JP2010538354A - データベースシステムにおける方法および装置 - Google Patents

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Abstract

データベースにおける修正とデータクエリの処理とを円滑化するための方法および通信データベースシステム。データベース(300)は、多様なオブジェクトについてのオリジナルデータを有するデータエントリを持つオリジナルデータセット(300a)と、少なくとも一部のオブジェクトについての更新データを有するデータエントリを持つ少なくとも1つの補助的データセット(300b,c)とを備える。どちらのデータセットの中のデータエントリにも、各エントリがどちらのデータセットに属するかを示すデータセットタグ(0,1,2)が含まれる。クエリ実行論理(A,B)が,要求されたデータエントリの中のデータを求めるクエリを行うと、要求されたデータエントリのデータが、データエントリの中のデータセットタグに基づいて判定されたデータセットから取得される。

Description

本発明は一般に、通信データベースシステムにおいて、データクエリの管理およびデータ修正操作の柔軟性を増加させて円滑化するであろう方法および装置に関する。
通信システムでは、通信端末の加入者またはユーザについての多様なデータエントリのかたちで各種のデータを記憶するために大規模データベースが用いられており、権限のある要求側当事者、例えば他の端末ユーザやアプリケーションやサービスや各種のネットワークノードは、それらを検索することができる。本記述において、「要求側当事者」という用語は一般に、データベースからデータを検索するいずれかのエンティティを表すために用いられる。
記憶されるデータは、例えば、電話番号、加入設定、端末仕様、ユーザ選好等の翻訳またはマッピングに関連してもよい。一定のタイプのデータについてのデータベースの中のエントリは、すべてのユーザについてそのようなデータを含んでおり、その場合、各データエントリは、典型的には特定のユーザに関連付けられる。また、データは、個々のユーザ以外のエンティティ、例えば一般に「オブジェクト」と呼ばれるユーザグループ、サービス、ネットワークノード、装置要素等についても、このようなやり方で記憶されてよい。
そのようなデータベースにおいて、対応するオブジェクトの多数のデータエントリについて大規模な修正を行うことは、例えば、性能、柔軟性、整合性、展開に要する時間、作業負荷に関連する、さまざまな問題に結び付く可能性がある。
例えば、データベース内の多数のオブジェクトについて一定のタイプのデータを更新して他のタイプのデータと置換する場合、例えば、加入者についての回線交換型電話番号とパケット交換型アドレスとのマッピングの場合、データエントリは、1つずつ変更されなければならず、従って変更はデータベース全体を通して限られた速度で進行するであろう。データベースがアクティブであってデータクエリが利用可能な時間帯にこれらの変更が行われる場合、一部のデータエントリは更新されるが他は更新されず、結果として不整合やデータ検索エラーの恐れが生じるであろう。非常に大規模なデータベースについては、このプロセスが完了するまでに時間がかかる可能性がある。
構成エラー等の場合には、さらに、実行済みの更新を「ロールバック」する必要が生じる可能性があり、それは、個別のデータエントリを1つずつ元に戻すのに要する時間によって制限される。場合によっては、エラーおよび不整合を避けるために、すべてのエントリが適切に更新されるまで、データベースを要求から閉鎖しておくことすら必要になる可能性がある。また、新規のデータエントリは、オリジナルデータベースが閉鎖されている間に追加されるため、完全に新しいデータベースから利用可能にされることもありうるであろうから、すなわち、更新されないエントリからはデータが利用できないことになるであろう。
データタイプを変更する場合のもう1つの自明の選択肢は、すべての加入者についてデータエントリを追加することによって新たな別個のデータベースを構築する間、可能ならばオリジナルデータベースをそのまま実行させ続け、次いで、完了した時に、瞬時にオリジナルデータベースから新規データベースへと切り替えることである。後者の場合、オリジナルデータベースは、不整合とエラーとを避けるため、新規の更新済みのデータベースと一度の操作で置換してもよいが、そうすると、もちろん、新たなタイプのデータをシステム内に展開することが、すべての加入者について新規データベースが完成するまで、遅れるであろう。
さらに、この既知の解決策では、新規データベースをアクティブにすることができて旧データベースが閉鎖されるまでは2つのデータベースを維持しなければならず、それは、いかなるプロビジョニング操作も、それらの同期を維持するため、両方のデータベースの中で行われなければならないことを意味する。新規データベース内では、古いエントリが変更されるか否かに関らず、すべてのエントリが作成されなければならない。従って、普通なら大規模なデータベースの中でエントリの一部分だけが更新されることになる場合、他の諸エントリについても同じデータを旧データベースから新規データベースにコピーする作業負荷を考えると、この選択肢は適切ではない。
従って、新規データがいつどのようにして利用可能になるかに関して、上記の選択肢のいずれを選択しても、柔軟性の余地はない。また、あるタイプのデータを一定の要求側当事者に提示し、別のタイプのデータをそれ以外の当事者に提示することも望ましいであろうが、それを既知のデータベースシステムで行うことは、不可能ではないにしても、かなり複雑である。
図1は、オリジナルデータエントリ102Aを持つデータベース100Aが、修正されたデータエントリ102Bを持つ新たな別個のデータベース100Bによってどのように置換されるかを図解する。オリジナルデータベース100Aでは、データエントリ#1、2、3、・・・が、例えば通信システム内のユーザのような個別のオブジェクトについて、それぞれデータX、X、X、・・・を保持する。例えば、各データエントリの見出しは、例えば従来のPSTN(公衆交換電話網)電話番号のような加入者IDであってもよく、そして、エントリの中に保持されるデータXは、その加入について有効な対応するSIP(セッション開始プロトコル)アドレス、すなわち番号マッピングであってもよい。その後、加入者IDを、データクエリを行う場合のデータエントリへのキーとして用いることができる。
