JPH11237608A - カラー液晶表示装置 - Google Patents
カラー液晶表示装置Info
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- JPH11237608A JPH11237608A JP3911998A JP3911998A JPH11237608A JP H11237608 A JPH11237608 A JP H11237608A JP 3911998 A JP3911998 A JP 3911998A JP 3911998 A JP3911998 A JP 3911998A JP H11237608 A JPH11237608 A JP H11237608A
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- Japan
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- liquid crystal
- crystal display
- color
- display device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マイクロカラーフィルタを構成要素としない
簡単な構造の液晶表示パネルで、ちらつきがなく色再現
性に優れたカラー液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 本発明のカラー液晶表示装置は、応答速
度１ｍ秒以下の高速応答性と階調性メモリー性を有する
液晶表示パネルと、残光時間を含めて１ｍ秒以下のパル
ス点灯可能な赤／緑／青の光源からなるバックライト
と、画像情報を赤／緑／青三原色に分離し液晶表示パネ
ルに順次書き込むとともに各色画像情報保持期間内に対
応する色光源を点灯する制御回路とを有している。
簡単な構造の液晶表示パネルで、ちらつきがなく色再現
性に優れたカラー液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 本発明のカラー液晶表示装置は、応答速
度１ｍ秒以下の高速応答性と階調性メモリー性を有する
液晶表示パネルと、残光時間を含めて１ｍ秒以下のパル
ス点灯可能な赤／緑／青の光源からなるバックライト
と、画像情報を赤／緑／青三原色に分離し液晶表示パネ
ルに順次書き込むとともに各色画像情報保持期間内に対
応する色光源を点灯する制御回路とを有している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶を用いたカラ
ー表示装置に関する。
ー表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】液晶表示装置のカラー化においては、白
色のバックライトを用い、各画素上におのおの赤／緑／
青の三原色のマイクロカラーフィルタを設け、カラーフ
ィルタを通った光の空間的な混色による方法が一般的で
ある。しかし、マイクロカラーフィルタの形成は、複雑
な微細プロセスが必要なため、高コスト化の一因となっ
ている。
色のバックライトを用い、各画素上におのおの赤／緑／
青の三原色のマイクロカラーフィルタを設け、カラーフ
ィルタを通った光の空間的な混色による方法が一般的で
ある。しかし、マイクロカラーフィルタの形成は、複雑
な微細プロセスが必要なため、高コスト化の一因となっ
ている。
【０００３】一方、特公昭63-41078号公報明細書に開示
されるように、カラーフィルタが不要なカラー化方式と
して、フィールド順次カラー化方式が知られている。フ
ィールド順次方式カラー液晶表示装置は、基本的にモノ
クロ表示液晶表示パネルと赤／緑／青の３原色のそれぞ
れに切り替え可能なバックライトより構成される。各画
像フレームは赤／緑／青の３色フィールドで構成され、
各色フィールド毎に各色に対応した画像情報が液晶表示
パネルに書き込まれ、制御回路で同期して、赤／青／緑
の３色光源を有するバックライトを各色フィールド毎に
順次点灯させることにより、時分割による混色でカラー
表示がえられる。
されるように、カラーフィルタが不要なカラー化方式と
して、フィールド順次カラー化方式が知られている。フ
ィールド順次方式カラー液晶表示装置は、基本的にモノ
クロ表示液晶表示パネルと赤／緑／青の３原色のそれぞ
れに切り替え可能なバックライトより構成される。各画
像フレームは赤／緑／青の３色フィールドで構成され、
各色フィールド毎に各色に対応した画像情報が液晶表示
パネルに書き込まれ、制御回路で同期して、赤／青／緑
の３色光源を有するバックライトを各色フィールド毎に
順次点灯させることにより、時分割による混色でカラー
表示がえられる。
【０００４】フィールド順次方式カラー液晶表示装置
は、カラーフィルタが不要であるので低コスト化につな
がる。また、フィールド順次方式カラー液晶表示装置
は、１画素あたり１セグメントで構成されるので、高解
像度化に有利である。さらに、継続的な色の切り替えが
人間の目の時間的分解能の限界を超えるとき、混色され
て見える原理を用いたものであるので、本質的には色再
現性も優れている。
は、カラーフィルタが不要であるので低コスト化につな
がる。また、フィールド順次方式カラー液晶表示装置
は、１画素あたり１セグメントで構成されるので、高解
像度化に有利である。さらに、継続的な色の切り替えが
人間の目の時間的分解能の限界を超えるとき、混色され
て見える原理を用いたものであるので、本質的には色再
現性も優れている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
で検討された従来のフィールド順次方式カラー液晶表示
装置では、ちらつきが生じたり、色再現性がよくなかっ
たりする点で画質的に劣っているので実用化されていな
