JPH08194207A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH08194207A
JPH08194207A JP7007189A JP718995A JPH08194207A JP H08194207 A JPH08194207 A JP H08194207A JP 7007189 A JP7007189 A JP 7007189A JP 718995 A JP718995 A JP 718995A JP H08194207 A JPH08194207 A JP H08194207A
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JP7007189A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Okamura
俊朗 岡村
Seiichiro Tabata
誠一郎 田端
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高解像度の観察画像が得られる画像表示装置
を提供する。 【構成】 マトリクス状に配列された複数の画素を有
し、これらの画素を映像信号により走査して画像を表示
する画像表示素子11と、この画像表示素子11を、映
像信号の走査方向と直交する方向において複数の領域に
分割するように設けられ、その各領域における表示画像
の観察位置を選択的にシフトする画素ずらし手段12
と、画像表示素子11における走査に同期して、画素ず
らし手段12の対応する領域による表示画像の観察位置
のシフト動作を制御する制御手段14とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像表示装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像表示装置として、例えば、特
開平4−113308号公報に、図29に示すようなも
のが開示されている。この画像表示装置は、表示用液晶
パネル1の表示面側前方に、偏光方向制御用液晶パネル
2および水晶板3を配置して、水平方向の画素数が表示
用液晶パネル1の画素数の2倍である原画像を表示する
ようにしたものである。このため、この画像表示装置で
は、1画面の画信号を分配器4により水平方向に1画素
おきに間引いて2フィールドの画像に分解してフレーム
メモリ5,6に格納し、これらフレームメモリ5,6に
格納された各フィールドの画像を、同期信号発生器7に
よりフィールド毎に読み出して表示用液晶パネル1に供
給して表示させると共に、その読み出しに同期して駆動
電圧発生器8により偏光方向制御用液晶パネル2に所要
の電圧を選択的に印加するようにしている。
【0003】すなわち、フレームメモリ5に格納された
フィールドの画像を表示する場合には、偏光方向制御用
液晶パネル2に電圧を印加して、表示用液晶パネル1に
表示された画像を、その偏光方向を旋光することなく透
過させ、さらに水晶板3を常光線として透過させて、水
晶板3側から表示用液晶パネル1を見たときに、図30
Aに示すように、表示用液晶パネル1の通常の画素位置
(第1の位置)に画像を表示する。また、フレームメモ
リ6に格納されたフィールドの画像を表示する場合に
は、偏光方向制御用液晶パネル2への印加電圧をオフと
して、表示用液晶パネル1に表示された画像を、その偏
光方向を90°旋光して水晶板3を異常光線として透過
させ、これにより水晶板3側から表示用液晶パネル1を
見たときに、図30Bに示すように、表示用液晶パネル
1の各画素を、通常の画素位置から水平方向に1/2画
素ピッチシフトさせた位置(第2の位置)に画像を表示
するようにしている。
【0004】このように、図29に示す従来の画像表示
装置では、1画面を2つのフィールドに分け、第1の位
置で1フィールド目を、第2の位置で2フィールド目を
表示する動作を高速に行うことにより、図30Cに示す
ように、表示用液晶パネル1の水平方向における画素ピ
ッチ間を補間して、解像度の向上を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶パ
ネルに画像を表示するにあたっては、一般には、マトリ
クス状に配列されている画素をラスタ走査するようにし
ており、また、液晶パネルには、画像が残像するメモリ
効果がある。このため、上述した従来の画像表示装置に
おけるように、フィールド毎に画素をシフトして表示す
ると、例えば、第1の位置から第2の位置に画素をシフ
