JPH09244939A - 分散データベースのデータアクセス方法及び装置 - Google Patents

分散データベースのデータアクセス方法及び装置

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JPH09244939A
JPH09244939A JP8052848A JP5284896A JPH09244939A JP H09244939 A JPH09244939 A JP H09244939A JP 8052848 A JP8052848 A JP 8052848A JP 5284896 A JP5284896 A JP 5284896A JP H09244939 A JPH09244939 A JP H09244939A
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JP8052848A
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Kimitaka Tamura
公孝 田村
Kunio Kumamoto
国夫 熊本
Makoto Ito
伊藤  誠
Yoichi Haga
洋一 葉賀
Toshio Yamamoto
敏夫 山本
Satoshi Kobayashi
聡 小林
Noriko Koiso
紀子 小磯
Takao Sato
孝夫 佐藤
弘市郎 ▲吉▼野
Kouichirou Yoshino
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークに接続された複数のコンピュータ
システム上のデータベースにおいて、あらかじめ分散デ
ータベース環境を構築する必要がなく、任意にデータベ
ース同志を結合してアクセス経路を作成できるので特定
のコンピュータシステムを経由する必要がなく、検索の
過程でデータの所在を蓄積することで所在の格納領域を
あらかじめ確保する必要がないシステムを提供すること
で、分散データベース環境を簡易に作成・保守できる運
用性・拡張性の向上に加え、データの所在の問合せ集中
による通信量を抑制し格納領域の節約をする。 【解決手段】任意に各ローカルデータベースにリモート
データベースのデータへのアクセス経路を定義して格納
し、経路をたどると自動的にデータを検索して所在情報
を付加し、データの所在情報を持っていなくても複数の
データベースからデータを並列に検索し、検索の際にデ
ータの所在情報を学習し、データの所在情報を利用者に
通知することで特定システムへの所在情報問合せ処理の
集中による通信量を抑制し、所在情報格納領域を大幅に
削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された複数のコンピュータシステム上のデータベース
において、任意のデータベース同志を結合して運用する
場合の分散データベースのデータアクセス方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】分散データ管理システムでは、分散デー
タベースの利用者の増加によってデータベースのアクセ
スが頻繁に行われデータの所在情報の問合せ処理が集中
すると、アクセスごとに通信が必要となりシステム全体
の効率を悪化させるため、データの所在情報を分散管理
してアクセスの集中を抑制する必要がある。
【0003】一方、登録したデータの件数が増加すると
データの所在情報も増加し格納領域を消費するため、デ
ータの所在情報の格納領域を節約する必要がある。
【0004】従来、ネットワークに接続された複数のコ
ンピュータシステム上のデータベースに階層関係を持っ
た分散データベースを構成し、データの要求があると、
データの所在情報を管理しているデータベースに所在情
報を問合せてから、所在情報に該当するデータベースに
アクセスして必要データを取得していた。
【0005】所在を管理する方法としては、データの所
在情報をある一つのデータベースに格納し一括管理する
か、各データベースに全てのデータの所在情報を格納し
管理する方法が考えられていた。データの所在情報をあ
る一つのデータベースに格納し一括管理する方法では、
データの所在情報を知るために一つのデータベースにア
クセスするだけで良く格納領域はひとつのデータベース
に確保すれば良いという利点はあるが、多数の利用者か
らのアクセスが集中しシステム全体の効率が悪化すると
いう欠点がある。
【0006】各データベースに全てのデータの所在情報
を格納し管理する方法では、データの所在情報を知るた
めのアクセスが不要となり、データ処理効率が向上する
という利点はあるが、システム全体で膨大な格納領域が
必要であること、所在情報が変更されたときに全データ
ベースに対して所在情報の更新処理が必要であること等
の欠点がある。
【0007】このため、例えば特開平4−274534
号公報に記載のように、各データベースに自身より下位
の階層に位置するデータベースのデータの所在情報を格
納し管理することにより、通信量の軽減と処理効率の向
上および所在情報更新の作業量を軽減する方法が考えら
れている。このように、分散データ管理システムは、前
述のいずれかの方法を用いて分散したデータの所在情報
を管理し、データの要求に際しては、所在情報を問合せ
てから検索処理をしなければならなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、分散デー
