JPH09251292A - 描画装置 - Google Patents

描画装置

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JPH09251292A
JPH09251292A JP8084541A JP8454196A JPH09251292A JP H09251292 A JPH09251292 A JP H09251292A JP 8084541 A JP8084541 A JP 8084541A JP 8454196 A JP8454196 A JP 8454196A JP H09251292 A JPH09251292 A JP H09251292A
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JP
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conversion
pattern
dots
bits
lines
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JP8084541A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Kokubu
靖之 国分
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Hitachi Telecom Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面表示をドット単位で行う描画装置に関
し、単位長当りのドット数の変換処理の簡素化および高
速化を図り、加えて変換描画結果に対する描画密度の相
違や印刷表現の多様化が可能な描画装置を提供する。 【解決手段】 単位長当りAドットの第1の画面を、単
位長当りBドット(A<B)の第2の画面に変換する描
画装置であって、第1の画面のnドットに対して「n×
B/A」ドットの変換パターンを格納する横方向変換テ
ーブルを複数テーブル有し、第2の画面の横方向のドッ
トパターンの描画は、第1の画面のnドット毎に、選択
した変換テーブルから「n×B/A」ドットの変換パタ
ーンを読み出して行うように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面の表示をドッ
ト単位で行う描画装置に関し、特に単位長当りのドット
数を縦方向および横方向に変換して表示する変換機能を
有する描画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画面の表示をドット単位で行う描
画装置では、画面を縦方向および横方向に変換して表示
する際に、各ドットに対応する各ビット毎に白ビットか
黒ビットかを判別し、任意の変換要求に応じて描画ビッ
トを生成し、メモリビットマップ展開を行うことで処理
していた。
【0003】また、描画結果を強調する場合は、複数回
印字する処理や印字位置を微小に移動させて複数回印字
する処理などを実行することで印字結果の強調など微小
な描画変化を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の描画装
置における変換処理では、処理動作が複雑で描画処理の
高速化が図れないといった不都合があった。とくに、変
換後の描画結果について任意のドット色を強調する処理
を行う場合は、印字位置を移動させて複数回印字するな
どの処理が必要であるため、描画処理の高速化が図れな
いといった不都合があった。
【0005】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、変換処理を簡素化して高速化を図
り、加えて変換描画結果に対する描画密度の相違や出力
表現の多様化が可能な描画装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明は、単位長当りAドットで構成される第1の画面
を、単位長当りBドット(A<B)で構成される第2の
画面に変換して描画する描画装置であって、第1の画面
のnドットに対して「n×B/A」ドットの変換パター
ンを格納する横方向変換テーブルを有し、第2の画面の
横方向のドットパターンの描画は第1の画面のnドット
毎に横方向変換テーブルから「n×B/A」ドットの変
