JP2006236084A - データベース装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】 中央処理部4は、出入力装置1から入力されたDB情報を受信すると、そのDB情報の妥当性を検証する処理を実行し、処理結果が妥当なデータであるか否かを判断し、妥当なデータでないときには、出入力装置1に入力されたDB情報が不適切なものである旨と、DB情報の再入力を求めるメッセージを表示し、DB情報の再入力を促し、妥当なデータであるときには、情報設定処理部5によって記憶装置3の関連DB属性データ格納領域9にDB情報を関連DB属性データとして記憶する。
【選択図】 図1
Description
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、複数のデータベースを管理する作業負荷を軽減することを目的とする。
(1)複数の端末装置によって利用されるデータベースを有し、そのデータベースに関連付ける他のデータベースの情報を入力する手段と、その手段によって入力された他のデータベースの情報を上記データベースの関連データベース属性データとして記憶する手段を備えたデータベース装置。
(2)上記(1)のデータベース装置において、上記記憶した関連データベース属性データに基づいて上記他のデータベースからその他のデータベースに関連付けられたデータベースの情報を取得する手段を設けたデータベース装置。
(3)上記(1)のデータベース装置において、上記記憶した関連データベース属性データに基づいて上記他のデータベースに対してその他のデータベースに関連付けるデータベースとして指定したことを通知する手段を設けたデータベース装置。
〔実施例1〕
図1は、この発明の実施例1のデータベース装置の構成を示すブロック図である。
このデータベース装置は、出入力装置1、制御装置2、記憶装置3とからなる。
出入力装置1は、CRT、LCDを含む表示部と、キーボード、マウスを含む入力部とを備えており、表示部に制御装置2から出力された各種メッセージを表示し、入力部によって入力された各種情報を制御装置2へ出力する。
上記関連DB属性データは、ある一定のレベル以上の権限を有するユーザが任意の設定値を入出力することができる。
制御装置2は、CPU、ROM及びRAMを含むマイクロコンピュータによって実現される中央処理部4と情報設定処理部5と情報取得処理部6を有する。
情報設定処理部5は、中央処理部4からの指示に基づいて中央処理部4から送られたDB情報を記憶装置3の関連DB属性データ格納領域9に関連DB属性データとして記憶する処理を行う。
情報取得処理部6は、中央処理部4からの指示に基づいて記憶装置3の関連DB属性データ格納領域9に記憶されている関連DB属性データを読み出して中央処理部4へ送る処理を行う。
中央処理部4は、ステップ(図中「S」で示す)1で出入力装置に自データベースに関連させるネットワーク上の他のデータベースの指定とその指定された他のデータベースのネットワーク上の存在場所を示す情報とを含むDB情報の入力を促すメッセージを表示する。
ステップ2で出入力装置から入力されたDB情報を受信すると、ステップ3でそのDB情報の妥当性を検証する処理を実行する。その妥当性を検証する処理とは、例えば、入力されたDB情報のURLがネットワーク上に存在するものか否かを調べる処理である。
ステップ4の判断で妥当なデータでないときには、ステップ6で出入力装置に入力されたDB情報が不適切なものである旨と、DB情報の再入力を求めるメッセージを表示し、DB情報の再入力を促し、ステップ1へ戻る。
一方、ステップ4の判断で検証結果が妥当なデータであるときには、ステップ5で情報設定処理部によって記憶装置の関連DB属性データ格納領域にDB情報を関連DB属性データとして記憶し、この処理を終了する。
このようにして、任意のデータベースAが、他のデータベースB,C,Dを関連DBとして認知し、データベースB,C,Dの実体がある場所などの情報を自動的に取得して記憶しておくことが可能になる。
次に、実施例2について説明する。
図3は、この発明の実施例2の複数台のデータベース装置からなるデータベースシステムの構成を示すブロック図である。
このデータベースシステムは、ネットワーク12を介して複数台のデータベース装置がデータ通信可能に接続されている。図中には、データベース装置10とデータベース装置11の2台のみを示し、その他のデータベース装置の図示は省略する。また、ネットワーク12上には同じく図示を省略するが、各データベース装置を利用する複数台のパーソナルコンピュータを含む端末装置も接続されている。
出入力装置13は、CRT、LCDを含む表示部と、キーボード、マウスを含む入力部とを備えており、表示部に制御装置14から出力された各種メッセージを表示し、入力部によって入力された各種情報を制御装置14へ出力する。
上記関連DB属性データは、ある一定のレベル以上の権限を有するユーザが任意の設定値を入出力することができる。