タベースを構成する各ローカルデータベースに独立性が
ある場合でも、階層という利用形態をあらかじめ決めて
しまい、この階層にとらわれてデータ要求時にデータの
所在情報が無いとデータを検索できず、必ずしも全デー
タベースのデータの所在情報が必要であるわけではない
という点と、分散データベースの構成が変更され得ると
いう点と、ローカルに所在情報を持っていないデータに
ついて、所在の問合せ先に自由度をもたせるという点
と、一度リモートデータベースから問合せたら、これを
保管する学習手段を持たせるという点と、データの所在
情報を利用者に通知するという点について配慮されてお
らず、ローカルに所在情報を持っていないデータについ
ては、毎回、いったん上位のデータベースにさかのぼっ
て問合せをすることを必要とし、階層の途中にデータベ
ースを追加したい場合は、自身のデータベースと自身よ
り上位の全てのデータベースに格納する所在情報の追加
を必要とするため、要求したデータが自身より下位にあ
る場合のみ通信量を軽減し処理効率を向上させることが
できるが、上位にある場合はできないということと、シ
ステム構築の柔軟性・拡張性に乏しいということと、過
去の検索作業を無駄にしているということと、所在情報
の更新に手間がかかるということと、分散データベース
利用者全員の要求ごとに所在情報の問合せが発生すると
いう課題があった。
【0009】本発明の目的は、管理作業の繁雑さや環境
構築、システムダウン時の業務停止などの運用を制限す
ることなく、各ローカルデータベースで構成する分散デ
ータベースの構成(階層)に依存せず、データの所在情
報の問合せ処理を不要とすることで問合せ処理による特
定コンピュータシステムへの負荷の集中を無くし、所在
情報の格納領域を不要とし、簡易なデータアクセス手段
と並列検索手段を持つことによりデータの所在情報が無
くてもデータを統合的に扱える分散データベースのデー
タアクセス方法及び装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、各ローカ
ルデータベースに任意にリモートデータベースのデータ
へのアクセス経路を定義し格納する手段と、定義したア
クセス経路をわかりやすく表示する手段と、経路をたど
りながら自動的にデータ群を検索する手段と、定義した
経路がデータベースをまたがったら自動的に接続データ
ベースを切替える手段と、データの所在情報を持ってい
なくても分散データベースを構成するデータベースから
データを並列に検索する手段と、検索により一度ローカ
ルに持ってきたデータについてはこのデータの所在情報
をローカルデータベースに保管する学習手段と、同じデ
ータにアクセスする利用者にはデータの所在情報を通知
する手段を備えた分散データベースのデータアクセス装
置を設けることによって達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の例
を図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明を実現するシステムの構成
の一例を示したものである。この図において、101は
マウスやキーボードなどの入力装置、102はディスプ
レイやプロジェクタなどの表示装置、103は入力装置
101からの要求を受け付ける入力制御装置、104は
本システムが扱う情報を表示可能にする表示制御装置、
105はデータベースに登録されたデータをグループ化
し、各グループを階層構造で管理するとともに入力制御
装置103からの要求に対する処理をして表示制御装置
104に結果の表示を依頼する階層管理装置である。入
力制御装置103から階層管理装置105への要求には
次の3つがある。
【0013】(1)グループに属するデータ一覧の表示 (2)下位の階層に位置するグループの表示 (3)グループに属するデータの取得 これらの要求に対するアクション(振る舞い)は個々の
グループに定義してあり、それぞれのアクションが階層
管理装置105を起動する。106はデータベースに登
録するデータに付随するデータ番号、データ名称、タイ
トル、所属グループ、データ種別、作成者などの属性を
管理する属性管理装置である。入力装置101からのデ
ータ入力に際し、入力制御装置103と連動してデータ
の属性の入力を促し、入力されたデータに属性を付加し
てデータベースに登録する。データベースに登録する際
には、階層管理装置105とも連動しデータの所属する
グループを決定する。107はデータベースに登録され
たデータ(属性を含む)を検索する装置である。検索装
置107は階層管理装置105、属性管理装置106、
接続切替装置108と連動し、以下の検索方法によりデ
ータを取得する。
【0014】(1)階層構造を持つグループによる検索 階層管理装置105がグループの階層構造を表示制御装
置104に渡し、表示制御装置104がこれを可視可能
にして表示装置102に表示する。表示された階層構造
内のグループを入力装置101により指示する。この指
示を階層管理装置105が受け取り、属性管理装置10
6にグループに属するデータの一覧(データ名称)を要
求する。属性管理装置106は表示制御装置104に一
覧の表示を指示する。入力装置101がこの一覧からデ
ータを指示することによりデータ(属性を含む)を取得
する方法である。
【0015】(2)データに付随する属性による検索 属性管理装置106が属性の一覧を表示制御装置104
