JPH05220463A - 生ごみ処理炉 - Google Patents

生ごみ処理炉

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JPH05220463A
JPH05220463A JP4179448A JP17944892A JPH05220463A JP H05220463 A JPH05220463 A JP H05220463A JP 4179448 A JP4179448 A JP 4179448A JP 17944892 A JP17944892 A JP 17944892A JP H05220463 A JPH05220463 A JP H05220463A
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JP
Japan
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air
casing
burner
hot air
heating chamber
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Application number
JP4179448A
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English (en)
Inventor
Akira Motomiya
昭 本宮
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SOSUUKAI KK
Original Assignee
SOSUUKAI KK
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生ごみを発酵、乾燥して肥料や飼料として利
用する。 【構成】外面に蓋付きの投入口と蓋付きの取出口26と
を備え内部に攪拌機4を備えたケーシング1と、室内の
空気を加熱するバーナー12と加熱された空気をケーシ
ング1内に吹き込む噴出口14とを備えた熱風発生室1
1と、ケーシング1内の粉塵を空気とともに排出するブ
ロア21と、排出された粉塵と空気とを分離するサイク
ロン分離機20とからなる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として家庭やレスト
ランなどから出される生ごみを粉砕し、発酵及び乾燥を
行つて、肥料や飼料として有効に利用することができる
ように処理するための生ごみ処理炉に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭やレストランなどから出さ
れる生ごみは、そのほとんどが、焼却または埋め立てに
よつて処分されているが、生ごみには蛋白質などの有機
質が含まれていてその有効利用を図ることが可能であ
る。このため、生ごみを容器に入れて加熱しつつ攪拌と
停止を繰り返して発酵させることにより、生ごみを取扱
いが容易な粉末状にするようにした生ごみ処理装置が創
案された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の生ごみ
処理装置は、生ごみの加熱を容器の外側から間接的に行
うようになつていたために処理能力が低く、生ごみを十
分に発酵させて粉末状にするのには少なくとも10時間
以上の長い時間にわたつて運転を行う必要があり、非効
率的であるばかりでなく、加熱用の燃料の消費量が多く
て処理コストが高くつくという欠点があつた。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、外面に蓋付きの投入口と蓋付きの取出口とを備え内
部に攪拌機を備えたケーシングと、室内の空気を加熱す
るバーナーと加熱された空気をケーシング内に吹き込む
噴出口とを備えた熱風発生室と、ケーシング内の粉塵を
空気とともに排出するブロアと、排出された粉塵と空気
とを分離するサイクロン分離機とからなる構成とした。
【0005】なお、請求項1に記載の発明において、サ
イクロン分離機で分離された空気をバーナーに吹き付け
る構成としてもよい。
【0006】また、請求項3に記載の発明は、外面に蓋
付きの投入口と蓋付きの取出口とを備え内部に攪拌機を
備えたケーシングと、バーナにより発生させた熱風がケ
ーシングの外面に沿つて流通する熱風流通路と、その熱
風流通路中の熱風をケーシング内に流入させる熱風取入
口と、フアンによりケーシング内の空気を吸引してバー
ナに供給する還流路と、空気とともにケーシング内から
導入された粉塵を水シヤワー中に通すことによりその水
に吸着させて空気から分離する分離室とからなる構成と
した。
【0007】なお、請求項3に記載の発明において、ケ
ーシング内から分離室への粉塵の導入経路と還流路とを
連通路により接続して、フアンの送風圧力により粉塵を
分離室に吸引するようにする構成としてもよく、また、
分離室の水シヤワーに水溶性脱臭液を混合する構成とし
てもよい。
【0008】さらに、請求項6に記載の発明は、内部の
空気を加熱するサブバーナを備えた処理炉本体と、処理
炉本体内に設けられて内部に攪拌翼を備えた処理槽と、
内部の空気を加熱するメインバーナを備えた加熱室と、
吸気フアンにより外気を吸引する吸気口と処理槽内に開
口する吹出口とを備えていて加熱室内に配管された流通
管からなる熱交換器と、処理槽内の空気を導入フアンに
より加熱室内に導入する導入路と、加熱室内の空気を処
理炉本体内に還流させる開閉機構付きの還流路と、加熱
室内の空気を外部に排出させる開閉機構付きの排気口と
から構成したものである。
【0009】
【発明の作用及び効果】請求項1に記載の発明において
は、生ごみを適量の発酵菌及び必要に応じて乾燥おから
などの水分調整剤とともにケーシング内に投入すると攪
拌機で攪拌され、バーナーに点火して火炎を噴出させる
と熱風発生室内に熱風が生じ、これが噴出口からケーシ
ング内に吹き込まれ、攪拌されている生ごみと混合して
これを均一に加熱する。加熱された生ごみは次第に昇温
して乾燥するとともに約80℃までは発酵菌の増殖によ
り発酵が進む。なお、この間は攪拌機を断続的に回転さ
せて発酵と空気の供給を交互に繰り返すことが望まし
い。80℃を越えると発酵菌はほとんど死滅し乾燥が進
