JPH09236168A - 自動変速機操作装置の切替レバー - Google Patents

自動変速機操作装置の切替レバー

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JPH09236168A
JPH09236168A JP4236896A JP4236896A JPH09236168A JP H09236168 A JPH09236168 A JP H09236168A JP 4236896 A JP4236896 A JP 4236896A JP 4236896 A JP4236896 A JP 4236896A JP H09236168 A JPH09236168 A JP H09236168A
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lever main
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Yoshimasa Kataumi
好正 片海
Yasuyuki Ikegami
保幸 池上
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Fuji Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シフトレバー本体と切替レバーのA/Tモー
ドへの復帰動作を確実にすることを目的として切替レバ
ーを改良する。 【解決手段】 シフトレバー本体18を左右方向へ回動
してその突起部30を切替レバー16の開口部49から
外し、又は、逆にして係合させることにより、A/Tモ
ードからM/Tモードへ及びこの逆の切替操作ができる
自動変速機操作装置において、切替レバー16の開口部
49に突起部30側で左右に開いた誘い込み面を有する
ガイド片50,50を設けて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車のA/Tモ
ード(自動変速モード)とM/Tモード(手動変速モー
ド)とを兼備した自動変速機操作装置(シフトレバー装
置)の切替レバーに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の自動変速機操作装置は、シフト
レバーを前後方向へ揺動させることにより特定の変速モ
ードを選定して自動変速機を操作するものであるが、マ
ニュアル操作感覚を持たせるべく、A/TモードからM
/Tモードに簡単且つ適確に切り替えることができるよ
うにしたものが提供されている(特開平7−3290
2,特開平7−32903,特開平7−32904,特
開平7−35224号公報参照)。
【0003】この自動変速機操作装置は、車体に固定す
るベースブラケットに軸支されたシフトレバー本体が係
合するゲートとして、ベースブラケット及びそれに冠す
るインジケーターに、A/Tモード用のシフト溝とM/
Tモード用のシフト溝を平行に形成するとともに、それ
らの間をシフトレバー本体が移行できるように移行用溝
を形成した略H字形のシフト溝を形成してなるもので、
シフトレバー本体は車体前後方向へ揺動できるととも
に、車体左右方向へも揺動できるようにベースブラケッ
トに軸支され、かつ、シフトレバー本体が揺動すること
により係脱する切替レバーがシフトレバー本体と同様に
車体前後方向へ揺動可能にベースブラケットに同軸で支
持されている。切替レバーにはシフトケーブル又はロッ
ドの一端部が接続され、このシフトケーブル又はロッド
の他端部は自動変速機に接続されている。
【0004】そして、シフトレバー本体がA/Tモード
用シフト溝にあるとき、シフトレバー本体の上部に設け
た押しボタンの操作により上下動するポジションピンの
端部が前記ベースブラケットの側壁部に設けたディテン
ト切欠部に係合するとともに、シフトレバー本体の一方
の側部で前記シャフトに前後方向へ回動可能に支承され
た切替レバーが、この切替レバーに形成した開口部に嵌
合するシフトレバー本体の突起部によってシフトレバー
本体と一体で回動し、また、シフトレバー本体がM/T
