JPH06218459A - トランスファフィーダ - Google Patents
トランスファフィーダInfo
- Publication number
- JPH06218459A JPH06218459A JP822093A JP822093A JPH06218459A JP H06218459 A JPH06218459 A JP H06218459A JP 822093 A JP822093 A JP 822093A JP 822093 A JP822093 A JP 822093A JP H06218459 A JPH06218459 A JP H06218459A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lift
- feed
- press
- drive mechanism
- transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D43/00—Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
- B21D43/02—Advancing work in relation to the stroke of the die or tool
- B21D43/04—Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work
- B21D43/05—Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work specially adapted for multi-stage presses
- B21D43/052—Devices having a cross bar
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィード駆動機構及びリフト駆動機構をプレ
ス本体の上部に設置することにより駆動系の簡素化を図
る。 【構成】 トランスファプレスのプレス本体1上部に、
スライド駆動機構3より取出した動力により駆動される
フィード機構20と、サーボモータ17を駆動源とする
リフト駆動機構16を設け、また上記プレス本体1内に
ワーク搬送方向Aにリフトビーム8を並設して、これら
リフトビーム8を上記各スライドの間に配置した複数の
リフト杆14を介して上記リフト駆動機構16によりリ
フト方向へ駆動すると共に、上記リフトビーム8にクロ
スバーキャリヤ9をワーク搬送方向Aへ移動自在に設
け、かつこれらクロスバーキャリヤ9を上記フィード駆
動機構20によりフィードレバー26を介してフィード
方向へ駆動するようにしたもので、プレス本体1の上部
にフィード機構20及びリフト機構16を設置すること
により、駆動系の簡素化が図れるようになる。
ス本体の上部に設置することにより駆動系の簡素化を図
る。 【構成】 トランスファプレスのプレス本体1上部に、
スライド駆動機構3より取出した動力により駆動される
フィード機構20と、サーボモータ17を駆動源とする
リフト駆動機構16を設け、また上記プレス本体1内に
ワーク搬送方向Aにリフトビーム8を並設して、これら
リフトビーム8を上記各スライドの間に配置した複数の
リフト杆14を介して上記リフト駆動機構16によりリ
フト方向へ駆動すると共に、上記リフトビーム8にクロ
スバーキャリヤ9をワーク搬送方向Aへ移動自在に設
け、かつこれらクロスバーキャリヤ9を上記フィード駆
動機構20によりフィードレバー26を介してフィード
方向へ駆動するようにしたもので、プレス本体1の上部
にフィード機構20及びリフト機構16を設置すること
により、駆動系の簡素化が図れるようになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトランスファプレスに
設置されたトランスファフィーダに関する。
設置されたトランスファフィーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来トランスファプレスにはワークを搬
送するためのトランスファフィーダが設置されている。
また上記従来のトランスファフィーダは、ワーク搬送方
向に並設された1対のトランスファバーを3次元方向へ
動作させて、各トランスファバーの対向位置に設けられ
たフィンガによりワークをクランプして搬送する方式の
ものと、各トランスファバーの間にワーク吸着手段の設
けられたクロスバーを横架して、トランスファバーを2
次元動作させることによりワークを搬送する方式などが
ある。何れの場合もプレス本体より取出した動力をトラ
ンスファバーの下方に設置したカムボックス内のカム軸
に伝達して、カム軸に取付けられたカムとレバーにより
