JPH09229778A - Ic化温度センサ - Google Patents

Ic化温度センサ

Info

Publication number
JPH09229778A
JPH09229778A JP3763896A JP3763896A JPH09229778A JP H09229778 A JPH09229778 A JP H09229778A JP 3763896 A JP3763896 A JP 3763896A JP 3763896 A JP3763896 A JP 3763896A JP H09229778 A JPH09229778 A JP H09229778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature sensor
mos transistor
parasitic
section
junction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3763896A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Kikuchi
栄 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP3763896A priority Critical patent/JPH09229778A/ja
Publication of JPH09229778A publication Critical patent/JPH09229778A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準MOSプロセスで製造可能な低コストな
構成でもって、直線性や再現性等の測定特性および低消
費電力性にすぐれたモノリシック型のIC化温度センサ
を得る。 【解決手段】 温度センサ部と測定回路部とが単一半導
体基板に集積形成されたIC化温度センサにあって、測
定回路部をMOSトランジスタで構成するとともに、温
度センサ部をMOSトランジスタの素子構造によって形
成される寄生バイポーラ・トランジスタまたは寄生pn
接合ダイオードで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC化温度セン
サ、さらにはセンサ部と測定回路部を単一半導体基板に
集積形成したモノリシック型のIC化温度センサに適用
して有効な技術に関するものであって、たとえば温度値
を電圧値に変換して出力する直読温度計に利用して有効
な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モノリシック型のIC化温度センサとし
ては、センサ部と測定回路部を共にバイポーラ・トラン
ジスタを用いて構成したものが知られている(たとえ
ば、CQ出版社刊行「トランジスタ技術 1990年1
0月号」469ページ参照)。
【0003】バイポーラ・トランジスタのベース・エミ
ッタ間はpn接合をなしているが、このpn接合は温度
特性をもつことが知られている。このベース・エミッタ
間のpn接合部に現れる順方向電圧いわゆるベース・エ
ミッタ間電圧は、コレクタ電流とベース電流の比などの
他の条件を一定にすれば、温度に応じて負方向に直線的
に変化する温度特性を呈する。この温度特性は再現性や
安定性等も良好であるため、温度センサとしての利用に
も適している。さらに、上記pn接合は、温度センサと
しての特性上の利点に加えて、パイポーラ・プロセスに
よってバイポーラ・トランジスタと一緒にIC化するこ
とができるという利点がある。すなわち、センサ部と測
定回路部を共にバイポーラ・トランジスタで形成するこ
とにより、両者を単一半導体基板に集積形成したモノリ
シック型のIC化温度センサを比較的簡単に構成するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術には、次のような問題のあることが本発明者らに
よってあきらかとされた。
【0005】すなわち、従来のIC化温度センサでは、
上述したように、バイポーラ型のモノリシックICとし
て構成され、センサ部と測定回路部は共にバイポーラ・
トランジスタを用いて構成されている。しかし、そのバ
イポーラ・トランジスタは電流で制御される電流素子で
あるために、定常的に消費される電流が概して大きく、
このことが上記IC化温度センサーの低消費電力化をは
かる上で大きな障害となっていた。
【0006】ここで、本発明者は、IC化温度センサー
の消費電流を低減させるために、MOSプロセスによっ
て製造されるMOS型あるいはCMOS型のモノリシッ
クICの採用を検討した。MOSトランジスタは電圧で
制御される電圧素子であるため、これを用いた回路の消
費電流は、バイポーラ・トランジスタを用いた回路より
も大幅に低減させることが可能となる。
【0007】しかし、標準のMOSプロセスではバイポ
ーラ・トランジスタを形成することができない。このた
め、測定回路部についてはMOSトランジスタによって
低消費電力のものを構成することができるが、直線性や
再現性等の特性にすぐれたセンサ部を構成することが困
難になるという問題が生じる。この場合、単一半導体基
板にMOSトランジスタとバイポーラ・トランジスタを
集積するBi−CMOSプロセスのICが考えられる。
しかし、このBi−CMOSプロセスは、標準MOSプ
ロセスに比べて工程が非常に多くかつ複雑であるため、
コスト面で著しく不利となる問題が生じる。
【0008】本発明の目的は、標準MOSプロセスで製
造可能な低コストな構成でもって、直線性や再現性等の
測定特性および低消費電力性にすぐれたモノリシック型
のIC化温度センサを実現する、という技術を提供する
ことにある。
【0009】本発明の前記ならびにそのほかの目的と特
徴は、本明細書の記述および添付図面からあきらかにな
るであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0011】すなわち、バイポーラ・トランジスタまた
はpn接合ダイオードを用いたセンサ部と、このセンサ
部に現れる温度電気変化を検出して出力する測定回路部
とが単一半導体基板に集積形成されたIC化温度センサ
にあって、上記測定回路部をMOSトランジスタで構成
するとともに、上記センサ部をMOSトランジスタの素
子構造によって形成される寄生バイポーラ・トランジス
タまたは寄生pn接合ダイオードで構成する、というも
のである。 上述した手段によれば、直線性や再現性等
にすぐれた特性を呈する温度センサ部と、このセンサ部
に現れる温度電気変化を検出する測定回路部とを、標準
MOSプロセスだけで単一半導体基板に集積形成させる
ことができる。
【0012】これにより、標準MOSプロセスで製造可
能な低コストな構成でもって、直線性や再現性等の測定
特性および低消費電力性にすぐれたモノリシック型のI
C化温度センサを実現する、という目的が達成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施態様を
図面を参照しながら説明する。
【0014】なお、図において、同一符号は同一あるい
は相当部分を示すものとする。
【0015】図1は本発明の技術が適用されたIC化温
度センサの要部における素子構造の概略構成を示す。
【0016】同図に示すIC化温度センサは、MOSプ
ロセスで製造されるモノリシックICであって、101
はn型(n導電型型)シリコン半導体基板(n−su
b)、102はp型ウェル領域、103はn型ソース/
ドレイン拡散層、104はp型ソース/ドレイン拡散
層、112は表面酸化膜、113はゲート電極、114
は配線、Vccは電源電位である。このモノリシツクI
Cに温度センサ部1と測定回路部2が集積形成されてい
る。
【0017】測定回路部2では、n型半導体基板101
上のp型ソース/ドレイン拡散層104にてpチャンネ
ルMOSトランジスタP1が形成されている。また、p
型ウェル領域102上のn型ソース/ドレイン領域10
3にてnチャンネルMOSトランジスタN1が形成され
ている。このnチャンネルMOSトランジスタN1とp
チャンネルMOSトランジスタP1は、図ではそれぞれ
一つだけ示してあるが、実際は、同一構成のpチャンネ
ルMOSトランジスタおよびnチャンネルMOSトラン
ジスタが多数形成され、これらを用いて低消費電流型の
測定回路が形成されている。この場合、一部のpチャン
ネルMOSトランジスタP1とnチャンネルMOSトラ
ンジスタN1は相補回路いわゆるCMOS回路を形成
し、このCMOS回路を用いて測定回路を構成すること
で、その測定回路の一層の低消費電流化をはかってい
る。
【0018】温度センサ部1は、測定回路部2のpチャ
ンネルMOSトランジスタP1と一緒にMOSプロセス
により形成されるp型ウェル領域102とn型ソース/
ドレイン拡散層103を用いて構成されている。つま
り、温度センサ部1にはMOSトランジスタの素子構造
が形成されている。このMOSトランジスタの素子構造
には、n型半導体基板101をコレクタとし、p型ウェ
ル領域102をベースとし、n型ソース/ドレイン拡散
層103をエミッタとする、一種の寄生npnバイポー
ラ・トランジスタQ1が形成される。この寄生npnバ
イポーラ・トランジスタQ1のベース・エミッタ間電圧
Vbe1は、通常のバイポーラ・トランジスタのそれと
同じく一定の温度特性を有する。この温度特性を利用し
て温度センサ部1が形成されている。上記測定回路部2
は、そのベース・エミッタ間電圧Vbe1の変化量を温
度の変化量として検出する。
【0019】ここで、注目すべきことは、上記温度セン
サ部1がバイポーラ・トランジスタのベース・エミッタ
間電圧の温度特性を利用して形成されることにより、温
度センサとして直線性や再現性等にすぐれた特性を有し
ているとともに、そのセンサ部1がMOSトランジスタ
の素子構造を利用して形成されていることである。つま
り、直線性や再現性等にすぐれた特性を呈する温度セン
サ部1と、このセンサ部1に現れる温度電気変化を検出
する測定回路部2とを、標準MOSプロセスだけで単一
半導体基板に集積形成させることができるとともに、測
定回路部2をMOSトランジスタで構成することにより
大幅な低消費電流化をはかることができる。これによ
り、標準MOSプロセスで製造可能な低コストな構成で
もって、直線性や再現性等の測定特性および低消費電力
性にすぐれたモノリシック型のIC化温度センサが実現
される。
【0020】図2は本発明によるIC化温度センサの別
の素子構成例を示す。
【0021】図1に示したものとの相違点について説明
すると、同図に示すIC化温度センサは、p型半導体基
板(p−sub)を用いた標準MOSプロセスで製造さ
れる構成となっている。すなわち、nチャンネルMOS
トランジスタN1はp型半導体基板101上のn型ソー
ス/ドレイン拡散層103を用いて形成され、pチャン
ネルMOSトランジスタP1はn型ウェル領域102上
のp型ソース/ドレイン拡散層104を用いて形成され
ている。
【0022】測定回路部2は、上記nチャンネルMOS
トランジスタN1とpチャンネルMOSトランジスタP
1を用いて構成される。温度センサ部1は、p型半導体
基板101をコレクタとし、n型ウェル領域102をベ
ースとし、n型ソース/ドレイン拡散層104をエミッ
タとする、pnp型の寄生バイポーラ・トランジスタQ
1によって形成される。
【0023】なお、温度センサ部1としての寄生バイポ
ーラ・トランジスタQ1は、測定回路部2の回路構成上
の都合により、半導体基板101側をエミッタとし、ソ
ース/ドレイン拡散層104をコレクタとする、いわゆ
るインバーテッド・バイポーラ・トランジスタとしての
使い方も可能である。インバーテッド・バイポーラ・ト
ランジスタは、増幅作用を行なわせる上では不利な使い
方であるが、そのベース・エミッタ間の温度特性を利用
