JPS6017372Y2 - ドアウエザ−ストリツプの取付構造 - Google Patents

ドアウエザ−ストリツプの取付構造

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Publication number
JPS6017372Y2
JPS6017372Y2 JP1980137361U JP13736180U JPS6017372Y2 JP S6017372 Y2 JPS6017372 Y2 JP S6017372Y2 JP 1980137361 U JP1980137361 U JP 1980137361U JP 13736180 U JP13736180 U JP 13736180U JP S6017372 Y2 JPS6017372 Y2 JP S6017372Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
weather strip
door weather
sash
protruding locking
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980137361U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5760824U (ja
Inventor
寿男 金井
昌一 小池
Original Assignee
日産自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
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Publication of JPS5760824U publication Critical patent/JPS5760824U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用ドアのドアウェザ−ストリップ取付
構造に関する。
一般に、自動車のドアは第1図に例示するように、ドア
サツシュ1とドア本体2とからなり、各々の外周全体に
亘ってドアウェザ−ストリップ3を装着し、ドアの閉鎖
時にはこのドアウェザ−ストリップ3が図示しない車体
のドア開口縁に密接して、車室の内外をシールするよう
にしている。
このドアウェザ−ストリップ3をドア外周に取付ける場
合、第2図のようにドアサツシュ1の外周においては、
その取付溝1aにドアウェザ−ストリップのベース部3
aを嵌め込んで固定し、ドア本体2の外周においては第
2,3図に示すように、ベース部3aに取付けたクリッ
プ4をドア本体2のインナパネル2aに形成した取付孔
5に貫通係着して固定するようにしている。
なお、ドア本体2側におけるドアウェザ−ストリップ3
の装置位置は、ドア本体2内に侵入する雨水、洗車水等
のための図示しない水抜き部、さらに図外のドアヒンジ
やドアロック装置等との兼ね合いで、第2図のようにド
アサツシュ1の延長部1e上よりも車室側にくるように
オフセットされている。
そして、このオフセットさせた部分を前述のクリップ4
で固定するようにしている。
しかし、ドアサツシュ1の取付溝から外れてドア本体2
の上端部の外周に配置されるドアウエサーストリップの
部分Qは、ドアサツシュ1の延長部1eとドア本体2と
が重合する部分を通過せざるを得す、この部分では前述
のようなりリップ4を用いることが不可能となっている
なぜなら、この部分Qにクリップ4を嵌めようとしても
、クリップ4の先端がドアサツシュ1の延長部1eの内
側に突出して、ドアガラスの昇降を阻害すると云う問題
があるからである。
そこで過去には、部分Qのみを接着剤で固定するように
していたけれども、接着剤は完全に硬化するまで時間を
要し、ドアの組立時には長時間ドアを開放しておく必要
が生じる。
このように車体組立てラインでドアを長時間かけておく
ことは、作業スペースを制約すると共に、他の部品の組
付作業の邪魔になると云う不具合がある。
そのため、本出願人は第2,4図に示すような特殊形状
のクリップ部材10を用いることを既に実願昭54−1
16258号で提案している。
このクリップ部材10は、ドアウェザ−ストリップのベ
ース部3aを上から押え付ける断面り字形のリテーナ部
