JPH09244162A - 原稿サイズ検出装置 - Google Patents

原稿サイズ検出装置

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JPH09244162A
JPH09244162A JP8080567A JP8056796A JPH09244162A JP H09244162 A JPH09244162 A JP H09244162A JP 8080567 A JP8080567 A JP 8080567A JP 8056796 A JP8056796 A JP 8056796A JP H09244162 A JPH09244162 A JP H09244162A
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JP
Japan
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sensor
original paper
document size
sensors
paper size
Prior art date
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Pending
Application number
JP8080567A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Asakura
孝一 朝倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH09244162A publication Critical patent/JPH09244162A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの手など原稿以外の物体を原稿と誤検
出することの無い原稿サイズ検出装置を提供する。 【解決手段】 1ビーム方式の長さセンサ17と、3ビ
ーム方式の幅センサ18のオン、オフの組み合わせによ
りコンタクトガラス8上の原稿サイズを検出するに際
し、幅センサ18を並列に2組設け、この2組のオン、
オフ信号と長さセンサ17のオン、オフ信号の組み合わ
せから原稿サイズを確定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置のコ
ンタクトガラス上に載置される原稿のサイズを検出する
原稿サイズ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンタクトガラス上に載置された原稿の
サイズを検出する複写機は多数知られている(例えば、
特開平3−116126号公報)。そして検出された原
稿サイズに基づいて、転写紙を選択したり、倍率を選択
するようになっている。ところで、この原稿検出方式に
は、 (1)プレスキャン方式 (2)プレスキャンレス方式 の2つの方式がある。
【0003】(1)の方式は、コピースタートした後
に、まずスキャナに設けられたセンサで原稿の長さ、幅
等をスキャンすることによりサイズを検出し、様々な動
作を行うようにしたものである。(2)の方式の多く
は、コンタクトガラスの下に、反射型のセンサを複数個
設けて、その組み合わせにて原稿サイズを判断するもの
が一般的である。
【0004】図7は従来の複数のセンサ配置方式(プレ
スキャンレス方式)のセンサ位置〔同図(a)〕と、セ
ンサのオン、オフ状態の組み合わせ〔同図(b)〕を示
す説明図である。
【0005】同図(a)に示すように、センサは、長
手方向の検出センサであり、例えばA4縦とA3,B5
縦とB4等の判断に使用する。また、センサ,,
は、幅方向の判断を行うセンサである。これによりA4
横、B5横、A5縦等の判別を行う。このセンサ,
,,のオンの情報の組み合わせにより、同図
(b)の如く、各々のサイズの判別が可能となる。
【0006】即ち、A3の場合、センサ〜の何れも
がオンとなり、またA5横の場合はセンサのみオン
で、残りのセンサはオフとなる。このように原稿サイズ
を検出することで、APSモード(自動用紙選択モー
ド)を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記(1)の方式は、
コピースタート後に、一度スキャン動作が入るため、フ
ァーストコピータイムが遅くなるといった不具合があ
る。(2)の方式においては上記不具合は発生しない
が、従来のこの方式ではユーザが、原稿検出タイミング
時に未だ原稿に手を掛けていると、手を原稿として誤検
知してしまい、原稿のサイズを誤検出してしまう欠点が
ある。その場合、APSモードにおいては、原稿サイズ
と違うサイズのコピーとなり、ミスコピーを発生させる
不具合がある。
【0008】本発明は、(2)のプレスキャンレス方
式、即ち、複数のセンサ配置方式を前提とし、ユーザの
手など原稿以外の物体を原稿と誤検出することの無い原
稿サイズ検出装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の原稿サ
イズ検出装置は、コンタクトガラス上に載置された原稿
