JPH0924870A - 異種車両の混流生産装置 - Google Patents
異種車両の混流生産装置Info
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- JPH0924870A JPH0924870A JP7176039A JP17603995A JPH0924870A JP H0924870 A JPH0924870 A JP H0924870A JP 7176039 A JP7176039 A JP 7176039A JP 17603995 A JP17603995 A JP 17603995A JP H0924870 A JPH0924870 A JP H0924870A
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- General Factory Administration (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Abstract
同一の組立ラインに混流して生産することができる異種
車両の混流生産装置を提供することにある。 【解決手段】載置部34を有し、生産序列によりフレー
ム構造の車両の場合には載置部にフレーム32を載置
し、モノコック構造の車両の場合には載置部を空として
一方向に搬送するフレームライン21と、このフレーム
ラインと平行して同期進行し、生産序列によりフレーム
車両用キャビンとモノコック車両用キャビンとを混流
し、フレームラインの載置部のフレームとフレーム車両
用キャビンとを並走し、フレームラインの空とモノコッ
ク車両用キャビン40とを並走するキャビン・荷箱搬送
コンベア22と、フレームラインおよびキャビン・荷箱
搬送ラインの搬送途中で載置部に載置されたフレームに
対して各種部品を組付けるとともに、搬送されるモノコ
ック車両用キャビンに各種部品を組付けるモノコック車
両用組立ライン28を設けたことにある。
Description
ボデーとモノコックボデーとを組立ラインに混流して生
産する異種車両の混流生産装置に関する。
組立ラインについて説明すると、図2に示すように、工
場の床面等の低所にフレームライン1が設けられ、天井
等の高所にキャビン艤装ライン2が設けられている。両
ライン1,2はそれぞれ向い合うように矢印方向に走行
しており、フレームライン1の搬入端のフレーム搭載位
置3にてフレーム4が搭載され、一方キャビン艤装ライ
ン2の搬入端のキャビン搭載ポジション5にて塗装が完
了したキャビン6が搭載される。
ーム4に対してエンジン等を搭載する搭載工程7が設け
られ、一方キャビン艤装ライン2の経路にはキャビン6
に対して各種部品を組付ける組付け工程8が設けられて
いる。キャビン艤装ライン2の搬出端9とフレームライ
ン1のキャビン搭載工程10とはエンドレス走行するモ
ートレン11によって接続されており、フレームライン
1の搭載工程7でエンジン等が搭載されたフレーム4に
対して、組付け工程8で各種部品が組付けられたキャビ
ン6が搭載される。
ャビン6が結合されたボデー12はフレームライン1の
搬出端からスラットコンベアからなるアッシーライン1
3に移載され、最終組付けが行われた後、テスター14
に搬送される。
た車両の組立ラインは、トラック等のフレーム構造の車
両専用の組立ラインであって、フレームの無いモノコッ
クボデーの車両を前記組立ラインに混流させる混流生産
の要求があっても、両者の車体構造が根本的に異なり、
組付け部品点数、組付け工数が異なるためにロスタイム
が大きく混流は困難であった。
てモノコックボデー専用のハイラインの前後にバッファ
を設けると共に、フレームラインのキャビン搭載工程前
にもバッファを設けることが試みられたが、それぞれの
生産台数の変動によりロスタイムが発生し、生産性の向
上が図れないという事情があった。
もので、その目的とするところは、フレーム構造のボデ
ーとモノコックボデーとを同一の組立ラインに混流して
生産することができる異種車両の混流生産装置を提供す
ることにある。
的を達成するために、請求項1は、搬送方向に所定間隔
を存して載置部を有し、生産序列にしたがってフレーム
構造の車両の場合には前記載置部にフレームを載置し、
モノコック構造の車両の場合には前記載置部を空として
一方向に搬送するフレーム搬送手段と、前記フレーム搬