図は、修正されるか否かを問わず、各オブジェクトについてデータエントリを追加することによって、新規データベース100Bが作成されることを図解するが、この場合、エントリ#1の中のデータXは、データYによって置換され、エントリ#2の中のデータXは、データYによって置換され、以下同様である。このようにして、新規の修正されたデータベース100Bが徐々に構築され、そしてすべてのデータエントリが記憶されると、データクエリに対してデータベース100Aの代わりにデータベース100Bをアクティブにすることができる。あるいは、新規データベースを構築している間は、オリジナルデータベース100Aが閉鎖され続けてもよく、データベース100Bを完成するのにかかる時間の間は、新規データベース100Bに現時点で追加されたエントリだけが利用可能である。上記のように、更新/修正されないことになるエントリについても、同じデータがやはり新規データベース100Bにコピーされなければならない。
図2は、データベースシステム200がどのように操作されうるかを一般に図解する。データベース202は、例えば通信ユーザのような、多様なオブジェクトについての複数のデータエントリを含む。データベースのオペレータは、オペレータのコマンドと記憶されることになる各種のデータとを入力するための適切なインタフェースを有するプロビジョニング論理ユニット204によって、データベース202の内容を制御することができる。従って、オペレータは、一般に「アップデート(更新)」と呼ばれる、エントリを追加、削除、または変更することによって、データベース202の内容を更新するための情報を入力してもよい。またオペレータは、図示しない、まったく新しい別個のデータベースを作成して、上述した既存のものと置換してもよい。
さらにデータベースシステム200は、第1のクエリ実行論理ユニットAと第2のクエリ実行論理ユニットBとを有するが、いずれも、データを取得して適切な応答を要求側当事者へ配信することを目的として、図示するように、要求側当事者からのデータ要求を処理して、対応するデータクエリをデータベース202に対して行うように構成される。
上記のように、データベース更新を行うためのこれらの解決策は、使いづらい可能性があり、そして、例えば、不要な遅延や、限られた柔軟性や、不整合および/または利用可能性低下等に結び付く可能性がある。従って、利用可能性を低下させたりエラーを招いたりせずに、大規模データベースの中の個別のデータエントリの瞬時の修正を行うことは不可能である。今日のデータベースシステムは、例えば、同じオブジェクトのデータの多様な表示(ビュー)またはバージョンを提示することを目的とした、多様なビュワのための多様なデータタイプへの利用可能性またはアクセスを制御するための単純で柔軟性のあるメカニズムを有していない。さらに、例えば構成エラーの場合に、実行済みの更新を「ロールバック」するためのオプションが、1つずつ個別のデータエントリを元に戻すのにかかる時間によって、限定されている。
本発明の目的は、上で概説した諸問題の少なくとも一部に取り組むことである。従って、特に上記の背景のセクションで述べた更新操作に関する大規模データベースの処理に関連する欠点を回避するか少なくとも減少させることが、概して望ましい。これらの目的およびその他の目的は、主として添付の独立請求項による方法および装置を提供することによって達成されてもよい。
一態様によって、複数のオブジェクトについてのデータエントリを有するデータベースからデータを取得するための、通信データベースシステムにおける方法が、提供される。データベースは、オブジェクトについてのオリジナルデータを保持するデータエントリを持つオリジナルデータセットと、少なくとも一部のオブジェクトについての更新データを保持するデータエントリを持つ補助的データセットとを備える。オリジナルデータセットの中のデータエントリは、第1のデータセットタグを有し、補助的データセットの中のデータエントリは、第2のデータセットタグを有しており、それらのデータセットタグは、各エントリがどちらのデータセットに属するかを示す。方法では、要求されたデータエントリからのデータを求めるクエリが行われ、要求されたデータエントリのデータが、データエントリの中のデータセットタグに基づいて判定されたデータセットから取得される。
要求されるデータセットタグがクエリの中で指定されると、指定されたデータセットタグに従ってデータセットのデータエントリからデータが取得される。オリジナルデータセットの中のデータエントリは、さらに、オリジナルデータセットと補助的データセットとのうちの1つを示すデータセットフラグを有してもよい。クエリの中でデータセットタグが指定されていないときには、データおよびデータセットフラグが、オリジナルデータセットの中の要求されたデータエントリから取得され、そして、正しいデータセットが、返信されたデータセットフラグに基づいて判定されてもよい。取得されたデータセットフラグが、オリジナルデータセットタグと等しい場合、オリジナルデータセットから取得されたデータが用いられる。
取得されたデータセットフラグがオリジナルデータセットタグと異なる場合、取得されたデータセットフラグが、要求側当事者についてアクティブに設定されているデータセットタグと等しいかどうかチェックされ、そして、等しくない場合、オリジナルデータセットから取得されたデータがデフォルトとして用いられる。取得されたデータセットフラグが、アクティブなデータセットタグと等しい場合、アクティブなデータセットタグを示す別のクエリが行われ、そして、示されたデータセットタグによるデータセットのデータエントリからデータが取得される。
どのデータセットが特定の要求側当事者にとってアクティブであって有効であるかについての情報が維持され、それによって、各要求側当事者に対してデータベースの多様な表示(ビュー)を提示してもよい。また、特定の要求側当事者について提示された多様な表示は、各要求側当事者についてのアクティブなデータセットを変更することによって変更することもできる。しかも、個別のデータエントリは、それらのデータセットタグを変更することによって、異なるデータセット間を容易に移動されうる。
別の態様によって、複数のオブジェクトについてのデータエントリを有するデータベースと、データベースからデータを取得するためのクエリ実行論理ユニットとを備えた、通信データベースシステムが提供される。データベースは、オブジェクトについてのオリジナルデータを保持するデータエントリを持つオリジナルデータセットと、少なくとも一部のオブジェクトについての更新データを保持するデータエントリを持つ補助的データセットとを備える。オリジナルデータセット内のデータエントリは、第1のデータセットタグを有し、そして、補助的データセット内のデータエントリは、第2のデータセットタグを有し、それらのデータセットタグは、各エントリがどちらのデータセットに属するかを示す。クエリ実行論理ユニットは、要求されたデータエントリからのデータを求めるクエリを行って、データエントリの中のデータセットタグに基づいて判定されたデータセットから要求されたデータエントリのデータを取得するように構成される。
