JPH09240466A - 自動循環式索道の屈曲運行方法 - Google Patents

自動循環式索道の屈曲運行方法

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JPH09240466A
JPH09240466A JP7840796A JP7840796A JPH09240466A JP H09240466 A JPH09240466 A JP H09240466A JP 7840796 A JP7840796 A JP 7840796A JP 7840796 A JP7840796 A JP 7840796A JP H09240466 A JPH09240466 A JP H09240466A
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line
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rope
rail
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JP7840796A
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Yoshinobu Hiranishi
義信 平西
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Nippon Cable Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は自動循環式索道の内で特に屈
曲した索道線路で搬器を運行する方法を提供することに
ある。 【解決手段】 起点停留場2と終点停留場3には到着軌
条16と出発軌条17との間にそれぞれ横行装置20,
20を配備する。そして、横行装置20,20で到着し
た搬器10,10,…を姿勢を変えずに出発側に転線さ
せる。これにより索道線路4の上り線(往路)4aを移
動する場合には搬器10,10,…は懸垂機14,1
4,…が循環移動する索条9の内側に位置することで内
屈曲装置5の通過を可能にし、下り線(復路)4bを移
動する場合には索条9の外側に位置することで外屈曲装
置6の通過を可能にして屈曲した索道線路4での搬器1
0,10,…の運行を行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は自動循環式索道の内で特
に平面視で屈曲した索道線路で搬器を運行する方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】索道設備は一般的に固定循環式索道であ
っても自動循環式索道であっても両端の停留場に枢設さ
れた滑車間に無端状に繋いだ索条を巻き掛けて張架し
て、この内、一方の滑車を原動滑車として張架した索条
を駆動して循環移動させる。搬器は移動する索条を握索
機が握索することで平面視で直線状の索道線路を運行さ
れる。
【0003】この時、搬器の客車または椅子を懸垂した
懸垂機あるいはサスペンダーは循環移動する索条に対し
て平面視で常に外側に位置するようにして索条を支承お
よび誘導するための索道線路中に配設した索受装置や周
回する滑車と干渉しないようにしている。
【0004】これに対して、索道設備を架設する場所の
地形や、その他の条件により屈曲した索道線路を要望さ
れることがある。この場合に、通常の直線状の索道線路
と同様に、上り線と下り線との間隔を均等に保って屈曲
しようとすると、上り線または下り線のどちらか一方を
平面視で内側に向けて屈曲させねばならず、従って、屈
曲に必要な誘導輪等は循環移動する索条の外側に配備し
なければならない。この為に、搬器についても索条を握
索した握索機や懸垂機が索条の外側に配備した誘導輪等
を円滑に通過させるための課題を解消しなければならな
い。
【0005】この課題を解決するために特開平2−35
71号公報「索道の屈曲設備」では索条を屈曲して誘導
するための受索輪を索条を握索した握索機を90°上方
に転向させる共に、握索機に枢着したガイドローラーが
受索輪の列に並設した平面視で屈曲したガイドレールを
転動して搬器自重を支承して通過させるようにした屈曲
設備が提案されている。
【0006】さらに、別の技術としては実開昭53−1
45246号公報「リフトの屈曲運行方法及び装置」で
は大径の滑車を傾斜させて枢設し、これに、搬器を吊り
下げた索条を斜め上方より圧索することで握索機との干
渉を避けながら屈曲誘導するようにしている。さらに、
