JPH09252049A - 多層埋め込みトレンチアイソレーション - Google Patents

多層埋め込みトレンチアイソレーション

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JPH09252049A
JPH09252049A JP8059059A JP5905996A JPH09252049A JP H09252049 A JPH09252049 A JP H09252049A JP 8059059 A JP8059059 A JP 8059059A JP 5905996 A JP5905996 A JP 5905996A JP H09252049 A JPH09252049 A JP H09252049A
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JP
Japan
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trench
insulating layer
buried
layer
aspect ratio
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Pending
Application number
JP8059059A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Oishi
敏之 大石
Katsuomi Shiozawa
勝臣 塩沢
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Element Separation (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、トレンチアイソレーション形成後
の能動素子形成工程においても、トレンチ充填材料のエ
ッチングによる分離性能の劣化が発生しない高集積回路
用トレンチアイソレーションを提供する。 【解決手段】 高アスペクト比を有するトレンチの底部
に、TEOSから形成される酸化物をアスペクト比2以
下となる埋め込み部を残すレベルまで嵩上げ積層した
後、上記埋め込み部にHTOを充填してトレンチアイソ
レーションを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高集積化素子間分
離に用いられるトレンチアイソレーション、特に1ギガ
ビットDRAM製造に用いられるトレンチアイソレーシ
ョンの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIに用いられる素子間分離構造に
は、従来のLOCOSアイソレーションに比較して分離
領域の占有面積を小さくできるトレンチアイソレーショ
ンが用いられる。一般にトレンチアイソレーションの形
成は、半導体基板に形成したトレンチ内に高温(800
〜900℃)でSiHガスを分解して形成するSiO
2(HTO:High Temperature Ox
ide)を埋め込み、素子間を分離する方法が用いられ
て来た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】LSIの高集積化に伴
い、特に1ギガビットDRAMの製造工程においては、
幅0.15μm以下、アスペクト比3以上のトレンチア
イソレーションの形成が不可欠となる。発明者らの研究
の結果、上記トレンチアイソレーションの埋め込みを従
来通り比較的緻密な材料であるHTOを用いて行った場
合、トレンチの下方部分までHTOを充填することが困
難であり、トレンチ内にボイドが発生し分離性能が劣化
することが分かった。他方、TEOSの熱分解によるト
レンチの埋め込みについては、C.W.KoburgerIII et a
l,"A half-micron CMOS logic generation",IBM J.RES.
DEVELOP.VOL.39 NO.1/2 JAN/MAR,pp.215-227(1995)に報
告されており、そこでは、例えばトレンチ幅0.40μ
m、0.60μmのShallow−trench i
solation(STI)に適用した場合に、良好な
埋め込み構造が得られることが記載されている。そのた
め、発明者らは、TEOSを用いて幅0.15μm、ア
スペクト比3以上のトレンチの埋め込み試験を行ったと
ころ、トレンチ内でのボイドの発生のない良好な埋め込