別の態様によって、通信システムにおける複数のオブジェクトについてのデータエントリを有するデータベースが提供される。データベースは、オブジェクトについてのオリジナルデータを保持するデータエントリを持つオリジナルデータセットと、少なくとも一部のオブジェクトについての更新データを保持するデータエントリを持つ補助的データセットとを備える。オリジナルデータセットおよび補助的データセットの中のデータエントリは、各エントリがどちらのデータセットに属するかを示すデータセットタグを有する。それによって、クエリ実行論理ユニットが、要求されたのデータエントリからのデータを求めるクエリを行って、データエントリの中のデータセットタグに基づいて判定されたデータセットから要求されたのデータエントリのデータを取得することが可能になる。
本発明のさらなる好適な特徴と利点とが、下記の詳細記述から明らかになるであろう。
ここで本発明について、好適実施形態を使って、そして、添付図面を参照しながら、より詳細に記述しよう。
先行技術に従ってデータベースがどのように修正されうるかを図解する概略ブロック図である。 先行技術に従う、データベースシステムの管理を図解する概略ブロック図である。 一実施形態に従う通信データベースシステムを図解する概略ブロック図である。 別の実施形態に従う通信データベースシステムを図解する概略ブロック図である。 更に別の実施形態に従う通信データベースシステムのユーザ事例を図解する概略ブロック図である。 更に別の実施形態に従う、通信データベースシステム内のデータベースからデータを取得するための手順におけるステップを示すフローチャートである。
簡単に言うと、本発明は、通信システムにおいて、多様なオブジェクト、例えばユーザについての複数のエントリを持つデータベースを備えた通信データベースシステムにおいて、データクエリの管理とデータ修正操作をより容易に、より柔軟に行うための解決策を提供する。データベースは、オブジェクトについてのオリジナルデータを保持するデータエントリを持つオリジナルデータセットと、少なくとも一部のオブジェクトについての更新データを保持するデータエントリを持つ1つ以上の補助的データセットとを備える。補助的データセットはそれぞれ、「補足的な」または「二次的な」と表されることもあるだろうが、オリジナルデータセットが依然として維持されている間、「影の」データセットとして動作する。
いずれのデータセットの中のデータエントリもそれぞれ、そのエントリがどちらのデータセットに属するかを示すデータセットタグを有し、例えば、オリジナルデータセットの中のすべてのエントリは、データセットタグ0を有してもよく、第1の補助的データセットの中のすべてのエントリは、データセットタグ1を有してもよく、以下同様である。それによって、データベースシステムの中のクエリ実行論理ユニットは、データエントリについてクエリを行って、どのデータセットから所望のタイプのデータエントリを検索すべきかを示してもよい。次いで、そのデータセットからのデータは、例えば要求側当事者へ配信する目的で、クエリ実行論理ユニットへ返信されるであろう。
このようにして、クエリ実行論理は、容易に更新データの展開を制御し、および/または、クエリの中に多様なデータセットタグを示すことによって、データベースの多様な表示(ビュー)を提示することができる。例えば、各新規データエントリは、並行してオリジナルデータセットを依然として維持しながら、補助的データセットに入力された直後に展開されうる。加えて、データベースにすべての新規データが入力されるまで展開を遅らせ、次いで、新規データセットタグをクエリの中に単純に設定することによって、すべてのエントリに対して新規データを同時にアクティブにすることも可能である。多様なデータセットのエントリの中のデータセットタグをこのように用いると、同じデータベースが、両方のオプションを提供することができ、特に、同じオブジェクトについてのデータの多様な表示を提示することができる。
図3は、一実施形態による通信データベース300の構造を図解する。データベース300は、例えば通信システム内のユーザまたは加入者のような、個別のオブジェクトについてのオリジナルデータエントリを持つ、本書では「データセット0」と呼ばれるデータセット300aを有する。従って、データエントリ#1、2、3、・・・はそれぞれ、データX、X、X、・・・を保持する。ここでは3つのデータエントリだけを示すが、通信データベースは典型的には、膨大な数のデータエントリを有する。
加えて、この例では、修正されたデータエントリを持つ2つの補助的データセットも、すなわち、第1の補助的修正データセット300b「データセット1」および第2の補助的修正データセット300c「データセット2」も、それぞれデータベース300の中に構築され、その場合、オリジナルデータセットからのエントリの一部だけが、このように補助的データセットの中で更新済みである。いずれのデータセットの中のデータエントリもそれぞれ、そのエントリがどのデータセットに属するかを示す「データセットタグ」を持つ補助的なフィールドを有する。このように、データセット300a、300b、300cの中のすべてのエントリは、それぞれ、データセットタグ0、1、2を有する。データセットタグという用語は、代わりに「データセット指標」、「データセットラベル」または類似したもので呼ばれてもよいだろう。
図示した例では、オペレータが、第1の補助的データセット300bの中のデータエントリ#2を、データXをデータYに変更することによって更新したところである。さらに、第2の補助的データセット300cでは、XをZに変更することによってデータエントリ#1が更新されたところであり、そしてデータXをデータZに変更することによってデータエントリ#3が更新されたところであり、他方、オリジナルエントリを持つデータセット300aは、並行して依然としてデータベース300の中で維持されている。更新は、上記の図2について記述されたプロビジョニング論理(図示せず)を使って実行されていてもよい。
さらに、この例で留意すべきだが、エントリ#1および#3は、第1の補助的データセット300bでは更新されておらず、そしてエントリ#2は、第2の補助的データセット300cでは更新されていない。従って、データXおよびデータXはデータセット1において依然として有効でありうるだろうし、データXは、点線の矢印で示すように、対応するデータエントリについてはデータセット2において依然として有効でありうるであろう。図に示すように、それによってデータセット1は、X、Y、Xを使った表示を提供し、他方、データセット2は、Z、X、Zを使った表示を提供する。
