JP2007018406A - ワークフローシステム、ワークフロー管理方法及びプログラム - Google Patents

ワークフローシステム、ワークフロー管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、境界があいまいな作業があっても容易に扱えるワークフローシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】 作業管理部12はワークフローを構成する作業を管理する。ルート管理部17は、ワークフローの一部を表わすルートを管理する。そしてフロー管理部14は、フローがルートの下位下層のルートを保持できるよう管理する。これにより、境界のあいまいな作業をフローの下位階層に定義することができ、前後の作業とは別の作業として定義可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は業務の流れを可視化するワークフロー作成装置に関し、特にワークフローの参照者がワークフローの表示の抽象度を自由に変更可能とし、また、作成者が既存のワークフローの一部を容易に流用可能とするワークフローシステムに関する。
業務の流れを表現するための1つの手法としてワークフローを用いることが一般的に行われている。
ワークフローを参照する参照者には、作業者と業務管理者(及びそれらの中間に位置する者)が存在する。作業者はワークフローを参照し、ワークフローに従って作業を行うことによって決められた業務(の一部)を遂行する。また業務管理者は実際の作業の進捗とワークフローを比較することによって、業務の進捗を管理する。
ワークフローの作成者は、業務を詳細に分析して作業単位に分解した上で、業務を作業の連続として定義し、ワークフローによって業務を表現する。
作業者の立場でワークフローを参照する場合、実際の作業実施に必要なあらゆる情報がワークフローに記述されていることが期待される。ところがこのように作成されたワークフローを業務管理者の立場で参照すると、細かな作業の全てが記述されたワークフローが表示され、このようなワークフローでは規模が大きくなりすぎてしまい、業務全体を俯瞰する事が困難となる。
この問題に対しては3種類の手法を取ることが考えられる。
第1の手法は、粗すぎず且つ細かすぎない中庸なワークフローを作成するというものである。この場合、作業者及び業務管理者の両方に同一のワークフローを使用させようとするものであるが、どちらにも使いづらいものが出来てしまい、結局どちらからも使用されないという状況に陥りがちである。
第2の手法は作業者が参照する詳細なワークフローと、業務管理者が参照する抽象度の高いワークフローを別々に作成するというものである。しかしこの方法では、同一の業務に対して(部分的に)抽象度の異なる多くの独立したワークフローが存在してしまうため、登録した内容を変更する場合には関連するすべてのワークフローを修正することが必要となり、一貫性を保つことが困難である。
第3の手法は業務を階層化してワークフローを定義するというものである。そして参照者が参照する階層を切り替えることによって、作業者は十分に詳細な作業を参照する事が可能であり、また業務管理者は全体を俯瞰することが可能となる。またワークフロー作成者においても、ワークフローの一部分をより詳細な作業に分解する、あるいはまとめて抽象度の高い作業として定義することによって、第2の解決法のように多くの独立したワークフローを定義する事に比べ、ワークフローの管理が容易になる。
特許文献1には第3の手法を用いた技術の1つが開示されている。
特許文献1には、階層化されたプロセスを構築する際、サブビジネスプロセスを上位のビジネスプロセスから独立させることによって、メンテナンスが容易なシステムを構築している。
また特許文献2にもワークフローを階層化して構築する第3の手法の1形態が開示されている。
また特許文献3では、ワークフロー等の仕様を部品化しておくことにより、有効な再利用を行える仕様交換装置を実現している。
特開平11−316780号公報 特開2003−203148号公報 特開2002−304428号公報
ワークフローを扱う場合には、以下の問題点がある。
(1)業務には境界のあいまいな作業がしばしば現れる。
たとえば図23に例示するように、作業Aで作成したデータを作業Bで連携して使用する場合、作業Aの出力形式から作業Bの入力形式に変換するという作業Tが必要となる場合がある。
このような作業Tは作業規模が小さく、かつ業務にとって本質的でない作業であり、現実には作業Aと作業Bの負荷状態に応じてどちらが行っても良い。しかしワークフロー上では作業Tは作業Aもしくは作業Bのいずれかに組み込んで定義しなければならないため、現実にそぐわないものとなる場合がある。
また作業Tを、作業A及び作業Bのいずれとも本質的には関係しない作業としてワークフローを定義した場合には、作業Tの上位階層が存在しない事となる。そのため、上位階層の抽象化されたワークフローを参照した業務管理者に対しても作業Tは表示されてしまい、業務全体の見通しが悪くなってしまう。
(2)作業Tは階層のもっとも深い位置(最も具体的かつ詳細な作業を定義する位置)に置かれることとなるが、図24のように作業A、Bどちらの作業の下位階層に位置する場合もあり得る。よって、作業Aまたは作業Bを別のワークフローに流用しようとした場合、作業Tが流用対象からもれてしまうという問題が有る。
(3)作業Tは作業A、Bどちらにも位置することが可能なので、図24の場合では、作業Aで下位階層1を選択した場合には作業Bでは下位階層2を選択し、作業Aで下位階層2を選択した場合には作業Bでは下位階層1を選択する事が必要となる。よって上記したように両者が正しく選択されないと、整合性の取れていないワークフローとなってしまう場合がある。
