018】治具フレームJの長辺間には、棒状の孔付
クランプCが掛け渡されており、その両端部に設けられ
ている固定ねじ部材C1によって治具フレームJに固定
されている。前記孔付クランプCには、その長手方向に
多数のピン支持孔C2が上下方向に貫通して形成されて
いる。前記それぞれのピン支持孔C2には、上方から鉄
筋ピンPが差し込まれており、鉄筋ピンPの下端は孔付
クランプCの下方に突き出して多数の鉄筋マットMを吊
り下げている。鉄筋ピンPには、その上部に孔付クラン
プCのピン支持孔C2の周縁部によって保持される鍔部
P1が設けられており、また、下端部には、係合部P2
が形成されている。
【0019】一方、鉄筋マットMは、複数の細い棒鋼を
溶接して組み立てられており、その長手方向に間隔をお
いて、鉄筋ピンPが挿入される鉄筋ピン連結部M1が設
けられている。前記鉄筋ピン連結部M1は、上下に間隔
をあけて配置されている上部プレートM2と下部プレー
トM3とから構成されており、上部プレートM2と下部
プレートM3とには、鉄筋マットMの長手方向に長く形
成された長孔M4,M5がそれぞれ形成されている。前
記鉄筋ピンPは、上部プレートM2の長孔M4と下部プ
レートM3の長孔M5とを貫通して、係合部P2が下部
プレートM3の長孔M5に係合するようになっている。
【0020】係合部P2は下部プレートM3の長孔M5
に差し込んでから鉄筋ピンPを所定角度回転すると係合
状態となる形状となっている。前記係合部P2として
は、例えば長孔M5に適合した長円形断面をもつ形状と
し、その長径部分の両側に溝を形成して長孔5M内で係
合部P2を90度回して前記溝が長孔M5の短径部分に
係合するような形状とすることができる。
【0021】本発明の鉄筋マット自動組付装置は、孔付
クランプCが予め取り付けられている治具フレームJの
下方に鉄筋マットMを供給するとともに鉄筋ピンPを孔
付クランプC上方から差し込んで鉄筋ピンPの下端を鉄
筋マットMの鉄筋ピン連結部M1に係合させる作業を自
動的に行うものであって、図2に示すように、鉄筋マッ
ト自動組付装置1は、マット反転機2と、位置決め台車
3と、ピン挿入機4と、ピン供給機5とから構成されて
いる。
【0022】発泡コンクリートの内部へ補強のために埋
設される鉄筋マットMは、多数枚横にして積重ねられた
状態でコンベヤ6で鉄筋マット自動組付装置1の近傍へ
搬入され、ここで、マット昇降リフター7によってコン
ベヤ6から上方へ持ち上げられる。
【0023】マット昇降リフター7の上方には、マット
供給装置8が走行自在に設けられている。前記マット供
給装置8は電磁石吊具8Aを有しており、上昇した位置
にあるマット昇降リフター7に積重ねて支持されている
鉄筋マットMの一番上のものを前記電磁石吊具8Aで吸
着して受け取り、マット移載機9側へ走行する。
【0024】マット供給装置8が終端まで走行すると、
前記終端位置で電磁石吊具8Aに吸着保持していた鉄筋
マットMは、その直下に待機しているマット移載機9へ
引き渡される。
【0025】前記マット移載機9は、水平ビーム10に
沿って往復走行自在に設けられており、水平ビーム10
の一端側で供給装置8から受け取った鉄筋マットMを他
端側に設けられているマット反転機2へ受け渡す役割を
している。図3に示すように、マット移載機9、水平ビ
ーム10、マット反転機2は、10組配列されており、
それぞれの水平ビーム10は互いに並行して配置されて
いる。
【0026】図4は、それぞれの水平ビーム10に走行
自在に支持されているマット移載機9と、前記水平ビー
ム10に一体に設けられているマット反転機2の側面
図、図5は、これらの平面図であって、水平ビーム10
は、その長手方向と直交する方向に移動可能に支持ビー
ム11上に固定されている一対のレール12,12によ
って支持されている。
