JP2000028985A - 液晶表示装置の表示制御方法及び液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置の表示制御方法及び液晶表示装置

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JP2000028985A
JP2000028985A JP10196320A JP19632098A JP2000028985A JP 2000028985 A JP2000028985 A JP 2000028985A JP 10196320 A JP10196320 A JP 10196320A JP 19632098 A JP19632098 A JP 19632098A JP 2000028985 A JP2000028985 A JP 2000028985A
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敏明 吉原
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博紀 白戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックライトを用いる透過型液晶表示装置に
適した各色の表示データの液晶パネルへの供給方法を提
供する。 【解決手段】 3色光のバックライトを時分割発光させ
てフルカラー表示を行う液晶表示装置において、パラレ
ルに入力される各色の表示データをメモリ32R,32G, 32B
に一旦格納し、各色が発光している間に、その色のメ
モリ(32R, 32G, 32B の何れか)をスイッチ回路33で選
択し、1フレーム分のその色の表示データをTFTパネ
ル3のソースドライバ21へ順次出力する。これらのメモ
リ32R, 32G, 32B 夫々を、書込み・読出し処理を交互に
行う2段構成のメモリとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3色光のバックラ
イトを時分割発光させてフルカラー表示を行う液晶表示
装置、及び、その表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のいわゆるオフィスオートメーショ
ンの進展に伴って、ワードプロセッサ,パーソナルコン
ピュータ等に代表されるOA機器が広く使用されるよう
になっている。更にこのようなオフィスでのOA機器の
普及は、オフィスでも屋外でも使用可能な携帯型のOA
機器の需要を発生しており、それらの小型・軽量化が要
望されるようになっている。そのような目的を達成する
ための手段の一つとして液晶表示装置が広く使用されて
いる。液晶表示装置は、単に小型・軽量化のみならず、
バッテリ駆動される携帯型のOA機器の低消費電力化の
ためには必要不可欠な技術である。
【0003】ところで、液晶表示装置は大別すると反射
型と透過型とに分類される。反射型液晶表示装置は液晶
パネルの表面から入射した光線を液晶パネルの底面で反
射させてその反射光で画像を視認させる構成であり、透
過型液晶表示装置は液晶パネルの底面に備えられた光源
(バックライト) からの透過光で画像を視認させる構成
である。反射型液晶表示装置は環境条件によって反射光
量が一定しないため視認性に劣るが安価であることか
ら、電卓,時計等の単一色(例えば白/黒表示等)の表
示装置として広く普及しているが、マルチカラーまたは
フルカラー表示を行うパーソナルコンピュータ等の表示
装置としては不向きである。このため、マルチカラーま
たはフルカラー表示を行うパーソナルコンピュータ等の
表示装置としては一般的に透過型液晶表示装置が使用さ
れる。
【0004】一方、現在のカラー液晶表示装置は、使用
される液晶物質の面からSTN(Super Twisted Nemati
c)タイプとTFT−TN(Thin Film Transistor-Twist
ed Nematic)タイプとに一般的に分類される。STNタ
イプは製造コストは比較的安価であるが、クロストーク
が発生し易く、また応答速度が比較的遅いため、動画の
表示には適さないという問題がある。一方、TFT−T
Nタイプは、STNタイプに比して表示品質は高いが、
液晶パネルの透過率が現状では4%程度しかないため高
輝度のバックライトが必要になる。このため、TFT−
TNタイプではバックライトによる消費電力が大きくな
ってバッテリ電源を携帯する場合の使用には問題があ
る。また、TFT−TNタイプには、応答速度、特に中
間調の応答速度が遅い、視野角が狭い、カラーバランス
の調整が難しい等の問題もある。
【0005】更に、従来の透過型液晶表示装置は、白色
光のバックライトを使用し、3原色のカラーフィルタで
白色光を選択的に透過させることによりマルチカラーま
たはフルカラー表示を行うように構成されたカラーフィ
ルタ型が一般的であった。
【0006】図18は、このような従来の透過型液晶表示
装置における1画素分のTFTパネル100 の構成図であ
る。図16において、90,91は対向するガラス基板を示
す。上側のガラス基板90の下面には、赤色のカラーフィ
ルタ92,緑色のカラーフィルタ93,青色のカラーフィル
タ94がガラス基板90の下面を3分割して設けられてお
り、また各カラーフィルタ92,93,94を覆って、対向電
極95が形成されている。また、下側のガラス基板91の上
面には、各カラーフィルタ92,93,94に対応して3個の
画素電極96,96,96が形成されている。各画素電極96に
は、夫々TFT素子97が接続されており、個々のTFT
素子97は、外部の制御手段(図示せず)によりゲート電
極線(走査線)98及びソース電極線(データ線)99を選
択的にオン/オフすることにより駆動される。そして、
TFTパネル100 の下方に、常時白色点灯しているバッ
クライトを備えている。
【0007】しかしながら、図18に示すようなカラーフ
ィルタ型の液晶表示装置では、1画素を3ピクセルから
構成しており、夫々のピクセルに赤色,緑色,青色のカ
ラーフィルタ92,93,94を使用しており、隣合う3色の
カラーフィルタ92,93,94の範囲を1単位として表示画
素を構成するため、実質的には解像度が1/3に低下す
ることになる。
【0008】以上のような観点から、液晶素子として印
加電界に対する応答速度が高速な強誘電性液晶素子また