行する。発酵し乾燥した生ごみは攪拌により粉砕されて
粉末となり、約1〜3時間で処理が終了する。ケーシン
グ内の粉末固形状の処理済み物は、取出口を開いて取り
出すことにより回収する。
【0010】なお、生ごみの発酵、乾燥が進行する過程
で発生する粉塵はブロアにより空気とともにケーシング
から吸い出されてサイクロン分離機へ送られ、空気から
分離されて回収されるのであつて、粉塵が回りの空気中
に放出されることはない。
【0011】すなわち、ケーシング内に投入された生ご
みはバーナーの火炎と混合した高温度の空気が直に吹き
付けられるから、すみやかに加熱されて発酵が開始され
るとともに、発酵の途中において発酵菌が死滅する温度
以上に加熱されて発酵が止まり、その後は高温度の空気
との混合によりすみやかに乾燥するのであり、間接加熱
による発酵のみによって処理する従来の装置に比べて著
しく短時間で処理することができるとともに、加熱用の
燃料の使用量が少なく、処理コストが低い効果がある。
【0012】また、サイクロン分離機で分離された空気
をバーナーに吹き付けると空気中に混合している悪臭を
放つガスが燃焼し、排出されるガスが無臭化される効果
がある。
【0013】請求項3に記載の発明においては、生ごみ
を適量の発酵菌及び必要に応じて乾燥おから等の水分調
整剤とともにケーシング内に投入して攪拌機で攪拌し、
バーナーの点火により発生した熱風を、ケーシングの外
面に沿わせるようにして熱風流通路内で流通させるとと
もに、熱風取入口を通して熱風流通路からケーシング内
へ流入させ、フアンによりケーシング内から還流路内に
吸引してバーナに供給する。ケーシング内の生ごみは、
ケーシングの外面から内部に伝達される熱風流通路内の
熱風の熱とケーシング内に流入する熱風の熱とによつて
加熱される。
【0014】攪拌されながら加熱される生ごみは徐々に
乾燥しつつ発酵菌の増殖による発酵が進む。生ごみの温
度が85℃を越えないようにバーナの火力を調節しつ
つ、加熱を続けると、ケーシング内の反応が発酵から乾
燥への徐々に移行し、加熱開始から約3時間30分で発
酵と乾燥の処理が終了する。ケーシング内の粉末固形状
の処理済み物は、取出口を開いて取り出すことにより回
収される。
【0015】なお、生ごみの発酵、乾燥が進行する過程
で発生する粉塵は、ケーシング内の空気とともに分離室
内へ導入されて水シヤワーを浴びせられ、その水に吸着
されることにより空気と分離されて回収されるのであつ
て、粉塵が回りの空気中に放出されることはない。
【0016】上述のように、ケーシング内に投入された
生ごみは、ケーシングの外面に沿つて循環する熱風の熱
とケーシング内に流入する熱風の熱の両方によつて加熱
されるから、発酵と乾燥が速やかに進行するのであつ
て、間接的に加熱するだけであつた従来の装置に比べて
著しく短時間で処理を行うことができるとともに、加熱
用の燃料の消費量が少なく、処理コストが低い効果があ
る。
【0017】また、ケーシング内から分離室への粉塵の
導入経路と還流路とを連通路により接続して、フアンの
送風圧力により粉塵を分離室に吸引するようにした場合
には、高温の空気の上昇力を利用することによつて粉塵
を自然に分離室へ導入するようにした場合に比べて、導
入時間を短縮することができる効果がある。
【0018】また、分離室の水シヤワーに水溶性脱臭液
を混合した場合には、粉塵と分離される空気中の臭気を
吸収することができるから、その空気が外部に排出され
たときに周囲に不快な臭いが漂うのを防止することがで
きる効果がある。
【0019】請求項6に記載の発明においては、生ごみ
の処理を行う際には、生ごみを適量の発酵菌及び必要に
応じて乾燥おからなどの水分調整剤とともに処理槽内に
投入して攪拌翼により攪拌し、サブバーナの点火により
処理炉本体内の空気を加熱し、加熱室内の熱交換器の流
通管内に吸引した外気を流通させて処理槽内に吹き込
み、メインバーナの点火により加熱室内の空気を加熱
し、導入路を通して処理槽内の空気を加熱室内に導入
し、排気口を閉塞し、還流路を開放する。
【0020】これにより、加熱室内において熱交換器内
を流れる間にメインバーナで加熱された外気が熱風とな
つて処理槽内に供給されて、処理槽がその内部から加熱
されるとともに、サブバーナで加熱された処理炉本体内
の空気が処理槽を外側から包み、処理槽がその外面側か
ら補助的に加熱される。この間、処理槽内の空気は導入
路、加熱室、還流路を順に通る経路で循環する。
【0021】このようにして処理槽が加熱されることに
より、処理槽内で攪拌翼により攪拌される生ごみは、加
熱されて徐々に温度が上昇して乾燥し始めるとともに、
発酵菌の増殖によつて発酵が進む。
【0022】そして、生ごみの温度が80〜85℃の温
度に達した後は、メインバーナは点火したままの状態で
サブバーナの点火と消火とを適宜に行うことにより、処
理槽の加熱を、主に熱交換器を通つて吹き付けられる熱
風によつて行うようにし、生ごみの温度が85℃を越え
ない状態に保つ。
【0023】これと同時に、還流路を閉塞するとともに
排気口を開放し、これにより、処理槽内から加熱室内に
導入された空気が処理槽内へ戻らずに排気口から排出さ
れるようにする。
【0024】処理槽への加熱が続くと、処理槽内におけ
る反応が次第に発酵から乾燥へ移行し、生ごみは水分が
徐々に除去されて乾燥が進む。処理槽内における生ごみ
の発酵と乾燥の処理は、加熱を開始してから約3時間程
度の短い時間で終了する。処理後は、処理槽内の粉末固
形状の処理済み物を回収する。
【0025】処理槽内において発酵と乾燥の処理が行わ
れている間、生ごみ中の水分が気化した水蒸気及び生ご
みの乾燥にともなつて浮遊する微粉塵は処理槽内の空気
とともに加熱室へ流れ込む。加熱室内においては、流入
する空気中の水蒸気がメインバーナで700〜1000
℃に加熱されて視認できないほどの微粒状となるととも
に、流入する空気中の微粉塵がメインバーナの加熱によ
り燃焼して微粉塵中の悪臭成分が焼却される。
【0026】処理槽内から加熱室内へ流れ込んだ空気は
上記のように加熱処理を施された後に排気口から外部へ
排出されるのであつて、排気に際しては、排気口から白
煙が立ち昇つたり周囲に悪臭が漂うのが防止されてい
る。
【0027】処理槽内の生ごみは、加熱室内で熱交換器
を通る間にメインバーナにより熱せられて処理槽内に直
