JPH0415649Y2 - - Google Patents
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- JPH0415649Y2 JPH0415649Y2 JP1987198762U JP19876287U JPH0415649Y2 JP H0415649 Y2 JPH0415649 Y2 JP H0415649Y2 JP 1987198762 U JP1987198762 U JP 1987198762U JP 19876287 U JP19876287 U JP 19876287U JP H0415649 Y2 JPH0415649 Y2 JP H0415649Y2
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- Japan
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- container body
- string
- lid
- packaging box
- synthetic resin
- Prior art date
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、発泡合成樹脂製包装用箱に関し、例
えば医薬品やアロエジユース等の高級飲料や食品
類のビンやカン等の収納物を保冷又は保温した状
態で、容易に手提げ用又は肩掛け用の紐体を取り
つけて持ち運びをしたり保管することができる発
泡合成樹脂製包装用箱に関する。
えば医薬品やアロエジユース等の高級飲料や食品
類のビンやカン等の収納物を保冷又は保温した状
態で、容易に手提げ用又は肩掛け用の紐体を取り
つけて持ち運びをしたり保管することができる発
泡合成樹脂製包装用箱に関する。
従来、例えば収納物を保冷した状態であるいは
保温した状態で発泡合成樹脂製包装用箱aを持ち
運びする場合、第7図に示す如く包装用箱の両側
壁b,bに設けた突片cに貫通孔dを穿設すると
ともに、紐体eの先端を貫通孔dに挿通した後該
貫通孔dの両端で該紐体eを結ぶことにより該紐
体eを取り付けて、該紐体eを手に提げたり肩に
掛けたりして包装用箱aの持ち運びを行つてい
る。しかしこの方法によると、例えば、包装用箱
a内の収納物とともに水等の液体が入つた状態で
紐体eを手で提げたり、肩に掛けたりして包装用
箱aを持ち運びする場合、突片cの貫通孔dと紐
体eはフリーな状態にあり、紐体eの位置がずれ
るので、包装用箱aが傾いたとき等に、箱aが転
倒状態となつて、内部の液体が漏れて周囲を濡ら
すという問題があり、また、持ち運びをする時に
突片cの貫通孔dより紐体eが抜けてしまつたり
突片c部が折損したりしてしまうので重量物に対
しては使用できなく、しかも紐体eを取り付ける
のに時間がかかるとともに見栄えが悪いという問
題点があつた。
保温した状態で発泡合成樹脂製包装用箱aを持ち
運びする場合、第7図に示す如く包装用箱の両側
壁b,bに設けた突片cに貫通孔dを穿設すると
ともに、紐体eの先端を貫通孔dに挿通した後該
貫通孔dの両端で該紐体eを結ぶことにより該紐
体eを取り付けて、該紐体eを手に提げたり肩に
掛けたりして包装用箱aの持ち運びを行つてい
る。しかしこの方法によると、例えば、包装用箱
a内の収納物とともに水等の液体が入つた状態で
紐体eを手で提げたり、肩に掛けたりして包装用
箱aを持ち運びする場合、突片cの貫通孔dと紐
体eはフリーな状態にあり、紐体eの位置がずれ
るので、包装用箱aが傾いたとき等に、箱aが転
倒状態となつて、内部の液体が漏れて周囲を濡ら
すという問題があり、また、持ち運びをする時に
突片cの貫通孔dより紐体eが抜けてしまつたり
突片c部が折損したりしてしまうので重量物に対
しては使用できなく、しかも紐体eを取り付ける
のに時間がかかるとともに見栄えが悪いという問
