JPH09230833A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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JPH09230833A
JPH09230833A JP8060310A JP6031096A JPH09230833A JP H09230833 A JPH09230833 A JP H09230833A JP 8060310 A JP8060310 A JP 8060310A JP 6031096 A JP6031096 A JP 6031096A JP H09230833 A JPH09230833 A JP H09230833A
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Toshiaki Okamura
俊朗 岡村
Hideaki Yoshida
英明 吉田
Seiichiro Tabata
誠一郎 田端
Yoichi Iba
陽一 井場
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素ずらしを簡単に実現できる映像表示装置
を提供する。 【解決手段】 R,G,Bの各映像信号に対して二つの
フィールドメモリを交互に書き込みモードおよび読み出
しモードとして、一方のフィールドメモリに映像信号を
書き込んでいる期間に、他方のフィールドメモリから書
き込まれている映像信号を書き込み速度のN倍速で読み
出して、各フィールドにおいて、N倍速で横方向に少し
づつシフトした映像をN枚作成して、その表示に同期し
て画素ずらしを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画素ずらしを行
って映像を表示する映像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の映像表示装置として、例えば、特
開平4−113308号公報には、図37(a)および
(b)に示すように、観察される画素をずらすことによ
って、解像力を高くするようにしたものが提案されてい
る。図37(a)に示す映像表示装置は、液晶表示素子
(以下、LCDと略称する)1の表示面側前方に、一つ
の画素ずらし素子2を配置し、この画素ずらし素子2を
選択的に駆動することにより、観察される画素をの位
置からの位置に、すなわち画素を1回ずらすようにし
ている。また、図37(b)に示す映像表示装置は、L
CD1の表示面側前方に二つの画素ずらし素子2−1,
2−2を順次に配置し、これらを適宜選択的に駆動する
ことより、観察される画素を、およびの位置に、
すなわち画素を2回ずらすようにしている。
【0003】画素ずらし素子2は、図38に示すよう
に、液晶のような偏光方向を回転できる素子2aと、水
晶のような複屈折素子2bとを有し、素子2aを駆動し
て偏光方向を選択的に回転させることにより画素をずら
すようにしている。例えば、LCD1が、図39(a)
に白抜きで示すように、順次の水平方向の画素が垂直方
向に並んで配列されて構成されている場合には、図37
(a)に示した構成によって、図39(a)に模様を付
して示すように、半ピッチの画素ずらしを行うことによ
り、観察される画素数をLCD1の画素数の2倍になる
ようにしている。また、LCD1が、図39(b)に示
すように、デルタ配列されたR,G,Bの画素をもって
構成されている場合には、図37(b)に示した構成に
よって、図39(b)に異なる模様を付して示すよう
に、1ピッチの画素ずらしを2回行って、観察される画
素数をLCD1の画素数の3倍になるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、画素
ずらしを行う場合、LCD1に表示する映像データは、
観察される画素の位置と同期させる必要がある。すなわ
ち、1回ずらしの場合には、図40(a)に示すよう
に、1フィールドの時間内に、最初にの点のデータを
表示し、次に画素をずらしての点のデータを表示する
必要がある。また、2回ずらしの場合には、図40
(b)に示すように、1フィールドの時間内に、最初に
の点のデータを表示し、次に画素をずらしての点の
データを表示し、最後にもう1度ずらしての点のデー
タを表示する必要がある。
【0005】しかしながら、上記のようにLCD1に映
像データを表示するための具体的な処理回路等の構成に
ついては、上述した特開平4−113308号公報にお
いても、従来詳しく説明されておらず、実現が困難であ
った。
【0006】この発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、画素ずらしを簡単に実現できるよう適切に構成し
た映像表示装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、R,G,Bのそれぞれの画素をマトリ
ックス状に配列してなる映像表示素子に、サンプリング
タイミングの異なる映像を順次表示させると共に、その
映像の表示に同期して画素ずらし手段により、サンプリ
ングタイミングによる映像のずれ方向とは反対方向に画
素ずらしを行うようにした映像表示装置において、R,
G,Bの各映像信号に対応して設けた、二つのフィール
ドメモリと、これら二つのフィールドメモリを交互に選
択する第1および第2のスイッチ素子と、選択されたフ
ィールドメモリから読み出される信号をサンプルホール
ドするサンプルホールド回路とを有し、前記各映像信号
に対して、前記第1および第2のスイッチ素子により前
記二つのフィールドメモリを交互に選択して、前記第1
のスイッチ素子を介して一方のフィールドメモリに映像
信号を書き込むと共に、その書き込み期間中に、他方の
フィールドメモリに書き込まれている映像信号を、書き
込み速度のN(ただし、Nは2以上の整数)倍の速度で
N回繰り返し読み出し、その読み出されれる順次のN個
の映像信号を、前記第2のスイッチ素子を介して前記サ
ンプルホールド回路で、サンプリングタイミングを異な
らせてN個毎にサンプルホールドして、前記映像表示素
子に出力するよう構成したことを特徴とするものであ
る。
【0008】さらに、この発明は、R,G,Bのそれぞ
れの画素をマトリックス状に配列してなる映像表示素子
に、サンプリングタイミングの異なる映像を順次表示さ
せると共に、その映像の表示に同期して画素ずらし手段
により、サンプリングタイミングによる映像のずれ方向
とは反対方向に画素ずらしを行うようにした映像表示装
置において、R,G,Bの各映像信号に対応して設け
た、ランダムアクセス可能な二つのフィールドメモリ、
これら二つのフィールドメモリを交互に選択する第1お
よび第2のスイッチ素子、各フィールドメモリに供給さ
れる書き込みアドレスおよび読み出しアドレスを選択す
る第3のスイッチ素子と、R,G,Bの映像信号に対し
て共通に設けられ、前記フィールドメモリの書き込みア
ドレスおよび読み出しアドレスをそれぞれ発生する書き
込みアドレスカウンタおよび読み出しアドレスカウンタ
とを有し、前記各映像信号に対して、前記第1および第
2のスイッチ素子により前記二つのフィールドメモリを
交互に選択して、一方のフィールドメモリに、前記書き
込みアドレスカウンタから対応する前記第3のスイッチ
素子を介して書き込みアドレスを供給して、該フィール
ドメモリに前記第1のスイッチ素子を介して映像信号を
書き込むと共に、その書き込み期間中に、他方のフィー
ルドメモリに、前記読み出しアドレスカウンタから対応
する前記第3のスイッチ素子を介して、アドレスがN
(ただし、Nは2以上の整数)ずつ増加する読み出しア
ドレスを供給して、当該フィールドメモリに書き込まれ
ている映像信号を、それぞれサンプリングタイミングを
異ならせてN回繰り返し読み出し、その読み出された順
次のN個の映像信号を前記第2のスイッチ素子を介して
前記映像表示素子に出力するよう構成したことを特徴と
するものである。
【0009】前記読み出しアドレスカウンタは、前記フ
ィールドメモリからのN回の映像信号の読み出しの各々
において、前記映像表示素子の各行に対応するアドレス
を2回繰り返す読み出しアドレスを発生するよう構成す
るのが、表示画像のちらつきを抑制して、高解像の画像
を観察する点で好ましい。
【0010】さらに、この発明は、R,G,Bのそれぞ