に渡し、表示制御装置104がこれを可視可能にして表
示装置102に表示する。表示された属性に入力装置1
01から値を入力することによりデータを取得する方法
である。
【0016】108は階層管理装置105、属性管理装
置106、検索装置107からのデータベースアクセス
要求を解析し、適合するデータベースに接続する接続切
替装置である。110〜111は分散データベースを構
成するデータベースである。
【0017】図2は、本発明を実現するシステムであ
り、ローカルデータベースとリモートデータベースの階
層を結合する階層結合処理部の構成の一例を示したもの
である。 図2において、201はネットワーク上に存
在するデータベースに関する情報(データベース識別情
報)であり、データベース名称、データベース番号、所
在情報(ホスト名称あるいはマシン名称など)からな
る。202はデータベース名称の一覧である。203、
204はそれぞれ、ローカルデータベース110内のデ
ータの階層、リモートデータベース111内のデータの
階層である。205、206は階層構造における頂点で
あり、データをグループ化したもので、グループ名称、
グループ番号などの頂点識別情報を持つ。
【0018】利用者が入力装置101からローカルデー
タベース110とリモートデータベース111の階層を
結合する要求を入力すると、入力制御装置103はこれ
を検知して、これを階層管理装置105へ送信する。階
層管理装置105はデータベース間の階層結合要求を受
信するとデータベース識別情報201からデータベース
名称一覧202を作成し、表示制御装置104へ送信す
る。表示制御装置104はデータベース名称一覧202
を表示装置102に表示する。
【0019】利用者は入力装置101により、このデー
タベース名称一覧202から結合の対象となるデータベ
ース(リモートデータベース111)の名称を指示す
る。指示されたデータベース名称は入力制御装置101
を通して階層管理装置105へ送信される。階層管理装
置105はデータベース識別情報201を参照して、リ
モートデータベース111の所在情報を取得し、接続切
替装置108へデータベースとの接続確立を依頼する。
接続切替装置108は、依頼されたリモートデータベー
ス111との接続を確立する。
【0020】次に、階層管理装置105は、接続したリ
モートデータベース111から、階層情報を取得する。
階層情報とは、例えば、頂点を特定するための頂点番
号、頂点名称などの識別情報と上位の頂点の識別情報か
らなる情報である。階層管理装置105は、リモートデ
ータベース111の階層情報を取得すると、これを解析
して可視情報を作成し、表示制御装置104に依頼して
階層204を表示する。ここで、階層203はローカル
データベース110に接続した時に同様の方法で作成済
みである。
【0021】利用者は、表示されたそれぞれのデータベ
ースの階層の中から任意の頂点を指示し、結合を要求す
る。例えば、ローカルデータベース110の階層203
内の頂点205とリモートデータベース111の階層2
04内の頂点206を指示する。階層結合要求は、入力
制御装置103を通して階層管理装置105へ送信され
る。階層管理装置105は、指示された2つの頂点の情
報(頂点番号)とリモートデータベースの情報(データ
ベース番号)からなる階層結合情報207と、データベ
ース番号とデータベース名称からなるデータベース識別
情報208をローカルデータベースに格納する。
【0022】図3は、本発明を実現するシステムの検索
処理のうち、階層構造を持つグループによる検索処理部
の構成の一例を示したものである。この図において、3
01は任意のデータベース、302はデータベースに登
録されたデータをグループ化し、各グループを階層構造
で管理するための階層情報である。階層情報302は、
頂点番号、頂点名称、上位の頂点番号などからなる。3
03は階層構造上の任意の頂点(グループ)に属するデ
ータの属性群で、データ番号、データ名称、頂点番号、
作成者、更新日などからなる。304は前記階層情報3
02から作成した階層構造、305は階層構造304内
の任意の頂点、306は頂点305に属するデータの名
称、307は頂点305に属するデータ(d1というデ
ータ名称を持つ)に付随する属性値、308は階層構造
を作成するために必要な階層情報、309はデータに付
随する属性値からなる属性情報である。
【0023】利用者は、表示した階層構造をたどること
により任意の頂点を表示する。前述したように、頂点に
は、指示の内容によって頂点に属するデータ(名称)一
覧を表示する動作(動作1)と、下位の階層に位置する
頂点を表示する動作(動作2)と、頂点に属するデータ
を取得する動作(動作3)が定義されている。任意の頂
点を選択すると動作1によって、図1で説明した階層管
理装置105が起動され、選択した頂点を特定し、この
頂点に属するデータのデータ名称一覧306を作成す
る。階層管理装置105は作成したデータ名称一覧を表
示制御装置104へ送信する。表示制御装置104は表
示装置102にデータ名称一覧を表示する。
【0024】利用者が、入力装置101により、この一
覧から必要なデータ名称を指示すると、動作3により、
入力制御装置103がこれを検知し、指示されたデータ
名称を階層管理装置105へ送信する。階層管理装置1
05がそのデータ名称に対応するデータの属性を属性管