送手段と平行して同期進行し、生産序列にしたがってフ
レーム車両用キャビンとモノコック車両用キャビンとを
混流し、前記フレーム搬送手段の載置部のフレームとフ
レーム車両用キャビンとを並走し、さらにフレーム搬送
手段の空の載置部とモノコック車両用キャビンとを並走
するキャビン搬送手段と、前記フレーム搬送手段および
キャビン搬送手段の搬送途中に設けられ搬送される載置
部に載置されたフレームに対して各種部品を組付けると
ともに、搬送されるモノコック車両用キャビンにも各種
部品を組付ける組付け手段と、前記組付け手段によって
組付けが完了し、前記フレーム搬送手段によって搬送さ
れる前記フレームに対して前記キャビン搬送手段によっ
て搬送されるフレーム車両用キャビンを搭載するととも
に、前記フレーム搬送手段の空の載置部に対して前記キ
ャビン搬送手段によって搬送されるモノコック車両用キ
ャビンを搭載するキャビン搭載手段とを具備したことを
特徴とする。
ャビン搬送手段とは、近接して設けられ、両者間に作業
スペースが設けられていることを特徴とする。請求項3
は、前記キャビン搬送手段は、フレーム搬送手段より上
方に架設され走行するコンベアと、このコンベアに設け
られキャビンを吊持するキャビンハンガとから構成され
ていることを特徴とする。
搬送手段によって搬送されるフレームに対して上方から
エンジンを降下搭載し、キャビン搬送手段によって搬送
されるモノコック車両用キャビンに対してその下方から
サスペンションおよびエンジンを組付けることを特徴と
する。
面に基づいて説明する。図1は異種車両の混流生産ライ
ンを示し、工場の床面等の低所にはフレーム搬送手段と
してのフレームライン21が設けられ、天井等の高所に
はキャビン搬送手段としてのキャビン・荷箱搬送ライン
22が設けられている。フレームライン21とキャビン
・荷箱搬送ライン22はそれぞれ向い合うように矢印方
向に走行する。
ライン21と平行に架設されており、その搬出端は直角
に曲がってフレームライン21の上方を横切っている。
そして、キャビン・荷箱搬送ライン22の搬出端は分岐
部23からシャーシハイライン24と荷箱パスライン2
5とに分岐しており、これら両ライン24,25はキャ
ビン・荷箱搬送ライン22と平行に、逆方向に走行す
る。シャーシハイライン24と荷箱パスライン25の搬
出端は合流部26を介して帰還ライン27に接続されて
おり、この帰還ライン27は前記フレームライン21と
上下に対向している。
かつ前記シャーシハイライン24の真下にはモノコック
ボデー(以下、M車という)を組立てる組付け手段とし
てのM車組立ライン28が平行して設けられている。そ
して、フレームライン21とシャーシハイライン24お
よびM車組立ライン28との間隔aを例えば4000m
mに設定し、一人の作業者がフレームライン21とシャ
ーシハイライン24とを受け持って作業できるようにし
ている。
の近傍にはフレーム構造のボデー(以下、F車という)
のフレームサブ切組ライン29とF車リヤサスペンショ
ン切組ライン30が設けられている。F車フレームサブ
切組ライン29とF車リヤサスペンション切組ライン3
0の搬出端には組付け部31が設けられ、フレーム32
に対してリヤサスペンション33を組付けてフレームラ
イン21の搬入端21aに載置される。
間隔を存して設けられ、これら載置部34には生産序列
にしたがってフレーム32とM車支持台35が適当に載
置される。
にはキャビンハンガ36、荷箱ハンガ37およびシート
ハンガ38がこの順序に設けられ、キャビンハンガ36
には生産序列にしたがってF車キャビン39とM車キャ
ビン40が吊持され、荷箱ハンガ37には荷箱41が吊
持される。そして、キャビンハンガ36は分岐部23か
らシャーシハイライン24に搬送され、荷箱ハンガ37
とシートハンガ38は荷箱パスライン25に搬送され
る。
イライン24とは同期して進行し、シャーシライン24
を走行するキャビンハンガ36にM車キャビン40が吊
持されている場合には、その隣のフレームライン21の
載置部34にはフレーム32が無く、M車支持台35が
位置するようになっている。また、荷箱パスライン25
はフレームライン21と同期して進行するようになって
いる。
ヤサスペンション切組ライン42、M車フロントサスペ
ンション切組ライン43が設けられている。そして、M
車リヤサスペンション切組ライン42においてはシャー