れの画素をマトリックス状に配列してなる左右の映像表
示素子に、それぞれサンプリングタイミングの異なる映
像を順次表示させると共に、その映像の表示に同期し
て、各映像表示素子に対応して設けた画素ずらし手段に
より、サンプリングタイミングによる映像のずれ方向と
は反対方向に画素ずらしを行うようにした映像表示装置
において、R,G,Bの各映像信号に対応して設けた、
ランダムアクセス可能な三つのフィールドメモリ、これ
ら三つのフィールドメモリを順次選択する第1のスイッ
チ素子、この第1のスイッチ素子で選択されているフィ
ールドメモリを除く二つのフィールドメモリを選択する
二つの第2のスイッチ素子、各フィールドメモリに供給
される書き込みアドレスおよび読み出しアドレスを選択
する第3のスイッチ素子と、R,G,Bの映像信号に対
して共通に設けられ、前記フィールドメモリの書き込み
アドレスおよび読み出しアドレスをそれぞれ発生する書
き込みアドレスカウンタおよび読み出しアドレスカウン
タとを有し、前記各映像信号に対し、前記三つのフィー
ルドメモリを、順次書き込みモードとすると共に、書き
込みモードの後はそれぞれ2フィールド連続して読み出
しモードとして、書き込みモードのフィールドメモリに
は、前記書き込みアドレスカウンタから対応する前記第
3のスイッチ素子を介して書き込みアドレスを供給し
て、映像信号を前記第1のスイッチ素子を介して書き込
み、読み出しモードの二つのフィールドメモリには、前
記読み出しアドレスカウンタからそれぞれ対応する前記
第3のスイッチ素子を介して、アドレスがN(ただし、
Nは2以上の整数)ずつ増加する読み出しアドレスを供
給して、各フィールドメモリに書き込まれている映像信
号を、各フィールドでサンプリングタイミングを異なら
せてN回繰り返し読み出して、前記二つの第2のスイッ
チ素子を介して前記左右の映像表示素子に出力するよう
構成したことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
おける画素ずらしの構成を示す図である。この実施形態
は、映像表示素子として、例えば、R,G,Bのそれぞ
れの画素をマトリックス状にデルタ配列してなるLCD
11を用い、このLCD11に画素ピッチ分サンプリン
グタイミングの異なる映像を順次表示させると共に、そ
の映像の表示に同期して画素ずらし手段により、サンプ
リングタイミングによる映像のずれ方向とは反対方向
に、各画素の光軸を画素ピッチ分、2回ずらすようにス
イッチングして高解像度化を図ったものである。このた
め、図1では、LCD11の背面側に白色光を発するバ
ックライト12を配置し、LCD11の前面側に第1の
画素ずらし素子13−1および第2の画素ずらし素子1
3−2を順次配置する。第1の画素ずらし素子13−1
は、第1の偏光変換用液晶板14−1および第1の複屈
折板15−1をもって構成し、第2の画素ずらし素子1
3−2は、第2の偏光変換用液晶板14−2および第2
の複屈折板15−2をもって構成する。
【0012】LCD11は、映像信号のサンプリングタ
イミングを順次画素ピッチ分ずらして、映像を画面上か
ら下に走査して表示するようにする。また、第1,第2
の偏光変換用液晶板14−1,14−2は、LCD11
による映像の表示に同期してオン・オフ制御し、これに
よりオン状態で入射偏光をそのまま透過させ、オフ状態
で入射偏光を90°回転させるようにする。
【0013】第1の偏光変換用液晶板14−1を透過し
た光は、その偏光状態に応じて、第1の複屈折板15−
1をそのまま、またはサンプリングタイミングのずれに
よる映像のずれ方向とは逆方向に1画素ピッチ分(x)
光軸をずらして透過させ、第2の偏光変換用液晶板14
−2を透過した光は、同様に、その偏光状態に応じて、
第2の複屈折板15−2をそのまま、またはサンプリン
グタイミングのずれによる映像のずれ方向とは逆方向に
1画素ピッチ分(x)光軸をずらして透過させるように
する。
【0014】ここで、第1,第2の複屈折板15−1,
15−2は、水晶(α- SiO2 )、ルチル(Ti
2 )、方解石(CaCo3 )、チリ硝石(NaN
3 )やYVO4 をもって構成することができるが、そ
の中でも、特にルチルを用いて構成するのが望ましい。
すなわち、ルチルは、水晶と比べて複屈折が30倍大き
いので、厚さを1/30倍薄くでき、例えば、光軸を5
0μmずらす場合には、その厚さを0.5mmとするこ
とができる。また、ルチルは、他の材料と比べてモース
硬度が大きいので、加工し易いという利点もある。
【0015】また、第1,第2の複屈折板15−1,1
5−2は、一般に、サバール板と呼ばれ、結晶軸が表面
に対して45°傾いているので、入射する偏光が常光で
あれば、そのまま直進させて射出し、異常光であれば、
ずれて射出するが、そのずれ量はサバール板の厚さで調
整することができる。この実施形態では、第1,第2の
複屈折板15−1,15−2の厚さを、ずれ量がそれぞ
れLCD11の画素ピッチ分となるように設定する。こ
のように、サバール板を用いれば、入射偏光に応じて射
出される2つの光軸が平行となるので、LCD11との
距離に関係なく、2つの光軸のシフト量が一定となり、
したがってLCD11に対する各複屈折板の配置に自由
度を持たせることができる利点がある。
【0016】この実施形態では、図2に示すように、先
ず、例えば、第1の偏光変換用液晶板14−1への電圧
をオフ、第2の偏光変換用液晶板14−2への電圧をオ
ンにして、LCD11のR,G,Bの各画素にサンプリ
ングタイミングmの映像信号を供給する。この場合、L
CD11上での映像は、第1の偏光変換用液晶板14−
1で偏光方向が90°回転されるので、第1,第2の複
屈折板15−1,15−2をそのまま透過して、の位
置で観察されることになる。
【0017】次に、第1の偏光変換用液晶板14−1へ
の電圧をオン、第2の偏光変換用液晶板14−2への電
圧をオフにして、LCD11のR,G,Bの各画素に前
記のサンプリングタイミングmに対して、1画素ピッチ
分(x)ずらしたタイミングm+xの映像信号を供給す
る。この場合、LCD11上での映像は、先のタイミン
グmのときの映像の場合よりも1画素ピッチ分ずれる
が、その映像は、第1の偏光変換用液晶板14−1をそ
のまま透過するので、第1の複屈折板15−1で光軸が
サンプリングタイミングによる映像のずれ方向とは反対
方向に1画素ピッチ分(x)シフトして透過し、その
後、第2の偏光変換用液晶板14−2で偏光方向が90
°回転されて、第2の複屈折板15−2をそのまま透過
して、の位置で観察されることになる。
【0018】次に、第1,第2の偏光変換用液晶板14
−1,14−2への電圧をそれぞれオンにし、LCD1
1のR,G,Bの各画素に前記のサンプリングタイミン
グmに対して、2画素ピッチ分(2x)ずらしたタイミ
ングm+2xの映像信号を供給する。この場合、LCD
11上での映像は、先のタイミングmのときの映像の場
合よりも2画素ピッチ分ずれるが、その映像は、第1の
偏光変換用液晶板14−1をそのまま透過するので、第
1の複屈折板15−1でサンプリングタイミングによる
映像のずれ方向とは反対方向に光軸が1画素ピッチ分
(x)シフトして透過し、その後、第2の偏光変換用液
晶板14−2をそのまま透過するので、第2の複屈折板
15−2で、さらに光軸がサンプリングタイミングによ
る映像のずれ方向とは反対方向に1画素ピッチ分(x)
シフトする。すなわち、LCD11上での表示画像は、
各画素の光軸が、サンプリングタイミングによる映像の
ずれ方向とは反対方向に、全体で2画素ピッチ分(2
x)シフトして透過し、の位置で観察されることにな
る。
【0019】このようにすると、観察画像は、図39
(b)に示したように、同一画素位置で、時間とともに
R,G,Bの異なった画像、すなわち一つの画素でR,
G,Bの各色を観察できるので、解像度を3倍向上でき
るようになる。
【0020】ここで、順次の映像信号の切り換え周期、
すなわちピクチャーの切り換え周期は、1/30秒(1
フレームに相当)、あるいは1/60秒(1フィールド
に相当)とすることもできるし、また、倍速走査して1
/90秒、1/120秒、あるいは1/180秒とする
こともできる。なお、切り換え周期を速くするほど、L
CD11として応答時間の速いもの、前述の周期に対応
させれば、8ms,4ms,2.7ms,2ms,1.