屈曲区間には索条の移動経路に沿ってプレスレールが備
えられている。そして、搬器の握索機が通過をする際に
は握索機頭部が滑車に接触すると同時に握索機に枢着し
たプレスローラーがプレスレールを転動して握索機の姿
勢を保ち、握索機が大径の滑車を通過する際の索条の脱
索を防止するようにしている。さらに、大径の滑車を傾
斜して通過する握索機に作用するモーメントを軽減する
ことと、乗客が着座する椅子を水平に保つことを目的と
して、サスペンダーを中間で二分割して回動可能に枢着
して連結した構造のものも提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の技術は
固定循環式索道に適用したもので握索機が索条を握索し
たままの状態で停留場に枢設した滑車を周回し、かつ、
索道線路中に配設した屈曲装置を索条が脱索しないよう
に円滑に通過するための屈曲装置および搬器の握索機や
懸垂機(サスペンダー)の構造に関するものである。
【0008】これに対して、本発明の課題は自動循環式
索道において屈曲した索道線路を搬器が運行可能にする
と共に、搬器の握索機や懸垂機(サスペンダー)には屈
曲運行するための特別な装置や機構を必要としない自動
循環式索道における搬器の屈曲運行方法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、索道線路中では握索機が循環移動をする索条を
握索して搬器が移動し、両端の停留場では前記握索機は
前記索条を放索して停留場内に高架に架設された軌条を
走行するようにして運行される自動循環式索道におい
て、前記索道線路中で前記循環移動する索条を内側屈曲
経路に形成する内屈曲装置と、該内屈曲装置と平面視で
ほぼ均等な間隔を保って前記索条を外側屈曲経路に形成
させる外屈曲装置と、前記両端の停留場には搬器を到着
側から出発側に転線するための横行装置を備えてなり、
前記搬器は索道線路の往復両線を進行方向の正面視で同
形の姿勢で運行することで前記内屈曲装置と前記外屈曲
装置の通過を可能にする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
用いて説明する。図1は屈曲した索道線路4を持つ自動
循環式索道1の平面図を示したものである。図示するよ
うに索道線路4は線路中心線Lが中間の点Aで角度θだ
け折れ曲るようにして架設されている。そして、詳細に
ついては後述するが、往復両線の点A付近の上り線(往
路)4a側には移動する索条9を内側屈曲経路5aを形
成するための内屈曲装置5と、下り線(復路)4b側に
は外側屈曲経路6aを形成するための外屈曲装置6とが
配設されている。さらに、索道線路4中には図9で示す
ように索受装置43,43を備えた支柱7と同一構造の
複数本の支柱が所定の間隔で立設されて索条9を移動可
能に支承している。
【0011】つぎに、自動循環式索道1の両端に位置す
る起点停留場2および終点停留場3には滑車18,18
がそれぞれ枢設され、該滑車18と滑車18間には無端
状に繋いだ索条9が巻き掛けられて張架されている。ま
た、起点停留場2または終点停留場3には索条9を放索
した搬器10,10,…が走行するための直線状の到着
軌条16と出発軌条17が平行に架設されている。ま
た、起点停留場2と終点停留場3に枢設された滑車1
8,18の図示左右の後側には到着側10Aの搬器10
を出発側10Bへ転線するための横行装置20および横
行装置20がそれぞれ配備されている。
【0012】つづいて、図2は図1で示した起点停留場
2の平面図、図3は側面図である。起点停留場2内の到
着側10Aと出発側10Bにはそれぞれ索条9を放索し
た搬器10,10,…が走行するための直線状をした到
着軌条16と出発軌条17とが搬器10,10,…の進
行方向に向けて平行に架設されている。
【0013】つぎに、大径の滑車18を図2の平面視で
線路中心線Lに対して間隔dだけ変位させて、さらに、
図3の側面視では到着軌条16および出発軌条17より
上方に位置させ、しかも、索道線路4側に傾斜させて枢
設するようにする。
【0014】そして、到着軌条16と出発軌条17に沿
って複数の受索輪35,35,…と誘導輪36,36を
回転可能に枢着して配備する。これにより、索条9は到
着側10Aで索道線路4より到着軌条16を走行する搬
器10,10,…と干渉しないようにしながら上記した
滑車18へ誘導される。続けて、滑車18へ半周分巻き
掛けられて出発側10Bに転向されて、到着側10Aと
同様にして受索輪35,35,…と誘導輪36,36と
