JPH0924737A - 自動車用ドアウェザーストリップのずれ防止構造 - Google Patents
自動車用ドアウェザーストリップのずれ防止構造Info
- Publication number
- JPH0924737A JPH0924737A JP7201452A JP20145295A JPH0924737A JP H0924737 A JPH0924737 A JP H0924737A JP 7201452 A JP7201452 A JP 7201452A JP 20145295 A JP20145295 A JP 20145295A JP H0924737 A JPH0924737 A JP H0924737A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- mounting base
- weather strip
- door sash
- automobile
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- Pending
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- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 製造および取付作業を容易とする自動車用ド
アウェザーストリップのずれ防止構造を提供すること。 【解決手段】 ドアサッシュ3の底面3aおよび側面3
bに嵌着される取付基部5aと,取付基部5aに一体形
成され、車体開口部周縁に弾接するシール部5cと,を
備える自動車用ドアウェザーストリップにおいて、ドア
サッシュ3の側面3bの内側に略水平に延びるTスタッ
ト11,12を溶接し、孔7c,7dが開けられたイン
サート7を、取付基部5aのドアサッシュ3の側面3b
に対向する位置に埋設するとともに、Tスタット11,
12をインサート7の孔7c,7dおよび取付基部5a
に貫通させてなる。
アウェザーストリップのずれ防止構造を提供すること。 【解決手段】 ドアサッシュ3の底面3aおよび側面3
bに嵌着される取付基部5aと,取付基部5aに一体形
成され、車体開口部周縁に弾接するシール部5cと,を
備える自動車用ドアウェザーストリップにおいて、ドア
サッシュ3の側面3bの内側に略水平に延びるTスタッ
ト11,12を溶接し、孔7c,7dが開けられたイン
サート7を、取付基部5aのドアサッシュ3の側面3b
に対向する位置に埋設するとともに、Tスタット11,
12をインサート7の孔7c,7dおよび取付基部5a
に貫通させてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアサッシュと車
体(ボディ)との隙間をシールする自動車用ドアウェザ
ーストリップのずれ防止構造に関する。
体(ボディ)との隙間をシールする自動車用ドアウェザ
ーストリップのずれ防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように車両のフロントドア1
およびリヤドア2のドアサッシュ3,4の周縁には、ド
アサッシュ3,4と車体(ボディ)との隙間をシールす
る自動車用ドアウェザーストリップ5,6が嵌着されて
いるが、フロントドア1あるいはリヤドア2の開閉時の
衝撃にともない自動車用ドアウェザーストリップ5,6
は車両後側に引っ張られて位置ずれをおこしたり、ドア
サッシュ3,4から部分的にはずれたりして、シール性
を悪くしたり、外観を悪くするという問題があった。従
来、このずれを防止するために自動車用ドアウェザース
トリップ5,6にインサート部材を埋設することが行わ
れたがずれ防止効果は不十分であった。
およびリヤドア2のドアサッシュ3,4の周縁には、ド
アサッシュ3,4と車体(ボディ)との隙間をシールす
る自動車用ドアウェザーストリップ5,6が嵌着されて
いるが、フロントドア1あるいはリヤドア2の開閉時の
衝撃にともない自動車用ドアウェザーストリップ5,6
は車両後側に引っ張られて位置ずれをおこしたり、ドア
サッシュ3,4から部分的にはずれたりして、シール性
を悪くしたり、外観を悪くするという問題があった。従
来、このずれを防止するために自動車用ドアウェザース
トリップ5,6にインサート部材を埋設することが行わ
れたがずれ防止効果は不十分であった。
【0003】そこで、図7および図8に示すように、自
動車用ドアウェザーストリップ5に埋設された断面略L
字形のインサート部材7をボルト8,9でドアサッシュ
3の底面3aに固定してずれ防止の強化を図ることが知
られている。なお、図8は図7のA−A線拡大断面図で
ある。また、自動車用ドアウェザーストリップ5の取付
基部5aの近傍の中空部5bに断面略L字形のインサー
ト部材7を挿入し、そのインサート部材7をボルト8,
9でドアサッシュ3の底面3aに固定するものも知られ
ている(例えば、実開昭64−34324号公報な