みが達成できた。しかしながら、トレンチアイソレーシ
ョン形成後にMOSFETの形成工程を行ったところ、
以下のような問題点が発生した。即ち、MOSFETの
ゲート酸化膜の形成には、トレンチアイソレーション形
成工程で半導体基板上に形成した熱酸化膜を一旦除去し
た後に、再度膜厚を正確に制御したゲート酸化膜の形成
が必要となるが、一般にTEOSから形成される酸化物
は熱酸化膜に比べてエッチング速度が10倍程度速いた
め、上記熱酸化膜のエッチング工程においてトレンチ内
に埋め込んだ酸化物が同時にエッチングされ、特にトレ
ンチ内への堆積時につなぎ目となる中央部において速く
エッチングされ、トレンチアイソレーションの分離特性
の著しい低下が発生した。
【0004】そこで本発明は、トレンチアイソレーショ
ン形成後の能動素子形成工程においても、トレンチ充填
材料のエッチングによる分離性能の劣化が発生しない高
集積回路用トレンチアイソレーションを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、例えばトレンチ幅が0.15μm以下のトレンチ構
造においては、アスペクト比が2以下まではHTOによ
りトレンチ内を充填することが可能であった。そこで、
発明者らは、高アスペクト比を有するトレンチの底部に
埋め込みを行うにあたっては、アスペクト比の高いトレ
ンチに適するTEOSから形成される酸化物を用い、ア
スペクト比が2以下となる埋め込み部を残すレベルまで
嵩上げ積層する一方、上記埋め込み部にTEOSより形
成された酸化物よりエッチング速度の遅いHTOを充填
してトレンチアイソレーションを形成することにより、
上記目的が達成できることを見出し、本発明を完成し
た。
【0006】即ち、本発明は、アスペクト比3以上の埋
め込み部を有するMOSLSIのトレンチアイソレーシ
ョンであって、該アスペクト比3以上の埋め込み部下部
のトレンチ内の埋め込み層がトレンチ底部にCVDによ
り積層可能で、少なくともアスペクト比2以下となる埋
め込み部を残すレベルまで底部から嵩上げ積層される第
1絶縁層と、該第1絶縁層上に積層されるアスペクト比
2以下の埋め込み部に積層可能で、熱酸化膜のエッチン
グ時にトレンチ内までエッチングされないエッチング速
度を有する第2絶縁層とを少なくとも備えることを特徴
とする多層埋め込みトレンチアイソレーションの構造に
ある。トレンチの下部に例えばTEOSより形成した第
1絶縁層を充填した後に、上部にキャップ層として例え
ばHTOからなる第2絶縁層を充填することによって、
単一材料で充填した場合と同等の分離性能が得られると
ともに、熱酸化膜のエッチング工程において第2絶縁層
が第1絶縁層の保護キャップ層として機能するため、第
1絶縁層がエッチングされず、良好な分離性能を維持で
きるからである。
【0007】また、本発明は、アスペクト比6以上の埋
め込み部を有するバイポーラLSIのトレンチアイソレ
ーションであって、該アスペクト比6以上の埋め込み部
下部のトレンチ内の埋め込み層がトレンチ底部にCVD
により積層可能で、少なくともアスペクト比2以下とな
る埋め込み部を残すレベルまで底部から嵩上げ積層され
る第1絶縁層と、該第1絶縁層上に積層されるアスペク
ト比2以下の埋め込み部に積層可能で、熱酸化膜のエッ
チング時にトレンチ内までエッチングされないエッチン
グ速度を有する第2絶縁層とを少なくとも備えることを
特徴とする多層埋め込みトレンチアイソレーションの構
造でもある。
【0008】上記アイソレーション構造は、幅0.15
μm以下のトレンチに適用することができる。本発明に
よれば、1ギガビット程度の高集積化に必要な幅0.1
5μm以下のトレンチに対し、有効なアイソレーション
を提供することができるからである。
【0009】上記第1絶縁層は、テトラエチルオルソシ
リケート(TEOS)の熱分解CVDにより形成される
ことが好ましい。TEOSを用いることにより、幅0.
15μm以下で高アスペクト比のトレンチであっても、
ボイドの発生無しに埋め込むことが可能だからである。
【0010】上記第1絶縁層は、必ずしも単層である必
要は無く、2またはそれ以上の絶縁層を積層して形成す
ることも可能である。
【0011】上記第1絶縁層は、少なくともトレンチ側
壁および底部に形成された絶縁層中に設けられた導電層
から形成されても良い。かかる構造においても、TEO
Sから形成された絶縁層と同等の分離性能が得られるか