トして表示すると、第2の位置での2フィールド目の未
走査領域に、液晶のメモリ効果によって、第1の位置で
の1フィールド目の画像が表示され、これがため解像度
が低下して初期の目的を達成できないという問題があ
る。
【0006】なお、このような問題は、液晶パネルを用
いて画像を表示する場合に限らず、マトリクス状に配列
された画素を有するプラズマディスプレイ、EL、ホト
クロミック等の表示素子を用いる場合にも同様に生じる
ものである。
【0007】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、高解像度の観察画像が得られる
よう適切に構成した画像表示装置を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明に係る画像表示装置は、マトリクス状に
配列された複数の画素を有し、これらの画素を映像信号
により走査して画像を表示する画像表示素子と、この画
像表示素子を、前記映像信号の走査方向と直交する方向
において複数の領域に分割するように設けられ、その各
領域における表示画像の観察位置を選択的にシフトする
画素ずらし手段と、前記画像表示素子における走査に同
期して、前記画素ずらし手段の対応する領域による前記
表示画像の観察位置のシフト動作を制御する制御手段と
を有することを特徴とするものである。
【0009】また、第2の発明に係る画像表示装置は、
マトリクス状に配列された複数の画素を有し、これらの
画素を映像信号により走査して画像を表示する画像表示
素子と、この画像表示素子における表示画像の観察位置
を選択的にシフトする画素ずらし手段と、前記画像表示
素子による画像を観察する観察者の視線を検出する視線
検出手段と、この視線検出手段の出力に基づいて、前記
画素ずらし手段による前記表示画像の観察位置のシフト
動作のタイミングを制御する制御手段とを有することを
特徴とするものである。
【0010】さらに、第3の発明に係る画像表示装置
は、マトリクス状に配列された複数の画素を有し、これ
らの画素を映像信号により走査して画像を表示する画像
表示素子と、この画像表示素子における表示画像の観察
位置を選択的にシフトする画素ずらし手段と、前記画像
表示素子による観察画像を選択的に遮断する画像遮断手
段と、前記表示画像の観察位置をフィールド毎にシフト
させるよう前記画素ずらし手段を制御すると共に、順次
のフィールドの帰線期間において、前記画像表示素子に
よる画像を観察し得るよう前記画像遮断手段を制御する
制御手段とを有することを特徴とするものである。
【0011】
【作用】第1の発明において、画像表示素子に表示され
る画像の観察位置は、フィールド毎にシフトされるので
はなく、画像表示素子における走査に同期して、垂直方
向に複数の領域を有する画素ずらし手段の対応する領域
によりシフトされるので、高解像度の観察画像を得るこ
とが可能となる。
【0012】また、第2の発明において、画像表示素子
に表示される画像の観察位置は、視線検出手段による観
察者の視線の検出位置に基づいて、最適のタイミングで
画素ずらし手段によりシフトされるので、観察している
部分の像の解像度を最も高くすることが可能となる。
【0013】さらに、第3の発明において、画像表示素
子に表示される画像の観察位置は、画素ずらし手段によ
りフィールド毎にシフトされるが、その画像は画像遮断
手段により、各フィールドにおける画素の走査期間では
観察されず、順次のフィールドの帰線期間においてのみ
観察可能となるので、順次のフィールドの画像が混在す
ることがない。したがって、高解像度の観察画像を得る
ことが可能となる。
【0014】
【実施例】図1は、この発明の第1実施例を示すもので
ある。この画像表示装置は、画像表示素子11と、画素
ずらし手段12、観察光学系13および制御手段14を
有し、画像表示素子11における映像信号の走査に同期
して、制御手段14により画素ずらし手段12の動作を
制御して、画像表示素子11に表示される画像を、画素
ずらし手段12および観察光学系13を経て観察者の眼
球15に導いて、拡大虚像を観察するようにしたもので
ある。
【0015】図1において、画像表示素子11は、マト
リクス状に配列された複数の画素を有する液晶表示パネ
ル(以下、表示用LCDと称する)をもって構成する。
また、画素ずらし手段12は、図2に拡大斜視図をも示
すように、ライン型液晶16と光学的異方性媒体として
の水晶17とを有し、ライン型液晶16により表示用L
CD11の対応するラインの画素からの直線偏光の方向