は反強誘電性液晶素子を使用し、同一画素を3原色で時
分割発光させることにより実質的な解像度の低下を招く
ことがないカラー液晶表示装置が提案されている(特開
平7−281150号公報等)。
【0009】このカラー液晶表示装置は、数百〜数μ秒
オーダの高速応答が可能な強誘電性液晶素子または反強
誘電性液晶素子を用いた液晶パネルと、赤,緑,青色光
が時分割で発光可能なバックライトとを組み合わせ、液
晶素子のスイッチングとバックライトの発光とを同期さ
せることによって、カラー表示が可能である。このカラ
ー液晶表示装置では、バックライトによって一定時間毎
に“赤”,“緑”,“青”と点灯するため、カラーフィ
ルタを使用する必要がなく、1画素を3ピクセルに分割
する必要もなく、1画素を1ピクセルとすることがで
き、図18の構成より電極数を1/3にできる。
【0010】このようなカラー液晶表示装置では、1フ
レームを3個のサブフレームに分割し、各サブフレーム
で各色のLEDを発光させてその色の表示データに応じ
た走査を順次行う。例えば、第1番目のサブフレームに
おいて“赤”のLEDを発光させてその発光中に赤表示
データに応じて液晶パネルを走査し、次の第2番目のサ
ブフレームにおいて“緑”のLEDを発光させてその発
光中に緑表示データに応じて液晶パネルを走査し、最後
の第3番目のサブフレームにおいて“青”のLEDを発
光させてその発光中に青表示データに応じて液晶パネル
を走査することを順次繰り返して、フルカラー表示を実
行する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような表示形態に
て、パーソナルコンピュータ等からの各色の表示信号に
応じたカラー画像を表示するためには、通常のTFTデ
ィスプレイ,STNディスプレイのような処理は適用で
きないという問題がある。
【0012】通常のディスプレイに対するパーソナルコ
ンピュータ等からの出力信号は、垂直・水平同期信号及
び“赤”,“緑”,“青”の表示色信号である。これら
の“赤”,“緑”,“青”の表示色信号は、時間に対し
て同時に出力され、液晶パネルに接続されているゲート
ドライバ及びソースドライバへ同期信号に合わせて入力
される。図19は、上述した図18の構成のTFTパネル10
0 への“赤”,“緑”,“青”表示データの入力状態を
示す図である。この液晶パネル100 では、カラーフィル
タ92,93,94によって同時に“赤”,“緑”,“青”表
示できるので、ソース電極線99に接続するソースドライ
バ101 には“赤”,“緑”,“青”表示データを同時に
直接入力する構成としても良い。
【0013】これに対して、“赤”,“緑”,“青”色
光を時分割発光する構成の液晶表示装置では、一定時間
毎に“赤”,“緑”,“青”表示を行うので、ソースド
ライバに各色の表示データを直接入力することが不可能
であるという問題がある。
【0014】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、ソースドライバへ各色の表示データを効率良く
入力することが可能となる、3色を時分割発光する構成
を持った透過型の液晶表示装置の表示制御方法及び液晶
表示装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る液晶表示
装置の表示制御方法は、液晶パネルの個々の画素に対応
したスイッチング素子を各画素の3色の表示データに対
応して各表示周期の期間にオン/オフ駆動すると共に、
前記スイッチング素子のオン/オフ駆動に同期して各表
示周期の期間にバックライトの3色光を時分割発光し
て、前記3色の表示データに応じたカラー表示を行う液
晶表示装置の表示制御方法において、奇数フレームの3
色の表示データを第1メモリに格納し、偶数フレームの
3色の表示データを第2メモリに格納することとし、第
nフレームにおける3色の表示データを前記第1メモリ
または第2メモリに書き込み始めるタイミングに同期し
て、前記第2メモリまたは第1メモリに書き込まれてい
る第(n−1)フレームにおける3色の表示データのう
ちの1色の表示データを読み出し始めて前記液晶パネル
へ出力することを特徴とする。
【0016】請求項2に係る液晶表示装置の表示制御方
法は、液晶パネルの個々の画素に対応したスイッチング
素子を各画素の3色の表示データに対応して各表示周期
の期間にオン/オフ駆動すると共に、前記スイッチング
素子のオン/オフ駆動に同期して各表示周期の期間にバ
ックライトの3色光を時分割発光して、前記3色の表示
データに応じたカラー表示を行う液晶表示装置の表示制
御方法において、奇数フレームの3色の表示データを第
1メモリに格納し、偶数フレームの3色の表示データを
第2メモリに格納することとし、第nフレームにおける
3色の表示データを前記第1メモリまたは第2メモリに
書き込み始めた後に1フレーム分の表示データの書込み
に要する時間の2/3が経過したタイミングに同期し
て、前記第1メモリまたは第2メモリに書き込まれてい
る第nフレームにおける3色の表示データのうちの1色
の表示データを読み出し始めて前記液晶パネルへ出力す
ることを特徴とする。
【0017】請求項3に係る液晶表示装置の表示制御方
法は、請求項1または2において、1フレーム分の表示
データの書込みに要する時間内で、3色の表示データに
応じたカラー表示を前記液晶パネルで行うように構成し
たことを特徴とする。
【0018】請求項4の液晶表示装置は、複数の液晶画
素及び前記各液晶画素に対応して設けられた複数のスイ
ッチング素子を有する液晶パネルと、該液晶パネルの背
面に配置され、3色光を時分割発光するバックライト
と、前記スイッチング素子を前記各液晶画素の3色の表
示データに対応してオン/オフ駆動する駆動手段とを備
え、前記バックライトの時分割発光と前記スイッチング
素子のオン/オフ駆動とを同期させて、前記3色の表示
データに応じたカラー表示を行う液晶表示装置におい
て、奇数フレームの3色の表示データを格納する第1メ
モリと、偶数フレームの3色の表示データを格納する第
2メモリと、第nフレームにおける3色の表示データを
前記第1メモリまたは第2メモリに書き込み始めるタイ
ミングに同期して、前記第2メモリまたは第1メモリに
書き込まれている第(n−1)フレームにおける3色の
表示データのうちの1色の表示データを読み出し始める
