JPH09243261A - 生ごみ処理機 - Google Patents
生ごみ処理機Info
- Publication number
- JPH09243261A JPH09243261A JP8080667A JP8066796A JPH09243261A JP H09243261 A JPH09243261 A JP H09243261A JP 8080667 A JP8080667 A JP 8080667A JP 8066796 A JP8066796 A JP 8066796A JP H09243261 A JPH09243261 A JP H09243261A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- garbage
- food waste
- air
- drying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生ごみを効率良く乾燥処理できる生ごみ処理
機を提供する。 【構成】 乾燥処理部の一方にごみ排出口、他方に攪拌
スクリューを駆動するモータを設けると共に、攪拌スク
リューに逆羽根部分を形成し、逆羽根部分からごみ排出
口までの間で生ごみが往復するようにモータを正逆回転
させるモータ回転手段を有する。そのため、生ごみは広
がった状態と積み上げられた状態とを繰り返して十分に
攪拌・粉砕されて表面積が拡大し、高温空気と効率良く
接触して乾燥する。
機を提供する。 【構成】 乾燥処理部の一方にごみ排出口、他方に攪拌
スクリューを駆動するモータを設けると共に、攪拌スク
リューに逆羽根部分を形成し、逆羽根部分からごみ排出
口までの間で生ごみが往復するようにモータを正逆回転
させるモータ回転手段を有する。そのため、生ごみは広
がった状態と積み上げられた状態とを繰り返して十分に
攪拌・粉砕されて表面積が拡大し、高温空気と効率良く
接触して乾燥する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工場、飲食店、一般
家庭、ホテル等から出る生ごみを加熱乾燥処理して減量
化を図る生ごみ処理機に関する。
家庭、ホテル等から出る生ごみを加熱乾燥処理して減量
化を図る生ごみ処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】生ごみは一般に水分を多く含んでいる。
そのため、ごみの集積場所へ持っていくのに難儀な思い
をしたり、保管容器や場所が汚れたり、温度が高いとき
などは短時間で腐敗が進行して悪臭を発生する、といっ
た種々の問題を有する。このようなことから、生ごみに
含まれる水分を除去し、減量・減容積を図るために、回
転攪拌手段により攪拌される生ごみが入れられた乾燥容
器に高温空気を供給して乾燥処理するような機器が提案
されている。
そのため、ごみの集積場所へ持っていくのに難儀な思い
をしたり、保管容器や場所が汚れたり、温度が高いとき
などは短時間で腐敗が進行して悪臭を発生する、といっ
た種々の問題を有する。このようなことから、生ごみに
含まれる水分を除去し、減量・減容積を図るために、回
転攪拌手段により攪拌される生ごみが入れられた乾燥容
器に高温空気を供給して乾燥処理するような機器が提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな生ごみ処理機は、回転攪拌手段を一方向のみに回転
させ続けるものであるため、乾燥処理部内に生ごみの片
寄りが生じ、高温空気と接触しにくくなり、効率の良い
乾燥が行えない。また、回転攪拌手段がリボン型のスク
リューの場合は、生ごみが片寄った場合に回転攪拌手段
がロックしたり、搬送方向の末端部が1回転毎に強く押
されるため、生ごみが餅状になって壁面にへばり付くと
いった不具合も発生する。この発明は上記した課題に鑑
みなされたもので、生ごみを効率よく乾燥処理できる生
ごみ処理機の提供を目的とするものである。
うな生ごみ処理機は、回転攪拌手段を一方向のみに回転
させ続けるものであるため、乾燥処理部内に生ごみの片
寄りが生じ、高温空気と接触しにくくなり、効率の良い
乾燥が行えない。また、回転攪拌手段がリボン型のスク
リューの場合は、生ごみが片寄った場合に回転攪拌手段