ど)。
動車用ドアウェザーストリップ5に埋設された断面略L
字形のインサート部材7をボルト8,9でドアサッシュ
3の底面3aに固定してずれ防止の強化を図ることが知
られている。なお、図8は図7のA−A線拡大断面図で
ある。また、自動車用ドアウェザーストリップ5の取付
基部5aの近傍の中空部5bに断面略L字形のインサー
ト部材7を挿入し、そのインサート部材7をボルト8,
9でドアサッシュ3の底面3aに固定するものも知られ
ている(例えば、実開昭64−34324号公報な
ど)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
用ドアウェザーストリップ5のコーナー部は型成形によ
るため、図8に示すように、自動車用ドアウェザースト
リップ5のシール部5cおよび中空部5bを形成するた
めに入れられた中芯(図示しない)を形成後に取り出す
ための開口部10をシール部5cと中空部5bとの間お
よび取付基部5aの底部に設ける必要があった。
用ドアウェザーストリップ5のコーナー部は型成形によ
るため、図8に示すように、自動車用ドアウェザースト
リップ5のシール部5cおよび中空部5bを形成するた
めに入れられた中芯(図示しない)を形成後に取り出す
ための開口部10をシール部5cと中空部5bとの間お
よび取付基部5aの底部に設ける必要があった。
【0005】このため、埋設あるいは挿入されたインサ
ート部材7をドアサッシュ3の底面3aに固定するには
ボルト8,9の取付位置が、図8に示す狭い範囲Lに制
限され、これにともないインサート部材7に形成される
ボルト8,9貫通用の孔7a,7bの位置も制限される
ので製造上困難であった。また、自動車用ドアウェザー
ストリップ5をドアサッシュ3に取り付けるには、取付
基部5aをドアサッシュ3の底面3aに嵌着させた後に
ドアサッシュ3の側面3bに嵌着させるので、底面3a
にボルト8,9があると、インサート部材7の孔7a,
7bにボルト8,9を挿入させながら同時に取付基部5
aをドアサッシュ3の底面3aに嵌着させる必要がある
ため、取付作業が煩雑化するという問題がある。
ート部材7をドアサッシュ3の底面3aに固定するには
ボルト8,9の取付位置が、図8に示す狭い範囲Lに制
限され、これにともないインサート部材7に形成される
ボルト8,9貫通用の孔7a,7bの位置も制限される
ので製造上困難であった。また、自動車用ドアウェザー
ストリップ5をドアサッシュ3に取り付けるには、取付
基部5aをドアサッシュ3の底面3aに嵌着させた後に
ドアサッシュ3の側面3bに嵌着させるので、底面3a
にボルト8,9があると、インサート部材7の孔7a,
7bにボルト8,9を挿入させながら同時に取付基部5
aをドアサッシュ3の底面3aに嵌着させる必要がある
ため、取付作業が煩雑化するという問題がある。
【0006】更に、ボルト8,9はドアサッシュ3の底
面3aを貫通するようにして取り付けられているため、
その貫通孔に錆が発生するおそれがある。
面3aを貫通するようにして取り付けられているため、
その貫通孔に錆が発生するおそれがある。
【0007】そこで本発明の目的は、製造および取付作
業を容易とする自動車用ドアウェザーストリップのずれ
防止構造を提供することにある。
業を容易とする自動車用ドアウェザーストリップのずれ
防止構造を提供することにある。
【0008】また他の目的は、余分な錆の発生を防止す
ることである。
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の自動車用ドアウェザーストリップのずれ
防止構造は、ドアサッシュの底面および側面に嵌着され
る取付基部と,取付基部に一体形成され、車体開口部周
縁に弾接するシール部と,を備える自動車用ドアウェザ
ーストリップにおいて、ドアサッシュの側面の室内側に
略水平に延びるストッパ部材を溶接し、孔が開けられた
インサート部材を、取付基部のドアサッシュの側面に対
向する位置に埋設するとともに、ストッパ部材をインサ
ート部材の孔および取付基部に貫通させてなるものであ
る(請求項1)。
めに、本発明の自動車用ドアウェザーストリップのずれ
防止構造は、ドアサッシュの底面および側面に嵌着され
る取付基部と,取付基部に一体形成され、車体開口部周
縁に弾接するシール部と,を備える自動車用ドアウェザ
ーストリップにおいて、ドアサッシュの側面の室内側に
略水平に延びるストッパ部材を溶接し、孔が開けられた
インサート部材を、取付基部のドアサッシュの側面に対
向する位置に埋設するとともに、ストッパ部材をインサ
ート部材の孔および取付基部に貫通させてなるものであ
る(請求項1)。
【0010】また本発明の自動車用ドアウェザーストリ
ップのずれ防止構造は、ドアサッシュの底面および側面
に嵌着される取付基部と,取付基部に一体形成され、車
体開口部周縁に弾接するシール部と,シール部と取付基
部との間に形成された中空部と,を備える自動車用ドア
ウェザーストリップにおいて、ドアサッシュの側面の室