い。表示装置において、ちらつきを感じないフレーム周
波数は一般に約６０Ｈｚ以上である。１フレームを赤／
緑／青の３色フィールド構成とすると、ちらつきを感じ
ないためには、各色フィールド周波数としては、周波数
約１８０Ｈｚ以上、フィールド期間として約５．５６ｍ
秒（ｍｓ）以下が必要である。また、フィールド順次方
式カラー液晶表示装置では、この各色フィールド期間内
において、液晶表示パネルに画像情報を書き込み、その
書き込みに同期して、色光源を発光するように制御され
る必要がある。液晶表示パネルに前の色フィールド書き
込んだ情報の影響が残っていたり、バックライト光源の
残光がつぎの色フィールドまで残ったばあいも同様に画
質の劣化につながる。しかし、従来検討された例では、
フィールド周波数が低いためにちらついたりするという
問題がある。また、ちらつきを感じない高いフィールド
周波数の領域では、必要な書き込み期間に比べて液晶材
料の応答速度が遅く、信号的には入力は完了していても
液晶自体の応答がバックライト点灯時までに完了してい
なかったりするという問題もあった。さらに、バックラ
イト自体も信号的にはオフであっても色光源自体の残光
特性が蛍光体を用いた冷陰極管などでは数ｍ秒以上に及
ぶので、残光のためつぎの色フィールドまで前の色フィ
ールドの発光が残り、画質劣化につながるという問題も
あった。本方式においては、応答性の早い強誘電液晶と
発光ダイオード光源の組合せも検討されているが、この
ばあい、強誘電液晶は原理的に階調性が無いためフルカ
ラー表示ができないという根本的問題があった。これら
の問題を解決するため、階調性を有し比較的高速応答性
に優れたＯＣＢ（optically compensated bend cell）
液晶表示パネルを用いた例（Report of1997 Internatio
nal Display Conference P.37、（1997年９月15日）、T
he Society for Information Display、（米）、Tatsuo
Uchida et al、Field Sequential Full Color LCD wit
hout Color Filter for AM-LCD）が報告されたが、ＯＣ
Ｂ液晶表示パネルは、視野角特性を広げるために光学補
償フィルムが必要であるうえ、その高速応答性が充分で
ないため画像情報の、液晶表示パネル書き込み時の信号
入力時間（薄膜トラジスタアレイのゲート線選択時間）
が高精細パネルでは確保できにくいという問題点があっ
た。
で検討された従来のフィールド順次方式カラー液晶表示
装置では、ちらつきが生じたり、色再現性がよくなかっ
たりする点で画質的に劣っているので実用化されていな
い。表示装置において、ちらつきを感じないフレーム周
波数は一般に約６０Ｈｚ以上である。１フレームを赤／
緑／青の３色フィールド構成とすると、ちらつきを感じ
ないためには、各色フィールド周波数としては、周波数
約１８０Ｈｚ以上、フィールド期間として約５．５６ｍ
秒（ｍｓ）以下が必要である。また、フィールド順次方
式カラー液晶表示装置では、この各色フィールド期間内
において、液晶表示パネルに画像情報を書き込み、その
書き込みに同期して、色光源を発光するように制御され
る必要がある。液晶表示パネルに前の色フィールド書き
込んだ情報の影響が残っていたり、バックライト光源の
残光がつぎの色フィールドまで残ったばあいも同様に画
質の劣化につながる。しかし、従来検討された例では、
フィールド周波数が低いためにちらついたりするという
問題がある。また、ちらつきを感じない高いフィールド
周波数の領域では、必要な書き込み期間に比べて液晶材
料の応答速度が遅く、信号的には入力は完了していても
液晶自体の応答がバックライト点灯時までに完了してい
なかったりするという問題もあった。さらに、バックラ
イト自体も信号的にはオフであっても色光源自体の残光
特性が蛍光体を用いた冷陰極管などでは数ｍ秒以上に及
ぶので、残光のためつぎの色フィールドまで前の色フィ
ールドの発光が残り、画質劣化につながるという問題も
あった。本方式においては、応答性の早い強誘電液晶と
発光ダイオード光源の組合せも検討されているが、この
ばあい、強誘電液晶は原理的に階調性が無いためフルカ
ラー表示ができないという根本的問題があった。これら
の問題を解決するため、階調性を有し比較的高速応答性
に優れたＯＣＢ（optically compensated bend cell）
液晶表示パネルを用いた例（Report of1997 Internatio
nal Display Conference P.37、（1997年９月15日）、T
he Society for Information Display、（米）、Tatsuo
Uchida et al、Field Sequential Full Color LCD wit
hout Color Filter for AM-LCD）が報告されたが、ＯＣ
Ｂ液晶表示パネルは、視野角特性を広げるために光学補
償フィルムが必要であるうえ、その高速応答性が充分で
ないため画像情報の、液晶表示パネル書き込み時の信号
入力時間（薄膜トラジスタアレイのゲート線選択時間）
が高精細パネルでは確保できにくいという問題点があっ
た。
【０００６】本発明は前述した問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は、マイクロカラーフィ
ルタを構成要素としない簡単な構造の液晶表示パネルを
用いて、ちらつきがなく色再現性に優れたカラー液晶表
示装置を提供することにある。
なされたものであり、その目的は、マイクロカラーフィ
ルタを構成要素としない簡単な構造の液晶表示パネルを
用いて、ちらつきがなく色再現性に優れたカラー液晶表
示装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、液晶自体の応