がロックしたり、搬送方向の末端部が1回転毎に強く押
されるため、生ごみが餅状になって壁面にへばり付くと
いった不具合も発生する。この発明は上記した課題に鑑
みなされたもので、生ごみを効率よく乾燥処理できる生
ごみ処理機の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明の生ごみ処理機は、回転攪拌手段を有する
乾燥処理部に高温空気を流入させて生ごみを加熱乾燥処
理する生ごみ処理機において、乾燥処理部の一方にごみ
排出口、他方に回転攪拌手段を駆動するモータを設ける
と共に、回転攪拌手段に逆羽根部分を形成し、逆羽根部
分からごみ排出口までの間で生ごみが往復するようにモ
ータを正逆回転させるモータ回転手段を設けた構成であ
る。
ために本発明の生ごみ処理機は、回転攪拌手段を有する
乾燥処理部に高温空気を流入させて生ごみを加熱乾燥処
理する生ごみ処理機において、乾燥処理部の一方にごみ
排出口、他方に回転攪拌手段を駆動するモータを設ける
と共に、回転攪拌手段に逆羽根部分を形成し、逆羽根部
分からごみ排出口までの間で生ごみが往復するようにモ
ータを正逆回転させるモータ回転手段を設けた構成であ
る。
【0005】
【作用】係る構成とすれば、生ごみは乾燥処理部の底面
にあって、広がった状態と逆羽根部分に積み上げられた
状態とを繰り返して十分に粉砕・攪拌すると共に、表面
積が拡大し、高温空気と効率良く接触して乾燥する。
にあって、広がった状態と逆羽根部分に積み上げられた
状態とを繰り返して十分に粉砕・攪拌すると共に、表面
積が拡大し、高温空気と効率良く接触して乾燥する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。(1)は乾燥処理部、(2)は生ごみ乾燥用の高温
空気を得る高温空気生成部、(3)は排出部である。
る。(1)は乾燥処理部、(2)は生ごみ乾燥用の高温
空気を得る高温空気生成部、(3)は排出部である。
【0007】乾燥処理部(1)は、上段乾燥容器
(4)、上段乾燥容器(4)と連通する半円筒形状の下
段乾燥容器(5)、下段乾燥容器(5)の底壁面を隔て
て形成された底部加熱室(6)を有している。上段乾燥
容器(4)は上部に開閉自在の投入蓋(7)を有する
他、高温空気流入口(8)、臭い空気流出口(9)、臭
い空気流出口(9)付近の空気温度を検出する温度セン
サ(10)、高温空気流入口(8)の近傍に設けられた
循環空気吸入口(11)、送風ガイド(12)を備えた
循環空気吹出口(13)の各々を有すると共に、外部に
循環ファン(14)を配設し、該ファン(14)を介し
て循環空気吸入口(11)と循環空気吹出口(13)が
連通している。
(4)、上段乾燥容器(4)と連通する半円筒形状の下
段乾燥容器(5)、下段乾燥容器(5)の底壁面を隔て
て形成された底部加熱室(6)を有している。上段乾燥
容器(4)は上部に開閉自在の投入蓋(7)を有する
他、高温空気流入口(8)、臭い空気流出口(9)、臭
い空気流出口(9)付近の空気温度を検出する温度セン
サ(10)、高温空気流入口(8)の近傍に設けられた
循環空気吸入口(11)、送風ガイド(12)を備えた
循環空気吹出口(13)の各々を有すると共に、外部に
循環ファン(14)を配設し、該ファン(14)を介し
て循環空気吸入口(11)と循環空気吹出口(13)が
連通している。
【0008】下段乾燥容器(5)には固定刃(15)
と、排出部(3)から離れた側に逆羽根部分(16)を
設けた回転攪拌手段としてのリボン形の攪拌スクリュー
(17)が内設され、且又一方に乾燥ごみ排出用のごみ
排出口(18)、他方に攪拌スクリュー(17)駆動用
のモータ(19)が配設している。(20)は、逆羽根
部分(16)からごみ排出口(18)までの間で生ごみ
が往復するようにモータ(19)を正逆回転させるモー
タ回転手段である。
と、排出部(3)から離れた側に逆羽根部分(16)を
設けた回転攪拌手段としてのリボン形の攪拌スクリュー
(17)が内設され、且又一方に乾燥ごみ排出用のごみ
排出口(18)、他方に攪拌スクリュー(17)駆動用
のモータ(19)が配設している。(20)は、逆羽根
部分(16)からごみ排出口(18)までの間で生ごみ
が往復するようにモータ(19)を正逆回転させるモー