理装置106に要求する。この時、選択した頂点に付与
してあるデータ所在情報をデータの属性に追加する。デ
ータ所在情報は、階層を表示する際に階層管理装置10
5により頂点に付加する。例えば、動作2により頂点3
05を表示した後、頂点305を選択すると頂点305
に属するデータの名称d1〜d5・・・を表示し、この
名称一覧からd1を選択するとd1のデータの属性d1
1〜d15・・・を検索し、データの所在情報(データ
ベース番号)を属性に追加する。
【0025】このように、データ検索時にデータの属性
にデータの所在情報を追加することで、検索後のデータ
操作(参照、更新、削除、通知など)の際にデータの所
在情報を問合せる必要がなく、直接データにアクセスで
きる。
【0026】図4は、本発明を実現するシステムがデー
タの所在情報を学習する処理部の構成の一例を示したも
のである。図4において、401〜403はリモートデ
ーターベース、404はローカルデーターベース、40
5はローカルデーターベース404に格納したデータ番
号、データ名称などのデータの識別情報、406はロー
カルデーターベース404に保存したデータが登録され
ているリモートデータベースのデータベース番号などの
データベース識別情報である。
【0027】前述したように、システムが提供する検索
手段により一度データを検索したら、これを保存するか
の選択ができ、保存することにした場合は、データの識
別情報405とデータベース識別情報406を対でロー
カルデーターベース404に保管する。また、ローカル
データベース404に最初に接続する時、保管したデー
タの識別情報405とデータベース識別情報406を読
み込み、所在情報を問合せること無くデータを取得でき
る。
【0028】図5は、本発明を実現するシステムの表示
制御部の構成の一例を示したものである。図5におい
て、501はローカルデータベース110の階層構造
で、頂点名称がA〜Gである頂点と任意の頂点との間に
張られた節で構成される階層構造を表示した例である。
506はリモートデータベース111の階層構造で、頂
点名称がH〜Nである頂点と任意の頂点との間に張られ
た節で構成される階層構造を表示した例である。
【0029】502は階層管理装置105によって、リ
モートデータベース111の階層構造中の頂点503を
隣接する(下位の)頂点として結合したローカルデータ
ベース110の階層構造中の頂点である。504はリモ
ートデータベース111の階層構造中の頂点503を最
上位(根)とする階層(部分木)である。505はロー
カルデータベース110の階層構造501の頂点502
とリモートデータベース111の階層構造506の頂点
503を結合し、頂点502の下位に位置する頂点
(子)として階層504(部分木)を結合して表示した
階層構造である。
【0030】利用者が階層構造501内の頂点を指示す
ると、入力制御装置103がこれを検知し、その頂点の
識別情報(頂点番号など)を階層管理装置105へ送信
する。階層管理装置105は頂点の識別情報を受信する
と、自身が管理する階層情報の302からその頂点の下
位に位置する頂点(子)を特定する。
【0031】階層管理装置105は特定した頂点がリモ
ートデータベース111の階層構造内の頂点であるか否
かを調べる。頂点がローカルデータベース110の階層
構造内の頂点である場合はその旨を応答し、リモートデ
ータベース111の階層構造内の頂点である場合は接続
切替装置108にリモートデータベース111への接続
要求をしその旨を応答する。階層管理装置108は入力
制御装置103から受信した頂点の識別情報がローカル
データベース110の階層構造内の頂点のものである場
合はその旨を表示制御装置104へ送信し、それを受信
した表示制御装置104が自身が管理する表示情報を基
に利用者に指示された頂点の下位に位置する頂点を表示
する。
【0032】階層管理装置105は入力制御装置103
から受信した頂点の識別情報がリモートデータベース1
11の階層構造内の頂点のものである場合は接続切替装
置108によって接続されたリモートデータベース11
1からそのデータベースの階層情報をローディングし階
層構造を作成する。階層管理装置105は作成した階層
構造の中から利用者によって指示された頂点に結合され
た頂点を特定し、その頂点を最上位とする階層を表示制
御装置104へ送信する。表示制御装置104は受信し
た階層の最上位の頂点を指示された頂点の下位の頂点と
して配置し表示する。例えば、利用者が頂点Aを指示す
ると、動作2により、頂点Bと頂点Cを表示し、頂点D
を指示すると頂点Iを表示し、頂点Iを指示すると頂点
Kと頂点Lを表示する。
【0033】その結果、ローカルデータベース110と
リモートデータベース111の階層構造を結合した階層
構造505を表示する。
【0034】図6は、本発明を実現するシステムの検索
処理部の構成の一例を示したものである。図6におい
て、603はデータを検索する時の検索条件(データ名
称、タイトル、作成者など)を指定する検索条件指定装
置、604は指定された検索条件から検索するデータベ
ースを決定する検索範囲制御装置、605は決定された
データベースからのデータ検索を担当する検索装置10
7の所在情報(接続確立用の情報でホスト名称やポート
番号など)を問合せる検索先問合せ装置、606は検索
装置107の所在情報と稼動状況を管理する検索先管理