を選択的に旋光させ、その偏光方向に応じて水晶17に
より、当該ラインの画素を観察画像上でライン方向に1
/2画素ピッチずらすようにする。
【0016】ライン型液晶16は、この実施例では、図
3に示すように、表示用LCD11の各ラインに対応す
るライン電極18と、コモン電極19と、これら電極間
に充填した液晶20とを有し、表示用LCD11におけ
る映像信号の走査に同期して、制御手段14により信号
線s1,s2,・・・を介して対応するライン電極18
とコモン電極19との間に選択的に電位差を与えること
により、ライン毎に表示用LCD11からの直線偏光の
方向を選択的に90°旋光するようにする。
【0017】すなわち、表示用LCD11における映像
信号のライン走査に同期して、例えば、映像信号の奇数
フィールドでは、ライン型液晶16の対応する領域の液
晶20に電圧を印加して、当該ライン領域に対応する表
示用LCD11のラインからの直線偏光を旋光すること
なく透過させ、偶数フィールドでは、ライン型液晶16
の対応する領域の液晶20への電圧の印加を解除して、
当該ライン領域に対応する表示用LCD11のラインか
らの直線偏光を90°旋光して透過させることにより、
ライン毎に順次画素ずらしを行う。なお、液晶20とし
ては、応答速度が速く、メモリ効果を有する強誘電性液
晶または反強誘電性液晶が適している。
【0018】図4は、図1に示す画像表示装置によって
NTSCコンポジット信号を表示する場合の回路構成を
示すブロック図である。NTSCコンポジット信号は、
同期分離回路21に供給して映像信号と同期信号とを分
離し、映像信号はマトリクス回路22を経てLCD駆動
回路23に供給し、同期信号はタイミング信号発生回路
24および制御手段としてのライン型液晶駆動回路25
に供給する。
【0019】この実施例では、NTSCコンポジット信
号の奇数フィールドおよび偶数フィールドのアナログの
映像信号を、所定画素数の表示用LCD11の全画素を
用いてそれぞれ表示するため、同期信号に基づいてタイ
ミング信号発生回路24からサンプリング信号を発生さ
せ、このサンプリング信号に基づいて、LCD駆動回路
23において各ラインの映像信号を表示用LCD11の
水平画素数分サンプリングして表示用LCD11に供給
する。このサンプリングでは、例えば、図5に示すよう
に、各ラインの映像信号を奇数フィールドでは黒丸の位
置でサンプリングし、偶数フィールドでは白丸の位置で
サンプリングする。
【0020】このようにして、サンプリングした順次の
フィールドの映像信号を表示用LCD11に供給して表
示させると共に、各ラインについて、その走査に同期し
て、ライン型液晶16の対応する領域に、ライン型液晶
駆動回路25により、図6に示すようにフィールド毎に
交互に電圧を印加して画素ずらしする。すなわち、1フ
ィールド目では、順次のラインの走査に同期して、ライ
ン型液晶16の順次のライン領域に1水平走査期間ずつ
遅らせて電圧を印加することにより、画素ずらしを行う
ことなく画像を表示させ、2フィールド目では、同様に
順次のラインの走査に同期して、ライン型液晶16の順
次のライン領域への電圧の印加を1水平走査期間ずつ遅
らせて解除することにより、画素ずらしを行って画像を
表示させる。以後、同様の動作を繰り返す。
【0021】このように、ライン毎に画素ずらしを行う
ことにより、図5に示すように、観察画像の各ラインに
おいては、奇数フィールドでは黒丸の位置に画像が表示
され、偶数フィールドでは白丸の位置に画像が表示され
ることになる。なお、ライン型液晶16の各ライン領域
への電圧の印加にあたっては、液晶20の劣化を防止す
るために、その極性を交互に反転する。
【0022】以上のように、この実施例によれば、表示
用LCD11の映像信号を書き換えるラインだけを画素
ずらしするようにしたので、画素ずらしした位置に前の
映像が表示されることがなく、解像度を高くすることが
できる。また、図6では、便宜上、ライン型液晶16の
各ライン電極に、一フィールド期間に亘って選択的に電
圧を印加するように示しているが、この実施例では、ラ
イン型液晶16の液晶20として、メモリ効果を有する
強誘電性液晶または反強誘電性液晶を用いているので、
例えば、シフトレジスタを用いて瞬時に電圧を印加する
ことにより液晶状態を変化させて、その状態を維持する
ことができる。したがって、メモリ効果がなく、一フィ
ールド期間に亘って常時電圧を印加する必要がある液晶
を用いる場合に比べて、液晶のピン数を少なくすること
ができ、構成を簡単にできる。
【0023】この発明の第2実施例では、NTSCコン
