JPH03154959A - 画面表示データ管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、エラーメツセージ等、計算機のプログラム
が各種事象に応じて利用者に出力する画面表示データの
管理方式に関するものである。

［従来の技術］ 従来、この種のメツセージは一般にプログラムの中に直
接コーディングされて組み込まれており１発生事象に応
じて予めコーディングされた既成のメツセージ、例えば
″入カパラメータエラー″等をデイスプレィに出力して
いた。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、プログラマと利用者が同一、すなわちプログ
ラムの利用者が自らそのプログラムを作成する場合はあ
まり問題とならないが、昨今のようにプログラマと利用
者が一般に異なる場合、特に不特定多数の利用者を対象
とする場合、プログラマは、作成の手間を省くため、あ
るいは利用者が特定できないためにメツセージを簡単に
する傾向があり、利用者はメツセージが判り難い等の理
由で、自分に合った内容に変更したい場合がある。しか
しながら、従来方式は以上のようになされているので、
メツセージを変更する場合、プログラムのソースコード
に書かれたメツセージを変更する必要があり、一般にソ
ースコードを持たな（１） （２） い利用者はメツセージを変更することができなかった。

また、例え、プログラムのソースコードが利用者に提供
されている場合でも、ソースコードに書かれたメツセー
ジを見つけ出してエディタで変更し、コンパイラで再コ
ンパイルするのは一般の利用者には容易なことではなか
った。

この発明は１−記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、プログラムの利用者がメツセージ等の画面
表示データの内容を容易に変更できる画面表＞ｒ＜デー
・夕管理方式を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る画面表示データ管理方式は、プログラム
の実行に際して利用者に出力すべき画面表示データを各
画面表示データ毎にその識別コードとともに格納する画
面表示データ格納手段と、プログラムが発行する識別コ
ードに基づき上記画面表示データ格納手段を検索して対
応する画面表示データを出力する画面表示データ検索手
段とを備えるとともに、利用者から入力される識別コー
ドと画面表示データ変更内容に基づき上記画面表示デー
タ格納手段の対応する画面表示データを変更する画面表
示データ保守手段を備えたものである。

［作用］ この発明においては、メツセージ等の画面表示データは
プログラム中には組み込まれておらず、プログラムとは
独立して画面表示データ格納手段に検索のための識別コ
ードとともに格納されて才９す、プログラムが発行する
識別ロートに基づき画面表示データ検索手段で検索され
出力される。画面表示データを変更する場合、利用者は
画面表示データ保守手段を起動して、変更する画面表示
データの識別コードとその変更内容を入力することによ
り、画面表示データ保守手段は画面表示データ格納手段
の対応する両面表示データを変更する。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。

に３） 第１図は本発明による画面表示データ管理方式を採用し
た計算機システムの要部構成を示す図である。図におい
て、ｌａ、ｌｂはキーボード及びデイスプレィから成る
コンソールで、１ａはプログラム実行時を示し、ｌｂは
メツセージ保守時を示している。２は利用者が使用する
プログラム、３はプログラムの実行に際して利用者に出
力すべきメツセージを各メツセージ毎にその識別コード
とともに格納するメツセージファイル（画面表示データ
格納手段）であり、各種メツセージＭとそれぞれを識別
するメツセージコードＣがテーブル形式で磁気ディスク
装置あるいはフロッピーディスク装置等に格納されてい
る。４はプログラム２が発行するメツセージコードＣに
基づき上記メツセージファイル３を検索して対応するメ
ツセージＭを出力するメツセージ検索ユーティリティ（
画面表示データ検索手段）、５は利用者から入力される
メツセージコードＣとメツセージ変更内容に基づき上記
メツセージファイル３の対応するメツセージＭを変更す
るメツセージ保守ユーテイリ（４） ティ（画面表示データ保守手段）であり、計算機システ
ムの端末、あるいはパッチジョブとして実行される。上
記プログラム２は利用者が使用するために用意したもの
であるが、メツ上４−シフアイル３．メツセージ検索ユ
ーティリティ４及びメツセージ保守ユーティリティ５は
計算機システム側に予め用意されているものである。

第２図、第３図は上記実施例のメツセージ出力とメツセ
ージ変更の処理を示すフローチャートである。

次に動作について説明する。

第１図中のコンソール１ａは、プログラムの利用者がプ
ログラム２を実行している際に入力パラメータを入れ間
違えた場合を示しており、プログラム２はこの人力ミス
を検知すると、その旨を利用者に知らせるため“ＣＡＬ
Ｌ　ＭＳＧ（０５）”なる命令を用いて対応するメツセ
ージコードＣ”０５’″をメツセージ検索ユーティリテ
ィ４に対して発行する。メツセージ検索ユーティリティ
４はプログラム２から発行されたメツセージコードＣを
受けるｌＲ） （６） と、それをキーにしてメツセージファイル３を検索し、
０５″′に対応したメツセージＭとして″入力パラメー
タエラー″を取り出し、コンソール１ａのデイスプレィ
に表示する。これにより、利用者は入力ミスを知り、改
めて正しいパラメータを入力する。このように、メツセ
ージは外部ファイルに格納されており、利用者が使うプ
ログラム２は発生事象に応じてメツセージコードを発行
するのみである。

