JPH09239471A - トランスファフィーダの油漏れ防止装置 - Google Patents

トランスファフィーダの油漏れ防止装置

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JPH09239471A
JPH09239471A JP8044461A JP4446196A JPH09239471A JP H09239471 A JPH09239471 A JP H09239471A JP 8044461 A JP8044461 A JP 8044461A JP 4446196 A JP4446196 A JP 4446196A JP H09239471 A JPH09239471 A JP H09239471A
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    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D43/00Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
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    • B21D43/04Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work
    • B21D43/05Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work specially adapted for multi-stage presses
    • B21D43/055Devices comprising a pair of longitudinally and laterally movable parallel transfer bars
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T74/18Mechanical movements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレス本体の上部に設置されたカムボックス
内より潤滑油が漏出するのを防止する。 【解決手段】 カム8a及び該カム8aにより揺動され
るレバー9を収容したカムボックス7aをプレス本体1
の上部に設置すると共に、上記カムボックス7aの底部
に、レバー9の下端側が突出する長孔7bを開口したト
ランスファフィーダにおいて、上記レバー9に連動さ
れ、かつレバー9の揺動とともに移動しながら上記長孔
7bの上方を覆う下部可動カバー16と、この下部可動
カバー16に開口されたレバー挿通孔16bの上方を覆
うカバー部材22を設けると共に、上記カムボックス7
aの底部に、長孔7bの内周縁に沿って立ち上り部14
aが形成された堰板14を設けたもので、レバー9の揺
動とともに下部可動カバー16が移動して長孔7bの上
方を覆うため、レバー9の支承部やカム8aの摺動部な
どに給油された潤滑油が長孔7bよりカムボックス7a
外へ漏出するのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はトランスファプレ
スに装備されたトランスファフィーダの油漏れ防止装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来トランスファプレスは、プレス本体
内に複数の加工ステーションを有していて、これら加工
ステーションにより順次ワークを成形するように構成さ
れている。
【0003】またプレス本体内には各加工ステーション
へ順次ワークを搬送するトランスファフィーダが装備さ
れている。このトランスファフィーダはワーク搬送方向
にトランスファバーや、リフトビームが並設されてい
て、トランスファバーや、リフトビームを2次元、3次
元方向へ動作させることにより、トランスファバーに取
付けられたフィンガや、リフトビームにクロスバーキャ
リヤを介して取付けられたクロスバーによりワークを保
持して各加工ステーションへ順次搬送するように構成さ
れている。
【0004】一方上記トランスファフィーダには、プレ
ス本体より取出した動力によりフィード機構やリフト機
構クランプ機構などを駆動するようにしたものがある。