答を含めて画像情報の高速書き込み可能で階調性があり
かつ画像情報を保持するためにメモリー性を有する液晶
表示パネルと、残光性が極めて低く高速でパルス点灯性
を有しかつ赤／青／緑３原色を切り替え発光可能なバッ
クライトと、各色画像情報書き込み終了後の画像情報保
持期間に対応する色光源をパルス点灯することにより各
色フィールド内において各色画像情報の液晶表示パネル
への書き込み期間とバックライトの対応色の発光期間を
完全に分離する制御回路とを備えていること特徴とする
カラー液晶表示装置が、前述した問題点を解決できるこ
とを見出し、完成するに至った。
答を含めて画像情報の高速書き込み可能で階調性があり
かつ画像情報を保持するためにメモリー性を有する液晶
表示パネルと、残光性が極めて低く高速でパルス点灯性
を有しかつ赤／青／緑３原色を切り替え発光可能なバッ
クライトと、各色画像情報書き込み終了後の画像情報保
持期間に対応する色光源をパルス点灯することにより各
色フィールド内において各色画像情報の液晶表示パネル
への書き込み期間とバックライトの対応色の発光期間を
完全に分離する制御回路とを備えていること特徴とする
カラー液晶表示装置が、前述した問題点を解決できるこ
とを見出し、完成するに至った。
【０００８】すなわち、請求項１記載の発明は、白黒表
示液晶表示パネルと発光色切り替え可能バックライトと
液晶表示パネル書き込み／バックライト点灯を同期する
ための制御回路からなるフィールド順次方式において、
階調表現可能で応答速度１ｍ秒以下の液晶を用いかつメ
モリ性を有する液晶表示パネルと、残光時間を含めて１
ｍ秒以下のパルス点灯特性を有しかつ発光色を赤／緑／
青に切り替え可能なバックライトと、液晶表示パネル全
画面への画像情報の書き込み（液晶表示パネルへの信号
入力と液晶の応答）と液晶表示パネルのメモリ性による
画像情報の保持を行い、画像情報保持期間内に対応する
色光源の残光時間を含めた発光期間が納まるように、パ
ルス点灯することを順次繰り返す制御回路とにより、
５．５６ｍ秒以下の各色フィールド期間内で液晶書き込
み期間と各色の発光期間が完全に分離され、ちらつきの
ない色再現性に優れた画質を与えるカラー液晶表示装置
を提供する。
示液晶表示パネルと発光色切り替え可能バックライトと
液晶表示パネル書き込み／バックライト点灯を同期する
ための制御回路からなるフィールド順次方式において、
階調表現可能で応答速度１ｍ秒以下の液晶を用いかつメ
モリ性を有する液晶表示パネルと、残光時間を含めて１
ｍ秒以下のパルス点灯特性を有しかつ発光色を赤／緑／
青に切り替え可能なバックライトと、液晶表示パネル全
画面への画像情報の書き込み（液晶表示パネルへの信号
入力と液晶の応答）と液晶表示パネルのメモリ性による
画像情報の保持を行い、画像情報保持期間内に対応する
色光源の残光時間を含めた発光期間が納まるように、パ
ルス点灯することを順次繰り返す制御回路とにより、
５．５６ｍ秒以下の各色フィールド期間内で液晶書き込
み期間と各色の発光期間が完全に分離され、ちらつきの
ない色再現性に優れた画質を与えるカラー液晶表示装置
を提供する。
【０００９】本発明において、応答速度１ｍ秒以下で階
調性を有するメモリ性液晶表示パネルとして、請求項２
記載のメモリー性を有するアクティブマトリックス方式
の薄膜トランジスタアレイと無閾反強誘電性液晶の組合
せによる液晶表示パネルを提供しうる。無閾反強誘電液
晶は福田らによって発見され（ASIA DISPLAY′95、P.6
1、（1995年10月16日）、The Institute of Television
Engineers of Japanおよび The Society for Informat
ion Display、A.Fukuda、Pretransitional Effect in A
F-F Switching：To Suppress It or to Enhance It,Tha
t is My Question about AF-LCDs）、非メモリー性であ
るが数十μ秒〜約百μ秒の応答速度を有する。
調性を有するメモリ性液晶表示パネルとして、請求項２
記載のメモリー性を有するアクティブマトリックス方式
の薄膜トランジスタアレイと無閾反強誘電性液晶の組合
せによる液晶表示パネルを提供しうる。無閾反強誘電液
晶は福田らによって発見され（ASIA DISPLAY′95、P.6
1、（1995年10月16日）、The Institute of Television
Engineers of Japanおよび The Society for Informat
ion Display、A.Fukuda、Pretransitional Effect in A
F-F Switching：To Suppress It or to Enhance It,Tha
t is My Question about AF-LCDs）、非メモリー性であ
るが数十μ秒〜約百μ秒の応答速度を有する。
【００１０】また、薄膜トランジスタアレイは、行電極
または列電極の一方をゲート線、他方を信号線としてマ
トリクス駆動を行うものである。一般には、ゲート線を
走査しつつ各ゲート線につながる薄膜トランジスタ（th
in film transistor、以下、ＴＦＴという）に画像信号
を一括入力する線順次走査方式が用いられる。５．５６
ｍ秒以下のフィールド周期内でバックライト点灯を行う
ための画像情報保持期間と液晶応答時間を差し引いた時
間で全画面画像情報の信号入力を行うためには、高画素
数の液晶表示パネルで走査するゲート線数が多いばあい
には各ＴＦＴアレイ素子への信号入力時間はμ秒オーダ
で行う必要がある。したがって、高画素数液晶表示パネ
ルの場合は高速充電能力の点から薄膜トランジスタアレ
イ（以下、ＴＦＴアレイという）として、請求項３記載