11と、ドアサツシュ1の延長部から車室側にオフセッ
トした位置でドアインナパネル2aの取付孔に貫通係着
するクリップ部12とからなっている。
リテーナ部11は、第4図に示すように、ドアインナパ
ネル2aに形成した段部2bと協働して両側から挾持し
、ドアウェザ−ストリップ3の移動を防止する構成とな
っている。
このように、クリップ部材10は接着剤と違って直ちに
ドアウェザ−ストリップ3を固定できる利点はあるが、
ドアインナパネルに段部2bがない場合を使用の対象と
はしていないもので、段部2bがない場合ドアウェザス
トリップ3に第2゜4図上左方に力がかかるとウェザ−
ストリップ3がズしてしまい、シール不良を起こすとい
う問題がある。
本考案は、このような実状に基づき、ドア本体の外周が
略フラットな場合でも、ドアサツシュの延長上に位置す
るドアウェザ−ストリップの部分を迅速かつ確実に固定
できるようにするドアウェザ−ストリップ取付構造を提
供することを目的とする。
以下、第5図〜第9図に示す実施例により本考案を詳細
に説明する。
第5図において、ドアウェザ−ストリップ30は第2図
に示すドアウェザ−ストリップと異なった形状で示され
ているが、本質的にドアウェザ−ストリップ3と同じも
のであり、そのベース部30aにはクリップ取付用空洞
部30bを有している。
ベース部30aは、ドアサツシュ1に対しては従来と同
様これの取付溝1aに嵌合させて固定し、ドア本体2の
外周においては大部分の位置で従来と同様クリップ4(
第3図参照)により固定するようにしている。
一方、ドア本体2外周の上端部において、ドアサツシュ
1の延長上に配置されるドアウェザ−ストリップ30の
部分Rは、従来とは異なる形状のクリップ部材40によ
り固定するようにしている。
クリップ部材40は、第6〜9図のように、ドアウェザ
−ストリップ30を直接保持するリテーナ部41と、こ
れと一体でドア本体2のインナパネル2aに貫通係着す
るクリップ部42とからなっている。
リテーナ部41は、ドアウェザ−ストリップの空洞部3
0bに連通ずるようベース部30aの室内側部の少なく
とも1個所に設けた差込孔30cに嵌合してドアウェザ
−ストリップ30を保持するもので、差込孔30cに嵌
合した後は、同差込孔の空洞部側における開口部周囲3
0dに掛止する拡大頭部43を有している。
なお差込孔30cは拡大頭部43が抜は出ないように拡
大頭部43より幅狭に形成されている。
また、このクリップ部材40は、ドアウェザ−ストリッ
プに横方向(車室内方向)から挿入して、ドアウェザ−
ストリップのズレを防止する機能が要請されることに鑑
み、特別な特徴点が具備されている。
すなわち、前述の拡大頭部43には、第8図に示される
ように、断面が鍋形状に形成され、外側突出係止部43
a、 43 a、それより斜後方に伸びる内側突出
係止部43b、43bが形設されている。
なお、符号43cは外側突出係止部43a、43a間に
形成された凹部である。
この構成による効用は次の点にある。
周知のように、ドアウェザ−ストリップは押し出しによ
る一体成形をされるもので、空洞部30bの断面形状は
どの部分をとっても同じであり、幅寸法Wは、深さ寸法
よりも大であるのが通常である。
これは、クリップをドアウェザ−ストリップの小さな穴
に挿入する際撓ませて入れるため、一定以下の厚みであ
ることを要求されるからである。
ところが、当該のクリップ部材40は、他の部位のクリ
ップと異なり、横方向からドアウエザーストリップに挿
入する。
従って、その拡大頭部はドアウェザ−ストリップの幅寸
法Wに隙間なく嵌まり、その左右方向ズレ防止機能を果
すことが要求されるわけである。
本考案におけるクリップ部材40の拡大頭部43は錨形
状となっていて、差込孔30cより挿入されると、その
突出している外側突出係止部43a、43aは、第8図
において、ドアウェザ−ストリップ空洞部30bの先壁
面を押して凹ませるので、錨形状の内側突出係止部43
b、43bは差込孔30c内を滑入し、その末端が空洞
部30bの差込孔30c側壁面内に係止し、ドアウェザ
−ストリップ空洞部30b壁面内に弾性的に挟持される
ようになる。
すなわち、空洞部30bの幅寸法Wより少し大きめの寸
法を持ちつつ撓みながら差込孔30cに嵌合するために
、錨形状で嵌合し易く、かつ、一旦嵌合した後は、幅広