する場合には、とくに支障は生じない。
【0024】図3は本発明によるIC化温度センサのさ
らに別の素子構成例を示す。
【0025】同図に示すIC化温度センサは、図2に示
したものと同様、p型半導体基板101を使用している
が、温度センサ部1は、MOSトランジスタのp型ソー
ス/ドレイン拡散層104をアノードAとし、このソー
ス/ドレイン拡散層104が形成されるn型ウェル領域
102をカソードKとする、寄生pn接合ダイオードD
1を利用して形成されている。この寄生pn接合ダイオ
ードD1の順方向電圧Vf1は、pnpバイポーラ・ト
ランジスタのベース・エミッタ間電圧と同等の温度特性
を有しており、図1または図2の場合と同様、直線性や
再現性等にすぐれた特性を呈する温度センサ部1を形成
することができる。
【0026】図4は、上述したIC化温度センサの要部
における製造プロセス段階を示す。同図において、
(A)(B)(c)はそれぞれ同一の工程段階を示す
が、このように、上述したIC化温度センサでは、温度
センサ部1の素子と測定回路部2の素子がそれぞれ標準
のMOSプロセスによって同時に形成することができ
る。
【0027】図5は、寄生バイポーラ・トランジスタを
利用したIC化温度センサの具体的な回路構成例を示
す。
【0028】同図において、温度センサ部1は、MOS
トランジスタの素子構造を用いた一対の寄生npnバイ
ポーラ・トランジスタQ1,Q2により構成されてい
る。この温度センサ部1をなす一対の寄生npnバイポ
ーラ・トランジスタQ1,Q2は、その素子サイズおよ
び/または並列接続数を違えることによって、そのベー
ス・エミッタ間の実効的なpn接合面積が互いに異らせ
られている。つまり、Q2は、Q1に対してn倍(n>
1)のエミッタ面積を持たせられている。
【0029】測定回路部2は、差動演算増幅回路A1,
A2、定電流回路21、抵抗R,R1〜R4などに構成
されている。差動演算増幅回路A1,A2および定電流
回路21はそれぞれpチャンネルMOSトランジスタと
nチャンネルMOSトランジスタを用いて構成されてい
る。また、詳細な図示は省略するが、一部のpチャンネ
ルMOSトランジスタとnチャンネルMOSトランジス
タはCMOS回路を形成することで、回路電流の一層の
低減化がはかられている。
【0030】センサ部1をなす寄生npnバイポーラ・
トランジスタQ1,Q2は、各コレクタが半導体基板と
同電位の電源電位Vccに接続されるとともに、各エミ
ッタが抵抗R,Rを介して共通接続され、この共通接続
点(ノード)が定電流回路21を介して接地基準電位G
NDに接続されている。測定回路部2は、Q1,Q2に
一定電流I1を流しながら、Q1,Q2の各ベース・エ
ミッタ間電圧Vbe1,Vbe2にそれぞれに現れる温
度電気変化の差を検出し、この検出内容を温度検出電圧
Voとして出力する。
【0031】さらに、上記センサ部1は、寄生バイポー
ラ・トランジスタQ1,Q2の各コレクタが半導体基板
と同電位の電源電位Vccに接続されているが、これは
MOSトランジスタの素子構造に寄生するバイポーラ・
トランジスタのコレクタまたはエミッタ領域が半導体基
板101に形成されることを利用するためである。つま
り、図1または図2に示した寄生バイポーラ・トランジ
スタを温度センサ部1として使用するために、コレクタ
またはエミッタを半導体基板と同電位の電源電位Vcc
に接続する構成としている。
【0032】図6は、寄生ダイオードを利用したIC化
温度センサの具体的な回路構成例を示す。
【0033】同図において、温度センサ部1は、MOS
トランジスタの素子構造を用いた一対の寄生pn接合ダ
イオードD1,D2により構成されている。この温度セ
ンサ部1をなす一対の寄生pn接合ダイオードD1,D
2は、その素子サイズおよび/または並列接続数を違え
ることによって、その実効的なpn接合面積が互いに異
らせられている。つまり、D2は、D1に対してn倍
(n>1)のpn接合面積を持たせられている。
【0034】測定回路部2は、差動演算増幅回路A1
1,A12,A2,A3、定電流回路21,22、抵抗
R,R1〜R4などにより構成されている。差動演算増
幅回路および定電流回路は、上述の場合と同様、それぞ
れpチャンネルMOSトランジスタとnチャンネルMO
Sトランジスタを用いて構成され、一部はCMOS回路
とすることにより回路電流の一層の低減化がはかられて
いる。
【0035】測定回路部2は、センサ部1をなす寄生p
n接合ダイオードD1,D2に一定電流I1,I2を通
電しながら、各ダイオードD1,D2の順方向電圧Vf
1,Vf2にそれぞれに現れる温度電気変化の差を検出
し、この検出内容を温度検出電圧Voとして出力する。
図7は、寄生ダイオードを利用したIC化温度センサ
の別の回路構成例を示す。
【0036】同図に示す回路例では、温度センサ部1を
なす一対の寄生pn接合ダイオードD1,D2への定電
流I1,I2の通電を、一方(D1)は電源電位Vcc
側から、他方(D2)は接地基準電位GND側からそれ
ぞれ行なわせるようにしてある。これにより、測定回路
部2の構成を、図6の場合よりも簡略化させることがで
きる。
【0037】以上、本発明者によってなされた発明を実
施態様にもとづき具体的に説明したが、本発明は上記実
施態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。た
とえば、寄生ダイオードのアノードまたはカソードを半
導体基板と同電位に共通接続して使用する回路構成とす
る場合は、そのアノードまたはカソードを共通のウェル
領域に形成することが可能である。つまり、一つのウェ
ル領域に複数の寄生pn接合ダイオードを形成させるこ
とができる。
【0038】以上の説明では主として、本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野である単体
のIC化温度センサに適用した場合について説明した