タ回転手段である。
【0009】底部加熱室(6)は、後述する燃焼排ガス
を流入させるガス流入口(23)と、該流入口(23)
から流入した燃焼排ガスを排気ファン(24)を備えた
排気ダクト(25)に流出させるガス流出口(26)を
夫々有する。
を流入させるガス流入口(23)と、該流入口(23)
から流入した燃焼排ガスを排気ファン(24)を備えた
排気ダクト(25)に流出させるガス流出口(26)を
夫々有する。
【0010】高温空気生成部(2)は、燃焼ファン(2
7)、バーナ(28)、バーナ(28)に燃料ガスを噴
出供給する気化器(29)、臭い空気ダクト(30)を
介して臭い空気流出口(9)と連通する臭い空気燃焼室
(31)、直交熱交換器(32)、ガス流入口(23)
と直交熱交換器(32)を連通させる連通ダクト(3
3)、高温空気供給ファン(36)、高温空気流入口
(8)と直交熱交換器(32)を連通させる高温空気ダ
クト(37)等を有する。
7)、バーナ(28)、バーナ(28)に燃料ガスを噴
出供給する気化器(29)、臭い空気ダクト(30)を
介して臭い空気流出口(9)と連通する臭い空気燃焼室
(31)、直交熱交換器(32)、ガス流入口(23)
と直交熱交換器(32)を連通させる連通ダクト(3
3)、高温空気供給ファン(36)、高温空気流入口
(8)と直交熱交換器(32)を連通させる高温空気ダ
クト(37)等を有する。
【0011】バーナ(28)は、二次空気噴出用の二次
空気孔(38)を多数穿設した二次空気噴出板(39)
が火口(40)の両側に対向立設している。直交熱交換
器(32)は細通路(44)にて囲繞され、また臭い空
気燃焼室(31)は、臭い空気ダクト(30)と連通す
る周縁通路(45)を外方に備えた二重構造をなし、そ
の内外は対向壁面の下側に多数穿設された臭い空気噴出
孔(46)を介して連通している。
空気孔(38)を多数穿設した二次空気噴出板(39)
が火口(40)の両側に対向立設している。直交熱交換
器(32)は細通路(44)にて囲繞され、また臭い空
気燃焼室(31)は、臭い空気ダクト(30)と連通す
る周縁通路(45)を外方に備えた二重構造をなし、そ
の内外は対向壁面の下側に多数穿設された臭い空気噴出
孔(46)を介して連通している。
【0012】排出部(3)は、下部がごみ排出口(1
8)と連通する排出シリンダ(48)、排出シリンダ
(48)内に設けられた排出スクリュー(49)、排出
シリンダ(48)の上部付近に設けられた排出口(5
0)、排出スクリュー(49)を駆動する排出モータ
(51)を有しており、排出口(50)には使用者によ
ってポリ袋(52)等が適宜取付けられる。
8)と連通する排出シリンダ(48)、排出シリンダ
(48)内に設けられた排出スクリュー(49)、排出
シリンダ(48)の上部付近に設けられた排出口(5
0)、排出スクリュー(49)を駆動する排出モータ
(51)を有しており、排出口(50)には使用者によ
ってポリ袋(52)等が適宜取付けられる。
【0013】次に上記構成における動作を説明する。投
入蓋(7)を開けて生ごみを投入し、運転操作を行う
と、気化器(29)を予熱する等の燃焼準備が開始され
る。この後予熱が完了すると、図示しない送油ポンプが
始動して気化器(29)に灯油が流入し、加熱気化した
気化ガスがバーナ(28)に噴出する。その一方で燃焼
ファン(27)も低回転始動し、一次空気がバーナ(2
8)に流入する。よって、気化ガスと一次空気の予混合
気が火口(40)より流出して着火燃焼し、さらに火炎
に二次空気孔(38)から二次空気が強制的に供給され
て完全燃焼する。
入蓋(7)を開けて生ごみを投入し、運転操作を行う
と、気化器(29)を予熱する等の燃焼準備が開始され
る。この後予熱が完了すると、図示しない送油ポンプが
始動して気化器(29)に灯油が流入し、加熱気化した
気化ガスがバーナ(28)に噴出する。その一方で燃焼
ファン(27)も低回転始動し、一次空気がバーナ(2
8)に流入する。よって、気化ガスと一次空気の予混合
気が火口(40)より流出して着火燃焼し、さらに火炎
に二次空気孔(38)から二次空気が強制的に供給され
て完全燃焼する。
【0014】燃焼排ガスは、直交熱交換器(32)を加
熱し、さらに連通ダクト(33)から底部加熱室(6)
