JPWO2020157918A1 - 作画支援装置、表示装置、作画支援方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

作画支援装置、表示装置、作画支援方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

作画支援装置(10)は、表示装置に画面を表示させるための作画データに含まれる要素のそれぞれを特定する情報である特定情報を含むマスタデータを作成するマスタデータ作成部(11)と、マスタデータを参照する参照データと、マスタデータに含まれない要素の特定情報を含むサブプロジェクトデータを作成するサブプロジェクトデータ作成部(12)と、マスタデータおよびサブプロジェクトデータを表示装置に送信する通信部(14)と、を備えることを特徴とする。

Description

本発明は、作画支援装置、表示装置、作画支援方法およびコンピュータプログラムに関する。
従来、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)などの外部機器と接続され、外部機器の状態などを表示するプログラマブル表示器が知られている。プログラマブル表示器は、プロジェクトファイルを基に作成される作画データに応じた画面を表示する。
プロジェクトファイルを流用する際のデータ管理を容易にするために、特許文献1に開示されているプロジェクトファイルは、雛形と、データの実体であるプロジェクトプロパティデータとから構成されている。特許文献1に開示されたプロジェクトファイルによれば、プロジェクトファイルを流用する際に、それぞれ異なるプロジェクトファイルを作成する必要がなく、共通の雛形を使用して、プロジェクトプロパティデータを作成すればよい。
国際公開第2013/080332号
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術では、プロジェクトデータを流用する際に、手間がかかるという問題があった。具体的には、特許文献1に開示された技術では、プロジェクトプロパティデータは、直値のみを保持しており、新たな種類のデータを追加する場合には、1つの表示装置でしか使用しないデータであっても、雛形および全てのプロジェクトプロパティデータに付加する必要があり、手間がかかっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、表示装置に画面を表示させるためのプロジェクトデータを容易に流用することが可能な作画支援装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる作画支援装置は、表示装置に画面を表示させるための作画データに含まれる要素のそれぞれを特定する情報である特定情報を含むマスタデータを作成するマスタデータ作成部と、マスタデータを参照する参照データと、マスタデータに含まれない要素の特定情報を含むサブプロジェクトデータを作成するサブプロジェクトデータ作成部と、マスタデータおよびサブプロジェクトデータを表示装置に送信する通信部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる作画支援装置は、表示装置に画面を表示させるためのプロジェクトデータを容易に流用することが可能であるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる作画支援システムの構成を示す図 図1に示す作画支援装置が作成するプロジェクトデータの構成を示す図 図1に示す作画支援装置の機能構成を示す図 図1に示す表示装置の機能構成を示す図 図3に示す作画支援装置が作成するプロジェクトデータの一例を示す図 図3に示す作画支援装置が作成する派生サブプロジェクトデータの一例を示す図 図3に示す作画支援装置のサブプロジェクトデータ作成処理の説明図 図6に示すプロジェクトデータの編集後の一例を示す図 図3に示す作画支援装置のサブプロジェクトデータ編集処理の一例の説明図 図3に示す作画支援装置が作成するプロジェクトデータのデータ構造の一例を示す図 図10に示すプロジェクトデータの一部のデータ構造の詳細を示す図 図3に示す作画支援装置が作成する派生サブプロジェクトデータを含むプロジェクトデータのデータ構造の一例を示す図 図12に示すプロジェクトデータの一部のデータ構造の詳細を示す図 図4に示す表示装置がマスタデータを保持していない場合の動作例の説明図 図4に示す表示装置が複数のサブプロジェクトデータを受信したときの動作の説明図 図3に示す作画支援装置および表示装置の機能を実現するためのハードウェア構成例を示す図 図3に示す作画支援装置がサブプロジェクトデータを編集する動作を示すフローチャート マスタデータを参照する複数のサブプロジェクトデータに共通する直値を含むときの、図3に示すデータ整理部の動作例を示すフローチャート プロジェクトデータが複数の派生サブプロジェクトデータを含むときの図3に示すデータ整理部の動作例を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態にかかる作画支援装置、表示装置、作画支援方法およびコンピュータプログラムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる作画支援システム1の構成を示す図である。作画支援システム1は、作画支援装置10と、複数の表示装置20−1〜20−3とを有する。以下、複数の表示装置20−1〜20−3のそれぞれを特に区別する必要がない場合、単に表示装置20と称する。
