JPS6314299Y2 - - Google Patents

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JPS6314299Y2
JPS6314299Y2 JP1982020109U JP2010982U JPS6314299Y2 JP S6314299 Y2 JPS6314299 Y2 JP S6314299Y2 JP 1982020109 U JP1982020109 U JP 1982020109U JP 2010982 U JP2010982 U JP 2010982U JP S6314299 Y2 JPS6314299 Y2 JP S6314299Y2
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JP
Japan
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lid
lip
annular
attached
notch
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JP1982020109U
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JPS58123294U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両等に搭載される小型冷蔵庫等に
おいて、その庫体の物品出入れ口を開閉する角形
蓋体に取付けられる蓋体用シール部材に関する。
この種シール部材は、ゴム等よりなる弾性棒状
シール素材の両端を接合して環状に形成され、ま
た蓋体の各角度に位置する部分には三角形状の切
欠きが形成されており、各切欠きの頂点でシール
部材を折曲げることにより、そのシール部材を蓋
体の各角部になじませるようにしているが、単に
切欠きを形成したのでは、その部分が弱くなつて
切断され易く、また密封性が悪くなるという問題
がある。
本考案は上記に鑑み、蓋体の各角部において切
断されにくく、また密封性の良好な、前記シール
部材を提供することを目的とする。
そして上記目的を達成するために本考案は、弾
性棒状シール素材の両端を接合して環状に形成さ
れ、庫体の物品出入れ口を開閉する角形蓋体の外
周縁に、それの各角部で折曲げられて取付けられ
る蓋体用シール部材において、前記蓋体に取付け
られる環状本体に、その環状本体と前記物品出入
れ口の開口縁部との間を密封するように該開口縁
部に衝合し得る内側および外側リツプを環状に突
設し、前記外側リツプの内側に位置する前記環状
本体および前記内側リツプの各折曲げ部に切欠き
を形成したことを特徴とする。
以下、図面により本考案を冷蔵庫に適用した一
実施例について説明すると、1は上向きの物品出
入れ口2を有する直方体状の庫体で、その物品出
入れ口2を開閉する四角形の蓋体3が、その出入
れ口2の口縁に一対のヒンジ4を介して取付けら
れている。蓋体3の内面には、その周縁に沿つて
環状シール部材5が取付けられている。
シール部材5は、ゴム等よりなる弾性棒状シー
ル素材6を所定の長さに切断し、その両端を溶着
したものである。シール部材6は横断面コ字形を
なす環状本体7を有し、その環状本体7の下部水
平片8外面にはその本体7と前記物品出入れ口2
の開口縁部との間を密封するように該開口縁部に
はそれぞれ衝合し得る外側リツプ9と内側リツプ
10とが相対向して突設されている。外側リツプ
9は下部水平片8の外側縁近傍において全周に亘
つて一連に形成され、一方外側リツプ9の内側に
位置する内側リツプ10および上,下部水平片1
1,8の、蓋体3の各角部に対応する位置、即ち
四つの折曲げ部には、頂点を外側リツプ9の基部
に位置させた直角二等辺三角形状の切欠き12が
形成されている。下部水平片8には外周に突出す
る一連のフランジ13が形成され、また一対の切
欠き12間において、内側リツプ10の外側に位
置する外側リツプ9および上,下部水平片11,
8のヒンジ4に対応する位置には奥辺を内側リツ
プ10の基部に位置させた一対のコ字形切欠き1
4が形成されている。
蓋体3は、一側縁に一対のヒンジ4を取付けら
れた金属製箱形本体15と、その開口を閉塞する
合成樹脂製内装板16とを有し、その内装板16
の外周縁にシール部材5の環状本体7が嵌合され
る。その際二等辺三角形状の各切欠き12は内装
板16の各角部に配置され、これにより内,外側
リツプ10,9等は第4図鎖線示のように直角に
折曲げられて切欠き12の切断面相互が接触し、
シール部材5は額縁状を呈し、各角部における内
側リツプ10および上,下部水平片11,8の浮
上りが防止される。
内装板16は本体15の開口に嵌込まれ、その
内側面に溶着されたアングル形支持片17にシー
ル部材5の上部水平片11と共にねじ18により
固定され、その際フランジ13により本体15の
端面が覆われ、また一対のコ字形切欠き14によ
り一対のヒンジ4とシール部材5との重合が回避
される。19は蓋体3内に充填された断熱材であ
る。
蓋体3の各ヒンジ4は、前述のように庫体1の
口縁に取付けられ、そして蓋体3により物品出入
れ口2を閉じると、シール部材5が前記出入れ口
2の口縁に接触して、それを内外二重に形成され
た内,外側リツプ10,9により密封する。この
場合シール部材5の内側リツプ10等には、各切