制御装置14は、CPU、ROM及びRAMを含むマイクロコンピュータによって実現される中央処理部16と対関連データベース情報取得処理部(「対関連DB情報取得処理部」と略称する)17と情報設定処理部18と情報取得処理部19を有する。
中央処理部16は、出入力装置13、対関連DB情報取得処理部17、情報設定処理部18、情報取得処理部19に対する制御処理と、この発明に係る処理を実行する。
情報設定処理部18は、中央処理部16からの指示に基づいて中央処理部16から送られたDB情報を記憶装置15の関連DB属性データ格納領域22に関連DB属性データとして記憶する処理を行う。
情報取得処理部19は、中央処理部16からの指示に基づいて記憶装置15の関連DB属性データ格納領域22に記憶されている関連DB属性データを読み出して中央処理部16へ送る処理を行う。
記憶装置24は、ネットワーク12を介して複数の端末装置とデータベース装置が参照して利用可能なデータベースに相当し、全データを記憶するデータベースに割り当てられているデータベース全データ記憶領域26と、そのデータベース全データ記憶領域26のデータベースに付与されている属性データを記憶する属性データ記憶領域27と、そのデータベース全データ記憶領域26のデータベースに関連づけられた他のデータベースの指定情報とその他のデータベースのネットワーク情報の存在場所を示す情報(例えば、URL)とを含むDB情報を関連DB属性データとして格納する関連DB属性データ格納領域28を有する。
上記関連DB属性データは、ある一定のレベル以上の権限を有するユーザが任意の設定値を入出力することができる。
制御装置23は、CPU、ROM及びRAMを含むマイクロコンピュータによって実現される中央処理部と対関連DB情報取得処理部と情報設定処理部(以上いずれも図示を省略する)と情報取得処理部25を有する。
情報取得処理部25は、ネットワーク12を介してデータベース装置10の対関連DB情報取得処理部17からの指示に基づいて記憶装置24の関連DB属性データ格納領域28に記憶されている関連DB属性データを読み出してネットワーク12を介して対関連DB情報取得処理部17へ送る処理を行う。
中央処理部16は、ステップ(図中「S」で示す)11で出入力装置に自データベースに関連させるネットワーク上の他のデータベースの指定とその指定された他のデータベースのネットワーク上の存在場所を示す情報とを含むDB情報の入力を促すメッセージを表示する。
ステップ12で出入力装置から入力されたDB情報を受信すると、ステップ13でそのDB情報の妥当性を検証する処理を実行する。その妥当性を検証する処理とは、例えば、入力されたDB情報のURLがネットワーク上に存在するものか否かを調べる処理である。
一方、ステップ14の判断で検証結果が妥当なデータであるときには、ステップ15で情報設定処理部によって記憶装置の関連DB属性データ格納領域にDB情報を関連DB属性データとして記憶する。
ステップ16で対関連DB情報取得処理部によって関連DB属性データ格納領域に新規格納した関連DB属性データに基づいて自データベースに関連させるのに指定されたネットワーク上の他のデータベースに格納されている関連DB属性データの設定値を取得する。
データベース装置10では、対関連DB情報取得処理部17がデータベース装置11から受信した関連DB属性データを中央処理部16へ送る。
このステップ16の処理では、データベース装置11から取得した関連DB属性データにデータベース装置11のデータベースに関連付ける他のデータベース装置のデータベースを示す値(情報)が記憶されているか否かを判断する。
ステップ17の判断で関連DB属性データに値が設定されていないときは、この処理を終了する。
このステップ17の処理では、中央処理部16が出入力装置13の表示部に自データベースに関連させるのに指定されたデータベース装置11のデータベースの関連DB属性データには、そのデータベースに関連付ける他のデータベース装置のデータベースが存在することを通知するメッセージを表示させる。
そして、規定の処理として、出入力装置13からの操作指示に基づく処理を行う。
このようにして、新規にデータベースEが作成され、関連DBとして、既存の“データベースA”を指定した場合など、更に、そのデータベースAで関連DBとして指定されているデータベース情報を取得することが可能になる。その場合、新規データベースEにも、データベースB,C,Dを関連DBとして記憶するべきか否かを検討することが容易になる。
次に、実施例3について説明する。
図5は、この発明の実施例3の複数台のデータベース装置からなるデータベースシステムの構成を示すブロック図である。
このデータベースシステムは、ネットワーク32を介して複数台のデータベース装置がデータ通信可能に接続されている。図中には、データベース装置30とデータベース装置31の2台のみを示し、その他のデータベース装置の図示は省略する。また、ネットワーク32上には同じく図示を省略するが、各データベース装置を利用する複数台のパーソナルコンピュータを含む端末装置も接続されている。