装置、607は検索装置107に検索を依頼する検索依
頼装置、602は検索の並列処理を制御する並列制御装
置、601は検索結果を蓄積するメモリ管理装置であ
る。
【0035】利用者が検索要求をすると、検索条件指定
装置603は要求から検索条件を組立てこれを検索範囲
制御装置604へ送信する。また、利用者は検索範囲を
指定することができる。
【0036】例えば、図5で階層構造501の頂点50
2を指定して検索要求した場合、頂点502を最上位の
頂点とする階層が検索範囲となる。検索範囲制御装置6
04は図1で説明した階層管理装置105が管理する階
層構造を参照して、指定された頂点を最上位の頂点とす
る階層の属するデータベースの名称一覧を作成する。例
えば、図5で階層構造501の頂点502を指定して検
索要求した場合、階層501と階層504を持つデータ
ベースの名称一覧を作成する。
【0037】検索範囲制御装置604は作成したデータ
ベースの名称一覧を検索先問合せ装置605へ伝達す
る。検索先問合せ装置605は作成したデータベースの
名称一覧内の個々のデータベースからのデータ検索を担
当する検索装置107の所在情報(ホスト名称やポート
番号など)を検索先管理装置606へ問合せる。検索先
管理装置606は検索装置の所在情報問合せメッセージ
を受信すると適合する検索装置107の所在情報を返信
する。検索先問合せ装置605は検索装置107の所在
情報を受信すると、この所在情報と検索条件を検索依頼
装置607へ伝達する。
【0038】検索依頼装置607は検索装置107の所
在情報を得て検索装置107へ検索条件を送信する。そ
れぞれの検索装置107は受信した検索条件から検索文
を組立てリモ−トデータベース111へ検索文を送信す
る。検索装置107がデータベース111から受け取っ
た検索結果は検索依頼装置607を経由して並列制御装
置602へ送信される。並列制御装置602は複数の検
索装置107から渡される検索結果に検索先情報(デー
タベース番号)を付加し、いったん蓄積してからメモリ
管理装置601へ伝達する。
【0039】図7は、本発明を実現するシステムの前述
した検索装置107が、関連データを問合せる処理の構
成の一例を示したものである。図7において、701は
リモートデータベース、706〜714はリモートデー
タベースに存在するデータであり、706はデータベー
スに登録されているデータのデータ番号、データ名称な
どのデータ識別情報、707は任意のデータと関連する
データの情報で、データ番号、データ名称、親子関係、
兄弟関係などである。708は識別情報がdであるデー
タ、709〜711は708に関連するデータの識別情
報、712〜713は711に関連するデータの識別情
報、714は708に関連する全データの識別情報を表
す。702〜705、108は本システムに存在する装
置またはデータで、702は本システム、703はリモ
ートデータベース701から検索したデータ、705は
検索したデータ703に付随する属性である。
【0040】リモートデータベース701からデータを
検索している状態で、そのデータに関連するデータが存
在する場合、利用者の関連データ取出し要求があると検
索装置107がこの要求を受け取る。検索したデータに
は705で示す属性が付随している。検索装置107は
付随データから所在情報を取出し、これを接続切替装置
108へ伝達する。接続切替装置108はこの所在情報
からリモートデータベース701を認識し、リモートデ
ータベース701との接続を確立する。
【0041】接続確立後、検索装置107が属性705
からデータ識別情報(データ名称)を取出し、リモート
データベース701に格納してあるデータ識別情報70
6と関連データ情報707からデータ708に関連する
データを要求し、関連データ709〜713を検索す
る。
【0042】図8は、本発明を実現するシステムが検索
したデータとデータの所在情報を利用者に発信する処理
の構成の一例を示したものである。図8において、80
1は本システム、802はローカルデーターベース40
4に検索したデータを、電子メールのようなデータ配布
システムへ送信するデータ発信装置、805はデータを
任意の利用者に通知する通知装置803と利用者が着信
したデータにアクセスするためにデータ種別によりシス
テムを自動的に起動してデータの情報検索を依頼する着
信制御装置804を持った電子メールなどの他データ配
布システムである。
【0043】利用者は、検索したデータを他利用者に送
信したい場合は、他データ配布システムと連携してデー
タを発信する。ここで、発信するデータには、データの
所在情報(例えば、データ名称405とデータベース番
号406)を付加する。通知を受けた利用者が、通知さ
れたデータを指示すると着信データ制御装置804は本
発明を実現するシステム801を起動する。次いで、指
示したデータ806に付随するデータ名称とデータベー
ス番号をデータ発信制御装置802へ送信する。データ
発信制御装置802はデータ名称とデータベース番号を
検索装置107へ伝達する。検索装置107はデータベ
ース番号を基にデータベースにアクセスしてデータを検
索する。
【0044】図9は、図5に示した表示制御の応用例を
示したものである。階層構造902〜階層構造906は
各ローカルデータベースに対応する階層構造の一部を表
す。頂点907〜頂点910はリモートデータベースの
下位に位置する(隣接する)頂点を持つ頂点を表す。頂
