JPH09251432A - ワークフローマップ表示方法 - Google Patents

ワークフローマップ表示方法

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JPH09251432A
JPH09251432A JP6058396A JP6058396A JPH09251432A JP H09251432 A JPH09251432 A JP H09251432A JP 6058396 A JP6058396 A JP 6058396A JP 6058396 A JP6058396 A JP 6058396A JP H09251432 A JPH09251432 A JP H09251432A
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work
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JP6058396A
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Kenichi Nishikawa
健一 西川
Yasuo Kurosu
康雄 黒須
Tatsuya Murakami
達也 村上
Eiichi Sato
栄一 里
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】文書データの自動回覧ルートを摸式的に表した
図であるワークフローマップの表示方法において、一見
してルート全体の概略を理解しやすい表示方法。 【解決手段】ある操作者から、別の操作者に文書データ
が移動して、再度、元の操作者に戻るループ状の文書デ
ータの回覧ルートを検索する手段と、上位階層から操作
者の指定した階層数分のループ状の文書データのルート
のみをワークフローマップ上に表示する手段より構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された複数の端末に対して、電子的に作成された文書
データをあらかじめ定められた順番にしたがって回覧す
るワークフローシステムにおいて、文書回覧のルートを
定義するためのワークフローマップの表示方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの処理能
力の向上により、従来は、紙の書類で行っていた文書の
回覧処理を電子的に作成した文書データをネットワーク
に接続されている複数のパーソナルコンピュータ間での
回覧処理に変更することが可能になった。また、この回
覧文書に対して回覧経路をあらかじめ前記文書回覧を統
括的に管理するサーバのコンピュータに登録しておき、
各パーソナルコンピュータの操作者が文書データの回覧
時に文書の宛て先を指定しなくても、自動的に回覧を行
うことが可能である技術としては、以下のものがある。
特開平5−158828号公報、特開平6−62048
号公報、特開平6−104921号公報。これらに自動
回覧方法が記載されている。これらのシステムを通常ワ
ークフローシステムと呼ぶ。
【0003】ここで、回覧される文書データとは、スキ
ャナから取り込んだイメージデータ、ワードプロセッサ
等で電子的に作成したテキストデータ、あるいは、その
両者から構成されているである。
【0004】このワークフローシステムの導入により、
従来の業務では、紙の移動に要した時間およびコストを
削減することができる、移動中に書類の紛失等も防ぐこ
とが可能となり、文書データの検索も紙をめくりながら
行う必要がないため、業務の効率を向上させることが可
能となる。
【0005】また、このワークフローシステムにおい
て、文書の回覧ルートあるいは、業務の流れの定義およ
び表示する手段として、より操作者に回覧ルート、業務
の流れを理解しやすくさせるために摸式てきな図として
端末画面上に表示するものが多い。例えば、回覧を行う
各ユーザを摸式的な図形で表わし、この図形間を線でつ
なぐことにより回覧順序を示した図、あるいは、文書回
覧中に発生する業務を摸式的な図形で表わしこの図形間
を線で結ぶことにより、仕事の流れを示した図がある。
以後、この回覧ルート、業務の流れを示す図をワークフ
ローマップと呼ぶ。
【0006】回覧ルート、業務の流れを示すワークフロ
ーマップをPC画面上で作図することで、実際の文書の
回覧ルートを定義するシステムも多い。このような方法
で文書回覧ルートを定義することにより、複雑な言語等
を使用することなく操作者の実感に近い形で文書データ
の回覧ルート、業務の流れを定義することが可能となる
ため、効率よくワークフローシステム構築が行える。ま
た、一度作成されたワークフローマップを見ることで、
現状の仕事の流れが摸式化されているために、仕事の概
要を理解するためにも有効である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記、ワークフローシ