ように、前記第1メモリ及び第2メモリを制御する手段
とを備えることを特徴とする。
【0019】請求項5の液晶表示装置は、複数の液晶画
素及び前記各液晶画素に対応して設けられた複数のスイ
ッチング素子を有する液晶パネルと、該液晶パネルの背
面に配置され、3色光を時分割発光するバックライト
と、前記スイッチング素子を前記各液晶画素の3色の表
示データに対応してオン/オフ駆動する駆動手段とを備
え、前記バックライトの時分割発光と前記スイッチング
素子のオン/オフ駆動とを同期させて、前記3色の表示
データに応じたカラー表示を行う液晶表示装置におい
て、奇数フレームの3色の表示データを格納する第1メ
モリと、偶数フレームの3色の表示データを格納する第
2メモリと、第nフレームにおける3色の表示データを
前記第1メモリまたは第2メモリに書き込み始めた後に
1フレーム分の表示データの書込みに要する時間の2/
3が経過したタイミングに同期して、前記第1メモリま
たは第2メモリに書き込まれている第nフレームにおけ
る3色の表示データのうちの1色の表示データを読み出
し始めるように、前記第1メモリ及び第2メモリを制御
する手段とを備えることを特徴とする。
【0020】第1発明の液晶表示装置では、3色の表示
データ毎に、奇数フレームの表示データを格納する第1
メモリと、偶数フレームの表示データを格納する第2メ
モリとを備え、各色の表示データを第1メモリまたは第
2メモリに書き込む時間は通常の1フレームの時間と
し、各色における表示データの書込み処理は同時に行
う。一方、書き込まれた各色の表示データを第1メモリ
または第2メモリから読み出す時間はその1フレームの
書込み時間の1/3とし、各色における表示データの読
出し処理は順次(例えば“赤”,“緑”,“青”の順)
行う。そして、第1メモリ(または第2メモリ)に第n
フレームの各色の表示データを書き込み始めるタイミン
グと同時に、ある1色(例えば“赤”)用の第2メモリ
(または第1メモリ)から第(n−1)フレームのその
色(例えば“赤”)の表示データを読み出し始める。そ
の後、第nフレームの各色の表示データを書き込んでい
る間に、その色(例えば“赤”)の表示データの読み出
しに続けて、他の2色(例えば“緑”,“青”)の第
(n−1)フレームの表示データを順次第2メモリ(ま
たは第1メモリ)から読み出す。その結果、第nフレー
ムにおける3色の表示データの書込み処理と、第(n−
1)フレームにおける3色の表示データの読出し処理と
は同時に終了する。このように第1,第2メモリを制御
することにより、3色の表示データを効率良くソースド
ライバへ入力できる。
【0021】第2発明の液晶表示装置では、第1発明と
同様の第1メモリ及び第2メモリを備え、第1メモリ
(または第2メモリ)に第nフレームの各色の表示デー
タを書き込み始め、その書込み開始から1フレームの書
込み時間の2/3が経過したタイミングで、ある1色
(例えば“赤”)用の第1メモリ(または第2メモリ)
から第nフレームのその色(例えば“赤”)の表示デー
タを読み出し始める。なお、この書込み開始から1フレ
ームの書込み時間の2/3が経過するまでの間に、他の
2色(例えば“緑”,“青”)の第(n−1)フレーム
の表示データを順次第2メモリ(または第1メモリ)か
ら読み出す。このように第1,第2メモリを制御するこ
とにより、3色の表示データを効率良くソースドライバ
へ入力できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明
の液晶表示装置の構成を示す概略図である。この液晶表
示装置は、LEDアレイ1aを有するバックライト1と、
2枚の偏光フィルム2,2と、この偏光フィルム2,2
に挟まれたTFTパネル3とを備える。
【0023】LEDアレイ1aは、“赤”,“緑”,
“青”の各色を発光するLEDを順次的且つ反復してア
レイ状に配列した構成をなし、導光板を用いて全面単色
発光が可能であるバックライト1は、各色全面点灯を行
って、順次単色表示を行えるようになっている。
【0024】TFTパネル3には、強誘電性液晶を封入
する。従来の液晶表示装置で使用する強誘電性液晶は、
表面安定化によってメモリ効果を持たせているが、本発
明では、メモリ効果を全く使わずに、単安定状態にし
て、印加電圧に応じた中間調表示を行う。本発明で使用
する強誘電性液晶の電気光学特性を図2に示す。そし
て、TFTパネル3を用いることにより、メモリ効果を
実現する。強誘電性液晶の単安定化は、配向膜の厚さ
を通常の2倍以上(1200Å以上)とする、配向膜ヘの
ラビング処理を通常よりも強力にする、ITO電極上
に絶縁膜として、厚さ1000Å以上のSiO2 膜を設ける
等の手法によって実現する。
【0025】図3は、本発明の透過型液晶表示装置にお
ける1画素分のTFTパネル3の構成図である。図3に
おいて、11,12は対向するガラス基板を示す。上側のガ
ラス基板11の下面には、対向電極13が形成されている。
また、下側のガラス基板12の上面には、画素電極14が形
成されている。画素電極14には、TFT素子15が接続さ
れており、TFT素子15は、外部の制御手段(図示せ
ず)によりゲート電極線(走査線)16及びソース電極線
(データ線)17を選択的にオン/オフすることにより駆
動される。
【0026】本発明で使用するTFTパネル3は、図18
に示す従来のTFTパネル100 のようにカラーフィルタ
92,93,94を用いず、しかも、画像を3分割するような
こともなく、従来例に比べて開口率が非常に向上するの
で、通常より大きなサイズのTFT素子15を作成する場
合にあっても、開口率があまり低下しないという利点が
ある。
【0027】図4は、本発明の透過型液晶表示装置にお
ける表示制御方法の原理を示すタイムチャートであり、
図4(a)はバックライト1の各色のLEDの発光タイ
ミング、図4(b)はTFTパネル3の各ライン(総数
480 ライン)の走査タイミング、図4(b)はTFTパ
ネル3の表示状態を夫々示す。
【0028】フル動画表示を行うために、フレーム周波
数を6OHzとする。図4(a)に示されているように、
バックライト1のLEDを例えば“赤”,“緑”,
“青”の順で順次発光させ、それと同期してTFTパネ
ル3の各画素をライン単位でスイッチングすることによ
り表示を行う。なお、1秒間に60フレームの表示を行う
ので、1フレームの期間は1/6O秒になり、この1フレ
