JP3232373U - 生鮮商品運送用で、優れた熱絶縁性と水密性を有し、箱の最終シール工程用の粘着テープの貼り付けを容易にし、以下を特徴とする段ボール箱 - Google Patents

Abstract

【課題】冷蔵包装の運送に関し、特に熱絶縁性および水密性を改善し、箱の最終密封工程における接着テープの配置を容易にする新鮮な魚類運送のための段ボール箱を提供する。【解決手段】二種類の折り畳み式台紙から構成される三種類のパーツ２、３、４により組み立てられた箱１は二重又は三重の壁板を有し、強化された縁は容器に熱絶縁性と強度を向上させ、液漏れを防ぐ為に折り畳んだ縁を有し、外部パーツの高さの比率は周囲シールのテープを貼り易くしている。三種類のパーツは水密性内容器３、下部蓋４と上部蓋１となり、下部蓋と上部蓋は同じ部品で複製され、水密性内容器を上下から入れ子式に閉めると、上下の蓋は容器の高さの中央で合い、この繋ぎ目に沿って粘着テープを水平に回して周囲をシールできる。【選択図】図１

Description

本実用新案は、冷蔵包装の運送分野用に関し、特に熱絶縁性および水密性の特性を改善し、箱の最終密封工程における接着テープの配置を容易にする新鮮な魚類運送のための段ボール箱と開示する。

新鮮な冷凍魚類の運送など、生鮮食品の流通分野では、内部温度を維持し、液漏れを避けることを目的としたいくつかの解決方法は以前から知られている。その中で、高密度発砲スチロール製で一般的に押し込み蓋で構成されている容器が最も知られ、その方法は外温絶縁性、重量および液体が漏れる原因となる折り目や継ぎ目が無い一体の成形容器を形成して内部からの液漏れをさせない水密性からは良好な解決方法とされている。

しかし、この解決方法には環境問題が示されている。特に発泡スチロールの分解性は悪く、その製造過程には汚染性が有る。その課題の対策としてカートンなどの材料で製造された新デザインの容器などが有る。これらは熱絶縁性や強度などの特徴に劣るが、同等またはそれ以上の利点を図る構造が提案されている。

通常、角を蛇腹折の構造にして液体が外部に漏れないようにした、水気を含む食品を収容できるカートン容器が多用されているが、これらの解決方法は一般的に魚類などの冷凍食品の収容には考慮されていなく、水密性に優れていても、単一層で構成されているので熱絶縁性や強度に劣る。

カートン箱で解決できないもう一つの課題は、詰められた容器を閉めた後、必ず蓋と本体の継ぎ目に沿って粘着テープで密封され、そのテープは最終目的地まで梱包条件確保を保証する封印シールの役目も果たすので、切って繋ぎ合わせたと見なされない様、接続継ぎ目全体を切れ目または継ぎ足し無しで覆うように貼らなければならない。この作業を行うためには、一旦閉めた容器を移動、回転または上げて通常容器の下側縁になる蓋と本体の継ぎ目にテープを貼る事になり、粘着テープを貼る作業が難しくなる。

例えば、提案する実用新案と同様、蛇腹折の角と、その蛇腹を覆う折り畳みフラップ及び入れ子式の蓋で構成される水密容器の箱を開示している特許ＵＳ５，０５０，７９４（Ａ）などの資料が従来技術に有る。しかし、一個の容器と一個の入れ子式の蓋のみで構成され、折り畳みフラップには内部の液体が漏れやすくなる爪や切り込みが多く、入れ子式の2体のみで構成され、側方周囲は両体によって平行した２層になるが、容器の上面と下面では熱絶縁壁板が１層のみになり、食品を保存する低温度を保てない可能性が高まり、また液体漏れが発生する短所が有る事で異なる。また、容器を蓋の内側に挿入して一体にする場合、両方の個体の接続継ぎ目は蓋の縁が位置づく容器の下側になり、周囲シールのテープを付ける際に下側縁に届くためには箱を上げなければならなく、箱を倒したり反したりと複雑な動作が必要となる。

提案する実用新案と同様、スリットに填め込む爪を持つ蛇腹折の角を有し、蛇腹を覆う折り畳みフラップの箱を開示しているＵＳ４，３９１，４０５（Ａ）も、考慮すべきもう一つの資料である。しかし、入れ子式の蓋ではなく、唯一の蓋は本体に折り畳み式で接続している事で異なる。この場合、前記資料同様、箱の壁板は１層だけなので断熱性に乏しく、蓋も入れ子式ではないので、２重壁板構造にはならなく、上側縁だけを覆うので、明らかに熱絶縁性や水密性の課題を適切に解決していない。しかし蓋と本体の接続継ぎ目が下側縁にならないので周囲シールのテープを貼り付けるのは簡単になる。それにも関わらず熱絶縁性は乏しくなるので背景課題を適切に解決していない。