のサイズを、コンタクトガラス下に配置された長さ方向
の原稿サイズセンサと幅方向の原稿サイズセンサの検出
信号の組み合わせから検出するうようにした原稿サイズ
検出装置において、原稿サイズセンサを並列的に複数独
立して配置したことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の原稿サイズ検出装置は、
請求項1記載において、幅方向の原稿サイズセンサを並
列的に複数独立して配置したことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の原稿サイズ検出装置は、
請求項1記載において、並列的に複数独立して配置され
た原稿サイズセンサにより原稿サイズを確定するとき
に、各原稿サイズセンサの情報をアンド処理にて確定す
ることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら説明する。図1は本発明が適用され
る複写機の概略構成図である。本体1の内部には本体ト
レイ2と両面ユニット3が設けられ、またその一側部に
は手差しテーブル4が設けられている。本体1の下部に
は、内部に3段の給紙トレイを有するオプション給紙ユ
ニット5が設けられている。また、本体1の上部にはオ
プションのADF6が設けられている。さらに、手差し
テーブル4と反対側の本体1の側面には、オプションの
ソータステープラ7が接続されている。
【0013】上述したように、最近の複写機、特に大
型、高速機においては、多数の給紙部を有しており、給
紙トレイ選択の操作に手間が掛かるため、コンタクトガ
ラス8上に載置された原稿のサイズを自動的に検出し、
適合する用紙を自動選択するAPSモードが広く採用さ
れている。
【0014】図2は複写機のスキャナ部の構成図であ
る。周知のごとく、複数のスキャナ11,12、レンズ
13、分光フィルタ14、防塵ガラス15等がコンタク
トガラス8の下方に配置されている。スキャナ11は露
光ランプ16を有する。また、原稿の長さ方向を検出す
る長さセンサ17と、幅方向を検出する幅センサ18が
設けてある。
【0015】図3は各センサの配置構造を示すコンタク
トガラス上方からの斜視図である。図に示すように、長
さセンサ17はコンタクトガラス8においてスキャン方
向の中央部に斜めに配置されており、また幅センサ18
は一端部に配置されている。
【0016】図4は幅センサの模式図である。幅センサ
18は、LED19から3方向にビームが照射され、3
個の受光素子20に受光されるようになっている(3ビ
ーム方式)。従って、1個のセンサ18で3点の検出が
可能となり、狭いスペースに対応可能となる。
【0017】図5は一部を拡大して示す圧板開放状態の
斜視図である。コンタクトガラス8を開閉する圧板21
の一側部には遮蔽片22が一体的に形成されており、こ
れが透過型の開閉センサ23を、圧板開閉時に横切るよ
うになっている。従って、この開閉センサ23のオン、
オフから圧板21の開閉を検知することができる。
【0018】具体的には、原稿を押さえる圧板21が、
ある任意の角度になったときに開閉センサ23がオンす
るように設置されている。このセンサ23がオンになっ
たときに、各原稿サイズセンサ(長さセンサ17、幅セ
ンサ18)のオン、オフをチェックすることで、原稿サ
イズを決定している。これは、圧板21を完全に閉めら
れたときは、圧板なのか原稿なのか判断ができないため
である。
【0019】しかし、このように原稿検知タイミングが
設定されていても、そのタイミングのときに、ユーザー
が未だ原稿を手で押さえているとか手を引っ込める瞬間
だったりすると、原稿サイズセンサ17,18は前述の
ごとく原稿有りと判断してしまう場合がある。
【0020】そこで本発明は、3点を検出できる幅セン
サ18を並列に2組用意し、このような誤検出を防止す
るようにしたものである。
【0021】図6は本発明のセンサ位置〔同図(a)〕
とセンサのオン、オフ状態の組み合わせ〔同図(b)〕
を示す説明図である。長さセンサ17は符号で示され
ている。また幅センサ18は符号〜の3個(図4の
3ビーム方式参照)と、この3個に並列な符号〜の
3個、計6個が示されている。
【0022】このような幅センサ18の配列により、正
常時は常に同一データが得られるようになる。例えば、
A4縦の原稿を例にして見ると、正常時は幅方向のセン
サデータのうちとのみがオンしており、他の,
,,は全てオフである筈である。しかし、ここで
ユーザの手が検出タイミングの瞬間に存在した場合は、
がオンで、がオフの場合があり得ることになる。
【0023】この場合は、従来はA4縦にも関わらず、
B4と判断してしまう訳であるが、本実施の形態によれ
ば、並列的に2組のセンサが設けられているため、と
いうデータが付加されているので、のオンのデータは
本来の原稿サイズのデータではないという判断が可能と
なる。
【0024】また、逆にがオフで、がオンといった
場合も考えられるが、この場合も同様に、判断が可能で
あるのは言うまでもないことである。機械と違い人が介
在しているため、上記のようなことはユーザが右手を使
う、左手を使う、原稿の右端を持つ、左端を持つ等のこ
とにより、避けることが不可能であり、そういった事態