ームの期間を更に1/180秒ずつの3サブフレームに分
割し、例えば図4(a)に示す例では第1番目のサブフ
レームにおいて赤のLEDを、第2番目のサブフレーム
において緑のLEDを、第3番目のサブフレームにおい
て青のLEDを夫々発光させる。
【0029】一方、図4(b) に示すように、TFTパ
ネル3に対しては“赤”,“緑”,“青”の各色のサブ
フレーム中にデータ走査を2度行う。但し、1回目の走
査(データ書込み走査)の開始タイミング(第1ライン
へのタイミング)が各サブフレームの開始タイミングと
一致するように、また2回目の走査(データ消去走査)
の終了タイミング(最終ラインへのタイミング)が各サ
ブフレームの終了タイミングと一致するようにタイミン
グを調整する。
【0030】データ書込み走査にあっては、液晶パネル
の各画素には表示データに応じた電圧が供給され、透過
率の調整が行われる。これによって、図4(c) に示す
ように、フルカラー表示が可能となる。データ消去走査
にあっては、データ書込み走査時と同電圧で逆特性の電
圧が液晶パネルの各画素に供給され、液晶パネルの各画
素の表示が消去され、液晶への直流成分の印加が防止さ
れる。
【0031】なお、色表示のシーケンスは、上記の
“赤”,“緑”,“青”と異なり“赤”,“青”,
“緑”でも良く、また、1フレームの開始を“赤”発光
ではなく、他の“緑”発光または“青”発光であっても
良い。
【0032】カラーフィルタを用いる従来の液晶表示装
置の場合には、“赤”,“緑”,“青”の表示データを
専用に表示する画素電極96,96,96を設けているので
(図18参照)、ソースドライバ101 の入力データ端子は
夫々の“赤”,“緑”,“青”の専用端子となる(図19
参照)。
【0033】図5は、本発明の液晶表示装置におけるT
FTパネル3への“赤”,“緑”,“青”表示データの
入力状態を示す図である。本発明では、カラーフィルタ
を使用せず、画素電極14の全面で各色のデータを表示
し、TFTパネル3の背面に設けたバックライト1の表
示色に同期させて色を出すため、ソースドライバ21に入
力されるデータ入力端子は、3画素ずつ区切った表示デ
ータとなる。
【0034】また、一定時間毎に“赤”,“緑”,
“青”表示データをソースドライバ21に入力するため
に、スイッチ回路22を設け、ソースドライバ21へ入力し
たい色の表示データを選択する。ここで、ソースドライ
バ21は3画素分の表示データを並列的に入力することに
なるので、スイッチ回路22に入力する直前までに、表示
データを並列にする必要がある。
【0035】以下、パーソナルコンピュータ等から出力
されるCRT信号に基づく画像を本発明の液晶表示装置
で表示するための制御回路の何種類かの具体的な実施の
形態について説明する。
【0036】(実施の形態1)図6は、実施の形態1に
おける制御回路を示す構成図である。この制御回路は、
パーソナルコンピュータ等からのアナログの赤色表示信
号をデジタルの赤表示データに変換するA/D変換回路
31R 及びA/D変換回路31R の出力を格納するメモリ32
R を有する赤表示データ処理回路30R と、パーソナルコ
ンピュータ等からのアナログの緑色表示信号をデジタル
の緑表示データに変換するA/D変換回路31G 及びA/
D変換回路31G の出力を格納するメモリ32G を有する緑
表示データ処理回路30G と、パーソナルコンピュータ等
からのアナログの青色表示信号をデジタルの青表示デー
タに変換するA/D変換回路31B 及びA/D変換回路31
Bの出力を格納するメモリ32B を有する青表示データ処
理回路30B と、各メモリ32R, 32G, 32B の出力を選択す
るスイッチ回路33と、スイッチ回路33からの出力を3画
素分だけ貯えるシフト回路34とを備える。
【0037】パーソナルコンピュータ等から出力された
各色の表示信号は、各A/D変換回路31R, 31G, 31B に
てデジタル処理され、デジタルの各色の表示データが対
応する各メモリ32R, 32G, 32B に入力される。各色の表
示信号は、同時にこれらの処理が行われ、パーソナルコ
ンピュータ等からの表示情報はすべてメモリ32R, 32G,
32B に入力される。
【0038】表示を行う場合には、一定時間毎にバック
ライト1で全面単色点灯を行い、その表示色用のメモリ
をスイッチ回路33で選択する。その色の表示データは選
択されたメモリから、スイッチ回路33を介してシフト回
路34へ読み出される。メモリから1回読み出される表示
データは1画素分の表示データであるが、ソースドライ
バ21に入力される表示データは並列的に3画素分であ
る。よって、シフト回路34にて、3画素分の表示データ
を取り込んだ後、同時にそれらの3画素分の表示データ
をソースドライバ21へ出力する。そして、この出力され
た表示データに応じて表示が行われる。
【0039】このようにしてカラー表示は可能である
が、この態様では、メモリに表示データを書き込みなが
ら表示データを読み出すことは不可能である。図7は、
メモリの入出力データの時間的関係を示す図である。図
7に示すように、1フレーム時間内の最初の1/3フレ
ーム時間内で1画面分の赤表示データをメモリから読み
出し、次の1/3フレーム時間内で1画面分の緑表示デ
ータ、残りの1/3フレーム時間内で1画面分の青表示
データを夫々メモリから読み出す。しかしながら、1画
面分の各色の表示データをメモリに書き込み終えるタイ
ミングは、1フレーム時間の最後である。従って、各メ
モリに1画面分の各色の表示データを書き込んだ後に、
各メモリからソースドライバ21に対して各色の表示デー
タを読み出している場合には、1フレーム=1/60秒は
実現できない。
【0040】以上のように、1フレーム時間内に1画面
分の各色の表示データをメモリに書き込むが、この1フ
レーム時間の1/3ずつの時間で、つまり全ての表示デ
ータがメモリに書き込まれていない状態で、単色の表示
データをTFTパネル3で表示することは不可能である
ので、表示データを格納するメモリを2段構成として、
一方のメモリに1フレームの表示データを書き込んでい
る間に他方のメモリから前フレームの表示データを読み
出すようにする。
【0041】図8は、このようにメモリ32R, 32G, 32B
を2段構成とした場合の構成図である。赤表示データ処
理回路30R は、上記のA/D変換回路31R と、赤表示デ