【0027】また、支持ビームにはレール12と並行し
てラック13が固定され、前記ラック13に、水平ビー
ム10側に支持されているサーボモータ14の駆動軸に
固定されているピニオン15が噛合されている。そし
て、サーボモータ14を駆動することによって、水平ビ
ーム10がレール12に沿って移動できるように構成さ
れ、各水平ビーム10どうしの間隔を個別に調整して位
置決めできるようになっている。前記位置決め機構は、
それぞれのマット反転機2の位置決め機構として機能す
る。
【0028】前記マット移載機9には、鉄筋マットMを
載置するための昇降台9Aがリニアガイド9B,9Bに
よって走行基台9Cに昇降自在に支持されており、前記
昇降台9Aは、鉄筋マットMをマット供給装置8やマッ
ト反転機2との間で授受する際に、昇降エアシリンダ9
Dによって昇降駆動されるようになっている。
【0029】図5に示すように、水平ビーム10には、
その長手方向に沿ってネジ軸16が回転自在に支持され
ており、前記ネジ軸16はサーボモータ17によって回
転駆動されるようになっている。また、前記ネジ軸16
には、走行基台9Cに取り付けられているボールナット
18が螺合されており、ネジ軸16を回転することによ
って、マット移載機9が水平ビーム10に沿って往復駆
動されるように構成されている。
【0030】一方、マット反転機2は、水平姿勢と直立
姿勢との90度の範囲で回動可能な反転アーム2Aを備
えている。前記反転アーム2Aは、図6及び図7に示す
ように、水平ビーム10端部の固定ブラケット2Bに取
り付けられた一対の軸受け部2Cに対して回動自在に支
持されているボス2Dと一体に構成されている。
【0031】前記ボス2Dには反転軸19が貫通してお
り、ボス2Dは前記反転軸19にキー2Eによって軸方
向にスライド自在に、且つ、回転を拘束された状態で取
り付けられている。前記反転軸19は、図3に示すよう
に、それぞれのマット反転機2に対して共通に用いられ
ており、反転軸の軸端に連結された反転軸駆動機構20
によって、全ての反転アーム2Aが一斉に回動されるよ
うになっている。
【0032】図6及び図7に示すように、反転アーム2
Aの鉄筋マットMの支持面2Fは、櫛歯状に形成されて
おり、種々のサイズや形状の鉄筋マットMに適合できる
ようになっている。反転アーム2Aの水平姿勢におい
て、前述したマット移載機9の昇降台9Aが反転アーム
2Aの側方に侵入できるようになっており、前記昇降台
9Aに支持されている鉄筋マットMは、昇降台9Aを下
降させることによって反転アーム2Aの支持面2F上に
移載される。鉄筋マットMの支持位置は、前述した図1
に示す鉄筋ピン連結部M1の位置が支持面2F上に位置
するように、予めマット反転機2を支持している水平ビ
ーム10の位置が鉄筋マットMのサイズに応じて調整さ
れる。
【0033】前記支持面2Fには、鉄筋マットMを移動
しないように固定するクランプ機構が設けられている。
前記クランプ機構は、反転アーム2Aの側面に対して扁
平エアシリンダ2Gによって接近離間されるクランプ枠
2Hを有している。前記クランプ枠2Hには、支持面2
F上の鉄筋マットMを押さえる押さえ爪2Iを作動させ
る扁平エアシリンダ2Jが取り付けられており、反転ア
ーム2Aの側面にクランプ枠2Hを接近させて、押さえ
爪2Iと支持面2Fとの間に鉄筋マットMを位置させ、
押さえ爪2Iと支持面2Fとの間で鉄筋マットMを固定
する構造になっている。
【0034】さらに、反転アーム2Aには、扁平エアシ
リンダ2Kが設けられている。前記扁平エアシリンダ2
Kには、図8に示すように、可動ピンガイド2Lが取り
付けられており、前記可動ピンガイド2Lと対向してい
る支持面2F上に形成されているの固定ピンガイド部2
Mとの間で、後述するピン挿入機4から鉄筋ピンPが差
し込まれる際に、前記鉄筋ピンPを摺動自在に案内する