ポジット信号の各フィールドの原映像信号を、各ライン
について表示用LCD11の一ラインの画素数の2倍の
画素数となるようにサンプリングして、図7に示すよう
に2つのフィールドに分離し、これら分離した映像信号
を、一フィールド1/120秒の映像信号として、第1
実施例におけると同様に、ライン毎に画素ずらしして表
示する。
【0024】ここで、原映像信号のサンプリングは、図
8に示すように、順次のフィールドにおいて、各ライン
の原映像信号をサンプリング信号に同期して、表示用L
CD11の一ラインの画素数の2倍の画素数(2フィー
ルド分)となるようにサンプリングする。なお、サンプ
リング信号は、NTSCコンポジット信号から分離した
同期信号に基づいて発生させる。これらサンプリングし
た映像信号は、原映像信号のフィールド毎に、図9に示
すように、スイッチング回路31を介してフィールドメ
モリ32および33に交互に格納して、スイッチング回
路34を介して交互に読み出す。
【0025】すなわち、原映像信号の奇数フィールドに
おけるサンプリング映像信号をフィールドメモリ32
に、偶数フィールドにおけるサンプリング映像信号をフ
ィールドメモリ33に格納すると共に、一方のフィール
ドメモリへのサンプリング映像信号の書き込み中に、他
方のフィールドメモリに格納されたサンプリング映像信
号を、1/120秒のフィールド周期で読み出して、表
示用LCD11に表示する。ここで、フィールドメモリ
32および33の各々に格納される2フィールド分のサ
ンプリング映像信号の読み出しにあたっては、1フィー
ルド目では、図8に示すように、各ラインの奇数サンプ
リング点(黒丸)の映像信号を読み出し、2フィールド
目では、偶数サンプリング点(白丸)の映像信号を読み
出して、それぞれ表示用LCD11に表示すると共に、
その順次のフィールドの映像信号の表示の際に、第1実
施例におけると同様に、ライン毎に画素ずらしを行う。
【0026】このように、第2実施例によれば、NTS
Cコンポジット信号の各フィールドの原映像信号を、水
平方向に1画素ずれた2フィールド分の映像信号に分離
し、これら分離した映像信号を、1/120秒のフィー
ルド周期で読み出して表示すると共に、その表示の際の
各ラインの走査に同期して、第1実施例におけると同様
に、ライン毎に画素ずらしするようにしたので、第1実
施例におけるよりも動画の場合の解像度を高くすること
ができる。
【0027】なお、第1および第2実施例において用い
る表示用LCD11の画素配列としては、一般に、図1
0Aに示すデルタ配列と、図10Bに示すストライプ配
列とがある。これらの画素配列を、図11AおよびBに
示すように、それぞれ水平方向に1/2画素ピッチの画
素ずらしを行うと、デルタ配列の場合には、画素ずらし
を行わないときの水平方向の最小ピッチP1と、画素ず
らしを行ったときの最小ピッチP2とに差はないが、ス
トライプ配列の場合には、それらのピッチ差が半分にな
る。したがって、第1および第2実施例においては、特
に、ストライプ配列の表示用LCD11を用いた場合
に、その水平方向の解像度を有効に高めることができ
る。
【0028】この発明の第3実施例では、第1実施例に
おいて、図2に示す画素ずらし手段12を構成する水晶
17の光学軸の方向を変更して、図12に示すように、
垂直方向に1/2画素ピッチの画素ずらしを行う。すな
わち、NTSC方式の映像信号は、一フィールドの走査
線数が262.5本あり、1フィールド目で奇数行、2
フィールド目で偶数行をそれぞれ走査することにより、
走査線数525本の画像を表示できるようになってい
る。しかし、小型の表示用LCD11では、垂直方向の
画素数が250程度である。
【0029】そこで、この実施例では、NTSCの映像
信号の順次のフィールドの映像信号を、表示用LCD1
1の画素数に応じてそれぞれサンプリングし、そのサン
プリングした順次のフィールドの映像信号を、表示用L
CD11に供給して表示させると共に、各ラインの走査
に同期して、ライン型液晶16を第1実施例におけると
同様に制御して、ライン単位でフィールド毎に垂直方向
に画素ずらしを行う。なお、この場合のNTSCの順次
のフィールドの映像信号のサンプリングは、奇数フィー
ルドと偶数フィールドとで、同じタイミングで行えばよ
い。
【0030】このように、サンプリングした順次のフィ
ールドの映像信号を、ライン単位でフィールド毎に垂直
方向に1/2画素ピッチ分画素ずらしすれば、フィール
ドメモリを用いることなく、垂直解像度を高くすること
ができる。