3ms以下の応答時間のものが必要になる。
【0021】この実施形態では、図1に示す画素ずらし
の構成を、図3に示すような頭部装着型映像表示装置
(以下、HMDと称する)に適用する。図3に示すHM
Dは、表示装置本体部21、側頭フレーム22および頭
頂フレーム23を有し、側頭フレーム22および頭頂フ
レーム23を観察者24の頭部に装着することにより、
表示装置本体部21が観察者24の顔面に保持されるよ
うになっている。また、側頭フレーム22には、板バネ
25を介してリヤフレーム26が取り付けられ、このリ
ヤフレーム26に観察者の耳の位置に対応してスピーカ
27が設けられている。
【0022】表示装置本体部21には、観察者24の左
右の眼球に対応して、図4AまたはBに示すような光学
系が設けられている。図4Aに示す光学系は、シースル
ータイプのもので、バックライトおよびLCDを有する
表示部31での表示画像を、ハーフミラープリズム32
を透過させて凹面鏡33で反射させ、さらにハーフミラ
ープリズム32で反射させて対応する眼球に拡大して導
くと共に、外界像を、例えば、液晶シャッタ34および
ハーフミラープリズム32を経て対応する眼球に導くよ
うにしたものである。また、図4Bに示す光学系は、バ
ックライトおよびLCDを有する表示部35での表示画
像を接眼レンズ36を経て対応する眼球に導くようにし
たものである。
【0023】表示装置本体部21は、ケーブル28を介
して、音声信号のレベル等を調整するボリューム等の調
整手段30を有する再生装置29に接続され、この再生
装置29から所要の映像信号が左右の表示部に供給され
て表示され、音声信号がスピーカ27から出力されるよ
うになっている。
【0024】なお、表示装置本体部21は、ケーブル2
8を介して既存のビデオデッキや、TVチューナに接続
して、映像を表示するようにすることもできるし、ある
いはコンピュータ等に接続してコンピュータグラフィッ
クスの映像や、コンピュータからのメッセージ映像等を
表示するようにすることもできる。また、ケーブル28
を用いることなく、表示装置本体部21にアンテナを設
けて、外部からの信号を電波によって受信して表示する
ようにすることもできる。さらに、左右の表示部に、例
えば、視差を有する映像信号を供給して表示させること
により、立体画像を観察するようにすることもできる。
【0025】上述したHMDにおいて、表示部を構成す
るLCDは、例えば、1.3インチと小型である。この
ような小型のLCDで、現在市販されているものは、せ
いぜい多くて30万画素である。しかし、広画角のHM
Dでは、さらに画素数を多くしたいというニーズがあ
る。
【0026】そこで、この実施形態では、左右の眼球に
対応する表示部の前方に、それぞれ図1に示した第1,
第2の画素ずらし素子13−1,13−2を配置して2
回画素ずらしを行い、これによりLCDの画素数を実効
的に3倍にする。以下、この場合の実施例について、図
面を参照して説明する。
【0027】
【実施例】図5は、この発明の第1実施例の要部の構成
を示すブロック図である。この映像表示装置は、NTS
C信号をR,G,Bの映像信号に変換して、左右のLC
D11L,11Rに表示するもので、R,G,Bの各映
像信号に対応する第1のスイッチ素子52R,52G,
52B、2個のフィールドメモリ53−1R;53−2
R,53−1G;53−2G,53−1B;53−2
B、第2のスイッチ素子54R,54G,54Bおよび
サンプルホールド回路55R,55G,55Bと、左右
のLCD11L,11Rに対応するLCDドライバ56
L,56Rと、各部の動作を制御するためのタイミング
信号を生成するクロックジェネレータ51とを有する。
【0028】NTSC信号は、図示しない分離回路で同
期信号、輝度信号(Y信号)および二つの色信号(I信
号,Q信号)を分離し、同期信号はクロックジェネレー
タ51に供給して、同期信号に基づいて各部の動作を制
御するためのタイミング信号を発生させるようにし、輝
度信号および二つの色信号は図示しないマトリックス演
算回路に供給してR,G,Bの各映像信号を復調し、こ
れら映像信号をR1,G1,B1として、対応する第1
のスイッチ素子52R,52G,52Bに供給する。
【0029】第1のスイッチ素子52R,52G,52
Bにそれぞれ供給される映像信号R1,G1,B1は、
ほぼ同様に処理する。以下、映像信号R1を例にとっ
て、図6および図7に示すタイムチャートを参照しなが
ら、構成および動作について説明する。この実施例で
は、映像信号R1を、先ず、第1のスイッチ素子52R
を経てフィールドメモリ53−1Rまたは53−2Rに
書き込む。次に、フィールドメモリ53−1Rまたは5
3−2Rを読み出して、その読み出した信号を第2のス
イッチ素子54Rを経て映像信号R2としてサンプルホ
ールド回路55Rに供給し、このサンプルホールド回路
55Rでサンプルホールドされた信号を映像信号R3と
して、左右のLCD11L,11Rにそれぞれ供給す
る。
【0030】LCD11L,11Rは、クロックジェネ
レータ51から対応するLCDドライバ56L,56R
を経て供給されるLCDコントロール信号より駆動し、
これにより入力された映像信号R3を表示させる。ま
た、左右の画素ずらし素子13−1L;13−2L,1
3−1R;13−2Rは、クロックジェネレータ51か
らの信号SFCK1、SFCK2によりLCD11L,
11Rによる映像の表示に同期して駆動し、これにより
画素ずらしを行って映像を高解像に観察できるようにす
る。
【0031】ここで、第1のスイッチ素子52Rは、入
力映像信号R1を受ける端子a、フィールドメモリ53
−1Rに結合した端子b、およびフィールドメモリ53
−2Rに結合した端子cをもって構成し、クロックジェ
ネレータ51からの信号SWCK1によって、例えば、
SWCK1がハイレベル(「H」)のときは端子aを端
子bに、ローレベル(「L」)のときは端子aを端子c
に切り替え接続するようにする。
【0032】フィールドメモリ53−1R,53−2R
は、ファーストインファーストアウト(FIFO)メモ
リをもって構成し、クロックジェネレータ51からの信
号WCKの立ち上がりで書き込みアドレスを増加させ、
RSTWの立ち下がりで書き込みアドレスをリセットす
ると共に、クロックジェネレータ51からの信号WE1
またはWE2が「L」のときは、書き込みを禁止して、
書き込みアドレスを増加させないようにする。また、ク
ロックジェネレータ51からの信号RCKの立ち上がり
で読み出しアドレスを増加させ、RSTRの立ち下がり
で、読み出しアドレスをリセットすると共に、信号RE
1またはRE2が「L」のときは、読み出しを禁止し
て、読み出しアドレスを増加させないようにする。この
ようにして、入力映像信号R1を書き込みアドレスの位
置に書き込んで、読み出しアドレスの位置から読み出す
ようにする。
【0033】第2のスイッチ素子54Rは、フィールド
メモリ53−1Rからの出力映像信号R2を受ける端子
a、フィールドメモリ53−2Rからの出力映像信号R
2を受ける端子b、およびサンプルホールド回路55R
に結合した端子cをもって構成し、クロックジェネレー
タ51からの信号SWCK2によって、例えば、SWC
K2が「H」のときは端子cを端子aに、「L」のとき
は端子cを端子bに切り替え接続するようにする。ま
た、サンプルホールド回路55Rは、クロックジェネレ
ータ51からの信号SHCKの立ち上がりで、映像信号
R2をサンプルホールドして、その出力を映像信号R3
として左右のLCD11L,11Rに出力するようにす
る。
【0034】この実施例では、1フィールド目では、S
WCK1を「H」、SWCK2を「L」として、第1の
スイッチ素子52Rの端子aを端子bに、第2のスイッ
チ素子54Rの端子bを端子cにそれぞれ接続すると共
に、WE1を「H」、WE2を「L」、RE1を
「L」、RE2を「H」として、フィールドメモリ53
−1Rを書き込みモード、フィールドメモリ53−2R
を読み出しモードとして、入力映像信号R1を第1のス
イッチ素子52Rを経てフィールドメモリ53−1Rに
書き込み、フィールドメモリ53−2Rから出力される
映像信号R2を、第2のスイッチ素子54Rおよびサン
プルホールド回路55Rを経て、映像信号R3として左
右のLCD11L,11Rに供給する。なお、フィール
ドメモリ53−1Rの書き込みアドレスは、NTSC信
号の垂直同期信号に同期してクロックジェネレータ51
から出力される信号RSTWにより、1フィールド毎に
リセットする。
【0035】ここで、左右のLCD11L,11Rの各
々の画素数が、横方向800、縦方向500とする場合
について、具体的に説明する。この実施例では、画素を
横方向に2回ずらすので、この場合に1水平走査期間に
必要とされるデータ数は、800×3=2400個とな
る。したがって、書き込みアドレスを増加させる信号W
CKは、1水平走査期間に2400クロック発生させる
ようにする。また、読み出しアドレスを増加させる信号
RCKの周波数は、WCKの周波数の3倍として、読み
出しアドレスを書き込みアドレスの3倍の速さで増加さ
せる。
【0036】これにより、1フィールド分のデータを、
フィールドメモリに書き込んだときの時間の1/3で読
み出すと共に、1フィールド分のデータの読み出し終了
に同期して読み出しアドレスをリセットして、1フィー
ルドの間に3フィールド分のデータ(映像信号R2)を
読み出す。以下、1フィールドの間の3つのデータをそ
れぞれ、1−1フィールド、1−2フィールド、1−3
フィールドと呼ぶことにする。
【0037】また、サンプルホールド回路55Rにおい
て、フィールドメモリから読み出されたデータをサンプ
ルホールドするための信号SHCKは、RCKの1/3