題点があつた。
又、両端一面に粘着材を塗布した紐体を、両側
壁に取りつけた発泡合成樹脂製包装用箱も利用さ
れるが、重量物に対しては使用することができな
い。
壁に取りつけた発泡合成樹脂製包装用箱も利用さ
れるが、重量物に対しては使用することができな
い。
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、特に固定手段を設けなくても容器本体
に蓋体の閉じると包装用箱に対して紐体が位置ず
れすることなく固定し、また、効果的に包装用箱
内を保冷状態あるいは保温状態に保つとともに、
該包装用箱運搬時に運搬用の紐体が外れたりする
ことなく重量物にも使用することができ、しかも
見栄えの良い発泡合成樹脂製包装用箱を提供する
点にある。
ところは、特に固定手段を設けなくても容器本体
に蓋体の閉じると包装用箱に対して紐体が位置ず
れすることなく固定し、また、効果的に包装用箱
内を保冷状態あるいは保温状態に保つとともに、
該包装用箱運搬時に運搬用の紐体が外れたりする
ことなく重量物にも使用することができ、しかも
見栄えの良い発泡合成樹脂製包装用箱を提供する
点にある。
本考案は前述の問題点に鑑みて、相対向する側
壁に対向的に上面から底壁にかけて貫通する手提
げ用又は肩掛け用の帯状の紐体を挿通する為の貫
通口を穿設してなる上面を開口した容器本体と;
前記容器本体の上面開口に嵌合する形状とした蓋
体とよりなり、容器本体の貫通口外側又は内側に
沿つて突片を上面に立設するとともに、嵌合時に
前記突片を密着状態で内装する切欠部を蓋体に設
け、容器本体の両側壁に穿設した貫通口に、帯状
の紐体を挿通して両端を固定し、容器本体の上面
開口に蓋体を嵌合させることにより、突片と切欠
部の間で帯状の紐体を挟持固定した状態で、紐体
を用いて持ち運びを可能とした発泡合成樹脂製包
装用箱を提供せんとするものである。
壁に対向的に上面から底壁にかけて貫通する手提
げ用又は肩掛け用の帯状の紐体を挿通する為の貫
通口を穿設してなる上面を開口した容器本体と;
前記容器本体の上面開口に嵌合する形状とした蓋
体とよりなり、容器本体の貫通口外側又は内側に
沿つて突片を上面に立設するとともに、嵌合時に
前記突片を密着状態で内装する切欠部を蓋体に設
け、容器本体の両側壁に穿設した貫通口に、帯状
の紐体を挿通して両端を固定し、容器本体の上面
開口に蓋体を嵌合させることにより、突片と切欠
部の間で帯状の紐体を挟持固定した状態で、紐体
を用いて持ち運びを可能とした発泡合成樹脂製包
装用箱を提供せんとするものである。
例えば1本の帯状の紐体の先端をそれぞれ容器
本体に設けられた貫通口の上面より挿入し、該紐
体の先端を固着することにより該容器本体に該紐
体を取りつけ、該容器本体に収納物を収納した
後、各々の突片の当接面と切欠部の当接面の間に
帯状の紐体を介在させ密着状態で該容器本体に蓋
体を嵌合させることにより帯状の紐体は突片の当
接面と切欠部の当接面の間に挟持固定して組み立
てられ、そして該紐体を手で提げたり、肩に掛け
ることにより、包装用箱に対して帯状の紐体が位
置ずれすることなく、しかも収納物を保冷状態あ
るいは保温状態に保ちながら持ち運びをするもの
である。
本体に設けられた貫通口の上面より挿入し、該紐
体の先端を固着することにより該容器本体に該紐
体を取りつけ、該容器本体に収納物を収納した
後、各々の突片の当接面と切欠部の当接面の間に
帯状の紐体を介在させ密着状態で該容器本体に蓋
体を嵌合させることにより帯状の紐体は突片の当
接面と切欠部の当接面の間に挟持固定して組み立
てられ、そして該紐体を手で提げたり、肩に掛け
ることにより、包装用箱に対して帯状の紐体が位
置ずれすることなく、しかも収納物を保冷状態あ
るいは保温状態に保ちながら持ち運びをするもの
である。
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考