2次元または3次元方向の駆動力を得、上記トランスフ
ァバーを駆動するように構成されている。
送するためのトランスファフィーダが設置されている。
また上記従来のトランスファフィーダは、ワーク搬送方
向に並設された1対のトランスファバーを3次元方向へ
動作させて、各トランスファバーの対向位置に設けられ
たフィンガによりワークをクランプして搬送する方式の
ものと、各トランスファバーの間にワーク吸着手段の設
けられたクロスバーを横架して、トランスファバーを2
次元動作させることによりワークを搬送する方式などが
ある。何れの場合もプレス本体より取出した動力をトラ
ンスファバーの下方に設置したカムボックス内のカム軸
に伝達して、カム軸に取付けられたカムとレバーにより
2次元または3次元方向の駆動力を得、上記トランスフ
ァバーを駆動するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のトランス
ファフィーダでは、駆動力をプレス本体の上部に設けら
れたクラウン部より取出して、動力取出し軸により下部
まで伝達する構成のため、駆動系に多くのベベルギヤな
どを必要とし、その結果ベベルギヤのバックラッシュな
どによるガタによりトランスファバーが振動してミスフ
ィードの原因となる不具合がある。
ファフィーダでは、駆動力をプレス本体の上部に設けら
れたクラウン部より取出して、動力取出し軸により下部
まで伝達する構成のため、駆動系に多くのベベルギヤな
どを必要とし、その結果ベベルギヤのバックラッシュな
どによるガタによりトランスファバーが振動してミスフ
ィードの原因となる不具合がある。
【0004】また下部にカムボックスを設置するため、
プレス本体の下部に広いピットを必要として設置費用が
嵩むと共に、従来では上流側と下流側の2点でトランス
ファバーを支持しているため、支持点間距離(スパン)
が長くなって剛性の高いトランスファバーを必要とし、
その結果トランスファバーの重量が重くなってこれを駆
動する駆動機構が大型かつ高価となる不具合もある。さ
らに下部に設置されたカムボックスなどによりプレス本
体内の視界性が損なわれたり、プレス本体内で作業する
場合、プレス本体内へ入りにくいなどの不具合もあっ
た。この発明は上記従来の不具合を改善するためになさ
れたもので、駆動系が簡単で、かつ設置が容易なトラン
スファフィーダを提供することを目的とするものであ
る。
プレス本体の下部に広いピットを必要として設置費用が
嵩むと共に、従来では上流側と下流側の2点でトランス
ファバーを支持しているため、支持点間距離(スパン)
が長くなって剛性の高いトランスファバーを必要とし、
その結果トランスファバーの重量が重くなってこれを駆
動する駆動機構が大型かつ高価となる不具合もある。さ
らに下部に設置されたカムボックスなどによりプレス本
体内の視界性が損なわれたり、プレス本体内で作業する
場合、プレス本体内へ入りにくいなどの不具合もあっ
た。この発明は上記従来の不具合を改善するためになさ
れたもので、駆動系が簡単で、かつ設置が容易なトラン
スファフィーダを提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、複数のスライド毎にクラウンを分割し
て、これらクラウン内に上記スライドを駆動するスライ
ド駆動機構を収容したモジュールタイプのトランスファ
プレスにおいて、上記トランスファプレスのプレス本体
上部に、スライド駆動機構より取出した動力により駆動
されるフィード機構と、サーボモータを駆動源とするリ
フト駆動機構を設け、また上記プレス本体内にワーク搬
送方向にリフトビームを並設して、これらリフトビーム
を上記各スライドの間に配置した複数のリフト杆を介し
て上記リフト駆動機構によりリフト方向へ駆動すると共
に、上記リフトビームにクロスバーの横架された複数の
クロスバーキャリアをワーク搬送方向へ移動自在に設
け、かつこれらクロスバーキャリアを上記フィード駆動
機構によりフィードレバーを介してフィード方向駆動す
るようにしたものである。
成するために、複数のスライド毎にクラウンを分割し
て、これらクラウン内に上記スライドを駆動するスライ
ド駆動機構を収容したモジュールタイプのトランスファ
プレスにおいて、上記トランスファプレスのプレス本体
上部に、スライド駆動機構より取出した動力により駆動
されるフィード機構と、サーボモータを駆動源とするリ
フト駆動機構を設け、また上記プレス本体内にワーク搬
送方向にリフトビームを並設して、これらリフトビーム
を上記各スライドの間に配置した複数のリフト杆を介し
て上記リフト駆動機構によりリフト方向へ駆動すると共
に、上記リフトビームにクロスバーの横架された複数の
クロスバーキャリアをワーク搬送方向へ移動自在に設