の周波数とし、これにより読み出されたデータの1/3
のデータを、1−1〜1−3フィールドの順次のフィー
ルドにおいて、SHCKの位相をRCKの1クロック分
(1画素分x)ずつずらしながらサンプルホールドし
て、その出力を映像信号R3として左右のLCD11
L,11Rに供給する。すなわち、1−1フィールドで
は、1水平走査期間に、LCDの横方向の画素数と同
じ、2400/3=800個のデータを、サンプリング
タイミングmでサンプルホールドし、1−2フィールド
では、SHCKの位相を1−1フィールドに比べてRC
Kの1クロック分だけずらしたサンプリングタイミング
(m+x)で、同様に800個のデータをサンプルホー
ルドし、1−3フィールドでは、SHCKの位相を1−
1フィールドに比べてRCKの2クロック分だけずらし
たサンプリングタイミング(m+2x)で、同様に80
0個のデータをサンプルホールドする。
【0038】このようにして、図7に示すように、フィ
ールドメモリに書き込まれた映像信号R1の,,
・・の順次の位置のデータを3倍速で読み出して、3フ
ィールド分の映像信号R2を得、1−1フィールドで
は、映像信号R1の,,・・の位置のデータを、
次の1−2フィールドでは、,,・・の位置のデ
ータを、最後の1−3フィールドでは、,,・・
の位置のデータをサンプルホールドして、映像信号R3
としてそれぞれ左右のLCD11L,11Rに供給す
る。
【0039】また、左右の画素ずらし素子13−1L,
13−1RはSFCK1で、画素ずらし素子13−2
L,13−2RはSFCK2でそれぞれ制御し、SFC
K1、SFCK2が「H」のとき、各画素ずらし素子を
構成する偏光変換用液晶板に電圧を印加して、1−1フ
ィールドでは、ずれていない位置(図2の)に、1−
2フィールドでは、1画素ずれている位置(図2の)
に画素ずらしし、1−3フィールドでは、2画素ずれて
いる位置(図2の)に画素ずらしして、それぞれ表示
するようにする。
【0040】2フィールド目では、SWCK1,SWC
K2を1フィールド目とは逆の論理値にして、第1のス
イッチ素子52Rは、端子aと端子cとを接続し、第2
のスイッチ素子54Rは、端子bと端子cとを接続す
る。また、WE1,WE2,RE1,RE2の論理値も
逆にして、フィールドメモリ53−1Rおよび53−2
Rの書き込み、読み出しモードも逆にする。その他は、
1フィールド目と同様に動作させる。すなわち、フィー
ルドメモリ53−1Rに書き込んで、フィールドメモリ
53−2Rから読み出し、次にフィールドメモリ53−
1Rから読み出してフィールドメモリ53−2Rに書き
込む動作を繰り返す。
【0041】図8は、上記の動作をさらに詳細に説明す
るための図である。入力される映像信号R1は、インタ
ーレースされているので、1フィールド目には1行目、
3行目、・・の奇数行のデータが含まれている。ここ
で、LCDの縦方向の画素数は500あるが、1フィー
ルド中には、約250行分のデータしか含まれていない
ので、LCDには1行おきに表示する。1フィールド目
では、各入力映像信号に対応する一方のフィールドメモ
リ53−1Rに、800×3×250個のデータを書き
込む。その様子を、図8(a)に示す。図8(a)にお
いて、升目にかかれている数字は、メモリのアドレスを
示し、1行目はアドレス1からアドレス2400に、3
行目はアドレス2401からアドレス4800に記憶す
る。
【0042】2フィールド目は、2行目、4行目、・・
の偶数行のデータを、フィールドメモリ53−2Rに同
様に書き込むと同時に、フィールドメモリ53−1Rを
読み出しモードとして、1フィールド目で書き込んだデ
ータを3回読み出す。この読み出したデータは、サンプ
ルホールド回路55Rで、順次の回においてRCKを1
クロックずつずらしながら、RCKの3クロック毎にホ
ールドして、LCDに供給する。したがって、LCDに
は、最初は、図8(b)に示すように、アドレス1,
4,7,・・のデータが入力され、次に、図8(c)に
示すように、アドレス2,5,8,・・のデータが入力
され、最後は、図8(d)に示すように、アドレス3,
6,9,・・のデータが入力されることになる。また、
3フィールド目では、フィールドメモリ53−1Rが書
き込みモードとなり、フィールドメモリ53−2Rが読
み出しモードとなって、1フィールド目と同様にデータ
が読み出され、LCDの偶数行に表示される。
【0043】このように、2個のフィールドメモリ53
−1R,53−2Rを交互に書き込み、読み出す動作を
繰り返して、映像信号R1を画素ずらししながら表示す
る。他の映像信号G1,B1についても同様に処理し
て、画素ずらししながら表示する。なお、図示しない
が、第1のスイッチ素子52R,52G,52Bの入力
側には、それぞれA/Dコンバータを、第2のスイッチ
素子54R,54G,54Bの出力側には、それぞれD
/Aコンバータを接続して、入力映像信号をデジタル信
号に変換して対応するフィールドメモリに書き込み、フ
ィールドメモリから読み出したデジタル信号をアナログ
信号に変換して、対応するサンプルホールド回路に供給
するようにする。
【0044】以上のように、この実施例によれば、映像
信号を2回の画素ずらしを行って表示するようにしたの
で、高解像で映像を表示することができる。
【0045】図9は、この発明の第2実施例の要部の構
成を示すブロック図である。この実施例は、フィールド
メモリ53−1R;53−2R、53−1G;53−2
G、53−1B;53−2Bとして、アドレスを直接与
えるランダムアクセス可能なDRAMやSRAM等を用
いたもので、基本的な構成および動作は第1実施例と同
様である。したがって、メモリのアドレッシング以外
は、第1実施例と同様であるので、ここでは第1実施例
の場合と同様に、映像信号R1についてアドレッシング
部分を説明する。
【0046】入力映像信号R1は、第1実施例の場合と
同様に、2つのフィールドメモリ53−1R,53−2
Rを、交互に書き込みモード、読み出しモードとして、
映像信号R1を書き込んで、3フィールド分のデータを
読み出す。フィールドメモリ53−1R,53−2R
は、クロックジェネレータ51からの信号W/R1,W
/R2によって書き込みおよび読み出しを制御し、書き
込みアドレスADRWは、クロックジェネレータ51か
らの信号ARS1およびACLKに基づいてカウンタ6
1で生成する。また、読み出しアドレスADRRは、ク
ロックジェネレータ51からの信号ARS2およびAC
LKに基づいてカウンタ62を作動させ、このカウンタ
62の出力とクロックジェネレータ51からの信号AD
Dとに基づいて乗算器63により生成する。
【0047】書き込みアドレスADRWおよび読み出し
アドレスADRRは、フィールドメモリ53−1R,5
3−2Rに選択的に供給する。このため、フィールドメ
モリ53−1R,53−2Rに対応して第3のスイッチ
素子64−1R,64−2Rを設け、これらスイッチ素
子64−1R,64−2Rを、AWCK1と同期してク
ロックジェネレータ51から発生する信号ASWにより
駆動して、フィールドメモリ53−1R,53−2R
に、書き込みモードにおいてはADRWを、読み出しモ
ードにおいてはADRRを供給する。例えば、第1実施
例と同様に、1フィールド目は、フィールドメモリ53
−1Rを書き込みモード、フィールドメモリ2は読み出
しモードとする場合には、フィールドメモリ53−1R
には、スイッチ素子64−1Rの端子aおよび端子cを
経てADRWを、フィールドメモリ53−2Rには、ス
イッチ素子64−2Rの端子aおよび端子cを経てAD
RRをそれぞれ供給する。
【0048】カウンタ61は、クロックACLKによっ
てカウントし、ARS1によってカウント値をクリアす
るようにする。ACKLは、第1実施例のWCKと同じ
で、ARS1は、第1実施例のRSTWと同じである。
したがって、書き込みアドレスADRWは、第1実施例
と同じ振る舞いをし、第1実施例と同様にして映像信号
R1が、例えばフィールドメモリ53−1Rに書き込ま
れることになる。
【0049】カウンタ62は、カウンタ61と同様に、
クロックACLKによってカウントし、ARS2によっ
てカウント値をクリアするようにする。ここで、ARS
2の周期は、ARS1の1/3となっている。また、乗
算器63は、例えば図10に示すように、カウンタ62
の出力を3倍にする掛け算器63aと、この掛け算器6
3aの出力とADDとを加算してADRRを出力する加
算器63bとをもって構成する。なお、ADDは、2ビ
ットで、図11に示すように、ARS2と同期して1フ
ィールドの間に1,2,3と3回変化させる。
【0050】したがって、ADRRは、図12に示すよ
うに、1−1フィールドでは、1,4,7,10,・・
と変化し、1−2フィールドでは、2,5,8,11,
・・と変化し、1−3フィールドでは、3,6,9,1
2,・・と変化するので、結局、第1実施例と同様にし
てデータが呼び出され、LCDに表示されることにな
る。
【0051】この実施例によれば、第1実施例の効果に
加え、フィールドメモリ53−1R;53−2R、53
−1G;53−2G、53−1B;53−2Bとして、
アドレスを直接与えるランダムアクセス可能なDRAM
やSRAM等を用いたので、第1実施例のFIFOメモ
リを用いて、クロックで、読み出し、書き込みアドレス
を制御する場合に比べて、読み出しアドレスを制御する
クロックの周波数を低くできる。したがって、回路製作
が容易になる利点がある。
【0052】図13は、この発明の第3実施例の要部の
構成を示すブロック図である。この実施例では、第2実
施例において、第3のスイッチ素子64−1R;64−
2R、64−1G;64−2G、64−1B;64−2