提案する実用新案と同様、スリットに填め込む爪を持つ蛇腹折の角を有し、蛇腹を止める折り畳みフラップを開示するＥＰ０３９２２２７（Ａ１）の資料も従来技術の一部である。しかし、この箱は入れ子式の蓋を含まず、折り畳みフラップの幅が少ないので折り畳み壁板の位置が確保できなく、蓋も壁板も２重では無いので温度絶縁が出来ない事から冷凍魚類などの生鮮食品の運送には向いていな事で異なる。

提案する実用新案と同様、スリットに填め込む爪を持つ蛇腹折の角を有し、蛇腹を止める折り畳みフラップを開示するＧＢ２３９２１５０の箱も考慮する資料である。しかし入れ子式の蓋は含まず、折り畳みフラップの端には底板のスリットに填め込む爪が有る故、底板から液体が漏れるので水密性の条件は満たさず、蓋が無いので生鮮食品の運送に望める内部の低温を保てない事で異なる。

最後に、近い従来技術の資料として、提案する実用新案と同様、一個の内容器と二個の入れ子式の蓋の箱を開示するＵＳ４，９１５，２９１が有る。しかし、内容器は管状類で、底板や上板が無く、下部蓋の下側が唯一の底板となるので、内容物でそれが湿ったら、周囲側面が２重壁板であっても、底板が抜けるので冷凍魚類などの生鮮食品を運ぶ水密容器としては使えない。

この様に、どの従来技術も熱絶縁性および水密性を保つ条件を満たしていない。どれも水密内容器と蓋で構成されて全体を覆う第二の容器を考慮していない。特に、内容の食品を運送中に支えて最も応力が掛かるのが容器の底板だと考慮すると、どの解決方法も箱の底板および周囲壁板に２重または３重の素材板を適用していない。よって、どの従来技術の解決方法も２重以上の段ボールの層または板材料で高い熱絶縁性を提供し、内容部に液体が有っても安定した構造を保ち、底から離れた高さで周囲シールのテープを貼るのを可能または容易にする継ぎ目を有した周囲面の箱を提供できていない。

前記から、本実用新案は従来と比較しても高い熱絶縁性と水密性の特徴を保ち、さらに箱を持ち上げる又は倒さなくても水平に回転するだけで周囲シールのテープを容易に貼り付ける事を可能にする事で、従来技術の課題の解決を提供する。

本実用新案の主な目的は、発泡スチロールの箱（商品名アイスラポル又はプルマヴィット）の代用とする冷凍魚類など生鮮食品運送用の段ボール箱を提供する事に関している。

本実用新案のもう一つの目的は、容器内部の温度を保ち、食品が解凍するのを防ぐ、優れた熱伝導抵抗特徴を齎す冷凍魚類など生鮮食品運送用の箱を提供する事に関している。

本実用新案の更の目的は、容器の外部に液体が漏れる事を防ぎ、また液体が壁板に吸収されて劣化するのを防ぐ、優れた水密性を持つ冷凍魚類など生鮮食品運送用の箱を提供する事に関している。

本実用新案のもう一つの目的は、たったの二種類の簡単なパーツで、各パーツは一枚の台紙で構成され、積み重ねて保管され、物品を梱包する時に組み立てられる冷凍魚類など生鮮食品運送用の箱を提供する事に関している。

本実用新案の更の目的は、容器の蓋と本体の繋ぎ目を周囲シールする粘着テープを簡単に貼り付ける冷凍魚類など生鮮食品運送用の箱を提供する事に関している。

これらの目的を達成するため、本実用新案はたった二種類の折り畳み式台紙から構成される三種類のパーツを提供する。組み立てられた箱は二重又は三重の壁板を有し、強化された縁は容器に熱絶縁性と強度を向上させ、液漏れを防ぐ為に折り畳んだ縁を有し、外部パーツの高さの比率は周囲シールのテープを貼り易くしている。

三種類のパーツは水密性内容器、下部蓋と上部蓋となり、下部蓋と上部蓋は同じ部品で複製され、水密性内容器を上下から入れ子式に閉めると、上下の蓋は容器の高さの中央で合い、この繋ぎ目に沿って粘着テープを水平に回して周囲をシールできる。繋ぎ目が箱の下側縁になった場合箱を持ち上げる又は倒す必要が有るが、これだとその必要も無く、両方の蓋で内容器を外側から被せた後、シール用のテープを水平に保ちながら接続繋ぎ目にあてがい、箱を一軸で回転させるだけで貼り付いていき、最終シールが提供される。

水密内容器は、ポリエチレン塗布で表面加工した紙を含む特別な段ボールで製造され、物品の液状内容物(氷と血液)が箱の壁板を通過して浸し、強度を弱め、外部に漏れるのを防ぐ。

同様に、上記水密容器は、液漏れの可能性が有る切り込みなどが無く、折り曲げだけで組み立てるようになっているので高い水密性を達している。容器の立縁は蛇腹折で構成され、折り目はその後容器の短面に接面し折り畳み式のフラップで折り目を被せて保持される。蛇腹折の縁の上部に爪が有り、それは折り畳み式のフラップと容器の短面の折り目縁の中央に出来るスリットに差し込み、蛇腹折をフラップの下に折り畳んだ形で保持する。