作画支援装置10は、複数の表示装置20−1〜20−3のそれぞれと有線または無線の通信路を介して接続されている。作画支援装置10は、表示装置20が画面の表示に使用するデータである作画データの基となるプロジェクトデータを作成し、作成したプロジェクトデータを表示装置20に送信する。作画データは、プロジェクトデータに基づいて作成され、表示装置20が表示画面を表示するための複数の要素から構成される。作画データに含まれる要素は、例えば、表示画面を構成する要素と、画面の出力先といった画面を表示するための要素とを含む。また、作画支援装置10は、表示装置20に記憶されたプロジェクトデータを取得して、取得したプロジェクトデータを編集する機能も有する。
表示装置20は、図示しないPLCなどの外部装置と接続されており、外部装置などの状態を表示する。表示装置20は、例えばプログラマブル表示器であり、プロジェクトデータに基づく作画データを使用して、画面を表示する。
図2は、図1に示す作画支援装置10が作成するプロジェクトデータ30の構成を示す図である。プロジェクトデータ30は、マスタデータ31と、サブプロジェクトデータ群32とを含む。サブプロジェクトデータ群32は、複数のサブプロジェクトデータ33を含む。マスタデータ31は、作画データに含まれる要素のそれぞれを特定する情報である特定情報を含む。特定情報は、例えば、作画データに含まれる要素のそれぞれを識別するための識別子である設定識別子と、表示装置が動作するために使用し、設定識別子に対応する要素の値である直値とを含む。サブプロジェクトデータ33は、マスタデータ31を参照する参照データと、マスタデータ31に含まれない設定識別子と、マスタデータに含まれない設定識別子に対応する直値とを含む。
図3は、図1に示す作画支援装置10の機能構成を示す図である。作画支援装置10は、マスタデータ作成部11と、サブプロジェクトデータ作成部12と、記憶部13と、通信部14と、データ整理部15とを有する。
マスタデータ作成部11は、プロジェクトデータ30のマスタデータ31を作成する。マスタデータ作成部11は、作画データに含まれる要素、例えば、設定識別子と、設定識別子に対応する直値とを含むマスタデータ31を作成し、作成したマスタデータを記憶部13および通信部14に入力する。
サブプロジェクトデータ作成部12は、プロジェクトデータ30のサブプロジェクトデータ33を作成する。サブプロジェクトデータ作成部12は、マスタデータ31を参照する参照データと、マスタデータ31に含まれない要素、例えば、設定識別子と、マスタデータ31に含まれない設定識別子に対応する直値とを含むサブプロジェクトデータ33を作成し、作成したサブプロジェクトデータ33を記憶部13および通信部14に入力する。
記憶部13は、マスタデータ作成部11から入力されるマスタデータ31と、サブプロジェクトデータ作成部12から入力されるサブプロジェクトデータ33とを含むプロジェクトデータ30を記憶する。
通信部14は、表示装置20との通信機能を有する。通信部14は、マスタデータ作成部11から入力されるマスタデータ31と、サブプロジェクトデータ作成部12から入力されるサブプロジェクトデータ33とを表示装置20に送信することができる。
データ整理部15は、記憶部13に記憶されたプロジェクトデータ30のデータ構造が単純になり、データの管理が容易になるように、プロジェクトデータ30に含まれるデータを整理する機能を有する。データ整理部15は、記憶部13に記憶されたプロジェクトデータ30を更新して、データ整理部15が行った編集内容を反映する。
図4は、図1に示す表示装置20の機能構成を示す図である。表示装置20は、通信部21と、表示部22と記憶部23とを有する。
通信部21は、作画支援装置10および他の表示装置20との通信機能を有する。通信部21は、作画支援装置10および他の表示装置20との間で、プロジェクトデータ30を伝送することができる。例えば通信部21は、作画支援装置10からプロジェクトデータ30を受信して、受信したプロジェクトデータ30を表示部22および記憶部23に入力する。
表示部22は、通信部21が受信したプロジェクトデータ30に基づく作画データを使用して、画面を表示する。表示部22は、受信したプロジェクトデータ30がサブプロジェクトデータ33を含み、マスタデータ31を含まない場合、他の表示装置20が記憶するマスタデータ31を参照して、画面を表示する。
記憶部23は、通信部21が受信したプロジェクトデータ30を記憶する。記憶部23に記憶されるプロジェクトデータ30は、マスタデータ31およびサブプロジェクトデータ33を含んでもよいし、マスタデータ31を含まず、サブプロジェクトデータ33を含んでもよい。また、記憶部23に記憶されるプロジェクトデータ30は、複数のサブプロジェクトデータ33を含むこともできる。プロジェクトデータ30が複数のサブプロジェクトデータ33を含む場合、プロジェクトデータ30には、複数のサブプロジェクトデータ33のうち、当該表示装置20が使用するサブプロジェクトデータ33を指定する情報が付加されることもある。
図5は、図3に示す作画支援装置10が作成するプロジェクトデータ30の一例を示す図である。プロジェクトデータ30は、マスタデータ31と、マスタデータ31を参照するサブプロジェクトデータ33−1とを含む。
図5に示す例では、マスタデータ31は、モニタ画面と、アラーム#1画面と、アラーム#2画面と、共通要素とを含む。アラーム#2画面は、スイッチ#1およびスイッチ#2を含んでいる。ここで、モニタ画面、アラーム#1画面、アラーム#2画面、共通要素、スイッチ#1、およびスイッチ#2のそれぞれは、作画データに含まれる要素のそれぞれに付加された任意の文字列であるラベルである。また、図5の例において、ScreenID、ObjectID、およびCommonIDは、作画データに含まれる要素のそれぞれを識別するための設定識別子である。なお、ここでは省略しているが、複数の要素のそれぞれには、対応した直値が設定されている。