換パターンを読み出して行うように構成したものであ
る。
【0007】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の描画装置において、複数の横方向変換テーブルを
備え、各横方向変換テーブルは互いに描画結果の異なる
変換パターンを格納したものである。
【0008】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
記載の描画装置において、第1の画面における変換処理
済みの縦方向のライン数を順次加算してラインの総和M
として格納し、第2の画面における次に描画するライン
数を所定の演算処理によって得たライン数をライン展開
数Sとして格納し、ライン展開数Sを順次加算してライ
ン展開数の総和Tとして格納する縦方向変換テーブルを
備え、第2の画面のライン描画はライン展開数S行毎に
描画するように構成したものである。
【0009】本発明の請求項4記載の発明は、請求項3
記載の描画装置において、縦方向変換テーブルに格納さ
れているラインの総和Mをドット数Bで乗算し、この乗
算値をドット数Aで除算し、得られた商と余りの四捨五
入値とを加算し、この加算値からライン展開数の総和T
を減算して得た値をライン展開数Sとする演算手段を備
えるものである。
【0010】本発明によれば、変換テーブル用いてドッ
ト数およびライン数の変換を行うので、変換処理の簡素
化および高速化が可能な描画装置が得られる。
【0011】また、本発明によれば、複数の横方向変換
テーブルを用意しておき、その中から所望の変換テーブ
ルを選択してドット数の変換を行うことができるので、
選択した変換テーブルの描画密度の相違が反映され、描
画結果の出力表現の多様化が可能な描画装置が得られ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による描画装置の
一実施の形態を示すブロック図である。この装置はCP
U(中央処理装置)1によって全体が制御されるように
構成されており、CPU1にはシステムバスを介して次
の各種の装置が接続されている。
【0013】ICC2はIC(集積回路)カード搭載ス
ロットおよびICメモリカードである。IPLROM3
はIPL(初期プログラムローディング)プログラムお
よび保守プログラムを格納する読取り専用メモリで、2
56Kバイトの記憶容量を有する。FONTROM4は
文字フォント格納用の読取り専用メモリで、8Mバイト
の記憶容量を有する。
【0014】REC5は画素データ回転用のLSI(大
規模集積回路)で、SRAM6に書き込んだ画素データ
(ソース)を0度、90度、180度および270度と
90度ずつ内部で回転させ、得られた画素データ(ディ
ステネーション)をSRAM6に書き込む。
【0015】SRAM6はREC5で回転させる画素デ
ータ用のスタティック型の読取り書込みメモリで、64
Kバイトの記憶容量を有する。REC5の回転動作のソ
ースおよびディステネーションともこのメモリ領域を用
いる。
【0016】TRC7はタイマーであり、LTM8はホ
スト系高速シリアルインターフェイス制御であり、LR
TM9はホスト系高速シリアルインターフェイス・トラ
ンシーバ、ODC10はLTM8の86系バスとCPU
1のバス変換およびDMA転送を制御する。
【0017】MAC11はCPU1からのPIO(プロ
セス入出力)アクセス制御を行う。MIC12はモノリ
シック集積回路で、その中のTIMER12aは16ビ
ットのタイマ3チャンネルおよび3チャンネル共通の1
6ビット長のプリスケーラを有する。また、INTCT
L12bは各割り込み要求元からの割り込みを優先制御
し、レベル1からレベル7までの割り込み要求としCP
U1へ発行する。割り込み番号の昇順に従い割り込みの
優先度が上がる。特にレベル7ではノンマスカブル割り
込みである。SPIF12cはSP13とCPU1との
インターフェイス部で、16ビット長のコマンドポー
ト、ステータスポートおよび制御ポートを備える。
【0018】SP13はスレーブプロセッサで、PPR
14の状態監視およびPPR14との通信機能パネルの
状態制御を行う。SPROM15はSPプログラムの格
納用読取り専用メモリで、32Kバイトの記憶容量を有
する。
【0019】CPLD16はCPU1のIOレジスタの
一部でディップスイッチである。PMC17はプラグイ
ンメモリカードで、その中のPPRC17aはPPR制