ステムの導入により、現状の紙の文書の回覧順序をその
まま電子化された文書データの回覧順序に変更した場合
でも、紙の書類の物理的移動にともなう時間およびコス
トを削減することが可能である。
【0008】しかしながら、さらに本質的な業務効率の
改善を行う場合には、現状の業務手順、つまり文書回覧
順序の見直しを行う必要がある。具体的には、回覧ルー
トをより効率的なルートに変更したり、業務の順番を変
更する必要がある。
【0009】その際に、現状の文書の回覧ルートを摸式
的な図として表示されたワークフローマップを見ながら
検討することが有効である。しかしながら、ワークフロ
ーマップは、現状の業務における文書回覧の全てのルー
ト、あるいは業務が表示されるため複雑になる傾向があ
る。
【0010】実際の文書回覧業務においては、あるユー
ザから別のユーザに文書が次々と移動して、最終的に元
のユーザに戻るようなループ状のルートが存在する。例
えば、ある担当者に文書が流れてきた場合、実際に処理
を行うのは、担当者の複数の部下であることが多い。そ
して、前記複数の部下間に順次文書が回覧されて全ての
処理を終了した後、再度部下の処理結果を、確認するた
めに前記担当者に戻るというようなケースである。この
ようなルートが各部署に何階層に渡って存在する場合、
全ての回覧ルートをワークフローマップ上に表示する
と、繁雑になり一見して文書の回覧ルート、業務の流れ
の概要をつかみにくいという問題点がある。
【0011】本発明の目的は、ワークフローシステムに
おける回覧ルート、業務の流れを示した図であるワーク
フローマップを枝葉的な経路の表示を省き、主要な経路
のみの表示を行う手段を提供することである。これによ
り、文書回覧ルートの検討する際に、経路の概要を掴み
易い手段を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】まず、前提である業務の
流れをPC画面上に摸式的な図であるワークフローマッ
プとして表示する方法について述べる。
【0013】ワークフローマップは、仕事全体を基本的
な仕事の単位である業務単位の実行順番を摸式化するこ
とで表わす。具体的には、各業務単位を一つの図形とし
てPC画面上に描画する。そして、各業務単位を示す図
形を矢印で接続することにより、ある仕事から別の仕事
への流れを表わす図を作成する。また、基本的な仕事で
ある各業務単位も内部的な段階的なフェーズを経て達成
されると考える。そして、各業務単位が示す仕事は、最
終段階のフェーズを経ることが必須であると考える。こ
の考え方を、ワークフローマップ上各業務単位を示す図
形を分割してその位置により、各業務中の何番目のフェ
ーズにあるかを示す。そして、例えば、ある業務単位を
示す図形の最終段階の位置から別の業務単位を示す図形
に矢印が接続されている場合、この業務単位の仕事が終
了してから、次の業務単位の仕事を行うことを示す。ま
た、ある業務単位を示す図形の途中段階を示す位置か
ら、別の業務単位を示す図形に矢印が接続されている場
合は、元の業務単位が示す仕事を終了せずに別の仕事を
行うことを示す。この場合、別の仕事を行った後、元の
業務単位が示す仕事の続きを行う。そのため、ワークフ
ローマップは、元の業務単位の図形から別の業務単位の
図形に矢印が接続された後、最終的に元の業務単位の図
形に戻るようにループ状になる。このような場合、以
後、元の業務単位から下位階層の仕事に移ると表現す
る。
【0014】また、2つの業務単位が線で方向を持った
線で接続されている場合、移り元を親の業務単位と呼
び、移り先を子の業務単位と呼ぶことにする。また、ワ
ークフローマップ中には、最重要で、親が存在しない中
心業務単位が存在する。そして、その中心業務単位を起
点として、いくつかの業務単位へ移動することで業務の
流れをワークフローマップとして記述する。
【0015】以上に述べたように業務の流れを摸式化し
たワークフローマップを枝葉な部分の表示を省略して、
一見して理解しやすい形でPC画面上に表示するため
に、本発明では、以下の手段を設ける。
【0016】業務の流れごとに、ワークフローマップ上
の全ての情報を格納するワークフローマップ格納ファイ
ルを設ける。また、ワークフローマップ表示のために、
ワークフローマップを構成する各業務単位のデータとし
て以下の要素を設ける。
【0017】まず、各業務単位には、その親の業務単位
名と親から移動時の親の業務と子の業務単位のフェーズ
の記憶領域を設ける。また、各業務単位の最終フェーズ
が終了した場合に、移動先の業務単位名、及び移動先の
フェーズの記憶領域を設ける。次に、各業務単位を表示
を省略するかどうかのフラグ的なデータの記憶領域を設
ける。また、各業務単位の実行する操作者名の記憶領域
を設ける。
【0018】また、本ワークフローマップ表示プログラ
ム操作者が上位階層から何階層目までの、業務手順を表