サブプロジェクトデータ33−1は、マスタデータ31を参照している。サブプロジェクトデータ33−1のモニタ画面、アラーム#1画面、アラーム#2画面、および共通要素は、マスタデータ31の参照データである。すなわち、サブプロジェクトデータ33−1のモニタ画面、アラーム#1画面、アラーム#2画面、および共通要素は、直値を有さず、マスタデータ31を参照することで、マスタデータ31と同一の値が使用される。サブプロジェクトデータ33−1のアラーム#2画面は、マスタデータ31には含まれないスイッチ#3を含んでいる。また、サブプロジェクトデータ33−1は、マスタデータ31には含まれないアラーム#3画面を含んでいる。このように、サブプロジェクトデータ33−1は、マスタデータ31に含まれない設定識別子と、マスタデータ31に含まれない設定識別子に対応する直値とを含むことができる。なお、共通要素とは、画面によらず共通で使用される要素であり、通信の設定、アラーム設定値などが挙げられる。
図6は、図3に示す作画支援装置10が作成する派生サブプロジェクトデータ33Aの一例を示す図である。図6では省略しているが、図6のマスタデータ31およびサブプロジェクトデータ33−1のそれぞれは、図5に示す複数の要素を含むこととする。派生サブプロジェクトデータ33Aは、サブプロジェクトデータ33−1を参照するサブプロジェクトデータ33である。派生サブプロジェクトデータ33Aは、参照するサブプロジェクトデータ33−1の各要素を参照する参照データと、参照するサブプロジェクトデータ33−1に含まれない設定識別子と、参照するサブプロジェクトデータ33−1に含まれない設定識別子に対応する直値とを含むことができる。
図7は、図3に示す作画支援装置10のサブプロジェクトデータ33作成処理の説明図である。ここでは、画面#1〜画面#4を含むマスタデータ31がすでに存在する状態であって、画面#4は、スイッチ#1およびスイッチ#2を含む。このような状態で、新たなサブプロジェクトデータ33を作成する操作を行うと、サブプロジェクトデータ作成部12は、参照するプロジェクトを選択するための参照元選択画面41を表示し、参照するプロジェクトの選択を受け付ける。参照するプロジェクトは、例えば、プルダウン形式で選択肢が表示されるようになっており、既に作成済みのサブプロジェクトデータ33が存在する場合、選択肢は、マスタデータ31とサブプロジェクトデータ33とを含む。
参照するプロジェクトとしてマスタデータ31が選択されると、サブプロジェクトデータ作成部12は、マスタデータ31に含まれる全ての要素のそれぞれを参照する複数の参照データを含むサブプロジェクトデータ33を作成する。サブプロジェクトデータ作成部12は、マスタデータ31に含まれない特定情報、例えば直値が入力されると、入力された直値の保存先をマスタデータ31およびサブプロジェクトデータ33の中から選択させる。
具体的には、ユーザが、サブプロジェクトデータ33を編集する操作、例えば、画面#4にスイッチ#3を追加する操作を行い、スイッチ#3の直値を設定すると、サブプロジェクトデータ作成部12は、追加した要素の直値の保存先を選択するための保存先選択画面42を表示する。保存先は、例えば、プルダウン形式で選択肢が表示されるようになっており、選択肢は、マスタデータ31およびサブプロジェクトデータ33を含む。ここでは、マスタデータ31を参照するサブプロジェクトデータ33を作成しているので、選択肢はマスタデータ31と、作成中のサブプロジェクトデータ33である。サブプロジェクトデータ33を参照する派生サブプロジェクトデータ33Aを作成している場合、選択肢は、参照元のサブプロジェクトデータ33を含む。
なお、図7に示す例では、保存先選択画面42を用いて、編集内容の保存先を選択することとしたが、サブプロジェクトデータ作成部12は、毎回、保存先選択画面42を表示する必要はない。例えば、保存先が一度選択されると、以降の処理においては、選択された保存先を使用するようにしてもよい。
作画支援装置10は、マスタデータ31が設定識別子および直値を含み、サブプロジェクトデータ33にもマスタデータ31に含まれない設定識別子および直値を含むことができる。ユーザは、サブプロジェクトデータ33を編集している間に、編集内容をプロジェクトデータ30内の全てに反映したい場合がある。サブプロジェクトデータ作成部12は、上記のように、編集内容の保存先をマスタデータ31およびサブプロジェクトデータ33の中から選択させるための保存先選択画面42を表示することができる。このため、マスタデータ31の編集画面を開かなくても、サブプロジェクトデータ33の編集の合間にマスタデータ31に編集内容を反映することが可能になる。
図8は、図6に示すプロジェクトデータ30の編集後の一例を示す図である。上記では、参照元のデータに含まれない要素を追加する編集について主に説明したが、ユーザは、参照元に含まれる画面、オブジェクトといった要素を入れ替えることもできる。このとき、サブプロジェクトデータ作成部12は、マスタデータ31など参照元のデータに含まれるラベルと同一の文字列に、参照元のデータとは異なる設定識別子を対応づけることが可能である。例えば、図8に示す例では、サブプロジェクトデータ33−1の「アラーム#2画面」は設定識別子「ScreenID:3」と対応づけられているのに対して、編集後の派生サブプロジェクトデータ33Aの「アラーム#2画面」は設定識別子「ScreenID:2」と対応づけられている。
図9は、図3に示す作画支援装置10のサブプロジェクトデータ33編集処理の一例の説明図である。サブプロジェクトデータ作成部12は、画面内のオブジェクトの参照先を変更する操作が行われると、参照先変更画面43を表示して、指定されたオブジェクトの参照先を変更する操作を受け付ける。図9に示す例では、スイッチ#1の参照先を、マスタデータ31の「スイッチ#2」に変更している。
