JPH0924739A - 車両のサイドドア構造 - Google Patents

車両のサイドドア構造

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Publication number
JPH0924739A
JPH0924739A JP17596595A JP17596595A JPH0924739A JP H0924739 A JPH0924739 A JP H0924739A JP 17596595 A JP17596595 A JP 17596595A JP 17596595 A JP17596595 A JP 17596595A JP H0924739 A JPH0924739 A JP H0924739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
inner panel
vehicle
side door
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP17596595A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yamaguchi
豪 山口
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH0924739A publication Critical patent/JPH0924739A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両重量を軽減させ、燃費を向上した車両の
サイドドア構造を提供すること。 【構成】 インナパネル3及びアウタパネル5よりなる
サイドドアの後部にドアラッチ11が配設されたサイド
ドア構造であって、前記インナパネル3のドアラッチ1
1取付部の前側に脆弱部21を設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のサイドドア
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のサイドドア構造としては、例えば
図4及び図5(特開平4−27619号公報参照)に示
すように、フロントドア1及びリアドア(図示省略)と
からなり、このフロントドア1及びリアドアは、インナ
パネル3及びアウタパネル5とより中空状に形成されて
なり、前記インナパネル3の自由端部3aが後方にフラ
ンジアップされてなり、該インナパネル3の自由端部3
aに前記アウタパネル5の端部5aが周り込むようにし
て固設されてなる。そして、前記フロントドア1及びリ
アドアとの間に配され且つ同面上に配されるセンターピ
ラー7及び前記リアドアの後方に配されるリアピラー
(図示省略)には、ストライカ9が固設されてなり、該
ストライカ9に噛合解除自在なドアラッチ11がインナ
パネル3のセンターピラー7及びリアピラー側に対向し
たインナパネル3の後面3bにレインフォース13を介
在して支持されてなる。該レインフォース13は、平面
視略L字状に形成されてなり、前記フロントドア1及び
リアドアのインナパネル3の内面3cから前記後面3b
にかけて密接されて、スポット溶接SWにより支持され
てなる。符号17は、サイドドアウインドパネル18を
保持するサッシュ、19は該サイドドアウインドパネル
18を昇降させるレールである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記従来
の車両のサイドドア構造では、車両の前面及び後面衝突
などで前記フロントドア1及びリアドア全体に大きな衝
撃が加わった場合、図6に符号15で示すように、前記
フロントドア1及びリアドアのインナパネル3の後面3
bにレインフォース13に関係なく、局部的な変形が生
じる恐れがあり、かかる対策として、前記フロントドア
1及びリアドアのインナパネル3の板厚を増加させるな
どの手段を施していたので、増加された分だけ車両重量
が増し、燃費低減の一原因になるおそれがある。そこ
で、本発明は、以上のような点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、車両重量を軽減させ、燃
費を向上した車両のサイドドア構造を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記、課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、インナパネル及びアウタパネ
ルよりなるサイドドアの後部にドアラッチが配設された
サイドドア構造であって、前記インナパネルのドアラッ
チ取付部の前側に脆弱部を設けたことを特徴とする。請
求項2の発明は、請求項1記載の車両のサイドドア構造
であって、前記脆弱部は、前記ドアラッチを含む前記イ
ンナパネルの上下間に亘って形成されて、前後荷重で前
記インナパネルが変形可能なることを特徴とする。
【0005】上記手段の請求項1の発明によれば、車両
の前面及び後面衝突などで車両のサイドドア全体に大き
な衝撃が加わった場合、脆弱部で折れ曲がるが、該脆弱
部の配設位置が前記インナパネルのドアラッチ取付部の
前側であるので、サイドドアのインナパネルが通常の板
厚であっても、該インナパネルの後端部の局部変形が生
じないため、従来例に比較して車両重量が軽量化できる
ことになる。請求項2の発明によれば、請求項1記載の
発明の作用に加え、前記脆弱部が局部的に形成されてい
るのではなく、前後荷重で前記インナパネルの変形がよ
り確実になる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面と共に説明する。図1及び図2は、本発明の一実施の
形態に係る車両のサイドドア構造を示している。この実
施の形態では、車両のサイドドアとしては、フロントド
ア1及びリアドア(図示省略)とからなること、このフ
ロントドア1及びリアドアは、インナパネル3及びアウ
タパネル5とより中空状に形成されてなること、前記イ
ンナパネル3の自由端部3aが後方にフランジアップさ
れてなること、そして該インナパネル3の自由端部3a
に前記アウタパネル5の端部5aが周り込むようにして
固設されてなることは、従来例と同一である。また、前
記フロントドア1及びリアドアとの間に配されるセンタ
ーピラー7及び前記リアドアの後方に配されるリアピラ
ー(図示省略)には、ストライカ9が固設されてなるこ