示するかの設定手段を備える。また、前記表示段数設定
手段により、中心業務単位から、順番に子の業務単位を
設定された階層数まで検索して、該当する業務単位を表
示することを示すフラグデータを設定する手段および、
残りの業務単位に対して非表示であることを示すフラグ
データを設定する手段を備える。
【0019】さらに、操作者が特定の業務単位の以下の
下位の階層の業務手順のみを表示させるように指定する
手段を持つ。前記業務単位の子の業務単位の表示指定手
段により、指定された業務単位の全ての子の業務単位を
検索して、該当する業務単位の表示することを示すフラ
グデータを設定する手段および、残りの業務単位に対し
て非表示であることを示すフラグデータを設定する手段
を備える。
【0020】次に、ワークフローマップの全業務単位を
調べて、表示することを示すフラグが立っている業務単
位を所定の位置に表示データとして作成手段を備える。
【0021】また、本発明によるワークフローマップ表
示方法を使用したプログラムが表示するワークフローマ
ップで記述されたワークフローを実際のワークフローシ
ステムとして構築するためには、以下に示す手段を備え
る。
【0022】ハードウェアとしては、ワークフローシス
テムを統括的に管理するサーバマシンと各ユーザが回覧
される文書データを見るためのクライアント端末とを備
える。また、必要に応じて画像データを入力するスキャ
ナあるいは、文書データを印刷するためのプリンタ等を
備える。
【0023】また、ソフトウェアとしては、作成された
ワークフローマップの記述に従い、ワークフロールール
を本ワークフローシステムを管理するパーソナルコンピ
ュータ上に構築するプログラムとワークフローシステム
運用時には、サーバ上で各データのワークフローの管理
を行うプログラムを備える。
【0024】本発明におけるワークフローマップ表示手
順を以下に述べる。まず、操作者が指定した表示するワ
ークフローマップのデータが格納されているファイルを
読みだし、ワークフローマップを構成する業務単位のデ
ータより、各業務単位のマップ上の位置、及び各業務単
位間の接続関係より、パーソナルコンピュータの画面上
にワークフローマップを表示するための表示データを作
成する。そして、この表示データをワークフローシステ
ムがパーソナルコンピュータの画面に描画する。次に、
操作者が業務の概要を理解するために指定した階層数の
業務手順の表示の設定を行った場合について説明を行
う。まず、操作者がワークフローマップの表示する文書
データの業務の流れの階層数を指定する。次に、ワーク
フロー表示プログラムは、以前に作成されたワークフロ
ーマップの表示データを全てクリアする。次にワークフ
ローマップ表示プログラムが一つの業務の流れの中の全
ての業務単位の接続関係を調べて、最上位階層の業務単
位から順次下位の業務単位を検索して、操作者が指定し
た階層数までの業務単位に対して、表示することを示す
フラグデータを登録して、指定した階層数より下位の階
層の業務単位に対しては、表示しないことを示すフラグ
データを登録する。
【0025】次に、ワークフローマップ表示プログラム
は、各ワークフローマップの中の業務単位のデータで表
示することを示すフラグデータが登録されているものの
みを検索して表示データを作成する。最後に、システム
に対して再表示要求を発行して、システムが表示データ
をパーソナルコンピュータの画面に表示を行う。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図により
説明を行う。
【0027】図1は、ワークフローマップの表示手順の
一例を示すPAD図である。図2は、本実施例におけ
る、ワークフローマップにより、業務の流れを示す場合
に基本となる業務単位を摸式化した業務モデルの構成を
示す図である。
【0028】図3は、図2に示された基本業務モデルの
組み合わせにより、ワークフローの全ての業務の流れを
示すワークフローマップである。図4は、本ワークフロ
ーマップを構成する業務モデルのテーブル形式のデータ
内容である。図5は、図1によるワークフローマップ表
示手順で使用する。再帰的手法による子の業務モデル検
索手順である。図5は、ワークフローマップの中の各業
務モデルのデータ内容を示す表である。図6は、本発明
におけるワークフローシステムの構成図である。構成と
しては、ネットワークで接続された各操作者が文書デー
タを見るためのクライアントPC602、603、60
4、と文書データを蓄えて、クライアントPCからの要
求に応じてデータを送出するサーバPC605から成
り、クライアントPC601には、画像入力用スキャナ
を接続した構成である。本発明が前提としているワーク
フローシステムの構成を示す。
【0029】ワークフローシステムの動作例を、まず、
説明を行うクライアントPC602の操作者がスキャナ
601より画像データを読み込み、文書データを作成し