続いて、作画支援装置10のデータ整理部15の機能について説明する。ユーザは、作画支援装置10を使用することで、サブプロジェクトデータ33の内容を自由に編集することが可能である。編集内容は、マスタデータ31に反映することもできるし、個別のサブプロジェクトデータ33のみに反映することもできる。これらの編集内容は一元管理されるわけではないため、ユーザの編集内容によっては、プロジェクトデータ30の全体を考慮すると、データ構造が複雑になってしまう場合がある。例えば、マスタデータ31に含まれる直値は、できるだけ多くのサブプロジェクトデータ33によって使用される値であることが好ましい。しかしながら、プロジェクトデータ30のデータ構造は、必ずしも効率的なものに保たれているとは限らない。そこで、データ整理部15は、プロジェクトデータ30のデータ構造が全体として単純になるようにデータを整理する。
図10は、図3に示す作画支援装置10が作成するプロジェクトデータ30のデータ構造の一例を示す図である。また図11は、図10に示すプロジェクトデータ30の一部のデータ構造の詳細を示す図である。プロジェクトデータ30は、マスタデータ31と、マスタデータ31を参照する複数のサブプロジェクトデータ33−1,33−2,33−3とを含む。マスタデータ31およびサブプロジェクトデータ33−1,33−2,33−3のそれぞれは、画面#1のデータを含んでおり、画面#1は、オブジェクトID:1で示される要素を含んでいる。
図11には、画面#1のオブジェクトID:1の複数の要素の直値が示されている。データ整理前において、要素ごとの直値に注目すると、「デバイス」の直値は、マスタデータ31で「D100」、サブプロジェクトデータ33−1,33−2,33−3で「D200」である。また、「フォント」の直値は、マスタデータ31で「アウトライン」、サブプロジェクトデータ33−1で「16ドット標準」、サブプロジェクトデータ33−2,33−3でマスタデータ31の参照データである。「文字列」の直値は、マスタデータ31で「abc」、サブプロジェクトデータ33−1,33−2で「def」、サブプロジェクトデータ33−3で「ghi」である。この場合、マスタデータ31を参照する全てのサブプロジェクトデータ33−1,33−2,33−3の「デバイス」が共通の直値「D200」を含むため、プロジェクトデータ30全体のデータ構造を考えると、マスタデータ31の直値を「D200」とすることが好ましい。データ整理部15は、図11のデータ整理後に示されるように、マスタデータ31の直値を共通の直値である「D200」に置き換え、サブプロジェクトデータ33−1,33−2,33−3の「デバイス」を参照データに置き換える。
なお、図11に示す例では、マスタデータ31の直値を、全てのサブプロジェクトデータ33に共通する直値に置き換えることとしたが、必ずしも全てのサブプロジェクトデータ33に共通する直値でなくてもよい。例えば、複数のサブプロジェクトデータ33の直値のうち最も割合が高いものに置き換えてもよい。この場合、図11の例では、マスタデータ31の「文字列」の直値を「def」に置き換えて、サブプロジェクトデータ33−1,33−2の「文字列」を参照データに置き換えることができる。
続いて、派生サブプロジェクトデータ33Aを含むプロジェクトデータ30のデータを整理する例について説明する。図12は、図3に示す作画支援装置10が作成する派生サブプロジェクトデータ33Aを含むプロジェクトデータ30のデータ構造の一例を示す図である。また図13は、図12に示すプロジェクトデータ30の一部のデータ構造の詳細を示す図である。プロジェクトデータ30は、マスタデータ31と、マスタデータ31を参照する複数のサブプロジェクトデータ33−1,33−2と、サブプロジェクトデータ33−2を参照する派生サブプロジェクトデータ33A−1,33A−2とを含む。マスタデータ31、サブプロジェクトデータ33−1,33−2、および派生サブプロジェクトデータ33A−1,33A−2のそれぞれは、画面#1のデータを含んでおり、画面#1は、オブジェクトID:1で示される要素を含んでいる。
図13には、画面#1のオブジェクトID:1の複数の要素の直値が示されている。データ整理前において、要素ごとの直値に注目すると、「デバイス」の直値は、マスタデータ31で「D100」、サブプロジェクトデータ33−1,33−2および派生サブプロジェクトデータ33A−1,33A−2で「D200」である。また、「フォント」の直値は、マスタデータ31で「アウトライン」、サブプロジェクトデータ33−1で「16ドット標準」、サブプロジェクトデータ33−2および派生サブプロジェクトデータ33A−1,33A−2で参照値である。「文字列」の直値は、マスタデータ31で「abc」、サブプロジェクトデータ33−1,33−2で「def」、派生サブプロジェクトデータ33A−1,33A−2で「ghi」である。この場合、マスタデータ31を参照する全てのサブプロジェクトデータ33−1,33−2と、派生サブプロジェクトデータ33A−1,33A−2の「デバイス」が共通の直値「D200」を含むため、プロジェクトデータ30全体のデータ構造を考えると、マスタデータ31の直値を「D200」とすることが好ましい。データ整理部15は、図13のデータ整理後に示されるように、マスタデータ31の直値を共通の直値である「D200」に置き換え、サブプロジェクトデータ33−1,33−2および派生サブプロジェクトデータ33A−1,33A−2の「デバイス」を参照データに置き換える。