役割を果たしている。
【0035】可動ピンガイド2Lと固定ピンガイド部2
Mのそれぞれの対向面には、鉄筋ピンPの外周面を案内
するための鉄筋ピンPの侵入方向に先細りのテーパ状に
形成された半円形溝2N,2Qが設けられている。
【0036】図2及び図9に示すように、マット反転機
2に対して、鉄筋マットMを搬入する側と反対側には、
前記水平ビーム10と直交する方向に走行する搬送台車
21の搬送路22が設けられている。前記搬送台車21
は、図1に示す治具フレームJの横行ローラJ2を支持
する横行ローラ支持フレーム21Aをその前端部と後端
部にそれぞれ備えている。
【0037】一方、複数配列されている水平ビーム10
の両外側上方には、それぞれの水平ビーム10と並行
し、且つ、前記搬送台車21の横行ローラ支持フレーム
21Aのマット反転機2側の端面と整合する位置に、一
対の横行レール23が設置されており、前記搬送台車2
1によって搬送されてきた治具フレームJを、横行ロー
ラ支持フレーム21Aから横行レール23上へ移動する
ことができるようになっている。
【0038】搬送台車21と横行レール23との上方位
置には、前記横行レール23と平行に往復移動して、治
具フレームJを横行レール23上と搬送台車21の横行
ローラ支持フレーム21A上との間で横行させる位置決
め台車3が配置されている。
【0039】前記位置決め台車3には、その移動方向の
前後位置に治具フレームJをその幅方向両側から挟み込
んで位置決め台車3とともに移動させる一対の旋回爪3
A,3Bが左右に1組ずつ設けられている。
【0040】それぞれの旋回爪3A,3Bは、旋回軸3
Cによって水平方向に向いた非係合位置と下方へ向いた
係合位置との間で、エアシリンダ3Dによってリンク機
構を介して回動されるようになっている。また、前記旋
回軸3Cは、途中で分割され、それぞれの部分は滑りキ
ー付ボス3Eを介して伸縮自在に連結されており、旋回
爪3Aに対して旋回爪3Bは、エアシリンダ3Fで進退
駆動される構造になっている。
【0041】なお、位置決め台車3自体は、図示してい
ないリニアガイドによって往復移動自在に支持されてお
り、サーボモータ3Gによって、図示していないボール
ねじ機構を介して移動できるように構成されている。
【0042】前述した位置決め台車3は、孔付クランプ
Cが固定されている治具フレームJが搬送台車21によ
って図9に示されている位置に搬送されてきて、搬送台
車21の横行ローラ支持フレーム21Aと横行レール2
3とが整合されると、治具フレームJの上方位置へサー
ボモータ3Gで移動し、旋回爪3A,3Bをエアシリン
ダ3Dで下方へ旋回させた後、エアシリンダ3Fで旋回
爪3B移動させて治具フレームJを幅方向から挟み込
む。次いでサーボモータ3Gで横行レール23側に移動
し、図1に示す治具フレームJの孔付クランプCの支持
孔C2が、マット反転機2で起こされた状態で保持され
ている鉄筋マットMの鉄筋ピン連結部M1の直上位置に
くるように位置決めを行う。
【0043】前記位置決めを行った後、後述するピン挿
入機4によって、前記孔付クランプCの上方から鉄筋ピ
ンPを差し込んで、前記鉄筋ピン連結部M1に前記鉄筋
ピンPを連結する。
【0044】図2に示すようにピン挿入機4は、横行レ
ール23上へ侵入する治具フレームJの上方に前述した
鉄筋マット反転機2と同数設置されている。また、ピン
挿入機4に鉄筋ピンPを一本ずつ供給するピン供給機5
が、各ピン挿入機4に対して一つずつ設けられており、
図10に示すように、各ピン供給機5は、鉄筋ピンPの
搬送方向が下方の水平ビーム10と平行になるように配
列されている。
【0045】それぞれのピン供給機5に対して交差する
方向に鉄筋ピンPを搬送するピン搬送コンベヤ24が設
置されており、前記ピン搬送コンベヤ24上を搬送され