て、サーバPC605に登録する。そして、サーバPC
605にあらかじめワークフロー定義された順番によっ
て、文書データの回覧を行う。そして、各クライアント
PC603、604を使用して操作者がサーバPC60
5が管理するシステムにログインすると、サーバPC6
05は、ワークフローに定義された最初の業務を行うユ
ーザに文書データを送付する。最初のユーザがあらかじ
め定義された業務を行った後、サーバPC605は、次
のユーザにこの文書データを送付する。このようにし
て、順次、ユーザ間に文書データを回覧することによ
り、ワークフローシステムを構築する。
【0030】まず、本実施例におけるワークフローにお
ける図2における基本業務モデルの説明を行う。基本業
務モデルは、ワークフローマップが表現する、業務の流
れにおいて実際に行われる仕事を示す単位であり、仕事
の実行者が定義されている。基本業務モデルが表現する
仕事は、段階を経て仕事を達成されるものとする。本実
施例における業務モデルの段階を図2に示すように4段
階として、第1フェーズ、第2フェーズ、第3フェー
ズ、第4フェーズと推移して、第4フェーズを終了する
と、その業務モデルが表現する仕事は、全て終了したこ
とを示す。
【0031】また、ある仕事が終わって別の仕事に移る
場合、第4フェーズ終了地点から、別の業務モデルに線
を接続することで表現する。また、ある仕事の途中で、
別の下位の仕事を行う場合は、ある業務モデルの第4フ
ェーズ以前の途中のフェーズから、別の業務モデルに線
を接続することで表現する。この場合が本発明における
省略対象の業務モデルである。
【0032】図3は、前記図2の基本業務モデルの組み
合わせで、実際の業務の流れを表現したワークフローマ
ップである。301が本ワークフローマップの最も中心
的な仕事を表す主要業務モデルである。主要業務モデル
が終了すると本ワークフローマップが表現する仕事が終
わると考え、文書の回覧が終了する。また、その他の業
務モデル、302、303、304で本ワークフローマ
ップは、構成されている。以下、本ワークフローマップ
の流れの説明を行う。まず、主要業務モデル301の第
1フェーズ終了時に、第1業務モデル302の第2フェ
ーズに移動する。つまり、主要業務モデルの実行者か
ら、第1業務モデルの実行者に文書が移動する。そし
て、第1業務モデル302の全てのフェーズが全て終了
したら、主要業務モデル301へ戻り、第2業務モデル
303に移動する。主要モデルの実行者から、第2業務
モデルの実行者に文書が移動する。
【0033】第2フェーズ終了時に、別の第3業務モデ
ル304の第2フェーズに移動する。第3業務モデル3
04の全てのフェーズが終了したら、第2業務モデルに
戻り、残りの仕事を行う。そして、第2業務モデルの全
てのフェーズ終了すると、主要業務モデル301に戻
り、残りの業務を終了して、本ワークフローマップが表
現する全ての業務を終了する。したがって、本ワークフ
ローマップにおいて、第1階層は、主要業務モデル30
1であり、第2階層は、第1業務モデル302と303
である。第3階層は、第3業務モデル304である。し
たがって、操作者が表示階層を2と指定した場合、ワー
クフローマップ表示プログラムは、第3業務モデル30
4の表示を行わない。
【0034】以下、操作者が表示階層を2と指定した場
合のワークフローマップ表示プログラムの動作の説明を
行う。
【0035】図4に本ワークフローマップにおける各業
務モデルのデータ内容を示す。ワークフローマップ中の
各業務モデルのデータを表形式で表現したものである。
業務モデル名欄401には、ワークフローマップ中の各
業務モデル名を登録する。種別欄402には、本ワーク
フローマップの中で唯一存在する中心的業務モデルに対
しては1が登録され、残りの業務モデルには0が登録さ
れる。親業務モデル欄403には、各業務モデルの親の
業務モデル名と、接続する親のフェーズ及び、接続時の
子のフェーズを登録する。終了時接続先欄404は、各
業務モデルが終了した場合に接続する先の業務モデル及
びフェーズを登録する。
【0036】表示フラグ欄405は、各業務モデルを表
示する場合は1を設定して、表示しない場合は0を設定
する。また、表示位置欄406は、各業務モデルを表示
するマップ上の位置を登録する。また、実行者欄407
は、各業務モデルを実行する実行者を登録する欄であ
る。
【0037】まず、操作者はワークフローマップに表示
する階層数を指定する。本実施例においては、2を指定
したとする。まず、ステップ101において、まず、上
記パーソナルコンピュータの画面のクリア及び、対象ワ
ークフローマップの種別欄402に1が立っていないも
の全ての業務モデルの表示フラグ欄405を0クリアす
る。また、種別欄402に1が立っている業務モデルの
表示フラグを1にする。次に、ステップ102において
ステップ104の子業務モデル検索ルーチンの引数であ