通常これら機構はプレス本体の上流側や下流側の床など
に設置されているが、これら機構を床側へ設置した場
合、プレス本体内へワークを搬入するワーク搬入装置を
設置したり、成形の完了したワークをプレス本体内より
搬出するワーク搬出装置を設置するのに支障をきたす不
具合がある。
【0005】かかる不具合を改善するため、例えば特開
平6−218458号公報や、特開平6−218459
号公報のように、フィード機構やリフト機構をプレス本
体の上部に設置したトランスファフィーダが提案されて
いる。上記公報のトランスファフィーダでは、リフトビ
ームをサーボモータを駆動源とするリフト機構により上
下駆動すると共に、プレス本体の上流側に、プレス本体
より取出された動力により回転されるフィードカムと、
このフィードカムにより揺動されるフィードレバーより
なるフィード機構を設置して、このフィード機構により
リフトビームに支承されたクロスバーキャリヤをフィー
ド方向へ駆動するようになっている。
【0006】また上記公報のトランスファフィーダで
は、フィード機構のフィードカムやフィードレバーがプ
レス本体の上流側に設置されたカムボックス内に収容さ
れていて、フィードレバーの上端側が支軸によりカムボ
ックス内に支承され、フィードレバーの下端側はカムボ
ックスの下面に開口されたフィード方向に細長い長孔よ
りカムボックスの下方へ突出され、フィードレバーの下
端と最上流側のクロスバーキャリヤの間がリンクにより
連結されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のトランスフ
ァフィーダでは、プレス本体の潤滑系の一部をフィード
機構のカムボックス内にも配管して、カムボックス内の
カム軸や支軸の軸受け部、フィードカムとフィードレバ
ーに取付けられたカムフォロワの摺接部などを潤滑して
いる。
【0008】また軸受けや摺動部などより落下した潤滑
油はカムボックス底部のオイルパンに回収した後、プレ
ス本体の潤滑系に戻しているが、カムボックスの底面に
は、フィードレバーの揺動を許容するための長孔が開口
されているため、軸受けや摺動部などより落下した油の
一部がこの長孔より床や、プレス本体内へ搬入されるワ
ーク上に落下して、作業の支障となったり、ワークなど
を汚損するなどの不具合があった。
【0009】この発明はかかる不具合を改善するために
なされたもので、カムボックスの底部開口より油が落下
するのを防止するトランスファフィーダの油漏れ防止装
置を提供して、漏れた油によりワークやプレスの周辺が
汚損されたり、作業の支障となるのを未然に防止するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために請求項1に記載の発明は、カム及び該カム
により揺動されるレバーを収容したカムボックスをプレ
ス本体の上部に設置すると共に、上記カムボックスの底
部に、レバーの下端側が突出する長孔を開口したトラン
スファフィーダにおいて、上記レバーに連動され、かつ
レバーの揺動とともに移動しながら上記長孔の上方を覆
う下部可動カバーと、この下部可動カバーに開口された
レバー挿通孔の上方を覆うカバー部材を設けると共に、
上記カムボックスの底部に、長孔の内周縁に沿って立ち
上り部が形成された堰板を設けたものである。
【0011】上記構成により、揺動レバーの揺動に伴い
下部可動カバーが長孔に沿って移動しながら、長孔の上
方を覆うため、レバーの支承部やカムの摺動部などに給
油された潤滑油が落下しても長孔より漏れ出すことがな
い。また下部可動カバーに開口されたレバー挿通孔の上
方をレバーに設けられたカバー部材が覆うため、レバー
挿通孔からの油漏れが防止できると共に、カムボックス
の底部に溜った潤滑油が長孔より漏出するのを堰板の立
ち上り部が阻止するため、カムボックス内の潤滑油が長
孔より漏出してプレス本体内へ搬入されるワークやプレ
スの周辺が汚損されたり、作業の支障となるのを未然に
防止することができる。
【0013】また請求項2に記載の発明は、下部可動カ
バーの下方に、下部可動カバーの移動を案内するガイド
手段を設けたものである。
【0014】上記構成によりレバーの揺動に追従して下
部可動カバーが円滑に移動するため、動作中騒音や振動
などが発生することがない。
【0015】さらに請求項3に記載の発明は、レバーの
外周面に傾斜させてガイド部材を設けると共に、ガイド