また図25のように作業Aの下位階層としてa1による実施とa2による実施の2通りが、作業Bの下位階層としてb1による実施とb2による実施の2通りがあり、それぞれの間に作業Tに該当する付随作業2a、2bが存在する場合、下位階層として定義されうるものは作業A、Bそれぞれに6通り(1a−1〜1a−6及び1b−1〜1b−6)、組合せでは6×6=36通りとなる。そして下位階層の種類が増えた場合にこの組合せは膨大な数になることは明らかであるが、ワークフローはこの中から正しい組合せを選択する必要がある。
このように、前後の作業のどちらに含まれてもかまわない、本来の業務にとって本質的でない作業が含まれるワークフローでは、前後の作業の最下位階層まで考慮してワークフローを定義する事が必要となり、ワークフロー作成者には煩雑な作業となっている。
特許文献1のシステムには上記(2)及び(3)に示した問題点を含んでいる。
本発明は、上記問題点を解決するワークフローシステムを提供することを課題とする。
本発明によるワークフロー作成システムは、フローと作業から構成されるワークフローを管理することを前提とし、作業管理部、ルート管理部及びフロー管理部を備える。
作業管理部は、前記作業を管理する。
ルート管理部は、前記ワークフローの一部を表わすルートを管理する。
フロー管理部は、前記フローが当該ルートの下位下層のルートを保持できるよう管理する。
この構成により、境界のあいまいな作業をフローの下位階層に定義可能となるので、このような作業を容易に扱うことができる。
また前記ワークフローを表示出力する出力部と、ユーザから指定されたフローが前記ルートを保持しているとき、当該ユーザから指定されたフローを当該ルートで置き換えたワークフローを前記出力部に表示出力させる出力管理部とを更に備える攻勢とすることができる。
この構成によって、ワークフローのユーザが詳細に表示したい部分を下位階層のワークフローの表示に容易に変更することができる。
また前記ワークフローを表示出力する出力部と、ユーザから指定されたフロー若しくは作業を前記ルートとして保持するフローが存在するとき、当該ルートに含まれる前記作業及びフローを当該フローに置き換えたワークフローを前記出力部に表示出力させる出力管理部とを備える構成とすることもできる。
この構成により、ワークフローのユーザが概要を表示したい部分を上位階層のワークフローの表示に容易に変更することができる。
また既に作成したフローを他のワークフローへ容易に流用することができるように構成することもできる。
更に本発明は、ワークフローシステムのみならずワークフロー管理方法やプログラムもその範囲に含む。
本発明によれば、前作業と後作業のいずれで行ってもかまわない境界のあいまいな作業をフローの下位階層に定義することができ、前後の作業とは別の作業として定義可能となる。
また下位階層の組合せ数の劇的な増加をフローの下位階層に閉じ込めることが出来るので、その組合せ数も少なく抑えることができる。
また過去に登録されたワークフローからフローを検索し、新規ワークフローに容易に流用することが出来る。またこのとき、下位階層もそのまま流用することも可能となるので、ワークフロー作成者の負荷を軽減することができる。
更にフローを流用する際に、流用したフローの接続の可否を判定することが出来るので、既存のワークフローからフローを流用して作成した新規ワークフローの信頼性や完成度を高めることができる。
またワークフローの一部だけを詳細化(下位階層のルートを表示)、あるいは抽象化(上位階層のフローを表示)することができ、全体を見通す事ができかつ必要な部分は詳細なワークフローを表現する事が可能となる。
更にワークフローを詳細化する際、複数の下位階層のルートがある場合これらを表示して、ユーザに選択させるので、従来のワークフローに比べて自由度の高い運用が可能となる。
以下に本発明に係る一実施形態を図面を参照しながら説明する。なお以下に記述するものは本発明を具現化した一例であって、本発明がこれに限定されるものではない。
図1は、本実施形態におけるワークフローシステムの概略構成を示すブロック図である。
同図において、ワークフローシステムは、入力部11、作業管理部12、フロー管理部14、ルート管理部17、出力管理部18、出力部接続可否管理部20、概念管理部21及びテーブル記憶部22を備えている。
入力部11は、マウス等のポインティングデバイスやキーボート等の入力機器で、ワークフローシステムはユーザによるこの入力部11からの入力操作に対してマン・マシン・インタフェースを実現する。作業管理部12は、作業管理テーブル25に記録されている管理情報に基づいてワークフローを構成する作業(Work)を管理するものである。また作業管理部12は、各作業に対する入力/出力情報の種別を管理する作業IO管理部13を備えている。フロー管理部14は、フローテーブル26に記録されている管理情報に基づいてワークフローを構成するフローを管理する。またフロー管理部14は、ワークフロー作成時にライブラリ化したフローを流用する際に、ユーザが入力した条件からフローを検索するフロー検索部15及びフローを流れる情報の種別を管理するフロー流通情報管理部16を備える。ルート管理部17は、ルート管理テーブル23に基づいて、ワークフローの一部をより詳細に表わすルートを管理する。本実施形態では、このルートは、上位のフローに保持される形で管理される。出力管理部18は、ルート管理テーブル23を用いて、フローの下位階層にある複数のルートの表示/非表示を制御してワークフロー図の表示状態を制御する。出力部接続可否管理部20は、流用を行う際に、流用を行うフローが、流用先に接続可能かどうかの判断を行う。概念管理部21は、フローの前後作業の入出力データを抽象的な言葉で表したときの言葉である概念とその階層を管理する。テーブル記憶部22は、ワークフローを管理する種々の管理情報を記録するテーブルである、ルート管理テーブル23、接続管理テーブル24、作業管理テーブル25、フローテーブル26及びデータテーブル27を記憶する。尚これらのテーブルの詳細については後述する。