てくる鉄筋ピンPは、それぞれのピン供給機5へ図示し
ない分配機構を介して分配して送り込まれるようになっ
ている。
【0046】次に、ピン挿入機の構造について詳細に説
明する。ピン挿入機4は、図10に示すように共通の支
持ビーム25に10基支持されており、それぞれが独立
して、配列方向に対する位置決めを行うことができるよ
うに位置決め機構が設けられている。図11は、ピン挿
入機4の側面図、図12は正面図であって、水平に設置
されている支持ビーム25に沿って移動可能に支持され
たフレーム4Aを備えている。
【0047】前記位置決め機構は、フレーム4Aの背面
側に取り付けられたサーボモータ4Bと、前記サーボモ
ータ4Bのピニオン4Cが噛み合っている、支持ビーム
25に固定されているラック25Aとから構成されてお
り、サーボモータ4Bを駆動することによって、ピン挿
入機4が支持ビーム25に沿って、指定された位置に移
動して位置決めされるようになっている。
【0048】また、フレーム4Aは昇降機構としてのロ
ッドレスシリンダ4Dによって昇降駆動される昇降ブラ
ケット4Eを備えている。前記昇降ブラケット4Eに
は、鉄筋ピンPの上端部を把持する一対の把持爪4Fを
有する把持機構4Gが設けられている。前記一対の把持
爪4Fは、バネ部材によって常に閉じる方向に付勢され
ており、図示されていないエアシリンダによって開放動
作が行われるように構成されている。そのため、鉄筋ピ
ンPの上端を両方の把持爪4Fの下端側に形成されてい
る傾斜面に当接させて押し上げることによって、一対の
把持爪4Fは拡げられて把持爪4F間に鉄筋ピンPの上
端部が把持される。なお、詳細な図示はしていないが、
本実施例の鉄筋ピンPの上端部には前記把持爪4Fに係
合する段部が形成されており、一対の把持爪4Fに把持
されている鉄筋ピンPが自重で脱落しないように配慮さ
れている。
【0049】前記把持機構4Gは、昇降ブラケット4E
に回転自在に支持されている縦軸4Hの下端に固定され
ており、前記縦軸4Hは、2つのロータリアクチュエー
タ4J,4Kで構成されている回動機構によって、所定
角度回動されるようになっている。ここで、2つのロー
タリアクチュエータ4J,4Kは、それぞれの駆動トル
クが小さいために2つ組み合わせて用いているが、駆動
トルクが大きいものであれは、一つのロータリアクチュ
エータで回動機構を構成してもよい。
【0050】また、フレーム4Aの下端には、把持爪4
Fで鉄筋ピンPの上端部を把持してロッドレスシリンダ
4Dによって下降させる際に、前記鉄筋ピンPを両側か
ら上下方向に摺動自在に挟み込んで案内支持する一対の
開閉ガイド4L,4Lが縦軸周りに開閉自在に設けられ
ている。
【0051】前記把持爪4F、ロッドレスシリンダ4
D、2つのロータリアクチュエータ4J,4K、及び、
一対の開閉ガイド4L,4Lのそれぞれの動作は、一連
の動作としてシーケンス制御され、また、前述したマッ
ト反転機2の反転アーム2Aの動作及び位置決め台車3
の治具フレームJを位置決めする動作のタイミングと同
期して行われる。
【0052】次に、図13はピン供給機の平面図、図1
4は側面図、図15は正面図であって、ピン供給機5
は、鉄筋ピンPが通過可能な隙間をあけて水平方向に対
向配置された一対の支持レール5A,5Aを備えてい
る。前記一対の支持レール5A,5Aは、鉄筋ピンPの
上端付近に設けられている鍔部P1を両側から支えて、
鉄筋ピンPを縦に吊り下げた状態で下流側へ搬送するた
めの搬送路5Bを形成している。
【0053】前記搬送路5Bの上流端には、前述した図
10に示されているピン搬送コンベヤ24から供給され
る鉄筋ピンPを前記搬送路5B内に誘導する上下に貫通
した溝状の湾曲路5Cと、前記湾曲路5Cに沿って鉄筋
ピンPを押送するためのロータリアクチュエータで回動
される送りレバー5Dとが設けられている。前記湾曲路