に本発明は十分に対応可能となる。
【0025】従って、本実施の形態によれば、並列的に
2組のセンサを持つことによって、情報の確度を増すこ
とができ、また、その情報を判断に使用することで、不
確定要素により判断を誤ることを無くすことができる。
また、この判断方法をアンド処理にて確定することによ
り、容易にプログラムとして組み込むことができること
になる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、長さ方向、幅方向な
ど、同一の検出機能を持つ複数の原稿サイズセンサを並
列的に複数独立して設け、これらの情報を総合的に判断
して原稿サイズを確定するようにしたので、ユーザの
手、その他の物体を原稿と誤検出することを防止するこ
とができ、信頼性の高い原稿サイズ検出装置を提供する
ことができる。また、原稿サイズの確定に際し、アンド
処理にて確定する方法を取ることにより、容易にプログ
ラムとして組み込むことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される複写機の概略構成図であ
る。
【図2】複写機のスキャナ部の構成図である。
【図3】各センサの配置構造を示すコンタクトガラス上
方からの斜視図である。
【図4】幅センサの模式図である。
【図5】一部を拡大して示す圧板開放状態の斜視図であ
る。
【図6】本発明のセンサ位置とセンサのオン、オフ状態
の組み合わせを示す説明図である。
【図7】従来の複数のセンサ配置方式のセンサ位置とセ
ンサのオン、オフ状態の組み合わせを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 本体トレイ 3 両面ユニット 4 手差しテーブル 5 オプション給紙ユニット 6 ADF 7 ソータステープラ 8 コンタクトガラス 11 スキャナ 12 スキャナ 13 レンズ 14 分光フィルタ 15 防塵ガラス 16 露光ランプ 17 長さセンサ 18 幅センサ 19 LED 20 受光素子 21 圧板 22 遮蔽片 23 開閉センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトガラス上に載置された原稿の
    サイズを、コンタクトガラス下に配置された長さ方向の
    原稿サイズセンサと幅方向の原稿サイズセンサの検出信
    号の組み合わせから検出するうようにした原稿サイズ検
    出装置において、原稿サイズセンサを並列的に複数独立
    して配置したことを特徴とする原稿サイズ検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、幅方向の原稿サ
    イズセンサを並列的に複数独立して配置したことを特徴
    とする原稿サイズ検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、並列的に複数独
    立して配置された原稿サイズセンサにより原稿サイズを
    確定するときに、各原稿サイズセンサの情報をアンド処
    理にて確定することを特徴とする原稿サイズ検出装置。
JP8080567A 1996-03-07 1996-03-07 原稿サイズ検出装置 Pending JPH09244162A (ja)

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JP8080567A JPH09244162A (ja) 1996-03-07 1996-03-07 原稿サイズ検出装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7107003B2 (en) 2003-09-29 2006-09-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus and document size determination method thereof
JP2006251304A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Ricoh Co Ltd 原稿サイズ検知装置、原稿読取装置及び画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7107003B2 (en) 2003-09-29 2006-09-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus and document size determination method thereof
JP2006251304A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Ricoh Co Ltd 原稿サイズ検知装置、原稿読取装置及び画像形成装置
JP4744898B2 (ja) * 2005-03-10 2011-08-10 株式会社リコー 原稿サイズ検知装置、原稿読取装置及び画像形成装置

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