の低温ポリシリコンＴＦＴアレイを使用することが望ま
しい。
または列電極の一方をゲート線、他方を信号線としてマ
トリクス駆動を行うものである。一般には、ゲート線を
走査しつつ各ゲート線につながる薄膜トランジスタ（th
in film transistor、以下、ＴＦＴという）に画像信号
を一括入力する線順次走査方式が用いられる。５．５６
ｍ秒以下のフィールド周期内でバックライト点灯を行う
ための画像情報保持期間と液晶応答時間を差し引いた時
間で全画面画像情報の信号入力を行うためには、高画素
数の液晶表示パネルで走査するゲート線数が多いばあい
には各ＴＦＴアレイ素子への信号入力時間はμ秒オーダ
で行う必要がある。したがって、高画素数液晶表示パネ
ルの場合は高速充電能力の点から薄膜トランジスタアレ
イ（以下、ＴＦＴアレイという）として、請求項３記載
の低温ポリシリコンＴＦＴアレイを使用することが望ま
しい。
【００１１】本発明において、残光時間を含めて１ｍ秒
以下のパルス点灯可能な赤／緑／青の光源よりなるバッ
クライトとしては、低残光特性の蛍光体を使用した冷陰
極管バックライトなどがあげられる。しかしながら、一
般に蛍光体の残光特性は数ｍ秒であり、冷陰極管の点灯
電圧も高いため、冷陰極管よりも点灯電圧が低く高速パ
ルス点灯が容易でかつ残光時間がｎ秒（ｎｓ）オーダか
ら数十μ秒（μｓ）オーダである、請求項４記載の発光
ダイオードもしくは請求項５記載の有機エレクトロルミ
ネッセンスを光源とするバックライトを使用することが
望ましい。発光ダイオードは光源として、色純度の高い
赤／緑／青の発光ダイオードが近年開発されており、有
機エレクトロルミネッセンスも赤／緑／青発光タイプ以
外にも青色発光体をベースに色変換相により緑色と赤色
を発光できるタイプが開発されている。
以下のパルス点灯可能な赤／緑／青の光源よりなるバッ
クライトとしては、低残光特性の蛍光体を使用した冷陰
極管バックライトなどがあげられる。しかしながら、一
般に蛍光体の残光特性は数ｍ秒であり、冷陰極管の点灯
電圧も高いため、冷陰極管よりも点灯電圧が低く高速パ
ルス点灯が容易でかつ残光時間がｎ秒（ｎｓ）オーダか
ら数十μ秒（μｓ）オーダである、請求項４記載の発光
ダイオードもしくは請求項５記載の有機エレクトロルミ
ネッセンスを光源とするバックライトを使用することが
望ましい。発光ダイオードは光源として、色純度の高い
赤／緑／青の発光ダイオードが近年開発されており、有
機エレクトロルミネッセンスも赤／緑／青発光タイプ以
外にも青色発光体をベースに色変換相により緑色と赤色
を発光できるタイプが開発されている。
【００１２】本発明カラー液晶表示装置は、前述したよ
うに、赤／青／緑の３フィールドで１フレームを構成
し、５．５６ｍ秒以下のフィールド期間内で液晶表示パ
ネルの画像情報書き込みとバックライトの各色発光を行
い、フレーム周波数を６０Ｈｚ以上とすることで、ちら
つきのないカラー画像がえられる。
うに、赤／青／緑の３フィールドで１フレームを構成
し、５．５６ｍ秒以下のフィールド期間内で液晶表示パ
ネルの画像情報書き込みとバックライトの各色発光を行
い、フレーム周波数を６０Ｈｚ以上とすることで、ちら
つきのないカラー画像がえられる。
【００１３】また、液晶応答時間を含めた液晶表示パネ
ル書き込み期間と残光時間を含めたバックライトの各色
発光期間を完全に分離することにより、前の色フィール
ドで液晶表示パネルに書き込んだ画像情報の影響がつぎ
の色フィールドに残らず、バックライト光源の残光がつ
ぎの色フィールドに残らないため色再現性の良い画像が
えられる。
ル書き込み期間と残光時間を含めたバックライトの各色
発光期間を完全に分離することにより、前の色フィール
ドで液晶表示パネルに書き込んだ画像情報の影響がつぎ
の色フィールドに残らず、バックライト光源の残光がつ
ぎの色フィールドに残らないため色再現性の良い画像が
えられる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照しつつ、詳細に説明する。
付図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【００１５】実施の形態１ 以下、本発明の一実施の形態によるカラー液晶表示装置
を図１に示される装置の構成図を用いて説明する。図１
は、本発明の一実施の形態にかかわるカラー液晶表示装
置の構成を示す説明図であり、図２は、本発明の液晶表
示パネルのＴＦＴを示す平面説明図である。図１におい
て、１は液晶表示パネル、２は透過型拡散板、３はカラ
ー表示用光源としてのバックライト、４は制御回路であ
る。液晶表示パネル１とバックライト３の間には、バッ
クライトの輝度分布の均一化を図るため、透過型拡散板
２を配置する。５は液晶表示パネルの画素配置領域であ
り、図２にその一部を示す、ａ−ＳｉからなるＴＦＴに
よって構成されるＴＦＴアレイと無閾反強誘電液晶を用
いた。ここで用いた無閾反強誘電液晶は、自発分極が２
３０ｎＣ／ｃｍ2であり、電界に対するその応答速度が
約１００μ秒であり、印加電圧に対する透過率曲線がＶ
字型を示す。図３は、その電気光学特性を示す説明図で
ある。透過率曲線は図３に示すようにＶ字型であり、印
加電圧によって透過率のコントロールが可能なため中間
調表示が可能である。したがって、液晶表示パネル１
は、応答速度が１ｍ秒以下という高速応答性を有してい
ると同時に階調性を有しており、さらに、メモリー性も
有している。バックライト３は、赤色発光ダイオード
４、緑色発光ダイオード５、青色発光ダイオード６が交
互にマトリクス状に配置されることにより、赤／緑／青
の光源からなり、また、残光時間を含めて１ｍ秒以下の
パルス点灯が可能である。また、図１において、７は制
御回路であり、表示信号入力源としての画像情報回路部
９、バックライトの点灯を制御する同期回路部１０、点