5Cに送り込まれた鉄筋ピンPは、鍔部P1が湾曲路5
Cの両側の端縁によって支持された状態で、鉄筋ピンP
1の鍔部P1の下方に当接する送りレバー5Dによって
押送され、湾曲路5Cを通過する途中に配置されている
案内手段によって向きが揃えられて搬送路5B内に送り
込まれる。
【0054】一方の支持レール5Aの上面には、搬送路
5B内の鉄筋ピンPのそれぞれに係合する波形の係合部
を有するウォーキングビーム5Eが配置されている。前
記ウォーキングビーム5Eは、搬送路5Bと平行に往復
動自在に支持されている可動ブラケット5Fに設けられ
ている一対のリニアガイド5G,5Gによって、前記搬
送路5Bに対して接近離間自在に支持されており、前記
リニアガイド5G,5Gの中間に設けられている扁平シ
リンダ5Hによって進退駆動されるように構成されてい
る。
【0055】また、前記可動ブラケット5Fは、ユニッ
トシリンダ5Jによって、搬送路5Bと平行に往復駆動
されるように構成されており、ユニットシリンダ5Jを
扁平シリンダ5Hと協調動作させ、ウォーキングビーム
5Eに水平面内で図13に4つの閉じた矢印で示した矩
形運動を行わせることによって、一対の支持レール5
A,5Aで支持されている鉄筋ピンPを、搬送路5Bに
沿って順次下流側へ移動させる。この際、搬送路5B内
では、多数の鉄筋ピンPがウォーキングビーム5Eの動
作に合わせて1ステップずつ一斉に下流側へ移動され
る。
【0056】搬送路5Bの下流端の上方位置には、エア
シリンダ5Kによって出没自在な姿勢制御板5Lが設け
られている。前記姿勢制御板5Lは、前述したピン挿入
機4へ所定の向きで鉄筋ピンPを受け渡すために、その
突出位置でその下方に移動してきた鉄筋ピンPの頭部に
当接して鉄筋ピンPを縦軸回りに回転させる。
【0057】搬送路5Bの下流端には、一対の支持レー
ル5A,5Aの終端まで移動して鍔部P1で支持されて
いる鉄筋ピンPを、上下2カ所で把持してピン挿入機4
の把持爪4Fへ引き渡す中継ハンド5Mが設けられてい
る。前記中継ハンド5Mは、エアシリンダ5Nによって
昇降駆動される昇降ブロック5Pと、前記昇降ブロック
5Pに前後方向に進退自在に支持され、エアシリンダ5
Qによって進退駆動されるスライダ5Rと、前記スライ
ダ5Rに回動自在に支持され、その上下端にそれぞれ把
持ユニット5S,5Tが取り付けられた縦軸5Uと、前
記縦軸5Uの向きを180度の範囲で往復回動させるロ
ータリアクチュエータ5Vとを備えている。
【0058】前記把持ユニット5S,5Tは、それぞれ
左右に開閉自在な一対の把持爪5Wを有しており、一対
の支持レール5A,5Aに支持されてウォーキングビー
ム5Eによって、搬送路5Bの下流端まで送られてきた
鉄筋ピンPの上下位置を把持するように構成されてい
る。
【0059】また、鉄筋ピンPを把持した把持爪5W
は、エアシリンダ5M、エアシリンダ5Q、及びロータ
リアクチュエータ5Vの連携動作によって、昇降、前
進、及び水平面内での180度の向きの反転動作を行
い、前述した図11及び図12に示すピン挿入機4の一
対の把持爪4Fの直下から、鉄筋ピンPの上端を把持爪
4F間に差し込んで把持させる。中継ハンドMは、鉄筋
ピンPをピン挿入機4の把持爪4Fに受け渡した後、再
び図13に図示されている位置へ復帰し、次の鉄筋ピン
Pの受け渡しに備える。
【0060】次に、前述したように構成されている本発
明の鉄筋マット自動組付装置1の全体の動作について説
明する。図2に示すように、鉄筋ピンPと鉄筋マットM
とが未装着状態(ただし、孔付クランプCは、予め指定
された位置に固定されている)の治具フレームJを搭載
した搬送台車21が位置決め台車3の下方に侵入し、図
9に示すように搬送台車21の横行ローラ支持フレーム
21Aを横行レール23に位置決めして停止する。次い