モード用シフト溝にあるとき、シフトレバー本体の突起
部が切替レバーの開口部から外れ、シフトレバー本体の
みを前後方向へ回動して加減速用の電気的スイッチを作
動させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような自動変速機操作装置によれば、シフトレバー本体
と切替レバーとは突起部とそれが係脱する開口部を介し
て移行用溝にあるとき合体・分離する。すなわち、図8
に示すように、切替レバー1の上端縁を台形状に切欠い
て挟持部2,2を左右に設けた開口部3を形成する一
方、この開口部3に嵌合する突起部4をシフトレバー本
体5に形成し、突起部4が挟持部2,2の上方側から開
口部3に進退できるようにしている。
【0006】したがって、突起部4と開口部3の相対的
な位置ずれ、例えば、切替レバー1が何等かの外力で回
動した場合のような事態が生じると、突起部4が開口部
3に係合しないことがあり、係合しなければA/Tモー
ドに復帰することができない惧れがある。
【0007】そこで、この発明は、シフトレバー本体と
切替レバーのA/Tモードへの復帰動作を確実にするこ
とを目的として切替レバーを改良するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる自動変
速機操作装置の切替レバーは、車体に固定するベースブ
ラケットにシャフトを介して前後方向へ回動可能に支承
されたシフトレバー本体がA/Tモード用シフト溝とM
/Tモード用シフト溝に移動可能に設けられ、このシフ
トレバー本体がA/Tモード用シフト溝にあるとき、シ
フトレバー本体の上部に設けた押しボタンの操作により
上下動するポジションピンの端部が前記ベースブラケッ
トの側壁部に設けたディテント切欠部に係合するととも
に、シフトレバー本体の一方の側部で前記シャフトに前
後方向へ回動可能に支承され、かつ、シフトケーブル又
はロッドの一端部を接続した切替レバーが、この切替レ
バーに形成した開口部に嵌合するシフトレバー本体に形
成した突起部によってシフトレバー本体と一体で回動
し、シフトレバー本体がM/Tモード用シフト溝にある
とき、シフトレバー本体の突起部が切替レバーの開口部
から外れてシフトレバー本体のみを前後方向へ回動して
電気的スイッチを作動させる自動変速機操作装置におい
て、前記切替レバーの開口部に前記突起部側で左右に開
いた誘い込み面を有するガイド片を設けたことを特徴と
する。
【0009】また、前記ポジションピンは前記切替レバ
ーに設けた開口部を貫通して一方のディテント切欠部に
係合しており、該開口部は、シフトレバー本体がA/T
モード用シフト溝にあるとき、ポジションピンの上下動
を許容するとともに、シフトレバー本体がM/Tモード
用シフト溝にあるとき、ポジションピンの前後方向への
回動を許容する所定幅の略台形状に形成されていること
を特徴とする。
【0010】したがって、切替レバーが何等かの外力で
回動して開口部が突起部と適正に対面していなくとも、
ガイド片を突起部が滑動して開口部に誘い込まれて係合
し、A/Tモードへの復帰を確実にする。
【0011】また、ポジションピンが切替レバーの開口
部を貫通しているため、M/Tモードにおいて切替レバ
ーが他のレンジに移動したとしても、シフトレバー本体
の前後方向への操作によってポジションピンが開口部の
端面に当接して切替レバーをDレンジに戻すことがで
き、シフトレバー本体のA/Tモードへの復帰動作を確
実にする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図に
基づき説明する。図1〜4に示すように、車体床面に固
定するベースブラケット11の底部にヒンジ部12の一
対が相対向して突設され、このヒンジ部12間に支持さ
れるシャフト13が貫通する筒軸14を介してシフトレ
バー基部15と切替レバー16が車体前後方向へ回動
(揺動)可能に支承される。
【0013】シフトレバー基部15にはその筒軸14と
直交する筒軸17の両端部に、シフトレバー本体18の
ブラケット部18a,18aを嵌合し、シャフト19を