らである。
【0012】上記第2絶縁層は、高温CVDで堆積され
る酸化物(HTO)であることが好ましい。HTO(エ
ッチング速度は熱酸化SiO2膜の約2倍)は、TEO
Sから形成される酸化物(エッチング速度は熱酸化Si
2膜の約10倍)に比べてエッチング速度が遅く、該
第2絶縁層が第1絶縁層を覆い保護するすることによ
り、トレンチ内の第1絶縁層のエッチングを防止するこ
とができるからである。
【0013】上記第1絶縁層は、少なくともアスペクト
比2以下となる埋め込み部を残すレベルまで底部から嵩
上げ積層され、上記第2絶縁層がSiNであっても良
い。第2絶縁層にSiNを用いても、有効に第1絶縁層
を覆い保護するすることにより、トレンチ内の第1絶縁
層のエッチングを防止することができるからである。
【0014】上記第2絶縁層は、トレンチ開口上方に5
0〜100nm(SiO膜から)突出していることが
好ましい。かかる突出部を有することにより、トレンチ
開口表面近傍において有効な分離機能を有するととも
に、素子分離の信頼性向上が可能となるからである。
【0015】また、本発明は、(a)半導体基板1上
に、アスペクト比3以上の埋め込み部を形成するように
トレンチ4を形成する工程と、(b)上記半導体基板1
上に第1絶縁物5’を堆積し、上記トレンチ4内に第1
絶縁層5を埋め込む工程と、(c)上記トレンチ4内に
埋め込まれた第1絶縁層5を少なくともアスペクト比2
以下となる埋め込み部を残すレベルまでエッチバックす
る工程と、(d)上記半導体基板1上に第2絶縁物6’
を堆積し、上記トレンチ4内の第1絶縁層5上に第2絶
縁層6を埋め込む工程と、(e)化学的機械研磨(CM
P)により第2絶縁物6’を研磨し、第2の絶縁層6を
形成する工程とからなる多層埋め込みトレンチアイソレ
ーションの形成方法でもある。
【0016】特に、バイポーラLSIのトレンチアイソ
レーションの場合は、アスペクト比が6以上の埋め込み
部を形成することをが好ましい。バイポーラLSIで
は、MOSLSIに比べて深い領域まで素子が形成され
るため、良好な分離特性を有するには、トレンチアイソ
レーションのアスペクト比を大きくする必要があるから
である。
【0017】上記(a)工程には、(a1)応力緩和の
ためのSiO膜2、SiN膜3を順次形成する工程
と、(a2)レジストマスクを用いてSiO膜2、S
iN膜3をパターニングした後、該パターニングされた
SiO膜2、SiN膜3をマスクとしてトレンチを形
成する工程とを用いることが、その後にCMP工程等を
行う上で好ましい。
【0018】上記第2絶縁層は、埋め込み部のアスペク
ト比が2以下となるように形成されたトレンチ内に積層
可能であるHTOで形成され、上記(e)工程の化学的
機械研磨(CMP)により第2絶縁物がトレンチ内部に
まで研磨されないエッチング速度を有することが好まし
い。埋め込み部のアスペクト比が2以下であれば、上記
第2絶縁層をボイドの発生無しに埋め込むことができ、
また該第2絶縁層をトレンチ上端部より上部にも残すこ
とにより、第1絶縁層をエッチングから有効に保護でき
るからである。
【0019】上記(e)工程後に、更に(f)SiN膜
を選択的に除去し、トレンチ開口上方に50〜100n
m(SiO膜から)突出した第2絶縁層を形成する工
程を含むことが好ましい。第2絶縁層が突出した構造に
形成することにより、トレンチ開口表面近傍での分離性
能の向上を図ることができるからである。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、幅0.15μm以下で、アスペ
クト比3以上の埋め込み部(トレンチ4底部からSiN
膜3上端まで)を有する集積回路用多層埋め込みトレン
チアイソレーションの製造工程図である。
【0021】まず、工程(a)のうち、(a1)に示す
ように、半導体基板1上に応力緩和のためのSiO
2、およびSiN膜3を順次形成する。
【0022】次に、工程(a2)に示すように、レジス
トマスク(図示せず)を用いてSiO膜2、SiN膜
3をパターニングした後、該パターニングされたSiO
膜2、SiN膜3をマスクとして、ドライエッチング
等を用いて、幅0.15μm以下で該SiN膜3上端ま
でのアスペクト比が3以上のトレンチ4を形成する。
【0023】次に、工程(b)に示すように、上記トレ
ンチ4内およびSiN膜3上にTEOSからなるSiO
25’を堆積する。SiO25’は、TEOSと酸素の混