また、補助的データベースの中でエントリのデータを別のかたちで更新することも可能であり、従って、例えばエントリ#1については、第1の補助的データセット300bが更新データYを有してもよく、そして、第2の補助的データセット300cは、同時に、別のかたちで更新データZを有してもよい。それによって、データベースの異なる表示を提供する柔軟性をさらに高めることができる。
クエリ実行論理ユニットAおよびBはどちらも、例えば図示する要求側当事者302および304のような多様な要求側当事者からのデータ要求を処理するため、データベース300に接続している。あるいは、この文脈で記述したように、クエリ実行論理ユニットが、検索されたデータの実際のユーザであり、それによって、要求側当事者または「クライアント」として動作することも可能である。クエリ論理実行ユニットAおよびBは、データベース300の異なる表示を提示するため、別のかたちで構成されてもよいが、それについては、以下でより詳細に説明しよう。
クエリ実行論理ユニットAおよびBはそれぞれ、クエリを使って適切なデータセットから正確なタイプのデータを検索する機能性を有するが、それは要求側当事者に依存してもよい。図示する実施形態によると、クエリ実行論理ユニットAおよびBは、データクエリの中に注目オブジェクトを参照するエントリキーもしくは番号を提供するように構成され、かつ、クエリの中に対応するデータセットタグを供給することによって、どのデータセットからそのデータを所望するかを示すように構成される。データエントリを求めるクエリが、更新されていないデータセットのタグを示す場合、すなわち、そのエントリが欠けている場合、データセットタグ0を持つオリジナルエントリからのデータが、デフォルトとして自動的に与えられてもよい。
クエリ実行論理が、エントリキーだけを提供してデータセットタグを提供しない場合、要求されたエントリをオリジナルデータセットから見つけ出すために、デフォルトとしてデータセットタグ0が用いられてもよい。また、後者の場合、オリジナルのもの以外のデータセットタグをデフォルトとして用いることも可能である。データセットタグがまったく示されないクエリを処理するためのもう1つの実施形態については、図4を参照しながら後述するであろう。
図3に示すいくつかの基本ステップは、多様な例示的なデータクエリがこの例に従ってどのように実行されるかを図解する。一般に、データクエリを行うと、その結果、データベース内の適切な図示しないデータ検索機能を用いたデータベース300からのデータと共に、応答が返される。図示した各ステップは、用いられるプロトコル次第では1つ以上の特定のメッセージの通信が含まれてもよく、当業者であれば、記述した実施形態を実装するのにそれを適用することができるであろう。要求側当事者302は、エントリ#3にデータが記憶されているオブジェクト(「オブジェクト#3」)に関する情報を望んでおり、要求側当事者304は、エントリ#1にデータが記憶されている別のオブジェクト(「オブジェクト#1」)を望んでいると想定されている。
図示する第1のステップ3:1では、クエリ実行論理Aが、要求側当事者302にサービス提供するため、エントリ#3についてのクエリを行う。クエリ実行論理Aは、要求側当事者302が第2の補助的データセット300cからのデータを受け取る権利があるかまたはそれによってベストなサービスが受けられることを、判定済みである。別のオプションによると、クエリ実行論理Aは、例えば、少なくともこの特定の要求側当事者302にとっては一定のデータセットが現時点で「アクティブ」であると設定することによって、どのデータセットが現在利用可能であるかに関する情報を記憶するように構成されてもよい。
従って、クエリ実行論理Aは、クエリの中にデータセットタグ2を含めることによって、データセット300cからのデータが望まれていることを示す。データベース300では、データエントリ#3が、データセット2、300cの中のデータZを使って更新済みである。従って、データZが、ステップ3:2でクエリ実行論理Aへ返信される。
もう1つのステップ3:3では、クエリ実行論理Bが、要求側当事者304にサービス提供するため、エントリ#1についてのクエリを行い、ここでもまた、クエリの中にデータセットタグ1を含めることによって、第1の補助的データセット1、300bからのデータが望まれていることを示す。データエントリ#1は、データセット300bの中で更新されていないため、オリジナルデータセット300aの中のデータエントリ#1からの点線の矢印で示すように、オリジナルデータXがそのデータセットについても依然として有効である。従って、データセット1、300bは、エントリ#1についてはデータXを使って表示を提示し、そして、データXが、結果として、次のステップ3:4においてクエリ実行論理Bへ返信される。
クエリ実行論理AおよびBは、どのデータセットが特定の要求側当事者に対してアクティブである、すなわち有効であるかについての情報を、例えばリスト等のかたちで維持してもよい。従って、図3に示す例では、少なくとも要求側当事者302および304それぞれについては、クエリ実行論理Aは、データセット1をアクティブにするように構成され、そして、クエリ実行論理Bは、データセット2をアクティブにするように構成される。このようにして、クエリ実行論理AおよびBは、多様な要求側当事者に対してデータベース300の多様な表示を容易に提示することができ、および/または、それぞれの要求側当事者についてアクティブなデータセットを単純に変更することによって、多様な表示を変更することができる。また、もちろん、クエリ実行論理は、特定のデータセットの中のデータを一般に利用可能にすることを目的として、そのデータセットをすべての要求側当事者についてアクティブにするように構成されてもよい。
修正する場合には、データは、オリジナルエントリであろうと影のエントリであろうと、直接エントリ内で修正されてもよいし、あるいは、オリジナルデータセットの中のデータエントリを依然として維持しながら補助的データセットの中に新たな影のエントリが作成されてもよい。上記で示したように、1つ以上の補助的データセットを用いて、多様な要求側当事者について複数の表示が提示されてもよく、本発明は、この点では限定されない。例えば、1人の要求側当事者が、データセット1を表示する権限を有してもよく、他方、別の要求側当事者がデータセット2を表示する権限を有してもよく、以下同様である。