灯回路部１１よりなる。さらに、図２において、１２は
ＴＦＴ、１３は画素電極、１４は信号線、１５はゲート
線である。図１に示した回路部を含んでなることから、
制御回路４は、パースナルコンピュータなどからの画像
情報を赤／緑／青の三原色それぞれごとに分離して液晶
表示パネルの各画素に順次書きこむことができるととも
に、各色画像情報の書き込み期間ののちに情報保持期間
を設け、各色画像情報保持期間内に、対応する色光源を
点灯することができる。
を図１に示される装置の構成図を用いて説明する。図１
は、本発明の一実施の形態にかかわるカラー液晶表示装
置の構成を示す説明図であり、図２は、本発明の液晶表
示パネルのＴＦＴを示す平面説明図である。図１におい
て、１は液晶表示パネル、２は透過型拡散板、３はカラ
ー表示用光源としてのバックライト、４は制御回路であ
る。液晶表示パネル１とバックライト３の間には、バッ
クライトの輝度分布の均一化を図るため、透過型拡散板
２を配置する。５は液晶表示パネルの画素配置領域であ
り、図２にその一部を示す、ａ−ＳｉからなるＴＦＴに
よって構成されるＴＦＴアレイと無閾反強誘電液晶を用
いた。ここで用いた無閾反強誘電液晶は、自発分極が２
３０ｎＣ／ｃｍ2であり、電界に対するその応答速度が
約１００μ秒であり、印加電圧に対する透過率曲線がＶ
字型を示す。図３は、その電気光学特性を示す説明図で
ある。透過率曲線は図３に示すようにＶ字型であり、印
加電圧によって透過率のコントロールが可能なため中間
調表示が可能である。したがって、液晶表示パネル１
は、応答速度が１ｍ秒以下という高速応答性を有してい
ると同時に階調性を有しており、さらに、メモリー性も
有している。バックライト３は、赤色発光ダイオード
４、緑色発光ダイオード５、青色発光ダイオード６が交
互にマトリクス状に配置されることにより、赤／緑／青
の光源からなり、また、残光時間を含めて１ｍ秒以下の
パルス点灯が可能である。また、図１において、７は制
御回路であり、表示信号入力源としての画像情報回路部
９、バックライトの点灯を制御する同期回路部１０、点
灯回路部１１よりなる。さらに、図２において、１２は
ＴＦＴ、１３は画素電極、１４は信号線、１５はゲート
線である。図１に示した回路部を含んでなることから、
制御回路４は、パースナルコンピュータなどからの画像
情報を赤／緑／青の三原色それぞれごとに分離して液晶
表示パネルの各画素に順次書きこむことができるととも
に、各色画像情報の書き込み期間ののちに情報保持期間
を設け、各色画像情報保持期間内に、対応する色光源を
点灯することができる。
【００１６】制御回路４による駆動タイムチャートを図
４に示す。図４は、本発明の実施の形態１にかかわる制
御回路の動作を説明するためのタイミングチャートの説
明図であり、４０はフレーム、４１ｒは赤フィールド、
４１ｇは緑フィールド、４１ｂは青フィールドをそれぞ
れ示しており、各フィールドはいずれも５．５ｍ秒、し
たがって、フレームは１６．５ｍ秒ある。また、Ｗｒは
赤色画像情報書込期間、Ｗｇは緑色画像情報書込期間、
Ｗｂは青色画像情報書込期間をそれぞれ示しており、Ｓ
ｒは赤色情報保持期間、Ｓｇは緑色情報保持期間、Ｓｂ
は青色情報保持期間をそれぞれ示している。フレーム周
波数を６０Ｈｚとし、赤／緑／青各フィールド周波数に
設定した。このため、表示信号入力源である画像情報回
路部８から液晶表示パネル１に先ず、赤フィールド４１
ｒ中、赤色の表示情報を線順次方式で赤色画像情報書込
期間Ｗｒのあいだ入力し、全ゲートライン走査および最
終走査ラインの表示素子の液晶の応答後、すなわち液晶
表示パネル書き込み期間完了後、情報保持期間Ｓｒをと
り、信号保持期間内でついで点灯回路制御部９より赤Ｌ
ＥＤ点灯信号を入力し、ついで緑フィールドの液晶書き
込み開始１００マイクロ秒前までパルス点灯させた。そ
の後、緑フィールド、青フィールドついで赤フィールド
と同期回路部１０で同期させて対応色表示信号を入力
し、間欠パルス点灯信号を入力し、と順次繰り返すこと
により、ちらつきのない、色再現性に優れたカラー表示
がえられた。
４に示す。図４は、本発明の実施の形態１にかかわる制
御回路の動作を説明するためのタイミングチャートの説
明図であり、４０はフレーム、４１ｒは赤フィールド、
４１ｇは緑フィールド、４１ｂは青フィールドをそれぞ
れ示しており、各フィールドはいずれも５．５ｍ秒、し
たがって、フレームは１６．５ｍ秒ある。また、Ｗｒは
赤色画像情報書込期間、Ｗｇは緑色画像情報書込期間、
Ｗｂは青色画像情報書込期間をそれぞれ示しており、Ｓ
ｒは赤色情報保持期間、Ｓｇは緑色情報保持期間、Ｓｂ
は青色情報保持期間をそれぞれ示している。フレーム周
波数を６０Ｈｚとし、赤／緑／青各フィールド周波数に
設定した。このため、表示信号入力源である画像情報回
路部８から液晶表示パネル１に先ず、赤フィールド４１
ｒ中、赤色の表示情報を線順次方式で赤色画像情報書込
期間Ｗｒのあいだ入力し、全ゲートライン走査および最
終走査ラインの表示素子の液晶の応答後、すなわち液晶
表示パネル書き込み期間完了後、情報保持期間Ｓｒをと
り、信号保持期間内でついで点灯回路制御部９より赤Ｌ
ＥＤ点灯信号を入力し、ついで緑フィールドの液晶書き
込み開始１００マイクロ秒前までパルス点灯させた。そ
の後、緑フィールド、青フィールドついで赤フィールド
と同期回路部１０で同期させて対応色表示信号を入力
し、間欠パルス点灯信号を入力し、と順次繰り返すこと
により、ちらつきのない、色再現性に優れたカラー表示
がえられた。
【００１７】実施の形態２ 本実施の形態の構成はつぎの要件以外は実施の形態１と
同一である。すなわち、実施の形態１では液晶表示パネ
ルにメモリ性を賦与するためにａ−ＳｉからなるＴＦＴ
のアレイを用いたものであるが、高画素数の液晶表示パ
ネルで走査するゲート線数が多いばあいに各ＴＦＴ素子