が、それに限定されるものではなく、たとえば他の機能
を持つIC内に組み込んで使用される用途にも適用でき
る。
【0039】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりで
ある。
【0040】すなわち、標準MOSプロセスで製造可能
な低コストな構成でもって、直線性や再現性等の測定特
性および低消費電力性にすぐれたモノリシック型のIC
化温度センサを実現することができる、という効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の技術が適用されたIC化温度センサの
要部における素子構造の概略構成図
【図2】本発明によるIC化温度センサの別の素子構成
例を示す図
【図3】本発明によるIC化温度センサのさらに別の素
子構成例を示す図
【図4】本発明によるIC化温度センサの要部における
製造プロセス段階を示す図
【図5】寄生バイポーラ・トランジスタを利用したIC
化温度センサの回路構成例を示す図
【図6】寄生ダイオードを利用したIC化温度センサの
回路構成例を示す図
【図7】寄生ダイオードを利用したIC化温度センサの
別の回路構成例を示す図
【符号の説明】
1 温度センサ部 2 測定回路部 101 n型(n導電型型)シリコン半導体基板(n−
sub) 102 p型ウェル領域 103 n型ソース/ドレイン拡散層 104 p型ソース/ドレイン拡散層 112 表面酸化膜 113 ゲート電極 114 配線 Vcc 電源電位 P1 pチャンネルMOSトランジスタ N1 nチャンネルMOSトランジスタ Q1,Q2 寄生バイポーラ・トランジスタ D1,D2 寄生pn接合ダイオード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイポーラ・トランジスタまたはpn接
    合ダイオードを用いた温度センサ部と、このセンサ部に
    現れる温度電気変化を検出して出力する測定回路部とが
    単一半導体基板に集積形成されたIC化温度センサであ
    って、上記測定回路部をMOSトランジスタで構成する
    とともに、上記センサ部をMOSトランジスタの素子構
    造によって形成される寄生バイポーラ・トランジスタま
    たは寄生pn接合ダイオードで構成したことを特徴とす
    るIC化温度センサ。
  2. 【請求項2】 MOSトランジスタのソース/ドレイン
    拡散層と、このソース/ドレイン拡散層が形成されるウ
    ェル領域と、このウェル領域が形成される半導体基板と
    の間に形成される寄生バイポーラ・トランジスタを用い
    てセンサ部を形成したことを特徴とする請求項1に記載
    のIC化温度センサ。
  3. 【請求項3】 MOSトランジスタのソース/ドレイン
    拡散層と、このソース/ドレイン拡散層が形成されるウ
    ェル領域との間に形成されるpn接合ダイオードをセン
    サ部としたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    IC化温度センサ。
  4. 【請求項4】 測定回路部はpチャンネルMOSトラン
    ジスタとnチャンネルMOSトランジスタの相補回路を
    用いて構成されていることを特徴とする請求項1から3
    のいずれかに記載のIC化温度センサ。
  5. 【請求項5】 センサ部は素子のサイズおよび/または
    並列接続数を違えることによって実効的な面積が互いに
    異らせられた一対のpn接合部を有し、測定回路部は各
    pn接合部に現れる温度電気変化の差を検出して出力す
    ることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の
    IC化温度センサ。
  6. 【請求項6】 測定回路部は、実効的な接合面積が互い
    に異なる一対のpn接合部に互いに同じ大きさの定電流
    を通電する定電流回路と、各pn接合部に現れる順方向
    電圧の差を検出して出力する差動演算増幅回路とを有す
    ることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の
    IC化温度センサ。
  7. 【請求項7】 センサ部は、コレクタまたはエミッタの
    いずれか一方が半導体基板と同電位に共通接続された一
    対の寄生バイポーラ・トランジスタによって形成されて
    いることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載
    のIC化温度センサ。
  8. 【請求項8】 センサ部は、アノードまたはカソードの
    いずれか一方が半導体基板と同電位に共通接続された一
    対の寄生pn接合ダイオードによって形成されているこ
    とを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のIC
    化温度センサ。
JP3763896A 1996-02-26 1996-02-26 Ic化温度センサ Pending JPH09229778A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3763896A JPH09229778A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 Ic化温度センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3763896A JPH09229778A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 Ic化温度センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09229778A true JPH09229778A (ja) 1997-09-05