案の詳細を説明する。
案の詳細を説明する。
第1図は本考案の代表的実施例の発泡合成樹脂
製包装用箱の使用状態を示す斜視図であり、第2
図は同じく底面方向より見た斜視図であり、第3
図は同じく蓋体を開放した状態の斜視図である。
製包装用箱の使用状態を示す斜視図であり、第2
図は同じく底面方向より見た斜視図であり、第3
図は同じく蓋体を開放した状態の斜視図である。
第3図に示すように発泡合成樹脂製包装用箱A
は容器本体Bと蓋体Cと紐体Dとよりなり、1本
の紐体Dの先端をそれぞれ容器本体Bに設けられ
た貫通口1,1の上面より挿入し、該紐体Dの先
端を固着することにより該容器本体Bに該紐体D
を取りつけることができ、該容器本体Bの収納部
2に収容物を収納した後、蓋体Cを上面より被せ
ることにより、収納物を保冷状態あるいは保温状
態に保ちながら持ち運びできるように組み立てる
ことができる。
は容器本体Bと蓋体Cと紐体Dとよりなり、1本
の紐体Dの先端をそれぞれ容器本体Bに設けられ
た貫通口1,1の上面より挿入し、該紐体Dの先
端を固着することにより該容器本体Bに該紐体D
を取りつけることができ、該容器本体Bの収納部
2に収容物を収納した後、蓋体Cを上面より被せ
ることにより、収納物を保冷状態あるいは保温状
態に保ちながら持ち運びできるように組み立てる
ことができる。
まず、第3図に示すように容器本体Bは上面が
開口した直方体であり、収納部2に沿つて上方に
突出する突条3を設けるとともに、収納部2内に
は収納物を固定させる為の固定用凹部4や固定用
凹部5が設けられている。そして、相対向する側
壁6,6に対向的に上面から底壁7にかけて貫通
する貫通口1,1を収納部2に沿つて穿設すると
ともに、各々の該貫通口1,1に沿つて突片9,
9を収容部2と反対側の上面に立設している。
又、第2図に示すように該容器本体Bの底壁7に
は前記貫通口1,1間に紐体内装用の凹所10を
設けるとともに、途中には紐体Dの両端を固着す
る金具11又は熱接着や接着剤接合によるテープ
接合部を収容する為の凹部12,12が2個設け
られている。更に、他の側壁13,13における
突条3の側方には蓋体Cの取り外しが容易なよう
に切欠14,14が設けられている。
開口した直方体であり、収納部2に沿つて上方に
突出する突条3を設けるとともに、収納部2内に
は収納物を固定させる為の固定用凹部4や固定用
凹部5が設けられている。そして、相対向する側
壁6,6に対向的に上面から底壁7にかけて貫通
する貫通口1,1を収納部2に沿つて穿設すると
ともに、各々の該貫通口1,1に沿つて突片9,
9を収容部2と反対側の上面に立設している。
又、第2図に示すように該容器本体Bの底壁7に
は前記貫通口1,1間に紐体内装用の凹所10を
設けるとともに、途中には紐体Dの両端を固着す
る金具11又は熱接着や接着剤接合によるテープ
接合部を収容する為の凹部12,12が2個設け
られている。更に、他の側壁13,13における
突条3の側方には蓋体Cの取り外しが容易なよう
に切欠14,14が設けられている。
次に、蓋体Cは前記容器本体Bの上面開口に内
嵌する形状であり、下面には内嵌させる為の突出
部15が設けられているとともに、該突出部15
に沿つて前記容器本体Bの突条3を嵌合する溝部
16が設けられている。そして該蓋体Cの両端に
は前記容器本体Bの突片9,9を密着状態で内装
できる切欠部17,17が設けられている。
嵌する形状であり、下面には内嵌させる為の突出
部15が設けられているとともに、該突出部15
に沿つて前記容器本体Bの突条3を嵌合する溝部
16が設けられている。そして該蓋体Cの両端に
は前記容器本体Bの突片9,9を密着状態で内装
できる切欠部17,17が設けられている。
尚、前記の実施例では発泡合成樹脂製包装用箱
Aの形状を直方体としているが限定されるもので
