JPH09293010A - 情報同期化方法 - Google Patents

情報同期化方法

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JPH09293010A
JPH09293010A JP8107161A JP10716196A JPH09293010A JP H09293010 A JPH09293010 A JP H09293010A JP 8107161 A JP8107161 A JP 8107161A JP 10716196 A JP10716196 A JP 10716196A JP H09293010 A JPH09293010 A JP H09293010A
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JP8107161A
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Minoru Nakamura
稔 中村
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイパーテキスト型分散データベースにおけ
る位置情報の一貫性を維持する。また、データベース上
の情報更新時のバージョン管理を自動化する。 【解決手段】 情報101が含まれている計算機401
に情報101の参照元である位置情報301,303の
存在場所を示すデータを保存する参照情報データベース
501を備え、情報101の変更を検出する第1ステッ
プを行ない、第1ステップで検出した情報101の変更
状態に基づき、参照情報データベース501を検索し
て、情報101の参照元である位置情報301,303
の存在場所を示すデータを得る第2ステップ、及び位置
情報301,303の存在場所を示すデータに基づいて
位置情報301,303を更新する第3ステップを行な
い、情報を同期化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上に
分散し蓄積されるハイパーテキスト型の分散データベー
スにおいて、データベース内の情報が変更される時、そ
の情報の位置情報の一慣性を維持するための情報同期化
方法、およびこの情報同期化方法を用いてデータベース
上の情報更新時にバージョンを管理する履歴管理機能に
関するものである。このハイパーテキスト型の分散デー
タベースは、情報内に同一計算機内または他の計算機内
の情報への位置情報を格納し、情報間の関連を表現する
方式のデータベースである。
【0002】
【従来の技術】近年、ワールドワイブウェブ(以下、W
WWと記す)と呼ばれる、インターネット上に分散した
ハイパーテキスト型データベースが広く利用されてお
り、全世界に跨る広大なデータベースが構成されてきて
いる。一方、分散データベースを構成する場合、情報の
共有と情報間の一貫性の維持が重要である。WWWのよ
うなインターネット上のハイパーテキスト型広域分散デ
ータベースにおいても、情報の一貫性を維持するための
有効な方法が望まれている。
【0003】このWWWにはハイパーテキスト型広域分
散データベースとして、すでに多量のデータが蓄積さ
れ、そのデータは日々更新、追加、削除、移動等の変更
が加えられている。特に、WWWでは情報内に別の情報
の存在する場所に対する位置情報(URL:Universal
Resource Locater)を含むことが可能で、この位置情報
の指す参照先は、同一計算機を含むインターネット上の
どの計算機上の情報であってもかまわない。WWWはこ
のような情報間の位置情報のリンクを張り巡らせること
で、世界規模の分散データベースを構成していると言え
る。
【0004】従来、WWWでは他の情報に対するURL
を自由に追加することができ、これがWWWの柔軟性の
元となっている。ところが一方で、URLが指している
参照先の情報に削除や移動が発生すると、存在しない情
報をURLが指し示すこととなり、後でそのURLに基
づいてリンクをたどろうとするとエラーとなり、データ
ベースの不整合が発生する。
【0005】情報に変更が発生した場合にその情報を指
し示している参照元のURLを更新すればこのような不
整合は防げる。しかしWWWでは参照先側で、その情報
を参照しているURLを保持している参照元の情報を検
出する手段がなく、情報変更の発生を通知することがで
きないため、このような不整合を防止することができな
い。
【0006】また、情報が部分的に変更された場合、参
照元情報が期待している情報が消失している可能性もあ
る。このような場合、たとえ位置情報の更新が可能であ
っても、データベースとしての価値は低下することとな
る。例えば、ある情報Aが別の情報Bを参照しており、
情報Aが別の情報Bに対するURLを保持し、さらに情
報Cは情報Aを参照しており、情報Aを指すURLを保
持しているとする。即ち、情報Cは情報Aを介して情報
Bを参照しているのであるが、情報Aから情報Bに対す
るURLが削除されると、情報Cは情報Bにたどり着け
なくなる。情報CのURLが情報Bへの到達を期待して
記録されたものであったとすると、情報Bに到達できな
くなった時点で情報CのURLは無意味なものとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
WWWに代表されるハイパーテキスト型広域分散データ
ベースでは、データベースの不整合の発生を防ぐ手段が
用意されていなかったため、情報の更新が発生する度に
データベースの不整合が発生するという問題点があっ
た。また、すでに世界中に多くのWWWサーバが存在
し、定められたプロトコルに従って稼働しているため、
これに変更を加えて一貫性を維持するような機構を付け
加えることは困難であるという問題点もあった。
【0008】本発明はこれらの課題を解決するためにな
されたもので、ハイパーテキスト型分散データベースに
おける情報の更新を検出すると共に、これに伴う位置情
報の更新を自動的に行う情報同期化方法を得ることを目
的としている。
【0009】さらに、本発明の他の目的は、この様なハ
イパーテキスト型分散データベースにおける情報の追
加、変更、削除等の更新が発生した際に、履歴管理を自
動的に行う履歴管理機能を用いて情報を同期化すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成に係
る情報同期化方法は、情報A内に同一計算機内または他
の計算機内の情報Bを参照する位置情報Cを格納して情
報A,B間の関連を表現するハイパーテキスト型の分散
データベースにおいて、情報Bが含まれている計算機に
情報Bの参照元である位置情報Cの存在場所を示すデー
タを保存する参照情報データベースを備え、情報Bの変
更を検出する第1ステップを行ない、第1ステップで検
出した情報Bの変更状態に基づき、参照情報データベー