への信号入力時間はμ秒オーダーで行う必要があり、高
速充電能力の点から、低温ｐｏｌｙ−ＳｉからなるＴＦ
Ｔのアレイを用いても良く、実施の形態１と同様の効果
がえられる。
同一である。すなわち、実施の形態１では液晶表示パネ
ルにメモリ性を賦与するためにａ−ＳｉからなるＴＦＴ
のアレイを用いたものであるが、高画素数の液晶表示パ
ネルで走査するゲート線数が多いばあいに各ＴＦＴ素子
への信号入力時間はμ秒オーダーで行う必要があり、高
速充電能力の点から、低温ｐｏｌｙ−ＳｉからなるＴＦ
Ｔのアレイを用いても良く、実施の形態１と同様の効果
がえられる。
【００１８】実施の形態３ 本実施の形態の構成はつぎの要件以外は実施の形態１と
同一である。すなわち、実施の形態１では赤／緑／青３
原色のＬＥＤを平面的に配置したバックライト３を液晶
表示パネル１の背面に透過型拡散板２を介して配置した
ものである。図５において、１６はエッジ型バックライ
ト、１７は導光板、１８は反射シートであり、その他の
符号は図１〜４と共通である。図５は、実施の形態３に
かかわる液晶表示パネルの構成を示す説明図である。図
５に示すように、一方の面に反射シートを有する導光板
の周辺に赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード，青
色発光ダイオードを配してなるエッジライト型のバック
ライトを液晶表示パネルの背面に配置しても良い。発光
ダイオードを用いた以外は、通常のバックライト型液晶
表示装置のばあいと同様であり、実施の形態１と同様の
効果を奏する。
同一である。すなわち、実施の形態１では赤／緑／青３
原色のＬＥＤを平面的に配置したバックライト３を液晶
表示パネル１の背面に透過型拡散板２を介して配置した
ものである。図５において、１６はエッジ型バックライ
ト、１７は導光板、１８は反射シートであり、その他の
符号は図１〜４と共通である。図５は、実施の形態３に
かかわる液晶表示パネルの構成を示す説明図である。図
５に示すように、一方の面に反射シートを有する導光板
の周辺に赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード，青
色発光ダイオードを配してなるエッジライト型のバック
ライトを液晶表示パネルの背面に配置しても良い。発光
ダイオードを用いた以外は、通常のバックライト型液晶
表示装置のばあいと同様であり、実施の形態１と同様の
効果を奏する。
【００１９】実施の形態４ また、以上の実施の形態では３原色発光ダイオードを用
いたバックライト光源の例を示した。図６は、実施の形
態４にかかわる液晶表示パネルの構成を示す説明図であ
る。図６において、１９は有機エレクトロルミネッセン
スバックライト、２０はストライプ状赤／緑／青有機エ
レクトロルミネッセンス発光体であり、その他の符号は
図１〜５と共通である。本実施の形態では、エレクトロ
ルミネッセンス特性を示す公知の有機発光素子を用いる
ことができる。図６に示すようにストライプ状にパター
ニングした赤／緑／青の３原色有機エレクトロルミネッ
センス発光体を用いたバックライトを、透過型拡散板を
介して液晶表示パネルの背面に配しても、実施の形態１
〜３と同様の効果がえられる。
いたバックライト光源の例を示した。図６は、実施の形
態４にかかわる液晶表示パネルの構成を示す説明図であ
る。図６において、１９は有機エレクトロルミネッセン
スバックライト、２０はストライプ状赤／緑／青有機エ
レクトロルミネッセンス発光体であり、その他の符号は
図１〜５と共通である。本実施の形態では、エレクトロ
ルミネッセンス特性を示す公知の有機発光素子を用いる
ことができる。図６に示すようにストライプ状にパター
ニングした赤／緑／青の３原色有機エレクトロルミネッ
センス発光体を用いたバックライトを、透過型拡散板を
介して液晶表示パネルの背面に配しても、実施の形態１
〜３と同様の効果がえられる。
【００２０】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば高コスト
化の一因となるマイクロカラーフィルタを構成要素とし
ない簡単な構造の液晶表示パネルで、ちらつきがなく色
再現性に優れたカラー液晶表示装置がえられる。
化の一因となるマイクロカラーフィルタを構成要素とし
ない簡単な構造の液晶表示パネルで、ちらつきがなく色
再現性に優れたカラー液晶表示装置がえられる。
【００２１】請求項１記載のカラー液晶表示装置は、応
答速度１ｍ秒以下の高速応答性、階調性およびメモリー
性を有する液晶表示パネルと、残光時間を含めて１ｍ秒
以下のパルス点灯可能な赤／緑／青の光源からなるバッ
クライトと、画像情報を赤／緑／青三原色に分離し液晶
表示パネルに順次書き込むとともに各色画像情報書き込
み期間の後に情報保持期間を設け、各色画像情報保持期
間内に対応する色光源を点灯する制御回路とを有してい
るので、簡単な構造の液晶表示パネルで、ちらつきがな
く色再現性が優れているという効果を奏する。
答速度１ｍ秒以下の高速応答性、階調性およびメモリー
性を有する液晶表示パネルと、残光時間を含めて１ｍ秒
以下のパルス点灯可能な赤／緑／青の光源からなるバッ
クライトと、画像情報を赤／緑／青三原色に分離し液晶
表示パネルに順次書き込むとともに各色画像情報書き込
み期間の後に情報保持期間を設け、各色画像情報保持期
間内に対応する色光源を点灯する制御回路とを有してい
るので、簡単な構造の液晶表示パネルで、ちらつきがな
く色再現性が優れているという効果を奏する。
【００２２】請求項２、３、４または５記載のカラー液
晶表示装置は、いずれも液晶表示パネルの応答速度、バ
ックライトの点灯時間が１ｍ秒以下のため、同様に高画
質がえられる。すなわち、請求項２記載のカラー液晶表
示装置は、薄膜トランジスタアレイと無閾反強誘電性液
晶の組合せにより液晶表示パネルが構成されるので、応