【0031】この発明の第4実施例では、第1実施例に
おいて、図2に示す画素ずらし手段12を構成する水晶
17の光学軸の方向を変更して、図13に示すように、
水平方向および垂直方向に1/2画素ピッチずれた斜め
下方に画素ずらしする。このため、この実施例では、N
TSCの映像信号の順次のフィールドの映像信号を、表
示用LCD11の画素数に応じてそれぞれサンプリング
し、そのサンプリングした順次のフィールドの映像信号
を、表示用LCD11に供給して表示させると共に、各
ラインの走査に同期して、ライン型液晶16を第1実施
例におけると同様に制御して、ライン単位でフィールド
毎に斜め下方に画素ずらしを行う。なお、この場合のN
TSCの順次のフィールドの映像信号のサンプリング
は、第1実施例におけると同様に、奇数フィールドと偶
数フィールドとで、1/2画素ピッチ分ずれたタイミン
グで行う。
【0032】このように、サンプリングした順次のフィ
ールドの映像信号を、水平および垂直方向に1/2画素
ピッチ分ずれるように、ライン単位でフィールド毎に画
素ずらしすれば、同様にフィールドメモリを用いること
なく、水平および垂直方向の解像度を高くすることがで
きる。
【0033】図14は、この発明の第5実施例を示すも
のである。この実施例は、2つの画素ずらし手段12お
よび41を設け、これら2つの画素ずらし手段12,4
1を制御手段14で制御することにより、2段階の画素
ずらしを行って、3つの位置で画像を表示させるように
したもので、図1に示す符号と同一符号は同一作用を成
すものを表す。なお、画素ずらし手段41は、画素ずら
し手段12と同様に、ライン型液晶42と水晶43とを
もって構成する。
【0034】この実施例において、例えば、表示用LC
D11が、ライン方向にR,G,Bのフィルタを順次有
するカラーLCDの場合には、順次の3フィールドの映
像信号をライン方向に1画素ずつずらして、サンプリン
グする位置もずらしながら表示する。すなわち、各ライ
ンについて、図15に示すように、第1フィールド目で
は、R,G,Bの各画素に画像を表示させ、第2フィー
ルド目では、1画素ずらして、Gの画素位置にR、Bの
画素位置にG、Rの画素位置にBをそれぞれ表示させ、
第3フィールド目では、さらに1画素ずらして、Bの画
素位置にR、Rの画素位置にG、Gの画素位置にBをそ
れぞれ表示させる。
【0035】このようにすれば、残像効果によって、各
画素がR,G,Bの成分を有する画像が表示されること
になる。この場合の解像度は、一般に、R,G,Bの画
素配列は同じであるので、例えば、Rの画素についてみ
ると、デルタ配列では、図16Aに示すように、画素ず
らしを行わないときの水平方向の画素ピッチはP1で、
画素ずらしを行ったときはP2となり、ストライプ配列
では、図16Bに示すように、同様にP1からP2にな
るので、いずれの場合においても、解像度をほぼ3倍に
向上することができる。
【0036】なお、この実施例において、表示用LCD
11に供給する映像信号は、図17Aに示すように、入
力映像信号をフィールド毎にサンプリング位置を変えて
サンプリングしたり、図17Bに示すように、入力映像
信号の2フィールドを3フィールドに分割して、それぞ
れサンプリング位置を変えてサンプリングしたり、ある
いは、図17Cに示すように、入力映像信号の1フィー
ルドを3フィールドに分割して、それぞれサンプリング
位置を変えてサンプリングして得ることができる。これ
らの3つの場合のうち、図17Cの場合が解像度を最も
高くすることができるが、この場合には、表示用LCD
11として応答速度の速いものが要求されるので、好適
には、強誘電体液晶や反強誘電体液晶等の応答速度の速
い液晶を用いる。
【0037】以上の第1〜5実施例では、表示用LCD
11のライン数と、画素ずらし手段12,41を構成す
るライン型液晶16,42のライン領域数とを1対1に
対応させたが、表示用LCD11の複数のライン数をラ
イン型液晶16,42の1ライン領域に対応させて、複
数ラインの走査に同期して画素ずらしを行うようにする
こともできる。このようにすれば、ライン型液晶16,
42のライン領域数が減る分、その構成を簡単にできる
と共に、駆動回路も簡単にできる。また、ライン型液晶
16,42は、通常のマトリクス型液晶を用いて、ライ
ン型液晶と同様に駆動するよう構成することもできる。
【0038】図18は、この発明の第6実施例を示すも
のである。この実施例では、映像信号を制御回路51を
介して表示用LCD11に供給して表示し、その画像を