る、検索する業務モデルの親の業務モデル名をワークフ
ローマップの最も中心的ものである主要に設定する。
【0038】次に、ステップ103において、ステップ
104の業務モデル検索ルーチンの引数である現在の検
索している階層数を1に設定して、表示階層数を操作者
が設定した2に設定する。
【0039】そして、次にステップ104に上記設定に
より、親の業務モデルが主要である2階層下の子の業務
モデルの表示フラグ領域405欄に1を設定する。図3
のワークフローマップにおいては、第1、第2業務モデ
ルの表示フラグ欄に1が設定されて、第3業務モデルの
表フラグ欄には、1が設定されずに0のままである。
【0040】次に、ステップ105において、全業務モ
デルの中で表示フラグ欄405が1である業務モデルの
表示位置欄406を調べて、パーソナルコンピュータの
画面に図3に示すようなワークフローマップにおける第
3業務モデル304が存在しない絵を表示する。
【0041】また、本実施例において、ステップ102
において、検索親モデルをワークフローマップの最も中
心的な業務モデルの換わりに、操作者が指定する任意の
ワークフローマップ中の業務モデルを指定した場合、そ
の指定した業務モデルの下位の階層の業務モデルを表示
することが可能になる。
【0042】また、図4が示すワークフローマップデー
タ構成に各業務モデルが示す仕事を行う時の各フェーズ
別のコスト、あるいは時間を登録する領域を登録する手
段を設けて、図5が示す子業務モデル検索ルーチンで、
表示する各業務モデルの子の業務モデルを最下位のレベ
ルまで求める過程においてコスト及び時間を加算する手
段を設ける。そして、表示する業務モデルが表現する仕
事を行うためのトータルのコスト及び時間に対して下位
階層のコストおよび時間を加算して表示することは可能
である。
【0043】次に、ステップ104における子業務モデ
ル検索ルーチンの一実施例の説明を行う。図5は、指定
された親の業務モデルの指定された階層数の子業務モデ
ルを見つけて、その子業務モデルの表示フラグ欄をオン
にする方法を示すPAD図である。この処理は、再帰的
に自分自身のルーチンを呼び出すことによって処理を行
う。また、引数として、検索する親業務モデル名と、表
示階層数と、現在何階層目の検索を行っているかを示す
現階層数を渡す仕様とする。
【0044】まず、指定された親の業務モデルが図4の
ワークフローマップデータ構成表に登録されている全て
の業務モデルに対して親業務モデル欄403をステップ
501のループ処理によって検索を行う。そして、ステ
ップ502において、指定された親モデルと親業務モデ
ル欄403と一致するかどうかを調べる。一致する場
合、親の業務モデルの接続フェーズをステップ503に
おいて調べる。最終フェーズである場合は、これは、指
定された親業務モデルと一致した業務モデルは、シリア
ルに接続されているため、親業務モデルとの階層は、同
じである。したがって親業務モデルと階層数を一致させ
るために、ステップ504において現階層数から1を引
く。
【0045】次に、ステップ505において一致した業
務モデルの表示フラグ欄405に表示することを示すた
めに1を登録する。そして、現階層と表示階層を比べ
る。一致する場合は、現階層が最終的な表示階層である
ため、これ以上の下位の階層に対しての検索を行うのを
中止して、ループ処理ステップ501に戻って、別の業
務モデルの検索を行う。一致しない場合、さらに下位の
階層の業務モデルの表示を行う必要があるため、ステッ
プ507において、現階層数に1を加えたものを再帰呼
び出しのための引数の現階層数として設定して、ステッ
プ508において発見した業務モデルを親業務モデルと
設定する。そして、ステップ509において自分自身で
ある子業務モデル検索ルーチンをコールする。
【0046】以上の処理を行うことによって、指定され
た親業務モデルの指定された下位階層の子業務モデルの
表示フラグ欄405を全てオンにすることが可能とな
る。
【0047】また、子業務モデル検索ルーチンの戻り値
として、発見した業務モデルが表現する仕事に要するコ
スト及び、時間とすることで、戻ってきた値を順次加算
していくことで、指定された親業務モデルが表現する仕
事のトータルのコストおよび時間を計算することが可能
となる。
【0048】上記実施例において、各業務モデルを仕事
の基本単位を表わすものから、仕事を行う個人そのもの
を表わし、ワークフローマップが業務の流れを表わす図
から、文書回覧のルートを示す図として表現されてい
て、業務モデルの各フェーズを2段階構成として、処理
中で移動するか、処理後に移動するかの2種類の状態を
保持する手段を持つ場合、文書回覧ルートの指定した下
位階層のループ状のルートを省略することを特徴とする
ワークフローマップの表示方法が実現できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ワークフローシステムにおける文書回覧ルート、業務の