接吹き込まれる熱風を主な熱源として加熱されるように
なつているから、間接的に加熱するだけであつた従来装
置に比べて処理に要する時間を著しく短縮することがで
きるとともに、燃料の消費量が少なくて処理コストを低
く抑えることができる効果がある。
【0028】
【実施例】以下、請求項1に記載の発明にかかる一実施
例を図1及び図2に基づいて説明する。
【0029】図において、1は下部が半円形をなし上部
が方形をなすケーシングであつて、上面に蓋3を備えた
投入筒2が立設され、下部に蓋27を備えた取出口26
が設けられ、さらに、内部に攪拌機4が備えられてい
る。攪拌機4は、ケーシング1の側壁間に差し渡した中
心軸5の周りに左右逆ねじれの螺旋翼6、7がステイ8
によつて取り付けられており、ケーシング1の一側面か
ら突出した中心軸の一端にスプロケツト9が固定され、
チェーン10を介して図示しないモーターに連結されて
いる。
【0030】ケーシング1の上面にはバーナー12を備
えた熱風発生室11が取り付けられており、バーナー1
2の周りは案内筒13によつて囲われている。熱風発生
室11の下面にはケーシング1内に斜め下向きに突出す
る噴出口14が形成されており、ケーシング1の上部と
熱風発生室11とを結ぶダクト15にブロア16と外気
の取り入れ量を調節するダンパ17が介設されている。
また、熱風発生室11の上面にはダンパ19を介設した
排気筒18が立設されており、その中には悪臭ガスの分
解を促進する触媒が備えられている。
【0031】ケーシング1の近傍にはサイクロン分離機
20が設置され、その入り口に取り付けたブロア21の
吸引口がダクト22によつてケーシング1の下部に連結
されており、サイクロン20の排気筒23はブロア24
およびダクト25によつて熱風発生室11に接続され、
ダクト25の先端は案内筒13の外周に近接している。
【0032】次に、本実施例の作動を説明する。まず、
図示しないモーターを起動して攪拌機4を回転させ、投
入筒2の蓋3を開いて処理すべき生ごみを発酵菌ととも
にケーシング1内に投入する。使用する発酵菌として
は、島本微生物工業株式会社製の「バイムフード」が好
適であり、その外に、好気性の高温発酵菌を主体にした
多種類の微生物の混合体を使用することもできる。生ご
みの水分が多い場合には乾燥したおからや米糠などを水
分調整剤として同時に投入する。投入された生ごみなど
は、攪拌機4の旋回翼6、7によつて攪拌される。旋回
翼6、7は左右逆ねじれになつているから左右に往復運
動しながら満遍なく攪拌される。
【0033】つぎに、バーナー12に点火すると火炎は
案内筒13を通つて熱風発生室11内に充満して室内の
空気を加熱し、加熱された空気は噴出口14からケーシ
ング1内に吹き込まれ、攪拌されている生ごみと混合し
て脱水しつつ加熱する。ケーシング1内の空気はブロア
16によりダクト15を通つて熱風発生室11内に戻さ
れる。ここで、ダンパ17の開度の調節により新鮮な外
気の取り入れ量が調節される。ケーシング1内の温度が
一定値に達するとバーナー12の点火と消火が繰り返さ
れてその温度に保たれる。
【0034】ケーシング1内の生ごみは約80℃に昇温
するまでは発酵菌の増殖により発酵が進み、この間は攪
拌機4は断続的に回転される。80℃を越えると発酵菌
は死滅して乾燥が進行する。発酵し乾燥した生ごみは攪
拌により粉砕されて粉末となり、約1〜3時間で処理が
終了する。
【0035】処理が終了すると、生ごみの発酵、乾燥が
進行する過程で発生した粉塵は、ブロア21により空気
とともにダクト22を通つてサイクロン分離機20へ送
られて粉末と気体に分離され、粉末は下方へ落下し気体
はブロア24により排気筒23からダクト25を通つて
熱風発生室11へ戻され案内筒13に吹き付けられる。
案内筒13はバーナー12の火炎により高温度に加熱さ
れているから、気体中の悪臭成分は熱分解し、さらに触
媒との接触により無臭となつた気体は排気筒18から排
出される。その排出量はダンパ19により調節される。
【0036】粉塵を排出した後は、ケーシング1の下部
の取出口26の蓋27を開き、ケーシング1内に残つた
粉末固形状の処理済み物を取出口26から取り出して回
収する。
【0037】なお、本発明において生ごみとは家庭やレ
ストランから出される生ごみの外に、おから、ビール
粕、酒粕、果物の絞り粕、魚粕、澱粉粕などの食品の製
造過程で発生する廃棄物を含むものである。
【0038】次に、請求項3に記載の発明にかかる一実
施例を図3乃至図5に基づいて説明する。
【0039】図において、符号30は、前後及び左右の
壁面に断熱材31が貼着されているとともに、上面の開
口に、断熱材32が貼着された天板33を取外し可能に
固定した構造になる処理炉本体を示す。処理炉本体30
の内部には、熱伝導性に優れた板材を下部が半円形をな
してその半円の両端が鉛直上向きに延出した断面形状に
成形することによつてケーシング35が形成されてい
る。
【0040】ケーシング35の上面の開口部には、上面
の投入口37に蓋38が備えられていて天板33に固定
された投入筒36の下端の開口部が臨んでいる。ケーシ
ング35の半円形の底面には、その一部を切り欠くこと
によつて取出口39が形成されている。取出口39は閉
塞体40によつて開放または閉塞されるようになつてお
り、また、取出口39の下方には傾斜した滑落路41が
設けられている。
【0041】ケーシング35の内部には、処理炉本体3
0の左右の壁面の間に差し渡した回転軸45の回りに回
転軸45の長さ方向の中心で対称をなす右捩れの螺旋翼
46aと左捩れの螺旋翼46bをステイ47によつて支
持した構造になる攪拌機44が備えられている。処理炉
本体30の外部に突出した回転軸45の一端のスプロケ
ツト48とモータ49のスプロケツト50との間にはチ
エーン51が掛け回されていて、モータ49の駆動によ
り、攪拌機44の両螺旋翼46a、46bが、ケーシン
グ35内に投入される生ごみを中央に集める向きに回転
するようになつている。
【0042】また、回転軸45の両端を支持する軸受け
構造は、処理炉本体30に固定された下部軸受け53と
処理炉本体30の壁の一部を上方にスライドし得るよう
にした上部軸受け54との間に回転軸45の両端を支持
する構成となつていて、両端の上部軸受け54、54を