画素ずらし手段52および観察光学系13を経て観察者
の眼球15に導いて、拡大虚像を観察するようにすると
共に、視線検出手段53により眼球15の視線方向を検
出し、その出力に基づいて、制御回路51により画素ず
らし手段52による画素ずらしのタイミングを制御す
る。ここで、画素ずらし手段52は、ライン型ではな
く、例えば、図29に示したような偏光方向制御用液晶
パネルと水晶とをもって構成する。
【0039】すなわち、この実施例では、図19に示す
ように、例えば、視線が観察画像の中心部分にあるとき
や、上部にあるときに応じて、画素ずらし手段52の駆
動信号の位相を、図20に示すように、視線が中心部に
あるときはフィールドの中心部分で画素位置が切り替わ
り、視線が上部にあるときはフィールドの最初で画素位
置が切り替わるように制御する。例えば、図21に示す
ような画像を表示する場合、表示用LCD11の画素が
白の列にあるとすると、最初は図22Aに示すように、
LCD11の画素を全て白くする。次に、黒の列を表示
するから、図22Bに示すように、LCD11の画素を
黒く書き換え、その書き換えが、図22Cに示すよう
に、視線検出手段53で検出される注視行にきた時点で
画素ずらしを行い、その状態で図22Dに示すように最
後の画素まで書き換える。
【0040】このようにして画素ずらしを行えば、最初
のラインは、まだ画素が白の位置にあるときから黒に書
き換えられるので、その位置いる時間が長く、注視行に
近づくに従って白の時間が長くなり、最後のラインは、
画素を黒の位置にずらしたにもかかわらず、白が表示さ
れている時間が長くなる。したがって、観察画像は、図
23に示すように、上部では黒く、注視行では解像度が
高く、下部では白いものとなる。このように、注視行の
書き換えに同期して、画素ずらしを行うことにより、注
視行の解像度を高くすることができる。
【0041】なお、この実施例では、画素ずらし手段5
2を一つとして1段階の画素ずらしを行うようにした
が、同様の構成の第1,第2の画素ずらし手段を用いて
2段階の画素ずらしを行うよう構成することもできる。
この場合には、図24に示すように、第1,第2の画素
ずらし手段の駆動信号a,bの位相を、注視行の書き換
えに同期して、画素ずらしが行われるように制御すれば
よい。また、画素ずらし手段52は、上述したように偏
光方向制御用液晶パネルと水晶とを用いて構成する場合
の他、PZT等のアクチュエータで表示用LCD11を
直接移動させるよう構成したり、レンズを移動させた
り、ミラーを介する等の種々の構成が可能である。
【0042】図25は、この発明の第7実施例を示すも
のである。この実施例は、表示用LCD11にバックラ
イト61を設け、このバックライト61を、映像信号に
基づいて制御手段62により、図26に示すように、各
フィールドの画素の書き換え中は消灯(オフ)し、書き
換え終了後、次のフィールドの画素の書き換え開始まで
の期間、すなわち垂直ブランキング期間中は点灯(オ
ン)させて、バックライト61のオン期間中に、表示用
LCD11による表示画像を観察できるようにしたもの
である。なお、画素ずらし手段52は、制御手段62に
よりフィールド毎に画素ずらしするように制御する。
【0043】このように構成すれば、画素の書き換え中
は、画像が観察されないので、解像度を高めることがで
きる。
【0044】図27は、この発明の第8実施例を示すも
のである。この実施例では、バックライト61をオン・
オフ制御する代わりに、画素ずらし手段52と観察光学
系13との間に液晶シャッタ62を設け、バックライト
61は常時オンとして、液晶シャッタ63を、第7実施
例におけると同様に、制御手段62により各フィールド
の画素の書き換え中はオフとして画素ずらし手段52の
透過光を遮光し、垂直ブランキング期間中はオンとして
透過させるように制御する。
【0045】したがって、この実施例によれば、第7実
施例におけると同様に、観察画像の解像度を高めること
ができる他、液晶シャッタ62をオン・オフ制御してい
るので、バックライト61をオン・オフ制御する場合よ
りも応答性が良く、画像を安定して観察できる利点があ
る。
【0046】この発明の第9実施例では、第7実施例ま
たは第8実施例において、表示用LCD11に表示する
映像信号を、例えば、メモリを用いた画像処理回路によ
り、図28に示すように、原映像信号の映像信号部分の
時間軸を圧縮して垂直ブランキング期間を長くしたもの
とする。このようにすれば、画像の観察時間を長くでき
るので、より明るい画像を観察することができる。
【0047】なお、第7〜9実施例において、画素ずら