Bを制御する信号ASWを、フィールドメモリ53−1
R、53−1G、53−1Bの書き込みおよび読み出し
を制御する信号W/R1としても用いると共に、信号A
SWをインバータ65で反転した信号を、フィールドメ
モリ53−2R、53−2G、53−2Bの書き込みお
よび読み出しを制御する信号W/R2として用いる。ま
た、各フィールドメモリの読み出しアドレスをリセット
する信号ARS2を、LCD11L,11Rにおける垂
直リセット信号(VRST)としても用いる。その他の
構成および動作は、第2実施例と同様である。
【0053】すなわち、LCD11L,11Rは、図1
4に一方のLCDの構成を示すように、水平走査回路
(Hシフトレジスタ)66および垂直走査回路(Vシフ
トレジスタ)67を有し、Hシフトレジスタ66にクロ
ックHCLKを入力する毎に、データ(信号)を書き込
む画素を水平方向に順次シフトし、1行書き終わった時
点で、HRSTでリセットして行の最初に戻ると同時
に、Vシフトレジスタ67にクロックVCLKを与え
て、データを書き込む行を次の行にずらす。その動作を
繰り返し、最後の行まで書き換えた時点で、VRSTで
リセットして、最初の行に戻すようになっている。
【0054】ここで、VRSTは、図15に示すよう
に、1フィールドで、データを1−1フィールド、1−
2フィールド、1−3フィールドのように3回書き換え
るので、1フィールドで3回パルスが必要となる。した
がって、VRSTは、図11に示すARS2と同様の信
号となるので、このARS2をVRSTとしても用いる
ことができる。
【0055】このように、この実施例においては、第2
実施例において共用できる信号を積極的に共用するよう
にしたので、第2実施例の効果に加えて、クロックジェ
ネレータ51の回路構成を簡単にできる利点がある。
【0056】図16は、この発明の第4実施例の要部の
構成を示すブロック図である。この実施例は、フィール
ド内補間により走査線を倍にし、各フィールドにおいて
LCDの全行のデータを書き換えるようにしたもので、
その他の構成および動作は、第2実施例とほぼ同様であ
る。このため、この実施例では、クロックジェネレータ
51から、書き込み用のクロックACLK1の2倍の周
波数の読み出し用クロックACLK2を生成し、このA
CLK2をカウンタ62でカウントし、その出力とAD
Dとを乗算器63で同様に処理して加算器71に供給す
る。なお、カウンタ62は、信号ARS2により、基本
的には1/3フィールドごとにリセットするが、その1
/3フィールドの最初の1行でもリセットする。したが
って、カウンタ62の出力は、図17に示すようにな
る。
【0057】また、読み出し用クロックACLK2は、
カウンタ72でもカウントする。このカウンタ72は、
クロックジェネレータ51からの信号HRSにより、基
本的には2行ごとにリセットするが、各1/3フィール
ドの最初の1行でもリセットする。したがって、カウン
タ72の出力は、図17に示すようになる。このカウン
タ72の出力は、加算器71に供給する。加算器71で
は、乗算器63の出力とカウンタ72の出力とを加算
し、その加算値を1/2したものを読み出しアドレスA
DRRとして出力して、各フィールドメモリに選択的に
供給するようにする。したがって、加算器71から出力
されるADRRは、図17に一点鎖線で示すようにな
る。
【0058】上記のADRRによって読み出される映像
信号R2,G2,B2は、対応するサンプルホールド回
路55R,55G,55Bにおいて、サンプルホールド
クロックSHCKでサンプルホールドし、その出力を映
像信号R3,G3,B3として、LCD11L,11R
に供給して表示する。ここで、SHCKは、図18に示
すように、その周期を第2実施例の場合の周期の1/2
とする。このようにして、各フィールドメモリからデー
タを読み出す際に、各行を2回ずつ読み出すことによ
り、フィールド内補間を行う。
【0059】この実施例によれば、フィールド内補間を
行って、各フィールドにおいてLCDの全行のデータを
書き換えるようにしたので、第1〜3実施例のように、
2フィールド毎に1回のデータの書き換えを行う場合に
比べて、すなわち1フィールド目でLCDの奇数行に、
2フィールド目でLCDの偶数行にデータを書き込む場
合に比べて、映像のチラツキを低減することができる。
また、新たにメモリを追加することなく、読み出しアド
レスおよびサンプルホールドの周期を変えることで、画
素ずらし回路にフィールド補間の機能を付加するように
したので、回路構成を簡単にでき、安価にできる利点が
ある。
【0060】図19は、この発明の第5実施例の要部の
構成を示すブロック図である。この実施例は、第4実施
例において、奇数フィールドではLCD11Lに、偶数
フィールドではLCD11Rに、データをフィールド順
次で表示することにより、立体視を行い得るようにした
ものである。このため、クロックジェネレータ51か
ら、図20に示すように、奇数フィールドで「H」にな
るOE信号を発生させ、このOE信号をLCD11Lに
供給すると共に、OE信号をインバータ75で反転した
OE反転信号をLCD11Rに供給する。このようにし
て、奇数フィールドではLCD11Lに映像を表示さ
せ、偶数フィールドではLCD11Rに映像を表示させ
る。
【0061】この実施例によれば、画素ずらしを行うと
共に、奇数フィールドではLCD11Lに、偶数フィー
ルドではLCD11Rに、データをフィールド順次で表
示させるようにしたので、奇数フィールドが右目用の信
号、偶数フィールドが左目用の信号となる視差のある映
像信号を供給することにより、高解像で立体観察を行う
ことができる。
【0062】図21は、この発明の第6実施例の要部の
構成を示すブロック図である。上述した第5実施例で
は、左右のLCD11L,11Rを交互に動作させるよ
うにしたが、この実施例では、各LCD11Lおよび1
1Rに同じ画像を2フィールド続けて表示する。このた
め、この実施例では、図21に映像信号R1の処理回路
を示すように、入力映像信号R1を、第1のスイッチ素
子52Rにより3つのフィールドメモリ53−1R,5
3−2Rおよび53−3Rに、フィールド毎に順次振り
分けて格納するようにする。また、各フィールドメモリ
から読み出される映像信号R2は、第2のスイッチ素子
54−1Rおよび54−2Rに供給して選択し、その一
方の第2のスイッチ素子54−1Rで選択された映像信
号R2をサンプルホールド回路55−1Rで第4実施例
と同様にサンプルホールドしてLCD11Lに映像信号
R3として供給し、他方の第2のスイッチ素子54−1
Rで選択された映像信号R2をサンプルホールド回路5
5−2Rで同様にサンプルホールドしてLCD11Rに
映像信号R3として供給する。なお、各フィールドメモ
リには、対応する第3のスイッチ素子64−1R,64
−2R,63−3Rを介して書き込みアドレスおよび読
み出しアドレスを選択的に供給する。他の入力映像信号
G1,B1についても同様に構成する。
【0063】フィールドメモリ53−1R,53−2R
および53−3Rに対する書き込みアドレスおよび読み
出しアドレスは、第4実施例と同様に作成する。第1の
スイッチ素子52Rは、クロックジェネレータ51から
の信号SC1,SC2に基づいて、端子aに供給される
入力映像信号R1を、端子b,c,dのいずれかに出力
して、フィールドメモリ53−1R,53−2R,53
−3Rに振り分けるように制御する。この実施例では、
SC1が「H」でSC2が「L」のときは、端子aと端
子bとを接続して、映像信号R1をフィールドメモリ5
3−1Rに供給し、SC1が「L」でSC2が「H」の
ときは、端子aと端子cとを接続して、映像信号R1を
フィールドメモリ53−2Rに供給し、SC1およびS
C2がともに「H」のときは、端子aと端子dとを接続
して、映像信号R1をフィールドメモリ53−3Rに供
給するようにする。
【0064】フィールドメモリ53−1R,53−2R
および53−3Rは、それぞれクロックジェネレータ5
1からのWE1,WE2およびWE3によって、書き込
みモードおよび読み出しモードを制御する。また、第3
のスイッチ素子64−1R,64−2Rおよび64−3
Rは、それぞれWE1,WE2およびWE3により制御
して、書き込みモードとなっているフィールドメモリに
書き込みアドレスADRWを与え、読み出しモードとな
っているフィールドメモリに読み出しアドレスADRR
を与えるようにする。
【0065】第2のスイッチ素子54−1Rは、クロッ
クジェネレータ51からの信号SC3およびSC4によ
って制御し、第2のスイッチ素子54−2Rは、クロッ
クジェネレータ51からの信号SC5およびSC6によ
って制御して、それぞれ入力端子a,b,cのいずれか
を出力端子dに接続して、読み出された映像信号R2
を、対応するサンプルホールド回路55−1R,55−
2Rに供給するようにする。この実施例では、第2のス
イッチ素子54−1Rを、SC3が「H」でSC4が
「L」のとき、入力端子aを出力端子dに接続し、SC
3が「L」でSC4が「H」のとき、入力端子bを出力
端子dに接続し、SC3およびSC4がともに「H」の
とき、入力端子cを出力端子dに接続する。同様に、第
2のスイッチ素子54−2Rは、SC5が「H」でSC
6が「L」のとき、入力端子aを出力端子dに接続し、
SC5が「L」でSC6が「H」のとき、入力端子bを
出力端子dに接続し、SC5およびSC6がともに
「H」のとき、入力端子cを出力端子dに接続する。こ
のようにして、LCD11L,11Rのそれぞれに、3
つのフィールドメモリのどれかのデータを、第2のスイ
ッチ素子54−1R,54−2Rおよびサンプルホール
ド回路55−1R,55−2Rを介して供給するように
する。