合ガスを400〜700℃程度で熱分解することにより
形成する。
【0024】続いて、工程(c)に示すように、少なく
ともアスペクト比2以下となる埋め込み部を残すレベル
までSiO25’を上端よりエッチバックし、第1絶縁
層5を形成する。該第1絶縁層5の上端は、半導体基板
1の表面より下方に位置することが、能動素子形成工程
中における該第1絶縁層5のエッチングを有効に防止で
きる点で好ましい。
【0025】通常、上記SiO25’のエッチバックに
はRIE等のドライエッチングが用いられるが、代わり
にフッ酸等によるウエットエッチングを用いることも可
能である。ウエットエッチングを用いた場合、SiO2
5’堆積時にトレンチ内部で両側面からの埋め込まれた
SiO2がつながる中央部で、SiO25’は速くエッチ
ングされるため、SiO25’は図2に示すような中央
部のくぼんだ形状にエッチングされる。この場合も、以
下の(d)〜(f)工程を同様に行うことにより、最終
的には図2のような多層埋め込みトレンチアイソレーシ
ョンが得られ、本構造においても、図1と同様の分離特
性が得られる。また、上記第1絶縁層5は、2またはそ
れ以上の絶縁層を積層して形成することも可能であり、
また少なくともトレンチ側壁および底部に形成した絶縁
層中に設けた導電層から形成することも可能である。か
かる構造を用いた場合であっても、図1と同様の分離特
性が得られる。尚、TEOSからなるSiO25’を用
いる代わりに、多結晶シリコン、非晶質シリコン等を用
いることも可能である。
【0026】更に、工程(d)に示すように、上記トレ
ンチ4内およびSiN膜3上にHTO6’を堆積する。
一般に、該HTO6’は、SiO4とN2Oの混合ガス、
またはSiH2Cl2とN2Oの混合ガスを800〜90
0℃程度で熱分解することにより形成する。上述のよう
に、幅0.15μm以下のトレンチであっても、アスペ
クト比が2以下であればHTOを用いてもボイドを発生
させずに埋め込めることを見出しているため、本実施の
形態においてもボイドの発生無しに良好な埋め込みが可
能となる。
【0027】続いて、工程(e)に示すように、化学的
機械研磨(CMP)によりSiN膜3をストッパに用い
て上記HTO6’を研磨、平坦化し、第2絶縁層6を形
成する。上記平坦化には、CMPの代わりに、RIE等
のドライエッチングや、ウエットエッチングを用いるこ
とも可能である。
【0028】最後に、工程(f)に示すようにSiN膜
3を除去することにより、高集積回路用多層埋め込みト
レンチアイソレーションが完成する。
【0029】高集積回路のトレンチアイソレーションに
本実施の形態にかかる多層埋め込み構造を用いることに
より、幅0.15μm以下、アスペクト比3以上のトレ
ンチであっても、ボイドの発生無く埋め込むことが可能
であり、更に半導体基板1上のSiO2膜2の除去が必
要な場合であっても、エッチング速度の遅い第2絶縁層
6(HTOのエッチング速度は熱酸化SiO2膜の約2
倍)がエッチング速度の速い第1絶縁層5(TEOSよ
り形成したSiO2膜のエッチング速度は熱酸化SiO2
膜の約10倍)を覆い保護する構造となっているため、
トレンチ内の第1絶縁層がエッチングされることがな
く、良好な分離特性を維持することが可能となる。
【0030】尚、トレンチアイソレーションが、本実施
の形態のように多層構造からなっているか否かは、トレ
ンチの断面をフッ酸でエッチングすれば、両層のエッチ
ング速度の差により段差ができるため、容易に判別する
ことができる。
【0031】実施の形態2.図3に、本発明の多層トレ
ンチアイソレーションをMOSLSIに適用した場合の
MOSLSIの製造工程の1部を示す。
【0032】まず、工程(a)〜(c)に示すように、
実施の形態1と同様の方法で多層埋め込みトレンチアイ
ソレーションを形成する。尚、工程(b)においてトレ
ンチ4形成後に、トレンチ底部にp型イオンを注入しp
型のチャネルカット層を形成しても良く、またトレンチ
内壁には必要に応じて熱酸化膜を形成しても良い。
【0033】次に、MOSLSIでは、活性領域にゲー
ト酸化膜7を形成する必要があるが、該ゲート酸化膜7
の膜厚はトランジスタ特性に大きく影響するため、膜厚
を正確に制御する必要がある。従って、工程(a)で形
成した熱酸化SiO2膜2を一旦除去した後に、改めて
ゲート酸化膜7を形成する必要がある。工程(d)は、
熱酸化SiO2膜2の除去工程を示す。SiO2膜2の除