御部でDRAM18からビットマップデータをDMA
(直接メモリアクセス)で読み出し、PPR14が必要
とするシルアル信号を出力する。PC17bはDRAM
リード時のパリティチェッカである。
【0020】DRAM18はCPU1の作業時にデータ
を一時的に記憶するダイナミック型の読取り書込みメモ
リで、18Mバイトの記憶容量を有する。このDRAM
18は描画展開を行う際に使用される。
【0021】この描画装置は、上位装置側の例えば12
0dpi(ドット/インチ)の描画データをメモリへの
ビットマップ展開(文字コードデータ、図形コマンドデ
ータ)を行い、その後、例えば240dpiへ変換し、
次に240dpiから400dpiへの変換を行い、画
像データ(文字コードデータ、図形コマンドデータ、画
像データ)の400dpiの描画結果を出力する。
【0022】横方向120→240dpi(以下、12
0/240、という)変換処理は、横方向120dpi
の描画結果の横幅を1バイト(8ビット)に分割し、バ
イト単位で後述する120/240変換テーブルをアク
セスし、240dpiの描画ビットを生成して変換パタ
ーンとしてメモリビットマップ展開を行う。このとき縦
方向120/240変換処理は、同一ラインを2ライン
描画することにより行う。
【0023】横方向240→400dpi(以下、24
0/400、という)変換処理は、上位装置の指示また
はメモリスイッチ情報に基づき、複数の240/400
変換テーブルの中から該当する変換テーブルを選択し、
横方向240dpiの描画結果の横幅を6ビットに分割
し、6ビット単位で該当する変換テーブルをアクセスす
る。それによって抽出した横方向400dpiの描画ビ
ットを変換パターンとしてメモリビットマップ展開を行
う。このとき縦方向240/400変換処理は縦方向変
換テーブルを用いて1ライン描画または同一ラインの2
ライン描画を行う。
【0024】図2に、横方向120/240変換テーブ
ルの一例を示す。このテーブルTAは16進数で表記し
ている。例えば、ソースパターンの“08H”は2進数
で“00001000”(右がLSB)であり、その拡
大パターンは16進数で“00C0H”であるから、2
進数では“0000000011000000”(右が
LSB)となる。こうして、8ビットのソースパターン
から16ビットの変換パターンが得られる。
【0025】図3に、横方向240/400通常変換テ
ーブルの一例を示す。このテーブルTBは6ビットのソ
ースパターンから10ビットの拡大パターンを得るため
の変換テーブルで、2進数で表記しており、白ドットを
“0”ビット、黒ドットを“1”ビットとして、例えば
ソースパターンの“001100”の変換パターンは
“0000110000”となる。こうして、6ビット
のソースパターンから10ビットの拡大パターンが得ら
れる。
【0026】図4に、横方向240/400黒ビット優
先変換テーブルの一例を示す。このテーブルTCもテー
ブルTBと同様に、6ビットのソースパターンから10
ビットの変換パターンを得るための変換テーブルで、例
えばソースパターンの“001100”の拡大パターン
は“0001111000”となる。この変換パターン
は中央の黒ドットが強調されたパターンである。
【0027】図5に、縦方向240/400変換テーブ
ルの一例を示す。このテーブルTDは画面を縦方向に変
換処理する際に用いる32ビット(4バイト)のテーブ
ルで、ラインの総和(M)はソースパターン側の変換処
理されたライン数を順次加算(1ラインずつ増加)した
値を格納記憶し、ライン展開数(S)は次に描画するラ
インが1ラインかまたは2ラインかを示す値を格納記憶
する。この値は横方向描画処理の際に2ラインまたは1
ライン描画指示に用いる。ライン展開数の総和(T)は
ライン展開数(S)を順次加算した値を格納記憶する。
【0028】次に、図6に示すフローチャートを参照し
ながら、画面の横方法のドット数を120dpiから2
40dpiに変換する処理動作について説明する。ま
ず、120dpiのソースパターンの横幅Wを読み込み
(ステップS1)、横幅Wが0ドット(ビット)でない
か否か判断する(ステップS2)。横幅Wが0ビットで
あれば処理を終了し、0ビットでなければ横幅Wを8で
除算し、商Q、余りRを求める(ステップS3)。これ
は、前述したように横幅Wをバイト(8ビット)単位で