【0066】以下、図22に示すタイムチャートを参照
しながら、この実施例の動作を説明する。1フィールド
目では、SC1およびSC2をともに「H」とし、WE
1,WE2およびWE3をそれぞれ「L」, 「L」およ
び「H」として、フィールドメモリ53−3Rに映像信
号R1を書き込む。また、SC3,SC4,SC5およ
びSC6は、それぞれ「H」, 「L」, 「L」および
「H」として、フィールドメモリ53−1Rのデータを
LCD11Lに、フィールドメモリ53−2Rのデータ
をLCD11Rにそれぞれ供給する。
【0067】2フィールド目では、SC1を「H」、S
C2を「L」とし、WE1,WE2およびWE3をそれ
ぞれ「H」, 「L」および「L」として、フィールドメ
モリ53−1Rに映像信号R1を書き込む。また、SC
3,SC4,SC5およびSC6は、それぞれ「H」,
「H」, 「L」および「H」として、フィールドメモリ
53−3RのデータをLCD11Lに、フィールドメモ
リ53−2RのデータをLCD11Rに供給する。
【0068】3フィールド目では、SC1を「L」, S
C2を「H」とし、WE1,WE2およびWE3を、そ
れぞれ「L」, 「H」および「L」として、フィールド
メモリ53−2Rに映像信号R1を書き込む。また、S
C3,SC4,SC5およびSC6は、それぞれ
「H」, 「H」, 「H」および「L」として、フィール
ドメモリ53−3RのデータをLCD11Lに、フィー
ルドメモリ53−1RのデータをLCD11Rに供給す
る。
【0069】以上の動作を順次繰り返して、図23に示
すように、左右のLCD11L,11Rのデータをそれ
ぞれフィールド毎に書き換えて、LCD11Lに奇数フ
ィールドのデータを表示し、LCD11Rに偶数フィー
ルドのデータを表示する。
【0070】このように、この実施例によれば、LCD
11L,11Rの各々において、同じ画像を2フィール
ド続けて表示することにより、1フィールドに1回デー
タを書き換えるようにしたので、第5実施例におけるよ
うに、2フィールドに1回データを書き換えてフィール
ド順次の立体像を観察する場合に比べて、チラツキを目
立たなくすることができる。
【0071】図24は、この発明の第7実施例の要部の
構成を示すブロック図である。この実施例は、上述した
第5および第6実施例におけるフィールド順次の信号を
使った立体視に代えて、左目用の映像信号と右目用の映
像信号とを用い、左目用の映像信号をLCD11Lに、
右目用の映像信号をLCD11Rにそれぞれ表示するよ
うにして、立体視するようにしたものである。このた
め、この実施例では、左目用の映像信号R1,G1,B
1を左目用の信号処理回路81Lで処理してLCD11
Lに供給し、右目用の映像信号R1,G1,B1を右目
用の信号処理回路81Rで処理してLCD11Rに供給
する。
【0072】信号処理回路81L,81Rの各々は、上
述した第1〜4実施例に示したと同様に、各色の映像信
号に対して2個の合計6個のフィールドメモリと、その
書き込みおよび読み出し等を選択するスイッチ素子、読
み出された映像信号を1画素分ずつずらしてサンプリン
グするサンプルホールド回路等をもって構成する。すな
わち、上述した実施例では、各色の映像信号を一つの信
号処理回路で処理して、LCD11Lおよび11Rに供
給するようにしたが、この実施例では、第1〜4実施例
で説明したと同様の信号処理回路81L,81Rをパラ
レルに設け、これら信号処理回路81L,81Rで左右
の映像信号を並列的に処理して、それぞれLCD11
L,11Rに表示する。
【0073】したがって、この実施例によれば、左右別
々に入力される立体映像信号を、それぞれ画素ずらしし
て左右のLCD11L,11Rに表示することができ
る。
【0074】なお、以上説明した各実施例では、画素ず
らし素子13−1L,13−1R;13−2L,13−
2Rにより、画素全体をシフトするようにしたが、各画
素ずらし素子を構成する偏光変換用液晶板をライン毎に
垂直方向に分割して、ライン毎に画素ずらしを行うこと
もできる。この場合には、各画素ずらし素子を駆動する
信号SFCK1,SFCK2を、LCD11L,11R
を駆動するVCLK(図15参照)に同期したクロック
として、これらSFCK1,SFCK2をそれぞれシフ
トレジスタを介して対応する画素ずらし素子に印加する
ようにする。このようにすれば、SFCK1,SFCK
2に応じて、ライン毎に順次画素ずらしを行うことがで
きる。
【0075】ところで、映像の表示素子としてLCDを
用いる場合には、通常、バックライトとして放電管を用
い、この放電管に、図25(a)に示すように、映像信
号の1水平走査期間(1H)に同期したパルスを印加す
ることにより、点灯させるようにしている。ここで、画
素ずらしを行うために、映像信号を変換すると、図25
(b)に示すように1水平走査期間が、通常の映像信号
よりも短くなる。例えば、上述した実施例のように、2
回ずらしを行う場合には、通常の1フィールド期間にL
CDを3回書き換える必要があるため、1水平走査期間
は、通常の1/3になる。したがって、従来と同様に、
水平走査毎にバックライトを点灯させると、通常の3倍
多くバックライトを点灯させることになるため、バック
ライトの劣化が早くなり、寿命が短くなるという問題が
生じることになる。この発明の以下に説明する実施例に
おいては、上記のバックライトの寿命の問題をも解決す
る。
【0076】図26は、この発明の第8実施例の要部の
構成を示すブロック図である。この実施例では、クロッ
クジェネレータ51から、LCD11L,11Rに表示
する映像信号の水平走査に同期したパルスHSYNCを
発生させ、このHSYNCをカウンタ85に供給する。
カウンタ85では、図27に示すように、HSYNCの
3パルスごとに1パルスの信号を出力させ、このカウン
タ85の出力パルスにより、左右のLCD11L,11
Rに対応するバックライト12L,12Rを点灯させる
ようにする。その他の基本的な構成および動作は、第1
実施例と同じなので、説明を省略する。
【0077】このようにすれば、バックライト12L,
12Rの点灯タイミングを、画素ずらしを行わない通常
の場合と同じにできるので、バックライト12L,12
Rの劣化を有効に防止することができる。
【0078】図28、図29および図30は、それぞれ
この発明の第9実施例、第10実施例および第11実施
例を示すものである。これらの実施例は、バックライト
として連続的に点灯できる光源を使用することで、LC
D11の行を書き換えるスピードに関係ないようにした
ものである。すなわち、図28では、バックライトとし
て、大型のLED91を用いている。この場合、バック
ライトは単色になるが、劣化は少なくできる。図29で
は、バックライトとして、小型のLEDを二次元的に配
列したLEDアレイ92を用いている。この場合、R,
G,BのLEDを配列すれば、白色に近い色で発光でき
るので、カラーのLCDを用いてカラー表示も可能とな
る。また、図30では、バックライトを電球93と凹面
鏡94とをもって構成している。
【0079】図31および図32は、それぞれこの発明
の第12実施例および第13実施例を示すものである。
これらの実施例は、放電管よりなるバックライトを複数
用い、各バックライトをLCDの水平走査に同期して、
画素ずらしを行わない従来の発光タイミングとほぼ同じ
タイミングで順次点灯させることにより、全体として、
LCDの行の書き換え毎に点灯させるようにしたもので
ある。すなわち、図31では、3個のバックライト12
−1〜12−3を用い、これらの光をプリズム95で合
成して、LCD11に照射するようにしている。各バッ
クライトは、図33に示すように、それぞれ映像信号R
3の3水平走査毎に、互いに1水平走査期間ずらして発
光させる。したがって、各バックライトは、画素ずらし
を行わない従来の発光タイミングで点灯し、全体とし
て、LCD11の行の書き換え毎に点灯することにな
る。
【0080】また、図32では、2個のバックライト1
2−1,12−2を用い、これらの光を回折格子96で
合成してLCD11に照射するようにしている。各バッ
クライトは、図34に示すように、それぞれ映像信号R
3の2水平走査毎に、互いに1水平走査期間ずらして発
光させる。この場合、各バックライトは、画素ずらしを
行わない従来の発光タイミングの周期の2/3で点灯
し、全体として、LCD11の行の書き換え毎に点灯す
ることになる。
【0081】図35は、図33に示すバックライト12
−1〜12−3の点灯タイミング信号を生成する一例の
回路構成を示し、図36はその動作を示すタイムチャー
トである。ここでは、映像信号R3の水平走査に同期し
たHSYNCを3進カウンタ97でカウントして、その
出力Q1,Q2をNOR回路98−1に供給し、このN
OR回路98−1の出力をワンショットマルチバイブレ
ータ99−1でパルスにして、バックライト12−1の
点灯タイミング信号を生成する。バックライト12−2
の点灯タイミング信号は、出力Q1をインバータ100
−1で反転し、この反転出力Q1と出力Q2とをNOR
回路98−2に供給し、このNOR回路98−2の出力
をワンショットマルチバイブレータ99−2でパルスに
して生成する。また、バックライト12−3の点灯タイ
ミング信号は、出力Q2をインバータ100−2で反転
し、この反転Q2出力と出力Q1とをNOR回路98−
3に供給し、このNOR回路98−3の出力をワンショ
ットマルチバイブレータ99−3でパルスにして生成す
る。
【0082】このように、第12および13実施例で
は、放電管よりなるバックライトを複数用いて、LCD
11の水平走査に同期して順次点灯させるようにしたの
で、上述した第8実施例の場合と比較して、縦方向での
明るさムラの発生を有効に低減することができる。ま