挿通してナット19aで抜け止めすることにより、シフ
トレバー本体18が車体左右方向へ回動可能に軸支され
る。シフトレバー本体18はベースブラケット11の天
部11a、緩衝部材20、導光板21及びインジケータ
22のそれぞれに形成されたシフト溝23a〜23c,
23を貫通して上方へ延び、上端部にノブ24が取り付
けられる。インジケータ22にはシフトレバー本体18
が貫通するクロスした2枚のスライドプレート22b,
22c(図2,3参照)が摺動可能に挿入されている。
【0014】シフトレバー基部15は、筒軸14,17
が直交して重ねられ、筒軸17を挟んで斜め上方に立ち
上がる支持部15a,15aを形成し、この一対の支持
部15a,15aを上方でコ字形に形成してその上面
に、2本の柱状突起を形成したスイッチ固定部15bを
形成し、このスイッチ固定部15bにリミットスイッチ
25に形成した孔を柱状突起に嵌合して固定してある。
リミットスイッチ25の作動片25aはシフトレバー本
体18の側面に形成された突起部32に接離して開閉す
る。リミットスイッチ25はA/TモードとM/Tモー
ドの切替信号を変速機の制御部に入力するものである。
【0015】シフトレバー本体18は、ブラケット部1
8a,18aの上部に角筒部26が一体成形され、角筒
部26の左右両側面にはポジションピン27が貫通して
上下動する長孔28が縦方向に開設されている。角筒部
26の上端部付近にはフック状に形成したストッパーレ
バー29が一体成形され、これに相対向する側面には略
台形状の突起部30が形成されている。そして角筒部2
6の前側面の下部には前記リミットスイッチ25の作動
片25aを動作させるための突起部32が形成され、ま
た、後側面には筒部31が斜め後方へ傾斜して一体成形
されている。
【0016】そして、角筒部26の上部には2段の円筒
柱部33が一体成形されている。この円筒柱部33を貫
通するコンプレッションロッド34がブラケット部18
aの下面から角筒部26及び円筒部33内に挿入され
る。コンプレッションロッド34の下端部は径大にして
ポジションピン27を圧入する孔35が設けられてい
る。コンプレッションロッド34と筒軸17との間には
コイルスプリング36が弾装される。コンプレッション
ロッド34の上端部にはキャップ37を冠してノブ24
内に延伸させ、ノブボタン38に形成された傾斜面38
a(図3参照)に当接する。
【0017】また、筒部31にはコイルスプリング39
が挿入され、このコイルスプリング39で付勢されて突
出する球面突起棒40がベースブラケット1の内面に形
成された節度感形成部41に摺接する。節度感形成部4
1はシフトレバー本体18がA/Tモード用シフト溝に
あるときは球面突起棒40が車体前後方向へ移動するの
でそれが摺接する条溝41aと、シフトレバー本体18
がM/Tモード用シフト溝に移動するときは球面突起棒
40が車体左右方向へ移動するのでそれが摺接する谷状
の条溝41bが隣接して形成されている。
【0018】切替レバー16は略扇形の板状体であり、
図1,7に示すように、その揺動基部にシャフト13が
貫通する筒軸42を溶接等により一体的に固着し、車体
前側の端部にシフトケーブル又はロッドを軸着する軸突
起43が突設されるとともに、板ばね44をねじ45に
て固定するブラケット部46が一体成形されている。筒
軸42はシフトレバー基部15の筒軸14の一端部に外
嵌され、筒軸14の両端部にブッシュ14a,14aを
内嵌してシャフト13をヒンジ部12の外側から挿通
し、シャフト13の端部にプッシュナット13aを冠着
して抜け止めされる。板ばね44はベースブラケット1
の内面に形成された節度感形成部47(図2参照)に摺
接し、シフトレバー本体18がA/Tモード用シフト溝
にあって切替レバー16と一体で回動する際に各シフト
レンジで節度感を付与するとともに、シフトレバー本体
18がA/Tモード用シフト溝にあるときにはその摺接
力によって切替レバー16をDレンジの位置に保持す
る。そして切替レバー16の面内略中央部には略台形の
開口部48と開口部49とが連通して開設されている。
【0019】開口部49は外側へ折り曲げたガイド片5