次に本実施形態におけるワークフローシステムで行われるワークフローの管理の仕方の概略を説明する。
本実施形態におけるワークフローシステムで管理されるワークフローは、最も簡略化された状態で、図2に示すように始点31、終点32、下位階層のルート34を保持するフロー33からなるとする。ただしこのルート34は複数あっても構わない。
ルート34とは、ワークフローにおける通り道であり、ワークフローアイテムから構成される。またルート34は、最初のワークフローアイテム35と最後のワークフローアイテム36がそれぞれ1つのフロー35及び36となってなければならない。
ここで、ワークフローアイテムとは作業(Work)やフロー(Flow)などのワークフローを構成する基本アイテム(同図では矢印や楕円)の総称である。また作業とは、業務を細分化した作業単位であり、業務担当者が遂行すべき業務内容及びその業務内容を示すアイテム(本例では楕円で示す)である。またフローとは、作業同士を結び業務の流れを視覚的に表現するアイテム(本例では矢印で示す)である。
図2でのフロー33は本実施形態を具現化したアイテムであり、配下にルート34を保持している。
本実施形態におけるフローは、後述するようにフローテーブル26で前後の作業の入出力データを管理しており、接続可能な作業をこの入出力データで判断するため作業とは独立して扱うことが可能となり、他のワークフローに流用することが可能となる。
また例えば図3に例示するように、CAD_Aによる作業結果である3次元データを受け渡してCAD_Bで作業を行う場合、本実施形態におけるワークフローでは、フロー41に対して3次元データという一つの概念の下に各種3次元CADのファイルフォーマットが存在するというデータ構成をフローテーブル26にユーザが定義する。またフロー41には、コンバートの作業を含むルートを配下に保持する。
これにより、最も簡略化した上位の表示状態では図4(a)のように3次元CADデータの受け渡しとして表現し、表示階層を1つ下に落とした表示状態では、同図(b)のように、CAD_AのフォーマットからCAD_Bのフォーマットへの3次元データのコンバート42として表現するといった表示の切り替えが可能となる。
このように境界のあいまいな作業をフローの下位階層に定義可能となるので、例えば図3の作業コンバートは、作業CAD_A、CAD_Bとは別の作業として定義できる。よってこのような境界があいまいな作業を容易に扱うことができる。またこのような定義は、境界があいまいな作業コンバートが作業CAD_A、CAD_Bのどちらで実施してもかまわないという現実のあいまいな状況を表現している。
本実施形態では、フローが配下にルートを保持することが出来るので、ワークフロー作成時に大まかな(より上位階層の)フローを用いて作成しておき、後で詳細な方法を選択してこれをフローの配下として加えてゆくことが可能となる。またフローが複数のルートを保持していた場合、1つの方法で業務の遂行がうまくいかない場合などに、別のルートを選択することによって代替案を提示することが可能となりワークフローの利便性が向上する。
さらにフローに業務の詳細な内容を上記したようにフローの配下のルートとして次々追加していくことで、ノウハウを整理して蓄積していくことが可能となる。
図4は、上記した作業Tのような付随作業が存在する場合の本実施形態のワークフローシステムによる管理の仕方を説明する図である。
図4は、図25に示したように、作業A、Bがそれぞれa1、a2及びb1、b2による実施の2通りがあり、それぞれの間に付随作業が存在する場合の本実施形態のワークフローシステムによる管理の仕方を示している。
この場合、図25では、36通りの組み合わせが生じたが、図4に示す本実施形態の場合、最大2×4×2=16通りと組み合わせ数の劇的な増加を抑えることが出来る。
次に本実施形態におけるワークフローシステムによるワークフローの管理の仕方をより具体的に説明する。
図5は、例として示すワークフロー内に存在するルートを全て表示した場合を示す図である。
同図では、出発点(Start)と終了点(End)との間には、R0〜R3のルートが存在しており、これら全てが表示された状態となっている。
このようなワークフローにおいて、業務管理者がワークフロー全体を俯瞰して見る場合、一番上位にあるルートR0のみを表示させる。
図6は、ルートR0のみを表示させた場合を示している。
この場合はワークフローを最上位から見た場合で、詳細な作業は省かれ、開始点から終了点までの、最低限の作業P1、P2及びその間のフローF1、F2及びTF1のみが表示されている。
この図6の状態において、作業P1とP2の間のフローの詳細を表示させたい場合には、参照者は、作業P1とP2の間のフローTF1を表示画面上から選択する。これにより、出力管理部18は、フローTF1が保持しているルートを表示したより下位階層の表示に切り替わる。
フローTF1は、図5に示すように複数のルートを保持しており、その内のルートR1を表示するように表示を切り替えたものが図7であり、ルートR2及びR3を表示するように表示を切り替えたものが図8である。
このように本実施形態のワークフローシステムでは、参照者が所望する部分の表示の細かさを自由に変更することが出来る。
よって参照者が、上位階層の粗い表示を求めた場合にも、或いは下位階層の細かい表示を求めた場合にも、対処することが出来る。