答速度を１ｍ秒以下にできるという効果を奏する。
晶表示装置は、いずれも液晶表示パネルの応答速度、バ
ックライトの点灯時間が１ｍ秒以下のため、同様に高画
質がえられる。すなわち、請求項２記載のカラー液晶表
示装置は、薄膜トランジスタアレイと無閾反強誘電性液
晶の組合せにより液晶表示パネルが構成されるので、応
答速度を１ｍ秒以下にできるという効果を奏する。
【００２３】請求項３記載のカラー液晶表示装置は、薄
膜トランジスタアレイとして低温ポリシリコン薄膜トラ
ンジスタアレイを使用するので、応答速度を１ｍ秒以下
にできるとともに、走査するゲート線数の多い高画素数
の液晶表示パネル表示が可能となるという効果を奏す
る。
膜トランジスタアレイとして低温ポリシリコン薄膜トラ
ンジスタアレイを使用するので、応答速度を１ｍ秒以下
にできるとともに、走査するゲート線数の多い高画素数
の液晶表示パネル表示が可能となるという効果を奏す
る。
【００２４】請求項４記載のカラー液晶表示装置は、バ
ックライトの光源として発光ダイオードを使用するの
で、残光時間を含めたパルス点灯時間を１ｍ秒以下にで
きるという効果を奏する。
ックライトの光源として発光ダイオードを使用するの
で、残光時間を含めたパルス点灯時間を１ｍ秒以下にで
きるという効果を奏する。
【００２５】請求項５記載のカラー液晶表示装置は、バ
ックライトの光源として有機エレクトロルミネッセンス
を使用するので、同様に残光時間を含めたパルス点灯時
間１ｍ秒以下にできるという効果を奏する。
ックライトの光源として有機エレクトロルミネッセンス
を使用するので、同様に残光時間を含めたパルス点灯時
間１ｍ秒以下にできるという効果を奏する。
【図１】 本発明の一実施の形態によるカラー液晶表示
装置の構成を示す説明図である。
装置の構成を示す説明図である。
【図２】 図１に示される液晶表示パネルの薄膜トラン
ジスタアレイを示す説明図である。
ジスタアレイを示す説明図である。
【図３】本発明における無閾反強誘電液晶のＶ字型電気
光学特性を示す説明図である。
光学特性を示す説明図である。
【図４】 本発明の実施例における制御回路の動作を説
明するためのタイミングチャートを示す説明図である。
明するためのタイミングチャートを示す説明図である。
【図５】 エッジライト型バックライトを用いたカラー
液晶表示装置の構成を示す説明図である。
液晶表示装置の構成を示す説明図である。
【図６】 有機エレクトロルミネッセンスバックライト
を用いたカラー液晶表示装置の構成を示す説明図であ
る。
を用いたカラー液晶表示装置の構成を示す説明図であ
る。
１ 液晶表示パネル、２ 透過型拡散板、３ バックラ
イト、４ 制御回路、５ 画素配置領域、６ 赤色発光
ダイオード、７ 緑色発光ダイオード、８ 青色発光ダ
イオード、９ 画像情報回路部、１０ 同期回路部、１
１ 点灯回路部、２ 薄膜トランジスタ、１３ 画素電
極、１４ 信号線、１５ ゲート線、１６ エッジライ
ト型バクライト、１７ 導光板、１８ 反射シート、１
９ 有機エレクトロルミネッセンスバックライト、２０
ストライプ状赤／緑／青有機エレクトロルミネッセン
ス発光体。
イト、４ 制御回路、５ 画素配置領域、６ 赤色発光
ダイオード、７ 緑色発光ダイオード、８ 青色発光ダ
イオード、９ 画像情報回路部、１０ 同期回路部、１
１ 点灯回路部、２ 薄膜トランジスタ、１３ 画素電
極、１４ 信号線、１５ ゲート線、１６ エッジライ
ト型バクライト、１７ 導光板、１８ 反射シート、１
９ 有機エレクトロルミネッセンスバックライト、２０
ストライプ状赤／緑／青有機エレクトロルミネッセン
ス発光体。
Claims (5)
- 【請求項１】 応答速度１ｍ秒以下の高速応答性、階調
性およびメモリー性を有する液晶表示パネルと、残光時
間を含めて１ｍ秒以下のパルス点灯可能な赤／緑／青の
光源からなるバックライトと、画像情報を赤／緑／青三
原色に分離し液晶表示パネルに順次書き込むとともに各
色画像情報書き込み期間の後に情報保持期間を設け、各
色画像情報保持期間内に対応する色光源を点灯する制御
回路とを有してなるカラー液晶表示装置。 - 【請求項２】 薄膜トランジスタアレイと無閾反強誘電
性液晶の組合せによる液晶表示パネルを使用する請求項
１記載のカラー液晶表示装置。 - 【請求項３】 薄膜トランジスタアレイとして低温ポリ
シリコン薄膜トランジスタアレイを使用する請求項１ま
たは２記載のカラー液晶表示装置。 - 【請求項４】 バックライトの光源として発光ダイオー
ドを使用する請求項１、２または３記載のカラー液晶表
示装置。 - 【請求項５】 バックライトの光源として有機エレクト
ロルミネッセンスを使用する請求項１、２または３記載
のカラー液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3911998A JPH11237608A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | カラー液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3911998A JPH11237608A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | カラー液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11237608A true JPH11237608A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12544212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3911998A Pending JPH11237608A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | カラー液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11237608A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001092370A (ja) * | 1999-09-21 | 2001-04-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 照明装置とそれを用いた表示装置および表示装置の駆動方法と液晶表示パネル |