で位置決め台車3によって、治具フレームJを横行レー
ル23上に送り出す。
【0061】一方、マット反転機2にはマット移載機9
側から治具フレームJに組み付けられる鉄筋マットMが
供給されており、その反転アーム2Aの回動によって鉄
筋マットMは起こされて保持される。この際、治具フレ
ームJ上の孔付クランプCの固定位置と反転アーム2A
の位置とは、鉄筋マットMのサイズに応じて予め設定さ
れており、鉄筋マットMの反転アーム2Aで保持されて
いる位置に、図1に示している鉄筋ピン連結部M1がく
るようにセットされている。また、一つの鉄筋マットM
は、複数台のマット反転機2の反転アーム2Aによって
保持され、それぞれの反転アーム2Aは同期して回動さ
れる。
【0062】位置決め台車3は、まず、治具フレームJ
に固定されている孔付クランプCに形成されているピン
支持孔C2の図2における一番右側のものが、反転アー
ム2Aで保持されている鉄筋マットMの鉄筋ピン連結部
M1直上に位置するところまで治具フレームJを移動さ
せて停止させる。
【0063】一方、ピン挿入機4は、ピン供給機5の中
継ハンド5Mから鉄筋ピンPを受け取って前記ピン支持
孔C2の直上位置に移動して位置決めを行う。この時、
ピン供給機5に縦に保持されている鉄筋ピンPと、孔付
クランプCのピン支持孔C2と、鉄筋マットMのピン連
結部M1の上下の長孔M4,M5とは上下方向に一直線
上に位置決めされ、この位置でピン挿入機4は鉄筋ピン
Pを下降させて、前記ピン支持孔C2を貫通させ、さら
に前記ピン連結部M1の上下の長孔M4とM5に貫通さ
せて、下方の長孔M5に鉄筋ピンPの係合部P2が侵入
した位置で、前記鉄筋ピンPを縦軸回りに回動させ、長
孔M5と係合部P2とを係合させる。
【0064】前記位置では、鉄筋ピンPの鍔部P1の下
面が孔付クランプCの上面に対向しており、ピン挿入機
4の把持爪4F(図11参照)が鉄筋ピンPを開放し、
また、マット反転機2の反転アーム2Aが鉄筋マットM
を開放すると、前記鍔部P1と孔付クランプC上面のピ
ン支持孔C2周縁部との係合によって、鉄筋マットMは
治具フレームJ側に吊り下げられる。
【0065】次に、マット反転機2は、反転アーム2A
を倒伏させて、マット移載機9から次の鉄筋マットMを
受け取り前記と同様に起立させる。また、位置決め台車
3は、治具フレームJを現位置から、図2の右方、すな
わち、搬送台車21側へ、クランプCに配列されている
多数のピン支持孔C2の1ピッチ分だけ後退させ、下方
に起立状態に保持されている次の鉄筋マットMの鉄筋ピ
ン連結部M1直上に位置決めする。
【0066】この状態で、ピン挿入機4は前記と同様な
動作を行い、治具フレームJの孔付クランプCの次の支
持孔C2に挿入された鉄筋ピンPによって、前回吊り下
げられた鉄筋マットMと隣接して次の鉄筋マットMが吊
り下げられる。
【0067】前述した動作を繰り返して行い、治具フレ
ームJの孔付クランプCへ、所定枚数の鉄筋マットMが
吊り下げられると、位置決め台車3は治具フレームJを
搬送台車21側へ移動させて、図9に示すように前記搬
送台車21の横行ローラ支持フレーム21A上へ支持さ
せる。
【0068】ここで、治具フレームJは、搬送台車21
に設けられている図示しない固定手段によって横方向に
移動しないように固定される。一方、位置決め台車3の
旋回爪3A,3Bは治具フレームJを開放し、上方の退
避位置へ回動される。
【0069】その後、鉄筋マットMが組み付けられた治
具フレームJが搭載された搬送台車3は次工程へと搬出
され、鉄筋マットMが未装着の次の治具フレームJを搭
載した搬送台車3が搬入されて再び前述した工程が繰り
返される。
【0070】前述した実施例においては、マット反転機
2の反転アーム2Aへの鉄筋マットMの供給をコンベヤ
6からマット昇降リフター7、マット供給装置8、マッ