抜き取ることにより攪拌機44を処理炉本体30から取
り外すことができるようになつている。
【0043】ケーシング35の鉛直上向きに延出して上
端が天板33の下面との間で間隔を空けている前面板3
5aと後面板35bは、夫々、処理炉本体30の前壁3
0aと後壁30bとの間に空間を空けているとともに、
ケーシング35の半円形の部分の下方にも空間が空けら
れており、これらの空間によつて熱風流通路43が構成
されている。
【0044】ケーシング35の下方においては、火炎を
右側から左側に向けて噴出することにより熱風を発生さ
せるバーナ55が、上面が開口して内周に断熱材56が
貼着されたバーナボツクス57内に収容されており、バ
ーナ55により発生した熱風は熱風流通路43中をケー
シング35の外面に沿うようにして上昇するようになつ
ている。また、このバーナボツクス57は処理炉本体3
0から右方へ抜き取ることが可能となつている。
【0045】なお、処理炉本体30の内部は熱風流通路
43を流通する熱風のために外部よりも高圧となるた
め、空気漏れ防止のためのシールを確実に行うことが望
ましい。
【0046】ケーシング35の上方においては、天板3
3に固定されたフアン60の吸引パイプ61の吸引口6
2が臨んでいる。このフアン60には還流パイプ(請求
項3に記載した発明の構成要素である還流路に相当す
る)63が接続されていて、この還流パイプ63は、ケ
ーシング35の前面板35aと処理炉本体30の前壁3
0aとの間の空間内を通して配管されており、その先端
の吐出口64がバーナボツクス57の上面の開口に臨ん
でいる。
【0047】また、ケーシング35の前面板35aと後
面板35bの上部位置には、熱風流通路43内を上昇す
る熱風をケーシング35の内部に流入させるための熱風
取入口66が斜め下向きに開口して形成されている。
【0048】天板33には、箱状の分離室70が設けら
れている。分離室70内と処理炉本体30内との間に
は、導入パイプ(請求項4に記載した発明の構成要素で
ある導入経路に相当する)71が、その導入口72をケ
ーシング35内の上方位置に開口させるとともに流出口
73を分離室70内で水平に開口させた状態で配管され
ている。分離室70には、その内部の空気を外部に放出
するための排気パイプ74が取り付けられている。
【0049】分離室70の内部には給水パイプ75が配
管されており、この給水パイプ75には、複数の水シヤ
ワー噴出口76が、導入パイプ71の流出口73の開口
方向に沿つてその両側に並列するように設けられてい
る。給水パイプ75への水の供給はポンプ77の駆動に
よつて行われ、ポンプ77の吐出パイプ78を通して給
水パイプ75に圧送された水は、水シヤワー噴出口76
からシヤワー状に噴出して分離室70の傾斜した底面を
流れ落ち、吸戻パイプ79を通してポンプ77内に戻る
という経路で循環されるようになつている。さらに、ポ
ンプ77には、分離室70から戻つた水に混合されてい
る微粒状物を分離して水のみを分離室70側へ流れるよ
うにするための図示しないフイルタが備えられている。
また、ポンプ77によつて循環される水には、水溶性の
脱臭剤が混合されている。
【0050】また、導入パイプ71と前記フアン60の
還流パイプ63との間には連通パイプ(請求項4に記載
した発明の構成要素である連通路に相当する)80が配
管されており、連通パイプ80と還流パイプ63との接
続部分には、フアン60から還流パイプ63内に噴き出
された空気の一部を連通パイプ80側へ流入させるため
のダンパ81が設けられているとともに、連通パイプ8
0と導入パイプ71との接続部分には、連通パイプ80
内に流入した空気を分離室70側へ流出させるためのダ
ンパ82が設けられている。そして、この空気の分離室
70側への流出による負圧の発生により、導入パイプ7
1の導入口72には吸引力が作用するようになつてい
る。
【0051】次に、本実施例の作動を説明する。モータ
49の駆動により攪拌機44を回転させ、投入筒36の
蓋38を開いて処理すべき生ごみを発酵菌とともにケー
シング35内へ投入する。生ごみの水分が多い場合に
は、水分調整剤として乾燥したおからや米糠等を同時に
投入する。投入された生ごみは攪拌機44によつて中央
へ集められながら満遍なく攪拌され、発酵菌や水分調整
剤と混合される。
【0052】攪拌機44の回転を続けたまま、バーナ5
5に点火するとともにフアン60を駆動すると、バーナ
ボツクス57内の空気が加熱されて熱風が発生し、その
熱風が熱風流通路43内を上昇することにより、その熱
風の熱が熱風流通路43からケーシング35の前面板3
5a及び後面板35bを介してケーシング35の内部に
伝わるとともに、熱風流通路43を上昇する熱風の一部
が熱風取入口66からケーシング35の内部に吹き込ま
れて攪拌されている生ごみと混合するのであつて、これ
により生ごみが加熱される。
【0053】熱風流通路43中を上昇した熱風と熱風流
通路43からケーシング35内に吹き込まれた熱風は、
吸引口62からフアン60内に吸い込まれて還流パイプ
63内を通り、その吐出口64からバーナボツクス57
内に戻るという経路で循環する。
【0054】生ごみの温度が60℃を越えると発酵菌の
増殖により発酵作用が活発となり、生ごみの分解が進
む。そして、熱風による熱に発酵により生じる熱が加わ
つて、生ごみの温度は発酵が開始してから約1時間後に
80℃を越える。この後は、生ごみの温度が85℃を越
えないようにバーナ55の火力を調節しながら、生ごみ
の攪拌と生ごみへの加熱を続ける。
【0055】時間の経過にともなつてケーシング35内
の反応は発酵から乾燥へ徐々に移行し、加熱を開始して
から約3時間30分で発酵と乾燥の両工程が終了する。
【0056】この後は、バーナ55を止めて熱風の熱風
流通路43内の流通と熱風のケーシング35内への流入
とを停止し、かかる状態で攪拌機44の回転を約30分
続け、生ごみを冷却する。その結果、生ごみは、水分が
約10%の乾燥した粉末固形状の処理済み物となる。
【0057】このケーシング35の底に残つた粉末固形
状の処理済み物は、閉塞体40を移動させることによつ
て開いた取出口39から取り出し、滑落路41を滑らせ
て回収する。
【0058】生ごみの発酵、乾燥の過程で発生した粉塵
は、導入口72からケーシング35内の空気とともに導