0,50を有し、これに対面するシフトレバー本体18
の角筒部26の側面に突設された略台形の突起部30が
係脱するもので、シフトレバー本体18がシフト溝21
のA/Tモード用シフト溝にあるときは、ガイド片5
0,50間に突起部30が係合し、シフトレバー本体1
8が切替レバー16から離れる方向へ回動したときは突
起部30がガイド片50,50間から抜け出る。そのた
め、図5(A)に示すように、ガイド片50,50を突
起部30側から徐々に幅が狭まるように誘い込み面49
aを形成するとともに、ガイド片50,50の端部が突
起部30の両側面に当接して挟持できるようにテーパ状
に形成する。若しくは、図5(B)に示すように、開口
部49の左右辺縁にそれぞれ誘い込み面49bを有する
樹脂等のガイド片49cを固定する。
【0020】ポジションピン27は、シフトレバー本体
18の角筒部26の左右両側面から突出しており、シフ
トレバー本体18がA/Tモード用シフト溝にあるとき
は、ポジションピン27の切替レバー16側の端部は、
切替レバー16の開口部48を貫通してベースブラケッ
ト1の一方の側壁部51に開口したディテント切欠部5
4に係合するとともに、ポジションピン27の他方の端
部は、ベースブラケット1の他方の側壁部51に開口し
たディテント切欠部54に係合してシフトレバー本体1
8の回動を規制する。そして、シフトレバー本体18を
DポジションにおいてM/Tモード用シフト溝に移動す
ると、シフトレバー本体18の揺動により、ポジション
ピン27の両端部がそれぞれディテント切欠部54に係
合しない位置まで移動する。
【0021】この時、突起部30が開口部49のガイド
片50,50間から抜け出るが、ポジションピン27の
一端部は開口部48から抜け出ることはない。したがっ
て、開口部48はノブボタン38を操作した場合にポジ
ションピン27が上下動するのを許容するとともに、シ
フトレバー本体18がシフト溝のM/Tモード側に移動
している場合に、ポジションピン27が前後方向へ移動
するのに支障しない範囲の所定幅を有して略扇形に開設
されている。
【0022】また、突起部30が開口部49から抜け出
た場合、すなわち、シフトレバー本体18をシャフト1
3を中心として左方向へ回動させた場合、ベースブラケ
ット1には、ストッパーレバー29がベースブラケット
1の側壁部51と干渉しないように通過する開口部52
と、通過したストッパーレバー29が車体前後方向へ回
動可能に位置する広幅の開口部53が一体に開設されて
いる。
【0023】開口部53の下部においてポジションピン
27が摺接するディテント切欠部54が左右の側壁部5
1に形成されている。左方の側壁部51の内面にはシフ
トレバー本体18がA/Tモード用シフト溝にあると
き、ストッパーレバー29が当接又は摺接する肉厚部又
はリブからなるストッパー部51a(図3参照)が形成
されている。また、この開口部52,53に冠してスイ
ッチユニット55が設けられる。すなわち、図6に示す
ように、スイッチユニット55は爪突起56,56を左
右に一体形成した略扇形の板体にリミットスイッチ5
9,59を収納してなり、三辺に形成した爪突起56が
側壁部51に開設した係合孔57に係合する。
【0024】スイッチユニット55の内面には左右に一
対の柱状突起58,58が一体形成され、その柱状突起
58,58でそれぞれリミットスイッチ59,59に設
けた孔を挿通して凹面体の内面に固定する。リミットス
イッチ59はその作動片59aにストッパーレバー29
の側面が接離して開閉し、インジケータ22における車
体前側のものが加速用(+)、後側のものが減速用
(−)で、それぞれの開閉信号を変速機に送るためのも
のである。
【0025】なお、ベースブラケット1は樹脂による一
体成型品であり、その側部にはシフトロック機構60が
配設され、底部にはゴムブーツ64がその突起部61に
よって冠着されており、このゴムブーツ64によって車
体床面にシール性を有してボルト63で固定されてい
る。なお、シールプレート62は薄い鉄板等から形成さ
れ、車体床面との間で平面度を出すために取り付けられ