ータを保持するデータフリップフロップ(以下D−FF
と言う)41R と、奇数フレームの赤表示データを格納す
る第1メモリ42R と、偶数フレームの赤表示データを格
納する第2メモリ43R と、第1メモリ42R からの出力を
保持するD−FF44Rと、第2メモリ43R からの出力を
保持するD−FF45R とを有する。また同様に、緑表示
データ処理回路30G は、上記のA/D変換回路31G と、
緑表示データを保持するD−FF41G と、奇数フレーム
の緑表示データを格納する第1メモリ42G と、偶数フレ
ームの緑表示データを格納する第2メモリ43G と、第1
メモリ42G からの出力を保持するD−FF44G と、第2
メモリ43G からの出力を保持するD−FF45G とを有
し、青表示データ処理回路30B は、上記のA/D変換回
路31B と、青表示データを保持するD−FF41B と、奇
数フレームの青表示データを格納する第1メモリ42B
と、偶数フレームの青表示データを格納する第2メモリ
43B と、第1メモリ42B からの出力を保持するD−FF
44B と、第2メモリ43Bからの出力を保持するD−FF4
5B とを有する。
【0042】奇数フレームの各色の表示データは、各第
1メモリ42R, 42G, 42B に書き込まれ、偶数フレームの
各色の表示データは、各第2メモリ43R, 43G, 43B に書
き込まれる。そして、ソースドライバ21に対して出力さ
れる表示データは、書込み動作がなされていない側のメ
モリ(各第1メモリ42R, 42G, 42B または各第2メモリ
43R, 43G, 43B )から読み出される。この読み出される
表示データは、書込み処理対象の表示データより1フレ
ーム前の表示データである。
【0043】各A/D変換回路31R, 31G, 31B でデジタ
ル化された各色の表示データは、一旦各D−FF41R, 4
1G, 41B に保持される。そして、この各D−FF41R, 4
1G,41B から出力された表示データは、対応する各第1
メモリ42R, 42G, 42B または各第2メモリ43R, 43G, 43
B に書き込まれる。この際、奇数フレーム時は各第1メ
モリ42R, 42G, 42B に書込み処理を行い、偶数フレーム
時は各第2メモリ43R,43G, 43B に書込み処理を行う。
そして、一方のメモリに対して書込み処理が行われてい
る間に、他方のメモリから表示データを読み出す。
【0044】図9は、メモリ32R, 32G, 32B を2段構成
とした場合の他の構成図である。図9において図8と同
一部分には同一番号を付して説明を省略する。図9に示
す例では、A/D変換回路31R に、並列に配された2つ
のD−FF41R, 46Rが接続され、各D−FF41R, 46Rに
各メモリ42R, 43Rが接続されている。また同様に、A/
D変換回路31G に、並列に配された2つのD−FF41G,
46Gが接続され、各D−FF41G, 46Gに各メモリ42G, 4
3Gが接続され、A/D変換回路31B に、並列に配された
2つのD−FF41B, 46Bが接続され、各D−FF41B, 4
6Bに各メモリ42B, 43Bが接続されている。
【0045】なお、図9に示すメモリ部における表示デ
ータの書込み・読出し動作は、上述の図8に示す場合と
同様である。
【0046】図10は、このような2段構成とした場合の
メモリに対するデータ書込み・読出しのシーケンスを示
す図である。各第1メモリ42R, 42G, 42B に表示データ
を書き込んでいる間に、各第2メモリ43R, 43G, 43B か
ら表示データを読み出し、また、各第2メモリ43R, 43
G, 43B に表示データを書き込んでいる間に、各第1メ
モリ42R, 42G, 42B から表示データを読み出す。
【0047】第(n−1)フレームの各色の表示データ
を各第1メモリ42R, 42G, 42B に書き込む。この書き込
み開始のタイミングに合わせて、第(n−2)フレーム
の赤表示データを第2メモリ43R から読み出し始める。
そして、この赤表示データの読出しが終了すると、第
(n−2)フレームの緑表示データ,第(n−2)フレ
ームの青表示データを順次第2メモリ43G, 43Bから読み
出す。各第1メモリ42R,42G, 42B への第(n−1)フ
レームの各色の表示データの書込み終了と、第2メモリ
43B からの青表示データの読出し終了とは、タイミング
が一致する。
【0048】次に、第nフレームの各色の表示データを
各第2メモリ43R, 43G, 43B に書き込む。この書き込み
開始のタイミングに合わせて、第(n−1)フレームの
赤表示データを第1メモリ42R から読み出し始める。そ
して、この赤表示データの読出しが終了すると、第(n
−1)フレームの緑表示データ,第(n−1)フレーム
の青表示データを順次第1メモリ42G, 42Bから読み出
す。各第2メモリ43R, 43G, 43B への第nフレームの各
色の表示データの書込み終了と、第1メモリ42Bからの
青表示データの読出し終了とは、タイミングが一致す
る。
【0049】以下、同様に、第1メモリ42R, 42G, 42B
及び第2メモリ43R, 43G, 43B を使用して、交互に書込
み・読出し処理を行うことにより、1フレーム=1/60
秒を実現する。
【0050】(実施の形態2)図11は、実施の形態2に
おけるメモリに対するデータ書込み・読出しのシーケン
スを示す図である。なお、実施の形態2の装置構成は上
述した実施の形態1と同様である。
【0051】実施の形態1では、各色の表示データの書
込みが完全に終了した後に、その書き込んだ表示データ
を読み出すようにしたが、実施の形態2では、各色の表
示データの書込みを開始してから2/3フレーム時間経
過後に、その書込んだ1つの色の表示データを読み出し
始める。
【0052】第(n−1)フレームの各色の表示データ
を各第1メモリ42R, 42G, 42B に書き込む。この書込み
開始から2/3フレーム時間だけ経過したタイミング
で、第(n−1)フレームの赤表示データを第1メモリ
42R から読み出し始める。各第1メモリ42R, 42G, 42B
への第(n−1)フレームの各色の表示データの書込み
終了と、第1メモリ42R からの赤表示データの読出し終
了とは、タイミングが一致する。
【0053】次に、第nフレームの各色の表示データを