入パイプ71内に導かれ、その流出口73から分離室7
0内に流入する。
【0059】分離室70内に流入した粉塵は、水シヤワ
ー76aを浴びせられて、その水に吸着されることによ
り落下し、分離室70の傾斜した底面を流れて吸戻パイ
プ79内に吸い込まれ、ポンプ77内に戻される。ポン
プ77内においては、図示しないフイルタを通ることに
より粉塵が水から分離され、後に、回収される。
【0060】一方、分離室70内で粉塵が分離された空
気は、水シヤワー76a中の水溶性脱臭剤の作用によつ
て悪臭の成分が除去され、無臭となつた状態で排気パイ
プ74から外部に放出される。
【0061】本実施例においては、バーナ55を下部位
置に設けることにより、発生させた熱風をそれ自身の熱
により作用する上昇力と同じ向きである上方へ流動させ
るようにしたから、上部位置で発生させた熱風を下向き
に流動させるようにした場合に比べて、熱風の流動効率
が高いという利点がある。
【0062】また、前述したように、攪拌機44とバー
ナ55は、夫々、処理炉本体30から取り外すことがで
きるようになつているため、攪拌機44にこびり付いた
生ごみの除去やバーナボツクス57内に付着した煤の除
去等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
【0063】本実施例においては、熱風流通路43をケ
ーシング35の前側と後側のみに設けた構造にしたが、
前側と後側に加えて、ケーシング35の左右両側にも熱
風流通路を設ける構造としてもよい。
【0064】同じく本実施例においては、熱風をフアン
60からバーナボツクス57へ戻すための経路として、
還流パイプ63をケーシング35の外面と処理炉本体3
0の内面との間の空間内に配管するという手段を用いた
が、これに替えて、ケーシング35の外面と処理炉本体
30の内面との間の空間に仕切りを設けることによつて
上下方向に細長い還流路を形成するようにしてもよい。
【0065】なお、上記実施例において、フアン60
に、処理炉本体30の外部から空気を取り入れるための
ダンパ付きの外気取入口と、吸引口62からフアン60
に吸引される空気の取入量を調節するダンパとを設ける
構成としてもよい。この場合には、フアン60が処理炉
本体30内から吸引する空気の量と処理炉本体30外か
ら吸引する空気の量を任意に調節することが可能とな
る。したがつて、新鮮な空気が必要とされる発酵の過程
では、処理炉本体30の外部から取り入れる空気の量を
適宜に調節することにより、発酵を効果的に行うことが
できる。しかも、発酵と乾燥が終了した後の冷却の過程
では、吸引口62に設けたダンパを全閉するとともに外
気取入口のダンパを全開して処理炉本体30内に外部の
比較的温度の低い空気を取り入れることにより、冷却時
間を短縮することができる。
【0066】また、上記実施例において、還流パイプ6
3のフアン60に近い基端部に、ケーシング35内に臨
んで開口する分岐パイプを接続する構成としてもよい。
この場合には、吸引口62からフアン60に吸引されて
還流パイプ63に送られる熱風の一部を、高い圧力でケ
ーシング35内に吹き込むことができる。
【0067】さらに、上記実施例において、フアン60
に前記したダンパ付きの外気取入口と前記した吸引口6
2の流量調節用ダンパとを設け、還流パイプ63のフア
ン60に近い基端部に前記した分岐パイプを接続すると
ともに、その接続部分に還流パイプ63の流量と分岐パ
イプの流量を調節するダンパを設ける構成としてもよ
い。この場合には、発酵、乾燥の過程において処理炉本
体30の外部からフアン60で吸引した新鮮な空気の一
部を、熱風流通路43を経由させずに分岐パイプを通し
て直接ケーシング35内に吹き込むことにより、発酵の
促進を図ることができる。また、冷却の過程において
は、ダンパで還流パイプ63の流通を遮断して、吸引し
た外部の空気のすべてを熱風流通路43を経由させずに
分岐パイプを通して直接ケーシング35内に吹き込むこ
とにより、冷却の効率を高めることができる。
【0068】さらにまた、上記実施例において、還流パ
イプ63と導入パイプ71との間に連通パイプ80を設
けるのに替えて、導入パイプ71に粉塵導入用フアンと
ダンパとを設け、粉塵導入用フアンの作動によつて粉塵
を分離室70へ吸引する構成としてもよい。
【0069】次に、請求項6に記載の発明にかかる一実
施例を図6に基づいて説明する。
【0070】処理炉本体100は、床面に立設された断
熱性を有する壁101と上面の開口を閉塞するように固
定した断熱性を有する天板102とから構成されてい
る。
【0071】処理炉本体100内には、熱伝導性の高い
板材を下部が半円形をなしてその半円の両端が鉛直上向
きに延出した断面形状に成形することにより上面が開放
された処理槽103が形成されている。処理槽103内
には、その半円と同心の軸104に支持されて処理槽1
03の内周面に沿つて回転駆動される螺旋状の攪拌翼1
05が設けられている。
【0072】処理槽103よりも下方の位置には、処理
炉本体100の底面に取り付けた上面開放のバーナボツ
クス106内に火炎噴出口を臨ませたサブバーナ107
が設けられており、このサブバーナ107から噴出する
火炎によつて加熱された処理炉本体100内の空気が熱
風となつて処理槽103の外面に沿つて流動するように
なつている。
【0073】処理炉本体100の上方には断熱性材によ
つて箱形に成形された加熱室110が設けられている。
加熱室110には、サブバーナ107よりも出力の大き
いメインバーナ111がその火炎噴出口を加熱室110
内に臨ませた状態で設けられている。加熱室110内に
は、熱伝導性及び耐熱性に優れたパイプをコイル状に螺
旋巻きしてなる流通管113からなり、その流通管11
3の一端の吸気フアン114を備えた吸引口115を加
熱室110の外部に臨ませるとともに、他端の吹出口1
16を処理槽103の内部に臨ませた構造になる熱交換
器112が設けられている。
【0074】処理炉本体100と加熱室110との間に
は、導入フアン118を備えた導入パイプ(請求項6に
記載した発明の構成要素である導入路に相当する)11
7が、その導入口119を処理槽103の上方に開口さ
せるとともに流出口120を加熱室110内のメインバ
ーナ111の火炎噴出口に近い位置に開口させた状態で