去には通常フッ酸によるエッチングが用いられるが、ト
レンチアイソレーションの埋め込み部をすべてTEOS
から形成されるSiO2を用いて形成した場合は、本
(d)工程のSiO2膜2の除去時に同時にトレンチ内
に埋め込んだSiO2もエッチングされ、しかも上記T
EOSから形成したSiO2のエッチング速度は、熱酸
化SiO2膜2のエッチング速度の約10倍であるた
め、トレンチ内に埋め込んだSiO2が大きくエッチン
グされ、分離特性が大幅に劣化することとなる。これに
対して、本実施の形態では、TEOSから形成されたエ
ッチング速度の速いSiO25上にエッチング速度の遅
いHTO6が埋め込まれ、該HTO6が配置されること
によりSiO25はエッチング溶液に接触しないため、
上述の場合のようなSiO25のエッチングは発生せ
ず、本工程(d)後においても、良好な分離特性を維持
することができる。
【0034】次に、工程(e)に示すように、熱酸化法
によりゲート酸化膜7を正確な膜厚で形成した後、ホウ
素等のp型イオン8を注入し、チャネル領域を形成す
る。
【0035】続いて、ゲート電極となる多結晶シリコン
をCVD法で堆積した後、レジストマスク(図示せず)
を用いてゲート電極9を残して上記多結晶シリコンを除
去する。その後、ゲート電極9をマスクに用いてヒ素等
のn型イオン10を注入し、n+イオン注入領域11を
形成する。
【0036】次に、SiO2等の層間絶縁膜12をCV
D法により堆積した後、レジストマスク(図示せず)を
用いてソース/ドレイン領域13に配線を接続するため
のコンタクト孔を形成する。
【0037】最後に、素子間の配線用アルミニウムを蒸
着した後、レジストマスク(図示せず)を用いてソース
/ドレイン配線14を形成して、MOSFETが完成す
る。尚、上述の工程では、p−チャネルMOSFETの
製造工程について述べたが、本実施の形態は、n−チャ
ネルMOSFETにも適用することができる。
【0038】実施の形態3.図4に、本発明の多層トレ
ンチアイソレーションをバイポーラLSIに適用した場
合のバイポーラLSIの製造工程の1部を示す。
【0039】まず、工程(a)に示すように、半導体基
板1上にn+埋め込み拡散層15を形成した後、nエピ
タキシャル層16を形成する。
【0040】次に、実施の形態1の場合と同様に、工程
(b)において、応力緩和用のSiO2膜2およびSi
N膜を形成した後、工程(c)において、nエピタキシ
ャル層16が分離されるようにトレンチ4をエッチング
により形成し、更に工程(d)において、TEOSから
形成されるSiO2からなる第1絶縁膜5、HTOから
なる第2絶縁膜6を形成した後、SiN膜3を除去す
る。尚、本工程(b)においても、実施の形態2と同様
に、トレンチ底部にp型イオンを注入しp型のチャネル
カット層を形成しても良く、またトレンチ内壁には必要
に応じて熱酸化膜を形成しても良い。
【0041】次に工程(e)に示すように、更に表面酸
化を行い酸化膜17を形成する。
【0042】続いて、工程(f)に示すように、コレク
タ領域の酸化膜をレジストマスク(図示せず)を用いて
選択的に除去した後、n型イオンの注入18や拡散によ
りコレクタ補償拡散層を形成する。かかるコレクタ領域
の酸化膜の除去工程は、通常、フッ酸等により酸化膜1
7を選択的にエッチングして行われるが、トレンチアイ
ソレーションの埋め込みがTEOSから形成されるSi
2のみで形成される場合は、かかる酸化膜17の除去
工程において、該SiO2も同時にエッチングされるた
め、分離性能の低下を招くこととなる。これに対して、
本実施の形態では、実施の形態2の場合と同様に、トレ
ンチアイソレーションの埋め込みがエッチングされやす
い第1絶縁層5と該絶縁層がエッチング溶液に接触しな
いように保護する第2絶縁層6から形成されているた
め、トレンチ内部の第1絶縁層はエッチングされず、工
程(f)の後においても、良好な分離特性を維持するこ
とができる。
【0043】次に、工程(g)に示すように、酸化膜1
7の再形成後、該酸化膜17を順次選択的に除去し、拡
散またはp型イオン注入19によりベースコンタクト拡
散層20、ベース拡散層21を形成する。かかる酸化膜
17の除去工程においても、工程(f)同様にトレンチ
内部の第1絶縁層はエッチングされず、工程(g)後に
おいても、良好な分離特性を維持することができる。
【0044】最後に、工程(h)〜(i)に示すよう
に、酸化膜17の再形成、選択エッチングを行い、エミ