部材の下端側に、レバーに一端側が枢着され、かつ他端
側が下部可動カバー上を移動する上部可動カバーを設け
たものである。
【0016】上記構成により、レバーの外周面を伝わっ
て落下する潤滑油はガイド部材により上部可動カバー側
へ導びかれた後上部可動カバーによりカムボックスの底
部側へ流下されるため、上部可動カバー上に直接落下す
る油量が低減でき、これによって下部可動カバー側に多
量の潤滑油が落下することがないため、油漏れが確実に
防止できるようになる。
【0017】さらに請求項4に記載の発明は、下部可動
カバーを長孔の長手方向に伸縮自在な伸縮構造としたも
のである。
【0018】上記構成により下部可動カバーを長孔とほ
ぼ同じ長さに短縮できるため、設置スペースを小さくす
ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して詳述する。図1はトランスファフィーダが装備さ
れたトランスファプレスの正面図、図2はフィード手段
が収容されたカムボックスの断面図、図3は図2のA方
向からの拡大矢視図、図4は図2のB−B線に沿う拡大
断面図、図5は図2のC−C線に沿う断面図である。
【0020】図1に示すトランスファフィーダは、トラ
ンスファプレスのプレス本体1内に装備されたもので、
フィード方向Xに一対のリフトビーム2を有しており、
これらリフトビーム2はフィード方向Xに等間隔に設け
られた複数のリフト手段3によりリフト方向Yへ上下動
自在となっている。リフト手段3はサーボモータよりな
るリフトモータ3aを有していて、このリフトモータ3
aにより図示しないピニオン及びラックを介して複数の
リフト杆3bが同時にリフト方向Yへ上下動されるよう
になっており、各リフト杆3bの下端に上記リフトビー
ム2が接続されていて、リフト杆3cの上下動により、
前後のリフトビーム2が同時に上下動される。上記各リ
フトビーム2にはフィード方向Xに間隔を存して複数の
クロスバーキャリヤ4が支承されている。
【0021】上記クロスバーキャリヤ4は、主キャリヤ
1 と副キャリヤ42 に分割されていて、それぞれ両端
部に上下一対のローラ5が回転自在に支承されており、
これらローラ5の間に上記リフトビーム2の下部両側に
突設されたガイドレール(図示せず)が位置していて、
各主副キャリヤ41 ,42 はガイドレールに沿ってフィ
ード方向Xへ移動自在となるようにリフトバー2の下方
に吊架されている。上記各主キャリヤ41 の間はリフト
ビーム2の下側に設けられた連結杆6により互に連結さ
れていて、フィード手段7により同時にフィード方向X
へ往復動されると共に、主キャリヤ41 と副キャリヤ4
2 の間はシフト手段10により互に連結されている。
【0022】上記フィード手段7は、プレス本体1の上
流側上部に図1に示すようにカムボックス7aを有して
いて、このカムボックス7a内に、プレス本体1より取
出された動力により、プレス本体1の動作に同期して回
転されるカム軸8を有している。上記カム軸8はフィー
ド方向Xと直交する方向に水平に支承されていて、この
カム軸8に確動カムよりなるフィードカム8aが取付け
られており、このフィードカム8aにフィードレバー9
に回転自在に支承されたカムフォロワ8bが周接されて
いる。
【0023】上記フィードレバー9は上端側が支軸11
によりカムボックス7a側に支承されていて、フィード
カム8aの回転に伴い下端側が上記支軸11を中心にフ
ィード方向Xへ揺動されるようになっていると共に、フ
ィードレバー9の下端と最上流に位置するクロスバーキ
ャリヤ4の主キャリヤ41 間がリンク12により連結さ
れていて、フィードレバー9の揺動に伴い各クロスバー
キャリヤ4が同時にフィード方向Xへ往復動されるよう
になっている。
【0024】一方上記カムボックス7aの底面には、フ
ィード方向Xに長孔7bが開口されていて、この長孔7
bより上記フィードレバー9の下端側がカムボックス7
aの下方へ突出されている。そしてこの長孔7bの上方
に、カムボックス7a内の各摺動部を潤滑した潤滑油が
この長孔7bよりカムボックス7a外へ漏洩するのを防
止するこの発明の油漏れ防止装置が設けられている。
【0025】上記油漏れ防止装置は、図2ないし図4に
示すように、カムボックス7aの底面に開口された長孔
7bの周辺部に下方より堰板14が取付けられている。
上記堰板14は2分割構造となっていて、カムボックス