配管されている。
【0075】同じく、処理炉本体100と加熱室110
との間には、ダンパ(請求項6に記載した発明の構成要
素である開閉機構に相当する)122を備えた還流パイ
プ(請求項6に記載した発明の構成要素である還流路に
相当する)121が、その流入口123を加熱室110
内に開口させるとともに流出口124を処理炉本体10
0内に開口させた状態で配管されている。
【0076】さらに、加熱室110には、ダンパ(請求
項6に記載した発明の構成要素である開閉機構に相当す
る)126を備えた排気パイプ125が、その流入口1
27を加熱室110のメインバーナ111から最も遠い
位置に開口させるとともに排気口128を加熱室110
の外部に開口させた状態で設けられている。
【0077】次に、本実施例の作用を説明する。処理炉
本体100の図示しない投入口を開き、生ごみと適量の
発酵菌及び必要に応じて乾燥おから等の水分調整剤を処
理槽103内に投入して攪拌翼105の回転により攪拌
して混合する。
【0078】これにともない、サブバーナ107に点火
して処理炉本体100の内部の空気を加熱し、熱交換器
112の吸気フアン114を作動させて吸引口115か
ら流通管113内に吸引した外気を吹出口116から処
理槽103内に吹き出させ、メインバーナ111に点火
してその火炎を熱交換器112の流通管113に吹き付
け、導入フアン118を作動させて処理槽103内の空
気を加熱室110内に導入させ、排気パイプ125のダ
ンパ126を閉じて加熱室110内の空気が外部に排出
されないようにし、還流パイプ121のダンパ122を
開いて加熱室110と処理炉本体100内とを連通させ
る。
【0079】これにより、熱交換器112の流通管11
3内に吸引された外気がメインバーナ111の火炎で加
熱されることにより熱風となつて処理槽103内に吹き
込まれるとともに、サブバーナ107により加熱された
処理炉本体100内の空気が処理槽103を外側から包
み、処理槽103内においては、攪拌されている生ごみ
が熱交換器112から吹き込まれる熱風により直接加熱
されるとともに処理槽103の外側から間接的に加熱さ
れる。
【0080】このようにして加熱される生ごみはその温
度が上昇し、発酵菌が増殖して進んで発酵が進むととも
に、生ごみ内の水分が徐々に奪われて生ごみが乾燥し始
める。
【0081】生ごみが加熱されている間、処理炉本体1
00内の空気は処理槽103から導入パイプ117を通
つて加熱室110に導入されて還流パイプ121を通る
ことにより処理炉本体100内に戻るという経路で循環
する。
【0082】加熱を開始してから約1時間で生ごみの温
度が80〜85℃の所定の処理温度に達し、この後は、
メインバーナ111からの火炎の噴出は続けたままで、
サブバーナ107の点火と消火とを適宜に行うようにす
る。すなわち、処理槽103内の加熱が、主にはメイン
バーナ111で熱せられて熱交換器112から吹き込ま
れる熱風によつて行われ、補助的にサブバーナ107の
火炎を利用して行われるようにする。これにより、生ご
みの温度を80〜85℃の温度に保つ。
【0083】これと同時に、還流パイプ121のダンパ
122を閉じて加熱室110から処理炉本体100内へ
の空気の流通を遮断するとともに、排気パイプ125の
ダンパ126を開いて加熱室110内の空気が外部へ排
出されるようにする。
【0084】生ごみが所定の処理温度に保たれたままの
状態で加熱が続くと、処理槽103内における反応が次
第に発酵から乾燥へ移行し、生ごみの乾燥が進む。この
間に、生ごみ中の水分が気化して水蒸気となるとともに
生ごみの乾燥したものが微粉塵となつて浮遊する。
【0085】この水蒸気と微粉塵は処理槽103内の空
気とともに導入パイプ118を通つて加熱室110へ導
入され、加熱室110内においては、メインバーナ11
1から噴出する火炎により微粉塵が燃焼してその悪臭成
分が焼却されるとともに、水蒸気がメインバーナの火炎
で加熱されることにより700〜1000℃の高温度に
なつて視認できないほどの微粒状となる。
【0086】処理槽103から加熱室110内に導入さ
れた空気は上記のように処理された状態で排気パイプ1
25を通つてその排気口128から外部に排出されるの
であつて、排気に際しては、排気口128から水蒸気に
よる白煙が立ち昇つたり周囲に悪臭が漂うということが
ない。
【0087】処理槽103内における生ごみの発酵と乾
燥の処理は、加熱を開始してから3時間程度の短い時間
で終了する。処理終了後は、処理槽103内に残つた粉
末固形状の処理済み物を回収する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明にかかる一実施例の一部
切欠側面図である。
【図2】その一部切欠正面図である。
【図3】請求項3に記載の発明にかかる一実施例の一部
切欠右側面図である。
【図4】その一部切欠正面図である。
【図5】その一部切欠平面図である。
【図6】請求項6に記載の発明にかかる一実施例の断面
図である。
【符号の説明】
1、35:ケーシング 2:投入筒 4、44:撹はん
機 11:熱風発生室 12、55:バーナー 13:案内筒 14:噴出口
20:サイクロン分離機 21:ブロア 26、39:
取出口 37:投入口 43:熱風流通路 60:フア
ン 63:還流パイプ(還流路) 66:熱風取入口
70:分離室 71:導入パイプ(導入経路) 76a:水シヤワー
80:連通パイプ(連通路) 100:処理炉本体 1
03:処理槽 105:攪拌翼 107:サブバーナ
110:加熱室 111:メインバーナ 112:熱交
換器 113:流通管 114:吸気フアン 115:
吸引口 116:吹出口 117:導入パイプ(導入
路) 118:導入フアン 121:還流パイプ(還流
路) 122、126:ダンパ(開閉機構) 128:
排気口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】さらに、請求項6に記載の発明は、処理炉
本体内に開口して設けられて内部に攪拌翼を備えた処理
槽と、内部の空気を加熱するバーナを備えた加熱室と、
加熱室内の空気を処理炉本体内に導入する開閉機構付き
の導入路と、処理炉本体内の空気を還流フアンにより加
熱室内に還流させる還流路と、加熱室内の空気を外部に