上部蓋と下部蓋は、互いに同じで、互いに折り畳まれた数片で組み立てられた壁板で構成され、２重の層で構成された周囲壁板が得られ、それに蓋を組み立てる際に底板に当たる長手側の壁板の末端片で蓋の長手縁もカバーするので、運送中に箱が揺さぶられても液漏れが発生しにくく、蓋の底板に部分的に二重層を与える。

完全に組み立てた箱は最低３層で強化された周囲壁板の箱になる。これは水密容器の周囲壁板の長手側は単一片であり、短手側も一片の壁板と短手側に折れるか当たる縁の片で構成され、そして蓋の長手側の壁板および短手側の壁板も折り畳んだ２片なので蓋の周囲壁板は二重層になり、両方の蓋を内容器に被せると箱の周囲壁片はお互いに平行した合計３層で構成され、求められる熱絶縁性を増加させる。

箱の下面または底板の場合、内容器自身の底の１層と内容器の下側を覆う下部蓋の底板の１層で、最低２層となる。これに下部蓋の長手側の壁板の末端片を折曲げて蓋の底面に当てる事によって長手側縁を強化し、その部分は３層となる。

箱の上面の場合、一つの壁板は上部蓋の底板で、それに底板に沿って当てられるその蓋の長手側の末端片が部分的に上部蓋を覆って２層になる。

これにより、カートンの箱であるにも関わらず、数層の素材により、優れた内部と外部の温度絶縁を保ち、冷凍生鮮食品を収容して運送を可能にする本請求の箱は従来技術のより優れた特徴を有し、課題を効率的に解決する有利な実用案を開示する。

角は、折り畳みフラップで上側縁を覆って位置を保つ蛇腹折になっているため、折り目のみで切れ目やスリットが無いので内部の液体が漏れるのを防がれ、更に内容器の素材はプラスチック表面に加工されているので液体で濡らされて弱るのを防ぐので、完全に水密性の容器を構成する事から本実用案は有利である。

内容器を被せる両方の蓋の合わせ目が容器の高さの中央になるので、それをシールするテープ又は帯の貼り付けを、箱を持ち上げる又は倒す必要が無く、一軸で水平に回転させるだけで行えるので容易になるのも本実用案の有利点である。

更に、二種類の単一台紙のみで組み立てられる３部で構成され、台紙を開いたままで積み重ねて保管し、梱包時に組み立てられるので、かなりのスペース節約を可能にするのも有利点である。

実用新案の詳細な説明は、本請求に添付する図面と共に行う。
図１は、箱を構成する３つの部分を分解等角図で表す。 図２は、水密内容器を組み立てる台紙を表す。 図３は、蓋の組み立てに使用する台紙を表す。 図４Ａは、水密内容器を組み立てる台紙の折り曲げる前を表す。 図４Ｂは、水密内容器を組み立てる為の蛇腹折縁を容器の内側に折り曲げる順序の第一ステップを表す。 図４Ｃは、水密内容器を組み立てる為の折り曲げ順序の第二ステップを表す。 図４Ｄは、水密内容器を組み立てる為の折り曲げ順序の第三ステップで、縁が内側に折り曲げられ、折り畳みフラップが内側に折り曲がって被されているのを表す。 図５Ａは、蓋を組み立てる台紙の折り曲げる前を表す。 図５Ｂは、水密蓋を組み立てる為の台紙の折り曲げ順序の第一ステップを表す。 図５Ｃは、水密蓋を組み立てる為の台紙の折り曲げ順序の第二ステップを表す。 図５Ｄは、水密蓋を組み立てる為の台紙の折り曲げ順序の第三ステップを表す。 図５Ｅは、水密蓋を組み立てる為の台紙の折り曲げ順序の第四ステップを表す。 図５Ｆは、水密蓋を組み立てる為の台紙の折り曲げ順序の最後の第五ステップを表し、完成した蓋が観察される。 図６は、図１に表されている様に、縁の蛇腹折を外側に折り曲げた水密内容器の別の方法を表す。

本実用新案は、基本的に図１で表す通り、上部蓋（２）、下部蓋（４）と中間の水密容器（３）の３部で構成される段ボール箱（１）を開示する。上部蓋（２）と下部蓋（４）は同じで、両方とも同じデザインの台紙（１７）で得られ、中間の水密容器（３）は上部蓋（２）と下部蓋（４）と異なるデザインの台紙（５）で得られる。

中間の水密容器（３）は、箱（１）の壁板から液状内容物(氷と血液)が漏れるのを防ぐ為、ポリエチレンで表面加工した紙を含む特別なカートンで覆われ、その水密容器（３）は上部蓋（２）と下部蓋（４）の中に収まり、折り畳みフラップ（９）で保持された蛇腹折で折られた縁（６）を有し、液漏れが発生する可能性が有る切り込み無しで、折り曲げだけで水密容器（３）を組み立てられる。