7aに溜った潤滑油が長孔7bより漏出しないように長
孔7bの内周縁に沿って立ち上り部14aが図4に示す
ように形成されていると共に、上記堰板14の上面に
は、立上り部14aの両側に位置し、かつフィード方向
Xと平行するように一対のガイドレールよりなるガイド
手段15が布設されていて、これらガイド手段15上に
下部可動カバー16がローラ17を介して載置されてい
る。上記下部可動カバー16は長孔7bの全長のほぼ2
倍の長さを有する平板よりなり、両側部が下方に折曲さ
れていて、これら折曲部16aの一端側とほぼ中間部に
上記ローラ17が回転自在に支承されており、これらロ
ーラ17は下部可動カバー16の移動に伴いガイド手段
15上を転動するようになっている。
【0026】また上記下部可動カバー16のほぼ中間部
には両側部より上方に一対の突片18が突設されてい
る。これら突片18には上下方向に細長い切欠18aが
形成されていて、これら切欠18aに移動子19が上下
方向に摺動自在に嵌合されている。上記各移動子19は
一端側が上記フィードレバー9の両側面に固着されたピ
ン20の中間部に回転自在に支承されていて、フィード
レバー9の揺動に伴い各突片18を介して下部可動カバ
ー16がフィード方向Xへ往復動されるようになってい
ると共に、各ピン20の他端側は下部可動カバー16に
開口されたレバー挿通孔16bの上方を覆うように設け
られたカバー部材22に支承されている。下部可動カバ
ー16のほぼ中間部には、フィードレバー9が貫通する
上記レバー挿通孔16bが開口されていて、このレバー
挿通孔16bより油が漏れるのを防止するため、フィー
ドレバー9の両側にほぼ逆L字形の断面形状を有する上
記カバー部材22が突設されている。これらカバー部材
22は上記レバー挿通孔16bよりやや長く、かつ下縁
は支軸11を中心とする円弧状に形成されていて、レバ
ー挿通孔16bの上方を覆うことにより、フィードレバ
ー9の表面を伝わって落下する潤滑油がレバー挿通孔1
6bより漏出するのを防止するようになっている。
【0027】一方上記カバー部材22のさらに上方に
は、ガイド部材23がフィードレバー9の両側より突設
されている。これらガイド部材23は、フィードカム8
a側が低くなるようにフィードレバー9の両側面に斜め
に固着されていて、フィードレバー9を支承する支軸1
1などを潤滑した油が直接カバー部材22や下部可動カ
バー16上に落下するのを防止するようになっていると
共に、各ガイド部材23の傾斜に沿って流下した潤滑油
は、フィードレバー9に連結された上部可動カバー25
に落下するようになっている。上記上部可動カバー25
は、下部可動カバー16の上方に位置していて、一端側
がピン26により上記フィードレバー9より突設された
ブラケット9aに回動自在に枢着されている。
【0028】また上記上部可動カバー25の両側は上方
に折曲されていて、ガイド部材23より落下された潤滑
油が両側よりこぼれないようになっていると共に、上部
移動カバー25の他端側下部には、図5に示すローラ2
7が軸28により回転自在に支承されていて、このロー
ラ27は、下部可動カバー16上面のレール30上を転
動するようになっている。
【0029】次に上記構成された油漏れ防止装置の作用
を説明すると、プレス本体1の運転中は、プレス本体1
内より取出された動力によりフィードカム8aが回転さ
れ、これによってフィードレバー9の下端側がフィード
方向Xへ揺動されるため、リフトビーム2に支承された
各クロスバーキャリヤ4がフィード方向Xへ往復動され
る。
【0030】また同時にリフト手段3によりリフトビー
ム2がリフト方向Yへ上下動されるため、各クロスバー
キャリヤ4間に横架された図示しないクロスバーがフィ
ードX及びリフトYの2次元方向へ動作されて、各クロ
スバーに取付けられたワーク吸着手段により吸着された
ワーク(ともに図示せず)が各加工ステーションへ順次
搬送され、各加工ステーションでワークの成形が行われ
る。
【0031】一方プレス本体1の運転中は、プレス本体
1の図示しない潤滑系よりカムボックス7a内の各摺動
部への潤滑油が供給されて、各摺動部が潤滑されると共
に、フィードレバー9を支承する支軸11やフィードカ
ム8aの摺動面などを潤滑した油は、フィードレバー9
の表面を伝わって流れ落ちる際、ガイド部材23により
上部可動カバー25側へ導びかれて、上部可動カバー2