図14は、図4に示す表示装置20がマスタデータ31を保持していない場合の動作例の説明図である。作画支援装置10の通信部14は、同一のネットワークに接続された複数の表示装置20−1,20−2のうち、表示装置20−1には、マスタデータ31およびサブプロジェクトデータ33−1を含むプロジェクトデータ30を送信し、表示装置20−2には、マスタデータ31を送信せずに、サブプロジェクトデータ33−2のみを送信することができる。サブプロジェクトデータ33−1,33−2はともに同一のマスタデータ31を参照している。この場合、表示装置20−2は、同一のネットワークに接続された他の表示装置20−1に記憶されたマスタデータ31を参照して、表示装置20−2が表示する画面を生成することができる。なお、ここではマスタデータ31を参照するサブプロジェクトデータ33−2を受信する表示装置20−2の動作について説明したが、サブプロジェクトデータ33を参照する派生サブプロジェクトデータ33Aを受信する表示装置20についても同様に、参照元のサブプロジェクトデータ33を受信する他の表示装置20に記憶されたマスタデータ31を参照することができる。
図15は、図4に示す表示装置20が複数のサブプロジェクトデータ33を受信したときの動作の説明図である。作画支援装置10は、複数のサブプロジェクトデータ33−1〜33−Nを含むプロジェクトデータ30を表示装置20に送信する場合、プロジェクトデータ30とともに、送信先の表示装置20が画面の表示に使用するサブプロジェクトデータ33を指定するデータ指定情報を送信することができる。図15の例では、プロジェクトデータ30は、サブプロジェクトデータ33−1〜33−Nを含み、データ指定情報は、サブプロジェクトデータ33−1を示している。この場合、表示装置20は、複数のサブプロジェクトデータ33−1〜33−Nのうち、指定されたサブプロジェクトデータ33−1を使用して、画面を表示することができる。なお、図15に示す例では、作画支援装置10がデータ指定情報を送信したが、表示装置20が複数のサブプロジェクトデータ33−1〜33−Nのうちの1つを選択して、表示する画面を生成することもできる。
なお、作画支援装置10が1つの表示装置20に複数のサブプロジェクトデータ33を送信する用途としては、デバッグ用のサブプロジェクトデータ33を通常の表示用のサブプロジェクトデータ33とともに表示装置20に送信する場合、複数の異なる用途の画面を表示するための複数のサブプロジェクトデータ33を表示装置20に送信する場合などが考えられる。
図16は、図3に示す作画支援装置10および表示装置20の機能を実現するためのハードウェア構成例を示す図である。図3および図4に示す各機能部は、プロセッサ91と、プロセッサ91がワークエリアに用いるメモリ92と、作画支援装置10および表示装置20の各機能を記述したコンピュータプログラムを記憶する記憶装置93と、作業者との間の入力インタフェースである入力装置94と、作業者に情報を表示する出力装置である表示装置95と、通信機能を有する通信装置96とを備える。プロセッサ91、メモリ92、記憶装置93、入力装置94、表示装置95および通信装置96の間は、データバス97で接続されている。
プロセッサ91は、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)、またはDSP(Digital Signal Processor)などである。
メモリ92および記憶装置93は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、またはEEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などである。
入力装置94は、マウス、タッチパッドなどのポインティングデバイス、キーボードなどである。表示装置95は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどである。
作画支援装置10および表示装置20の各機能は、例えば、図16に示すメモリ92に記憶されたコンピュータプログラムを、プロセッサ91が読みだして実行することにより実現することができる。また、複数のプロセッサ91および複数のメモリ92が連携して、上記の機能を実現してもよい。また、作画支援装置10および表示装置20の機能の一部を電子回路として実装し、他の部分をプロセッサ91およびメモリ92を用いて実現するようにしてもよい。
続いて、作画支援装置10の動作について説明する。以下に、作画支援装置10のサブプロジェクトデータ33の編集動作と、作画支援装置10のデータ整理部15の動作とを説明する。
図17は、図3に示す作画支援装置10がサブプロジェクトデータ33を編集する動作を示すフローチャートである。作画支援装置10のサブプロジェクトデータ作成部12は、サブプロジェクトデータ33の編集画面を表示し、ユーザ操作を受け付けると、ユーザ操作に従ってサブプロジェクトデータ33に含まれるオブジェクトを編集する(ステップS101)。
続いてサブプロジェクトデータ作成部12は、図7に示す保存先選択画面42を表示すると、ユーザ操作を受け付けて、ユーザ操作に従い、保存先はサブプロジェクトデータ33であるか否かを判断する(ステップS102)。
保存先がサブプロジェクトデータ33である場合(ステップS102:Yes)、サブプロジェクトデータ作成部12は、編集中のサブプロジェクトデータ33にオブジェクトの直値を追加する(ステップS103)。保存先がサブプロジェクトデータ33でなくマスタデータ31である場合(ステップS102:No)、サブプロジェクトデータ作成部12は、マスタデータ31にオブジェクトの直値を追加する(ステップS104)。サブプロジェクトデータ作成部12は、さらに、サブプロジェクトデータ33にマスタデータ31の参照データを追加する(ステップS105)。