け、かつこれらクロスバーキャリアを上記フィード駆動
機構によりフィードレバーを介してフィード方向駆動す
るようにしたものである。
【0006】
【作 用】上記構成により、スライド駆動機構より取
出した動力をフィード機構へ伝達する駆動系が簡素化さ
れると共に、下部にカムボックスなどを設置しないの
で、設置するのが容易となる。
出した動力をフィード機構へ伝達する駆動系が簡素化さ
れると共に、下部にカムボックスなどを設置しないの
で、設置するのが容易となる。
【0007】
【実 施 例】この発明をクラウン部分が各スライド毎
に独立したモジュールタイプのトランスファプレスに実
施した例について図面を参照して詳述する。図1はトラ
ンスファフィーダが設置されたトランスファプレスの平
面図、図2は同正面図、図3は図2のX方向からの矢視
図、図4は図2のY方向からの矢視図である。これら図
においては1はプレス本体で、前後に3本ずつ立設され
たアプライト1aの上端間に、前後に離間して一対のビ
ーム1bが横架されており、これらビーム1bの間に、
複数のスライド2毎に独立するクラウン1cが設置され
ている。上記各クラウン1c内にはスライド駆動機構3
が収容されていて、これらスライド駆動機構3により各
スライド2が上下駆動されると共に、各クラウン1c内
のスライド駆動機構3間は連動軸3aにより接続されて
いて、上流側に設置されたクラッチ4を介して図示しな
いメーンモータに接続され、下流側のクラウン1cの側
面にはブレーキ5が設置されている。
に独立したモジュールタイプのトランスファプレスに実
施した例について図面を参照して詳述する。図1はトラ
ンスファフィーダが設置されたトランスファプレスの平
面図、図2は同正面図、図3は図2のX方向からの矢視
図、図4は図2のY方向からの矢視図である。これら図
においては1はプレス本体で、前後に3本ずつ立設され
たアプライト1aの上端間に、前後に離間して一対のビ
ーム1bが横架されており、これらビーム1bの間に、
複数のスライド2毎に独立するクラウン1cが設置され
ている。上記各クラウン1c内にはスライド駆動機構3
が収容されていて、これらスライド駆動機構3により各
スライド2が上下駆動されると共に、各クラウン1c内
のスライド駆動機構3間は連動軸3aにより接続されて
いて、上流側に設置されたクラッチ4を介して図示しな
いメーンモータに接続され、下流側のクラウン1cの側
面にはブレーキ5が設置されている。
【0008】一方図中7がトランスファフィーダで、前
後アプライト1a間に、上流側と下流側に分割された一
対のリフトビーム8がワーク搬送方向Aに並設されてお
り、これらリフトビーム8に一定のピッチで複数のクロ
スバーキャリヤ9がワーク搬送方向Aへ移動自在に支承
されている。上記クロスバーキャリヤ9間は連結杆9a
により互に連結されていて、同時にワーク搬送方向Aへ
移動すると共に、互に対向するクロスバーキャリヤ9間
にはクロスバー10が横架されていて、これらクロスバ
ー10にワークを吸着するバキュームカップ(何れも図
示せず)が取付けられている。
後アプライト1a間に、上流側と下流側に分割された一
対のリフトビーム8がワーク搬送方向Aに並設されてお
り、これらリフトビーム8に一定のピッチで複数のクロ
スバーキャリヤ9がワーク搬送方向Aへ移動自在に支承
されている。上記クロスバーキャリヤ9間は連結杆9a
により互に連結されていて、同時にワーク搬送方向Aへ
移動すると共に、互に対向するクロスバーキャリヤ9間
にはクロスバー10が横架されていて、これらクロスバ
ー10にワークを吸着するバキュームカップ(何れも図
示せず)が取付けられている。
【0009】また上記各リフトビーム8の上方には、上
流側と下流側に分割されたリフトラック12がワーク搬
送方向Aに移動自在に支承されていて、上流側のリフト
ラック12aに例えば2個、下流側のリフォトラック1
2bに例えば4個のピニオン13がそれぞれ噛合されて
いる。これらピニオン13は各スライド2の間に位置し
ていて、各スライド2の間に設けられた複数本のリフト
杆14にそれぞれ形成されたラック14aにも同時に噛
合されている。上記各リフト杆14はプレス本体1のビ
ーム1bに設置されたガイド15に案内されて上下動自
在となっていると共に、上流側に設けられて2本のガイ
ド杆14の下端間に上流側のリフトビーム8aが、そし
て下流側に設けられたリフト杆14の下端間には下流側
にリフトビーム8bがそれぞれ固着されていて、これら
リフト杆14によりリフトビーム8が多点支持されてい
る。
流側と下流側に分割されたリフトラック12がワーク搬
送方向Aに移動自在に支承されていて、上流側のリフト
ラック12aに例えば2個、下流側のリフォトラック1
2bに例えば4個のピニオン13がそれぞれ噛合されて