にも流入し、下段乾燥容器(5)の底部を昇温させる。
この後燃焼排ガスは、燃焼と同時に始動した排気ファン
(24)に吸引され、排気ダクト(25)を介して機外
に排出される。
熱し、さらに連通ダクト(33)から底部加熱室(6)
にも流入し、下段乾燥容器(5)の底部を昇温させる。
この後燃焼排ガスは、燃焼と同時に始動した排気ファン
(24)に吸引され、排気ダクト(25)を介して機外
に排出される。
【0015】また、燃焼開始と相前後して循環ファン
(14)が始動すると共に、モータ回転手段(20)に
よりモータ(19)が駆動し、攪拌スクリュー(17)
と固定刃(15)により生ごみが攪拌・粉砕され、表面
積が拡大する。なお、モータ回転手段(20)はモータ
(19)に対して、逆羽根部分(16)に生ごみを集め
るような回転から始動させる。このようにすれば、始動
初期に乾燥処理部(1)の壁面と攪拌スクリュー(1
7)との間に多量の生ごみがはまり込まないことから、
攪拌スクリュー(17)がロックすることを完全に防止
できる。
(14)が始動すると共に、モータ回転手段(20)に
よりモータ(19)が駆動し、攪拌スクリュー(17)
と固定刃(15)により生ごみが攪拌・粉砕され、表面
積が拡大する。なお、モータ回転手段(20)はモータ
(19)に対して、逆羽根部分(16)に生ごみを集め
るような回転から始動させる。このようにすれば、始動
初期に乾燥処理部(1)の壁面と攪拌スクリュー(1
7)との間に多量の生ごみがはまり込まないことから、
攪拌スクリュー(17)がロックすることを完全に防止
できる。
【0016】係る攪拌・粉砕時において、モータ回転手
段(20)は、モータ(19)を正逆回転させるので、
乾燥処理部(1)内の生ごみは、図4のように広がった
状態と、図5のように逆羽根部分(16)に積み上げら
れた状態とを繰り返すこととなる。
段(20)は、モータ(19)を正逆回転させるので、
乾燥処理部(1)内の生ごみは、図4のように広がった
状態と、図5のように逆羽根部分(16)に積み上げら
れた状態とを繰り返すこととなる。
【0017】燃焼開始から暫くすると、直交熱交換器
(32)が十分に昇温するので、これより高温空気供給
ファン(36)が始動し、その送風が一方の細通路(4
4)に送られる。そして送風は直交熱交換器(32)に
流入し、ここを通る間に高温空気となって他方の細通路
(44)に流出し、高温空気ダクト(37)、高温空気
流入口(8)を経て乾燥処理部(1)に入る。
(32)が十分に昇温するので、これより高温空気供給
ファン(36)が始動し、その送風が一方の細通路(4
4)に送られる。そして送風は直交熱交換器(32)に
流入し、ここを通る間に高温空気となって他方の細通路
(44)に流出し、高温空気ダクト(37)、高温空気
流入口(8)を経て乾燥処理部(1)に入る。
【0018】乾燥処理部(1)に流入した高温空気は、
循環空気吸入口(11)の至近を流動する。そのため、
循環ファン(14)は高温空気の一部を循環空気吸入口
(11)より吸入し、150℃前後の温風として循環空
気吹出口(13)から下方に勢いよく噴出する。高温空
気を直接循環ファン(14)に導入させていないのは、
一般利用される循環ファン(14)の耐熱性を考慮した
結果であり、高耐熱仕様であれば高温空気の全部を導入
する構成としても良い。
循環空気吸入口(11)の至近を流動する。そのため、
循環ファン(14)は高温空気の一部を循環空気吸入口
(11)より吸入し、150℃前後の温風として循環空
気吹出口(13)から下方に勢いよく噴出する。高温空
気を直接循環ファン(14)に導入させていないのは、
一般利用される循環ファン(14)の耐熱性を考慮した
結果であり、高耐熱仕様であれば高温空気の全部を導入
する構成としても良い。
【0019】乾燥処理部(1)に流入した高温空気は、
広がりと積み上げとを繰り返す表面積の大きい生ごみに
触れて効率良く乾燥させる。そして、生ごみに接触した
高温空気は湿った臭い空気となり、臭い空気流出口
(9)、臭い空気ダクト(30)を経て周縁通路(4
5)に流入し、臭い空気噴出口(46)より噴出する。
広がりと積み上げとを繰り返す表面積の大きい生ごみに
触れて効率良く乾燥させる。そして、生ごみに接触した
高温空気は湿った臭い空気となり、臭い空気流出口
