JPS5845262Y2 - 保温・保冷容器 - Google Patents

保温・保冷容器

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JPS5845262Y2
JPS5845262Y2 JP1979184217U JP18421779U JPS5845262Y2 JP S5845262 Y2 JPS5845262 Y2 JP S5845262Y2 JP 1979184217 U JP1979184217 U JP 1979184217U JP 18421779 U JP18421779 U JP 18421779U JP S5845262 Y2 JPS5845262 Y2 JP S5845262Y2
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JP
Japan
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lid
seal
container body
opening
insulating
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979184217U
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English (en)
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JPS56103477U (ja
Inventor
正 堀田
Original Assignee
株式会社シマノ
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Publication date
Application filed by 株式会社シマノ filed Critical 株式会社シマノ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、開口部を備えた断熱構造の容器本体と、該本
体の開口部を閉鎖する断熱構造の蓋体とから戊る保温・
保冷容器に関するもので、前記容器本体内に、魚釣時に
おける釣魚や飲食物などの収容物を収容して、この収容
物を熱湯などの加熱源或は氷などの冷却源により、高温
状態或は低温状態に維持するごとく用いる保温・保冷容
器に関するものである。
一般に、この種の保温・保冷容器は、蓋体の周縁部に下
向きに開口する環状の凹溝を形成して、該凹溝に環状の
シール材を嵌込み、前記蓋体をして容器本体の開口部を
閉鎖するとき、前記蓋体と容器本体とに設けた対をなす
締具により、蓋体を容器本体に押し付けて、前記シール
材を、容器本体の開口部周りの周壁上端面に圧接し、こ
の蓋体により、本体開口部の密封を行うごとくしている
所が、以上の構成によるシールは、前記シール材のみに
よって行うものであるから、シール性が完全でなく、そ
の上特に釣場での使用時など前記蓋体の開閉が頻繁に行
われる場合、締具による蓋体の容器本体への締付けを行
わず、所謂締具を外した状態で使用しているが、この場
合、前記蓋体による本体開口部の閉鎖状態において、こ
の蓋体の締具側が、前記シールの弾性によって浮上がり
、容器本体との間に隙間が生じ、この容器本体内の熱気
、或は冷気が外部に逃げ、保温・保冷効果が著しく悪く
なる問題があった。
また、前記シールは、下向きに開放する環状の凹溝に嵌
込まれているため、このシールが不用意に脱落するよう
なことがあった。
そこで本考案は、以上の如き問題点を解決すべく考案し
たもので、その目的は、釣場での使用時など、蓋体の開
閉が頻繁に行われる場合において、この蓋体の容器本体
への締付けがなくとも該蓋体による本体開口部の密封を
確実に行わせることができ、常に良好な保温・保冷効果
が得られ、しかも容器本体と蓋体との間に介在するシー
ルが不用意に脱落するような恐れがない保温・保冷容器
を提供するにある。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図において1は、開口部1aを備えた容器本体、2は、
この本体開口部1aを閉鎖する蓋体であって、容器本体
1は、外部11と内鑵12との間に、断熱材13を充填
して断熱構造としており、また蓋体2は、外板21と内
板22との間に、断熱材23を充填して断熱構造として
いる。
斯くて前記容器本体1における開口部1a周りの周壁端
部内側、実質的には前記内鑵12の上端内側縁部に、内
部に開放する環状の凹入部3を形威し、該凹入部3の内
側縁部に、起立壁33を断続的に設けて、前記凹入部3
の底部に細幅テープ状とした環状シール4を嵌合し、前
記起立壁33との間で保持させるのである。
この凹入部3は垂直方向の周壁31と水平方向の底壁3
2とから戒るものである。
又、前記起立壁33は、第1図に示した如く、前記凹入
部3における四隅部と中間部との各内側縁部に、部分的
に形成して、起立壁33間の断続部分から水抜き、ゴミ
抜きが行なえるようにするのである。
一方前記蓋体2の前記本体周壁端部に対向する端面内側
、実質的には前記内板22の本体への対接部内側に、前
記凹入部3に進入する嵌合部5を突設し、かつ、この嵌
合部5の端面に、前記シール4を前記凹入部3の底壁3
2側に押し付ける環状の突条51を、設けて成るもので
ある。
尚、図中6,6は、蓋体2を容器本体1に開閉可能に取
付ける蝶番であり、また7は、蓋体2を容器本体1に締
付けて係止する締具であって、蓋体2に取付けた引掛片
71と、容器本体1に取付けた止片72とから成る。
又以上の構成で、前記凹入部3の深さは、特に限定しな
いが、前記締具7を外したとき、前記蓋体2が容器本体
1に対し浮上る量以上とするのが好ましい。
また、前記嵌合部5の突出長さは、前記凹入部3の深さ
に応じて、設定するのである。
また前記嵌合部5の外面は、蓋体2を閉じたとき、前記
凹入部3の、垂直方向の周壁に密接するごとくするのが
好ましい。
本考案の保温・保冷容器は以上の如く構成するもので、
容器本体1の開口部1aを蓋体2をして閉鎖すべく該蓋
体2を容器本体1側に閉じると共に、締具7における引
掛片71を止片72に引掛けて、前記蓋体2を容器本体
1に締付は係止させた場合、前記蓋体2側の嵌合部5が
容器本体1側の凹入部3に進入して、第1段階のシール
が行なえると共に、前記嵌合部5の突条51が凹入部3
内のシール4を弾性変形させるごとくして、該シール4
に喰込み、この喰込みにより、第2段階のシールが行な
えるのであって、前記容器本体1と蓋体2との間を2段
階に亙ってシールでき、その密封を確実に行なえるので
ある。
即ち、前記シール4による密封のみならず前記嵌合部5
の凹入部3への進入に伴ない、前記嵌合部5の外側壁が
凹入部3の周壁31に対接し、密封するので、前記密封