いる。これらピニオン13は各スライド2の間に位置し
ていて、各スライド2の間に設けられた複数本のリフト
杆14にそれぞれ形成されたラック14aにも同時に噛
合されている。上記各リフト杆14はプレス本体1のビ
ーム1bに設置されたガイド15に案内されて上下動自
在となっていると共に、上流側に設けられて2本のガイ
ド杆14の下端間に上流側のリフトビーム8aが、そし
て下流側に設けられたリフト杆14の下端間には下流側
にリフトビーム8bがそれぞれ固着されていて、これら
リフト杆14によりリフトビーム8が多点支持されてい
る。
【0010】一方プレス本体1のビーム1b上には上流
側と下流側にそれぞれリフト駆動機構16が設置されて
いる。これらリフト駆動機構16はサーボモータ17を
有していて、これらサーボモータ17と、上流側のリフ
トラック12a及び下流側のリフトラック12bに噛合
するピニオン18の間が減速機19により接続され、こ
れらサーボモータ17により各リフトラック12a,1
2bを同時または独立させて駆動できるようになってい
る。
側と下流側にそれぞれリフト駆動機構16が設置されて
いる。これらリフト駆動機構16はサーボモータ17を
有していて、これらサーボモータ17と、上流側のリフ
トラック12a及び下流側のリフトラック12bに噛合
するピニオン18の間が減速機19により接続され、こ
れらサーボモータ17により各リフトラック12a,1
2bを同時または独立させて駆動できるようになってい
る。
【0011】またプレス本体1の上流側上部には、フィ
ード駆動機構20が設置されている。上記フィード駆動
機構20はカムボックス20a内に、上流側のスライド
駆動機構3により動力取出し軸21を介して駆動される
カム軸22aが設けられていて、このカム軸22aに確
動カムよりなるフィードカム22が設けられている。こ
れらフィードカム22には、中間部が軸支された揺動レ
バー23の一端がカムフォロワ23aを介して当接され
ていると共に、揺動レバー23の他端側には伝達リンク
24の上端を介して駆動軸25に設けられたレバー25
aの先端に接続されている。上記駆動軸25はプレス本
体1の上流側の上部に水平に支承されていて、両端部に
先端が下方に垂下されたフィードレバー26が取付けら
れていると共に、これらフィードレバー26の先端にも
っとも上流側に位置するクロスバーキャリヤ9が連結杆
9bを介して連結されている。
ード駆動機構20が設置されている。上記フィード駆動
機構20はカムボックス20a内に、上流側のスライド
駆動機構3により動力取出し軸21を介して駆動される
カム軸22aが設けられていて、このカム軸22aに確
動カムよりなるフィードカム22が設けられている。こ
れらフィードカム22には、中間部が軸支された揺動レ
バー23の一端がカムフォロワ23aを介して当接され
ていると共に、揺動レバー23の他端側には伝達リンク
24の上端を介して駆動軸25に設けられたレバー25
aの先端に接続されている。上記駆動軸25はプレス本
体1の上流側の上部に水平に支承されていて、両端部に
先端が下方に垂下されたフィードレバー26が取付けら
れていると共に、これらフィードレバー26の先端にも
っとも上流側に位置するクロスバーキャリヤ9が連結杆
9bを介して連結されている。
【0012】次に作用を説明すると、メーンモータによ
りクラッチ4を介して上流側のスライド駆動機構3が駆
動されると、連動軸3aを介して接続された下流側のス
ライド駆動機構3も同時に駆動され、これによって各ス
ライド2が上下動されて各加工ステーションでプレス作
業が行われる。また動力取出し軸21により取出された
動力によりカム軸22aがプレス本体1の動作に同期し
て回転されると、フィードカム22により揺動レバー2
3及び伝達リンク24を介してフィードレバー26が駆
動軸25を中心に回動され、これらによってリフトビー
ム8に支承されたクロスバキャリヤ9がフィード方向へ
動作される。
りクラッチ4を介して上流側のスライド駆動機構3が駆
動されると、連動軸3aを介して接続された下流側のス
ライド駆動機構3も同時に駆動され、これによって各ス
ライド2が上下動されて各加工ステーションでプレス作
業が行われる。また動力取出し軸21により取出された
動力によりカム軸22aがプレス本体1の動作に同期し
て回転されると、フィードカム22により揺動レバー2
3及び伝達リンク24を介してフィードレバー26が駆
動軸25を中心に回動され、これらによってリフトビー
ム8に支承されたクロスバキャリヤ9がフィード方向へ
動作される。
【0013】またプレス本体1の動作に同期して制御さ
れるリフト駆動機構16のサーボモータ17により減速
機19を介してリフトラック12が駆動され、これによ