(9)、臭い空気ダクト(30)を経て周縁通路(4
5)に流入し、臭い空気噴出口(46)より噴出する。
【0020】バーナ(28)は、二次空気が強制的に供
給されて燃焼するため、短炎で火炎温度が高く、火炎の
先端部分に位置する臭い空気燃焼室(31)は、例えば
900℃以上の高温となる。よって、臭い空気噴出口
(46)から噴出した臭い空気は、高温に触れることに
より臭気成分が加熱分解される。
給されて燃焼するため、短炎で火炎温度が高く、火炎の
先端部分に位置する臭い空気燃焼室(31)は、例えば
900℃以上の高温となる。よって、臭い空気噴出口
(46)から噴出した臭い空気は、高温に触れることに
より臭気成分が加熱分解される。
【0021】生ごみは、前記した如く高温空気の流入に
伴って乾燥が進行するようになっており、下段乾燥容器
(5)底部の水分が残り少なくなると、徐々に上段乾燥
容器(4)の温度が上昇を始める。そして温度センサ
(10)が所定温度(例えば160℃)を検出すると、
生ごみの乾燥完了と判断し、バーナ(28)が消火し、
さらに高温空気供給ファン(36)も停止して、機外に
臭気成分が排出することを防止する。
伴って乾燥が進行するようになっており、下段乾燥容器
(5)底部の水分が残り少なくなると、徐々に上段乾燥
容器(4)の温度が上昇を始める。そして温度センサ
(10)が所定温度(例えば160℃)を検出すると、
生ごみの乾燥完了と判断し、バーナ(28)が消火し、
さらに高温空気供給ファン(36)も停止して、機外に
臭気成分が排出することを防止する。
【0022】乾燥処理完了後も、循環ファン(14)、
排気ファン(24)の動作を継続させる。このとき、既
にバーナ(28)は消火しているから、常温の風がその
まま流れ、機器および乾燥ごみが冷却する。この後、温
度センサ(10)が冷却完了としての所定温度(例えば
50℃)を検出するとファンが全て停止し、乾燥ごみの
排出工程に移行する。
排気ファン(24)の動作を継続させる。このとき、既
にバーナ(28)は消火しているから、常温の風がその
まま流れ、機器および乾燥ごみが冷却する。この後、温
度センサ(10)が冷却完了としての所定温度(例えば
50℃)を検出するとファンが全て停止し、乾燥ごみの
排出工程に移行する。
【0023】排出工程は、排出モータ(51)を切り替
えて排出スクリュー(49)を搬送方向の回転とし、同
様に攪拌スクリュー(17)も搬送方向の回転とする。
これにより、乾燥ごみは排出口(50)方向に搬送さ
れ、ごみ排出口(18)から排出シリンダ(48)内に
入り、さらに排出スクリュー(49)により上部に搬送
され、排出口(50)からポリ袋(52)に自然落下す
る。
えて排出スクリュー(49)を搬送方向の回転とし、同
様に攪拌スクリュー(17)も搬送方向の回転とする。
これにより、乾燥ごみは排出口(50)方向に搬送さ
れ、ごみ排出口(18)から排出シリンダ(48)内に
入り、さらに排出スクリュー(49)により上部に搬送
され、排出口(50)からポリ袋(52)に自然落下す
る。
【0024】排出口(50)は、高位置に設けられてい
るから容量の大きいポリ袋(52)を使用でき、これに
より運転の都度新しいポリ袋(52)を取り付ける等の
手間を大幅に低減できる。排出工程はここでは一定時間
継続するようになっており、一定時間経過すると同時に
全モータが止まる等により、機器が自動停止する。
るから容量の大きいポリ袋(52)を使用でき、これに
より運転の都度新しいポリ袋(52)を取り付ける等の
手間を大幅に低減できる。排出工程はここでは一定時間
継続するようになっており、一定時間経過すると同時に
全モータが止まる等により、機器が自動停止する。
【0025】
【発明の効果】以上に述べた通り本発明の生ごみ処理機
は、逆羽根部分からごみ排出口までの間で生ごみが往復
するようにモータを正逆回転させるモータ回転手段を備
えているので、生ごみは乾燥処理部の底面を広がった
り、積み上げられたりすることで十分に攪拌・粉砕さ
れ、表面積が拡大し、広範囲で高温空気と接触すること
により、効率良く乾燥する。
は、逆羽根部分からごみ排出口までの間で生ごみが往復
するようにモータを正逆回転させるモータ回転手段を備
えているので、生ごみは乾燥処理部の底面を広がった