スを検索して、情報Bの参照元である位置情報Cの存在
場所を示すデータを得る第2ステップ、及び位置情報C
の存在場所を示すデータに基づいて位置情報Cを更新す
る第3ステップを行なうことを特徴とするものである。
【0011】また、本発明の第2の構成に係る情報同期
化方法は、第1の構成において、オペレーティングシス
テムによって提供される更新情報を定期的に参照するこ
とにより、情報Bの変更を検出することを特徴とするも
のである。
【0012】また、本発明の第3の構成に係る情報同期
化方法は、第1の構成において、情報Bに対して操作が
発生した時、その操作の発生を情報Bが含まれている計
算機に通知する機構を備え、この通知によって情報Bの
変更を検出することを特徴とするものである。
【0013】また、本発明の第4の構成に係る情報同期
化方法は、請求項1ないし請求項3のいずれかの構成に
おいて、情報A内で、情報Bを参照する別の位置情報D
が追加または変更または削除された場合、その位置情報
Dの参照先である情報Bが含まれる計算機の参照情報デ
ータベースに対して、位置情報Dの存在場所を示すデー
タを追加または変更または削除する第4ステップによ
り、参照情報データベースを構築することを特徴とする
ものである。
【0014】また、本発明の第5の構成に係る情報同期
化方法は、請求項1ないし請求項4のいずれかの構成に
おいて、情報Aと情報Bは、同一の計算機内に含まれて
いる場合に、第3ステップは、情報A,Bが含まれてい
る計算機において、情報Bを参照している位置情報Cを
更新する動作であることを特徴とするものである。
【0015】また、本発明の第6の構成に係る情報同期
化方法は、請求項1ないし請求項4のいずれかの構成に
おいて、情報Aと情報Bは、互いに異なる計算機内に含
まれている場合に、第3ステップは、情報Aを格納する
計算機に対して参照先の情報Bに変更があった旨を通知
し、この通知を受けて情報Aが含まれている計算機にお
いて、情報Bを参照している位置情報Cを更新する動作
であることを特徴とするものである。
【0016】また、本発明の第7の構成に係る情報同期
化方法は、請求項1ないし請求項6のいずれかの構成に
おいて、各ステップは、計算機を制御するサーバプログ
ラム内に組み込まれた情報同期化処理部によって実行さ
れることを特徴とするものである。
【0017】また、本発明の第8の構成に係る情報同期
化方法は、請求項1ないし請求項6のいずれかの構成に
おいて、各ステップは、計算機を制御するサーバプログ
ラムとは独立した外部処理プログラムである情報同期化
プログラムによって実行されることを特徴とするもので
ある。
【0018】また、本発明の第9の構成に係る情報同期
化方法は、請求項1ないし請求項8のいずれかの構成に
おいて、情報Bの変更を検出した際、変更前の情報Bを
記憶すると共に、変更が発生した旨の識別子を記憶する
ことにより、変更履歴を蓄積する第5ステップを行うこ
とを特徴とするものである。
【0019】また、本発明の第10の構成に係る情報同
期化方法は、請求項9の構成における識別子として、変
更後の情報Bに、変更前の情報Bに関する検索データを
付加するものであることを特徴とするものである。
【0020】また、本発明の第11の構成に係る情報同
期化方法は、請求項9の構成における識別子として、情
報Aが情報Bを参照しているとき、情報Bの参照元であ
る情報Aに、変更前の情報Bに関する検索データを付加
するものであることを特徴とするものである。
【0021】また、本発明の第12の構成に係る情報同
期化方法は、位置情報としてプログラム名を有し、その
位置情報を指定することによってサーバ上で実行され、
クライアントプログラムが、取り出すべき情報の情報名
とバージョン識別子を引数として与えることにより、当
該情報を取り出してクライアントプログラムに返送する
履歴サーチプログラムを用い、情報Bの変更時にその情
報Bに履歴サーチプログラムを指定するための位置情報
を記録する履歴管理機能を用いるものである。
【0022】また、本発明の第13の構成に係る情報同
期化方法は、位置情報としてプログラム名を有し、その
位置情報を指定することによってサーバ上で実行され、
クライアントプログラムが、取り出すべき情報の情報名
とバージョン識別子を引数として与えることにより、当
該情報を取り出してクライアントプログラムに返送する
履歴サーチプログラムを用い、情報Bの変更時にその情
報Bを参照している他の情報Aに履歴サーチプログラム
を指定するための位置情報を記録する履歴管理機能を用
いるものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明の実施の形態1による情報
同期化方法を図について説明する。図1は実施の形態1
による情報同期化方法を実施するための情報同期化シス
テムを示す構成図である。図において、101,10
2,103は情報、計算機401,計算機402はサー
バであり、計算機403はクライアントである。例えば
サーバ401は、情報101,102を管理するサーバ
プログラム202、情報同期化処理手段として例えばサ
ーバプログラム202内に組み込まれた情報同期化処理
部201、参照情報データベース501で構成されてい
る。サーバ402も同様で、情報103を管理するサー
バプログラム204、情報同期化処理手段として例えば
サーバプログラム204内に組み込まれた情報同期化処
理部203、参照情報データベース502で構成されて
いる。この例では、情報101は、同一のサーバプログ
ラム202の管理する情報102を参照しており、その
参照情報へのURL(位置情報:Universal Resource L
ocater)302を含んでいる。さらに情報101は、他
のサーバプログラム204の管理する情報103を参照
しており、その参照情報へのURL304を含んでい
る。同様に、情報102はURL301で情報101を
参照し、情報103はURL303で情報101を参照
している。クライアント403はクライアントプログラ
ム205で構成されており、サーバ401,402上の
情報を参照する。
【0024】サーバ401,402、およびクライアン
ト403はネットワークで接続されており、情報の送受
信が可能となっている。参照情報データベース501,
502は、それぞれのデータベースを含むサーバ40
1,402内の情報が、他の情報の位置情報によって参
照されている場合、参照されている情報に対応して、参
照元の計算機の名前、参照先情報を含むファイル名、フ
ァイル中の位置等を格納している。例えば、参照情報デ
ータベース501には、参照元のデータとして、情報1
01に対して、これを参照するURL301およびUR
L303を含むファイル名、ファイル中の位置、このフ
ァイルの存在する計算機名などが格納され、情報102
に対して、これを参照するURL302を含むファイル