処理するためである。
【0029】次いで、余りRが0でないか否か判断し
(ステップS4)、余りRが0でなければ商Qに1を加
算し(ステップS5)、余りRが0であればステップS
5をジャンプする。
【0030】次いで、ソースパターンから最初の1バイ
トを読み込み、この1バイトのデータをアドレスとして
横方向120/240変換テーブルTAをアクセスして
16ビットの拡大パターンを抽出する(ステップS
6)。次いで、抽出した16ビットの変換パターンをデ
ストアドレスに書き込み、ソースパターンを1バイト更
新し、デストアドレスを2バイト更新する(ステップS
7)。
【0031】このステップS6〜S7の処理をQ回繰り
返し(ステップS8)、処理を終了する。従って、ステ
ップS3で商Qが4、余りRが1であれば5回繰り返
し、商Qが4、余りRが0であれば4回繰り返す。
【0032】次に、図7に示すフローチャートを参照し
ながら画面の横方法のドット数を240dpiから40
0dpiに変換する処理動作について説明する。まず、
240dpiのソースパターンの横幅Wを読み込み(ス
テップT1)、横幅Wが0ドットでないか否か判断する
(ステップT2)。横幅Wが0ドット(ビット)であれ
ば処理を終了し、0ドットでなければ横幅Wを6で除算
し、商Q、余りRを求める(ステップT3)。これは、
前述したように横幅Wを6ビット単位で処理するためで
ある。
【0033】次いで、余りRが0でないか否か判断し
(ステップT4)、余りRが0でなければ商Qに1を加
算し(ステップT5)、余りRが0であればステップT
5をジャンプする。
【0034】次いで、ソースパターンから最初の6ビッ
トを読み込み、この6ビットを横方向240/400変
換テーブルをアクセスするためのアドレスデータとして
扱う(ステップT6)。次いで、上位装置からのデータ
上の指示またはメモリスイッチ情報によって変換後の描
画結果が黒ドットを微小に強調した黒ビット優先処理で
あるか否か判断する(ステップT7)。
【0035】黒ビット優先処理であれば黒ビット優先テ
ーブルTCをアクセスして10ビットの変換パターンを
抽出し(ステップT8)、黒ビット優先処理でなければ
通常テーブルTBをアクセスして10ビットの変換パタ
ーンを抽出する(ステップT9)。次いで、抽出した変
換パターンをデストアドレスに書き込み、ソースパター
ンを6ビット更新し、デストアドレスを10ビット更新
する(ステップT10)。このステップT6〜T10の
処理をQ回繰り返し(ステップT11)、処理を終了す
る。
【0036】次に、図8に示すフローチャートを参照し
ながら画面の縦方向のドット数を240dpiから40
0dpiに変換する処理動作について説明する。まず、
ライン(N)を読み込む。ライン(N)はソースパター
ンの処理済みライン数で、このライン(N)が入力され
ることによって縦方向変換テーブルTD内のラインの総
和(M)、ライン展開数(S)、ライン展開数の総和
(T)はそれぞれ次のようになる(ステップU1)。
【0037】M←M+N S←(M×400/240の商)+(M×400/24
0の余り四捨五入値)−Q T←T+S この値を縦方向変換テーブルTDに書き込む。
【0038】次いで、ライン展開数(S)が2か否か判
定し(ステップU2)、2であれば横方向描画時に2ラ
イン描画指示をし(ステップU3)、2でなければ1で
あるの横方向描画時に1ライン描画指示をし(ステップ
U4)、ライン数を更新するためにライン(N)に1を
加算し(ステップU5)、リターンする。
【0039】次に、図9および図10に示す変換模図を
参照しながら、画面の横方法のドット数を120dpi
から240dpiに変換する処理動作の具体例について
説明する。なお、各図の(a)は120dpiのソース
パターンを示し、(b)は240dpiの拡大パターン
を示す。また、白ドットは2進数で“0”ビット、黒ド
ットは2進数で“1”ビットとし、左側をLSB側とす
る。
【0040】図9において、図(a)に示すソースパタ
ーンの1ライン目は最初の8ビットは“0100100
1”である。これを16進数(数値の右にHを付して表
す)で表すと“0100”が“2H”、“1001”が
“9H”であるので“92H”となる。
【0041】この“92H”で横方向120/240変
換テーブルTAをアクセスすると、16進数で“C3O
CH”の拡大パターンが得られる。これを2進数に変換