次に、このようなワークフローがどのような管理情報によって管理されているかを説明する。
ワークフローは、テーブル記憶部22に記憶されている各テーブルによって記録されている管理情報によって記録、管理されている。
図9はルート管理テーブル23の構成例を示す図である。同図は図5に示したワークフローを管理する場合を例として示している。
ルート管理テーブル23は、ワークフローを構成するルートを管理するもので、同図の場合、図5のルートR0〜R3についての管理情報が記録されている。
この管理情報としては、そのルートの親となるフロー、ルートの先頭となるフロー、そのルートの末尾となるフロー、そのフローを出力部19によって表示するか否かを指定する表示フラグ及びそのルートを構成するアイテムが記録されており、例えば図9のルート管理テーブル23ではルートR1は、このルートR1を保持する親ルートがフローTF1であり、アイテムF3、P3、F4から構成され、先頭にフローF3、末尾にフローF4を持つ構成となっており、現在非表示状態となっていることが記憶されている。なおこのルート管理テーブル23の表示フラグは、出力管理部12によって管理されており、出力管理部12がこの表示フラグのON/OFFを切り替えることによって、表示するワークフローの詳細さが切り替わる。
図10は、接続管理テーブル24の構成例を示す図である。同図も図5に示したワークフローを管理する場合を例として示している。
接続管理テーブル24は、ワークフローを構成する各アイテムの接続関係を管理するテーブルで、各アイテムの種類(フロー/作業)、そのアイテムが所属しているルートである親ルート、そのアイテム接続先が管理情報として記録されており、例えば図10の管理テーブルでは、アイテムF1は、親ルートがR0、接続先がP1のフローであることが記録されている。
図11は作業管理テーブル25の構成例を示す図である。同図も図5に示したワークフローを管理する場合を例として示している。
作業管理テーブル25は、ワークフロー内のアイテム中、作業に対する管理情報を記録するテーブルである。
この管理情報としては、その作業へ入力される入力データ、その作業から出力される出力データ、この作業の概念を示す詳細名、
作業管理部12がその作業を出力部19に表示する際に用いる、作業のアイテムの色や形状を指定する属性1及び属性2が記録されており、例えば図11の作業管理テーブル25では、作業P1に対する管理情報として、入力データとして仕様書、出力データとして3Dデータ、詳細名として設計、属性1として●(黒丸)及び属性2として■(黒四角)が記録されている。尚詳細名は、他へ流用する際の検索タグとなったり、フローを接続するときに接続可否判定部20が行う接続可否の判断に用いられる。入力データ及び出力データは、作業IO管理部13によって管理され、フローの接続の際のチェックに用いられる。
このルート管理情報23、接続管理テーブル24及び作業管理テーブル25に記録管理されている管理情報よって、作業管理部12、フロー管理部14及び出力管理部18はワークフロー図を出力部19に表示する。
図12は、フローテーブル26の構成例を示す図で、同図も図5に示したワークフローを管理する場合を例として示している。
このフローテーブル26は、ワークフロー内のアイテム中、フローに対する管理情報を記録するテーブルであり、同図の場合、図5のフローTF1、TF2及びF1〜F7についての管理情報が記録されている。
このルートに対する管理情報としては、接続される作業から入出力されるデータの概念を示す前後作業の入出力データ及び配下ルートが記録されており、例えば図12の例では、フローTF1の前後作業の入出力データとして3Dデータ、配下ルートとしてルートR1、R2を記録している。尚前後作業の入出力データは、他へ流用する際の検索タグとなったり、フローを接続するときに接続可否判定部20が行う接続可否の判断に用いられる。なおこのフローテーブル26は、フロー管理部14がフロー全体を管理するために用い、また前後作業の入出力データは、フロー管理部14のフロー流通情報管理部16がフローを流れるデータを管理する際に用いる。
このフロールート23は、ユーザの指示によって表示されているワークフローの詳細さを変更する際や、フローを他のワークフロー作成に流用する際に用いられる。
図13は、データテーブル27の構成例を示す図で、同図もまた図5に示したワークフローを管理する場合を例として示したものである。
このデータテーブル27は、ワークフローで取り扱われるデータの概念を階層関係で管理しており、管理情報としてデータの概念を示す名称及びそのデータの親若しくは配下となるデータを記憶しており、同図の例では例えばフローTF1は名称として「3Dデータ」、親を持たず、配下としてNo.2、3のデータ(名称「CAD_Aデータ」、「CAD_Bデータ」)を持つことが記録されている。
このデータテーブル27は、フローを他のワークフロー作成に流用する際に用いられる。
図14は、参照者が表示されているワークフロー図を、より下位階層のより詳細なワークフロー図に表示を切り替える際のワークフローシステムの動作処理を示すフローチャートである。同図の処理は、ワークフローシステム内のCPUが主記憶装置をワークメモリとしてプログラムを実行することによって実現される。
以下にこの図14のフローチャートを参照しながら、参照者がワークフローを下位階層の表示状態に切り替える場合についての動作を具体的な例を示しながら説明する。
出力部19に上位階層のワークフロー図が表示されている状態において、ステップS1として参照者であるユーザが、出力部19による表示画面上からポインティングデバイス等の入力部11を用いて、ワークフローを構成するアイテムの中からより詳細に表示したい部分のフローを選択すると、ステップS2として出力部19は、表示画面上に表示切替メニューを表示する。