の空洞部内でドアウェザ−ストリップ30の左右方向(
車幅方向)のズレを確実に規制するために、外側内側に
突出係止部43a、43bが形成されているのである。
リテーナ部41は、この拡大頭部43を有することによ
り、ドアウェザ−ストリップ30の部分Rの左右方向(
車幅方向)を含む全方向への移動を防止する。
一方、クリップ部42は従来と同様、ドアサツシュ1の
延長上から外れた位置でドア本体のインナパネル2aに
貫通係着するようになっている。
上記実施例の構成から明らかなように、クリップ部材4
0は従来と同様迅速かつ確実にドア本体に止着できると
共に、そのリテーナ部41は拡大頭部43を有している
ので、ドアウェザ−ストリップの部分Rの全方向の移動
を防止腰第6図のように段部2bの存在しないドアにも
用いることが可能である。
従って、ドアウェザ−ストリップ30に上下、左右の方
向から力がかかつても位置ズレを起こすことはなく、車
体ピラー50にドアウェザ−ストリップ30が当接して
も、不本意な位置に移動することを防止し、確実にシー
ルできるものである。
以上のように本考案によると、ドアウェザ−ストリップ
の空洞部に係止する突出係止部が形成された断面略錨型
の拡大頭部を持ったクリップ部材を用いる構成としたの
で、ドアウェザ−ストリップの取付けが容易でドアの組
立作業性を良くすると共に、ドアウェザ−ストリップ用
の段部の存在しないドアにおいてもドアウェザ−ストリ
ップを簡単かつ確実に固定できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のドアウェザ−ストリップ取付構造を用
いた自動車用ドアの概略斜視図、第2図は第1図の■範
囲部の拡大詳細斜視図、第3図は第2図の■−■線断面
図、第4図は第2図のIV−■線断面図、第5図は本考
案の一実施例に係るドアウェザ−ストリップ取付構造を
用いた自動車用ドアの要部斜視図、第6図は第5図のv
t−vt線断面図、第7図は第6図の要部詳細横断面図
、第8図は第7図の正面図、第9図は第8図の右側面図
である。 1・・・・・・自動車用ドアのドアサツシュ、1e・・
・・・・ドアサツシュの延長部、2・・・・・・ドア本
体、30・・・・・・ドアウェザ−ストリップ、30a
・・・・・・ベース部、30b・・・・・・空洞部、3
0c・・・・・・差込孔、30d差込孔の開口部周囲、
40・・・・・・クリップ部材、41・・・・・・リテ
ーナ部、42・・・・・・クリップ部、43・・・・・
・拡大頭部、43a、43b・・・・・・突出係止部、
43c・・・・・・凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアサツシュとドア本体からなる自動車用ドアの外周に
    亘ってドアウェザ−ストリップを装着し、該ドアウェザ
    −ストリップにおけるドアサツシュの下方への延長部に
    重合するドア本体外周上に配置された部分を保持するリ
    テーナ部と、ドアサツシュの延長部から外れた位置でド
    ア本体の取付孔に貫通係着するクリップ部とからなるク
    リップ部材により固定するようにしたドアウェザ−スト
    リップの取付構造において、リテーナ部に拡大頭部を設
    け、該拡大頭部の差込方向断面を、先端中央に凹部を挟
    んで両端に突出係止部を形成するとともに、その突出係
    止部より刺後力に伸びる突出係止部を備えた略錨形状と
    して、これをドアウェザ−ストリップベース部の空洞部
    に達する拡大頭部より幅狭の差込孔に嵌合することによ
    り、ドアウェザ−ストリップを固定するようにしたドア
    ウェザ−ストリップの取付構造。
JP1980137361U 1980-09-27 1980-09-27 ドアウエザ−ストリツプの取付構造 Expired JPS6017372Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5760824U JPS5760824U (ja) 1982-04-10
JPS6017372Y2 true JPS6017372Y2 (ja) 1985-05-28

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