はなく、しかも突片9と切欠部17の数も適宜増
やすことができる。更に、前記の実施例では容器
本体Bに蓋体Cを内嵌させるものを採用している
が、容器本体Bに蓋体Cを外嵌させるものも適宜
採用されうる。又、容器本体Bの突片9と蓋体C
の切欠部17の嵌合方法としては、第6図に示す
如く容器本体Bの相対向する側壁6,6上面の収
納部2に沿つて突片9を立設するとともに、該突
片9の側方に貫通口8を穿設し、そして該突片9
と対応する位置に切欠部17を設けたものも採用
されうる。
Aの形状を直方体としているが限定されるもので
はなく、しかも突片9と切欠部17の数も適宜増
やすことができる。更に、前記の実施例では容器
本体Bに蓋体Cを内嵌させるものを採用している
が、容器本体Bに蓋体Cを外嵌させるものも適宜
採用されうる。又、容器本体Bの突片9と蓋体C
の切欠部17の嵌合方法としては、第6図に示す
如く容器本体Bの相対向する側壁6,6上面の収
納部2に沿つて突片9を立設するとともに、該突
片9の側方に貫通口8を穿設し、そして該突片9
と対応する位置に切欠部17を設けたものも採用
されうる。
最後に、紐体Dは容器本体Bの突片9と蓋体C
の切欠部17の間に介在できる幅を有する帯状の
ものである。又、この紐体Dは断面略円状のもの
も適宜採用されうる。更に紐体Dは一本に限らず
数本使用するごとくすることも可能である。
の切欠部17の間に介在できる幅を有する帯状の
ものである。又、この紐体Dは断面略円状のもの
も適宜採用されうる。更に紐体Dは一本に限らず
数本使用するごとくすることも可能である。
而して、帯状の1本の紐体Dの先端をそれぞれ
容器本体Bに設けられた貫通口1,1の上面より
挿入し、第2図で示すように容器本体Bの底壁7
で該紐体Dの先端を金具11で固着することによ
り容器本体Bに紐体Dを取りつけることができ、
更に該金具11を凹部12に収納することができ
る。そして、容器本体Bの収納部2に例えば冷え
た医薬品やアロエジユース等の高級飲料や食品類
のビンやカン等を収納した後、第3図に示すよう
に容器本体Bの突片9の内側面18と蓋体Cの切
欠部17の外側面19の間に紐体Dを介在させ密
着状態で容器本体Bに蓋体Cを内嵌させることに
より、帯状の紐体Dは、突片9の内側面18と切
欠部17の外側面19間に挟持固定され、第1図
に示す如く発泡合成樹脂製包装用箱Aは組み立て
られる。この時の嵌合状態は第4図,第5図に示
すように、容器本体Bの収納部2に蓋体Cの突出
部15が内装されるともに、蓋体Cの溝部16に
容器本体Bの突条3が嵌合されている。この紐体
Dを手で提げたり、肩に掛けることにより、収納
物を保冷した状態で持ち運びをしたり保管をする
ことができる。
容器本体Bに設けられた貫通口1,1の上面より
挿入し、第2図で示すように容器本体Bの底壁7
で該紐体Dの先端を金具11で固着することによ
り容器本体Bに紐体Dを取りつけることができ、
更に該金具11を凹部12に収納することができ
る。そして、容器本体Bの収納部2に例えば冷え
た医薬品やアロエジユース等の高級飲料や食品類
のビンやカン等を収納した後、第3図に示すよう
に容器本体Bの突片9の内側面18と蓋体Cの切
欠部17の外側面19の間に紐体Dを介在させ密
着状態で容器本体Bに蓋体Cを内嵌させることに
より、帯状の紐体Dは、突片9の内側面18と切
欠部17の外側面19間に挟持固定され、第1図
に示す如く発泡合成樹脂製包装用箱Aは組み立て
られる。この時の嵌合状態は第4図,第5図に示
すように、容器本体Bの収納部2に蓋体Cの突出
部15が内装されるともに、蓋体Cの溝部16に
容器本体Bの突条3が嵌合されている。この紐体
Dを手で提げたり、肩に掛けることにより、収納
物を保冷した状態で持ち運びをしたり保管をする
ことができる。
又、第6図に示す如く嵌合方法を用いた場合
は、同様に容器本体Bに紐体Dを取りつけた後、