出入力装置33は、CRT、LCDを含む表示部と、キーボード、マウスを含む入力部とを備えており、表示部に制御装置34から出力された各種メッセージを表示し、入力部によって入力された各種情報を制御装置34へ出力する。
上記関連DB属性データは、ある一定のレベル以上の権限を有するユーザが任意の設定値を入出力することができる。
制御装置34は、CPU、ROM及びRAMを含むマイクロコンピュータによって実現される中央処理部36と対関連データベース情報通知処理部(「対関連DB情報通知処理部」と略称する)37と情報設定処理部38と情報取得処理部39を有する。
中央処理部36は、出入力装置33、対関連DB情報通知処理部37、情報設定処理部38、情報取得処理部39に対する制御処理と、この発明に係る処理を実行する。
情報設定処理部38は、中央処理部36からの指示に基づいて中央処理部36から送られたDB情報を記憶装置35の関連DB属性データ格納領域42に関連DB属性データとして記憶する処理を行う。
情報取得処理部39は、中央処理部36からの指示に基づいて記憶装置35の関連DB属性データ格納領域42に記憶されている関連DB属性データを読み出して中央処理部36へ送る処理を行う。
さらに、図示を省略するが、上述した対関連DB情報取得処理部を備えている。
記憶装置44は、ネットワーク32を介して複数の端末装置とデータベース装置が参照して利用可能なデータベースに相当し、全データを記憶するデータベースに割り当てられているデータベース全データ記憶領域48と、そのデータベース全データ記憶領域48のデータベースに付与されている属性データを記憶する属性データ記憶領域49と、そのデータベース全データ記憶領域48のデータベースに関連づけられた他のデータベースの指定情報とその他のデータベースのネットワーク情報の存在場所を示す情報(例えば、URL)とを含むDB情報を関連DB属性データとして格納する関連DB属性データ格納領域50を有する。
上記関連DB属性データは、ある一定のレベル以上の権限を有するユーザが任意の設定値を入出力することができる。
制御装置43は、CPU、ROM及びRAMを含むマイクロコンピュータによって実現される中央処理部45と情報設定処理部46と情報取得処理部27を有する。
中央処理部45は、情報設定処理部46、情報取得処理部47に対する制御処理を実行する。ネットワーク32を介してデータベース装置30の対関連DB情報通知処理部37からの指示に基づいて、情報取得処理部47によって記憶装置44の関連DB属性データ格納領域48に記憶されている関連DB属性データを読み出して取得する処理も行う。
情報取得処理部47は、中央処理部45からの指示に基づいて記憶装置44の関連DB属性データ格納領域50に記憶されている関連DB属性データを読み出して中央処理部45へ送る処理を行う。
さらに、図示を省略するが、上述した対関連DB情報取得処理部と対関連DB情報通知処理部も備えている。
中央処理部36は、ステップ(図中「S」で示す)21で出入力装置に自データベースに関連させるネットワーク上の他のデータベースの指定とその指定された他のデータベースのネットワーク上の存在場所を示す情報とを含むDB情報の入力を促すメッセージを表示する。
ステップ22で出入力装置から入力されたDB情報を受信すると、ステップ23でそのDB情報の妥当性を検証する処理を実行する。その妥当性を検証する処理とは、例えば、入力されたDB情報のURLがネットワーク上に存在するものか否かを調べる処理である。
一方、ステップ24の判断で検証結果が妥当なデータであるときには、ステップ26で対関連DB情報通知処理部によって関連DB属性データ格納領域に新規格納した関連DB属性データに基づいて自データベースに関連させるのに指定されたネットワーク上の他のデータベースに関連DBに指定した旨の通知を送り、この処理を終了する。
また、図4に示したステップ16〜18の処理も合わせて行うと良い。
このようにして、既存のデータベースA,B,C,D側でも、データベースEにより、関連DBとして指定されたことを知ることが可能になり、データベースA,B,C,D側でも、データベースEを関連DBとして記憶すべきか否かを検討することが可能になる。
Claims (3)
- 複数の端末装置によって利用されるデータベースを有し、該データベースに関連付ける他のデータベースの情報を入力する手段と、該手段によって入力された他のデータベースの情報を前記データベースの関連データベース属性データとして記憶する手段とを備えたことを特徴とするデータベース装置。
- 請求項1記載のデータベース装置において、前記記憶した関連データベース属性データに基づいて前記他のデータベースから該他のデータベースに関連付けられたデータベースの情報を取得する手段を設けたことを特徴とするデータベース装置。
- 請求項1記載のデータベース装置において、前記記憶した関連データベース属性データに基づいて前記他のデータベースに対して該他のデータベースに関連付けるデータベースとして指定したことを通知する手段を設けたことを特徴とするデータベース装置。
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