上部蓋（２）と下部蓋（４）は入れ子式で、中間の水密容器（３）に第二の周囲壁板を構成するので、最適な熱絶縁性が得られる。

上部蓋（２）と下部蓋（４）が中間の水密容器（３）を外側から被せると、容器（３）の高さの中央で合うので、シール用のテープの貼り付けを容易にする。

図２が示すように、中間の水密容器（３）の台紙（５）は底板（８）と、そこから延びる２片の長手側の壁板（２３）、短手側の壁板（２４）と４片の折り曲げ縁で構成され、長手側の壁板（２３）は単一片で、短手側の壁板（２４）は折り畳みフラップ（６）を構成する末端片（９）と側片（２５）で構成される。台紙（５）は、中間の水密容器（３）の組立を行える為の縦横斜の折り線が施されている。

縁（６）は爪（７）を有し、容器（３）の短手側の壁板（２４）の側片（２５）と折り畳みフラップ（９）の片は折込片（１０）で繋がれ、その間に中央スリット（１１）が有る。

台紙（５）から水密内容器（３）を組立てる際、縁片（６）は折れ目（２７）に沿って蛇腹折に折られ、縁（６）は中間の水密容器（３）の内側または外側に位置付けられ、両方法のどちらでも、爪（７）は中央スリット（１１）に差し込まれ、折り畳みフラップ又は末端片（９）と側片（２５）の間の折込片（１０）は蛇腹折で折られた縁（６）の上側縁に置かれて位置を保持する。折り畳んだ縁（６）が外側に置かれた場合、折り畳みフラップ（９）も容器（３）の外側に折られて、図１と図６で示すよう、折り畳んだ縁を覆う。折り畳んだ縁（６）が内側に置かれた反対の場合、折り畳みフラップ（９）も図４Ｃと図４Ｄで示すよう、内側に折られる。

図３が示すよう、蓋（２）と（４）の台紙（１７）は底板（１２）から出る２片の長手側の壁板（１３）、２片の短手側の壁板（１４）と４片のフラップ（１５）で構成され、長手側の壁板（１３）は、末端片（１８）、中央片（１９）と側片（２０）の３片で構成されている。短手側の壁板（１４）は、末端片（２１）と側片（２２）で構成され、末端片（２１）の縁の中央に爪（１６）を有している。

台紙（１７）から上部蓋（２）と下部蓋（４）を組み立てる際、長手側の壁板（１３）の末端片（１８）は蓋の底板（１２）に平行に沿って置かれ、爪（１６）は長手側の壁板（１３）の末端片（１８）の間に位置付けられ（図５Ｆ参照）、さらにこの末端片（１８）の幅は容器（３）の折込片（１０）の幅と一致する。

従って、蓋（２）と（４）の底板（１２）に沿って置かれた両方の末端片（１８）の距離は、容器（３）の中央スリット（１１）の幅と、蓋（２）と（４）の同短手側の壁板（１４）の爪（１６）幅と一致する。

蓋（２）と（４）を組み立てる台紙（１７）は、蓋を組み立てる為の縦横の折り目を有している。

台紙（１７）は、フラップ（１５）と側片（２０）の間にスリット（２６）が考慮され、これによって長手側の壁板（１３）を片で折る際（１８，１９，２０）、フラップ（１５）は中央片（１９）と末端片（２０）の間に置かれる。(図５Ｄと５Ｅを参照)。

１ 箱
２ 上部蓋、蓋
３ 水密容器、容器
４ 下部蓋、蓋
５、１７ 台紙
７、１６ 爪
８、１２ 底板

本実用新案は、冷蔵包装の運送分野用に関し、特に熱絶縁性および水密性の特性を改善し、箱の最終密封工程における接着テープの配置を容易にする新鮮な魚類運送のための段ボール箱と開示する。

新鮮な冷凍魚類の運送など、生鮮食品の流通分野では、内部温度を維持し、液漏れを避けることを目的としたいくつかの解決方法は以前から知られている。その中で、高密度発砲スチロール製で一般的に押し込み蓋で構成されている容器が最も知られ、その方法は外温絶縁性、重量および液体が漏れる原因となる折り目や継ぎ目が無い一体の成形容器を形成して内部からの液漏れをさせない水密性からは良好な解決方法とされている。

しかし、この解決方法には環境問題が示されている。特に発泡スチロールの分解性は悪く、その製造過程には汚染性が有る。その課題の対策としてカートンなどの材料で製造された新デザインの容器などが有る。これらは熱絶縁性や強度などの特徴に劣るが、同等またはそれ以上の利点を図る構造が提案されている。

通常、角を蛇腹折の構造にして液体が外部に漏れないようにした、水気を含む食品を収容できるカートン容器が多用されているが、これらの解決方法は一般的に魚類などの冷凍食品の収容には考慮されていなく、水密性に優れていても、単一層で構成されているので熱絶縁性や強度に劣る。