ト移載機9を介して行っているが、これに限定されるも
のではなく、反転アーム2A上へ適正な姿勢で鉄筋マッ
トMを供給することができるものであればよく、例え
ば、多自由度のハンドリング機能を有する産業用ロボッ
ト等によって行うようにしてもよい。
【0071】また、ピン挿入機4へ鉄筋ピンPを供給す
るためのピン供給機5として、本実施例においては、図
13乃至図15に示すようにウォーキングビーム5Eと
中継ハンド5Mとを組み合わせた構造のものを用いてい
るが、ピン挿入機4へ鉄筋ピンPを一本ずつ供給できる
機能を有するものであればよく、例えば工作機械等にワ
ークを着脱するために用いているロボットのようなハン
ドリング装置をピン供給機として用いてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の鉄筋マッ
ト自動組付装置によれば、従来、ほとんど手作業で行っ
ていた治具フレームに固定された孔付きクランプの支持
孔に鉄筋ピンを通して鉄筋マットを組み付ける工程を自
動化することができ、作業効率を向上させることができ
るとともに、作業環境を改善することができる。
【0073】また、マット反転機とピン挿入機とピン供
給機が位置決め台車の移動方向と直交する方向に複数組
並列され、それぞれのマット反転機とピン挿入機に前記
位置決め台車の移動方向と直交する方向に対する位置決
め機構が設けられている場合には、サイズや鉄筋ピンの
係合位置の互いに異なる様々な種類の鉄筋マットに対応
することができる。
【0074】さらに、ピン供給機が鉄筋ピンの上端部付
近を両側から挟んで吊り下げて支持する一対の支持レー
ルと、前記一対の支持レールの上流端に供給された鉄筋
ピンを順次ピン下流側へ移動させるウォーキングビーム
と、前記支持レールの下流端まで移動した鉄筋ピンを前
記ピン挿入機の把持機構へ縦姿勢のまま受け渡す中継ハ
ンドとを備えている場合には、ピン挿入機の動作タイミ
ングに対してピンを供給するタイミングを容易に同期さ
せることができ、ピン挿入機へ鉄筋ピンを一本ずつ確実
に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の鉄筋マット自動組付装置によって、
治具フレームに鉄筋マットを組み付けた状態を示す斜視
図。
【図2】 本発明の鉄筋マット自動組付装置の1実施例
を示す側面図。
【図3】 鉄筋マット反転機とマット移載機の配列状態
を示す平面図。
【図4】 鉄筋マット反転機とマット移載機の側面図。
【図5】 鉄筋マット反転機とマット移載機の平面図。
【図6】 鉄筋マット反転機の詳細構造を示す側面図。
【図7】 鉄筋マット反転機の詳細構造を示す平面図。
【図8】 図6のA−A線位置の矢印方向に見た断面
図。
【図9】 位置決め台車の側面図。
【図10】 ピン挿入機とピン供給機の配列状態を示す
平面図。
【図11】 ピン挿入機の側面図。
【図12】 ピン挿入機の正面図。
【図13】 ピン供給機の平面図。
【図14】 ピン供給機の側面図。
【図15】 ピン供給機の正面図。
【符号の説明】
1 鉄筋マット自動組付装置 2 マット反転機 2A 反転アーム 3 位置決め台車 4 ピン挿入機 4D ロッドレスシリンダ 4G 把持機構 4J,4K ロータリアクチュエータ 5 ピン供給機 5A 支持レール 5E ウォーキングビーム 5M 中継ハンド J 治具フレーム C 孔付クランプ C2 ピン支持孔 M 鉄筋マット M1 鉄筋ピン連結部 P 鉄筋ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋本 郁久 大阪府柏原市旭ケ丘3丁目1番76 パブリ ックマンション110号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平姿勢で搬入された鉄筋マットを保持
