JPH0924979A - 保冷箱 - Google Patents

保冷箱

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JPH0924979A
JPH0924979A JP17503495A JP17503495A JPH0924979A JP H0924979 A JPH0924979 A JP H0924979A JP 17503495 A JP17503495 A JP 17503495A JP 17503495 A JP17503495 A JP 17503495A JP H0924979 A JPH0924979 A JP H0924979A
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JP
Japan
Prior art keywords
lid
box
joint
water
box body
Prior art date
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Pending
Application number
JP17503495A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Tanaka
久之 田中
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Seiko Co Ltd filed Critical Daiwa Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】保冷箱内に注入した水が振動しても、接合部か
らの水漏れを防止する保冷箱を提供することを目的とす
る。 【解決手段】開口を有する箱本体2に、開口を閉鎖する
蓋体3を開閉自在に取り付け、箱本体2及び蓋体3の接
合部2a,3a近傍の内壁10から、内側に突出する突
出部2p,3pを、箱本体2及び蓋体3の少なくとも一
方に設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レジャー等に供
される保冷箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図1に示すように、箱本体2の開
口に蓋体3を開閉自在に取り付けた保冷箱1が知られて
おり、釣った魚を入れたり、あるいは飲料物等を入れた
りすることに用いられている。この保冷箱1は、内部の
保冷効果を損なわないために、通常、箱本体2および蓋
体3の内部に断熱材7を充填すると共に、蓋体3に開閉
自在な小蓋4を設け、蓋体の小さい投入孔5から釣った
魚を入れたり、あるいは飲料物等を取り出している。ま
た、箱本体2および蓋体3が互いに面接触する接合面、
並びに蓋体3および小蓋4が互いに面接触する接合面に
パッキン部材を設け、内部の冷気を外部に漏らさないよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の保冷箱を魚釣
り用に用いる場合、釣った魚を生かすために、保冷箱内
に水を注入して生簀の如く使用する場合がある。このよ
うに、保冷箱を生簀として使用する場合、箱本体と蓋
体、および蓋体と小蓋との接合部近傍における保冷箱内
側面は平面状であるために、保冷箱運搬時等の振動によ
り内部の水も振動しそれにより保冷箱内側面に沿って水
が移動し、前記接合部に水が達してしまう。この接合部
に達した水は、保冷箱の内部と外部との間の圧力差、あ
るいは接合面にあるパッキン部材のヘタリ等によって外
部に漏れてしまうことがある。この発明は、保冷箱内に
注入した水が振動しても、接合部からの水漏れを防止す
る保冷箱を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の保冷箱は、箱本体に開口を閉鎖する蓋体を
開閉自在に取り付け、箱本体及び蓋体の接合部近傍の内
壁から内側に突出する突出部を、箱本体および蓋体の少
なくとも一方に設けたことを特徴としている。この突出
部は、蓋体に小蓋を設けた保冷箱においても、同様に、
蓋体及び小蓋の接合部近傍の蓋体および小蓋の少なくと
も一方に設けることが可能である。
【0005】このように、接合部近傍に、内壁から内側
に突出する突出部を設けたことにより、保冷箱の運搬中
に、注入された水が振動して接合部近傍に移動してきて
も、その方向は内側に向けられてしまうので、接合部に
水が侵入することはなく、接合部からの水漏れが防止さ
れる。この場合、接合部近傍に設けられる突出部は、少
なくとも、保冷箱が振動して接合部に水が接触しずらい
程度の位置に構成されていれば良い。
【0006】また、蓋体を箱体に閉じたときの接合部に
水が侵入しないよう、保冷箱内壁に防止部材を設けてお
くことによって、保冷箱の運搬中に注入された水が振動
しても、接合部への水の侵入は防止され、接合部からの
水漏れが防止される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について、図2乃至図4を参照して説明する。なお、
以下の実施の形態においては、図1で示した部材と同一
の部材に付いては、同一の参照符号が付してある。
【0008】図2は、本発明に係る保冷箱の一実施の形
態を示した断面図である。保冷箱1は、釣った魚等を入
れる箱本体2と、この箱本体の開口を閉鎖するよう、開
閉自在に取り付けられる蓋体3とを備えている。この蓋
体3には、好ましくは、小蓋4によって開閉される投入
孔5が形成されており、箱本体内の冷気をできるだけ逃
がさないように、投入孔5から釣った魚を入れられるよ
うになっている。また箱本体2及び蓋体3の内部には、
保冷効果を高めるように断熱材7が充填されている。
【0009】箱本体2及び蓋体3には、それぞれ接合面
2a及び3aが形成されており、蓋体3を閉じたとき
に、互いに面接触して接合部を形成すると共に、内部空
間を密封する。この場合、接合面には、冷気漏れ、水漏
れを防止するように、パッキン部材(図示せず)が設け
られている。同様に、前記した蓋体3及び小蓋4にも、
それぞれ接合面3b及び4aが形成されており、小蓋4
を閉じたときに、互いに面接触して接合部を形成すると
共に、内部空間を密封する。もちろん、これらの接合面
についても、冷気漏れ、水漏れを防止するパッキン部材