カートン箱で解決できないもう一つの課題は、詰められた容器を閉めた後、必ず蓋と本体の継ぎ目に沿って粘着テープで密封され、そのテープは最終目的地まで梱包条件確保を保証する封印シールの役目も果たすので、切って繋ぎ合わせたと見なされない様、接続継ぎ目全体を切れ目または継ぎ足し無しで覆うように貼らなければならない。この作業を行うためには、一旦閉めた容器を移動、回転または上げて通常容器の下側縁になる蓋と本体の継ぎ目にテープを貼る事になり、粘着テープを貼る作業が難しくなる。

例えば、提案する実用新案と同様、蛇腹折の角と、その蛇腹を覆う折り畳みフラップ及び入れ子式の蓋で構成される水密容器の箱を開示している特許ＵＳ５，０５０，７９４（Ａ）などの資料が従来技術に有る。しかし、一個の容器と一個の入れ子式の蓋のみで構成され、折り畳みフラップには内部の液体が漏れやすくなるタブや切り込みが多く、入れ子式の2体のみで構成され、側方周囲は両体によって平行した２層になるが、容器の上面と下面では熱絶縁壁板が１層のみになり、食品を保存する低温度を保てない可能性が高まり、また液体漏れが発生する短所が有る事で異なる。また、容器を蓋の内側に挿入して一体にする場合、両方の個体の接続継ぎ目は蓋の縁が位置づく容器の下側になり、周囲シールのテープを付ける際に下側縁に届くためには箱を上げなければならなく、箱を倒したり反したりと複雑な動作が必要となる。

提案する実用新案と同様、スリットに填め込むタブを持つ蛇腹折の角を有し、蛇腹を覆う折り畳みフラップの箱を開示しているＵＳ４，３９１，４０５（Ａ）も、考慮すべきもう一つの資料である。しかし、入れ子式の蓋ではなく、唯一の蓋は本体に折り畳み式で接続している事で異なる。この場合、前記資料同様、箱の壁板は１層だけなので断熱性に乏しく、蓋も入れ子式ではないので、２重壁板構造にはならなく、上側縁だけを覆うので、明らかに熱絶縁性や水密性の課題を適切に解決していない。しかし蓋と本体の接続継ぎ目が下側縁にならないので周囲シールのテープを貼り付けるのは簡単になる。それにも関わらず熱絶縁性は乏しくなるので背景課題を適切に解決していない。

提案する実用新案と同様、スリットに填め込むタブを持つ蛇腹折の角を有し、蛇腹を止める折り畳みフラップを開示するＥＰ０３９２２２７（Ａ１）の資料も従来技術の一部である。しかし、この箱は入れ子式の蓋を含まず、折り畳みフラップの幅が少ないので折り畳み壁板の位置が確保できなく、蓋も壁板も２重では無いので温度絶縁が出来ない事から冷凍魚類などの生鮮食品の運送には向いていな事で異なる。

提案する実用新案と同様、スリットに填め込むタブを持つ蛇腹折の角を有し、蛇腹を止める折り畳みフラップを開示するＧＢ２３９２１５０の箱も考慮する資料である。しかし入れ子式の蓋は含まず、折り畳みフラップの端には底板のスリットに填め込むタブが有る故、底板から液体が漏れるので水密性の条件は満たさず、蓋が無いので生鮮食品の運送に望める内部の低温を保てない事で異なる。

最後に、近い従来技術の資料として、提案する実用新案と同様、一個の内容器と二個の入れ子式の蓋の箱を開示するＵＳ４，９１５，２９１が有る。しかし、内容器は管状類で、底板や上板が無く、下部蓋の下側が唯一の底板となるので、内容物でそれが湿ったら、周囲側面が２重壁板であっても、底板が抜けるので冷凍魚類などの生鮮食品を運ぶ水密容器としては使えない。

この様に、どの従来技術も熱絶縁性および水密性を保つ条件を満たしていない。どれも水密内容器と蓋で構成されて全体を覆う第二の容器を考慮していない。特に、内容の食品を運送中に支えて最も応力が掛かるのが容器の底板だと考慮すると、どの解決方法も箱の底板および周囲壁板に２重または３重の素材板を適用していない。よって、どの従来技術の解決方法も２重以上の段ボールの層または板材料で高い熱絶縁性を提供し、内容部に液体が有っても安定した構造を保ち、底から離れた高さで周囲シールのテープを貼るのを可能または容易にする継ぎ目を有した周囲面の箱を提供できていない。

前記から、本実用新案は従来と比較しても高い熱絶縁性と水密性の特徴を保ち、さらに箱を持ち上げる又は倒さなくても水平に回転するだけで周囲シールのテープを容易に貼り付ける事を可能にする事で、従来技術の課題の解決を提供する。

本実用新案の主な目的は、発泡スチロールの箱（商品名アイスラポル又はプルマヴィット）の代用とする冷凍魚類など生鮮食品運送用の段ボール箱を提供する事に関している。

本実用新案のもう一つの目的は、容器内部の温度を保ち、食品が解凍するのを防ぐ、優れた熱伝導抵抗特徴を齎す冷凍魚類など生鮮食品運送用の箱を提供する事に関している。

本実用新案の更の目的は、容器の外部に液体が漏れる事を防ぎ、また液体が壁板に吸収されて劣化するのを防ぐ、優れた水密性を持つ冷凍魚類など生鮮食品運送用の箱を提供する事に関している。