すると、“CH”は“0011”(左がLSB)、“3
H”は“1100”であるので、左側をLSBとすると
“0011000011000011”(C03C)と
なる。このパターンが図(b)に示す拡大パターンの1
ライン目の最初の16ビットとなる。
【0042】同様にしてソースパターンの1ライン目の
次の8ビットの処理を行う。ここでは2ビット“00”
であるので、16進数で表すと“00H”となり、“0
000H”の変換パターンが得られる。ソースパターン
が2ビットであるので、変換パターンは2倍の4ビット
“0000”となる。こうして、10ビットのソースパ
ターン“0100100100”は2倍の20ビットの
変換パターン“001100001100001100
00”となる。
【0043】次に、図10に示すソースパターン(図
a)の最終ラインを例に説明すると、最初の8ビットが
“11001100”(左がLSB)であるので、これ
を16進数で表すと“33H”となる。この“33H”
で横方向120/240変換テーブルTAをアクセスす
ると、16進数で“0F0FH”の変換パターンが得ら
れる。
【0044】これを2進数に変換すると、“FH”は
“1111”であるので、変換パターンは左側をLSB
とすると“1111000011110000”(F0
F0)となる。このパターンが図(b)に示す変換パタ
ーンの1ライン目の最初の16ビットとなる。
【0045】同様にしてソースパターンの1ライン目の
次の8ビットの処理を行う。ここでは2ビット“11”
であるので、16進数で表すと“03H”となり、“0
00FH”の変換パターンが得られる。ソースパターン
が2ビットであるので、変換パターンは2倍の4ビット
“1111”(“FH”)となる。こうして、10ビッ
トのソースパターン“1100110011”は倍の2
0ビットの変換パターン“1111000011110
0001111”となる。
【0046】次に、図11に示す変換模図を参照しなが
ら、画面の横方法のドット数を240dpiから400
dpiに変換する処理動作の具体例について説明する。
なお、同図において図(a)は240dpiのソースパ
ターンを示し、図(b)は400dpiの通常パターン
を示し、図(c)は400dpiの黒ドット優先パター
ンを示す。
【0047】図(a)において、ソースパターンの1ラ
イン目は最初の6ビットは“001100”である。こ
れをアドレスとして横方向240/400通常変換テー
ブルTBをアクセスすると、10ビットの変換パターン
“0000110000”が得られる。
【0048】ソースパターンの1ライン目の2番目の6
ビットも“001100”であるので、同様に10ビッ
トの変換パターン“0000110000”が得られ、
3番目の6ビットも“001100”であるので、同様
に変換パターン“0000110000”が得られる。
【0049】ソースパターンの4番目の処理は2ビット
“00”であるので4ビット加え(“0000”)、
“000000”としてテーブルTBをアクセスし、変
換パターン“0000000000”を抽出する。その
結果、ソースパターンの1ライン目の20ビットは、図
(b)に示すように、40ビットの変換パターンに変換
される。
【0050】また、図(a)に示すソースパターンの1
ライン目を黒ビット優先処理によって変換する場合は、
最初の6ビット“001100”をアドレスとして横方
向240/400通常変換テーブルTCをアクセスし、
10ビットの変換パターン“0001111000”を
得る。この変換パターンは中央の黒ドットが4ビットで
形成されており、通常パターン(図b)と比較すると2
ビット増え、黒ドットを強調している。
【0051】ソースパターンの1ライン目の2番、3番
目の6ビットも同様にして、10ビットの変換パターン
“0001111000”を得る。ソースパターンの4
番目の処理は、図(a)の処理と同様に“00000
0”でアクセスし、テーブルTCから変換パターン“0
000000000”を抽出する。その結果、ソースパ
ターンの1ライン目の20ビットは、図(c)に示すよ
うに、黒ビットの強調された40ビットの変換パターン
に変換される。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、横方向変換テーブルお
よび縦方向変換テーブルを用いて縦方向のライン数およ
び横方向のドット数の変換を行うようにしたので、変換