た、各バックライトは、第12実施例では、画素ずらし
を行わない従来の発光タイミングと同じになり、第13
実施例では従来の発光タイミングの周期の2/3となる
ので、画素ずらしを行っても、バックライトの劣化を有
効に防止することができる。
【0083】なお、上述した各実施例では、2回の画素
ずらしを行うようにしたが、1回の画素ずらしを行うよ
う構成することもできる。
【0084】付記 1.請求項2記載の映像表示装置において、前記書き込
みアドレスカウンタは、各フィールドで前記映像表示素
子の画素数WのN倍のクロックを計数して書き込みアド
レスを出力する第1のカウンタを有し、前記読み出しア
ドレスカウンタは、前記クロックを各フィールドでW毎
にリセットしながら計数する第2のカウンタと、この第
2のカウンタの出力をN倍する掛け算器と、この掛け算
器の出力に、前記第2のカウンタのリセットに同期し
て、1ずつNまで増加する数値を加算して読み出しアド
レスを出力する加算器とを有することを特徴とする映像
表示装置。 2.請求項2記載の映像表示装置において、前記第3の
スイッチ素子を制御する信号に基づいて、前記フィール
ドメモリの書き込みモードおよび読み出しモードを選択
するよう構成したことを特徴とする映像表示装置。 3.付記項1記載の映像表示装置において、前記第2の
カウンタをリセットする信号に基づいて、前記映像表示
素子の垂直走査回路をリセットするよう構成したことを
特徴とする映像表示装置。 4.請求項1〜3,付記項1〜3のいずれか記載の映像
表示装置において、前記映像表示素子および画素ずらし
手段を二組設け、前記二つの映像表示素子に前記各映像
信号に対応する第2のスイッチ素子の出力を並列に供給
して、フィールド毎に交互に画素ずらしを行いながら表
示するよう構成したことを特徴とする映像表示装置。 5.請求項1〜3,付記項1〜3のいずれか記載の映像
表示装置において、前記映像表示素子および画素ずらし
手段を二組設け、その二つの映像表示素子に、異なる二
つのR,G,Bの映像信号を同様に処理して、画素ずら
しを行いながら表示するよう構成したことを特徴とする
映像表示装置。 6.請求項1〜3,付記項1〜5のいずれか記載の映像
表示装置において、前記映像表示素子として、バックラ
イトを有する液晶表示素子を用い、この液晶表示素子に
表示する映像信号の水平走査に同期したパルスをカウン
タで計数し、このカウンタの出力に基づいて前記バック
ライトの点灯を制御するよう構成したことを特徴とする
映像表示装置。 7.請求項1〜3,付記項1〜5のいずれか記載の映像
表示装置において、前記映像表示素子として、連続点灯
型の光源を有する液晶表示素子を用いることを特徴とす
る映像表示装置。 8.請求項1〜3,付記項1〜5のいずれか記載の映像
表示装置において、前記映像表示素子として、複数の放
電管を有する液晶表示素子を用い、前記複数の放電管
を、前記液晶表示素子の水平走査に同期して順次点灯さ
せるよう構成したことを特徴とする映像表示装置。
【0085】付記項1の映像表示装置によれば、書き込
みアドレスカウンタを、各フィールドで映像表示素子の
画素数WのN倍のクロックを計数する第1のカウンタを
もって構成し、読み出しアドレスカウンタは、上記のク
ロックを各フィールドでW毎にリセットしながら計数す
る第2のカウンタ、その出力をN倍する掛け算器、この
掛け算器の出力に第2のカウンタのリセットに同期して
1ずつNまで増加する数値を加算する加算器をもって構
成したので、回路構成を簡単にできる。
【0086】付記項2記載の映像表示装置によれば、第
3のスイッチ素子を制御する信号に基づいて、フィール
ドメモリの書き込みモードおよび読み出しモードを選択
するようにし、また、付記項3記載の映像表示装置によ
れば、第2のカウンタをリセットする信号に基づいて、
映像表示素子の垂直走査回路をリセットするようにした
ので、回路構成を簡単にできる。
【0087】付記項4記載の映像表示装置によれば、二
つの映像表示素子にフィールド毎に交互に画素ずらしを
行いながら映像が表示されるので、一方の映像表示素子
には例えば奇数フィールドの映像が、また他方の映像表
示素子には偶数フィールドの映像が表示されることにな
る。したがって、奇数フィールドと偶数フィールドとで
視差のある映像信号を供給すれば、フィールド順次の立
体映像を画素ずらしして高解像で観察することができ
る。
【0088】付記項5記載の映像表示装置によれば、二
つの映像表示素子に、異なる二つのR,G,Bの映像信
号が画素ずらしして表示されるので、二つの映像信号と
して視差を有する信号を供給すれば、立体映像を高解像
で観察することができる。
【0089】付記項6記載の映像表示装置によれば、液
晶表示素子に表示する映像信号の水平走査に同期したパ
ルスをカウンタで計数し、その出力でバックライトの点
灯を制御するようにしたので、バックライトの点灯間隔
を長くでき、したがってバックライトの劣化を有効に防
止することができる。
【0090】付記項7記載の映像表示装置によれば、液
晶表示素子のバックライトを連続点灯型の光源をもって
構成したので、液晶表示素子の走査速度に関係無く連続
点灯でき、したがって走査速度が速くなっても、バック
ライトの劣化が早まることがない。
【0091】付記項8記載の映像表示装置によれば、複
数の放電管を、液晶表示素子の水平走査に同期して順次
点灯させるようにしたので、各放電管の点灯期間を長く
でき、したがって放電管の劣化を有効に防止できると共
に、全体としては、液晶表示素子の水平走査毎にある放
電管が点灯するので、縦方向の明るさムラを少なくでき
る。
【0092】
【発明の効果】請求項1記載の映像表示装置によれば、
R,G,Bの各映像信号に対して二つのフィールドメモ
リを交互に書き込みモードおよび読み出しモードとし
て、一方のフィールドメモリに映像信号を書き込んでい
る期間に、他方のフィールドメモリから書き込まれてい
る映像信号を書き込み速度のN倍速で読み出して、各フ
ィールドにおいて、N倍速で横方向に少しづつシフトし
た映像をN枚作成して、その表示に同期して画素ずらし
を行うようにしたので、画素ずらしを簡単な回路構成で
実現でき、これにより高解像な映像を観察することがで
きる。
【0093】請求項2記載の映像表示装置によれば、フ
ィールドメモリとしてランダムアクセス可能なメモリを
用い、その書き込みアドレスおよび読み出しアドレスを
制御して、映像信号を書き込むと共に、各フィールドに
おいて、N倍速で横方向に少しづつシフトした映像をN
枚読み出し、その表示に同期して画素ずらしを行うよう
にしたので、より簡単な回路構成で画素ずらしを実現で
き、これにより高解像な映像を観察することができる。
【0094】請求項3記載の映像表示装置によれば、請
求項2記載の映像表示装置において、フィールドメモリ
からのN回の映像信号の読み出しの各々において、映像
表示素子の各行に対応する読み出しアドレスを2回繰り
返すようにしたので、映像表示素子の走査線を2倍にで
き、したがって各フィールドで映像表示素子のすべての
画素のデータを書き換えることができるので、データの
書き換え時間を短くでき、表示画像のちらつきを有効に
抑制することができる。
【0095】請求項4記載の映像表示装置によれば、三
つのフィールドメモリを、順次書き込みモードとすると
共に、書き込みモードの後はそれぞれ2フィールド連続
して読み出しモードとして、その読み出しモードの二つ
のフィールドメモリから各フィールドにおいて、N倍速
で横方向に少しづつシフトしたN枚の映像信号をそれぞ
れ読み出して二つの映像表示素子に供給するようにした
ので、各映像表示素子において、2フィールド続けて同
じフィールドのN枚の映像信号を画素ずらししながら表
示することができる。したがって、二つの映像表示素子
に、フィールド順次で交互に映像を表示する場合のちら
つきを有効に低減できると共に、奇数フィールドと偶数
フィールドとで視差のある映像信号を供給することによ
り、フィールド順次の立体映像を、簡単な回路構成で、
画素ずらしして高解像で観察することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態における画素ずらしの構
成を示す図である。
【図2】図1の動作を説明するための図である。
【図3】図1に示す画素ずらしの構成を適用し得る頭部
装着型映像表示装置の一例の構成を示す図である。
【図4】図3に示す頭部装着型映像表示装置の光学系の
二つの例を示す図である。
【図5】この発明の第1実施例の要部の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】その動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図7】同じく、動作を説明するためのタイムチャート
である。
【図8】同じく、動作を説明するための図である。
【図9】この発明の第2実施例の要部の構成を示すブロ
ック図である。
【図10】図9に示す乗算器の一例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】図9の動作を説明するためのタイムチャート
である。
【図12】同じく、動作を説明するためのタイムチャー
トである。
【図13】この発明の第3実施例の要部の構成を示すブ
ロック図である。
【図14】図13に示すLCDの構成を示す図である。
【図15】その動作を説明するための図である。
【図16】この発明の第4実施例の要部の構成を示すブ
ロック図である。
【図17】その動作を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図18】同じく、動作を説明するためのタイムチャー
トである。