シハイライン24のキャビンハンガ36に吊持されたM
車キャビン39に対してM車リヤサスペンション44を
下方から組付け、M車フロントサスペンション切組ライ
ン43においてはシャーシハイライン24のキャビンハ
ンガ36に吊持されたM車キャビン39に対してM車フ
ロントサスペンション45およびM車エンジン46を下
方から組付けるようになっている。
はエンジン搭載工程47、キャビン搭載工程48および
荷箱搭載工程49がこの順序で設けられている。エンジ
ン搭載工程47にはF車エンジン切組ライン50および
F車エンジン51をフレーム32に上方から搭載するエ
ンジン搭載装置52が設けられている。
イン21の上方に設けられたエンドレスコンベア53
と、このエンドレスコンベア53に支持されてエンドレ
ス走行する搭載設備54とから構成されている。そし
て、搭載設備54はF車エンジン切組ライン50からF
車エンジン51を把持し、M車組立ライン28の下側を
迂回してフレームライン21の上側に移動してフレーム
ライン21に上のフレーム32に搭載するようになって
いる。
混流生産装置の作用について説明する。矢印方向に走行
するフレームライン21の搬入側に設けられたフレーム
サブ切組ライン29からフレーム32が供給され、F車
リヤサスペンション切組ライン30からリヤサスペンシ
ョン33が供給され、組付け部31においてフレーム3
2に対してリヤサスペンション33が組付けられる。
レームライン21の載置部34にフレーム32が載置さ
れ、M車の車両の場合には載置部34は空、つまりM車
支持台35が載置される。
ャビンハンガ36には生産序列にしたがってF車キャビ
ン39またはM車キャビン40が吊持され、F車キャビ
ン39の後続の荷箱ハンガ37には荷箱41が吊持され
ている。そして、キャビンハンガ36に吊持されたF車
キャビン39またはM車キャビン40は分岐部23から
シャーシハイライン24に搬送され、荷箱ハンガ37と
シートハンガ38は荷箱パスライン25に搬送される。
たM車キャビン40がM車組立ライン28のM車リヤサ
スペンション切組ライン42に到達すると、M車キャビ
ン40の下方からM車リヤサスペンション44が組付け
られ、また、M車フロントサスペンション切組ライン4
3に到達すると、M車キャビン40の下方からM車フロ
ントサスペンション45が組付けられる。
ハイライン24とは同期して進行しているが、シャーシ
ライン24を走行するキャビンハンガ36にM車キャビ
ン40が吊持されている場合には、その隣のフレームラ
イン21の載置部34にはフレーム32が無く、M車支
持台35が位置するようになっているため、作業者がM
車キャビン40に対する組付けに専念することができ
る。
載置されたフレーム32がエンジン搭載工程47に到達
すると、搭載設備54がF車エンジン切組ライン50か
らF車エンジン51を把持し、M車組立ライン28の下
側を迂回してフレームライン21の上側に移動してフレ
ームライン21に上のフレーム32に搭載される。
4にフレーム32が載置されているときには、その隣の
シャーシハイライン24のキャビンハンガ36にはM車
キャビン40が吊持されていないため、作業者はフレー
ムライン21のフレーム32に対するF車エンジン51
の組付けに専念することができる。しかも、フレームラ
イン21とシャーシハイライン24の間隔が約4000
mmに設定されているため、一人の作業者がフレームラ
イン21とシャーシハイライン24を受け持つことがで
きる。
送されるフレーム32に対してエンジン搭載工程47に
よってF車エンジン51が搭載され、次のキャビン搭載
工程48においてF車キャビン39がフレーム32に搭
載されたのち、荷箱搭載工程49に搬送される。そし
て、荷箱パスライン25によって搬送される荷箱41が
フレーム32に搭載される。また、シャーシハイライン
24のキャビンハンガ36に吊持されたM車キャビン4
0に対してM車リヤサスペンション44、M車フロント
サスペンション45およびM車エンジン46の組付けが
完了したM車キャビン40がキャビン搭載工程48に到
達すると、シャーシハイライン24のキャビンハンガ3
6が下降し、M車キャビン40はフレームライン21の
支持台35に載置される。
34には生産序列にしたがって異種のF車とM車が混流
し、フレームライン21によってアッシーライン、検査
工程へ搬送されることになる。