図18は、マスタデータ31を参照する複数のサブプロジェクトデータ33に共通する直値を含むときの、図3に示すデータ整理部15の動作例を示すフローチャートである。データ整理部15は、記憶部13に記憶されたプロジェクトデータ30に含まれる複数のサブプロジェクトデータ33−1〜33−3を比較する(ステップS201)。
データ整理部15は、比較の結果、同一の設定識別子に対応する共通の直値があるか否かを判断する(ステップS202)。ここでは、同一の設定識別子に対応する直値がサブプロジェクトデータ33−1〜33−3の全てで一致する場合、データ整理部15は、共通の直値があると判断する。
共通の直値がある場合(ステップS202:Yes)、データ整理部15は、共通の直値を列挙するリストを作成する(ステップS203)。例えば、図11に示す例では、画面#1、オブジェクトID:1のデバイス「D200」が共通の直値である。
データ整理部15は、ステップS203において作成したリスト内の直値と、マスタデータ31の直値が一致するか否かを判断する(ステップS204)。直値が一致しない場合(ステップS204:No)、データ整理部15は、マスタデータ31の直値を共通の直値に置き換える(ステップS205)。直値が一致する場合(ステップS204:Yes)、ステップS205の処理は省略される。データ整理部15は、該当する設定識別子のサブプロジェクトデータ33をマスタデータ31の参照データに置き換える(ステップS206)。
共通の直値がない場合(ステップS202:No)、データ整理部15は、ステップS203〜ステップS206の処理を省略する。なお、図18に示す動作は一例であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で様々な変更を行うことができる。例えば、図18に示す例では、複数のサブプロジェクトデータ33−1〜33−3を比較してリストを作成することとしたが、データ整理部15は、サブプロジェクトデータ33を2つずつ比較してもよい。この場合、データ整理部15は、サブプロジェクトデータ33−1とサブプロジェクトデータ33−2との比較結果を示すリスト#1を作成し、リスト#1とサブプロジェクトデータ33−3との比較結果を示すリスト#2を作成してもよい。この場合、データ整理部15は、リスト#2とマスタデータ31とを比較することになる。
図19は、プロジェクトデータ30が複数の派生サブプロジェクトデータ33Aを含むときの図3に示すデータ整理部15の動作例を示すフローチャートである。データ整理部15は、サブプロジェクトデータ33−1,33−2を比較する(ステップS301)。データ整理部15は、同一の設定識別子に対応する共通の直値があるか否かを判断する(ステップS302)。
共通の直値がある場合(ステップS302:Yes)、データ整理部15は、共通の直値を列挙するリスト#1を作成する(ステップS303)。続いてデータ整理部15は、派生サブプロジェクトデータ33A−1,33A−2を比較する(ステップS304)。データ整理部15は、派生サブプロジェクトデータ33A−1,33A−2の中に、同一の設定識別子に対応する共通の直値があるか否かを判断する(ステップS305)。
共通の直値がある場合(ステップS305:Yes)、データ整理部15は、共通の直値を列挙するリスト#2を作成する(ステップS306)。そして、データ整理部15は、リスト#1とリスト#2とを比較する(ステップS307)。データ整理部15は、リスト#1およびリスト#2の中に、同一の設定識別子に対応する共通の直値があるか否かを判断する(ステップS308)。
共通の直値がある場合(ステップS308:Yes)、データ整理部15は、マスタデータ31の直値を共通の直値に置き換える(ステップS309)。データ整理部15は、サブプロジェクトデータ33をマスタデータ31の参照データに置き換える(ステップS310)。サブプロジェクトデータ33−1,33−2に共通の直値がない場合(ステップS302:No)、データ整理部15は、ステップS303〜ステップS310の処理を省略する。派生サブプロジェクトデータ33A−1,33A−2に共通の直値がない場合(ステップS305:No)、データ整理部15は、ステップS306〜ステップS310の処理を省略する。リスト#1およびリスト#2に共通の直値がない場合(ステップS308:No)、データ整理部15は、ステップS309およびステップS310の処理を省略する。
なお、図18および図19に示す動作は、ユーザが実行を指示する操作を行った際に実行されてもよいし、作画支援装置10を起動した際に実行されてもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態1にかかる作画支援装置10は、作画データに含まれる要素のそれぞれに設定した設定識別子と、設定識別子に対応する直値とを含むマスタデータ31を作成し、マスタデータ31を参照する参照データと、マスタデータ31に含まれない設定識別子と、マスタデータ31に含まれない設定識別子に対応する直値とを含むサブプロジェクトデータ33を作成し、マスタデータ31およびサブプロジェクトデータ33を表示装置20に送信する。プロジェクトデータ30を流用する場合には、マスタデータ31を参照するサブプロジェクトデータ33を作成し、マスタデータ31と異なる部分だけサブプロジェクトデータ33に設定識別子と設定識別子に対応する直値とを独自に含めることができる。このときユーザは、作成するサブプロジェクトデータ33だけを編集すればよく他のデータを開く必要がないため、表示装置20に画面を表示させるためのプロジェクトデータを容易に流用することが可能になる。
