JP4723625B2 - ワーク組立設備 - Google Patents
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Description
図15は従来の自動車組立ラインを説明する図であり、ワーク搬送台車101に車体102が載せられ、図左から右へ移動している。このような組立ライン103に沿って、平面視口の字状にレール105が敷設され、このレール105に部品箱106が吊り下げられている。この部品箱106に部品積込み場107で部品が積込まれる。部品が積込まれた部品箱106は、レール105で組立ライン103まで運ばれる。空の部品箱106はレール105で部品積込み場107へ戻される。
部品積込み場107は、小さくて多種の部品を扱うため、組立ライン103とは異なる作業環境が求められる。しかし、特許文献1では、部品積込み場107を組立ライン103と同一の床に設けてあるため、その要求に対応できない。
前記ワークを保持しながら主搬送路に沿って移動するワークハンガーと、前記部品を保持しながら副搬送路に沿って移動する部品ハンガーとからなり、
前記主搬送路と副搬送路とを合流及び分岐させると共に、
前記ワークハンガーは隣りのワークハンガーと分離可能に連結する連結部を備え、
前記部品ハンガーは隣りの部品ハンガーと分離可能に連結する連結部を備え、
前記ワークハンガーの連結部と前記部品ハンガーの連結部とが同形、同サイズであることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、ワークハンガーは、自動車の前部左右のドアパネルを載置する前部ワークハンガーと、自動車の後部左右のドアパネルを載置する後部ワークハンガーとからなり、
主搬送路と副搬送路とが合流する合流部にて、前部ワークハンガー(35)と後部ワークハンガー(38)を分離し、この後に、少なくとも前部ワークハンガーに、前部左右のドアパネル部品を載置した部品ハンガーを連結し、後部ワークハンガーに、後部左右のドアパネル部品を載置した部品ハンガーを連結した後に、ドアパネル部品の組付けを行うことを特徴とする。
加えて、組付けゾーンの入口で、副搬送路が主搬送路に合流し、組付けゾーンの出口で、主搬送路から副搬送路が分岐するため、副搬送路の経路を自由に選択することができ、組付けゾーンとは別の床に部品積込みゾーンを設けることができる。
図1は本発明に係るワーク組立設備の平面図であり、ワーク組立設備10は、太い実線で示されワークの搬送経路に沿って設けられる主搬送路11と、細い実線で示されワークに組付ける部品の搬送経路に沿って設けられる副搬送路12とからなり、主搬送路11は、必要に応じて左の主搬送路13と右の主搬送路14とに分岐することも可能である。
加えて、組付けゾーン15、16の入口(上流側)の合流部17で、副搬送路12が主搬送路11に合流し、組付けゾーン15、16の出口(下流側)の第2分岐部18、第3分岐部19で、主搬送路11から副搬送路12が分岐している。第1分岐部21については後述する。
車体搬送路22の途中に、大物部品(例えばドアパネル)を車体23から外す、部品取り外しゾーン27が設けられている。
以上を目的として、部品取り外しゾーン27が設けられる。
主搬送路11に沿って、前部ワークハンガー35と、この前部ワークハンガー35に連結部36、37を介して連結されて後部ワークハンガー38とが車体23に同期して移動している。前部ワークハンガー35には、前左載置部41と前右載置部42とが設けられている。後部ワークハンガー38には、後左載置部43と後右載置部44とが設けられている。
図5は図1の5矢視図であり、副搬送路12には、部品を収納する部品箱46を保持する部品ハンガー47が移動自在に保持されている。部品ハンガー47は、隣りの部品ハンガー47と分離自在に連結する連結部36、37を備えている。これらの連結部36、37は、ワークハンガー35、38(図4)に備えたものと同形、同サイズである。
作業員48は、部品積込みゾーン45において、部品箱46に必要な部品を載せる。
部品積込みゾーン45の出口(図1の合流部17)で、副搬送路12が主搬送路11へ合流する。合流の際に、次図で説明するように、前部ワークハンガー35の前に1個の部品ハンガー47が連結され、後部ワークハンガー38の前に1個の部品ハンガー47が連結されるようにする。
組付けゾーン15では、図8に示すように部品ハンガー47とワークハンガー35とが直列に繋がった形態で左の主搬送路13を移動させる。組付けゾーン15では、副搬送路が不要であるため、設備幅を減少させることができる。
図9はドア無し車体に車載部品を取付けるラインの平面図であり、車体搬送路22に、ロボット28が配置され、これらのロボット28の稼働域に一部が重なるように、車載部品搬送路54が設けられている。この車載部品搬送路54は閉ループを描き、途中に、グローブボックスやボルトなどの小部品を積込み小部品の積込みゾーン55と、インパネ(インストルメントパネル)のような車載部品を積込む車載部品の積込みゾーン56と、車載部品に小部品を組付ける小部品組付けゾーン57が設けられている。小部品の積込みゾーン55での作業を図10で説明し、車載部品の積込みゾーン56での作業を図11で説明し、小部品組付けゾーン57での作業を図12で説明する。
図9において、完成したインパネはロボット28を用いて車体23に組込む。これで、車載部品ハンガーも空になる。
空になった小部品ハンガー及び車載部品ハンガーを一緒に、小部品の積込みゾーン55へ移動させる。
図13は部品取付けゾーンの構成図であり、前部ワークハンガー35の前右載置部42に第2ドア32が載っており、後部ワークハンガー38の後右載置部44に第4ドア34が載っている。そこで、車体23に第2ドア32と第4ドア34とを取付ける。
Claims (2)
- ワークに、部品を組付けるワーク組立設備(10)において、
前記ワークを保持しながら主搬送路(11)に沿って移動するワークハンガー(35、38)と、前記部品を保持しながら副搬送路(12)に沿って移動する部品ハンガー(47)とからなり、
前記主搬送路(11)と副搬送路(12)とを合流及び分岐させると共に、
前記ワークハンガー(35、38)は隣りのワークハンガー(35、38)と分離可能に連結する連結部(36、37)を備え、
前記部品ハンガー(47)は隣りの部品ハンガー(47)と分離可能に連結する連結部(36、37)を備え、
前記ワークハンガー(35、38)の連結部(36、37)と前記部品ハンガー(47)の連結部(36、37)とが同形、同サイズであることを特徴とするワーク組立設備。 - 前記ワークハンガー(35、38)は、自動車の前部左右のドアパネル(31、32)を載置する前部ワークハンガー(35)と、自動車の後部左右のドアパネル(33、34)を載置する後部ワークハンガー(38)とからなり、
前記主搬送路(11)と副搬送路(12)とが合流する合流部(17)にて、前部ワークハンガー(35)と後部ワークハンガー(38)を分離し、この後に、少なくとも前部ワークハンガー(35)に、前部左右のドアパネル部品を載置した前記部品ハンガー(47)を連結し、後部ワークハンガー(38)に、後部左右のドアパネル部品を載置した前記部品ハンガー(47)を連結した後に、前記ドアパネル部品の組付けを行うことを特徴とする請求項1記載のワーク組立設備。
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