欠き12により切れ目が形成されるが、それらの
外側には外側リツプ9が位置するので、密封性が
損われることはない。また各ヒンジ4を逃げるた
めの各コ字形切欠き14の奥部には内側リツプ1
0が位置し、また各切欠き12による切れ目から
の冷気の逸出は僅かであるから、同様に密封性が
損われることはない。
以上のように本考案によれば、弾性棒状シール
素材の両端を接合して環状に形成され、庫体の物
品出入れ口を開閉する角形蓋体の外周縁に、それ
の各角部で折曲げられて取付けられる蓋体用シー
ル部材において、前記蓋体に取付けられる環状本
体に、その環状本体と前記物品出入れ口の開口縁
部との間を密封するように該開口縁部に衝合し得
る内側および外側リツプを環状に突設し、前記外
側リツプの内側に位置する前記環状本体および前
記内側リツプの各折曲げ部に切欠きを形成したの
で、物品出入れ口が内,外側リツプのシール作用
により効果的にシールされ、また各切欠きにより
蓋体の各角部に位置する環状本体および内側リツ
プの浮上りが防止される。しかも各切欠きの外側
に外側リツプが位置するので、各切欠きの形成に
よるもその切欠きの位置で外側リツプが切断され
てしまうことはなく、したがつて外側リツプは各
折曲げ部位において連続し、同部位で該外側リツ
プによるシール性能が低下する惧れは全くなく、
以下の結果、前述の如く切欠きによつて環状本体
および内側リツプの浮上りが防止されることと相
俟つて、シール部材のシール機能向上に大いに寄
与し得る。また前記各切欠きの外側に環状本体の
外側部のみならず、外側リツプも位置するので、
該各切欠き部の位置で環状本体が破断するのを効
果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は冷蔵庫の斜視図、第2図は蓋体の部分平面図、
第3図は第2図−線断面図、第4図は棒状シ
ール素材の部分平面図である。 1……庫体、2……物品出入れ口、3……蓋
体、5……シール部材、6……シール素材、7…
…環状本体、9……外側リツプ、10……内側リ
ツプ、12……切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性棒状シール素材6の両端を接合して環状に
    形成され、庫体1の物品出入れ口2を開閉する角
    形蓋体3の外周縁に、それの各角度で折曲げられ
    て取付けられる蓋体用シール部材において、前記
    蓋体3に取付けられる環状本体7に、その環状本
    体7と前記物品出入れ口2の開口縁部との間を密
    封するように該開口縁部に衝合し得る内側および
    外側リツプ10,9を環状に突設し、前記外側リ
    ツプ9の内側に位置する前記環状本体7および前
    記内側リツプ10の各折曲げ部に切欠き12を形
    成してなる、蓋体用シール部材。
JP2010982U 1982-02-16 1982-02-16 蓋体用シ−ル部材 Granted JPS58123294U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010982U JPS58123294U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 蓋体用シ−ル部材

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JP2010982U JPS58123294U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 蓋体用シ−ル部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58123294U JPS58123294U (ja) 1983-08-22
JPS6314299Y2 true JPS6314299Y2 (ja) 1988-04-21

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ID=30032283

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JP2010982U Granted JPS58123294U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 蓋体用シ−ル部材

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JP (1) JPS58123294U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5617789B2 (ja) * 2011-07-27 2014-11-05 株式会社デンソー 矩形用ガスケット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5211258Y2 (ja) * 1971-10-18 1977-03-11

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Publication number Publication date
JPS58123294U (ja) 1983-08-22

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