名、ファイル中の位置、このファイルの存在する計算機
名などが格納されている。また、同様に、参照情報デー
タベース502には、参照元のデータとして、情報10
3に対して、これを参照するURL304を含むファイ
ル名、ファイル中の位置、このファイルの存在する計算
機名などが格納されている。
【0025】以上のようなサーバ401,402および
クライアント403がネットワーク上に存在し、各々の
情報101〜103は該情報中に存在する少なくとも1
つのURL301〜303によって、該情報自身または
他の情報との間に関連付けがなされている。これによ
り、ハイパーテキスト型の分散データベースを構成して
いる。
【0026】この様な形態のハイパーテキスト型データ
ベースの代表例として、ワールドワイドウェブ(World
Wide Web:以下、WWWと記す)が挙げられる。以下、
WWWにおける実施の形態について説明する。まず、同
一サーバ401中の情報101へのURL301を含む
情報102が存在したとき、URL301によって指示
されている参照先の情報101に対して、何らかの変更
が加えられた場合を考える。ここで、情報101に対す
る変更としては情報101の内容の変更、位置の移動、
名称の変更、削除などが考えられる。
【0027】WWWではURLはRFC1630の規定
に従って、次のような形式で表現される。 protocol://host/file#posi
tion ここで、 protocol: 該URLが参照している情報を提
供するサーバとの間で用いられる通信プロトコル名。例
えば、http,ftpなどが用いられる。 host : 該URLが参照している情報を提
供するサーバのホスト名。インターネット上ではドメイ
ンネームが用いられる。 file : 該URLが参照している情報を含
むファイル名。ファイル名はサーバプログラムが指定す
るディレクトリをルートとするパスネームで与えられ
る。 position: 該URLが参照している情報のフ
ァイル中の位置をあらわす識別子。 である。
【0028】この様にWWWにおけるURLは、主とし
てホスト名とファイル名の組から構成されるため、UR
Lが指し示す参照先の情報の名称の変更、該情報を含む
ディレクトリの名称の変更、該情報の削除、該情報の他
のディレクトリへの移動など(以下、これらの操作をま
とめて単に変更と記す)により、URLによる該情報の
検索が不能になる。また、URLは参照している情報の
ファイル中の位置を含むことも有り得るため、ファイル
の内容の変更によってもURLが無効となり得る。そこ
で、URLにより指し示される情報を保持している参照
先側のサーバプログラムが、管理下にある情報の変更な
どの発生を検出し、これを参照元の計算機上のサーバプ
ログラムに通知すれば、情報の一貫性,整合性が維持で
きるが、既存のWWWには通知を必要とする参照元を検
出する手段がない。そこで本実施の形態では参照情報デ
ータベースを備え、ここに、参照元情報を保持させるこ
とにより、参照元への通知を可能とした。この参照情報
データベースによって参照元を知り、参照元のURLを
適切に更新することで、ハイパーテキスト型データベー
スの一貫性を保つことができる。
【0029】以下、図2のフローチャートに基づき、情
報101に変更が発生した場合の情報同期化処理部20
1の処理手順について詳しく説明する。 1.情報同期化処理部201は、サーバプログラム20
2の管理下にある情報の作成された日時情報などのオペ
レーティングシステムによって提供される更新情報を定
期的に参照することにより、変更の発生を検出する(S
T1)。ST1の判定で、情報同期化処理部201は情
報101の変更を検出したとする。 2.変更の発生を検出した情報同期化処理部201は、
参照情報データベース501を検索し(ST2)、変更
の発生した情報101を参照しているURL301,3
03を保持しているサーバ401,402のサーバ名を
得る。 3.参照元計算機がローカル(同一サーバ)であるかリ
モート(ネットワークで結合された別のサーバ)である
かを判断する(ST3)。 a)URL301のように参照元が同一サーバ401内
に存在する場合、変更内容に応じてURL301を更新
することで、URLが無効になることを防ぐ。また、参
照先情報101が削除された場合は、URL301を削
除し、URL301を参照する要求があった場合に
は、’削除されました’など、参照先が削除された旨を
表示するなどの措置をとる(ST4)。 b)URL303のように参照元が別のサーバ402上
に存在する場合、サーバ402上のサーバプログラム2
04に対して、変更の発生した情報101,新たなUR
L,変更の内容や種別などを通知する(ST5)。変更
通知を受けたサーバプログラム204は、情報同期化処
理部203によって、変更内容に応じてURL303を
変更する。これにより、URL303が無効になること
を防ぐ。また、参照先情報101が削除された場合は、
URL303を削除し、URL303を参照する要求が
あった場合には、’削除されました’など、参照先が削
除された旨を表示するなどの措置をとる(ST6)。
【0030】以上のように、この実施の形態による情報
同期化方法では、ハイパーテキスト型分散データベース
において、情報が変更された時、この情報を参照してい
るURLを自動的に変更して同期化するので、データベ
ースの一貫性,整合性を自動的に保つことができ、情報
間の依存関係が崩れるのを防ぐことができる。
【0031】なお、上記実施の形態では、3台の計算機
が結合されているネットワークについて説明したが、1
台の計算機で構成されていても良く、この場合はネット
ワークを構成する必要はない。また、サーバ401,4
02がクライアントプログラム205を有していてもよ
く、この場合その計算機はサーバであると同時にクライ
アントでもある。
【0032】実施の形態2.実施の形態1ではサーバプ
ログラムに情報同期化処理部を組み込んで、この処理部
によって情報の変更の検出と他のサーバプログラムへの
伝達とURLの更新を行っている。しかし、WWWのよ
うにすでにインターネット上に構築され、利用されてい
る分散データベースにおいては、直ちにサーバプログラ
ムを変更し、上記に示したような機能を追加することは
困難である。また、WWWでは多くの種類のサーバプロ
グラムが存在し、これらの中にはオブジェクトの形式で
配布され、変更が容易でないものも多く用いられてい
る。そこで、この実施の形態では情報同期化処理手段を
サーバプログラムとは別の外部プログラムによって構成
し、この外部プログラムである情報同期化プログラムで
情報の変更を検出し、他のサーバプログラムへ伝達し、
URLを更新する。
【0033】図3は実施の形態2による情報同期化方法
を実施するための情報同期化システムを示す構成図であ
る。図において、206はサーバ401に含まれる情報