流れを示すワークフローマップ表示方法において、操作
者が指定した下位の階層のルートの表示を省略すること
が可能となるので、一見して全体の文書回覧の流れを把
握しやすいワークフローマップ表示方法を提供すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワークフローマップの描画方法を示すPADで
ある。
【図2】基本業務モデルを示す図である。
【図3】ワークフローマップを示す図である。
【図4】ワークフローマップデータ構成である。
【図5】子業務モデル検索ルーチンを示すPADであ
る。
【図6】ワークフローシステム構成図である。
【符号の説明】
301…主要業務モデル、 302…第1業務モデル、
303…第2業務モデル、 304…第3業務モデル、
601…スキャナ、602…クライアントPC、60
3…クライアントPC、604…クライアントPC、6
05…クライアントPC。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 里 栄一 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会社 日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末を使用する複数の操作者に対し
    て、電子的に作成された文書データをあらかじめ定めら
    れた順序にしたがって回覧を行い、文書を回覧された前
    記操作者があらかじめ定められた業務を行うワークフロ
    ーシステムにおいて、前記文書データに対する業務の順
    番を前記端末画面上に摸式的な図として表示するワーク
    フローマップの表示方法に関して、前記業務の順番を示
    す図が階層的なループ状に存在する場合、上位階層から
    指定した数までの階層までの業務の順番を示す図のみを
    表示することを特徴とする、ワークフローマップ表示方
    法。
  2. 【請求項2】複数の端末を使用する複数の操作者に対し
    て、電子的に作成された文書データをあらかじめ定めら
    れた順序にしたがって回覧を行い、前記文書を回覧され
    た操作者があらかじめ定められた業務を行うワークフロ
    ーシステムにおいて、前記文書データに対する業務の順
    番を前記端末画面上に摸式的な図として表示するワーク
    フローマップの表示方法に関して、前記業務の順番を示
    す図が階層的なループ状に存在する場合、指定した業務
    の下位階層の業務の順番を示す図の表示のみを行うこと
    を特徴とする、ワークフローマップ表示方法。
  3. 【請求項3】複数の端末を使用する複数の操作者に対し
    て、電子的に作成された文書データをあらかじめ定めら
    れた順序にしたがって回覧するワークフローシステムに
    おいて、回覧ルートを摸式的に示した図として前記端末
    画面上に表示するワークフローマップの表示方法に関し
    て、文書データが第1の操作者から、複数の操作者に次
    々と移動して、再び第1の操作者に戻ってくるループ状
    の回覧ルートが複数階層に渡って存在する場合、指定し
    た階層数以下の下位階層のループ状回覧ルートの表示を
    省略する手段を持つことを特徴とするワークフローマッ
    プ表示方法。
  4. 【請求項4】複数の端末を使用する複数の操作者に対し
    て、電子的に作成された文書データをあらかじめ定めら
    れた順序にしたがって回覧するワークフローシステムに
    おいて、回覧ルートを摸式的に示した図として前記端末
    画面上に表示するワークフローマップの表示方法に関し
    て、文書データが第1の操作者から、複数の操作者に次
    々と移動して、再び第1の操作者に戻ってくるループ状
    の回覧ルートが存在する場合、指定した操作者から始ま
    るループ状回覧ルートのみの表示を行うことを特徴とす
    るワークフローマップ表示方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載のワークフローマップ表示方
    法において、ある業務に要する時間あるいは、コストの
    表示手段を持つことを特徴とするワークフローシステム
    において、指定した階層数以下の下位階層の業務の手順
    の図の表示を省略する場合において、下位階層の業務で
    の移動に要する時間、コストを上位の業務おける文書デ
    ータの移動に要する時間は、上位階層の業務が要する時
    間あるいはコストの計算結果に加算することを特徴とす
    るワークフローマップ表示方法。
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