本実用新案のもう一つの目的は、たったの二種類の簡単なパーツで、各パーツは一枚の台紙で構成され、積み重ねて保管され、物品を梱包する時に組み立てられる冷凍魚類など生鮮食品運送用の箱を提供する事に関している。

本実用新案の更の目的は、容器の蓋と本体の繋ぎ目を周囲シールする粘着テープを簡単に貼り付ける冷凍魚類など生鮮食品運送用の箱を提供する事に関している。

これらの目的を達成するため、本実用新案はたった二種類の折り畳み式台紙から構成される三種類のパーツを提供する。組み立てられた箱は二重又は三重の壁板を有し、強化された縁は容器に熱絶縁性と強度を向上させ、液漏れを防ぐ為に折り畳んだ縁を有し、外部パーツの高さの比率は周囲シールのテープを貼り易くしている。

三種類のパーツは水密性内容器、下部蓋と上部蓋となり、下部蓋と上部蓋は同じ部品で複製され、水密性内容器を上下から入れ子式に閉めると、上下の蓋は容器の高さの中央で合い、この繋ぎ目に沿って粘着テープを水平に回して周囲をシールできる。繋ぎ目が箱の下側縁になった場合箱を持ち上げる又は倒す必要が有るが、これだとその必要も無く、両方の蓋で内容器を外側から被せた後、シール用のテープを水平に保ちながら接続繋ぎ目にあてがい、箱を一軸で回転させるだけで貼り付いていき、最終シールが提供される。

水密内容器は、ポリエチレン塗布で表面加工した紙を含む特別な段ボールで製造され、物品の液状内容物(氷と血液)が箱の壁板を通過して浸し、強度を弱め、外部に漏れるのを防ぐ。

同様に、上記水密容器は、液漏れの可能性が有る切り込みなどが無く、折り曲げだけで組み立てるようになっているので高い水密性を達している。容器の立縁は蛇腹折で構成され、折り目はその後容器の短面に接面し折り畳み式のフラップで折り目を被せて保持される。蛇腹折の縁の上部にタブが有り、それは折り畳み式のフラップと容器の短面の折り目縁の中央に出来るスリットに差し込み、蛇腹折をフラップの下に折り畳んだ形で保持する。

上部蓋と下部蓋は、互いに同じで、互いに折り畳まれた数片で組み立てられた壁板で構成され、２重の層で構成された周囲壁板が得られ、それに蓋を組み立てる際に底板に当たる長手側の壁板の末端片で蓋の長手縁もカバーするので、運送中に箱が揺さぶられても液漏れが発生しにくく、蓋の底板に部分的に二重層を与える。

完全に組み立てた箱は最低３層で強化された周囲壁板の箱になる。これは水密容器の周囲壁板の長手側は単一片であり、短手側も一片の壁板と短手側に折れるか当たる縁の片で構成され、そして蓋の長手側の壁板および短手側の壁板も折り畳んだ２片なので蓋の周囲壁板は二重層になり、両方の蓋を内容器に被せると箱の周囲壁片はお互いに平行した合計３層で構成され、求められる熱絶縁性を増加させる。

箱の下面または底板の場合、内容器自身の底の１層と内容器の下側を覆う下部蓋の底板の１層で、最低２層となる。これに下部蓋の長手側の壁板の末端片を折曲げて蓋の底面に当てる事によって長手側縁を強化し、その部分は３層となる。

箱の上面の場合、一つの壁板は上部蓋の底板で、それに底板に沿って当てられるその蓋の長手側の末端片が部分的に上部蓋を覆って２層になる。

これにより、カートンの箱であるにも関わらず、数層の素材により、優れた内部と外部の温度絶縁を保ち、冷凍生鮮食品を収容して運送を可能にする本請求の箱は従来技術のより優れた特徴を有し、課題を効率的に解決する有利な実用案を開示する。

角は、折り畳みフラップで上側縁を覆って位置を保つ蛇腹折になっているため、折り目のみで切れ目やスリットが無いので内部の液体が漏れるのを防がれ、更に内容器の素材はプラスチック表面に加工されているので液体で濡らされて弱るのを防ぐので、完全に水密性の容器を構成する事から本実用案は有利である。

内容器を被せる両方の蓋の合わせ目が容器の高さの中央になるので、それをシールするテープ又は帯の貼り付けを、箱を持ち上げる又は倒す必要が無く、一軸で水平に回転させるだけで行えるので容易になるのも本実用案の有利点である。

更に、二種類の単一台紙のみで組み立てられる３部で構成され、台紙を開いたままで積み重ねて保管し、梱包時に組み立てられるので、かなりのスペース節約を可能にするのも有利点である。