(図示せず)が設けられている。
【0010】箱本体2及び蓋体3の接合部2a,3aの
近傍には、内壁10から内側に向けて突出する突出部2
p,3pが形成されている。この突出部2p,3pは、
箱本体2に注入された水が振動等によって内壁10に沿
って移動した場合、それを内部に変向させるように構成
されており、図に示した突出部2p,3pは、それぞ
れ、内壁10の表面から内部空間に向けて傾斜するよう
に構成されている。このように、箱本体及び蓋体の接合
部2a,3a近傍に、内側に向けて傾斜した突出部を形
成したことにより、振動等によって内壁に沿って移動す
る水は傾斜に沿って内部に変向され、箱本体及び蓋体の
接合部2a,3aに水が侵入することが防止される。こ
の結果、保冷箱の内部と外部との間の圧力差によって、
あるいは接合面にあるパッキン部材に多少のヘタリがあ
っても、注入した水の外部への漏れが防止される。
【0011】このような突出部は、部分的に形成しても
良いが、各接合面2a及び3aにおけるすべての接合部
に水が侵入しないように、接合部近傍の内壁に周設する
ことが好ましい。また、図2に示す構成では、突出部2
p及び3pは、接合面2a及び3aから延長して互いに
当接するように突出形成されているが、接合部2a,3
aへの水の接触が防止できれば、接合部2a,3aから
垂直方向に多少の距離をおいて、内壁10から突出する
ように形成しても良い。
【0012】また、図示されていないが、蓋体3を閉じ
たときに、接合部2a,3aへ水が侵入しないように、
内壁10に防止部材を設けても良い。この防止部材は、
例えば、蓋体3を閉じたときに、箱本体2及び蓋体3の
接合部をすべて覆うように、箱本体2の内壁10の上端
部に取り付けるように構成することができる。
【0013】上記した突出部あるいは防止部材は、箱本
体2及び蓋体3に、一体的に形成しても良いし、別体と
して取り付けるように構成しても良い。なお、前述した
ように図に示した保冷箱は、その蓋体3に小蓋4を形成
した構成であるため、図2に示すように、蓋体3及び小
蓋4にも同様な構成の突出部3p′,4pが設けられて
いる。
【0014】図3は、箱本体2のみに、箱本体2及び蓋
体3の接合部近傍の内壁10から内側に突出する突出部
2pを別体として設けた実施の形態を示している。この
突出部2pは、水を中央へ向けて変向しやすいように半
球状に構成されている。水は箱本体2の内部空間に注入
されるため、このように箱本体2のみに突出部を形成し
ても、接合部への水の浸入を有効に防止することができ
る。同様に、図2に示したように、蓋体3に小蓋を形成
した場合は、振動によって、水は箱本体の内壁から蓋体
の内壁に沿って移動して行くため、図4に示すように、
蓋体3に、蓋体3及び小蓋4の接合部近傍の内壁から内
側に突出する突出部3p′を別体として設けても良い。
【0015】以上、本発明の好ましい実施の形態に付い
て説明したが、本発明は、図に示した構成に限られず種
々変形することができる。例えば、突出部の形状及びそ
の形成位置は、図2及び図3に示したものに限られず、
接合部への水の侵入が防止できれば、種々変形すること
ができる。また、小蓋を蓋体に閉じたときに、接合部を
覆うような防止部材を蓋体3の内壁に設けても良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の保冷箱に
よれば、保冷箱の運搬中に、内部に注入された水が振動
し、箱本体と蓋体との接合部、蓋体と小蓋との間の接合
部に水が移動してきても、突出部あるいは防止部材によ
って接合部へ水が接触しないため、接合部からの水漏れ
が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の保冷箱の構成を示す断面図。
【図2】本発明の保冷箱の一実施の形態を示す断面図。
【図3】本発明の保冷箱のさらに別の実施の形態の一部
を示した断面図。
【図4】本発明の保冷箱における実施の形態を示してお
り、蓋体及び小蓋の部分を拡大して示す断面図。
【符号の説明】
1…保冷箱、2…箱本体、2p…突出部、3…蓋体、3
p…突出部、4…小蓋、10…内壁。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を有する箱本体に、開口を閉鎖する
    蓋体を開閉自在に取り付け、箱本体及び蓋体の接合部近
    傍の内壁から内側に突出する突出部を、箱本体及び蓋体
    の少なくとも一方に設けたことを特徴とする保冷箱。
  2. 【請求項2】 箱本体の蓋体に投入孔を穿設し、前記投
    入孔を閉鎖する小蓋を開閉自在に取り付け、前記蓋体及
    び小蓋の接合部近傍の内壁から内側に突出する突出部
    を、蓋体及び小蓋の少なくとも一方に設けたことを特徴
    とする保冷箱。
  3. 【請求項3】 前記突出部は、接合部近傍の内壁に周設
    されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の
    保冷箱。
  4. 【請求項4】 開口を有する箱本体に、開口を閉鎖する
    蓋体を開閉自在に取り付けた保冷箱において、前記蓋体
    を箱本体に閉じたときの接合部への水の侵入を防止する
    防止部材を保冷箱内壁に設けたことを特徴とする保冷
    箱。
JP17503495A 1995-07-11 1995-07-11 保冷箱 Pending JPH0924979A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017208330A1 (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 三菱電機株式会社 断熱容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017208330A1 (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 三菱電機株式会社 断熱容器
JPWO2017208330A1 (ja) * 2016-05-31 2018-08-09 三菱電機株式会社 断熱容器

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