で出発軌条17を走行する搬器10,10,…と干渉し
ないようにして索道線路4の上り線4aに向けて誘導さ
れるようにしている。
【0015】つぎに、図2、3の図示左側の滑車18の
後方には詳細は後述するが、到着軌条16と出発軌条1
7とを連結するようにして高架に横行装置20を配備す
る。これにより、搬器10,10,…は180°反転す
ることなく到着軌条16から出発軌条17へ転線され
る。
【0016】つぎに、図3の側面図で示すように到着軌
条16の上方には複数の移送タイヤ33,33,…を回
転可能に枢着して並べて構成した減速移送装置30と回
送移送装置31を連続して配備する。同様の構成ないし
構造で出発軌条17の上方にも複数の移送タイヤ33,
33,…で構成した回送移送装置31と加速移送装置3
2とが連続して配備されている。
【0017】図4、5、6は横行装置20のより詳細な
構造ないし構成を説明したものである。図示していない
が、停留場の建屋の梁等より複数のフレーム25,2
5,…を二列に並べて下方に固着延出をする。つぎに、
それぞれの列のフレーム25,25,…の下端部には断
面視”コ”の字形をしたガイドレール24,24を平行
になるように固着する。この時、ガイドレール24,2
4の”コ”の字形が対向するようにする。また、二列の
フレーム25,25間には補助フレーム26をそれぞれ
間挿して固着することで全体の剛性を高めるようにして
いる。
【0018】つぎに、トラバーサ21の構造は図4,6
の正面図で見るように角形鋼管を”コ”の字形に組み合
わせて固着した主フレーム21a,21aを形成する。
その後、到着軌条16あるいは出発軌条17と断面が同
形の軌条23を両主フレーム21a,21aの間に渡架
して固着をする。また、主フレーム21a,21aの上
部には二本の軸21b,21bを水平方向に貫通して具
え、それぞれの軸21b,21bの両端部にはガイドロ
ーラー22,22とガイドローラー22,22を回転可
能に枢着する。
【0019】このようにして構成したトラバーサ21は
前記のように架設されたガイドレール24,24をガイ
ドローラー22,22とガイドローラー22,22とが
係合して転動することで到着軌条16と出発軌条17の
間を移動するようにする。さらに、到着軌条16と出発
軌条17およびトラバーサ21に具えた軌条23の高さ
を同一水準にして、図5で示すように到着軌条16ある
いは出発軌条17と連絡をするようにする。さらに、図
示していないが、油圧シリンダーや電動機とチェーンの
組み合わせによる駆動装置を用いてトラバーサ21を自
動的に移動することは勿論可能である。即ち、図4,
5,6で示すように搬器10は握索機11がトラバーサ
21に具えた軌条23に移乗して搭載された後にトラバ
ーサ21が矢印63方向に移動して到着側10Aより出
発側10Bに転線をされる。
【0020】つづいて、図1で示した索道線路4の途中
に配備した内屈曲装置5と外屈曲装置6の構成について
図7、8を用いて説明する。基礎(図示していない。)
上に立設した支柱56の頭部には角型鋼管等で形成した
メインアーム55を水平に固着して具える。このメイン
アーム55の3箇所から扇状に補助アーム54,54,
54を固着して水平方向に延出をする。これに、搬器1
0,10,…の運行速度に起因する所定の曲率半径で円
弧状に曲げて細長状に形成したフレーム52を前記のよ
うに具えたアーム54,54,54の先端部に固着す
る。
【0021】つぎに、図7で示したようにフレーム52
の側面には5つのブラケット48,48,…を等間隔に
並べて固着をする。そして、両端には2輪の誘導輪4
5,45をピン47,47で回転可能に枢着した2輪ビ
ーム46を、さらに、ビーム軸49を用いてブラケット
48へ水平方向に回動自在に枢着をする。このようにし
て、5組の2輪ビーム46,46,…を順番に並べてフ
レーム52へ水平方向に回動自在に枢着する。これとは
別に、2輪ビーム46,46,…列の両端には2輪ビー
ム46と同一構成で垂直方向に索条9を移動可能に支承
するようにした2輪索受装置53,53をそれぞれフレ
ーム52へ装着する。
【0022】また、図8で詳細を示すように、フレーム
52の下面には複数のプレート51,51,…を等間隔
に固着して索条9の方向に向けて延出をする。このプレ
ート51,51,…の上面にはフレーム52と等間隔を
保つようにした同一中心の半径でできる円弧状で2輪ビ
ーム46,46,…の配列とほぼ均等な長さの断面視で
凹型をした屈曲レール50を固着して具えるようにす
る。外屈曲装置6についても装置の全長は異なるが同様