各第2メモリ43R, 43G, 43B に書き込む。この書き込み
開始のタイミングに合わせて、第(n−1)フレームの
緑表示データを第1メモリ42G から読み出し始める。そ
して、この緑表示データの読出しが終了すると、第(n
−1)フレームの青表示データを第1メモリ42B から読
み出す。更に、この青表示データの読出しが終了する
と、第nフレームの赤表示データを第2メモリ43R から
読み出す。この第2メモリ43R からの赤表示データの読
出し終了と、各第2メモリ43R, 43G, 43B への第nフレ
ームの各色の表示データの書込み終了とは、タイミング
が一致する。
【0054】以下、第1メモリ42R, 42G, 42B 及び第2
メモリ43R, 43G, 43B を使用して、同様な処理を続けて
いくことにより、1フレーム=1/60秒を実現する。
【0055】(実施の形態3)図12は、実施の形態3に
おける制御回路を示す構成図である。この制御回路は、
図6に示す実施の形態1と同様の赤表示データ処理回路
30R ,緑表示データ処理回路30G ,青表示データ処理回
路30B 及びスイッチ回路33と、スイッチ回路33からの出
力を保持する並列に配された3個のD−FF51,52,53
とを備える。
【0056】パーソナルコンピュータ等から出力された
各色の表示信号は、各A/D変換回路31R, 31G, 31B に
てデジタル処理され、デジタルの各色の表示データが対
応する各メモリ32R, 32G, 32B へ入力される。各色の表
示信号について、同時にこれらの処理が行われ、パーソ
ナルコンピュータ等からの表示情報はすべてメモリ32R,
32G, 32B に入力される。
【0057】表示を行う場合には、一定時間毎にバック
ライト1で全面単色点灯を行い、その表示色用のメモリ
をスイッチ回路33で選択する。その色の表示データは選
択されたメモリから読み出されスイッチ回路33を介して
出力される。メモリから1回読み出される表示データは
1画素分の表示データであるが、ソースドライバ21に入
力される表示データは並列的に3画素分である。よっ
て、最初に出力された1画素分の表示データをD−FF
51に保持し、その次に出力された1画素分の表示データ
をD−FF52に保持し、更にその次に出力された1画素
分の表示データをD−FF53に保持し、D−FF53に表
示データを保持した直後に、並列的に同時に各D−FF
51,52,53から表示データをソースドライバ21へ出力す
る。
【0058】なお、各メモリ32R, 32G, 32B は、実施の
形態1と全く同様のメモリ2段構成(図8または図9参
照)をなしている。また、メモリに対する各色の表示デ
ータの書込み・読出しシーケンスは、実施の形態1(図
10参照)または実施の形態2(図11参照)と同様であ
る。
【0059】(実施の形態4)図13は、実施の形態4に
おける制御回路を示す構成図である。この制御回路は、
図6に示す実施の形態1と同様のA/D変換回路31R ,
A/D変換回路31R の出力を保持する並列に配された3
個のD−FF61R, 62R, 63R 及び各D−FF61R, 62R,
63R の出力を格納するメモリ64R, 65R, 66R を有する赤
表示データ処理回路60R と、図6に示す実施の形態1と
同様のA/D変換回路31G ,A/D変換回路31G の出力
を保持する並列に配された3個のD−FF61G, 62G, 63
G 及び各D−FF61G, 62G, 63G の出力を格納するメモ
リ64G, 65G, 66G を有する緑表示データ処理回路60G
と、図6に示す実施の形態1と同様のA/D変換回路31
B ,A/D変換回路31B の出力を保持する並列に配され
た3個のD−FF61B, 62B,63B 及び各D−FF61B, 62
B, 63B の出力を格納するメモリ64B, 65B, 66B を有す
る青表示データ処理回路60B と、メモリ64R, 64G, 64B
からの出力を選択するスイッチ67a ,メモリ65R, 65G,
65B からの出力を選択するスイッチ67b 及びメモリ66R,
66G, 66B からの出力を選択するスイッチ67c を有する
スイッチ回路67とを備える。
【0060】パーソナルコンピュータ等から出力された
各色の表示信号は、各A/D変換回路31R, 31G, 31B に
てデジタル処理される。デジタルの赤表示データが1画
素分ずつD−FF61R, 62R, 63R に入力され、3画素分
の赤表示データが貯えられた後に、対応する各メモリ64
R, 65R, 66R に格納される。同様に、デジタルの緑表示
データが1画素分ずつD−FF61G, 62G, 63G に入力さ
れ、3画素分の緑表示データが貯えられた後に、対応す
る各メモリ64G, 65G, 66G に格納され、デジタルの青表
示データが1画素分ずつD−FF61B, 62B, 63B に入力
され、3画素分の青表示データが貯えられた後に、対応
する各メモリ64B, 65B, 66B に格納される。このよう
に、各メモリには各色の3画素毎の表示データが格納さ
れることになる。なお、これらの各色における表示デー
タの処理は同時に行われ、パーソナルコンピュータ等か
ら出力された各色の表示情報は何れかのメモリに必ず格
納される。
【0061】表示を行う場合には、一定時間毎にバック
ライト1で全面単色点灯を行い、その表示色用のメモリ
をスイッチ回路67で選択する。選択されたその色の表示
データは、メモリ64R, 65R, 66R (またはメモリ64G, 6
5G, 66G またはメモリ64B, 65B, 66B )から同時に読み
出され、スイッチ回路67(スイッチ67a, 67b, 67c )を
介してソースドライバ21へ直接出力される。出力される
表示データは並列的に3画素分である。
【0062】図14は、メモリ64R, 65R, 66R を夫々2段
構成とした場合の赤表示データ処理回路60R の構成図で
あり、図8と同一部分には同一番号を付している。な
お、緑表示データ処理回路60G 内のメモリ64G, 65G, 66
G 及び青表示データ処理回路60B 内のメモリ64B, 65B,
66B も2段構成となっている。但し、その構成は図14の
赤表示データ処理回路60R の場合と同様であるので、そ
れらの図示及び説明は省略する。
【0063】なお、メモリに対する各色の表示データの
書込み・読出しシーケンスは、実施の形態1(図10参