5を経てカムボックス7aの底部に達する。
【0032】また一部はガイド部材23より下方へ流下
されるが、ガイド部材23の下方には、カムボックス7
aの底面に開口された長孔7bを覆うように下部可動カ
バー16が、そしてこの下部可動カバー16に開口され
たレバー挿通孔16bを覆うようにカバー部材22が設
けられているため、これら長孔7bやレバー挿通孔16
bより潤滑油がカムボックス7a外へ漏出することがな
いと共に、支軸11を中心にフィードレバー9の下端側
がフィード方向Xへ揺動されると、これに伴い移動子1
9に係合する突片18を介して下部可動カバー16も図
2に示す実線位置より仮想線で示す位置の範囲でフィー
ド方向Xへ往復動される。
【0033】これによってフィードレバー9が揺動され
ても、下部可動カバー16は常に長孔7bの上方を覆っ
ているので、上方より落下する潤滑油が長孔7bより漏
出する確実に防止することができる。同時に上部可動カ
バー25も図2の実線位置より仮想線で示す位置の範囲
で往復動されて、ガイド部材23の傾斜に沿って流下す
る潤滑油はカムボックス7aの底部へ達する。そしてカ
ムボックス7aの底部に溜められた潤滑油は、堰板14
の底面に開口された排出口14bより図示しない配管を
介して一旦プレス本体1の潤滑系へ戻された後、再びプ
レス本体1の潤滑系よりカムボックス7aの各摺動部な
どへ供給される。
【0034】なお上記実施の形態では下部可動カバー1
6を長孔7bの長さのほぼ2倍の長さの平板により形成
したが、伸縮自在な例えば蛇腹構造とすることにより、
長孔7bの長さとほぼ同じ長さに形成することができ
る。また上記実施の形態ではフィード手段7のカムボッ
クス7a内に実施した場合について説明したが、リフト
手段やクランプ手段にカム駆動を採用し、かつカムボッ
クスをプレス本体1の上部に設置した2次元、3次元ト
ランスファフィーダにも同様に実施できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になるトランスファフィ
ーダが装備されたトランスファプレスの正面図である。
【図2】この発明の実施の形態になる油漏れ防止装置の
設けられたフィード手段の断面図である。
【図3】図2のA方向からの矢視図である。
【図4】図2のB−B線に沿う拡大断面図である。
【図5】図2のC−C線に沿う拡大断面図である。
【符号の説明】
1…プレス本体 7a…カムボックス 7b…長孔 8a…カム 9…レバー 14…堰板 14a…立ち上り部 15…ガイド手段 16…下部可動カバー 16b…レバー挿通孔 22…カバー部材 23…ガイド部材 25…上部可動カバー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カム8a及び該カム8aにより揺動され
    るレバー9を収容したカムボックス7aをプレス本体1
    の上部に設置すると共に、上記カムボックス7aの底部
    に、レバー9の下端側が突出する長孔7bを開口したト
    ランスファフィーダにおいて、上記レバー9に連動さ
    れ、かつレバー9の揺動とともに移動しながら上記長孔
    7bの上方を覆う下部可動カバー16と、この下部可動
    カバー16に開口されたレバー挿通孔16bの上方を覆
    うカバー部材22を設けると共に、上記カムボックス7
    aの底部に、長孔7bの内周縁に沿って立ち上り部14
    aが形成された堰板14を設けたことを特徴とするトラ
    ンスファフィーダの油漏れ防止装置。
  2. 【請求項2】 下部可動カバー16の下方に、下部可動
    カバー16の移動を案内するガイド手段15を設けてな
    る請求項1記載のトランスファフィーダの油漏れ防止装
    置。
  3. 【請求項3】 レバー9の外周面に傾斜させてガイド部
    材23を設けると共に、ガイド部材23の下端側に、レ
    バー9に一端側が枢着され、かつ他端側が下部可動カバ
    ー16上を移動する上部可動カバー25を設けてなる請
    求項1記載のトランスファフィーダの油漏れ防止装置。
  4. 【請求項4】 下部可動カバー16を長孔7bの長手方
    向に伸縮自在な伸縮構造としてなる請求項1記載のトラ
    ンスファフィーダの油漏れ防止装置。
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