ッタ拡散層22を形成した後、コレクタ電極23、エミ
ッタ電極24、ベース電極25をそれぞれ形成し、バイ
ポーラトランジスタが完成する。尚、本実施の形態では
npnトランジスタの製造工程について述べたが、pn
pトランジスタへの適用も可能である。
【0045】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、トレンチ内への充填特性およびエッチング速度
の異なる2以上の埋め込み用絶縁物を利用してトレンチ
アイソレーションを形成するので、幅0.15μm以
下、アスペクト比3以上の埋め込み部を有するMOSL
SIのトレンチアイソレーションおよびアスペクト比6
以上の埋め込み部を有するバイポーラLSIのトレンチ
アイソレーションを、トレンチ内におけるボイドの発生
無しに形成することが可能となる。1ギガビットDRA
M等の高集積回路において利用可能な、占有面積が小さ
くかつ良好な分離特性を有するトレンチアイソレーショ
ンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態にかかる多層埋め
込みトレンチアイソレーションの製造工程図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態にかかる多層埋め
込みトレンチアイソレーションの断面構造図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態にかかる多層埋め
込みトレンチアイソレーションの製造工程図である。
【図4】 本発明の第3の実施の形態にかかる多層埋め
込みトレンチアイソレーションの製造工程図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 SiO2膜、3 SiN膜、4
トレンチ、5 第1絶縁層、5’ TEOSから形成さ
れるSiO2(第1絶縁物)、6 第2絶縁層、6’
HTO(第2絶縁物)、7 熱酸化膜、8 p型イオ
ン、9 ゲート電極、10 n型イオン、11 n+
オン注入領域、12 熱酸化膜、13ソース/ドレイン
領域、14 ソース/ドレイン電極、15 n+埋め込
み拡散層、16 nエピタキシャル層、17 熱酸化
膜、18 n型イオン、19 p型イオン、20 ベー
スコンタクト拡散層、21 ベース拡散層、22 エミ
ッタ拡散層、23コレクタ電極、24 エミッタ電極、
25 ベース電極。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスペクト比3以上の埋め込み部を有す
    るMOSLSIのトレンチアイソレーションであって、 該アスペクト比3以上の埋め込み部下部のトレンチ内の
    埋め込み層がトレンチ底部にCVDにより積層可能で、
    少なくともアスペクト比2以下となる埋め込み部を残す
    レベルまで底部から嵩上げ積層される第1絶縁層と、該
    第1絶縁層上に積層されるアスペクト比2以下の埋め込
    み部に積層可能で、熱酸化膜のエッチング時にトレンチ
    内までエッチングされないエッチング速度を有する第2
    絶縁層とを少なくとも備えることを特徴とする多層埋め
    込みトレンチアイソレーション。
  2. 【請求項2】 アスペクト比6以上の埋め込み部を有す
    るバイポーラLSIのトレンチアイソレーションであっ
    て、 該アスペクト比6以上の埋め込み部下部のトレンチ内の
    埋め込み層がトレンチ底部にCVDにより積層可能で、
    少なくともアスペクト比2以下となる埋め込み部を残す
    レベルまで底部から嵩上げ積層される第1絶縁層と、該
    第1絶縁層上に積層されるアスペクト比2以下の埋め込
    み部に積層可能で、熱酸化膜のエッチング時にトレンチ
    内までエッチングされないエッチング速度を有する第2
    絶縁層とを少なくとも備えることを特徴とする多層埋め
    込みトレンチアイソレーション。
  3. 【請求項3】 上記トレンチの幅が0.15μm以下で
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の多層埋
    め込みトレンチアイソレーション。
  4. 【請求項4】 上記第1絶縁層がテトラエチルオルソシ
    リケート(TEOS)の熱分解CVDにより形成される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の多層埋め込