し手段52は、第6実施例におけると同様に、偏光方向
制御用液晶パネルと水晶とを用いて構成したり、PZT
等のアクチュエータで表示用LCD11を直接移動させ
るよう構成したり、レンズを移動させたり、ミラーを介
する等の種々の構成が可能である。
【0048】付記 1.マトリクス状に配列された複数の画素を有し、これ
らの画素を映像信号により走査して画像を表示する画像
表示素子と、この画像表示素子を、前記映像信号の走査
方向と直交する方向において複数の領域に分割するよう
に設けられ、その各領域における表示画像の観察位置を
選択的にシフトする画素ずらし手段と、前記画像表示素
子における走査に同期して、前記画素ずらし手段の対応
する領域による前記表示画像の観察位置のシフト動作を
制御する制御手段とを有することを特徴とする画像表示
装置。 2.前記映像信号は、2フィールドで1フレームの原映
像信号の1フィールドの信号を、さらに2フィールドに
分割したものであることを特徴とする付記1記載の画像
表示装置。 3.前記画素ずらし手段は、前記画像表示素子を1ライ
ン毎に分割するものであることを特徴とする付記1また
は2記載の画像表示装置。 4.前記画像表示素子は、1フィールド分の垂直画素数
を有し、奇数または偶数フィールドにおける表示画像の
観察位置を、前記画素ずらし手段によりシフトさせるよ
う構成したことを特徴とする付記1または3記載の画像
表示装置。 5.前記画素ずらし手段を複数個設けて、前記表示画像
の観察位置を複数の位置にシフトするよう構成したこと
を特徴とする付記1〜3のいずれか記載の画像表示装
置。 6.マトリクス状に配列された複数の画素を有し、これ
らの画素を映像信号により走査して画像を表示する画像
表示素子と、この画像表示素子における表示画像の観察
位置を選択的にシフトする画素ずらし手段と、前記画像
表示素子による画像を観察する観察者の視線を検出する
視線検出手段と、この視線検出手段の出力に基づいて、
前記画素ずらし手段による前記表示画像の観察位置のシ
フト動作のタイミングを制御する制御手段とを有するこ
とを特徴とする画像表示装置。 7.マトリクス状に配列された複数の画素を有し、これ
らの画素を映像信号により走査して画像を表示する画像
表示素子と、この画像表示素子における表示画像の観察
位置を選択的にシフトする画素ずらし手段と、前記画像
表示素子による観察画像を選択的に遮断する画像遮断手
段と、前記表示画像の観察位置をフィールド毎にシフト
させるよう前記画素ずらし手段を制御すると共に、順次
のフィールドの帰線期間において、前記画像表示素子に
よる画像を観察し得るよう前記画像遮断手段を制御する
制御手段とを有することを特徴とする画像表示装置。 8.前記映像信号の順次のフィールドにおける映像信号
部の時間軸を圧縮して、前記帰線期間を長くしたことを
特徴とする付記7記載の画像表示装置。 9.前記画素ずらし手段は、強誘電性液晶または反強誘
電性液晶と、光学的異方性媒体とを有することを特徴と
する付記1〜8のいずれか記載の記載の画像表示装置。 10.前記画像表示素子は、強誘電体液晶または反強誘
電体液晶からなることを特徴とする付記1〜9のいずれ
か記載の画像表示装置。
【0049】
【発明の効果】第1の発明によれば、画像表示素子に表
示される画像の観察位置を、フィールド毎にシフトする
のではなく、画像表示素子における走査に同期してシフ
トするようにしたので、観察画像の解像度を高めること
ができる。
【0050】また、第2の発明によれば、画像表示素子
に表示される画像の観察位置を、観察者の視線位置に応
じてシフトするようにしたので、観察している部分の像
の解像度を最も高くすることができる。
【0051】さらに、第3の発明によれば、画像表示素
子に表示される画像を、各フィールドにおける画素の走
査期間では観察されず、順次のフィールドの帰線期間に
おいてのみ観察できるようにして、フィールド毎に画素
ずらしするようにしたので、順次のフィールドの画像が
混在することがなく、したがって高解像度の観察画像を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す図である。
【図2】図1に示す画素ずらし手段の拡大斜視図であ
る。
【図3】図2に示すライン型液晶の構成を示す図であ
る。
【図4】図1に示す画像表示装置によりNTSCコンポ
ジット信号を表示する場合の回路構成を示すブロック図
である。
【図5】図4における映像信号のサンプリング動作を説
明するための図である。
【図6】同じく、図4における画素ずらし動作を説明す