補助的データセット(影)が、その後、例えばデータを影のデータエントリからオリジナルデータエントリへとコピーすることによってかまたは、オリジナルエントリを削除して、更新された影のデータエントリの中のデータセットタグを「データセットタグ0(オリジナル)」として更新することによって、オリジナルデータセットへ統合されてもよい。これらのデータエントリは、それによって自動的にオリジナルデータセットへと移動される。データエントリを単純にそれらのデータセットタグフィールドを変更することによって多様なデータセット間で移動させることは、このように容易である。しかし、データエントリは、他の方法によっても同様に多様なデータセット間を移動させることができるため、本発明は、例えば統合を目的として、多様なデータセット間でデータエントリを移動させる上記の例に限定されない。
次に、図4を参照しながら、データセットタグを指示せずにデータクエリを用いる、別の実施形態によるデータベース構造と手順とについて記述しよう。図3の例の場合と同様に、データベース400は、オリジナルデータエントリ#1,2,3・・・がそれぞれ、データX、X、X、・・・を保持するようなデータセット400a(「データセット0」)、並びに、2つの補助的データセット300b(データセット1)および300c(データセット2)を有する。データセット300a、300b、300cの中のデータエントリは、それぞれ、データセットタグ0、1、2を有する。さらに、オペレータが、図3の場合と同じように各補助的データセットの中のデータエントリを修正済みであり、それについては、再度ここで詳述しない。
加えて、本実施形態のオリジナルデータセット400aの中の各データエントリは、特定のデータセット、例えば、データエントリがその中で更新済みである補助的データセットを指し示す「データセットフラグ」を持つ別の補助的フィールドを有する。従って、データセット0の中のエントリ#1は、更新データZを有するデータセット2の中の対応するエントリ#1を指し示すデータセットフラグ2を有する。同様に、データセット0の中のエントリ#2は、データセット1の中の対応するエントリを指し示すデータセットフラグ1を有し、そして、データセット0の中のエントリ#3は、データセット2の中の対応するエントリを指し示すデータセットフラグ2を有する。この例には示していないが、オリジナルデータエントリがいずれの補助的データセットにおいても更新されていない場合、データエントリの中でデータセットフラグ0を用いること、すなわち自分自身を指し示すことが可能である。
オブジェクトのデータについてのクエリが、例えば要求側当事者に代わってクエリ実行論理Aによって行われる場合であって、かつ、クエリが、オブジェクトのエントリキーまたは番号だけを参照し、いずれのデータセットタグをも参照しない場合、データエントリは、デフォルトとして、オリジナルデータセットから取得される。次いで、クエリ実行論理Aは、受信したオリジナルデータエントリの中のデータセットフラグフィールドをチェックする。データセットフラグ=0であってオリジナルデータセットを、すなわち自分自身を指し示す場合、オリジナルデータエントリの中のデータは有効であって更新されていないのだから、それ以上の動作は行われない。従って、取得されたオリジナルデータエントリの中のデータが、例えば要求側当事者への配信によって、用いられる。
そうではなく、データセットフラグ≠0であって補助的データセットを指し示す場合、クエリ実行論理Aは、そのデータセットフラグを、要求側当事者についてアクティブに設定されているデータセットタグと比較する。取得されたエントリの中のデータセットフラグがアクティブなデータセットタグと異なる場合、それ以上の動作は行われず、取得されたオリジナルデータエントリの中のデータが、例えば要求側当事者への配信によって、用いられる。しかし、取得されたエントリの中のデータセットフラグが、アクティブなデータセットタグと等しい場合、データセットフラグが指し示していたアクティブなデータセットタグも含む別のクエリが行われる。それによって、正確なデータが取得されるであろうし、例えば要求側当事者へ配信されるために用いることもできる。
また、2つ以上のデータセットを、例えば特定の要求側当事者について、アクティブとして設定することも可能である。例えば、クエリ実行論理がアクティブなデータセット0とデータセット1とを両方使って構成される場合、クエリの時点で、両方のデータセットからのデータが取得されるであろう。
図4に示す一部の基本ステップは、例示的なデータクエリが本実施形態に従ってどのように実行されうるかを図解する。要求側当事者402が、エントリ#3からのデータ(「オブジェクト#3」)を望むことが想定されている。最初に示すステップ4:1では、クエリ実行論理Aが、要求側当事者302にサービス提供するためにエントリ#3について適宜にクエリを行うが、いかなるデータセットタグも含めない。次いで、データベース400は、次のステップ4:2で、デフォルトとしてオリジナルデータセット400aのエントリ#3からのデータXおよびデータセットフラグ2と共に応答するであろう。
取得されたデータセットフラグ≠0であって補助的データセットを指し示すのだから、次のステップ4:3で、クエリ実行論理Aは、受信されたエントリの中のデータセットフラグを、要求側当事者についてのアクティブなデータセットタグと比較する。データセットフラグが、アクティブなデータセットタグと等しい場合、ステップ4:4で、データセットフラグに従ってアクティブなデータセットタグ、すなわちデータセットタグ2も指定する、エントリ#3についての別のクエリが行われる。それによって、ステップ4:5で、例えば要求側当事者へ配信するために、データセット2のエントリ#3の中の正確なデータZが最終的にデータベース400から取得される。
図4の上記の実施形態は、オリジナルデータセットの中のデータが有効な場合、すなわち、要求されたデータエントリの中のデータセットフラグ=0である場合には、いかなるクエリの複雑性をも追加しないであろうし、そして、データセットタグがクエリの中にまったく含まれていないのだから、クエリは、従って、補助的データセットの追加によって影響されることはない。ここで留意されるべきだが、図4の例に従ってオリジナルデータエントリの中にデータセットフラグを含めることは、図3について記述したやり方で、すなわちクエリがデータセットタグを指定する場合に、データクエリを処理する可能性を排除しない。
図5は、ユーザデータを持つデータベース500が、回線交換型電話番号をパケット交換型ユーザアドレスに翻訳するように構成されたENUMサーバ502に接続する場合の、本発明についての実用例を図解する。ENUMサーバ502は、データベース500から関連データを検索するため、上記の諸実施形態のいずれかによるクエリ実行論理ユニットとして動作する。CSCF(呼セッション制御機能)と表示されたパケット交換型マルチメディアサービスのためのセッション制御ノード504が、セッションを制御する目的でデータベース500からのユーザのデータをルーティングすることを必要とする要求側当事者として動作する。概要を述べると、データベース500は、オリジナルデータセット500a(データセット0)の中に「回線交換型データ」と、補助的データセット500b(データセット1)の中に「パケット交換型データ」とを持つ、ユーザのためのデータエントリを有し、すなわち、図3および図4の諸実施形態と同様の構造を有する。