容器本体Bの突片9の一面18と蓋体Cの切欠部
17の一面19間に紐体Dを介在させ密着状態で
容器本体Bに蓋体Cを嵌合させることにより発泡
合成樹脂製包装用箱Aは組み立てられる。
は、同様に容器本体Bに紐体Dを取りつけた後、
容器本体Bの突片9の一面18と蓋体Cの切欠部
17の一面19間に紐体Dを介在させ密着状態で
容器本体Bに蓋体Cを嵌合させることにより発泡
合成樹脂製包装用箱Aは組み立てられる。
このように発泡合成樹脂製包装用箱Aを使用す
れば、容器本体Bに紐体Dの取り付けが容易であ
り、容器本体Bの突片9,9と蓋体Cの切欠部1
7,17の間に該紐体Dを介在させ密着状態で容
器本体Bに蓋体Cを嵌合させることにより、帯状
の紐Dは突片9の内側面18と切欠部17の外側
面19の間に挟持固定されるとともに、発泡合成
樹脂を素材とする突片9及び蓋体Cの大きな摩擦
力による相乗効果によつて、帯状の紐体Dのスベ
リを防止するのに有効であり、例えば、包装用箱
A内の収納物とともに水等の液体が入つた状態で
紐体Dを手で提げたり、肩に掛けたりして包装用
箱Aを持ち運びする場合、容器本体Bが傾いても
容器本体Bに対して紐体Dが位置ずれをおこすこ
とがないので、箱Aが転倒状態となつて、内部の
液体が漏れて周囲を濡らすという問題が起きにく
く、しかも容器本体Bに対して蓋体Cが強固に閉
じられているので、容器本体Bの収納部2内を保
冷状態あるいは保温状態に長時間保つことができ
るとともに、たとえ箱Aが転倒状態となつても、
内部の液体が漏れ難い。又、該包装用箱Aの運搬
用の紐体Dは、容器本体Bにおける底壁7の凹所
10のほぼ全面で該包装用箱Aの重量を支持する
ことになり、かなりの重量物に対して使用が可能
になるとともに、紐体D及び該紐体Dの固着用の
金具11を容器本体Bの凹所10及び凹部12に
収納することができるので従来の発泡合成樹脂製
包装用箱に比べて見栄えが良く、しかも高級なイ
メージをだすことができ、種々の医薬品、食品類
等の保温・保冷したままでの携帯容器としての使
用に適している。加えて、魚等の冷凍食品等の使
用にも適している。
れば、容器本体Bに紐体Dの取り付けが容易であ
り、容器本体Bの突片9,9と蓋体Cの切欠部1
7,17の間に該紐体Dを介在させ密着状態で容
器本体Bに蓋体Cを嵌合させることにより、帯状
の紐Dは突片9の内側面18と切欠部17の外側
面19の間に挟持固定されるとともに、発泡合成
樹脂を素材とする突片9及び蓋体Cの大きな摩擦
力による相乗効果によつて、帯状の紐体Dのスベ
リを防止するのに有効であり、例えば、包装用箱
A内の収納物とともに水等の液体が入つた状態で
紐体Dを手で提げたり、肩に掛けたりして包装用
箱Aを持ち運びする場合、容器本体Bが傾いても
容器本体Bに対して紐体Dが位置ずれをおこすこ
とがないので、箱Aが転倒状態となつて、内部の
液体が漏れて周囲を濡らすという問題が起きにく
く、しかも容器本体Bに対して蓋体Cが強固に閉
じられているので、容器本体Bの収納部2内を保
冷状態あるいは保温状態に長時間保つことができ
るとともに、たとえ箱Aが転倒状態となつても、
内部の液体が漏れ難い。又、該包装用箱Aの運搬
用の紐体Dは、容器本体Bにおける底壁7の凹所
10のほぼ全面で該包装用箱Aの重量を支持する
ことになり、かなりの重量物に対して使用が可能
になるとともに、紐体D及び該紐体Dの固着用の
金具11を容器本体Bの凹所10及び凹部12に
収納することができるので従来の発泡合成樹脂製
包装用箱に比べて見栄えが良く、しかも高級なイ
メージをだすことができ、種々の医薬品、食品類
等の保温・保冷したままでの携帯容器としての使
用に適している。加えて、魚等の冷凍食品等の使
用にも適している。
以上にようにしてなる本考案の発泡合成樹脂製
包装用箱を使用すれば、容器本体に紐体の取り付
けが容易であり、容器本体Bの突片と蓋体の切欠
部の間に該紐体を介在させ密着状態で容器本体に