の構成とする。
【0023】こうして、図8で示すように。握索機11
が索条9を握索した搬器10が前記した構成の内屈曲装
置5を通過する際には握索機11の握子部11aが誘導
輪45,45,…へ次々に接触すると同時に走行輪1
2,12が屈曲レール50を転動して走行することで通
過する搬器10の自重を支えるようにしている。
【0024】また、内屈曲装置5の誘導輪45,45,
…の列の前後に装着した2輪索受装置53,53で垂直
方向に索条9を支承することで水平に回転する誘導輪4
5,45,…から索条9が移動中に外れないようにして
いる。外屈曲装置6の場合についても同様に作用して搬
器10,10,…は通過をする。
【0025】以下、本発明に係わる起点停留場2と終点
停留場3とにそれぞれ配備をした横行装置20,20
と、索道線路4途中の上り線4a側に設けたけた内屈曲
装置5と、下り線4b側に設けた外屈曲装置6とによる
搬器10,10,…の運行形態について述べる。
【0026】図1、図2で示すように搬器10が索道線
路4の矢印62方向より起点停留場2に到着すると、停
留場内に架設された図示下側の到着軌条16を搬器10
の握索機11が走行するとほぼ同時に索条9を放索す
る。さらに、到着軌条16に並設された減速移送装置3
0で索道線路4の運行速度から乗客が乗降可能な低速度
にまで減速される。続けて、回送移送装置31で図示右
側の滑車18の後方に配備された横行装置20のトラバ
ーサ21にまで回送移送されて、この間に乗客が搬器1
0から降車をする。
【0027】こうして、図6で示すように空車となった
搬器10は横行装置20のトラバーサ21に搭載されて
到着した同じ向きで矢印63の出発軌条17側に横行し
て転線される。つづいて、出発軌条17に転線された搬
器10は再び回送移送装置31で低速で矢印64方向に
回送移送されてこの間に乗客が乗車して完了すると加速
移送装置32により索条9の速度にまで加速され、搬器
10は握索機11が索条9を握索して起点停留場2を索
道線路4中へ終点停留場3に向けて出発をする。
【0028】搬器10が索道線路4の上り線(往路)4
a側を移動する際には図9で示すように握索機11に枢
着して客車14を懸垂した懸垂機14は循環移動する索
条9の内側に位置している。これにより、図7で示した
ように上り線(往路)4a側に配設した内屈曲装置5の
通過を可能にしている。
【0029】つづいて、搬器10が索道線路4中を移動
して終点停留場3に到着すると、図1で示すように起点
停留場2と左右が対称の設備配置になっている到着軌条
16を握索機11が走行して索条9を放索し、到着軌条
16に並設された減速移送装置30で減速移送される。
さらに、回送移送装置31で矢印66方向に横行装置2
0まで回送移送され、この間に搬器10から乗客が降車
をする。
【0030】横行装置20のトラバーサ21に搭載され
た搬器10は到着した姿勢で矢印67方向に横行されて
出発軌条17側に転線される。出発軌条17に転線され
た搬器10は並設された回送移送装置31で矢印60方
向に低速で回送移送されて、この間に乗客が搬器10へ
乗車をする。つづいて、乗客の乗車が完了した搬器10
は加速移送装置32で索条9の速度にまで加速されて握
索機11が索条9を握索して終点停留場3を起点停留場
2に向けて索道線路4の下り線(復路)4bへ出発をす
る。
【0031】搬器10が索道線路4中の下り線4bを移
動する際には握索機11に枢着されて客車15を懸垂し
た懸垂機14が索条9の外側に位置しており、下り線
(復路)4b側に配備された外屈曲装置6の通過を可能
にしている。
【0032】即ち、起点停留場2と終点停留場3にそれ
ぞれ横行装置20,20を配備して到着軌条16から出
発軌条17へ搬器10の姿勢を転向せずに転線するよう
にする。これにより、屈曲した索道線路4の上り線(往
路)4a側を搬器10は懸垂機14が循環移動する索条
9の内側に位置して移動することで内屈曲装置5の通過
を可能にしている。反対に、索道線路4の下り線(復
路)4b側を搬器10は懸垂機14が循環移動する索条
9の外側に位置して移動することで外屈曲装置6の通過
を可能にしている。
【0033】
【発明の効果】上記したように、本発明は自動循環式索
道で起点停留場と終点停留場の間の索道線路を地形や、
その他の条件により屈曲させたい場合の搬器の運行方法
に関するものである。これを実現するために、両端の停
留場に架設した到着軌条と出発軌条の間で搬器を転線す
るための横行装置をそれぞれ配備する。しかも、横行装
置は到着した搬器の姿勢を180°転向せずに到着側か