一方、図中のコンソール１ｂはメツセージ保守時を示し
ており、プログラムの利用者はメツセージ保守ユーティ
リティ５を用いてメツセージファイル３の任意のメツセ
ージＭを変更することができる。図では、メツセージコ
ードＣが上記“０５″′に対応するメツセージＭとして
予め登録されている“入力パラメータエラー１′を変更
する場合を示しており、利用者がもつと判り易いメツセ
ージにしたければ、変更内容として例えばパ入カパラメ
ータが間違っています。再入力してください。′を人力
することにより、メツセージ保守ユーティリティ５によ
ってメツセージファイル３の対応するメツセージＭが上
記変更内容に書き替えられ、以降のプログラム実行時に
はこのメツセージが出力される。このように、メツセー
ジ保守ユーティリティ５が用意されていることにより、
利用者は自由にメツセージの変更が可能となる。

上記メツセージ出力は第２図に示すフローチャー１・に
従って行なわれる。すなオ〕ち、入力パラメータエラー
が発生すると、プログラム２は対応するメツセージコー
ドを発行する（ステップ２１）、メツセージコードが発
行されると、メツセージ検索ユーティリティ４はこれを
キーにしてメツセージファイル３を検索し、発行された
メツセージコードに対応するメツセージを読込む（ステ
ップ２２）。そして、読込んだメツセージを利用者に伝
えるためデイスプレィに出力する（ステップ２３）。

また、上記メツセージ変更は第３図に示すフローチャー
トに従って行なわれる。すなわち、（７） メツセージ変更の要求が発生した場合、先ずメツセージ
保守ユーティリティ５を起動する（ステップ３１）。メ
ツセージ保守ユーティリティ５が起動されると、変更す
べきメツセージに対応するメツセージコードの番号要求
があるので、利用者は該当メツセージコードを入力する
（ステップ３２）。メツセージコードが人力されると、
それに対応したメツセージが表示され（ステップ３３）
、利用者は画面上において該当メツセージを所望のメツ
セージに変更する（ステップ３４）、。

変更されたメツセージはメツセージ保守ユーティリティ
５に人力されてメツセージファイル３の対応するメツセ
ージが変更される（ステップ３５）。

これら一連の処理によって、利用者が変更要求したメツ
セージが変更される。

なお、本方式の他用途への転用例として、例えば利用者
と計算機システムのインタフェースを司る［端末の入出
力画面」にも同様のやり方で本方式を適用できる。すな
わち、上記実施例では、本願の画面表示データをエラー
メツセージ等の文字（８） 出力メツセージとして本方式を適用したが、「端末の入
出力画面」も利用者に対する出力であるので、上記実施
例のメツセージを画面及びそのレイアウトに置き換えれ
ば、「端末の入出力画面」に対しても利用者が容易に変
更できるフレキシビリティのある計算機システムが構築
できる。

また、−上記実施例では、画面表示データ検索手段や画
面表示データ保守手段をそれぞれメツセージ検索ユーテ
ィリティ４．メツセージ保守ユーティリティ５として、
利用者が使用するプログラム２とは別個にシステム側に
用意するようにしたが、これらをプログラム２に含ませ
るようにしても本願の所期の目的は達成される。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、プログラムの実行に
際して利用者に出力すべき画面表示データを各画面表示
データ毎にその識別コードとともに格納する画面表示デ
ータ格納手段と、プログラムが発行する識別コードに基
づき上記画面表示データ格納手段を検索して対応する画
面表示デー（９） （１０） タを出力する画面表示データ検索手段とを備えるととも
に、利用者から入力される識別コードと画面表示データ
変更内容に基づき」１記画面表示データ格納手段の対応
する画面表示データを変更する画面表示データ保守手段
を備えたので、プログラムが出力する画面表示データを
利用者の好みに応じて容易に変更でき、利用者固有の画
面表示データ出力がｉｉ）能となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例゛を示す要部構成図、第２
図は上記実施例におけるメツセージ出力処理を示すフロ
ーチャーＩ・、第３図は上記実施例におけるメツセージ
変更処理を示すフローチャートである。 ｌａ、ｌｂはコンソール、２はプログラム、３はメツセ
ージファイル（画面表示データ格納手段）、４はメツセ
ージ検索ユーティリティ（画面表示データ検索手段）、
５はメツセージ保守ユーティリティ（画面表示データ保
守手段）、Ｍはメツセージ（画面表示データ）、Ｃはメ
ツセージコード （識別コード）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プログラムの実行に際して利用者に出力すべき画面表示
   データを各画面表示データ毎にその識別コードとともに
   格納する画面表示データ格納手段と、プログラムが発行
   する識別コードに基づき上記画面表示データ格納手段を
   検索して対応する画面表示データを出力する画面表示デ
   ータ検索手段とを備えるとともに、利用者から入力され
   る識別コードと画面表示データ変更内容に基づき上記画
   面表示データ格納手段の対応する画面表示データを変更
   する画面表示データ保守手段を備えたことを特徴とする
   画面表示データ管理方式。