また、サブプロジェクトデータ作成部12は、サブプロジェクトデータ33を作成する際に、マスタデータ31に含まれない直値が入力されると、入力された直値の保存先をマスタデータ31およびサブプロジェクトデータ33の中から選択させる。このため、ユーザは、編集内容をプロジェクトデータ30の全体に反映させたい場合であっても、マスタデータ31など他のデータを開く必要がなく、サブプロジェクトデータ33の編集画面から作業を行うことができる。したがって、プロジェクトデータの編集が容易になる。
サブプロジェクトデータ作成部12は、マスタデータ31を参照するサブプロジェクトデータ33だけでなく、サブプロジェクトデータ33を参照する派生サブプロジェクトデータ33A、派生サブプロジェクトデータ33Aを参照する派生サブプロジェクトデータ33Aを作成することもできる。このように階層的なデータ構造とすることで、ユーザは、参照元のデータからの差分だけを編集すればよいため、プロジェクトデータを容易に流用することが可能になる。
また、実施の形態1にかかる作画支援装置10は、データ整理部15を有する。ユーザは、必ずしもプロジェクトデータ30の全体のデータ構造を考慮してプロジェクトデータ30の編集を行うとは限らない。このため、設定識別子に対応する直値をマスタデータ31と同一の値としてしまったり、ユーザが編集を行った結果、マスタデータ31の直値はどのサブプロジェクトデータ33からも参照されていない状態となってしまったりすることがある。しかしながら、マスタデータ31に含まれる直値は、プロジェクトデータ30に含まれるサブプロジェクトデータ33の中で最も多くのサブプロジェクトデータ33が使用する値とすることが好ましく、マスタデータ31の参照データを含むサブプロジェクトデータ33が多い方が好ましい。そこで、データ整理部15は、作成済みのプロジェクトデータ30のデータ構造をチェックして、データ構造の最適化を行う。したがって、作画支援装置10が作成したプロジェクトデータ30のデータ構造を単純にすることが可能になり、データ管理が容易となる。
また、実施の形態1では、表示装置20は、マスタデータ31を保持していない場合、他の表示装置20が保持するマスタデータ31を参照することができる。このような構成を有することで、作画支援装置10は、同一のネットワークに接続された複数の表示装置20の少なくとも1つにマスタデータ31を送信すればよい。マスタデータ31に更新があるときにも、更新するマスタデータ31の数が少なくなるため、データ管理が容易になる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
上記では作画支援装置10および表示装置20の機能を説明したが、例えば、作画支援装置10および表示装置20のそれぞれの機能を実現するためのコンピュータプログラム、コンピュータプログラムを記録した記録媒体、作画支援方法、表示方法として実施の形態1で説明した技術を実現することもできる。
1 作画支援システム、10 作画支援装置、11 マスタデータ作成部、12 サブプロジェクトデータ作成部、13,23 記憶部、14,21 通信部、15 データ整理部、20,20−1,20−2,20−3 表示装置、22 表示部、30 プロジェクトデータ、31 マスタデータ、32 サブプロジェクトデータ群、33,33−1,33−2,33−3,33−N サブプロジェクトデータ、33A,33A−1,33A−2 派生サブプロジェクトデータ、41 参照元選択画面、42 保存先選択画面、43 参照先変更画面、91 プロセッサ、92 メモリ、93 記憶装置、94 入力装置、95 表示装置、96 通信装置、97 データバス。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる作画支援装置は、表示装置に画面を表示させるための作画データに含まれる要素のそれぞれを特定する情報である特定情報を含むマスタデータを作成するマスタデータ作成部と、マスタデータを参照する参照データと、マスタデータに含まれない要素の特定情報を含むサブプロジェクトデータを作成するサブプロジェクトデータ作成部と、同一のネットワーク内の複数の表示装置のうちの1つにマスタデータおよびサブプロジェクトデータを送信し、他の表示装置にマスタデータを送信せずサブプロジェクトデータを送信する通信部と、を備えることを特徴とする。

Claims (17)

  1. 表示装置に画面を表示させるための作画データに含まれる要素のそれぞれを特定する情報である特定情報を含むマスタデータを作成するマスタデータ作成部と、
    前記マスタデータを参照する参照データと、前記マスタデータに含まれない要素の前記特定情報を含むサブプロジェクトデータを作成するサブプロジェクトデータ作成部と、
    前記マスタデータおよび前記サブプロジェクトデータを表示装置に送信する通信部と、
    を備えることを特徴とする作画支援装置。
  2. 前記サブプロジェクトデータ作成部は、前記サブプロジェクトデータを作成する際に、前記マスタデータに含まれない特定情報が入力されると、入力された特定情報の保存先を前記マスタデータおよび前記サブプロジェクトデータの中から選択させることを特徴とする請求項1に記載の作画支援装置。
  3. 前記保存先として前記マスタデータが選択されると、前記マスタデータ作成部は、マスタデータに前記入力された特定情報を保存し、前記サブプロジェクトデータ作成部は、前記入力された特定情報の参照データを含むサブプロジェクトデータを作成することを特徴とする請求項2に記載の作画支援装置。
  4. 前記保存先として前記サブプロジェクトデータが選択されると、前記サブプロジェクトデータ作成部は、前記入力された特定情報を含むサブプロジェクトデータを作成することを特徴とする請求項2または3に記載の作画支援装置。