Family

ID=12503201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3763896A Pending JPH09229778A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 Ic化温度センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09229778A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11201830A (ja) * 1997-11-17 1999-07-30 Fuji Electric Co Ltd 温度検出機能内蔵ドライバic
US6149299A (en) * 1997-12-11 2000-11-21 National Semiconductor Corporation Direct temperature sensing of a semiconductor device semiconductor device
US6831626B2 (en) 2000-05-25 2004-12-14 Sharp Kabushiki Kaisha Temperature detecting circuit and liquid crystal driving device using same
US6841843B2 (en) 2003-03-31 2005-01-11 Nec Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit device
US7239002B2 (en) 2004-01-23 2007-07-03 Nec Electronics Corporation Integrated circuit device
CN100346478C (zh) * 2003-04-07 2007-10-31 三洋电机株式会社 半导体装置
CN100385666C (zh) * 2004-03-30 2008-04-30 恩益禧电子股份有限公司 带有内置单片温度传感器的集成电路器件
US7544940B2 (en) 2004-05-24 2009-06-09 Nec Electronics Corporation Semiconductor device including vanadium oxide sensor element with restricted current density
US7741692B2 (en) 2004-03-30 2010-06-22 Nec Electronics Corporation Integrated circuit device with temperature monitor members
US7777288B2 (en) 2004-02-09 2010-08-17 Nec Electronics Corporation Integrated circuit device and fabrication method therefor
CN101915624A (zh) * 2010-05-06 2010-12-15 北京大学 一种实时监测晶体管温度的热表征方法及结构
CN102353887A (zh) * 2011-09-15 2012-02-15 北京大学 微纳米尺度圆形边界界面热阻的测量方法
JP2016502110A (ja) * 2012-12-26 2016-01-21 アレグロ・マイクロシステムズ・エルエルシー 温度データまたは他の信号を処理するためのシステムおよび方法
JP2016143279A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 過熱検出回路及び電源装置
US20190078941A1 (en) * 2017-09-14 2019-03-14 Macom Technology Solutions Holdings, Inc. Operational temperature determination in bipolar transistors by resistance thermometry
US10501003B2 (en) 2015-07-17 2019-12-10 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device, lighting device, and vehicle
US10637460B2 (en) 2016-06-14 2020-04-28 Macom Technology Solutions Holdings, Inc. Circuits and operating methods thereof for monitoring and protecting a device
US10790787B2 (en) 2017-07-24 2020-09-29 Macom Technology Solutions Holdings, Inc. FET operational temperature determination by gate structure resistance thermometry
US10855230B2 (en) 2017-07-24 2020-12-01 Macom Technology Solutions Holdings, Inc. FET operational temperature determination by field plate resistance thermometry
US11038473B2 (en) 2016-10-14 2021-06-15 Macom Technology Solutions Holdings, Inc. Phase shifters for gallium nitride amplifiers and related methods