内側に略水平に延びるストッパ部材を溶接し、孔が開け
られたインサート部材を、中空部のドアサッシュの側面
の室内側に対向する位置に挿入するとともに、ストッパ
部材をインサート部材の孔および取付基部に貫通させて
なるものである(請求項2)。
ップのずれ防止構造は、ドアサッシュの底面および側面
に嵌着される取付基部と,取付基部に一体形成され、車
体開口部周縁に弾接するシール部と,シール部と取付基
部との間に形成された中空部と,を備える自動車用ドア
ウェザーストリップにおいて、ドアサッシュの側面の室
内側に略水平に延びるストッパ部材を溶接し、孔が開け
られたインサート部材を、中空部のドアサッシュの側面
の室内側に対向する位置に挿入するとともに、ストッパ
部材をインサート部材の孔および取付基部に貫通させて
なるものである(請求項2)。
【0011】これによれば、自動車用ドアウェザースト
リップの取付基部に埋設された、あるいは中空部に挿入
されたインサート部材を、ドアサッシュの側面の室内側
に溶接された略水平に延びるストッパ部材を貫通させて
固定するので、従来例のようにドアサッシュの底面から
延びるインサート部材固定用のボルトは必要ない。これ
により、自動車用ドアウェザーストリップの取付基部を
ドアサッシュの底面に嵌着させる際に障害となるものは
ないので円滑に嵌着させることができ、しかも取付基部
の底部を固定した後に、ストッパ部材の孔への挿入と側
面への嵌着を同時に行うことができるので取付作業が容
易となる。また、ストッパ部材の溶接位置は、ドアサッ
シュの底面および側面に嵌着される取付基部の幅の関
係、すなわち自動車用ドアウェザーストリップにシール
部や中空部を形成するために必要な中芯を形成後に取り
出すための開口部を取付基部の底部に設ける必要上、取
付基部の底部の幅は側部の幅に比較して狭く制限される
ことから、底面に設定しうる範囲よりも広い範囲内に設
定しうるので溶接作業が容易である。
リップの取付基部に埋設された、あるいは中空部に挿入
されたインサート部材を、ドアサッシュの側面の室内側
に溶接された略水平に延びるストッパ部材を貫通させて
固定するので、従来例のようにドアサッシュの底面から
延びるインサート部材固定用のボルトは必要ない。これ
により、自動車用ドアウェザーストリップの取付基部を
ドアサッシュの底面に嵌着させる際に障害となるものは
ないので円滑に嵌着させることができ、しかも取付基部
の底部を固定した後に、ストッパ部材の孔への挿入と側
面への嵌着を同時に行うことができるので取付作業が容
易となる。また、ストッパ部材の溶接位置は、ドアサッ
シュの底面および側面に嵌着される取付基部の幅の関
係、すなわち自動車用ドアウェザーストリップにシール
部や中空部を形成するために必要な中芯を形成後に取り
出すための開口部を取付基部の底部に設ける必要上、取
付基部の底部の幅は側部の幅に比較して狭く制限される
ことから、底面に設定しうる範囲よりも広い範囲内に設
定しうるので溶接作業が容易である。
【0012】更に、ストッパ部材は溶接されるものであ
り、従来例のように側面に孔を開け貫通させることによ
り取り付けられるものではないので、ストッパ部材の取
り付け部に特に錆が発生することはない。
り、従来例のように側面に孔を開け貫通させることによ
り取り付けられるものではないので、ストッパ部材の取
り付け部に特に錆が発生することはない。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。なお、従来例と同一の部分には同
一符号を付した。図1は本発明の実施の形態の自動車用
ドアウェザーストリップのずれ防止構造を示す斜視図で
あり、図2はそのB−B線拡大断面図である。
を参照して説明する。なお、従来例と同一の部分には同
一符号を付した。図1は本発明の実施の形態の自動車用
ドアウェザーストリップのずれ防止構造を示す斜視図で
あり、図2はそのB−B線拡大断面図である。
【0014】自動車用ドアウェザーストリップ5は、ド
アサッシュ3の底面3aおよび側面3bに嵌着される取
付基部5aと,取付基部5aに一体形成され、車体開口
部周縁に弾接する中空のシール部5bと,シール部5b
と取付基部5aとの間に形成された中空部5cと,取付
基部5aに一体形成されたリップ部5dとからなってい
る。
アサッシュ3の底面3aおよび側面3bに嵌着される取
付基部5aと,取付基部5aに一体形成され、車体開口
部周縁に弾接する中空のシール部5bと,シール部5b
と取付基部5aとの間に形成された中空部5cと,取付
基部5aに一体形成されたリップ部5dとからなってい
る。
【0015】ドアサッシュ3の側面3bの室内側には、
その内側に向けて略水平に延びるストッパ部材として機
能する2本のTスタッド11,12が溶接されている。
このTスタッド11,12の溶接位置は、図2に示すよ
うに、取付基部5aの幅の関係から底面3aに設定しう
る範囲Lよりも広い範囲R内に設定しうるので溶接作業