図15(a)はそのときの表示画面を示す図である。
同図では、ユーザが表示されているワークフロー図からより詳細な表示を行いたいフロー51を選択すると、表示切替メニュー52が表示画面上に表示される。
この表示切替メニュー52は、詳細表示と概略表示を選択して切り替えるもので、ユーザが詳細表示53を選択すると(ステップS3)、ステップS4としてユーザが閲覧可能なサブルートを検索する。
このサブルートの検索は、ルート管理部17によって行われ、ステップS1でユーザが選択したフローの配下にあるルートをフローテーブル26を検索して求め表示画面上に一覧表示する(ステップS5)。
図15(b)は、ステップS5で一覧表示されたルートの表示例を示す図である。
このようにユーザが閲覧可能なルートが一覧表示されると、ユーザはこの中から表示したいルートを選択し、決定ボタン54を表示画面上から押下する。これによって、表示をしたいルートが選択され(ステップS6)、ステップS7として、ステップS1で選択されたフローをステップS6で選択されたサブルートで置き換えて表示する。この表示の切り替えは、出力管理部18がルート管理テーブル23の表示フラグを変更することによって実現される。
図15(c)は、ステップS6でフローを選択されたルートに置き換えて、下位階層のワークフロー図を表示した場合の表示結果の例を示す図である。
同図では、ステップS1で選択されたフロー51がルート55(ルートR1)に置き換わり、図15(a)に示したワークフロー図より、下位階層のより詳細なワークフロー図が表示されている。
このように本実施形態におけるワークフローシステムでは、ワークフローの参照者であるユーザが、表示画面上からより詳細に表示させたい部分を自由に選択して下位階層の詳細な表示に切り替えることが出来る。
図16は、参照者が表示されているワークフロー図を、より上位階層の概略ワークフローに切り替える際の処理を示すフローチャートである。同図の処理も、ワークフローシステム内のCPUが主記憶装置をワークメモリとしてプログラムを実行することによって実現される。
以下にこの図16のフローチャートを参照しながら、参照者がワークフロー図を上位階層の表示状態に切り替える場合についての動作を具体的な例を示しながら説明する。
出力部19にワークフロー図が表示されている状態において、ステップS11として参照者であるユーザが、出力部19による表示画面上からポインティングデバイス等の入力部11を用いて、概略表示にしたい部分のアイテムを選択すると、ステップS12として出力部19は、表示画面上に表示切替メニューを表示する。
図17(a)はそのときの表示画面を示す図である。
同図では、ユーザが作業61を表示画面上から選択すると、表示切替メニュー62が表示される。
この状態において、ユーザが表示切替メニュー62の概略表示を入力部11を用いて選択すると(ステップS13)、ステップS14としてルート管理部17はルート管理テーブル23のアイテム部分を参照し、ステップS11でユーザが選択したアイテムの親フローを検索する。
そしてステップS15として、ステップS14で検索された親フローで、ステップS11でユーザが選択したアイテムを含むルートと置き換え、ステップS15としてこのワークフロー図を出力部19によって表示する。この表示の切り替えは、出力管理部18がルート管理テーブル23の表示フラグを変更することによって実現される。
図17(b)はこのとき表示される表示画面上のワークフロー図を示す図である。
同図において表示されているワークフロー図では、ステップS11でユーザが選択したアイテム61を含むルートが親フローであるフロー63に置き換えられて、図17(a)のワークフローより、上位階層の表示となっている。
このように本実施形態におけるワークフローシステムでは、下位階層のワークフロー図に表示切り替えるだけでなく、ワークフローの参照者であるユーザが、表示画面上から概略表示させたい部分を自由に選択して上位階層のワークフロー図の表示に切り替えることも出来る。
次に既に作成されているワークフローを構成するフローを、他のワークフロー作成時に流用する場合について説明する。
本実施形態では、既に作成されているワークフローのフローを、新規にワークフローを作成する際に流用することが出来る。
図18はフローの流用を行う際のワークフローシステムの動作処理を示すフローチャートである。同図の処理も、ワークフローシステム内のCPUが主記憶装置をワークメモリとしてプログラムを実行することによって実現される。
以下に、フローの流用を行う際の処理を、図18のフローチャートを参照しながら説明する。
ワークフロー作成画面が表示されている状態で、ワークフロー作成者であるユーザがライブラリとしてテーブル記録部22に記憶している既存のフローの流用を行う場合、まずフローの検索メニューを表示画面上に表示し、ステップS31として、そのフロー検索メニューに検索条件を入力する。
図20(a)にワークフロー作成画面の例、同図(b)に検索メニューの例を示す。
同図(a)のワークフロー作成画面において、ユーザは作業71と72の間のフローに既存のフローを流用しようとする場合、まず検索コマンド70
を入力部11を用いて選択する。これによって同図(b)に示すような検索画面が表示画面上に表示される。
図20(b)の検索画面には、検索条件入力欄73があり、ユーザがこの検索条件入力欄73から検索条件を入力して、検索ボタン74をポインティングデバイス等の入力部11によって押下すると、ステップS32として、フロー検索部15は入力された検索条件に一致するフローを、既に記録されているワークフローのフローから検索し、検索結果を検索結果表示部78に表示する(ステップS33)。