照)または実施の形態2(図11参照)と同様である。
【0064】ところで、実施の形態1〜4では、ソース
ドライバ21への入力が3画素分の表示データである場合
の制御回路について説明した。以下に、6画素分の表示
データがソースドライバ21へ入力するように構成されて
いる場合の制御回路について、実施の形態5〜7で説明
する。
【0065】(実施の形態5)図15は、実施の形態5に
おける制御回路を示す構成図である。この制御回路は、
図13に示す実施の形態4と同様の赤表示データ処理回路
60R ,緑表示データ処理回路60G ,青表示データ処理回
路60B 及びスイッチ回路67と、スイッチ67a からの出力
を保持する並列に配した2つのD−FF71,72と、スイ
ッチ67b からの出力を保持する並列に配した2つのD−
FF73,74と、スイッチ67c からの出力を保持する並列
に配した2つのD−FF75,76とを備える。
【0066】スイッチ67a からの表示データは1画素分
ずつ順次D−FF71,72に保持される。同様に、スイッ
チ67b からの表示データは1画素分ずつ順次D−FF7
3,74に保持され、スイッチ67c からの表示データは1
画素分ずつ順次D−FF75,76に保持される。そして、
6画素分の表示データが保持されると、その6画素分の
表示データが、各D−FF71,72,73,74,75,76から
同時にソースドライバ21へ出力される。このようにし
て、ソースドライバ21に対する6画素分の表示データ入
力に対応できる。
【0067】(実施の形態6)図16は、実施の形態6に
おける制御回路の赤表示データ処理回路60R の構成図で
ある。この赤表示データ処理回路60R は、図13に示す実
施の形態4と同様のA/D変換回路31R 及び3個のD−
FF61R, 62R, 63R と、D−FF61R の出力を格納する
並列に配されたメモリ64R, 67Rと、D−FF62R の出力
を格納する並列に配されたメモリ65R, 68Rと、D−FF
63R の出力を格納する並列に配されたメモリ66R, 69Rと
を備える。なお、制御回路の他の緑表示データ処理回路
及び青表示データ処理回路の構成は、この赤表示データ
処理回路60R の構成と同じであるので、それらの図示及
び説明は省略する。
【0068】デジタル変換後の赤表示データは、D−F
F61R, 62R, 63R に保持されて夫々に対応するメモリ64
R, 67R, 65R, 68R, 66R, 69Rに書き込まれる。この際、
メモリ64R, 65R, 66R とメモリ67R, 68R, 69R とが交互
に書込み処理を行い、奇数画素の赤表示データと偶数画
素の赤表示データとに分けて格納される。そして、各メ
モリから赤表示データを読み出す場合、つまりソースド
ライバ21へ赤表示データを出力する場合には、全メモリ
を同時に動作させてソースドライバ21へ6画素分の赤表
示データを直接出力する。なお、緑表示データ処理回路
及び青表示データ処理回路の動作は、この赤表示データ
処理回路60R の動作と同様であり、その説明は省略す
る。
【0069】(実施の形態7)図17は、実施の形態7に
おける制御回路の赤表示データ処理回路60R の構成図で
ある。この赤表示データ処理回路60R は、図13に示す実
施の形態4と同様のA/D変換回路31R と、A/D変換
回路31R の出力を保持する並列に配された6個のD−F
F61R, 81R, 62R, 82R, 63R, 83Rと、各D−FF61R, 8
1R, 62R, 82R,63R, 83Rの出力を格納するメモリ64R, 67
R, 65R, 68R, 66R, 69Rとを備える。なお、制御回路の
他の緑表示データ処理回路及び青表示データ処理回路の
構成は、この赤表示データ処理回路60R の構成と同じで
あるので、それらの図示及び説明は省略する。
【0070】デジタル変換後の赤表示データは、1画素
分ずつD−FF61R, 81R, 62R, 82R, 63R, 83Rに入力さ
れ、6画素分の赤表示データが貯えられた後に、対応す
る各メモリ64R, 67R, 65R, 68R, 66R, 69Rに格納され
る。そして、各メモリから赤表示データを読み出す場
合、つまりソースドライバ21へ赤表示データを出力する
場合には、全メモリを同時に動作させてソースドライバ
21へ6画素分の赤表示データを直接出力する。なお、緑
表示データ処理回路及び青表示データ処理回路の動作
は、この赤表示データ処理回路60R の動作と同様であ
り、その説明は省略する。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明では、バックライト
を時分割発光させてカラー表示を行う透過型液晶表示装
置において、ソースドライバに各色の表示データを効率
良く入力することができる。また、カラーフィルタを設
けることなく十分な画面輝度が得られ、低消費電力化を
図れ、中間調状態でも高速応答が可能である。また、ソ
ースドライバ数も従来の1/3に低減でき、カラーフィ
ルタを使用しないので、低コスト化も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の構成を示す概略図であ
る。
【図2】本発明で使用する強誘電性液晶の電気光学特性
を示すグラフである。
【図3】本発明の液晶表示装置における1画素分のTF
Tパネルの構成図である。
【図4】本発明の液晶表示装置における表示制御方法の
原理を示すタイムチャートである。
【図5】本発明の液晶表示装置におけるTFTパネルへ
の各色の表示データの入力状態を示す図である。
【図6】実施の形態1における制御回路を示す構成図で
ある。
【図7】メモリの入出力データの時間的関係を示す図で
ある。
【図8】メモリ部の構成図である。
【図9】メモリ部の構成図である。
【図10】メモリに対する表示データ書込み・読出しの
シーケンスを示す図である。
【図11】メモリに対する表示データ書込み・読出しの
シーケンスを示す図である。
【図12】実施の形態3における制御回路を示す構成図
である。
【図13】実施の形態4における制御回路を示す構成図
である。
【図14】メモリ部の構成図である。
【図15】実施の形態5における制御回路を示す構成図
である。
【図16】実施の形態6における制御回路の赤表示デー
タ処理回路の構成図である。
【図17】実施の形態7における制御回路の赤表示デー