る。また、図2において、符号65はリミットスイッチ
で、これに切替レバー16の突起部66が接離してシフ
トロック機構60を動作する。
【0026】上記構成の自動変速機操作装置の作用を説
明すると、A/Tモードで走行するときは、シフトレバ
ー本体5をベースブラケット1から垂直に立て、突起部
30を開口部49に係合して切替レバー16とともに、
ノブ24を手持ちし、ノブボタン38を押してコンプレ
ッションロッド34を下降させてポジションピン27を
特定のレンジから外し、シャフト13を中心としてシフ
ト溝23,23a〜23cのA/Tモード用シフト溝に
沿って前後方向へ回動させる。この時、切替レバー16
はシフトレバー本体18と一体で回動し、節度感形成部
47に摺接する板ばね44の押圧力によって各シフトレ
ンジにおいて節度感を与える。
【0027】そして、DレンジにおいてM/Tモードに
切り替えるときは、シフトレバー本体18をシャフト1
9を中心として切替レバー16から離れる方向へ押し倒
すと、突起部32がリミットスイッチ25から離れてそ
れをON動作させ、変速機の制御部にM/Tモードに切
り替える信号を入力するとともに、突起部30が切替レ
バー16の開口部49から外れ、切替レバー16は節度
感形成部47に押圧する板ばね44の摺接力でシフトケ
ーブル又はロッド67(図2参照)をDレンジに設定し
た状態に保持する。また、このシフトレバー本体18の
左右方向への回動操作時には、球面突起棒40が節度感
形成部41の条溝41aから条溝41bに移動するとと
もに、この移動によって節度感を生じさせる。
【0028】そこで、シフトレバー本体18が半島部2
2a,22a間の移行用溝23dからM/Tモード用シ
フト溝に移動すると、シフトレバー本体18はシャフト
19を中心として左方へ傾動し、これによりストッパー
レバー29は開口部52,53からベースブラケット1
の側方に突出して開口部53内に位置する。そこで、シ
フトレバー本体18を前後いずれかに回動させると、シ
フトレバー本体18はシャフト13を中心として前後方
向へ回動し、ストッパーレバー29が開口部53内で車
体前後方向へ移動してリミットスイッチ59,59の作
動片59aを押圧し、変速機の制御部に加速又は減速用
信号を入力する。
【0029】ここで、板ばね44の摺接力でDレンジの
位置に保持された切替レバー16が車体の振動等によっ
て万一他のレンジに移動したとしても、M/Tモード用
シフト溝におけるシフトレバー本体18の回動操作によ
って切替レバー16の開口部48内を移動するポジショ
ンピン27が開口部48の端面48a,48bに当接し
て切替レバー16を回動し、切替レバー16をDレンジ
の位置に戻す作用をする。
【0030】ついで、M/TモードからA/Tモードに
復帰するには、シフトレバー本体18を開口部53の略
中央部において前記と逆方向へシャフト19を中心とし
て回動させれば、ストッパーレバー29が開口部52か
らベースブラケット1内に移動するとともに、待機して
いる切替レバー16の開口部49に突起部30が嵌合し
てガイド片50,50に案内され、シフトレバー本体1
8と切替レバー16とが一体に結合される。なお、突起
部30が開口部49に適正に対面していなければ、突起
部30はガイド片50に当接し、かつ、その傾斜面又は
誘い込み面49bを摺動して開口部49に導かれる。こ
れにより、シフトレバー本体18はシャフト13を中心
として前後へ回動操作できるようになる。そして、シフ
トレバー本体18の突起部32がリミットスイッチ25
の作動片25aを押圧してリミットスイッチ25をOF
F動作させることにより、A/Tモードに切り替わる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、切替レ
バーの開口部に、シフトレバーの突起部を誘い込むガイ
ド片を形成したため、突起部と開口部が適正に対面して
いなくとも突起部が誘い込み面を滑動して開口部に係合
できるので、A/Tモードに復帰する操作が確実とな
る。
【0032】また、ポジションピンが切替レバーの開口
部を貫通しているため、M/Tモードにおいて切替レバ