同期化プログラム、207はサーバ402に含まれる情
報同期化プログラムである。この情報同期化プログラム
206,207は、それぞれサーバプログラム202,
204とは独立して処理を行う外部プログラムである。
【0034】以下、図4のフローチャートに基づき、情
報101に変更が発生した場合の情報同期化プログラム
206の処理手順について詳しく説明する。 1.情報同期化プログラム206は、サーバプログラム
202の管理下にある情報の作成された日時情報などを
定期的に参照することにより、変更の発生を検出する
(ST1)。ST1の判定で、情報同期化プログラム2
06は情報101の変更を検出したとする。 2.変更の発生を検出した情報同期化プログラム206
は、参照情報データベース501を検索し(ST2)、
変更の発生した情報101を参照しているURL30
1,303を保持しているサーバ401,402のサー
バ名を得る。 3.参照元計算機がローカル(同一サーバ)であるかリ
モート(ネットワークで結合された別のサーバ)である
かを判断する(ST3)。 a)URL301のように参照元が同一サーバ401内
に存在する場合、変更内容に応じてURL301を更新
することで、URLが無効になることを防ぐ。また、参
照先情報101が削除された場合は、URL301を削
除し、URL301を参照する要求があった場合に
は、’削除されました’など、参照先が削除された旨を
表示するなどの措置をとる(ST4)。 b)URL303のように参照元が別のサーバ402上
に存在する場合、サーバ402上の情報同期化プログラ
ム207に対して、変更の発生した情報101,新たな
URL,変更の内容や種別などを通知する(ST1
5)。変更通知を受けた情報同期化プログラム207
は、変更内容に応じてURL303を変更する。これに
より、URL303が無効になることを防ぐ。また、参
照先情報101が削除された場合は、URL303を削
除し、URL303を参照する要求があった場合に
は、’削除されました’など、参照先が削除された旨を
表示するなどの措置をとる(ST16)。
【0035】以上のように、情報同期化プログラムを使
用することにより、ハイパーテキスト型分散データベー
スシステムがすでに構築され運用されている場合におい
ても、システムの変更を行うことなく、情報が変更さ
れ、この情報を参照しているURLを自動的に変更して
同期化するので、データベースの一貫性,整合性を自動
的に保つことができ、情報間の依存関係が崩れるのを防
ぐことができる。
【0036】ここで、この情報同期化方法を実現するサ
ーバの構成は各々のサーバごとに異なり、情報同期化プ
ログラムを有するサーバと、サーバプログラムに情報同
期化処理部を含んだサーバが混在する状況になり得る。
この様な場合に備えて、情報同期化処理部を有するサー
バプログラムと情報同期化プログラムとは、互いに情報
交換を行えるように構成するのが好ましい。即ち、それ
ぞれが同様のプロトコルを用いれば、通常の実装では相
手がサーバプログラムであるか情報同期化プログラムで
あるかを意識する必要はない。
【0037】実施の形態3.前記のようにRFC163
0の規定を基にして記述された、各情報が保持している
URLは、参照元から参照先への一方的なリンクである
ため、参照先情報(被参照情報)は参照元を知る手段が
ない。実施の形態1,2においては参照先側の情報同期
化処理手段によって、参照元の情報を有するサーバ名を
得るために参照情報データベースを検索しているが、こ
の実施の形態では、参照情報データベースを作成,維持
する方法の一例について、図5,図6,図7のフローチ
ャートに基づいて説明する。
【0038】これは以下のような方法により可能とな
る。情報の変更は実施の形態1,2のように、サーバプ
ログラムの情報同期化処理部または情報同期化プログラ
ムにより検出されるため、図5に示すST1のチェック
で情報の変更を検出した際に、参照情報データベース更
新ルーチン(ST7)で変更の内容を調べる。この参照
情報データベース更新ルーチンの詳細を図6に示す。S
T21で情報の変更の有無と変更の内容をチェックし、
URLの追加・削除・変更のいずれかである場合にはそ
のURLの参照先の参照情報データベースにその変更内
容を記録しておく必要がある。そこで、参照先計算機上
のサーバプログラムに通知し(ST23)、参照先側の
計算機上で参照情報データベースを更新する(ST2
4)。
【0039】実際の更新処理は、参照先側の計算機のサ
ーバプログラムまたは情報同期化プログラムで図7のフ
ローチャートに従って更新する。ST25で情報の変更
内容をチェックする。そして、変更内容に応じて以下の
ような処理を行う。 1.変更内容が新たなURLの追加である場合(ST2
6:Yes)、参照情報データベースに参照元位置情報
を追加する(ST27)。 a)追加されるURLの参照先が同一計算機内であれ
ば、変更を検出したサーバプログラムまたは情報同期化
プログラムが管理する参照情報データベースにURLの
追加を記録する。 b)追加されるURLの参照先が同一計算機内でなけれ
ば、参照先サーバ上のサーバプログラムまたは情報同期
化プログラムにURLによる参照が追加された旨を通知
し、通知を受けたサーバプログラムまたは情報同期化プ
ログラムは該プログラム管理下の参照情報データベース
にURLの追加を記録する。
【0040】2.変更内容が既存のURLの削除である
場合(ST28:Yes)、参照情報データベースから
参照元位置情報を削除する(ST29)。 a)削除されるURLの参照先が同一計算機内であれ
ば、変更を検出したサーバプログラムまたは情報同期化
プログラムが管理する参照情報データベースから該当す
るURLの記録を削除する。 b)削除されるURLの参照先が同一計算機内でなけれ
ば、参照先サーバ上のサーバプログラムまたは情報同期
化プログラムにURLによる参照が削除された旨を通知
し、通知を受けたサーバプログラムまたは情報同期化プ
ログラムは該プログラム管理下の参照情報データベース
から該当するURLの記録を削除する。
【0041】3.変更内容が既存のURLの変更である
場合(ST30:Yes)、参照情報データベースの参
照元位置情報を変更する(ST31)。URLの変更
は、既存URLの削除と新規URLの追加として取り扱
う。従って、上記の追加と削除の組み合わせとして処理
すればよい。
【0042】4.変更内容が上記以外の場合 参照情報データベースの更新の必要がないため、何もし
なくてよい。
【0043】なお、ST2から後の処理は実施の形態
1,2と同様であるが、図5におけるST15,ST1
6で示すように、参照元計算機が他のサーバのとき、参
照元に通知して参照元の位置情報を更新するのである
が、この参照元は実施の形態1のようにサーバプログラ
ムの情報同期化処理部でもよいし、実施の形態2のよう