この場合、オペレータは、非常に多数のユーザをPSTN(公衆交換電話システム)サービスからIPネットワーク内のIPサービスへ移動させることを望む。オペレータは、IPサービスへの期間の間に補助的データセットへのエントリとしてユーザを追加するであろうが、追加されたユーザは依然としてオリジナルデータセットの中のエントリに従って古いPSTNサービスを用いており、従って、オリジナルデータセットはENUMサーバ502のクエリ実行論理ではアクティブであると設定されている。
次いで、点線の矢印で示すように、所与の瞬間に、アクティブなデータセットをENUMサーバ502の中のオリジナル(0)から補助(1)へ変更することによって、一定限度のユーザが古いPSTNサービスから新たなIPサービスへ試行として切り替わるであろう。切替(または「カットオーバ」)が成功した場合、オペレータは、すべてのユーザを新たなサービスへ同様に「収容する」であろう。しかし、例えば構成エラー等のために切替に問題が生じた場合、本解決策によってオペレータは、ENUMサーバ502の中のアクティブなデータセットを補助(1)からオリジナル(0)へ単純に変更することにより、瞬時にユーザを古いPSTNサービスへ戻すことができる。
この場合、ENUMサーバ502は、ユーザが(オリジナルデータセット0がアクティブである)古いPSTNサービスを依然として用いる限り、ENUMクエリについてはオリジナルデータセット500aからのTEL URI(Universal Resource Identifier)をCSCFノード504へ配信するであろう。それによって、呼はPSTNネットワークを通してルーティングされるであろう。切替の後(補助的データセット1がアクティブとなる)、アクティブデータセット(すなわち、補助的データセット1)が、代わりに、ドメイン名を備えたSIP(セッション開始プロトコル)URIを有するであろうし、従って、CSCFノード504へのENUMの応答は、代わりにSIP URIを有するであろう。それによって、呼またはセッションは、ドメイン名に基づいてIPネットワークを通してルーティングされるであろう。
図6は、通信システムにおけるオブジェクトのデータエントリについてオリジナルデータセットと1つ以上の補助的データセットとを持つ通信データベースからデータを取得するためのクエリ実行論理ユニットにおける手順を略示するフローチャートである。図6の手順は、基本的に、上記の図3および図4について記述した例に従って、最初のデータクエリの中にデータセットタグが指定されているか否かに依存して、実行される。従って、データベースの中の各データエントリは、それがどのデータセットに属するかを示すデータセットタグを備える。クエリ実行論理は、下記のやり方で、データエントリの中のデータセットタグに基づいて判定されるデータセットから所望のデータエントリのデータを取得することができる。
第1のステップ600で、所望のデータエントリ、すなわちオブジェクトのデータについて最初のクエリが行われる。次いで、手順は、最初のクエリの中にデータセットタグが指定されている(右)か否(左)かについて、2つの分岐に分かれる、データセットタグがクエリの中に指定されている場合、ステップ602で、所与のデータセットタグによって示されるデータセットからデータが取得され、次いで、使用することができる。その場合、図5について述べたようにオリジナルエントリの中のデータセットフラグを用いる必要はない。
他方、データセットタグが最初のクエリの中に指定されていない場合、次のステップ604で、データは、デフォルトとして、オリジナルデータセットの中のエントリから取得される。また、そのエントリから、特定のデータセットを指し示すデータセットフラグも取得される。次のステップ606で、取得されたデータセットフラグがオリジナルデータセットタグと等しいかどうか、すなわち=0かどうかが、上記の例に従ってチェックされる。そうである場合、取得されたオリジナルデータセットのデータは有効であり、次のステップ608において用いることができる。
取得されたデータセットフラグがオリジナルデータセットタグと異なる場合、すなわち、補助的データセットにおいてそのエントリについてデータが更新されたことが意味される場合、次のステップ610で、取得されたデータセットフラグが、クエリ実行論理において構成されたアクティブなデータセットと等しいかどうか、さらにチェックされる。いかなるアクティブなデータセットにも等しくない場合、それが属するデータセットはクエリ実行論理においてアクティブでないのだから、更新されたエントリが利用可能でないと結論付けることができる。代わりに、取得されたオリジナルデータセットのデータが、ステップ608に従って、デフォルトとして例えば要求側当事者への配信によって用いられてもよい。あるいは、エラーメッセージが要求側当事者へ送信されてもよいだろう。
ステップ610において、取得されたデータセットフラグが、構成されたアクティブなデータセットと等しい場合、次のステップ612で、アクティブなデータセットに従ってデータセットタグを指定するデータ、すなわち取得されたデータセットフラグについて、別のクエリが行われる。それによって、最後のステップ614に従って、問題のエントリのデータが、指定されたデータセットタグに従ってデータセットから取得され、それが最終的に用いられてもよい。後者の場合、(ステップ606によって、データセットフラグが補助的データセットを指し示すことから)更新済みのデータが取得され、(ステップ614で、構成されたアクティブなデータセットによってデータが取得されることから)使用可能である。
上記の諸実施形態のいずれかに従って本発明を用いると、下記の利点が得られうる。クエリ実行論理の中でアクティブなデータセットタグを変更することによって1つのデータセットから別のデータセットへ瞬時に切り替わる能力によって、多数のデータエントリの瞬時のアクティブ化とロールバックとが可能になる。例えば、ENUMデータベースにおいて、多数の加入者を追加することは、数日間続く可能性もあるかなり遅いプロセスとなる可能性がある。従来なら、これは、加入者がENUMデータベース内でプロビジョニングされたときに加入者が利用可能になることをも意味したであろう。しかし、上述の解決策を用いると、すべての加入者が適切にプロビジョニングされるまで、加入者データの利用可能性をオペレータが遅らせることができる。すべての加入者が適切にプロビジョニングされた後では、オペレータは、すべての加入者を一度に、瞬時にアクティブ化することができる。