排出させる開閉機構付きの排気口とから構成したもので
ある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】請求項6に記載の発明においては、生ごみ
の処理を行う際には、生ごみを適量の発酵菌及び必要に
応じて乾燥おからなどの水分調整剤とともに処理槽内に
投入して攪拌翼により攪拌し、排気口を閉塞するととも
に導入路を開放し、バーナを点火し、還流フアンを作動
させる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】これにより、加熱室内の空気が、バーナで
加熱されることにより熱風となつて導入路を通ることに
より処理炉本体内に導入されて、還流路を通ることによ
り加熱室内に還流するという経路で循環する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】加熱室から導入された熱風は、処理炉本体
内を流通する間に処理槽を外部側から包むとともに処理
槽の内部へ入り込む。これにより、処理槽が外部側と内
部側の両方から加熱され、処理槽内においては、発酵菌
の増殖によつて生ごみの分解、発酵と乾燥が進む。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】そして、生ごみが所定の温度に達した後
は、バーナの火力を適宜に変えることによつて処理槽の
加熱を調節し、生ごみが一定の温度を越えない状態に保
つ。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】これにともない、排気口を開放し、処理炉
本体内から加熱室内に還流した空気が排気口から排出さ
れるようにする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】処理槽内において発酵と乾燥の処理が行わ
れている間、生ごみ中の水分が気化して生じる水蒸気及
び生ごみの乾燥にともなつて浮遊する粉塵と悪臭成分は
処理槽内の空気とともに加熱室へ流れ込む。加熱室内に
おいては、還流する空気中の水蒸気がバーナで700〜
1000℃に加熱されて視認できない状態となるととも
に、還流する空気中の粉塵と悪臭成分がバーナにより焼
却される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】処理炉本体内から加熱室内へ還流した空気
は上記のように加熱処理を施された後に排気口から外部
へ排出されるのであつて、排気に際しては、排気口から
不快感を与える白煙が立ち昇つたり周囲に粉塵や悪臭が
漂うのが防止されている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】処理槽内の生ごみは、処理炉本体内を流通
しつつ処理槽を外部側から包む熱風だけでなく処理槽の
内部に入り込む熱風によつても加熱されるようになつて
いるから、外部側から間接的に加熱するだけであつた従
来装置に比べて処理に要する時間を著しく短縮すること
ができるとともに、燃料の消費量が少なくて処理コスト
を低く抑えることができる効果がある。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正内容】
【0073】処理炉本体100の上方には断熱性材によ
つて箱形に成形された加熱室110が設けられている。
加熱室110には、サブバーナ107よりも出力の大き
いメインバーナ(請求項6に記載した発明の構成要素で
あるバーナに相当する)111がその火炎噴出口を加熱
室110内に臨ませた状態で設けられている。加熱室1
10内には、熱伝導性及び耐熱性に優れたパイプをコイ
ル状に螺旋巻きしてなる流通管113からなり、その流
通管113の一端の吸気フアン114を備えた吸引口1
15を加熱室110の外部に臨ませるとともに、他端の
吹出口116を処理槽103の内部に臨ませた構造にな
る熱交換器112が設けられている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】処理炉本体100と加熱室110との間に
は、還流フアン118を備えた還流パイプ(請求項6に
記載した発明の構成要素である還流路に相当する)11
7が、その流入口119を処理槽103の上方に開口さ
せるとともに流出口120を加熱室110内のメインバ
ーナ111の火炎噴出口に近い位置に開口させた状態で
配管されている。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】同じく、処理炉本体100と加熱室110
との間には、ダンパ(請求項6に記載した発明の構成要
素である開閉機構に相当する)122を備えた導入パイ
プ(請求項6に記載した発明の構成要素である導入路に
相当する)121が、その流入口123を加熱室110
内に開口させるとともに流出口124を処理炉本体10
0内に開口させた状態で配管されている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0078
【補正方法】変更
【補正内容】
【0078】これにともない、サブバーナ107に点火
して処理炉本体100の内部の空気を加熱し、熱交換器
112の吸気フアン114を作動させて吸引口115か
ら流通管113内に吸引した外気を吹出口116から処
理槽103内に吹き出させ、メインバーナ111に点火
してその火炎を熱交換器112の流通管113に吹き付
け、排気パイプ125のダンパ126を閉じて加熱室1
10内の空気が外部に排出されないようにし、導入パイ
プ121のダンパ122を開いて加熱室110と処理炉
本体100内とを連通させるとともに、還流フアン11
8を作動させて処理槽103内の空気を加熱室110内
に還流させる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0080
【補正方法】変更
【補正内容】
【0080】このようにして加熱される生ごみはその温
度が上昇し、処理槽103内においては発酵菌が増殖す
ることによつて生ごみの分解、発酵と乾燥が進む。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0081
【補正方法】変更
【補正内容】
【0081】生ごみが加熱されている間、加熱室110