り、積み上げられたりすることで十分に攪拌・粉砕さ
れ、表面積が拡大し、広範囲で高温空気と接触すること
により、効率良く乾燥する。
【0026】またモータ回転手段は、モータを逆羽根部
分に生ごみを集中させる回転から始動させるので、始動
初期に乾燥処理部の壁面と攪拌スクリューとの間に多量
の生ごみがはまり込むことがなく、攪拌スクリューがロ
ックして動かなくなるといった不具合を防止できる。
分に生ごみを集中させる回転から始動させるので、始動
初期に乾燥処理部の壁面と攪拌スクリューとの間に多量
の生ごみがはまり込むことがなく、攪拌スクリューがロ
ックして動かなくなるといった不具合を防止できる。
【図1】本発明の実施例の生ごみ処理機を説明する正面
図である。
図である。
【図2】本発明の実施例の生ごみ処理機を説明する横面
図である。
図である。
【図3】本発明の実施例の生ごみ処理機に構成された高
温空気生成部を説明する断面図である。
温空気生成部を説明する断面図である。
【図4】乾燥処理部に生ごみが広がった状態を説明する
図である。
図である。
【図5】逆羽根部分に生ごみが積み上げられた状態を説
明する図である。
明する図である。
1 乾燥処理部 16 逆羽根部分 17 回転攪拌手段 18 ごみ排出口 19 モータ 20 モータ回転手段
Claims (2)
- 【請求項1】回転攪拌手段を有する乾燥処理部に高温空
気を流入させて生ごみを加熱乾燥処理する生ごみ処理機
において、乾燥処理部の一方にごみ排出口、他方に回転
攪拌手段を駆動するモータを設けると共に、回転攪拌手
段に逆羽根部分を形成し、逆羽根部分からごみ排出口ま
での間で生ごみが往復するようにモータを正逆回転させ
るモータ回転手段を設けた生ごみ処理機。 - 【請求項2】モータ回転手段は、モータを逆羽根部分に
生ごみを集中させる回転から始動させる請求項1記載の
生ごみ処理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8080667A JPH09243261A (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 生ごみ処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8080667A JPH09243261A (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 生ごみ処理機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09243261A true JPH09243261A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=13724722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8080667A Pending JPH09243261A (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 生ごみ処理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09243261A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112718819A (zh) * | 2021-01-14 | 2021-04-30 | 上海旅惑实业有限公司 | 一种垃圾粉碎干湿分离压块回收设备 |
-
1996
- 1996-03-08 JP JP8080667A patent/JPH09243261A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112718819A (zh) * | 2021-01-14 | 2021-04-30 | 上海旅惑实业有限公司 | 一种垃圾粉碎干湿分离压块回收设备 |
CN112718819B (zh) * | 2021-01-14 | 2023-01-17 | 杨成 | 一种垃圾粉碎干湿分离压块回收设备 |
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