に情報同期化プログラムでもよい。このように情報の変
更を検出した際、その変更がURLの追加・削除・変更
のいずれかである場合、そのURLの参照先の参照情報
データベースにおける参照元のデータを変更することに
より情報を同期化でき、参照情報データベースの維持管
理が自動化できる。
【0044】実施の形態4.実施の形態1および実施の
形態2ではサーバプログラムまたは情報同期化プログラ
ムが、情報に変更が発生したかどうかを定期的に検査す
ることで変更検出を行っている。この方法では、サーバ
配下の全情報について検査を行うため、情報量が増大す
るにしたがって変更検出の負荷も増大し、また、変更検
出の遅れも大きい。この実施の形態では、情報の1つ1
つを定期的に検索せずに、情報の変更を変更の発生した
情報から受動的に検出する方法について説明する。
【0045】これは以下のように構成することにより実
現することができる。図8はこの実施の形態による処理
を説明する説明図であり、図では、外部プログラムとし
て設けられた情報同期化プログラムを用いて処理する構
成を示している。WWWのサーバとしてはUNIXをオ
ペレーティングシステムとする計算機を用いる場合が多
いが、この様な計算機においては、多くの場合ネットワ
ークファイルシステム(Network File System :NF
S)702がサポートされている。NFSはNFSサー
バとNFSクライアントから構成される。NFSクライ
アントはユーザプログラムからのファイルアクセスを検
出し、NFSサーバに伝達する機能がある。NFSクラ
イアントはUNIXオペレーティングシステム上ではユ
ーザレベルのプロセスとして実装されており、そのた
め、オペレーティングシステムにはユーザプログラムか
らのファイルアクセスを検出し、NFSサーバに通知す
る手段が用意されている。
【0046】上記の機構を利用し、情報同期化処理部を
有するサーバプログラムまたは情報同期化プログラムを
NFSサーバプログラムとしてオペレーティングシステ
ムに登録することで、ファイルのアクセス通知を受け取
ることができる。図9はこの処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【0047】具体的には以下の処理に従って実現でき
る。 1.WWWサーバは全ての情報、図8では情報101,
102を特定のディレクトリ以下に格納する。 2.情報同期化プログラム201またはサーバプログラ
ム202を、情報を格納している上記特定のディレクト
リのNFSプログラムとして、オペレーティングシステ
ムに登録する(ST8)。そして、イベント発生受信待
ちになる(ST9)。 3.登録したディレクトリ以下のファイルに対して、ユ
ーザプログラム701がアクセスすると、NFS702
を介して情報同期化プログラム201に通知が来る。例
えば遠隔手続き呼ぶ出し(Remote Procedure Call :R
PC)の呼び出しが発生する。 4.情報同期化プログラム201は、この通知をもとに
情報の変更を検出し、図9のST1から後の処理を行
う。この処理は実施の形態3と同様である。
【0048】実施の形態1,実施の形態2の情報同期化
方法に、以上のような変更検出を適用することで、サー
バプログラムまたは情報同期化プログラムが情報の変更
検出を、容易に、より迅速に、かつ計算機に負荷をかけ
ずに行うことができ、変更検出の時間的遅れを最小限に
できる。なお、NFSのような機能が提供されていない
システムでも、アクセス通知を受けたい情報の範囲を決
定し、ファイルのアクセスに応答して情報同期化プログ
ラムなどに通知を行うプログラムを組み込むことによ
り、同様に処理することができる。
【0049】実施の形態5.実施の形態1,実施の形態
2,または実施の形態4では、サーバプログラムの情報
同期化処理部、または情報同期化プログラムによって情
報の変更を検出している。この実施の形態ではこの変更
検出情報を利用して、サーバプログラムまたは情報同期
化プログラムが変更を検出するたびに、変更のあった情
報を保存することにより、変更履歴を自動的に蓄積する
ようにしたものである。
【0050】図10は実施の形態5による履歴管理処理
を実施する情報同期化システムを示す構成図、図11は
その処理手順を示すフローチャートである。図におい
て、601,602はそれぞれサーバ401,402に
含まれ、そのサーバにおいて履歴管理処理を行う履歴管
理システムである。図11に示すように、情報の変更を
検出した時点で、履歴管理処理を行う(ST10)。そ
の他の処理は実施の形態1〜4と同様である。図12は
履歴管理処理をさらに詳しく示すフローチャートであ
る。ST11で、その情報を参照している他の情報の有
無により、情報の変更内容が履歴管理対象かどうかを判
断する。具体的には、例えば変更された情報が図10に
示すサーバ401に含まれる情報101である場合、参
照情報データベース501を検索して、変更された情報
を参照する位置情報が他の情報に記載されているかどう
かを調べる。その結果、情報102のように情報101
を参照する位置情報301が存在する場合は履歴管理対
象とする。そして履歴管理対象の場合、変更された情報
をその情報を管理する履歴管理システム601,602
に渡し、履歴管理システム601,602で変更履歴を
保存する(ST12)。次に、ST13では変更前の情
報を参照できるようにするため、旧バージョン参照用の
位置情報を生成する。
【0051】そして、この旧バージョン参照用の位置情
報を、変更後の情報101に記録する。これにより、旧
バージョンの情報101の検索が、変更後の情報101
を参照することにより可能となる。また、情報101を
参照している他の計算機上の情報103に情報101の
旧バージョン参照用の位置情報を記録するようにすれ
ば、情報103から情報101の旧バージョンの検索が
可能となる。
【0052】このような情報の履歴管理を行うことによ
って、情報が部分的に変更されて参照元情報が期待して
いる情報が消失している場合でも、データベースとして
の価値の低下を防止できる。即ち、例えば、ある情報A
が別の情報Bを参照しており、情報Aが別の情報Bに対
するURLを保持しており、さらに情報Cは情報Aを参
照しており、情報Aを指すURLを保持しているとす
る。情報Aから情報Bに対するURLが削除された場合
で、情報CのURLが情報Bへの到達を期待して記録さ
れたものであったとすると、履歴管理システムで保存し
ている情報から情報Aを探しだし、これに基づいて情報
Bに到達できる。さらに、ユーザの希望する任意のバー
ジョンの情報を取り出すことができる。
【0053】このように、サーバプログラムの情報同期
化処理部または情報同期化プログラムが情報の追加、削
除、変更等の更新を検出した際に、更新の発生した情報
を履歴管理システム601,602に引き渡すことで、