蓋体を嵌合させることにより、帯状の紐体は突片
の当接面と切欠部の当接面の間に挟持固定される
とともに、発泡合成樹脂を素材とする突片及び蓋
体の大きな摩擦力による相乗効果によつて、帯状
の紐体のスベリを防止するのに有効であり、例え
ば、包装用箱内の収納物とともに水等の液体が入
つた状態で紐体を手で提げたり、肩に掛けたりし
て包装用箱を持ち運びする場合、容器本体が傾い
ても容器本体に対して紐体が位置ずれをおこすこ
とがないので、箱が転倒状態となつて、内部の液
体が漏れて周囲を濡らすという問題が起きにく
く、しかも容器本体に対して蓋体が強固に閉じら
れているので、容器本体の収納部内を保冷状態あ
るいは保温状態に長時間保つことができるととも
に、たとえ箱が転倒状態となつても、内部の液体
が漏れることがない。又、該包装用箱の運搬用の
帯状の紐体は容器本体に底壁外面で該包装用箱の
重量を支持することとなるので、かなりの重量物
に対して使用が可能になり、しかも従来の発泡合
成樹脂製包装用箱に比べ見栄えが良く、高級なイ
メージをだすことができ、携帯用容器として特に
適している。加えて、魚等の冷凍食品の使用等に
も適している。
包装用箱を使用すれば、容器本体に紐体の取り付
けが容易であり、容器本体Bの突片と蓋体の切欠
部の間に該紐体を介在させ密着状態で容器本体に
蓋体を嵌合させることにより、帯状の紐体は突片
の当接面と切欠部の当接面の間に挟持固定される
とともに、発泡合成樹脂を素材とする突片及び蓋
体の大きな摩擦力による相乗効果によつて、帯状
の紐体のスベリを防止するのに有効であり、例え
ば、包装用箱内の収納物とともに水等の液体が入
つた状態で紐体を手で提げたり、肩に掛けたりし
て包装用箱を持ち運びする場合、容器本体が傾い
ても容器本体に対して紐体が位置ずれをおこすこ
とがないので、箱が転倒状態となつて、内部の液
体が漏れて周囲を濡らすという問題が起きにく
く、しかも容器本体に対して蓋体が強固に閉じら
れているので、容器本体の収納部内を保冷状態あ
るいは保温状態に長時間保つことができるととも
に、たとえ箱が転倒状態となつても、内部の液体
が漏れることがない。又、該包装用箱の運搬用の
帯状の紐体は容器本体に底壁外面で該包装用箱の
重量を支持することとなるので、かなりの重量物
に対して使用が可能になり、しかも従来の発泡合
成樹脂製包装用箱に比べ見栄えが良く、高級なイ
メージをだすことができ、携帯用容器として特に
適している。加えて、魚等の冷凍食品の使用等に
も適している。
第1図は本考案の代表的実施例の発泡合成樹脂
製包装用箱の使用状態を示す斜視図、第2図は同
じく底面方向から見た斜視図、第3図は同じく蓋
体を開放した状態の斜視図、第4図は第1図にお
けるE−E矢視断面図、第5図は第1図における
F−F矢視断面図、第6図は本考案のその他の実
施例の発泡合成樹脂製包装用箱の突片と切欠部の
嵌合方法を示す斜視図、第7図は従来の発泡合成
樹脂製包装用箱の要部拡大図である。 A……発泡合成樹脂製包装用箱、B……容器本
体、C……蓋体、D……紐体、1……貫通口、2
……収納部、3……突条、4……固定用凸部、5
……固定用凹部、6……側壁、7……底壁、9…
…突片、10……凹所、11……金具、12……
凹部、13……側壁、14……切欠部、15……
突出部、16……溝部、17……切欠部、18…
…内側面、19……外側面。
製包装用箱の使用状態を示す斜視図、第2図は同
じく底面方向から見た斜視図、第3図は同じく蓋
体を開放した状態の斜視図、第4図は第1図にお
けるE−E矢視断面図、第5図は第1図における
F−F矢視断面図、第6図は本考案のその他の実
施例の発泡合成樹脂製包装用箱の突片と切欠部の
嵌合方法を示す斜視図、第7図は従来の発泡合成
樹脂製包装用箱の要部拡大図である。 A……発泡合成樹脂製包装用箱、B……容器本
体、C……蓋体、D……紐体、1……貫通口、2