るための図である。
【図7】この発明の第2実施例における画素ずらし動作
を説明するための図である。
【図8】同じく、第2実施例における映像信号のサンプ
リング動作を説明するための図である。
【図9】第2実施例の動作を説明するための図である。
【図10】この発明で使用可能な表示用LCDの画素配
列を示す図である。
【図11】図10に示す画素配列を画素ずらしした場合
の画素状態を示す図である。
【図12】この発明の第3実施例を説明するための図で
ある。
【図13】同じく、第4実施例を説明するための図であ
る。
【図14】同じく、第5実施例を示す図である。
【図15】第5実施例の動作を説明するための図であ
る。
【図16】同じく、第5実施例における効果を説明する
ための図である。
【図17】同じく、第5実施例での映像信号の処理態様
を説明するための図である。
【図18】この発明の第6実施例を示す図である。
【図19】第6実施例の動作を説明するための図であ
る。
【図20】同じく、第6実施例における画素ずらしのタ
イミングを説明するための図である。
【図21】同じく、第6実施例における画素ずらしを説
明するための図である。
【図22】図21に示す画像の順次の表示工程を説明す
るための図である。
【図23】図22による画素ずらしにより観察される画
像を示す図である。
【図24】第6実施例の変形例を説明するための図であ
る。
【図25】この発明の第7実施例を示す図である。
【図26】第7実施例の動作を説明するための図であ
る。
【図27】この発明の第8実施例を示す図である。
【図28】同じく、第9実施例を説明するための図であ
る。
【図29】従来の画像表示装置を示す図である。
【図30】図29の動作を説明するための図である。
【符号の説明】 11 表示用LCD(画像表示素子) 12 画素ずらし手段 13 観察光学系 14 制御手段 15 眼球 16 ライン型液晶 17 水晶 18 ライン電極 19 コモン電極 20 液晶 21 同期分離回路 22 マトリクス回路 23 LCD駆動回路 24 タイミング信号発生回路 25 ライン型液晶駆動回路 31,34 スイッチング回路 32,33 フィールドメモリ 41 画素ずらし手段 42 ライン型液晶 43 水晶 51 制御回路 52 画素ずらし手段 53 視線検出手段 61 バックライト 62 制御手段 63 液晶シャッタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配列された複数の画素を
    有し、これらの画素を映像信号により走査して画像を表
    示する画像表示素子と、 この画像表示素子を、前記映像信号の走査方向と直交す
    る方向において複数の領域に分割するように設けられ、
    その各領域における表示画像の観察位置を選択的にシフ
    トする画素ずらし手段と、 前記画像表示素子における走査に同期して、前記画素ず
    らし手段の対応する領域による前記表示画像の観察位置
    のシフト動作を制御する制御手段とを有することを特徴
    とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 マトリクス状に配列された複数の画素を
    有し、これらの画素を映像信号により走査して画像を表
    示する画像表示素子と、 この画像表示素子における表示画像の観察位置を選択的
    にシフトする画素ずらし手段と、 前記画像表示素子による画像を観察する観察者の視線を
    検出する視線検出手段と、 この視線検出手段の出力に基づいて、前記画素ずらし手
    段による前記表示画像の観察位置のシフト動作を制御す
    る制御手段とを有することを特徴とする画像表示装置。
  3. 【請求項3】 マトリクス状に配列された複数の画素を
    有し、これらの画素を映像信号により走査して画像を表
    示する画像表示素子と、 この画像表示素子における表示画像の観察位置を選択的
    にシフトする画素ずらし手段と、 前記画像表示素子による観察画像を選択的に遮断する画
    像遮断手段と、 前記表示画像の観察位置をフィールド毎にシフトさせる
    よう前記画素ずらし手段を制御すると共に、順次のフィ
    ールドの帰線期間において、前記画像表示素子による画
    像を観察し得るよう前記画像遮断手段を制御する制御手
    段とを有することを特徴とする画像表示装置。
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