って各リフト杆14を介してリフトビーム8が上下動さ
れるため、各クロスバーキャリヤ9間に横架されたクロ
スバー10がフィード及びリフト方向に動作されて、バ
キュームカップに吸着されたワークが順次加工ステーシ
ョンへ搬送されるようになる。なお上記実施例では上流
側のリフトビーム8aと下流側のリフトビーム8bを同
時に同じリフト量リフトさせる場合について説明した
が、上流側のリフトビーム8aと下流側のリフトビーム
8bは独立したリフト駆動機構16を有しているため、
上流側と下流側で異なるリフト量で動作させることも可
能である。
れるリフト駆動機構16のサーボモータ17により減速
機19を介してリフトラック12が駆動され、これによ
って各リフト杆14を介してリフトビーム8が上下動さ
れるため、各クロスバーキャリヤ9間に横架されたクロ
スバー10がフィード及びリフト方向に動作されて、バ
キュームカップに吸着されたワークが順次加工ステーシ
ョンへ搬送されるようになる。なお上記実施例では上流
側のリフトビーム8aと下流側のリフトビーム8bを同
時に同じリフト量リフトさせる場合について説明した
が、上流側のリフトビーム8aと下流側のリフトビーム
8bは独立したリフト駆動機構16を有しているため、
上流側と下流側で異なるリフト量で動作させることも可
能である。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、フィー
ド駆動機構及びリフト駆動機構をプレス本体の上部に設
置したことから、スライド駆動機構より取出した動力を
フィード機構へ伝達する駆動系の距離が短かくなり、こ
れによって駆動系が簡素化されるため、ギヤのバクラッ
シュなどによりクロスバーが振動してミスフィードが発
生するなどの不具合を解消することができると共に、プ
レス本体の下部にカムボックスを設置するためのピット
を設ける必要がないため、設備費の低減が図れる。また
リフトビームを多数のリフト杆により支持する多点支持
としたことから上下方向の振動が抑制できると共に、リ
フトビームの剛性が小さくでき、これによってリフトビ
ームの重量軽減が図れるため、これを駆動するリフト駆
動機構の小型化が図れると共に、リフト駆動機構をサー
ボ駆動とすることにより、リフトストロークやモーショ
ンパターンが任意に可変できるため、種々の形状のワー
クにも容易に対応することができる。しかも作業員の目
の高さにカムボックスなどが存在しないため、プレス本
体内への視界性が向上すると共に、プレス本体内へ入っ
て作業する場合の出入りも容易となるため作業性も向上
する。
ド駆動機構及びリフト駆動機構をプレス本体の上部に設
置したことから、スライド駆動機構より取出した動力を
フィード機構へ伝達する駆動系の距離が短かくなり、こ
れによって駆動系が簡素化されるため、ギヤのバクラッ
シュなどによりクロスバーが振動してミスフィードが発
生するなどの不具合を解消することができると共に、プ
レス本体の下部にカムボックスを設置するためのピット
を設ける必要がないため、設備費の低減が図れる。また
リフトビームを多数のリフト杆により支持する多点支持
としたことから上下方向の振動が抑制できると共に、リ
フトビームの剛性が小さくでき、これによってリフトビ
ームの重量軽減が図れるため、これを駆動するリフト駆
動機構の小型化が図れると共に、リフト駆動機構をサー
ボ駆動とすることにより、リフトストロークやモーショ
ンパターンが任意に可変できるため、種々の形状のワー
クにも容易に対応することができる。しかも作業員の目
の高さにカムボックスなどが存在しないため、プレス本
体内への視界性が向上すると共に、プレス本体内へ入っ
て作業する場合の出入りも容易となるため作業性も向上
する。
【図1】この発明の一実施例になるトランスファフィー
ダの設置されたトランスファプレスの平面図である。
ダの設置されたトランスファプレスの平面図である。
【図2】この発明の一実施例になるトランスファフィー
ダの設置されたトランスファプレスの正面図である。
ダの設置されたトランスファプレスの正面図である。
【図3】図2のX方向からの矢視図である。
【図4】図2のY方向からの矢視図である。
【符号の説明】 1…プレス本体、2…スライド、3…スライド駆動機
構、8…リフトビーム、9…クロスバーキャリヤ、10
…クロスバー、14…リフト杆、16…リフト駆動機
構、17…サーボモータ、20…フィード駆動機構、2
6…フィードレバー、A…ワーク搬送方向。
構、8…リフトビーム、9…クロスバーキャリヤ、10
…クロスバー、14…リフト杆、16…リフト駆動機
構、17…サーボモータ、20…フィード駆動機構、2
6…フィードレバー、A…ワーク搬送方向。