また、オペレータが、例えば、構成エラー等の場合に、オリジナルデータセットへ単純に切り替えることによって、アクティブ化を瞬時にロールバックすることも可能である。次いで、オペレータは、諸問題を訂正し、再度、すべてのエントリを瞬時にアクティブ化してもよい。
また、オペレータは、例えば、データベースのうちの新規データセットの中で最初に1人の試行クライアントまたは限定数の試行クライアントをアクティブにすることによって、試行を行ってもよい。次いでオペレータは、新規データセットを検証するため、試行クライアントに対して各種の試験を実行してもよい。データセットが正確であると確信された後、次いで、オペレータは、(ライブ状態の)システム全体の中のデータをアクティブにすることに進んでもよい。
図3および図4についてそれぞれ記述した2つの手法を用いることによって、データベースシステムを、2つの異なるシナリオについて最適化することができる。図3の選択肢では、オリジナルデータセットに対するものも含めて、すべてのクエリについてクエリを若干複雑化することを犠牲にして、補助的データセットに対するクエリのレイテンシが減少する。他方の図4の選択肢では、オリジナルデータセットに対するクエリには複雑性は追加されないが、補助的データセットに着信するクエリのレイテンシが、若干増加する。
データベースシステムの全体的な論理は主に、クエリ実行論理に存在しており、そして、データベース自体には特別な適応を施す必要がないようなかたちで構成することができるであろう。すべての必要な論理は、データの構造と、プロビジョニングプロセスおよびクエリ実行論理の実装とだけで提供できる。これによって、いかなる共通タイプのデータベースについてもデータベース内のいかなる適応作業も必要とせず、本発明の展開が可能になる。
本発明について特定の例示的な諸実施形態を参照しながら記述してきたが、本記述は、本発明の範囲を限定すると解釈されるべきではない。本発明は、添付の請求項によって定義される。

Claims (21)

  1. 通信データベースシステムにおいて複数のオブジェクトのためのデータエントリを含んだデータベース(300)からデータを取得する方法であって、
    前記データベースは、前記オブジェクトのためのオリジナルデータを保持するデータエントリを伴うオリジナルデータセット(300a)と、前記オブジェクトのうちの少なくとも一部のための更新されたデータを保持するデータエントリを伴う補助的データセット(300b,300c)とを含み、
    前記オリジナルデータセット中のデータエントリは第1のデータセットタグ(0)を含み、前記補助的データセット中のデータエントリは第2のデータセットタグ(1)を含み、当該第1及び第2のデータセットタグ(0,1)は各データエントリがどのデータセットに属するかを示し、
    前記方法は、
    要求されたデータエントリからのデータを求めるクエリを行うステップと、
    前記要求されたデータエントリ中のデータセットタグに基づいて決定されたデータセットから、前記要求されたデータエントリのデータを取得するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 要求されるデータセットタグが前記クエリの中で指定され、
    前記指定されたデータセットタグに従うデータセットのデータエントリからデータが取得される
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記オリジナルデータセット中のデータエントリは更に、前記オリジナルデータセットと前記補助的データセットとのうちの1つを指すデータセットフラグ(0,1,2)を含み、
    データセットタグが前記クエリの中で指定されない場合、前記オリジナルデータセット中の前記要求されたデータエントリからデータ及びデータセットフラグが取得され、
    前記返されたデータセットフラグに基づいて正しいデータセットが決定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記取得されたデータセットフラグが前記オリジナルデータセットのタグと等しい場合、前記オリジナルデータセットから取得されたデータが使用される
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記取得されたデータセットフラグが前記オリジナルデータセットのタグと異なる場合、前記取得されたデータセットフラグが前記要求側当事者に対してアクティブにセットされているデータセットのタグと等しいか否かがチェックされ、
    等しくない場合、前記オリジナルデータセットから取得されたデータがデフォルトとして使用される
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 前記取得されたデータセットフラグが前記オリジナルデータセットのタグと異なる場合、前記取得されたデータセットフラグが前記要求側当事者に対してアクティブにセットされているデータセットのタグと等しいか否かがチェックされ、
    等しい場合、前記アクティブなデータセットのタグを示す別のクエリが行われ、当該示されたデータセットタグに従うデータセットのデータエントリからデータが取得される
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  7. 特定の要求側当事者にとってどのデータセットがアクティブであり有効であるかに関する情報が保持され、これにより、各々の要求側当事者に対して前記データベースの異なるビューを提示する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記各々の要求側当事者にとってのアクティブなデータセットを変更することにより、特定の要求側当事者に対して提示される前記異なるビューが変更される
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 各データエントリは、各データエントリのデータセットタグを変更することにより、異なるデータセットの間で移動される
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記データベースは、データエントリを伴う複数の補助的データセット(300b,300c)を含み、
    前記データエントリは、前記オブジェクトの少なくとも一部のための更新されたデータを保持し、また、データエントリがどの補助的データセットに属するかを示すデータセットタグ(1,2)を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 通信データベースシステムであって、複数のオブジェクトのためのデータエントリを含んだデータベース(300)を備え、