……収納部、3……突条、4……固定用凸部、5
……固定用凹部、6……側壁、7……底壁、9…
…突片、10……凹所、11……金具、12……
凹部、13……側壁、14……切欠部、15……
突出部、16……溝部、17……切欠部、18…
…内側面、19……外側面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 相対向する側壁に対向的に上面から底壁にかけ
て貫通する手提げ用又は肩掛け用の帯状の紐体を
挿通する為の貫通口を穿設してなる上面を開口し
た容器本体と、 前記容器本体の上面開口に嵌合する形状とした
蓋体と、 よりなり、容器本体の貫通口外側又は内側に沿
つて突片を上面に立設するとともに、嵌合時に前
記突片を密着状態で内装する切欠部を蓋体に設
け、容器本体の両側壁に穿設した貫通口に、帯状
の紐体を挿通して両端を固定し、容器本体の上面
開口に蓋体を嵌合させることにより、突片と切欠
部の間で帯状の紐体を挟持固定した状態で、紐体
を用いて持ち運びを可能とした発泡合成樹脂製包
装用箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987198762U JPH0415649Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987198762U JPH0415649Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01100739U JPH01100739U (ja) | 1989-07-06 |
JPH0415649Y2 true JPH0415649Y2 (ja) | 1992-04-08 |
Family
ID=31489251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987198762U Expired JPH0415649Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0415649Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH074198Y2 (ja) * | 1991-01-11 | 1995-02-01 | 大宝イーピーエス株式会社 | 運搬用容器 |
JPH074199Y2 (ja) * | 1991-01-18 | 1995-02-01 | 大宝イーピーエス株式会社 | 運搬用容器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5225133B2 (ja) * | 1974-02-20 | 1977-07-06 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5225133U (ja) * | 1975-08-07 | 1977-02-22 | ||
JPS59115781U (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-04 | 積水化成品工業株式会社 | ホ−ムパ−テイセツト用包装容器 |
-
1987
- 1987-12-25 JP JP1987198762U patent/JPH0415649Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5225133B2 (ja) * | 1974-02-20 | 1977-07-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01100739U (ja) | 1989-07-06 |
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