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また上記各リフトビーム8の上方には、上
流側と下流側に分割されたリフトラック12がワーク搬
送方向Aに移動自在に支承されていて、上流側のリフト
ラック12aに例えば2個、下流側のリフトラック12
bに例えば4個のピニオン13がそれぞれ噛合されてい
る。これらピニオン13は各スライド2の間に位置して
いて、各スライド2の間に設けられた複数本のリフト杆
14にそれぞれ形成されたラック14aにも同時に噛合
されている。上記各リフト杆14はプレス本体1のビー
ム1bに設置されたガイド15に案内されて上下動自在
となっていると共に、上流側に設けられた2本のガイド
杆14の下端間に上流側のリフトビーム8aが、そして
下流側に設けられたリフト杆14の下端間には下流側に
リフトビーム8bがそれぞれ固着されていて、これらリ
フト杆14によりリフトビーム8が多点支持されてい
る。
流側と下流側に分割されたリフトラック12がワーク搬
送方向Aに移動自在に支承されていて、上流側のリフト
ラック12aに例えば2個、下流側のリフトラック12
bに例えば4個のピニオン13がそれぞれ噛合されてい
る。これらピニオン13は各スライド2の間に位置して
いて、各スライド2の間に設けられた複数本のリフト杆
14にそれぞれ形成されたラック14aにも同時に噛合
されている。上記各リフト杆14はプレス本体1のビー
ム1bに設置されたガイド15に案内されて上下動自在
となっていると共に、上流側に設けられた2本のガイド
杆14の下端間に上流側のリフトビーム8aが、そして
下流側に設けられたリフト杆14の下端間には下流側に
リフトビーム8bがそれぞれ固着されていて、これらリ
フト杆14によりリフトビーム8が多点支持されてい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、フィー
ド駆動機構及びリフト駆動機構をプレス本体の上部に設
置したことから、スライド駆動機構より取出した動力を
フィード機構へ伝達する駆動系の距離が短かくなり、こ
れによって駆動系が簡素化されるため、ギヤのバックラ
ッシュなどによりクロスバーが振動してミスフィードが
発生するなどの不具合を解消することができると共に、
プレス本体の下部にカムボックスを設置するためのピッ
トを設ける必要がないため、設備費の低減が図れる。ま
たリフトビームを多数のリフト杆により支持する多点支
持としたことから上下方向の振動が抑制できると共に、
リフトビームの剛性が小さくでき、これによってリフト
ビームの重量軽減が図れるため、これを駆動するリフト
駆動機構の小型化が図れると共に、リフト駆動機構をサ
ーボ駆動とすることにより、リフトストロークやモーシ
ョンパターンが任意に可変できるため、種々の形状のワ
ークにも容易に対応することができる。しかも作業員の
目の高さにカムボックスなどが存在しないため、プレス
本体内への視界性が向上すると共に、プレス本体内へ入
って作業する場合の出入りも容易となるため作業性も向
上する。
ド駆動機構及びリフト駆動機構をプレス本体の上部に設
置したことから、スライド駆動機構より取出した動力を
フィード機構へ伝達する駆動系の距離が短かくなり、こ
れによって駆動系が簡素化されるため、ギヤのバックラ
ッシュなどによりクロスバーが振動してミスフィードが
発生するなどの不具合を解消することができると共に、
プレス本体の下部にカムボックスを設置するためのピッ
トを設ける必要がないため、設備費の低減が図れる。ま
たリフトビームを多数のリフト杆により支持する多点支
持としたことから上下方向の振動が抑制できると共に、
リフトビームの剛性が小さくでき、これによってリフト
ビームの重量軽減が図れるため、これを駆動するリフト
駆動機構の小型化が図れると共に、リフト駆動機構をサ
ーボ駆動とすることにより、リフトストロークやモーシ
ョンパターンが任意に可変できるため、種々の形状のワ
ークにも容易に対応することができる。しかも作業員の
目の高さにカムボックスなどが存在しないため、プレス
本体内への視界性が向上すると共に、プレス本体内へ入
って作業する場合の出入りも容易となるため作業性も向
上する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のスライド2毎にクラウン1cを分
割して、これらクラウン1c内に上記スライド2を駆動
するスライド駆動機構3を収容したモジュールタイプの
トランスファプレスにおいて、上記トランスファプレス
のプレス本体1上部に、スライド駆動機構3より取出し
た動力により駆動されるフィード機構20と、サーボモ
ータ17を駆動源とするリフト駆動機構16を設け、ま
た上記プレス本体1内にワーク搬送方向Aにリフトビー
ム8を並設して、これらリフトビーム8を上記各スライ