| JP2001100646A (ja) * | 1999-09-28 | 2001-04-13 | Casio Comput Co Ltd | 液晶表示装置 |
| JP2001133746A (ja) * | 1999-11-08 | 2001-05-18 | Fujitsu Ltd | 液晶表示装置 |
| EP1109147A1 (en) * | 1999-12-17 | 2001-06-20 | Nokia Mobile Phones Ltd. | System for colour illumination of a display |
| JP2004333583A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-25 | Fujitsu Ltd | 液晶表示装置 |
| JP2004344645A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-12-09 | Aruze Corp | 遊技機 |
| JP2005346066A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Samsung Sdi Co Ltd | 液晶表示装置 |
| JP2006084753A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Ricoh Co Ltd | カラー表示装置、プロジェクタ及び接眼型表示装置 |
| US7319471B2 (en) | 2001-12-20 | 2008-01-15 | Sony Corporation | Image display apparatus and manufacturing method thereof |
| WO2008095395A1 (en) * | 2007-02-02 | 2008-08-14 | Hong Kong Applied Science And Technology Research Institute Co. Ltd. | - side- emitting backlight system, backlight display system and method using the same |
| JP2010191448A (ja) * | 2010-03-25 | 2010-09-02 | Rohm Co Ltd | 表示装置 |
| JP2013127499A (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-27 | Denso Corp | 車両用液晶表示装置 |
| US8890799B2 (en) | 2002-03-13 | 2014-11-18 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | Display with red, green, and blue light sources |
| US9412337B2 (en) | 2001-02-27 | 2016-08-09 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | Projection displays |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP3911998A patent/JPH11237608A/ja active Pending
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001092370A (ja) * | 1999-09-21 | 2001-04-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 照明装置とそれを用いた表示装置および表示装置の駆動方法と液晶表示パネル |
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| US9804487B2 (en) | 2001-02-27 | 2017-10-31 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | Projection displays |
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| US9270956B2 (en) | 2002-03-13 | 2016-02-23 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | Image display |
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| JP4731142B2 (ja) * | 2004-09-16 | 2011-07-20 | 株式会社リコー | カラー表示装置、プロジェクタ及び接眼型表示装置 |
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