が容易である。またTスタッド11,12は側面3bに
孔を開けて貫通させることにより取り付けられるもので
はないので、Tスタッド11,12の取り付け部に特に
錆が発生することはない。なお、ストッパ部材として機
能すれば、例えばピンやボルトであってもよい。
その内側に向けて略水平に延びるストッパ部材として機
能する2本のTスタッド11,12が溶接されている。
このTスタッド11,12の溶接位置は、図2に示すよ
うに、取付基部5aの幅の関係から底面3aに設定しう
る範囲Lよりも広い範囲R内に設定しうるので溶接作業
が容易である。またTスタッド11,12は側面3bに
孔を開けて貫通させることにより取り付けられるもので
はないので、Tスタッド11,12の取り付け部に特に
錆が発生することはない。なお、ストッパ部材として機
能すれば、例えばピンやボルトであってもよい。
【0016】また、取付基部5aのドアサッシュ3の側
面3bの室内側に対向する位置には、長手方向に延びる
断面略L字形のインサート部材7が埋設されており、T
スタッド11,12に対向するインサート部材7の位置
には、Tスタッド11,12貫通用の孔7c,7dが開
けられている。
面3bの室内側に対向する位置には、長手方向に延びる
断面略L字形のインサート部材7が埋設されており、T
スタッド11,12に対向するインサート部材7の位置
には、Tスタッド11,12貫通用の孔7c,7dが開
けられている。
【0017】自動車用ドアウェザーストリップ5をドア
サッシュ3に取り付けるには、取付基部5aをドアサッ
シュ3の底面3aに嵌着させた後、インサート部材7の
孔7c,7dおよび取付基部5aにTスタッド11,1
2を挿入させながら同時にドアサッシュ3の側面3bに
嵌着させる。このように、取付基部5aをドアサッシュ
3の底面3aに嵌着させて固定した後に、Tスタッド1
1,12の孔7c,7dへの挿入と側面3bへ嵌着させ
るので取付作業が容易である。
サッシュ3に取り付けるには、取付基部5aをドアサッ
シュ3の底面3aに嵌着させた後、インサート部材7の
孔7c,7dおよび取付基部5aにTスタッド11,1
2を挿入させながら同時にドアサッシュ3の側面3bに
嵌着させる。このように、取付基部5aをドアサッシュ
3の底面3aに嵌着させて固定した後に、Tスタッド1
1,12の孔7c,7dへの挿入と側面3bへ嵌着させ
るので取付作業が容易である。
【0018】以上により、フロントドア1あるいはリヤ
ドア2の開閉時に衝撃があっても自動車用ドアウェザー
ストリップ5,6が位置ずれをおこしたり、ドアサッシ
ュ3,4から部分的にはずれることはないので、シール
性を悪くしたり、外観の見栄えを悪くすることはない。
ドア2の開閉時に衝撃があっても自動車用ドアウェザー
ストリップ5,6が位置ずれをおこしたり、ドアサッシ
ュ3,4から部分的にはずれることはないので、シール
性を悪くしたり、外観の見栄えを悪くすることはない。
【0019】なお本発明の実施の形態では、インサート
部材7を取付基部5aに埋設するようにしたが、図3お
よび図4に示すように、同じく2つの孔13a,13b
が開けられた断面略L字形のインサート部材13を中空
部5bのドアサッシュ3の側面3bに対向する位置に挿
入し、側面3bに溶接したTスタッド14,15を貫通
させるようにしてもよい。またインサート部材7,13
にかえて、図5に示すような2つの孔16a,16bが
開けられた直線状のインサート部材16を使用してもよ
い。また、インサート部材の材質としては樹脂・鉄板等
があげられるが、樹脂を使用するのが望ましい。
部材7を取付基部5aに埋設するようにしたが、図3お
よび図4に示すように、同じく2つの孔13a,13b
が開けられた断面略L字形のインサート部材13を中空
部5bのドアサッシュ3の側面3bに対向する位置に挿
入し、側面3bに溶接したTスタッド14,15を貫通
させるようにしてもよい。またインサート部材7,13
にかえて、図5に示すような2つの孔16a,16bが
開けられた直線状のインサート部材16を使用してもよ
い。また、インサート部材の材質としては樹脂・鉄板等
があげられるが、樹脂を使用するのが望ましい。
【0020】
【発明の効果】以上のとおり本発明の自動車用ドアウェ
ザーストリップのずれ防止構造によれば、しっかり固定
されたインサート部材によってずれが防止されてシール
性および外観の見栄えを悪くすることがないのに加え、
自動車用ドアウェザーストリップの取付基部をドアサッ
シュの底面に嵌着させる際に障害となるものはないので
円滑に嵌着させることができ、しかも取付基部の底部を
固定した後に、ストッパ部材の孔への挿入と側面への嵌
着を同時に行うことができるので取付作業が容易とな
る。また、ストッパ部材の溶接位置は、従来例の底面に
設定する場合と比較して側面では広い範囲内に設定しう
るので溶接作業が容易である。
ザーストリップのずれ防止構造によれば、しっかり固定
されたインサート部材によってずれが防止されてシール