点911〜頂点914はリモートデータベースの頂点の
下位に位置する(隣接する)頂点を表す。階層構造90
1は複数のデータベースの階層構造を結合した結果の階
層構造を表す。
【0045】図9において、階層構造902はローカル
データベースの階層構造を表し、頂点907、頂点90
8にはそれぞれリモートデータベースの階層構造内の頂
点911、頂点913が結合されている。階層構造90
3は別のローカルデータベースの階層構造を表し、頂点
909、頂点910にはそれぞれリモートデータベース
の階層構造内の頂点912、頂点914が結合されてい
る。利用者は、階層構造902をたどって頂点907を
指示することによって階層構造903を表示することが
でき、更に階層構造903をたどって階層構造904を
表示することができる。これは図5に示したとおり、入
力制御装置103が検知した頂点を、階層管理装置10
5が、接続切替装置108と連動してどのデータベース
の頂点か特定することで実現する。
【0046】更に階層管理装置105はリモートデータ
ベースから階層情報をローディングして作成した階層構
造を結合する際、この階層構造にリモートデータベース
の識別情報(データベース番号)を付加する。この付加
情報を基に接続切替装置108にリモートデータベース
との接続を確立してもらい、隣接する頂点を最上位の頂
点とする階層を結合する。このように、入力制御装置1
03が検知した頂点に付加されたデータベース番号を基
に接続切替装置108が接続するデータベースを切替え
ることにより、そのデータベースの階層構造をローカル
データベースの統合した階層構造に結合する。
【0047】ここで、ローカルデータベースが知ってい
るのは自身に登録された階層結合情報207だけで良
く、リモートデータベースに登録された階層結合情報2
07は階層管理装置105と接続切替装置108の連動
により自動的に参照される。
【0048】次に、本発明を実現するシステムの表示制
御処理の一例を図10、図11、図12を参照しながら
説明する。
【0049】1001はローカルデータベースの階層構
造上の頂点に対する階層表示用データで、階層情報30
8を可視可能にしたものである。1002はリモートデ
ータベースの階層構造上の頂点に対する階層表示用デー
タ、1003は階層結合処理によりローカルデータベー
スに登録されたデータベース識別情報でシステム起動時
に前述のメモリ管理601によって確保される。100
4はデータベース名称等のデータベース接続に必要なデ
ータベース所在情報テーブル、1005は階層結合処理
でローカルデータベースに登録された階層結合情報テー
ブルである。
【0050】本発明を実現するシステムが起動すると、
階層管理装置105はローカルデータベースから階層情
報を読み込み、これを加工して階層構造を作成する。こ
の階層は、識別情報(頂点番号、頂点名称など)を持っ
た頂点と隣接する頂点との親子関係により構成される。
階層管理装置105は入力制御装置103から表示要求
を受けると、既にメモリにロードしてあるデータベース
識別情報と頂点が指示された時の前述の動作を付加して
階層表示用データを作成する。
【0051】今、頂点1001が指示された(110
1)と仮定すると、入力制御装置103は頂点1001
の識別情報を階層管理装置105へ送信する。階層管理
装置105は頂点に付加されているデータベース識別情
報から頂点が登録されているデータベースを特定する
(1102)。頂点がローカルデータベースに登録され
ていると判ったなら、階層結合情報207を参照する
(1103)。頂点がリモートデータベースに登録され
ていると判ったなら、接続切替装置108によりデータ
ベース接続を切替えた後(1104)、リモートデータ
ベースの階層結合情報207を参照する(1103)。
階層結合情報207中に指示した頂点の識別情報が見つ
かれば(1105)、隣接頂点の中にリモートデータベ
ースに存在するものがあることを意味する。
【0052】識別情報が見つかったならデータベース接
続を切替えて(1106)隣接頂点の情報を取得し(1
107)、これを表示する(1108)。隣接頂点情報
取得処理は、隣接頂点情報要求命令1202と、データ
ベース所在情報1203と、指示した頂点の識別情報1
204からなる隣接頂点情報要求データを作成し(12
01)、これをリモートデータベースへ送信する(12
05)ことにより実現する。リモートデータベースは受
信した隣接頂点情報要求データの頂点識別情報を基に要
求データを特定し要求命令に従って隣接頂点情報を返信
する。リモートデータベースから受信した(1206)
隣接頂点情報は、隣接頂点数1207と、隣接頂点識別
情報1208と、隣接頂点名称(1209)と、隣接頂
点識別情報1208の隣接頂点の有無1210から構成
される。階層管理装置105は、取得した隣接頂点情報
をローカルデータベースの構造表示用データに結合し、
表示制御装置104へ送信する。表示制御装置104は
結合した構造表示用データに従って隣接頂点を表示す
る。
【0053】次に、本発明を実現するシステムの並列処
理の一例を図6、図13、図14、図15を参照しなが
ら説明する。
【0054】利用者が表示制御装置104により表示さ
れた階層構造上の頂点を指示すると、検索条件指定装置
603は指示した頂点の識別情報と検索条件を検索範囲
制御装置604へ送信する。検索範囲制御装置604は