    みトレンチアイソレーション。
  5. 【請求項5】 上記第1絶縁層が、2またはそれ以上の
    絶縁層を積層して形成されることを特徴とする請求項1
    または2に記載の多層埋め込みトレンチアイソレーショ
    ン。
  6. 【請求項6】 上記第1絶縁層が、少なくともトレンチ
    側壁および底部に形成された絶縁層中に設けられた導電
    層から形成されることを特徴とする請求項1または2に
    記載の多層埋め込みトレンチアイソレーション。
  7. 【請求項7】 上記第2絶縁層が高温CVDで堆積され
    る酸化物(HTO)であることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の多層埋め込みトレンチアイソレーショ
    ン。
  8. 【請求項8】 上記第1絶縁層が少なくともアスペクト
    比2以下となる埋め込み部を残すレベルまで底部から嵩
    上げ積層され、上記第2絶縁層がSiNであることを特
    徴とする請求項1または2に記載の多層埋め込みトレン
    チアイソレーション。
  9. 【請求項9】 上記第2絶縁層がトレンチ開口上方に5
    0〜100nm(SiO膜から)突出していることを
    特徴とする請求項1または2に記載の多層埋め込みトレ
    ンチアイソレーション。
  10. 【請求項10】 (a)半導体基板1上に、アスペクト
    比3以上の埋め込み部を形成するようにトレンチ4を形
    成する工程と、 (b)上記半導体基板1上に第1絶縁物5’を堆積し、
    上記トレンチ4内に第1絶縁層5を埋め込む工程と、 (c)上記トレンチ4内に埋め込まれた第1絶縁層5を
    少なくともアスペクト比2以下となる埋め込み部を残す
    レベルまでエッチバックする工程と、 (d)上記半導体基板1上に第2絶縁物6’を堆積し、
    上記トレンチ4内の第1絶縁層5上に第2絶縁層6を埋
    め込む工程と、 (e)化学的機械研磨(CMP)により第2絶縁物6’
    を研磨し、第2の絶縁層6を形成する工程とからなる多
    層埋め込みトレンチアイソレーションの形成方法。
  11. 【請求項11】 上記トレンチがバイポーラLSIのト
    レンチであって、アスペクト比が6以上の埋め込み部を
    形成することを特徴とする請求項10に記載の多層埋め
    込みトレンチアイソレーションの形成方法。
  12. 【請求項12】 上記(a)工程が、 (a1)応力緩和のためのSiO膜2、SiN膜3を
    順次形成する工程と、 (a2)レジストマスクを用いてSiO膜2、SiN
    膜3をパターニングした後、該パターニングされたSi
    膜2、SiN膜3をマスクとしてトレンチを形成す
    る工程とからなることを特徴とする請求項10に記載の
    多層埋め込みトレンチアイソレーションの形成方法。
  13. 【請求項13】 上記トレンチの幅が0.15μm以下
    であることを特徴とする請求項10または11に記載の
    多層埋め込みトレンチアイソレーションの形成方法。
  14. 【請求項14】 上記第1絶縁層が、埋め込み部のアス
    ペクト比が3以上となるように形成されたトレンチ内の
    底部に積層可能であるTEOSの熱分解CVDで形成さ
    れることを特徴とする請求項10または11に記載の多
    層埋め込みトレンチアイソレーションの形成方法。
  15. 【請求項15】 上記第2絶縁層が、埋め込み部のアス
    ペクト比が2以下となるように形成されたトレンチ内に
    積層可能であるHTOで形成され、上記(e)工程の化
    学的機械研磨(CMP)により第2絶縁物がトレンチ内
    部にまで研磨されないエッチング速度を有することを特
    徴とする請求項10または11に記載の多層埋め込みト
    レンチアイソレーションの形成方法。
  16. 【請求項16】 上記(e)工程後に、更に(f)Si
    N膜を選択的に除去し、トレンチ開口上方に50〜10
    0nm(SiO膜から)突出した第2絶縁層を形成す
    る工程を含むことを特徴とする請求項10または11に
    記載の多層埋め込みトレンチアイソレーションの形成方
    法。
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