    して直立姿勢へ回動させる反転アームを有するマット反
    転機と、 前記マット反転機の上方へ治具フレームを移動させ、前
    記治具フレームに固定されている孔付クランプのピン支
    持孔をマット反転機で直立姿勢へ回動された鉄筋マット
    の鉄筋ピン連結部の直上位置に整合させる位置決め台車
    と、 前記位置決め台車の移動経路の上方に配置され、鉄筋ピ
    ンを縦にしてその上端部を把持する把持機構と前記把持
    機構を昇降する昇降機構と前記把持機構を縦軸周りに回
    動する回動機構とを有して、前記把持機構に把持された
    鉄筋ピンを前記孔付クランプのピン支持孔の直上から前
    記昇降機構によって前記ピン支持孔を貫通して前記マッ
    ト反転機で直立姿勢に保持されている鉄筋マットの鉄筋
    ピン連結部へ挿入した後、前記回動機構で把持機構を回
    動させて鉄筋ピンに形成されている係合部を前記鉄筋ピ
    ン連結部に係合させるピン挿入機と、 前記ピン挿入機の動作と連動して鉄筋ピンを縦にした姿
    勢で一本ずつピン挿入機の把持機構へ供給するピン供給
    機とを備えた鉄筋マット自動組付装置。
  2. 【請求項2】 前記マット反転機とピン挿入機とピン供
    給機とは、前記位置決め台車の移動方向と直交する方向
    に複数組並列され、それぞれのマット反転機とピン挿入
    機には前記位置決め台車の移動方向と直交する方向に対
    する位置決め機構が設けられている請求項1記載の鉄筋
    マット自動組付装置。
  3. 【請求項3】 前記ピン供給機は、鉄筋ピンが通過可能
    な隙間をあけて水平方向に対向配置され鉄筋ピンに設け
    られている鍔部を両側から支持して鉄筋ピンを吊り下げ
    る一対の支持レールと、前記一対の支持レール間に供給
    された鉄筋ピンを順次下流側へ移動させるウォーキング
    ビームと、前記一対の支持レールの下流端まで移動した
    鉄筋ピンを前記ピン挿入機の把持機構へ縦姿勢のまま受
    け渡す中継ハンドとを備えている請求項1又は2記載の
    鉄筋マット自動組付装置。
JP7054696A 1996-03-26 1996-03-26 鉄筋マット自動組付装置 Pending JPH09254128A (ja)

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JP7054696A JPH09254128A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 鉄筋マット自動組付装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2339200A1 (es) * 2007-07-09 2010-05-17 Prensoland, S.A. Pefeccionamientos introducidos en los dispositivos para el clavado de estribos en viguetas y piezas simulares.
CN112320364A (zh) * 2020-10-24 2021-02-05 杭州华盛钢网有限公司 一种用于钢网的全自动收料装置
CN114147336A (zh) * 2021-11-11 2022-03-08 江苏科技大学 一种钢架骨架滚焊机自动上料机构

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CN112320364A (zh) * 2020-10-24 2021-02-05 杭州华盛钢网有限公司 一种用于钢网的全自动收料装置
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