情報の変更履歴の記録を自動化できる。
【0054】なお、サーバプログラム202,204と
独立した外部プログラムとして履歴管理システム60
1,602を設ける代わりに、サーバプログラムまたは
情報同期化プログラムが直接変更履歴の保存処理を行っ
てもよい。また、SCCS(Source Code Control Syst
em)やRCS(Revision ControlSystem)のような既存
の履歴管理システムに変更のあった情報を引き渡すこと
で、履歴管理をより容易にかつ汎用的な手段で実現する
ことができる。さらに例えば、実施の形態3では情報の
変更箇所を1つ1つチェックすることを想定している
が、この時対象となる情報が履歴管理システム601,
602で変更前の情報が保存されていれば、オペレーテ
ィングシステムのファイル比較機能を使用して変更前の
情報との差分をとることにより、変更箇所を容易に知る
ことができる。また、上記説明では、変更の発生したフ
ァイルが他から参照されている場合にその情報を履歴管
理対象であると判断しているが、ユーザから履歴管理対
象と扱う情報を指示し、その情報に履歴管理対象である
識別子を付加し、この識別子の有無で判断するように構
成してもよい。
【0055】実施の形態6.この実施の形態は、ハイパ
ーテキスト型分散データベースにおいて、情報の追加、
変更、削除等の更新が発生した際の履歴管理を、URL
の参照によって実行される履歴サーチプログラムによっ
て自動化したものである。
【0056】サーバが管理する情報のURLには履歴サ
ーチプログラムを指定しておく。この履歴サーチプログ
ラムは、URLの指定によって実行する際に、取り出し
たい情報の識別子とバージョンの識別子とを引数として
受け取り、この引数に応じてクライアントプログラムか
ら指定されたバージョンの情報を、保存している変更履
歴から取り出し、クライアントプログラムに転送する機
能を有するものである。この時サーバはクライアントプ
ログラムからのリクエストに対して、指定されたURL
が履歴サーチプログラムであるかどうかを判断する。判
断の結果、履歴サーチプログラムであればこれを実行
し、実行結果をリクエストに対する返答として返送す
る。この仕様は、例えばWWWではCGI(Common Gat
eway Interface)と呼ばれる方法で実現でき、その場
合、履歴サーチプログラムは、旧バージョン取り出しの
ためのCGIスクリプトとなる。
【0057】旧バージョンを取り出すため、例えば変更
の発生した情報自身に、履歴サーチプログラムへのUR
Lを記述する方法を用いたものの処理動作を説明する。
図13は、変更履歴検索のためのURLを付加するとき
の処理の流れを示すフローチャートであり、情報の変更
が発生した場合に起動されるものである。今、情報10
1に変更が発生したとする。ST41で変更された情報
に対する履歴サーチプログラムを生成し、ST42で変
更の発生した情報、例えば情報101中に履歴サーチプ
ログラムへのURLを付加する。このように、情報10
1中に履歴サーチプログラムへのURLを付加しておけ
ば、参照元から当該URLが参照された際、履歴サーチ
プログラムが実行され、旧バージョンの情報が取り出さ
れて、参照元に返送される。
【0058】また、図14は、旧バージョンを取り出す
ため、例えば変更の発生した情報自身に、履歴サーチプ
ログラムへのURLを記述することに加え、変更の発生
した情報を参照している情報に、この履歴サーチプログ
ラムへのURLを記述する方法を用いたものの処理動作
を示したものである。情報の変更が発生した場合に起動
され、ST41で変更された情報に対する履歴サーチプ
ログラムを生成する。ST42で変更の発生した情報、
例えば情報101中に履歴サーチプログラムへのURL
を付加する。さらに、参照元にも知らせるかどうかを判
断し(ST43)、知らせない場合は終了する。参照元
にも知らせる場合には、ST44,ST45で参照元に
通知する処理を行うが、このフローチャートでは、参照
元がネットワークで接続されている他のサーバで管理さ
れている情報、例えば情報303に通知する場合を説明
する。ST44では参照元サーバプログラムまたは参照
元の情報同期化プログラムに履歴サーチプログラムへの
URLを通知する。この通知を受け、ST45で参照元
の情報103に履歴サーチプログラムへのURLを記述
する。このように情報103中に履歴サーチプログラム
へのURLが記述されていれば、履歴サーチプログラム
のURLであると認識した際、この履歴サーチプログラ
ムが実行され、旧バージョンの情報が取り出されて、参
照元に返送される。
【0059】前述の変更の発生した情報に履歴サーチプ
ログラムへのURLを付加する方法では、その情報を参
照した時点ではじめて旧バージョンがあるということが
認識できるのであるが、参照元の情報にも履歴サーチプ
ログラムへのURLを知らせる方法では、参照元で予め
旧バージョンがあることが認識できるので、特に他の計
算機内の情報を参照している場合にスムーズに早く希望
のバージョンの情報を参照することができる。この参照
元に通知するか否かは、予めシステムで決定しておいて
もよいし、オプションでその都度振り分けるように構成
してもよい。
【0060】上記の構成では、履歴サーチプログラムへ
必要とするバージョンの識別子を引数として引き渡すこ
とで、任意のバージョンの情報を取り出すことができ
る。
【0061】上記のように、履歴管理システムに変更履
歴が保存されている情報に関しては変更のあった情報ま
たはその情報を参照している情報に旧バージョン取得の
ためのURLを付加することで、ユーザは現在の情報の
みならず変更過程の情報の中で、任意の旧バージョン情
報を随時取り出すことができる。例えばURLが削除さ
れた場合でも削除前の情報を取り出すことで、URLに
よるリンクがとぎれるのを防ぐことができる。
【0062】
【発明の効果】上記のように、本発明の第1の構成によ
れば、情報A内に同一計算機内または他の計算機内の情
報Bを参照する位置情報Cを格納して情報A,B間の関
連を表現するハイパーテキスト型の分散データベースに
おいて、情報Bが含まれている計算機に情報Bの参照元
である位置情報Cの存在場所を示すデータを保存する参
照情報データベースを備え、情報Bの変更を検出する第
1ステップを行ない、第1ステップで検出した情報Bの
変更状態に基づき、参照情報データベースを検索して、
情報Bの参照元である位置情報Cの存在場所を示すデー
タを得る第2ステップ、及び位置情報Cの存在場所を示
すデータに基づいて位置情報Cを更新する第3ステップ
を行なうことにより、情報Bの更新に基づく位置情報C
の更新を自動的にでき、データベースの一貫性を保つこ
とができる情報同期化方法が得られる効果がある。
【0063】また、本発明の第2の構成によれば、第1
の構成において、オペレーティングシステムによって提