受信した頂点の識別情報を基に検索対象データベースを
決定する。図14において、☆は利用者が指示した頂点
を表し、●は階層結合処理により結合したリモートデー
タベースの頂点を表し、△で囲んだ範囲はリモートデー
タベースの階層を表す。結合した全ての頂点●の中から
指示した頂点☆を最上位の頂点(根)とする階層に含ま
れる頂点を調べる。頂点●から階層に従って根の方向
(←の方向)へ頂点をたどり、頂点☆を見つけたら頂点
●を記憶する。記憶した頂点●のデータベース識別情報
(データベース番号)を抽出することで検索対象データ
ベースを決定する。
【0055】検索先問合せ装置605は決定したデータ
ベースの情報を基に検索先管理装置606へ各データベ
ースからの検索を担当する検索装置107の所在情報を
問合せる。検索装置107の所在情報を受け取ると検索
依頼装置607が組み立てた検索条件を検索装置107
へ送信することによってデータを検索する。検索装置1
07は検索条件を受信すると受信した条件でデータを検
索し、検索結果にデータベース識別情報を付加して検索
依頼装置607へ送信する。検索依頼装置607は検索
結果をそのまま並列制御装置602へ渡す。並列制御装
置602は検索結果をメモリ管理装置601へ渡す。表
示装置102はメモリ管理装置601が管理する検索結
果を表示する。
【0056】以上、本発明の実施の形態の例で説明した
ように、分散データベースを構成する各ローカルデータ
ベースに独立性を生かし、階層という利用形態に依存せ
ず、データ要求時にデータの所在情報が無くてもデータ
を検索でき、必要なデータの所在情報だけを保存し、分
散データベースの構成が変更されても関係を定義しなお
すだけで良く、ローカルに所在情報を持っていないデー
タについて、簡易な検索手段を提供し、一度リモートデ
ータベースから問合せたら、これを保管する学習手段を
持ち、データの所在情報を利用者に通知する手段を持つ
ことで、通信量を軽減し処理効率を向上させることがで
きる。
【0057】独自にデータベースを利用している部門同
志で分散データベースの利用環境があらかじめ決められ
ない場合や、利用するデータベースが分散データベース
を構築する手段を持っていない場合や、単独のデータベ
ースの利用から始めて徐々にデータベースの個数を増や
したい場合に特に効果的である。
【0058】なお、各ローカルデータベースに格納する
データを登録するための論理的な格納領域は、階層構造
でなくグラフ構造やキューブのように、頂点と節から構
成される構造を持つものでも表やタイルのようなもので
あってもよく階層構造に特化しなくても良い。
【0059】また、データの所在情報は、データベース
内のデータの情報であっても良いし、データベース外の
データの情報であっても良い。たとえば、データベース
には一般文書や図面のような実データの管理情報だけを
格納し、実データは分散データベースを構成しない別の
データベースやファイル管理装置に格納する場合であ
る。 更に、分散環境を構築するデータベースの種類に
とらわれない。ローカルデータベースが自社製でリモー
トデータベースが他社製でも良く、その逆でも良い。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、階層構造を用いること
により、各データベースに任意のリモートデータベース
を関係付け、アクセス経路を設定することができるた
め、必ずしも、あらかじめデータベースのリンク関係
(階層)を構築する必要がなく、環境構築後データベー
スが増えても何ら問題なく関係を定義するだけで分散デ
ータベースに参加できるという分散データベース環境構
築・保守が柔軟かつ容易になる。
【0061】さらに、他部門が構築した分散環境を簡易
な方法で自部門の環境に結合でき、ローカルデータベー
スに、階層構造上一階層下のリモートデータベースを関
係付けるだけで、その階層に位置する全データベース中
のデータの所在情報をローカルデータベースに配置しな
くても、データの所在情報は自動的にデータに付与、保
存、通知できるのであらかじめデータの所在情報を格納
しておく必要が無く、データ所在情報のためのディスク
容量を増やさず、データ所在情報を問合せる処理の集中
と通信量を抑制でき、データベース接続制御を独自にし
ているので、本発明を利用すれば、データベースの種類
を問わず分散データベースを構成することができるとい
う効果が得られる。
【0062】また、データベースの複製あるいはデータ
ーベース内のデータの複製を持ち、データの検索性能を
向上させる方法が考えられている。従来の方法では、デ
ータの所在情報の二重持ちが発生し、格納領域を増大さ
せてしまうが、本発明ではあり得ないという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるシステムの構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例による階層結合処理を説明す
るための図である。
【図3】本発明の一実施例による階層構造をもつグルー
プによる検索処理を説明するための図である。
【図4】本発明の一実施例による検索したデータの所在
の学習処理を説明するための図である。
【図5】本発明の一実施例による階層構造の表示制御を
説明するための図である。
【図6】本発明の一実施例による並列検索処理を表す図
である。
【図7】本発明の一実施例による関連データの検索処理