尚キャンセルボタン75は、図18の流用処理をキャンセルする際に選択するボタンで、このキャンセルボタン75を押下すると検索画面を閉じ、図20(a)のワークフロー作成画面に戻る。また追加ボタン76及び削除ボタン77は、検索条件を追加若しくは削除する際に用いる。
検索条件と一致したフローが検索され、検索結果表示部78に表示されると、ステップS34としてユーザはこの検索結果表示部78上に表示されたフローから流用するフローを選択した後、流用ボタン79を押下し、流用したいフローを選択する。
これにより、選択したフローのアイテムがワークフロー作成画面上に表示される。尚選択したフローが配下にルートを保持する場合、このルートも含めて流用の対象となる。よってこのことにより、ワークフロー作成者の負荷を軽くすることができる。
図20(a)にこの状態のワークフロー作成画面の例を示す。
同図においては、ステップS34でユーザが選択したフローのアイテム81が画面上に表示されている。
このような状態において、ステップS35としてユーザは、フローのアイテム81の接続先を選択する。この選択は、ポインティングデバイス等の入力部11を操作して、アイテム81を接続先(図20(a)では、作業71と72の間)に移動することによって行われる。
この接続先の選択が完了すると、ワークフローシステムでは、ステップS36として接続可否判定部20が、フローがその接続先の前作業(作業71)若しくは後作業(作業72)と接続可能かどうかを判定する。その結果、接続が不可と判断されたときは(ステップS37、N)、ステップS38として図20(c)の通知82を画面上に表示してユーザに接続が不可能であることを通知し、処理をステップS35に戻す。
ステップS37において、接続が可能と判断されたときは(ステップS37、Y)、ステップS39としてフローの両端が接続されたか、即ちステップS36で前作業の接続可否の判定を行った場合は後作業との、逆に後作業の接続可否の判定を行った場合は前作業との接続可否の判定を行う。
そしてその結果、両端が接続されていなければ(ステップS40、N)、ステップS35に処理を戻し、両端が接続されていれば(ステップS40、Y)、本処理を終了する。
尚ステップS36、S39で行われる接続の可否の判定は、前作業の出力とフローの入力、及び後作業の入力とフローの入力のデータの概念が一致するかどうかを接続可否判定部20がチェックすることによって実現される。
このように本実施形態におけるワークフローシステムでは、他のワークフロー作成時に既存のフローを容易に流用することが出来る。またこのとき流用するフローが、配下にルートを保持する場合、そのルートも含めて流用することができる。
図21は、本実施形態におけるワークフローシステムをソフトウエアによって実現した場合のコンピュータのシステム環境図である。
同図のコンピュータは、CPU91、主記憶装置92、ハードディスク等の補助記憶装置93、入力部11及び出力部19に該当するディスプレイ、キーボード等の入出力装置(I/O)94、モデム等のネットワーク接続装置95及びディスク、磁気テープなどの可搬記憶媒体から記憶内容を読み出す媒体読み取り装置96を有し、これらが互いにバス98により接続される構成を備えている。
図21のコンピュータでは、媒体読み取り装置96により磁気テープ、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO等の記憶媒体98に記憶されているプログラム、データを読み出し、これを主記憶装置92または補助記憶装置93にダウンロードする。そしてこのプログラムやデータをCPU91が実行したり用いたりすることにより、上述した図1の作業管理部12、IO作業管理部13、フロー管理部14、フロー検索部15、フロー流通情報管理部16、ルート管理部17、出力管理部18、出力部接続可否管理部20、及び概念管理部21の各機能や図14、図16及び図18のフローチャートで示した処理をソフトウエア的に実現する。
またテーブル記憶部22は、主記憶装置92若しくは補助記憶装置93上に構築される。
また、図21のコンピュータシステムでは、フレキシブルディスク等の記憶媒体97を用いてアプリケーションソフトの交換が行われる場合がある。よって、本発明は、ワークフローシステムやワークフロー管理方法に限らず、コンピュータにより使用されたときに、上述した本発明の実施形態の機能をコンピュータに行なわせるためのコンピュータ読み出し可能な記憶媒体97として構成することもできる。
この場合、「記憶媒体」には、例えば図22に示されるように、CD−ROM、フレキシブルディスク(あるいはMO、DVD、リムーバブルハードディスク等であってもよい)等の媒体駆動装置107に脱着可能な可搬記憶媒体106や、ネットワーク回線103経由で送信される外部の装置(サーバ等)内の記憶部(データベース等)102、あるいは情報処理装置101の本体104内のメモリ(RAM又はハードディスク等)105等が含まれる。可搬記憶媒体106や記憶部(データベース等)102に記憶されているプログラムは、本体104内のメモリ(RAM又はハードディスク等)105にロードされて、実行される。
また、既に説明したCD−ROMやDVD−ROM等の記憶媒体には、上記に例として挙げたものの他にも、例えば、Blu−ray Disc(登録商標)やAOD(Advanced Optical Disc)などの青色レーザーを用いた次世代光ディスク記憶媒体、赤色レーザーを用いるHD−DVD9、青紫色レーザーを用いるBlue Laser DVDなど、今後開発される種々の大容量記憶媒体を用いて本発明を実施することも可能である。