  5. 前記特定情報は、前記要素を識別するための設定識別子を含み、
    前記マスタデータおよび前記サブプロジェクトデータのそれぞれは、前記設定識別子に対応づけられた任意の文字列であるラベルをさらに含み、
    前記サブプロジェクトデータ作成部は、前記マスタデータに含まれるラベルと同一の文字列に前記マスタデータとは異なる前記設定識別子を対応づけることが可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の作画支援装置。
  6. 前記サブプロジェクトデータ作成部は、前記サブプロジェクトデータを参照するサブプロジェクトデータである派生サブプロジェクトデータを作成することが可能であり、前記派生サブプロジェクトデータは、参照元のサブプロジェクトデータの参照データを含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の作画支援装置。
  7. 前記サブプロジェクトデータ作成部は、前記派生サブプロジェクトデータを参照する派生サブプロジェクトデータを作成することが可能であることを特徴とする請求項6に記載の作画支援装置。
  8. 前記特定情報は、前記要素を識別するための設定識別子と、前記表示装置が動作するために使用する前記要素の値である直値とを含み、
    同一のサブプロジェクトデータを参照する複数の前記派生サブプロジェクトデータに含まれる共通の直値に基づいて、前記マスタデータおよび前記サブプロジェクトデータの少なくとも1つの直値を編集するデータ整理部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項6または7に記載の作画支援装置。
  9. 前記データ整理部は、前記共通の直値が、前記マスタデータを参照する全ての前記サブプロジェクトデータの直値と共通する場合、前記マスタデータの直値を前記共通の直値に置き換えて、複数の前記サブプロジェクトデータおよび前記派生サブプロジェクトデータの直値を参照データに置き換えることを特徴とする請求項8に記載の作画支援装置。
  10. 前記特定情報は、前記要素を識別するための設定識別子と、前記表示装置が動作するために使用する前記要素の値である直値とを含み、
    前記マスタデータの直値を複数の前記サブプロジェクトデータに含まれる共通の直値に置き換えて、複数の前記サブプロジェクトデータの直値を参照データに置き換えるデータ整理部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の作画支援装置。
  11. 前記通信部は、同一のネットワーク内の複数の前記表示装置のうちの1つに前記マスタデータおよび前記サブプロジェクトデータを送信し、他の前記表示装置に前記マスタデータを送信せず前記サブプロジェクトデータを送信することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の作画支援装置。
  12. 前記通信部は、前記マスタデータおよび複数の前記サブプロジェクトデータを前記表示装置に送信し、複数の前記サブプロジェクトデータのうち送信先の前記表示装置が使用する前記サブプロジェクトデータを指定することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の作画支援装置。
  13. 作画データを用いて画面を表示する表示装置であって、
    前記作画データに含まれる要素のそれぞれを特定する情報である特定情報を含むマスタデータを参照する参照データと、前記マスタデータに含まれない要素の前記特定情報を含むサブプロジェクトデータを受信する通信部と、
    前記サブプロジェクトデータに基づく作画データを用いて画面を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  14. 前記マスタデータを保持していない場合、前記表示部は、同一のネットワークに接続された他の表示装置が保持する前記マスタデータを参照して前記画面を表示することを特徴とする請求項13に記載の表示装置。
  15. 前記通信部は、複数のサブプロジェクトデータと、前記複数のサブプロジェクトデータのうちの1つを指定する情報とを受信し、
    前記表示部は、指定された前記サブプロジェクトデータに基づく作画データを用いて前記画面を表示することを特徴とする請求項13または14に記載の表示装置。
  16. 作画支援装置が、
    表示装置に画面を表示させるための作画データに含まれる要素のそれぞれを特定する情報である特定情報を含むマスタデータを作成するステップと、
    前記マスタデータを参照する参照データと、前記マスタデータに含まれない要素の前記特定情報とを含むサブプロジェクトデータを作成するステップと、
    前記マスタデータおよび前記サブプロジェクトデータを表示装置に送信するステップと、
    を含むことを特徴とする作画支援方法。
  17. コンピュータを、
    表示装置に画面を表示させるための作画データに含まれる要素のそれぞれを特定する情報である特定情報を含むマスタデータを作成するマスタデータ作成部と、
    前記マスタデータを参照する参照データと、前記マスタデータに含まれない要素の前記特定情報とを含むサブプロジェクトデータを作成するサブプロジェクトデータ作成部と、
    前記マスタデータおよび前記サブプロジェクトデータを表示装置に送信する通信部と、
    して機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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