を2段階に互って確実に行なえるのである。
しかも釣場での使用時など、前記蓋体2の開閉が頻繁に
行われるような場合で、前記締具7による蓋体2の容器
本体1への締付けを行わず、所謂締具7を外した状態で
使用する場合、前記蓋体2が、シール4の弾性によって
容器本体1から浮上がっても前記嵌合部5の外側壁が凹
入部3の垂直方向の周壁31に対接させられるのであり
、従って、前記容器本体1内の熱気或は冷気が外部に逃
げるようなことを少なくできるのである。
以上説明した如く本考案による保温・保冷容器は、開口
部を備えた断熱構造の容器本体と、該本体の開口部を閉
鎖する断熱構造の蓋体とから戒る保温・保冷容器におい
て、前記本体の開口部周りの周壁端部内側に、内部に開
放する凹入部を形成し、該凹入部の内側縁部に、起立壁
を断続的に設けて、前記凹入部の底部に細幅テープ状の
シールを嵌合し、前記起立片との間で保持すると共に、
前記蓋体の前記本体周壁端部に対向する端面内側に、前
記凹入部に進入する嵌合部を突設し、かつこの嵌合部の
端面に前記シールを、前記凹入部の底部側に押し付ける
突条を設けたことを特徴とするものであるから、前記蓋
体をして本体開口部を閉鎖すべく該蓋体を容器本体に締
付けた場合、前記嵌合部が凹入部に進入して、前記突条
がシールに喰込み、前記容器本体と蓋体との間が2段階
に亙り、密封されるのである。
即ち前記シールによる密封の他、前記嵌合部の凹入部へ
の進入により、該嵌合部の外側壁が凹入部の周壁に当接
し、この当接部でも密封効果が期待できるのである。
従って前記蓋体による本体開口部の閉鎖は2段階にでき
、密封を極めて確実に行わせ得るのである。
また、釣場での使用時など、蓋体の開閉が頻繁に行われ
る場合、前記蓋体の容器本体への締付けを行わずに使用
することがあり、斯かる場合、前記蓋体が、前記シール
の弾性によって容器本体から浮上がるのであるが、斯か
る場合にあっても前記嵌合部外側壁と凹入部周壁との接
触状態を維持させられるから、前記容器本体内の熱気、
或は冷気が外部に逃げるようなことを少なくできるので
あり、全体として常に良好な保温・保冷効果が期待でき
るのである。
しかも、前記シールは容器本体側に形成した凹入部と該
凹入部の内側縁部に設ける起立壁との間で保持されてい
るので、使用時に、前記シールが不用意に脱落するよう
な恐れもないのである。
その上前記シールを保持する凹入部の内側縁部に起立壁
を断続的に設けたから、容器の洗浄時、前記凹入部に浸
入した水とか或いは凹入部に付着したゴミ等を前記起立
壁間の凹欠部から簡単、容易に排除でき、従って、容器
の清掃を容易に行なうことができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示すもので、第1図は、その
斜視図、第2図は、要部の拡大断面図である。 1・・・・・・容器本体、1a・・・・・・開口部、2
・・・・・・蓋体、3・・・・・・凹入部、4・・・・
・・シール、5・・・・・・嵌合部、51・・・・・・
突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部を備えた断熱構造の容器本体と、該本体の開口部
    を閉鎖する断熱構造の蓋体とから戊る保温・保冷容器に
    おいて、前記本体の開口部周りの周壁端部内側に、内部
    に開放する凹入部を形成し、該凹入部の内側縁部に、起
    立壁を断続的に設けて、前記凹入部の底部に細幅テープ
    状のシールを嵌合し、前記起立壁との間で保持すると共
    に、前記蓋体の前記本体周壁端部に対向する端面内側に
    、前記凹入部に進入する嵌合部を突設し、かつこの嵌合
    部の端面に前記シールを、前記凹入部の底部側に押し付
    ける突条を設けたことを特徴とする保温・保冷容器。
JP1979184217U 1979-12-29 1979-12-29 保温・保冷容器 Expired JPS5845262Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979184217U JPS5845262Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 保温・保冷容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979184217U JPS5845262Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 保温・保冷容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56103477U JPS56103477U (ja) 1981-08-13
JPS5845262Y2 true JPS5845262Y2 (ja) 1983-10-14

Family

ID=29694449

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979184217U Expired JPS5845262Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 保温・保冷容器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2832499B2 (ja) * 1992-11-12 1998-12-09 ダイワ精工株式会社 保冷容器とその製造方法
US11840340B2 (en) * 2019-03-26 2023-12-12 Rakuten Group, Inc. Unmanned aerial vehicle and waterproof container

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549963B2 (ja) * 1973-03-20 1979-04-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326556U (ja) * 1976-08-14 1978-03-07
JPS5654228Y2 (ja) * 1977-06-22 1981-12-17

Patent Citations (1)

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JPS549963B2 (ja) * 1973-03-20 1979-04-28

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JPS56103477U (ja) 1981-08-13

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