このように本実施形態におけるワークフローシステムでは、下位階層のワークフロー図に表示切り替えるだけでなく、ワークフローの参照者であるユーザが、表示画面上から表示の詳細さを変更したい部分を自由に選択して、上位階層若しくは下位階層のワークフロー図の表示に切り替えることも出来る。
また、既に作成されているワークフローを構成するフローを、他のワークフローに容易に流用することができる。
(付記1)
フローと作業から構成されるワークフローを管理するワークフローシステムであって、
前記作業を管理する作業管理部と、
前記ワークフローの一部を表わすルートを管理するルート管理部と、
前記フローが当該ルートの下位下層のルートを保持できるよう管理するフロー管理部と、
を備えることを特徴とするワークフローシステム。
(付記2)
前記ワークフローを表示出力する出力部と、
ユーザから指定されたフローが前記ルートを保持しているとき、当該ユーザから指定されたフローを当該ルートで置き換えたワークフローを前記出力部に表示出力させる出力管理部と
を更に備えることを特徴とする付記1に記載のワークフローシステム。
(付記3)
前記ユーザから指定されたフローが複数のルートを保持しているとき、当該複数のルートを表示し、前記ユーザに選択させるルート選択部を更に備え、
前記出力管理部は、前記ユーザから指定されたフローを前記ルート選択部によって選択されたルートで置き換えたワークフローを前記出力部に表示出力させることを特徴とする付記2に記載のワークフローシステム。
(付記4)
前記ワークフローを表示出力する出力部と、
ユーザから指定されたフロー若しくは作業を前記ルートとして保持するフローが存在するとき、当該ルートに含まれる前記作業及びフローを当該フローに置き換えたワークフローを前記出力部に表示出力させる出力管理部と
を更に備えることを特徴とする付記1乃至3のいずれか1つに記載のワークフローシステム。
(付記5)
前記ワークフローを構成するフローを、当該フローが保持しているルートと共に記憶するフロー記憶部と、
ユーザから指定された条件に基づいて前記フロー記憶部から前記条件に該当するフローを検索するフロー検索部と、
を更に備えることを特徴とする付記1乃至4のいずれか1つに記載のワークフローシステム。
(付記6)
前記フロー検索部によって検索されたフローのうちの1つをユーザに選択させるフロー選択部と、
前記ユーザの指示に基づいて、前記フロー選択部によって選択されたフローの接続位置を決定する接続位置決定部と、
前記接続位置における前記フローの接続の可否を判定する接続可否判定部と、
を更に備えることを特徴とする付記5に記載のワークフローシステム。
(付記7)
前記接続可否判定部は、前記接続位置の前後にある作業の入出力データと、前記フローのデータとを比較することによって前記フローの接続の可否を判定することを特徴とする付記6に記載のワークフローシステム。
(付記8)
前記ワークフローを構成する作業とフローとの接続関係及び当該作業とフローが属するルートを記憶する接続管理記憶部と、
前記ルートの先頭及び末尾となるフローと、当該ルートを保持するフローと、当該ルートを構成するフロー及び作業とを記憶するルート管理記憶部と、
前記ワークフローを構成する作業の入力データ及び出力データの概念を記憶する作業管理記憶部と、
前記ワークフローを構成するルートが保持するルート、及び当該ルートのデータの概念を記憶するフロー記憶部と、
前記データの概念と配下となるデータを記憶するデータ記憶部と
を更に備えることを特徴とする付記1乃至7のいずれか1つに記載のワークフローシステム。
(付記9)
前記ワークフローを表示出力する出力部と、
ユーザによってワークフローを構成するフローが指定されたとき、前記フロー記憶部を参照して当該フローがルートを保持しているかどうかを調べ、保持していたとき、当該フローを当該ルートで置き換えたワークフローを前記出力部に表示出力させる出力管理部を更に備えることを特徴とする付記8に記載のワークフローシステム。
(付記10)
前記ワークフローを表示出力する出力部と、
ユーザによってワークフローを構成するフロー若しくは作業が指定されたとき、前記ルート管理記憶部を参照して当該フロー若しくは作業が属するルート及び当該ルートを保持しているフローを調べ、当該フローで当該ルートに属するフロー及び作業を置き換えたワークフローを前記出力部に表示出力させる出力管理部を更に備えることを特徴とする付記8又は9に記載のワークフローシステム。
(付記11)
フローと作業から構成されるワークフローを管理するワークフロー管理方法であって、
前記ワークフローを構成する作業の入力データ及び出力データの概念を記憶する作業管理記憶部を参照して前記作業を管理し、
前記ワークフローの一部を表わすルートを、前記ルートの先頭及び末尾となるフローと、当該ルートを保持するフローと、当該ルートを構成するフロー及び作業とを記憶するルート管理記憶部を参照することによって管理し、
前記ワークフローを構成するルートが保持するルート、及び当該ルートのデータの概念を記憶するフロー記憶部を参照して、前記フローが当該ルートの下位下層のルートを保持できるよう管理する
ことを特徴とするワークフロー管理方法。
(付記12)
フローと作業から構成されるワークフローを管理するコンピュータによって実行されるプログラムであって、
前記ワークフローを構成する作業の入力データ及び出力データの概念を記憶する作業管理記憶部を参照して前記作業を管理し、
前記ワークフローの一部を表わすルートを、前記ルートの先頭及び末尾となるフローと、当該ルートを保持するフローと、当該ルートを構成するフロー及び作業とを記憶するルート管理記憶部を参照することによって管理し、