を説明するための図である。
【図8】本発明の一実施例によるデータの所在の通知処
理を説明するための図である。
【図9】本発明の一実施例による階層構造の表示制御の
応用を説明するための図である。
【図10】本発明の一実施例による階層構造の表示制御
処理を説明するための図である。
【図11】本発明の一実施例による頂点の表示処理のフ
ロ−チャ−トである。
【図12】本発明の一実施例による頂点情報取得処理の
フロ−チャ−トである。
【図13】本発明の一実施例による検索の並列処理のフ
ロ−チャ−トである。
【図14】本発明の一実施例による検索対象データベー
ス決定処理を説明するための図である。
【図15】本発明の一実施例による装置間の検索の並列
処理のフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
101:入力装置 102:表示装置 103:入力制御装置 104:表示制御装置 105:階層管理装置 106:属性管理装置 107:検索装置 108:接続切替装置 110:ローカルデータベース 111:リモートデータベース 201:データベース識別情報 202:データベース名称一覧 203:ローカルデータベースの階層構造 204:リモートデータベースの階層構造 205:ローカルデータベースの階層内の頂点 206:リモートデータベースの階層内の頂点 207:階層結合情報 208:データベース識別情報 301:データベース1 302:階層情報 303:属性情報 304:階層構造 305:階層内の頂点 306:データ識別情報 307:データ属性 308:階層情報 309:属性情報 401:リモートデータベース 402:リモートデータベース 403:リモートデータベース 404:ローカルデータベース 405:データ識別情報 406:データベース識別情報 501:ローカルデータベースの階層構造 502:ローカルデータベースの階層構造内の頂点 503:リモートデータベースの階層構造上の頂点 504:リモートデータベースの階層構造 505:階層結合処理後のローカルデータベースの階層
構造 506:リモートデータベースの階層構造 601:メモリ管理装置 602:並列制御装置 603:検索条件指定装置 604:検索範囲制御装置 605:検索先問合せ装置 606:検索先管理装置 607:検索依頼装置 802:発信装置 803:通知装置 804:着信制御装置 805:データ配布システム 806:通知データ 807:利用者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 葉賀 洋一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 山本 敏夫 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 小林 聡 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 小磯 紀子 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 佐藤 孝夫 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 ▲吉▼野 弘市郎 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続された複数のデータベ
    ース間において、各データベース内のデータを階層的に
    管理する手順と、各データベースの階層を各々結合する
    手順を持ち、任意のデータベース間のアクセスを可能と
    することを特徴とする分散データベースのデータアクセ
    ス方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、データベースの階層を
    たどる手順と、階層をたどることでデータを検索する手
    順と、検索時にデータに所在情報を付加する手順と、所
    在情報とともに検索したデータを保存する手順を備える
    ことを特徴とする分散データベースのデータアクセス方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1において、各データベースの階層
    関係である階層の結合情報を持つことを特徴とする分散
    データベースのデータアクセス方法。
  4. 【請求項4】各ローカルデータベースに任意にリモート
    データベースのデータへのアクセス経路を定義し格納す
    る手段と、定義したアクセス経路をわかりやすく表示す
    る手段と、経路をたどりながら自動的にデータ群を検索
    する手段と、定義した経路がデータベースをまたがった
    ら自動的に接続データベースを切替える手段と、データ
    の所在情報を持っていなくても分散データベースを構成
    するデータベースからデータを並列に検索する手段と、
    検索により一度ローカルに持ってきたデータについては
    このデータの所在情報をローカルデータベースに保管す
    る学習手段と、同じデータにアクセスする利用者にはデ
    ータの所在情報を通知する手段を備えたことを特徴とす
    る分散データベースのデータアクセス装置。
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