と、及び該ストライカ9に噛合解除自在なドアラッチ1
1がインナパネル3のセンターピラー7及びリアピラー
側に対向したインナパネル3の後面3bにレインフォー
ス13を介在して支持されてなることも、従来例と同一
である。
【0007】前記インナパネル3のドアラッチ11取付
部である後面3bの前側には、脆弱部としてのビード2
1が形成されてなる。「脆弱部としてのビード21が形
成されてなる後面3bの前側位置」をより具体的に説明
すると、平面視略L字状に形成されてなるレインフォー
ス13の前記フロントドア1及びリアドアのインナパネ
ル3の内面3c側の部位より前方の前記インナパネル3
の内面3cに形成されてなることである。更に、該脆弱
部としてのビード21は、前記ドアラッチ11を含む前
記インナパネル3の上下間に亘って形成されて、前後荷
重で前記インナパネル3が変形可能なる形状に形成され
てなる。
【0008】以上の実施の形態によれば、車両の前面及
び後面衝突などで車両のサイドドア全体に大きな衝撃が
加わった場合、図3に示すように、脆弱部としてのビー
ド21の形成された位置でインナパネル3の内面3cが
折れ曲がるが、該脆弱部としてのビード21の配設位置
が前記インナパネル3のドアラッチ11の取付部の前側
であるので、サイドドアとしてのインナパネル3が通常
の板厚であっても、該インナパネル3の後端部としての
後面3bの局部変形が生じないため、従来例と比較して
車両重量が軽量化できることになる。また、前記脆弱部
としてのビード21が局部的に形成されているのではな
いので、前後荷重で前記インナパネル3の変形がより確
実になる。以上のように、車両重量を軽減させ、燃費を
向上した車両のサイドドア構造を提供することができ
る。
【0009】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明によれば、インナパネル及びアウタパネルよりなるサ
イドドアの後部にドアラッチが配設されたサイドドア構
造であって、前記インナパネルのドアラッチ取付部の前
側に脆弱部を設けたことを特徴とするので、車両の前面
及び後面衝突などで車両のサイドドア全体に大きな衝撃
が加わった場合、脆弱部で折れ曲がるが、該脆弱部の配
設位置が前記インナパネルのドアラッチ取付部の前側で
あり、サイドドアのインナパネルが通常の板厚であって
も、該インナパネルの後端部の局部変形が生じないた
め、従来例と比較して車両重量が軽量化できることにな
る、という実益的効果を有する。請求項2の発明によれ
ば、請求項1記載の車両のサイドドア構造であって、前
記脆弱部は、前記ドアラッチを含む前記インナパネルの
上下間に亘って形成されて、前後荷重で前記インナパネ
ルが変形可能なることを特徴とするので、前記脆弱部が
局部的に形成されているのではなく、前後荷重で前記イ
ンナパネルの変形がより確実になる、という実益的効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態にかかる車両のサイド
ドア構造の斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う拡大断面図である。
【図3】衝突後のサイドドアの図2相当断面図である。
【図4】従来例の車両のサイドドア構造の斜視図であ
る。
【図5】図4のV−V線に沿う拡大断面図である。
【図6】衝突後のサイドドアの図5相当断面図である。
【符号の説明】
1 フロントドア 3 フロントドアのインナパネル 3a インナパネルの自由端部 3b インナパネルの後端部としての後面 3c インナパネルの内面 5 フロントドアのアウタパネル 7 センターピラー 9 ストライカ 11 ドアラッチ 13 レインフォース 21 脆弱部としてのビード SW スポット溶接

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナパネル及びアウタパネルよりなる
    サイドドアの後部にドアラッチが配設されたサイドドア
    構造であって、 前記インナパネルのドアラッチ取付部の前側に脆弱部を
    設けたことを特徴とする車両のサイドドア構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両のサイドドア構造で
    あって、 前記脆弱部は、前記ドアラッチを含む前記インナパネル
    の上下間に亘って形成されて、前後荷重で前記インナパ
    ネルが変形可能なることを特徴とする車両のサイドドア
    構造。
JP17596595A 1995-07-12 1995-07-12 車両のサイドドア構造 Pending JPH0924739A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17596595A JPH0924739A (ja) 1995-07-12 1995-07-12 車両のサイドドア構造

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JPH0924739A true JPH0924739A (ja) 1997-01-28

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ID=16005359

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JP (1) JPH0924739A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012046010A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Daihatsu Motor Co Ltd 車両のサイドドア装置
JP2021084532A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 ダイハツ工業株式会社 車両用サイドドア

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012046010A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Daihatsu Motor Co Ltd 車両のサイドドア装置
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