ド2の間に配置した複数のリフト杆14を介して上記リ
フト駆動機構16によりリフト方向へ駆動すると共に、
上記リフトビーム8にクロスバー10の横架された複数
のクロスバーキャリア9をワーク搬送方向Aへ移動自在
に設け、かつこれらクロスバーキャリア9を上記フィー
ド駆動機構20によりフィードレバー26を介してフィ
ード方向へ駆動してなるトランスファフィーダ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP822093A JPH06218459A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | トランスファフィーダ |
PCT/JP1994/000074 WO1994016840A1 (en) | 1993-01-21 | 1994-01-20 | Transfer feeder |
DE4490350A DE4490350C2 (de) | 1993-01-21 | 1994-01-20 | Transferförderer |
US08/492,094 US5730278A (en) | 1993-01-21 | 1994-01-20 | Transfer feeder |
DE4490350T DE4490350T1 (de) | 1993-01-21 | 1994-01-20 | Transferförderer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP822093A JPH06218459A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | トランスファフィーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06218459A true JPH06218459A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=11687124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP822093A Pending JPH06218459A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | トランスファフィーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06218459A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997028913A1 (en) * | 1996-02-08 | 1997-08-14 | Komatsu Ltd. | Transfer press |
US5927139A (en) * | 1996-03-01 | 1999-07-27 | Komatsu Ltd. | Oil leakage preventive device for transfer feeder |
US6000327A (en) * | 1995-11-02 | 1999-12-14 | Komatsu Ltd. | Work conveyor of transfer press |
-
1993
- 1993-01-21 JP JP822093A patent/JPH06218459A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6000327A (en) * | 1995-11-02 | 1999-12-14 | Komatsu Ltd. | Work conveyor of transfer press |
DE19681635B4 (de) * | 1995-11-02 | 2004-09-30 | Komatsu Ltd. | Werkstückförderer einer Stufenpresse |
WO1997028913A1 (en) * | 1996-02-08 | 1997-08-14 | Komatsu Ltd. | Transfer press |
US5970763A (en) * | 1996-02-08 | 1999-10-26 | Komatsu Ltd. | Transfer press |
US5927139A (en) * | 1996-03-01 | 1999-07-27 | Komatsu Ltd. | Oil leakage preventive device for transfer feeder |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031205 |