処理の簡素化および高速化を図ることができる。
【0053】また、本発明によれば、横方向変換テーブ
ルを複数用意しておき、その中から所望の変換テーブル
を選択してドット数の変換を行うようにしたので、選択
した変換テーブルの描画密度の相違が反映され、描画結
果の出力表現の多様化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による描画装置を示すブ
ロック図である。
【図2】横方向120/240変換テーブルを示す図で
ある。
【図3】横方向240/400通常変換テーブルを示す
図である。
【図4】横方向240/400黒ビット優先変換テーブ
ルを示す図である。
【図5】縦方向240/400変換テーブルを示す図で
ある。
【図6】横方向120/240変換処理を示すフローチ
ャ−トである。
【図7】横方向240/400変換処理を示すフローチ
ャ−トである。
【図8】縦方向変換処理を示すフローチャ−トである。
【図9】横方向120/240変換処理の具体例を示す
変換模図である。
【図10】横方向120/240変換処理の具体例を示
す変換模図である。
【図11】横方向240/400変換処理の具体例を示
す変換模図で、(a)はソースパターン、(b)は通常
パターン、(c)は黒ビット優先パターンである。
【符号の説明】
1 CPU(中央処理装置) 2 ICC(ICメモリカード) 3 IPLROM(IPLプログラムメモリ) 4 FONTROM(文字フォントメモリ) 5 REC(画素データ回転用LSI) 6 SRAM(画素データ用スタティックメモリ) 7 TRC(タイマー) 8 LTM(ホスト系高速シリアルインターフェイス制
御) 9 LRTM(ホスト系高速シリアルインターフェイス
・トランシーバ) 10 ODC(バス変換およびDMA転送制御) 11 MAC(PIOアクセス制御) 12 MIC(モノリシック集積回路) 13 SP(スレーブプロセッサ) 14 PPR 15 PSROM(SPプログラムメモリ) 16 CPLD(ディップスイッチ) 17 PMC(プラグインメモリカード) 18 DRAM(ダイナミックメモリ) TA 横方向120/240変換テーブル TB 縦方向240/400通常変換テーブル TC 横方向240/400黒ビット優先変換テーブル TD 縦方向変換テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単位長当りAドットで構成される第1の
    画面を、単位長当りBドット(但し、A<B)で構成さ
    れる第2の画面に変換して描画する描画装置であって、 前記第1の画面のnドットに対して「n×B/A」ドッ
    トの変換パターンを格納する横方向変換テーブルを有
    し、前記第2の画面の横方向のドットパターンの描画は
    前記第1の画面のnドット毎に前記横方向変換テーブル
    から「n×B/A」ドットの変換パターンを読み出して
    行うように構成したことを特徴とする描画装置。
  2. 【請求項2】 前記描画装置は、複数の横方向変換テー
    ブルを備え、各横方向変換テーブルは互いに描画結果の
    異なる変換パターンを格納することを特徴とする請求項
    1記載の描画装置。
  3. 【請求項3】 前記描画装置は、第1の画面における変
    換処理済みの縦方向のライン数を順次加算してラインの
    総和Mとして格納し、前記第2の画面における次に描画
    するライン数を所定の演算処理によって得たライン数を
    ライン展開数Sとして格納し、前記ライン展開数Sを順
    次加算してライン展開数の総和Tとして格納する縦方向
    変換テーブルを備え、前記第2の画面の前記ライン描画
    はライン展開数S行毎に描画するように構成したことを
    特徴とする請求項1記載の描画装置。
  4. 【請求項4】 前記描画装置は、前記縦方向変換テーブ
    ルに格納されているラインの総和Mをドット数Bで乗算
    し、この乗算値をドット数Aで除算し、得られた商と余
    りの四捨五入値とを加算し、この加算値からライン展開
    数の総和Tを減算して得た値を前記ライン展開数Sとす
    る演算手段を備えることを特徴とする請求項3記載の描
    画装置。
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