ら出発側に横行させるようにする。従って、往復両線の
上り線(往路)側を搬器が移動する際には握索機に枢着
されて客車を懸垂した懸垂機は無端状に繋がれて循環移
動する索条の内側に位置させることで内屈曲装置の通過
を可能にしている。反対に、搬器が下り線(復路)側を
移動する際には客車を懸垂した懸垂機が循環移動する索
条の外側に位置させることで外屈曲装置の通過を可能に
する。
【0034】こうして、索道線路中に設けた内屈曲装置
や外屈曲装置を通過させるために搬器を構成する握索機
や客車を懸垂する懸垂機に特別の機構や部品を具える必
要がなく、通常の自動循環式索道で用いている搬器て運
行することができる。従って、屈曲運行のために搬器の
自重が増加しないので、これに起因する索道設備全体の
規模を縮少できる効果がある。さらに、屈曲運行をする
ための搬器が索条を支承して移動をする中間停留場を設
ける必要もなく本発明の自動循環式索道の屈曲運行方法
の効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の屈曲した索道線路を形成した自動循
環式索道の設備全体を説明した平面図を示す。
【図2】 図1で示した自動循環式索道の起点停留場を
説明した平面図を示す。
【図3】 図2の自動循環式索道の起点停留場を説明し
た側面図を示す。
【図4】 起点停留場と終点停留場に配備した横行装置
を説明した正面図を示す。
【図5】 図4の横行装置の側面図を示す。
【図6】 図4、5の横行装置でトラバーサに搬器を搭
載して横行させた状態を説明した正面図を示す。
【図7】 図1で示した索道線路中に配設した内屈曲装
置の構成を説明した斜視図を示す。
【図8】 図7で示した内屈曲装置を搬器の握索機が通
過する状態を説明した搬器の進行方向の正面図を示す。
【図9】 図1で示した索道線路中に施設した支柱を搬
器が通過する状態を説明した正面図を示す。
【符号の説明】
1 自動循環式索道 2 起点停留場 3 終点停留場 4 索道線路 4a 上り線(往路) 4b 下り線(復路) 5 内屈曲装置 5a 内側屈曲経路 6 外屈曲装置 6a 外側屈曲経路 7,8 支柱 9 索条 10,10,… 搬器 10A 到着側 10B 出発側 11,11,… 握索機 11a,11a,… 握子部 12,12 走行輪 13,13 操作レバー 14,14,… 懸垂機 15,15,… 客車 16 到着軌条 17 出発軌条 18 滑車 20,20 横行装置 21,21 トラバーサ 21a,21a 主フレーム 21b,21b 軸 22,22 ガイドローラー 23 軌条 24,24 ガイドレール 25,25,… 梁 26,26,… 補助フレーム 30 減速移送装置 31 回送移送装置 32 加速移送装置 33,33,… 移送タイヤ 35,35,… 受索輪 36,36,… 誘導輪 40,40,… 支柱 41 アーム 42,42,… ハンガー 43,43 索受装置 44,44 基礎 45,45,… 誘導輪 46,46,… ビーム 47,47,… ピン 48,48,… ブラケット 49,49,… ビーム軸 50 屈曲レール 51,51,… プレート 52 フレーム 53,53 2輪索受装置 54,54,54 補助アーム 55 メインアーム 56 支柱 60,61,62,63,64,65,66,67,6
8,69 矢印 L 線路中心線 d 間隔 θ 屈曲角度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 索道線路中では握索機が循環移動をする
    索条を握索して搬器が移動し、両端の停留場では前記握
    索機は前記索条を放索して停留場内に高架に架設された
    軌条を走行するようにして運行される自動循環式索道に
    おいて、 前記索道線路中で前記循環移動する索条を内側屈曲経路
    に形成する内屈曲装置と、 該内屈曲装置と平面視でほぼ均等な間隔を保って前記索
    条を外側屈曲経路に形成する外屈曲装置と、 前記両端の停留場には搬器を到着側から出発側に転線す
    るための横行装置を備えてなり、 前記搬器は索道線路の往復両線を進行方向の正面視で同
    形の姿勢で運行することで前記内屈曲装置と前記外屈曲
    装置の通過を可能にしたことを特徴とする自動循環式索
    道の屈曲運行方法。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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