JPS589757Y2 - シヨ−ケ−スのガスケツト装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ショーケースの内箱と本体間にガスケット
を介装した力スなット装置に関するものである。

従来、魚類等のショーケースにありでは、このケース本
体と内箱間は単に之を載置せる構成を採用していた為、
特に、ケース内部を水洗するような場合は、この水が断
熱材内部に浸透し、該ガスケツｌ−の需要時間を短縮し
、或いは、断熱効果を著しく阻害する等の憂があった。

そこで、この考案は、従来のかかる欠陥を除去せんとし
て提案せられたもので゛ある。

以下、この考案の一実施例を別紙添付図面に従つて詳述
する。

１はショーケース本体であり、この内周壁に断熱材２を
填装しである。

３は内箱であって、前記断熱材２の内側面に嵌込まれる
。

又、この内箱３は上端縁４を外方に突設されており、こ
の突設部にガスケツ１へ５の上方部に嵌着する。

而して、この力゛スケット５はその下方部を略円形に形
成し、望ましくは、この円形部の内部を中空にするを可
とし、このようにすることにより、弾性効果をより発揮
できる。

又、前記ガスケット５の上方端部５′も外方に稍々突設
せしめ、断熱材の上方内側部に装着せる金属板６に弾着
できるようにするを可とする。

勿論、このガスケツｌ−５の前記下方部は、前記金属板
６及び内箱３の外側部に弾着してシール効果を発揮でき
るようにしたことは当然である。

而して、前記内箱３を本体側に引張して前記ガスケット
５の前述弾着効果をより助成せしめる為、ケース１の底
部よりボルト７，７・・・・・・にて前記内箱３に螺着
緊締しである。

尚、図中符号８は硝子を示す。

この考案は、叙述せる如き構成に係るから、通常ショー
ケースとして、例えば内箱３内に魚類を収容して、之を
販売に供するものであるが、この内部は、常時、水を撒
水したり、或いは、洗滌して、之を清潔に保たねばなら
ないので゛ある。

然るときは、この内箱３の−に面より水を撒布するので
あるが、このとき、往々にして、この内箱３の周縁部よ
り、断熱材２の内部に水が浸透する。

然るに、本案の場合は、この内箱３の上端縁の突設部４
にガスケット５の上方部を嵌着してあり、而も、このガ
スケツ１〜５の下方部の円形部か、ポルｌ−７，７・・
・・・・の緊締と相俟って、左右側面並びに下面に於て
、相対侍する面に密着し、完全にシールする。

而も、第一次的には、前記力゛゛スケツ−５の上方部外
側端部が外方に突設している為、この突設部で、これと
相対待する金属板６間を密封し、漏水防止の役割を果す
。

この考案は、このように単に、内箱３の上端縁部にガス
ケットを嵌着し、而も、このガスケットを特殊の形状と
して、その弾力効果を助成し、漏水防止効果をより発揮
せしめたるところに大なる特徴を有するものである。

【図面の簡単な説明】

図はこの考案の一実施例を示し、その縦断正面図を示す
。 符号説明 １・・・・・・ショーケース本体、２・・・
・・・断熱材、３・・・・・・内箱、４・・・・・・内
箱の上端縁部、５・・・・・・ガスケット、６・・・・
・・金属板、７・・・・・・ボルト。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ケース本体１内周壁に断熱材２を充装し、この断熱材２
   内に更に内箱３を嵌着したショーケースに於て、この内
   箱３の周縁部４を突設し、この突設した周縁部４に嵌着
   したガスケツｌ−５の下方部を略円形に形成して、内箱
   ３及び断熱材２の上方内側部に装着せる金属板６に夫々
   弾着できるように形成し、而も、前記内箱３はボルト７
   ．７・・・・・・にてケース本体１側に引張し／Ｆ ｐ
   っ、前記カ゛スケット５の弾着力を増すようにしたこと
   を特徴とせるショーケースのつ゛スケット装置。