性および外観の見栄えを悪くすることがないのに加え、
自動車用ドアウェザーストリップの取付基部をドアサッ
シュの底面に嵌着させる際に障害となるものはないので
円滑に嵌着させることができ、しかも取付基部の底部を
固定した後に、ストッパ部材の孔への挿入と側面への嵌
着を同時に行うことができるので取付作業が容易とな
る。また、ストッパ部材の溶接位置は、従来例の底面に
設定する場合と比較して側面では広い範囲内に設定しう
るので溶接作業が容易である。
【0021】更に、ストッパ部材は溶接されるものであ
り、従来例のように側面に孔を開け貫通させることによ
り取り付けられるものではないので、ストッパ部材の取
り付け部に特に錆が発生することはない。
り、従来例のように側面に孔を開け貫通させることによ
り取り付けられるものではないので、ストッパ部材の取
り付け部に特に錆が発生することはない。
【図1】本発明の実施の形態に係る自動車用ドアウェザ
ーストリップのずれ防止構造を示す斜視図である。
ーストリップのずれ防止構造を示す斜視図である。
【図2】図1のB−B線拡大断面図である。
【図3】本発明のもう一つの実施の形態に係る自動車用
ドアウェザーストリップのずれ防止構造を示す斜視図で
ある。
ドアウェザーストリップのずれ防止構造を示す斜視図で
ある。
【図4】図3のC−C線拡大断面図である。
【図5】他に使用できるインサート部材16を示す斜視
図である。
図である。
【図6】車両の外観を示す側面図である。
【図7】従来例に係る自動車用ドアウェザーストリップ
のずれ防止構造を示す斜視図である。
のずれ防止構造を示す斜視図である。
【図8】図7のA−A線拡大断面図である。
3 ドアサッシュ 3a 底面 3b 側面 5 自動車用ドアウェザーストリップ 5a 取付基部 5b 中空部 5c シール部 7 インサート部材 7a,7b 孔 7c,7d 孔 8,9 Tスタット 10 中芯抜穴 11,12 Tスタット 13 インサート部材 13a,13b 孔 14,15 Tスタット 16 インサート部材 16a,16b 孔
Claims (2)
- 【請求項1】ドアサッシュの底面および側面に嵌着され
る取付基部と,該取付基部に一体形成され、車体開口部
周縁に弾接するシール部と,を備える自動車用ドアウェ
ザーストリップにおいて、前記ドアサッシュの側面の室
内側に略水平に延びるストッパ部材を溶接し、孔が開け
られたインサート部材を、前記取付基部のドアサッシュ
の側面に対向する位置に埋設するとともに、ストッパ部
材をインサート部材の孔および取付基部に貫通させてな
ることを特徴とする自動車用ドアウェザーストリップの
ずれ防止構造。 - 【請求項2】ドアサッシュの底面および側面に嵌着され
る取付基部と,該取付基部に一体形成され、車体開口部
周縁に弾接するシール部と,該シール部と前記取付基部
との間に形成された中空部と,を備える自動車用ドアウ
ェザーストリップにおいて、前記ドアサッシュの側面の
室内側に略水平に延びるストッパ部材を溶接し、孔が開
けられたインサート部材を、前記中空部のドアサッシュ
の側面の室内側に対向する位置に挿入するとともに、ス
トッパ部材をインサート部材の孔および取付基部に貫通
させてなることを特徴とする自動車用ドアウェザースト
リップのずれ防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7201452A JPH0924737A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 自動車用ドアウェザーストリップのずれ防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7201452A JPH0924737A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 自動車用ドアウェザーストリップのずれ防止構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0924737A true JPH0924737A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16441331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7201452A Pending JPH0924737A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 自動車用ドアウェザーストリップのずれ防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0924737A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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