タ処理回路の構成図である。
【図18】従来の液晶表示装置における1画素分のTF
Tパネルの構成図である。
【図19】従来の液晶表示装置におけるTFTパネルへ
の各色の表示データの入力状態を示す図である。
【符号の説明】
1 バックライト 3 TFTパネル 15 TFT素子 21 ソースドライバ 42R ,42G ,42B 第1メモリ 43R ,43G ,43B 第2メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉原 敏明 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 白戸 博紀 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 清田 芳則 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2H093 NA16 NA65 NC13 NC14 NC16 NC22 NC24 NC28 NC29 NC43 NC50 ND06 ND17 ND22 ND39 ND49 ND54 NE06 NF19 5C006 AA22 AF01 AF02 AF03 AF04 AF07 BA12 BA13 BB16 BC16 BF02 EA01 FA12 FA47 FA52

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶パネルの個々の画素に対応したスイ
    ッチング素子を各画素の3色の表示データに対応して各
    表示周期の期間にオン/オフ駆動すると共に、前記スイ
    ッチング素子のオン/オフ駆動に同期して各表示周期の
    期間にバックライトの3色光を時分割発光して、前記3
    色の表示データに応じたカラー表示を行う液晶表示装置
    の表示制御方法において、奇数フレームの3色の表示デ
    ータを第1メモリに格納し、偶数フレームの3色の表示
    データを第2メモリに格納することとし、第nフレーム
    における3色の表示データを前記第1メモリまたは第2
    メモリに書き込み始めるタイミングに同期して、前記第
    2メモリまたは第1メモリに書き込まれている第(n−
    1)フレームにおける3色の表示データのうちの1色の
    表示データを読み出し始めて前記液晶パネルへ出力する
    ことを特徴とする液晶表示装置の表示制御方法。
  2. 【請求項2】 液晶パネルの個々の画素に対応したスイ
    ッチング素子を各画素の3色の表示データに対応して各
    表示周期の期間にオン/オフ駆動すると共に、前記スイ
    ッチング素子のオン/オフ駆動に同期して各表示周期の
    期間にバックライトの3色光を時分割発光して、前記3
    色の表示データに応じたカラー表示を行う液晶表示装置
    の表示制御方法において、奇数フレームの3色の表示デ
    ータを第1メモリに格納し、偶数フレームの3色の表示
    データを第2メモリに格納することとし、第nフレーム
    における3色の表示データを前記第1メモリまたは第2
    メモリに書き込み始めた後に1フレーム分の表示データ
    の書込みに要する時間の2/3が経過したタイミングに
    同期して、前記第1メモリまたは第2メモリに書き込ま
    れている第nフレームにおける3色の表示データのうち
    の1色の表示データを読み出し始めて前記液晶パネルへ
    出力することを特徴とする液晶表示装置の表示制御方
    法。
  3. 【請求項3】 1フレーム分の表示データの書込みに要
    する時間内で、3色の表示データに応じたカラー表示を
    前記液晶パネルで行うように構成した請求項1または2
    記載の液晶表示装置の表示制御方法。
  4. 【請求項4】 複数の液晶画素及び前記各液晶画素に対
    応して設けられた複数のスイッチング素子を有する液晶
    パネルと、該液晶パネルの背面に配置され、3色光を時
    分割発光するバックライトと、前記スイッチング素子を
    前記各液晶画素の3色の表示データに対応してオン/オ
    フ駆動する駆動手段とを備え、前記バックライトの時分
    割発光と前記スイッチング素子のオン/オフ駆動とを同
    期させて、前記3色の表示データに応じたカラー表示を
    行う液晶表示装置において、奇数フレームの3色の表示
    データを格納する第1メモリと、偶数フレームの3色の
    表示データを格納する第2メモリと、第nフレームにお
    ける3色の表示データを前記第1メモリまたは第2メモ
    リに書き込み始めるタイミングに同期して、前記第2メ
    モリまたは第1メモリに書き込まれている第(n−1)
    フレームにおける3色の表示データのうちの1色の表示
    データを読み出し始めるように、前記第1メモリ及び第
    2メモリを制御する手段とを備えることを特徴とする液
    晶表示装置。
  5. 【請求項5】 複数の液晶画素及び前記各液晶画素に対
    応して設けられた複数のスイッチング素子を有する液晶
    パネルと、該液晶パネルの背面に配置され、3色光を時
    分割発光するバックライトと、前記スイッチング素子を
    前記各液晶画素の3色の表示データに対応してオン/オ
    フ駆動する駆動手段とを備え、前記バックライトの時分
    割発光と前記スイッチング素子のオン/オフ駆動とを同
    期させて、前記3色の表示データに応じたカラー表示を
    行う液晶表示装置において、奇数フレームの3色の表示
    データを格納する第1メモリと、偶数フレームの3色の
    表示データを格納する第2メモリと、第nフレームにお
    ける3色の表示データを前記第1メモリまたは第2メモ
    リに書き込み始めた後に1フレーム分の表示データの書
    込みに要する時間の2/3が経過したタイミングに同期
    して、前記第1メモリまたは第2メモリに書き込まれて
    いる第nフレームにおける3色の表示データのうちの1
    色の表示データを読み出し始めるように、前記第1メモ
    リ及び第2メモリを制御する手段とを備えることを特徴
    とする液晶表示装置。
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