ーが他のレンジに移動したとしても、シフトレバー本体
の前後方向への操作によってポジションピンが開口部の
端面に当接して切替レバーをDレンジに戻すことがで
き、シフトレバー本体のA/Tモードへの復帰動作を確
実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す分解斜視図
【図2】図1の組立て一部断面側面図
【図3】図2の断面正面図
【図4】図2の平面図
【図5】(A),(B)はこの発明の要部概略断面平面
【図6】(A)はこの発明の部分背面図、(B)はその
側面図
【図7】切替レバーの正面図
【図8】従来例の要部斜視図(A)及びそのX−X断面
【符号の説明】
1…ベースブラケット 16…切替レバー 18…シフトレバー本体 27…ポジションピン 26…角筒部 30…突起部 48,49…開口部 49a,49b…誘い込み面 49c,50…ガイド片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固定するベースブラケットにシャ
    フトを介して前後方向へ回動可能に支承されたシフトレ
    バー本体がA/Tモード用シフト溝とM/Tモード用シ
    フト溝に移動可能に設けられ、このシフトレバー本体が
    A/Tモード用シフト溝にあるとき、シフトレバー本体
    の上部に設けた押しボタンの操作により上下動するポジ
    ションピンの端部が前記ベースブラケットの側壁部に設
    けたディテント切欠部に係合するとともに、シフトレバ
    ー本体の一方の側部で前記シャフトに前後方向へ回動可
    能に支承され、かつ、シフトケーブル又はロッドの一端
    部を接続した切替レバーが、この切替レバーに形成した
    開口部に嵌合するシフトレバー本体に形成した突起部に
    よってシフトレバー本体と一体で回動し、シフトレバー
    本体がM/Tモード用シフト溝にあるとき、シフトレバ
    ー本体の突起部が切替レバーの開口部から外れてシフト
    レバー本体のみを前後方向へ回動して電気的スイッチを
    作動させる自動変速機操作装置において、 前記切替レバーの開口部に前記突起部側で左右に開いた
    誘い込み面を有するガイド片を設けたことを特徴とする
    自動変速機操作装置の切替レバー。
  2. 【請求項2】 車体に固定するベースブラケットにシャ
    フトを介して前後方向へ回動可能に支承されたシフトレ
    バー本体がA/Tモード用シフト溝とM/Tモード用シ
    フト溝に移動可能に設けられ、このシフトレバー本体が
    A/Tモード用シフト溝にあるとき、シフトレバー本体
    の上部に設けた押しボタンの操作により上下動するポジ
    ションピンの端部が前記ベースブラケットの側壁部に設
    けたディテント切欠部に係合するとともに、シフトレバ
    ー本体の一方の側部で前記シャフトに前後方向へ回動可
    能に支承され、かつ、シフトケーブル又はロッドの一端
    部を接続した切替レバーが、この切替レバーに形成した
    開口部に嵌合するシフトレバー本体に形成した突起部に
    よってシフトレバー本体と一体で回動し、シフトレバー
    本体がM/Tモード用シフト溝にあるとき、シフトレバ
    ー本体の突起部が切替レバーの開口部から外れてシフト
    レバー本体のみを前後方向へ回動して電気的スイッチを
    作動させる自動変速機操作装置において、 前記ポジションピンは前記切替レバーに設けた開口部を
    貫通して一方のディテント切欠部に係合しており、該開
    口部は、シフトレバー本体がA/Tモード用シフト溝に
    あるとき、ポジションピンの上下動を許容するととも
    に、シフトレバー本体がM/Tモード用シフト溝にある
    とき、ポジションピンの前後方向への回動を許容する所
    定幅の略台形状に形成されていることを特徴とする自動
    変速機操作装置の切替レバー。
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