ば、フレーム構造のボデーとモノコックボデーとを同一
の組立ラインに混流して生産することができ、しかもフ
レーム構造のボデーとモノコックボデーとの生産割合の
変動に対してもロスタイムがなく対応できる。また、ラ
インを共用できることによって、設備の簡素化を図るこ
とができ、また各ライン間にバッファを設ける必要がな
く、生産性の向上を図ることができるという効果があ
る。
産装置の斜視図。
ン、24…シャーシライン、32…フレーム、34…載
置部、39…F車キャビン、40…M車キャビン、4
7,48…キャビン搭載工程、52…エンジン搭載装
置。
Claims (4)
- 【請求項1】 搬送方向に所定間隔を存して載置部を有
し、生産序列にしたがってフレーム構造の車両の場合に
は前記載置部にフレームを載置し、モノコック構造の車
両の場合には前記載置部を空として一方向に搬送するフ
レーム搬送手段と、 前記フレーム搬送手段と平行して同期進行し、生産序列
にしたがってフレーム車両用キャビンとモノコック車両
用キャビンとを混流し、前記フレーム搬送手段の載置部
のフレームとフレーム車両用キャビンとを並走し、さら
にフレーム搬送手段の空の載置部とモノコック車両用キ
ャビンとを並走するキャビン搬送手段と、 前記フレーム搬送手段およびキャビン搬送手段の搬送途
中に設けられ搬送される載置部に載置されたフレームに
対して各種部品を組付けるとともに、搬送されるモノコ
ック車両用キャビンにも各種部品を組付ける組付け手段
と、 前記組付け手段によって組付けが完了し、前記フレーム
搬送手段によって搬送される前記フレームに対して前記
キャビン搬送手段によって搬送されるフレーム車両用キ
ャビンを搭載するとともに、前記フレーム搬送手段の空
の載置部に対して前記キャビン搬送手段によって搬送さ
れるモノコック車両用キャビンを搭載するキャビン搭載
手段と、 を具備したことを特徴とする異種車両の混流生産装置。 - 【請求項2】 前記フレーム搬送手段と、キャビン搬送
手段とは、近接して設けられ、両者間に作業スペースが
設けられていることを特徴とする請求項1記載の異種車
両の混流生産装置。 - 【請求項3】 前記キャビン搬送手段は、フレーム搬送
手段より上方に架設され走行するコンベアと、このコン
ベアに設けられキャビンを吊持するキャビンハンガとか
ら構成されていることを特徴とする請求項1記載の異種
車両の混流生産装置。 - 【請求項4】 前記組付け手段は、フレーム搬送手段に
よって搬送されるフレームに対して上方からエンジンを
降下搭載し、キャビン搬送手段によって搬送されるモノ
コック車両用キャビンに対してその下方からサスペンシ
ョンおよびエンジンを組付けることを特徴とする請求項
1記載の異種車両の混流生産装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP07176039A JP3079955B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 異種車両の混流生産装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0924870A true JPH0924870A (ja) | 1997-01-28 |
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Family
ID=16006657
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP07176039A Expired - Fee Related JP3079955B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 異種車両の混流生産装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3079955B2 (ja) |
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-
1995
- 1995-07-12 JP JP07176039A patent/JP3079955B2/ja not_active Expired - Fee Related
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