実用新案の詳細な説明は、本請求に添付する図面と共に行う。
図１は、箱を構成する３つの部分を分解等角図で表す。 図２は、水密内容器を組み立てる台紙を表す。 図３は、蓋の組み立てに使用する台紙を表す。 図４Ａは、水密内容器を組み立てる台紙の折り曲げる前を表す。 図４Ｂは、水密内容器を組み立てる為の蛇腹折縁を容器の内側に折り曲げる順序の第一ステップを表す。 図４Ｃは、水密内容器を組み立てる為の折り曲げ順序の第二ステップを表す。 図４Ｄは、水密内容器を組み立てる為の折り曲げ順序の第三ステップで、縁が内側に折り曲げられ、折り畳みフラップが内側に折り曲がって被されているのを表す。 図５Ａは、蓋を組み立てる台紙の折り曲げる前を表す。 図５Ｂは、水密蓋を組み立てる為の台紙の折り曲げ順序の第一ステップを表す。 図５Ｃは、水密蓋を組み立てる為の台紙の折り曲げ順序の第二ステップを表す。 図５Ｄは、水密蓋を組み立てる為の台紙の折り曲げ順序の第三ステップを表す。 図５Ｅは、水密蓋を組み立てる為の台紙の折り曲げ順序の第四ステップを表す。 図５Ｆは、水密蓋を組み立てる為の台紙の折り曲げ順序の最後の第五ステップを表し、完成した蓋が観察される。 図６は、図１に表されている様に、縁の蛇腹折を外側に折り曲げた水密内容器の別の方法を表す。

本実用新案は、基本的に図１で表す通り、上部蓋（２）、下部蓋（４）と中間の水密容器（３）の３部で構成される段ボール箱（１）を開示する。上部蓋（２）と下部蓋（４）は同じで、両方とも同じデザインの台紙（１７）で得られ、中間の水密容器（３）は上部蓋（２）と下部蓋（４）と異なるデザインの台紙（５）で得られる。

中間の水密容器（３）は、箱（１）の壁板から液状内容物(氷と血液)が漏れるのを防ぐ為、ポリエチレンで表面加工した紙を含む特別なカートンで覆われ、この中間の水密容器（３）は上部蓋（２）と下部蓋（４）の中に収まり、折り畳みフラップ（９）で保持された蛇腹折で折られた縁（６）を有し、液漏れが発生する可能性が有る切り込み無しで、折り曲げだけで中間の水密容器（３）を組み立てられる。

上部蓋（２）と下部蓋（４）は入れ子式で、中間の水密容器（３）に第二の周囲壁板を構成するので、最適な熱絶縁性が得られる。

上部蓋（２）と下部蓋（４）が中間の水密容器（３）を外側から被せると、容器（３）の高さの中央で合うので、シール用のテープの貼り付けを容易にする。

図２が示すように、中間の水密容器（３）の台紙（５）は底板（８）と、そこから延びる２片の長手側の壁板（２３）、短手側の壁板（２４）と４片の折り曲げ縁で構成され、長手側の壁板（２３）は単一片で、短手側の壁板（２４）は折り畳みフラップ（６）を構成する末端片（９）と側片（２５）で構成される。台紙（５）は、中間の水密容器（３）の組立を行える為の縦横斜の折り線が施されている。

縁（６）はタブ（７）を有し、中間の水密容器（３）の短手側の壁板（２４）の側片（２５）と折り畳みフラップ（９）の片は折込片（１０）で繋がれ、その間に中央スリット（１１）が有る。

台紙（５）から水密内容器（３）を組立てる際、縁片（６）は折れ目（２７）に沿って蛇腹折に折られ、縁（６）は中間の水密容器（３）の内側または外側に位置付けられ、両方法のどちらでも、タブ（７）は中央スリット（１１）に差し込まれ、折り畳みフラップ又は末端片（９）と側片（２５）の間の折込片（１０）は蛇腹折で折られた縁（６）の上側縁に置かれて位置を保持する。折り畳んだ縁（６）が外側に置かれた場合、折り畳みフラップ（９）も中間の水密容器（３）の外側に折られて、図１と図６で示すよう、折り畳んだ縁を覆う。折り畳んだ縁（６）が内側に置かれた反対の場合、折り畳みフラップ（９）も図４Ｃと図４Ｄで示すよう、内側に折られる。

図３が示すよう、上部蓋（２）と下部蓋（４）の台紙（１７）は底板（１２）から出る２片の長手側の壁板（１３）、２片の短手側の壁板（１４）と４片のフラップ（１５）で構成され、長手側の壁板（１３）は、末端片（１８）、中央片（１９）と側片（２０）の３片で構成されている。短手側の壁板（１４）は、末端片（２１）と側片（２２）で構成され、末端片（２１）の縁の中央にタブ（１６）を有している。