内の空気は、導入パイプ121を通つて処理炉本体10
0内に導入され、還流パイプ117を通つて加熱室11
0内に戻るという経路で循環する。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0083
【補正方法】変更
【補正内容】
【0083】これと同時に、導入パイプ121のダンパ
122を閉じて加熱室110から処理炉本体100内へ
の空気の流通を遮断するとともに、排気パイプ125の
ダンパ126を開いて加熱室110内の空気が外部へ排
出されるようにする。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】変更
【補正内容】
【0084】生ごみが所定の処理温度に保たれたままの
状態で加熱が続くと、処理槽103内における反応が次
第に発酵から乾燥へ移行し、生ごみの乾燥が進む。この
間に、生ごみ中の水分が気化して水蒸気となるとともに
生ごみの乾燥によつて生じた微粉塵及び生ごみ中の悪臭
成分が浮遊する。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0085
【補正方法】変更
【補正内容】
【0085】この水蒸気、微粉塵及び悪臭成分は処理槽
103内の空気とともに還流パイプ117を通つて加熱
室110へ還流し、加熱室110内においては、メイン
バーナ111から噴出する火炎により微粉塵及び悪臭成
分が焼却されるとともに、水蒸気がメインバーナの火炎
で加熱されることにより700〜1000℃の高温度に
なつて視認できない状態となる。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0086
【補正方法】変更
【補正内容】
【0086】処理槽103から加熱室110内に還流し
た空気は上記のように加熱処理された状態で排気パイプ
125を通つてその排気口128から外部に排出される
のであつて、排気に際しては、排気口128から不快感
を与える水蒸気の白煙が立ち昇つたり周囲に微粉塵や悪
臭が漂うということがない。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0088
【補正方法】追加
【補正内容】
【0088】なお、本実施例においては、処理炉本体1
00内の処理槽103よりも下方位置にサブバーナ10
7を設けたから、処理槽103の外部側からの加熱効率
に優れ、また、加熱室110内に熱交換器112を設け
て処理槽103内に熱風を直接吹き込むようにしたか
ら、処理槽103の内部側からの加熱効率に優れるとい
う利点がある。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1、35:ケーシング 2:投入筒 4、44:撹はん
機 11:熱風発生室 12、55:バーナー 13:案内筒 14:噴出口
20:サイクロン分離機 21:ブロア 26、39:
取出口 37:投入口 43:熱風流通路 60:フア
ン 63:還流パイプ(還流路) 66:熱風取入口
70:分離室 71:導入パイプ(導入経路) 76a:水シヤワー
80:連通パイプ(連通路) 100:処理炉本体 1
03:処理槽 105:攪拌翼 110:加熱室 111:メインバーナ(バーナ) 117:還流パイプ
(還流路) 118:還流フアン 121:導入パイプ
(導入路) 122、126:ダンパ(開閉機構) 1
28:排気口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外面に蓋付きの投入口と蓋付きの取出口
    とを備え内部に攪拌機を備えたケーシングと、室内の空
    気を加熱するバーナーと加熱された空気を前記ケーシン
    グ内に吹き込む噴出口とを備えた熱風発生室と、前記ケ
    ーシング内の粉塵を空気とともに排出するブロアと、排
    出された粉塵と空気とを分離するサイクロン分離機とか
    らなることを特徴とする生ごみ処理炉
  2. 【請求項2】 前記サイクロン分離機で分離された空気
    を前記バーナーに吹き付けることを特徴とする請求項1
    の生ごみ処理炉
  3. 【請求項3】 外面に蓋付きの投入口と蓋付きの取出口
    とを備え内部に攪拌機を備えたケーシングと、バーナに
    より発生させた熱風が前記ケーシングの外面に沿つて流
    通する熱風流通路と、該熱風流通路中の熱風を前記ケー
    シング内に流入させる熱風取入口と、フアンにより前記
    ケーシング内の空気を吸引して前記バーナに供給する還
    流路と、空気とともに前記ケーシング内から導入された
    粉塵を水シヤワー中に通すことによりその水に吸着させ
    て空気から分離する分離室とからなることを特徴とする
    生ごみ処理炉。
  4. 【請求項4】 前記ケーシング内から前記分離室への粉
    塵の導入経路と前記還流路とを連通路により接続して、
    前記フアンの送風圧力により粉塵を前記分離室に吸引す
    るようにしたことを特徴とする請求項3の生ごみ処理
    炉。
  5. 【請求項5】 前記分離室の前記水シヤワーに水溶性脱
    臭液を混合したことを特徴とする請求項3または請求項
    4の生ごみ処理炉。
  6. 【請求項6】 内部の空気を加熱するサブバーナを備え
    た処理炉本体と、前記処理炉本体内に設けられて内部に
    攪拌翼を備えた処理槽と、内部の空気を加熱するメイン
    バーナを備えた加熱室と、吸気フアンにより外気を吸引
    する吸気口と前記処理槽内に開口する吹出口とを備えて
    いて前記加熱室内に配管された流通管からなる熱交換器
    と、前記処理槽内の空気を導入フアンにより前記加熱室
    内に導入する導入路と、前記加熱室内の空気を前記処理
    炉本体内に還流させる開閉機構付きの還流路と、前記加
    熱室内の空気を外部に排出させる開閉機構付きの排気口
    とから構成されていることを特徴とする生ごみ処理炉。
JP4179448A 1991-12-18 1992-06-11 生ごみ処理炉 Pending JPH05220463A (ja)

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