    前記データベースは、
    前記オブジェクトのためのオリジナルデータを保持するデータエントリを伴うオリジナルデータセット(300a,400a)と、
    前記オブジェクトのうちの少なくとも一部のための更新されたデータを保持するデータエントリを伴う補助的データセット(300b,300c,400b,400c)と
    を含み、
    前記オリジナルデータセット中のデータエントリは第1のデータセットタグ(0)を含み、前記補助的データセット中のデータエントリは第2のデータセットタグ(1,2)を含み、当該第1及び第2のデータセットタグ(0,1,2)は各データエントリがどのデータセットに属するかを示し、
    前記通信データベースシステムは、前記データベースからデータを取得するクエリ実行論理ユニット(A,B)を備え、
    前記クエリ実行論理ユニットは、
    要求されたデータエントリからのデータを求めるクエリを行い、
    前記要求されたデータエントリ中のデータセットタグに基づいて決定されたデータセットから、前記要求されたデータエントリのデータを取得する
    ように構成される
    ことを特徴とする通信データベースシステム。
  12. 前記クエリ実行論理ユニットは更に、
    要求されるデータセットタグを前記クエリの中で指定し、
    前記指定されたデータセットタグに従うデータセットのデータエントリからデータを取得する
    ように構成されることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 前記オリジナルデータセット中のデータエントリは更に、前記オリジナルデータセットと前記補助的データセットとのうちの1つを指すデータセットフラグ(0,1,2)を含み、
    前記クエリ実行論理ユニットは更に、
    データセットタグが前記クエリの中で指定されない場合、前記オリジナルデータセット中の前記要求されたデータエントリからデータ及びデータセットフラグを取得し、
    前記返されたデータセットフラグに基づいて正しいデータセットを決定する
    ように構成される
    ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  14. 前記取得されたデータセットフラグが前記オリジナルデータセットのタグと等しい場合、前記オリジナルデータセットから取得されたデータが使用される
    ことを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  15. 前記クエリ実行論理ユニットは更に、前記取得されたデータセットフラグが前記オリジナルデータセットのタグと異なる場合、前記取得されたデータセットフラグが要求側当事者に対してアクティブにセットされているデータセットのタグと等しいか否かをチェックするように構成され、
    等しくない場合、前記オリジナルデータセットから取得されたデータがデフォルトとして使用される
    ことを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  16. 前記クエリ実行論理ユニットは更に、
    前記取得されたデータセットフラグが前記オリジナルデータセットのタグと異なる場合、前記取得されたデータセットフラグが要求側当事者に対してアクティブにセットされているデータセットのタグと等しいか否かをチェックし、
    等しい場合、前記アクティブなデータセットのタグを示す別のクエリを行い、当該示されたデータセットタグに従うデータセットのデータエントリからデータを取得する
    ように構成されることを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  17. 前記クエリ実行論理ユニットは更に、特定の要求側当事者にとってどのデータセットがアクティブであり有効であるかに関する情報を保持し、これにより、各々の要求側当事者に対して前記データベースの異なるビューを提示するように構成される
    ことを特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載のシステム。
  18. 前記クエリ実行論理ユニットは更に、前記各々の要求側当事者にとってのアクティブなデータセットを変更することにより、特定の要求側当事者に対して提示される前記異なるビューを変更するように構成される
    ことを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  19. 各データエントリのデータセットタグを変更することにより、各データエントリを異なるデータセットの間で移動させるように構成される
    ことを特徴とする請求項11乃至18のいずれか1項に記載のシステム。
  20. 前記データベースは、データエントリを伴う複数の補助的データセット(300b,300c)を含み、
    前記データエントリは、前記オブジェクトの少なくとも一部のための更新されたデータを保持し、また、データエントリがどの補助的データセットに属するかを示すデータセットタグ(1,2)を含む
    ことを特徴とする請求項11乃至19のいずれか1項に記載のシステム。
  21. 通信システムにおける、複数のオブジェクトのためのデータエントリを含んだデータベース(300)であって、
    前記オブジェクトのためのオリジナルデータを保持するデータエントリを伴うオリジナルデータセット(300a,400a)と、
    前記オブジェクトのうちの少なくとも一部のための更新されたデータを保持するデータエントリを伴う補助的データセット(300b,300c,400b,400c)と
    を含み、
    前記オリジナルデータセット中のデータエントリは第1のデータセットタグ(0)を含み、前記補助的データセット中のデータエントリは第2のデータセットタグ(1,2)を含み、当該第1及び第2のデータセットタグ(0,1,2)は各データエントリがどのデータセットに属するかを示し、
    これにより、クエリ実行論理ユニット(A,B)が、要求されたデータエントリからのデータを求めるクエリを行い、前記要求されたデータエントリ中のデータセットタグに基づいて決定されたデータセットから、前記要求されたデータエントリのデータを取得することを可能にする
    ことを特徴とするデータベース。
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