台紙（１７）から上部蓋（２）と下部蓋（４）を組み立てる際、長手側の壁板（１３）の末端片（１８）は蓋の底板（１２）に平行に沿って置かれ、タブ（１６）は長手側の壁板（１３）の末端片（１８）の間に位置付けられ（図５Ｆ参照）、さらにこの末端片（１８）の幅は中間の水密容器（３）の折込片（１０）の幅と一致する。

従って、上部蓋（２）と下部蓋（４）の底板（１２）に沿って置かれた両方の末端片（１８）の距離は、中間の水密容器（３）の中央スリット（１１）の幅と、上部蓋（２）と下部蓋（４）の同短手側の壁板（１４）のタブ（１６）の幅と一致する。

上部蓋（２）と下部蓋（４）を組み立てる台紙（１７）は、蓋を組み立てる為の縦横の折り目を有している。

台紙（１７）は、フラップ（１５）と側片（２０）の間にスリット（２６）が設けられ、これによって長手側の壁板（１３）を片で折る際（１８，１９，２０）、フラップ（１５）は中央片（１９）と末端片（２０）の間に置かれる。(図５Ｄと５Ｅを参照)。

１ 箱
２ 上部蓋、蓋
３ 水密容器、容器
４ 下部蓋、蓋
５、１７ 台紙
７、１６ タブ
８、１２ 底板

Claims (9)

1. 冷凍魚類などの生鮮商品運送用で、優れた熱絶縁性と水密性を有し、箱の最終シール工程用の粘着テープの貼り付けを容易にし、以下を特徴とする段ボール箱（１）であって、
   −中間の水密容器（３）一個の周囲で第二の壁板を構成する入れ子式の上部蓋（２）一個と下部蓋（４）一個で、各蓋は容器の高さの半分まで被せられ、上部蓋（２）と下部蓋（４）は同じ台紙（１７）から得られ、台紙（１７）は底板（１２）から出る２片の長手側の壁板（１３）、２片の短手側の壁板（１４）と４片のフラップ（１５）で構成され、長手側の壁板（１３）は、末端片（１８）、中央片（１９）と側片（２０）の折込める継続的な３片で構成され、短手側の壁板（１４）は縁に中央爪（１６）を有した末端片（２１）と側片（２２）で構成され、
   −上部蓋（２）と下部蓋（４）の中に置かれる中間の水密容器（３）は、折り畳みフラップ（９）で被されて保持された蛇腹式の折込縦縁（６）を有し、中間の水密容器（３）は蓋の台紙（１７）とは異なる台紙（５）で得られ、その中間の水密容器（３）の台紙（５）は底板（８）とそこから出る２片の長手側の壁板（２３）、２片の短手側の壁板（２４）と４片の折込縁（６）で構成され、長手側の壁板（２３）は単一片で構成され、短手側の壁板（２４）は側片（２５）と折り畳みフラップ（９）となる末端片で構成される段ボール箱（１）。
2. 容器（３）の短手側の壁板（２４）の側片（２５）と折り畳みフラップ（９）の片は折込片（１０）で繋がれ、その間に有る中央スリット（１１）を特徴とする、請求項１に記載の生鮮商品運送用の段ボール箱（１）。
3. 上部蓋（２）と下部蓋（４）を構成する台紙（１７）に、フラップ（１５）と長手側の壁板（１３）の側片（２０）間にスリット（２６）を考慮し、長手側の壁板（１３）の片（１８，１９，２０）を折り曲げた際にフラップ（１５）は中央片（１９）と側片（２０）の間になる事を特徴とする、請求項１に記載の生鮮商品運送用の段ボール箱（１）。
4. 上部蓋（２）と下部蓋（４）の長手側の壁板（１３）の末端片（１８）は底板（１２）に沿って平行に置かれ、その末端片（１８）の幅は水密容器（３）の折込片（１０）の幅と一致する事を特徴とする、請求項１に記載の生鮮商品運送用の段ボール箱（１）。
5. 蓋（２）と（４）の底板（１２）に沿って平行に置かれた２片の末端片（１８）は容器（３）の中央スリット（１１）の幅と、蓋（２）と（４）の短手側の壁板（１４）の爪（１６）の幅と一致する事を特徴とする、請求項１に記載の生鮮商品運送用の段ボール箱（１）。
6. ポリエチレンで表面加工をした紙を含む特別なカートンで覆われている中間の水密容器（３）を特徴とする、請求項１に記載の生鮮商品運送用の段ボール箱（１）。
7. 蛇腹折で折った縁（６）は短手側の壁板（２４）の側片（２０）の外側または内側に置ける、台紙（５）からなる中間の水密容器（３）を特徴とする、請求項１に記載の生鮮商品運送用の段ボール箱（１）。
8. 縁（６）に爪（７）を特徴とする、請求項１に記載の生鮮商品運送用の段ボール箱（１）。
9. 短手側の壁板（２４）の外側又は内側で折られた蛇腹折の縁（６）とその爪（７）は中央スリット（１１）に填め込まれ、折り畳みフラップ（９）はその折込縁（９）を覆って位置を保持する事を特徴とする、請求項６から８に記載の生鮮商品運送用の段ボール箱（１）。

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