供される更新情報を定期的に参照して、情報Bの変更を
検出することにより、データベースの一貫性を保つこと
ができる情報同期化方法が得られる効果がある。
【0064】また、本発明の第3の構成によれば、第1
の構成において、情報Bに対して操作が発生した時、そ
の操作の発生を情報Bが含まれている計算機に通知する
機構を備え、この通知によって情報Bの変更を検出する
ことにより、計算機にかかる負荷を低減して、データベ
ースの一貫性を保つことができる情報同期化方法が得ら
れる効果がある。
【0065】また、本発明の第4の構成によれば、請求
項1ないし請求項3のいずれかの構成において、情報A
内で、情報Bを参照する別の位置情報Dが追加または変
更または削除された場合、その位置情報Dの参照先であ
る情報Bが含まれる計算機の参照情報データベースに対
して、位置情報Dの存在場所を示すデータを追加または
変更または削除する第4ステップにより、参照情報デー
タベースを構築することにより、参照情報データベース
を自動的に構築し、データベースの一貫性を保つことが
できる情報同期化方法が得られる効果がある。
【0066】また、本発明の第5の構成によれば、請求
項1ないし請求項4のいずれかの構成において、情報A
と情報Bは、同一の計算機内に含まれている場合に、第
3ステップは、情報A,Bが含まれている計算機で、情
報Bを参照している位置情報Cを更新する動作であるこ
とにより、データベースの一貫性を保つことができる情
報同期化方法が得られる効果がある。
【0067】また、本発明の第6の構成によれば、請求
項1ないし請求項4のいずれかの構成において、情報A
と情報Bは、互いに異なる計算機内に含まれている場合
に、第3ステップは、情報Aを格納する計算機に対して
参照先の情報Bに変更があった旨を通知し、この通知を
受けて情報Aが含まれている計算機で、情報Bを参照し
ている位置情報Cを更新する動作であることにより、デ
ータベースの一貫性を保つことができる情報同期化方法
が得られる効果がある。
【0068】また、本発明の第7の構成によれば、請求
項1ないし請求項6のいずれかの構成において、各ステ
ップは、計算機を制御するサーバプログラム内に組み込
まれた情報同期化処理部によって実行されることによ
り、データベースの一貫性を保つことができる情報同期
化方法が得られる効果がある。
【0069】また、本発明の第8の構成によれば、請求
項1ないし請求項6のいずれかの構成において、各ステ
ップは、計算機を制御するサーバプログラムとは独立し
た外部処理プログラムである情報同期化プログラムによ
って実行されることにより、すでに運用されているシス
テムにも容易に組み込むことができ、データベースの一
貫性を保つことができる情報同期化方法が得られる効果
がある。
【0070】また、本発明の第9の構成によれば、請求
項1ないし請求項8のいずれかの構成において、情報B
の変更を検出した際、変更前の情報Bを記憶すると共
に、変更が発生した旨の識別子を記憶することにより、
変更履歴を蓄積する第5ステップを行うことにより、必
要に応じて変更履歴を保存し、データベースの一貫性を
保つことができる情報同期化方法が得られる効果があ
る。
【0071】また、本発明の第10の構成によれば、請
求項9の構成における識別子として、変更後の情報B
に、変更前の情報Bに関する検索データを付加すること
により、情報の変更が発生しても、変更履歴を遡って参
照することができ、データベースの一貫性を保つことが
できる情報同期化方法が得られる効果がある。
【0072】また、本発明の第11の構成によれば、請
求項9の構成における識別子として、情報Aが情報Bを
参照しているとき、情報Bの参照元である情報Aに、変
更前の情報Bに関する検索データを付加することによ
り、情報の変更が発生しても、変更履歴を遡って比較的
容易に参照することができ、データベースの一貫性を保
つことができる情報同期化方法が得られる効果がある。
【0073】また、本発明の第12の構成に係る情報同
期化方法は、位置情報としてプログラム名を有し、その
位置情報を指定することによってサーバ上で実行され、
クライアントプログラムが、取り出すべき情報の情報名
とバージョン識別子を引数として与えることにより、当
該情報を取り出してクライアントプログラムに返送する
履歴サーチプログラムを用い、情報Bの変更時にその情
報Bに履歴サーチプログラムを指定するための位置情報
を記録する履歴管理機能を用いることにより、情報の変
更が発生しても、変更履歴を遡って任意のバージョンの
情報を参照することができ、データベースの一貫性を保
つことができる情報同期化方法が得られる効果がある。
【0074】また、本発明の第13の構成に係る情報同
期化方法は、位置情報としてプログラム名を有し、その
位置情報を指定することによってサーバ上で実行され、
クライアントプログラムが、取り出すべき情報の情報名
とバージョン識別子を引数として与えることにより、当
該情報を取り出してクライアントプログラムに返送する
履歴サーチプログラムを用い、情報Bの変更時にその情
報Bを参照している他の情報Aに履歴サーチプログラム
を指定するための位置情報を記録する履歴管理機能を用
いることにより、情報の変更が発生しても、変更履歴を
遡って比較的容易に任意のバージョンの情報を参照する
ことができ、データベースの一貫性を保つことができる
情報同期化方法が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による情報同期化方法
に係る構成図である。
【図2】 実施の形態1に係わる処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図3】 本発明の実施の形態2による情報同期化方法
に係る構成図である。
【図4】 実施の形態2に係わる処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態3に係り、変更の発生し
た計算機上での参照情報データベース更新処理の流れを
示すフローチャートである。
【図6】 実施の形態3に係り、参照情報データベース
更新処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】 実施の形態3に係り、参照情報データベース
更新処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態4に係わり、情報同期化
プログラムをネットワークファイルシステムに登録した
場合の処理を示す説明図である。
【図9】 実施の形態4に係わり、情報同期化プログラ
ムをネットワークファイルシステムに登録した場合の履
歴管理処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態5による情報同期化方
法に係る構成図である。