前記ワークフローを構成するルートが保持するルート、及び当該ルートのデータの概念を記憶するフロー記憶部を参照して、前記フローが当該ルートの下位下層のルートを保持できるよう管理する
ことを前記コンピュータに実行させるプログラム。
本実施形態におけるワークフローシステムの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるワークフローシステムで行われるワークフローの管理の仕方の概略を説明する図である。 (a)は、下位階層を持つフローを示す図、(b)はそのフローの持つルートを示した図である。 下位階層を持つルートとその配下のルートを下位階層にて表現した例を示す図である。 例として示すワークフロー内に存在するルートを全て表示した場合を示す図である。 ルートR0のみを表示させた場合を示す図である。 ルートTF1が保持するルートR1を表示するように表示を切り替えて示した図である。 ルートTF1が保持するルートR2、R3を表示するように表示を切り替えて示した図である。 ルート管理テーブルの構成例を示す図である。 接続管理テーブルの構成例を示す図である。 作業管理テーブルの構成例を示す図である。 フローテーブルの構成例を示す図である。 データテーブルの構成例を示す図である。 ワークフローを、より詳細なワークフローに表示を切り替える際のワークフローシステムの動作処理を示すフローチャートである。 (a)、(b)、(c)は、より詳細なワークフローに表示を切り替える際の画面操作処理例を示す図である。 ワークフローを、概略ワークフローに切り替える際の処理を示すフローチャートである。 (a)、(b)は、より概略ワークフローに表示を切り替える際の画面操作処理例を示す図である。 フローの流用を行う際のワークフローシステムの動作処理を示すフローチャートである。 フローの流用を行う際の画面操作処理例を示す図(その1)である。 フローの流用を行う際の画面操作処理例を示す図(その2)である。 コンピュータ環境図である。 媒体の例を示す図である。 境界のあいまいな作業の例を示す図である。 出力変換作業Tを作業の下位階層として定義した例を示す図である。 従来の作業A及び作業Bにおける下位階層作業の組合せ例を示す図である。
符号の説明
11 入力部
12 作業管理部
13 IO作業管理部
14 フロー管理部
15 フロー検索部
16 フロー流通情報管理部
17 ルート管理部
18 出力管理部
19 出力部
20 出力部接続可否管理部
21 概念管理部
22 テーブル記憶部
23 ルート管理テーブル
24 接続管理テーブル
25 作業管理テーブル
26 フローテーブル
27 データテーブル
91 CPU
92 主記憶装置
93 補助記憶装置
94 入出力装置
95 ネットワーク接続装置
96 媒体読み取り装置
97 可搬記憶媒体
98 バス

Claims (5)

  1. フローと作業から構成されるワークフローを管理するワークフローシステムであって、
    前記作業を管理する作業管理部と、
    前記ワークフローの一部を表わすルートを管理するルート管理部と、
    前記フローが当該ルートの下位下層のルートを保持できるよう管理するフロー管理部と、
    を備えることを特徴とするワークフローシステム。
  2. 前記ワークフローを表示出力する出力部と、
    ユーザから指定されたフローが前記ルートを保持しているとき、当該ユーザから指定されたフローを当該ルートで置き換えたワークフローを前記出力部に表示出力させる出力管理部と
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のワークフローシステム。
  3. 前記ワークフローを表示出力する出力部と、
    ユーザから指定されたフロー若しくは作業を前記ルートとして保持するフローが存在するとき、当該ルートに含まれる前記作業及びフローを当該フローに置き換えたワークフローを前記出力部に表示出力させる出力管理部と
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のワークフローシステム。
  4. フローと作業から構成されるワークフローを管理するワークフロー管理方法であって、
    前記ワークフローを構成する作業の入力データ及び出力データの概念を記憶する作業管理記憶部を参照して前記作業を管理し、
    前記ワークフローの一部を表わすルートを、前記ルートの先頭及び末尾となるフローと、当該ルートを保持するフローと、当該ルートを構成するフロー及び作業とを記憶するルート管理記憶部を参照することによって管理し、
    前記ワークフローを構成するルートが保持するルート、及び当該ルートのデータの概念を記憶するフロー記憶部を参照して、前記フローが当該ルートの下位下層のルートを保持できるよう管理する
    ことを特徴とするワークフロー管理方法。
  5. フローと作業から構成されるワークフローを管理するコンピュータによって実行されるプログラムであって、
    前記ワークフローを構成する作業の入力データ及び出力データの概念を記憶する作業管理記憶部を参照して前記作業を管理し、
    前記ワークフローの一部を表わすルートを、前記ルートの先頭及び末尾となるフローと、当該ルートを保持するフローと、当該ルートを構成するフロー及び作業とを記憶するルート管理記憶部を参照することによって管理し、
    前記ワークフローを構成するルートが保持するルート、及び当該ルートのデータの概念を記憶するフロー記憶部を参照して、前記フローが当該ルートの下位下層のルートを保持できるよう管理する
    ことを前記コンピュータに実行させるプログラム。
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