【図19】この発明の第5実施例の要部の構成を示すブ
ロック図である。
【図20】その動作を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図21】この発明の第6実施例の要部の構成を示すブ
ロック図である。
【図22】その動作を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図23】同じく、動作を説明するための図である。
【図24】この発明の第7実施例の要部の構成を示すブ
ロック図である。
【図25】LCDを用いる場合のバックライトの点灯制
御を説明するためのタイムチャートである。
【図26】この発明の第8実施例の要部の構成を示すブ
ロック図である。
【図27】その動作を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図28】この発明の第9実施例を説明するための図で
ある。
【図29】同じく、第10実施例を説明するための図で
ある。
【図30】同じく、第11実施例を説明するための図で
ある。
【図31】同じく、第12実施例を説明するための図で
ある。
【図32】同じく、第13実施例を説明するための図で
ある。
【図33】第12実施例の動作を説明するためのタイム
チャートである。
【図34】第13実施例の動作を説明するためのタイム
チャートである。
【図35】図33に示すバックライトの点灯タイミング
信号を生成する一例の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図36】その動作を示すタイムチャートである。
【図37】画素ずらしの二つの構成を示す図である。
【図38】図37に示す画素ずらし素子の構成を示す図
である。
【図39】画素ずらしによる表示態様を示す図である。
【図40】画素ずらしを行う場合の映像のサンプリング
を説明するための図である。
【符号の説明】
11,11L,11R LCD 12,12L,12R バックライト 13−1,13−2,13−1L,13−1R,13−
2L,13−2R 画素ずらし素子 14−1,14−2 偏光変換用液晶板 15−1,15−2 複屈折板 21 表示装置本体部 22 側頭フレーム 23 頭頂フレーム 24 観察者 25 板バネ 26 リヤフレーム 27 スピーカ 28 ケーブル 29 再生装置 30 調整手段 31,35 表示部 32 ハーフミラープリズム 33 凹面鏡 36 接眼レンズ 51 クロックジェネレータ 52R,52G,52B 第1のスイッチ素子 53−1R,53−2R,53−3R,53−1G,5
3−2G,53−1B,53−2B フィールドメモリ 54R,54−1R,54−2R,54G,54B 第
2のスイッチ素子 55R,55−1R,55−2R,55G,55B サ
ンプルホールド回路 56L,56R LCDドライバ 61,62,72,85 カウンタ 63 乗算器 63a 掛け算器 63b,71 加算器 64−1R,64−2R,64−3R,64−1G,6
4−2G,64−1B,64−2B 第3のスイッチ素
子 65,75 インバータ 66 Hシフトレジスタ 67 Vシフトレジスタ 81L,81R 信号処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井場 陽一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 R,G,Bのそれぞれの画素をマトリッ
    クス状に配列してなる映像表示素子に、サンプリングタ
    イミングの異なる映像を順次表示させると共に、その映
    像の表示に同期して画素ずらし手段により、サンプリン
    グタイミングによる映像のずれ方向とは反対方向に画素
    ずらしを行うようにした映像表示装置において、 R,G,Bの各映像信号に対応して設けた、二つのフィ
    ールドメモリと、これら二つのフィールドメモリを交互
    に選択する第1および第2のスイッチ素子と、選択され
    たフィールドメモリから読み出される信号をサンプルホ
    ールドするサンプルホールド回路とを有し、 前記各映像信号に対して、前記第1および第2のスイッ
    チ素子により前記二つのフィールドメモリを交互に選択
    して、前記第1のスイッチ素子を介して一方のフィール
    ドメモリに映像信号を書き込むと共に、その書き込み期
    間中に、他方のフィールドメモリに書き込まれている映
    像信号を、書き込み速度のN(ただし、Nは2以上の整
    数)倍の速度でN回繰り返し読み出し、その読み出され
    れる順次のN個の映像信号を、前記第2のスイッチ素子
    を介して前記サンプルホールド回路で、サンプリングタ
    イミングを異ならせてN個毎にサンプルホールドして、
    前記映像表示素子に出力するよう構成したことを特徴と
    する映像表示装置。
  2. 【請求項2】 R,G,Bのそれぞれの画素をマトリッ
    クス状に配列してなる映像表示素子に、サンプリングタ
    イミングの異なる映像を順次表示させると共に、その映
    像の表示に同期して画素ずらし手段により、サンプリン
    グタイミングによる映像のずれ方向とは反対方向に画素
    ずらしを行うようにした映像表示装置において、 R,G,Bの各映像信号に対応して設けた、ランダムア
    クセス可能な二つのフィールドメモリ、これら二つのフ
    ィールドメモリを交互に選択する第1および第2のスイ
    ッチ素子、各フィールドメモリに供給される書き込みア
    ドレスおよび読み出しアドレスを選択する第3のスイッ
    チ素子と、 R,G,Bの映像信号に対して共通に設けられ、前記フ
    ィールドメモリの書き込みアドレスおよび読み出しアド
    レスをそれぞれ発生する書き込みアドレスカウンタおよ
    び読み出しアドレスカウンタとを有し、 前記各映像信号に対して、前記第1および第2のスイッ
    チ素子により前記二つのフィールドメモリを交互に選択
    して、一方のフィールドメモリに、前記書き込みアドレ
    スカウンタから対応する前記第3のスイッチ素子を介し
    て書き込みアドレスを供給して、該フィールドメモリに
    前記第1のスイッチ素子を介して映像信号を書き込むと
    共に、その書き込み期間中に、他方のフィールドメモリ
    に、前記読み出しアドレスカウンタから対応する前記第
    3のスイッチ素子を介して、アドレスがN(ただし、N
    は2以上の整数)ずつ増加する読み出しアドレスを供給
    して、当該フィールドメモリに書き込まれている映像信
    号を、それぞれ読み出しアドレスを異ならせてN回繰り
    返し読み出し、その読み出された順次のN個の映像信号
    を前記第2のスイッチ素子を介して前記映像表示素子に
    出力するよう構成したことを特徴とする映像表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の映像表示装置において、 前記読み出しアドレスカウンタは、前記フィールドメモ
    リからのN回の映像信号の読み出しの各々において、前
    記映像表示素子の各行に対応するアドレスを2回繰り返
    す読み出しアドレスを発生するよう構成したことを特徴
    とする映像表示装置。
  4. 【請求項4】 R,G,Bのそれぞれの画素をマトリッ
    クス状に配列してなる二つの映像表示素子に、それぞれ
    サンプリングタイミングの異なる映像を順次表示させる
    と共に、その映像の表示に同期して、各映像表示素子に
    対応して設けた画素ずらし手段により、サンプリングタ
    イミングによる映像のずれ方向とは反対方向に画素ずら
    しを行うようにした映像表示装置において、 R,G,Bの各映像信号に対応して設けた、ランダムア
    クセス可能な三つのフィールドメモリ、これら三つのフ
    ィールドメモリを順次選択する第1のスイッチ素子、こ
    の第1のスイッチ素子で選択されているフィールドメモ
    リを除く二つのフィールドメモリを選択する二つの第2
    のスイッチ素子、各フィールドメモリに供給される書き
    込みアドレスおよび読み出しアドレスを選択する第3の
    スイッチ素子と、 R,G,Bの映像信号に対して共通に設けられ、前記フ
    ィールドメモリの書き込みアドレスおよび読み出しアド
    レスをそれぞれ発生する書き込みアドレスカウンタおよ
    び読み出しアドレスカウンタとを有し、 前記各映像信号に対し、前記三つのフィールドメモリ
    を、順次書き込みモードとすると共に、書き込みモード
    の後はそれぞれ2フィールド連続して読み出しモードと
    して、 書き込みモードのフィールドメモリには、前記書き込み
    アドレスカウンタから対応する前記第3のスイッチ素子
    を介して書き込みアドレスを供給して、映像信号を前記
    第1のスイッチ素子を介して書き込み、 読み出しモードの二つのフィールドメモリには、前記読
    み出しアドレスカウンタからそれぞれ対応する前記第3
    のスイッチ素子を介して、アドレスがN(ただし、Nは
    2以上の整数)ずつ増加する読み出しアドレスを供給し
    て、各フィールドメモリに書き込まれている映像信号
    を、各フィールドで読み出しアドレスを異ならせてN回
    繰り返し読み出して、前記二つの第2のスイッチ素子を
    介して前記二つの映像表示素子に出力するよう構成した
    ことを特徴とする映像表示装置。
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