【図11】 実施の形態5に係わる履歴管理処理を含む
処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】 実施の形態5に係わる履歴管理処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図13】 本発明の実施の形態6に係わる履歴管理検
索のための位置情報を付加する場合の処理の流れを示す
フローチャートである。
【図14】 実施の形態6に係わる履歴管理検索のため
の位置情報を付加する場合の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
101,102,103 情報、201,203 情報
同期化処理部、202,204 サーバプログラム、2
05 クライアントプログラム、206,207 情報
同期化プログラム、301,302,303,304
位置情報、401,402,403 計算機、501,
502 参照情報データべース、601,602 履歴
管理システム。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報A内に同一計算機内または他の計算
    機内の情報Bを参照する位置情報Cを格納して上記情報
    A,B間の関連を表現するハイパーテキスト型の分散デ
    ータベースにおいて、上記情報Bが含まれている計算機
    に上記情報Bの参照元である上記位置情報Cの存在場所
    を示すデータを保存する参照情報データベースを備え、
    上記情報Bの変更を検出する第1ステップを行ない、第
    1ステップで検出した上記情報Bの変更状態に基づき、
    上記参照情報データベースを検索して、上記情報Bの参
    照元である上記位置情報Cの存在場所を示すデータを得
    る第2ステップ、及び上記位置情報Cの存在場所を示す
    データに基づいて上記位置情報Cを更新する第3ステッ
    プを行なうことを特徴とする情報同期化方法。
  2. 【請求項2】 オペレーティングシステムによって提供
    される更新情報を定期的に参照することにより、上記情
    報Bの変更を検出することを特徴とする請求項1記載の
    情報同期化方法。
  3. 【請求項3】 上記情報Bに対して操作が発生した時、
    その操作の発生を上記情報Bが含まれている計算機に通
    知する機構を備え、上記通知によって上記情報Bの変更
    を検出することを特徴とする請求項1記載の情報同期化
    方法。
  4. 【請求項4】 上記情報A内で、上記情報Bを参照する
    別の位置情報Dが追加または変更または削除された場
    合、その位置情報Dの参照先である上記情報Bが含まれ
    る計算機の参照情報データベースに対して、上記位置情
    報Dの存在場所を示すデータを追加または変更または削
    除する第4ステップにより、上記参照情報データベース
    を構築することを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれかに記載の情報同期化方法。
  5. 【請求項5】 上記情報Aと上記情報Bは、同一の計算
    機内に含まれている場合に、上記第3ステップは、上記
    情報A,Bが含まれている計算機において、上記情報B
    を参照している上記位置情報Cを更新する動作であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の情報同期化方法。
  6. 【請求項6】 上記情報Aと上記情報Bは、互いに異な
    る計算機内に含まれている場合に、上記第3ステップ
    は、上記情報Aを格納する計算機に対して参照先の上記
    情報Bに変更があった旨を通知し、この通知を受けて上
    記情報Aが含まれている計算機において、上記情報Bを
    参照している上記位置情報Cを更新する動作であること
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の情報同期化方法。
  7. 【請求項7】 上記各ステップは、計算機を制御するサ
    ーバプログラム内に組み込まれた情報同期化処理部によ
    って実行されることを特徴とする請求項1ないし請求項
    6のいずれかに記載の情報同期化方法。
  8. 【請求項8】 上記各ステップは、計算機を制御するサ
    ーバプログラムとは独立した外部処理プログラムである
    情報同期化プログラムによって実行されることを特徴と
    する請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の情報同
    期化方法。
  9. 【請求項9】 上記情報Bの変更を検出した際、変更前
    の上記情報Bを記憶すると共に、変更が発生した旨の識
    別子を記憶することにより、変更履歴を蓄積する第5ス
    テップを行うことを特徴とする請求項1ないし請求項8
    のいずれかに記載の情報同期化方法。
  10. 【請求項10】 上記識別子は、変更後の上記情報B
    に、変更前の上記情報Bに関する検索データを付加する
    ものであることを特徴とする請求項9記載の情報同期化
    方法。
  11. 【請求項11】 上記識別子は、上記情報Aが上記情報
    Bを参照しているとき、上記情報Bの参照元である上記
    情報Aに、変更前の上記情報Bに関する検索データを付
    加するものであることを特徴とする請求項9記載の情報
    同期化方法。
  12. 【請求項12】 位置情報としてプログラム名を有し、
    その位置情報を指定することによってサーバ上で実行さ
    れ、クライアントプログラムが、取り出すべき情報の情
    報名とバージョン識別子を引数として与えることによ
    り、当該情報を取り出して上記クライアントプログラム
    に返送する履歴サーチプログラムを用い、情報Bの変更
    時にその情報Bに上記履歴サーチプログラムを指定する
    ための位置情報を記録する履歴管理機能を用いる情報同
    期化方法。
  13. 【請求項13】 位置情報としてプログラム名を有し、
    その位置情報を指定することによってサーバ上で実行さ
    れ、クライアントプログラムが、取り出すべき情報の情
    報名とバージョン識別子を引数として与えることによ
    り、当該情報を取り出して上記クライアントプログラム
    に返送する履歴サーチプログラムを用い、情報Bの変更
    時にその情報Bを参照している他の情報Aに上記履歴サ
    ーチプログラムを指定するための位置情報を記録する履
    歴管理機能を用いる情報同期化方法。
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