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11201830A (ja) * 1997-11-17 1999-07-30 Fuji Electric Co Ltd 温度検出機能内蔵ドライバic
US6149299A (en) * 1997-12-11 2000-11-21 National Semiconductor Corporation Direct temperature sensing of a semiconductor device semiconductor device
US6831626B2 (en) 2000-05-25 2004-12-14 Sharp Kabushiki Kaisha Temperature detecting circuit and liquid crystal driving device using same
US6841843B2 (en) 2003-03-31 2005-01-11 Nec Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit device
CN100346478C (zh) * 2003-04-07 2007-10-31 三洋电机株式会社 半导体装置
US7239002B2 (en) 2004-01-23 2007-07-03 Nec Electronics Corporation Integrated circuit device
US7777288B2 (en) 2004-02-09 2010-08-17 Nec Electronics Corporation Integrated circuit device and fabrication method therefor
US7391092B2 (en) 2004-03-30 2008-06-24 Nec Electronics Corporation Integrated circuit including a temperature monitor element and thermal conducting layer
US7741692B2 (en) 2004-03-30 2010-06-22 Nec Electronics Corporation Integrated circuit device with temperature monitor members
CN100385666C (zh) * 2004-03-30 2008-04-30 恩益禧电子股份有限公司 带有内置单片温度传感器的集成电路器件
US7544940B2 (en) 2004-05-24 2009-06-09 Nec Electronics Corporation Semiconductor device including vanadium oxide sensor element with restricted current density
CN101915624A (zh) * 2010-05-06 2010-12-15 北京大学 一种实时监测晶体管温度的热表征方法及结构
CN102353887A (zh) * 2011-09-15 2012-02-15 北京大学 微纳米尺度圆形边界界面热阻的测量方法
JP2016502110A (ja) * 2012-12-26 2016-01-21 アレグロ・マイクロシステムズ・エルエルシー 温度データまたは他の信号を処理するためのシステムおよび方法
JP2016143279A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 過熱検出回路及び電源装置
US10501003B2 (en) 2015-07-17 2019-12-10 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device, lighting device, and vehicle
US10637460B2 (en) 2016-06-14 2020-04-28 Macom Technology Solutions Holdings, Inc. Circuits and operating methods thereof for monitoring and protecting a device
US11728805B2 (en) 2016-06-14 2023-08-15 Macom Technology Solutions Holdings, Inc. Circuits and operating methods thereof for monitoring and protecting a device
US11038473B2 (en) 2016-10-14 2021-06-15 Macom Technology Solutions Holdings, Inc. Phase shifters for gallium nitride amplifiers and related methods
US10790787B2 (en) 2017-07-24 2020-09-29 Macom Technology Solutions Holdings, Inc. FET operational temperature determination by gate structure resistance thermometry
US10855230B2 (en) 2017-07-24 2020-12-01 Macom Technology Solutions Holdings, Inc. FET operational temperature determination by field plate resistance thermometry
US20190078941A1 (en) * 2017-09-14 2019-03-14 Macom Technology Solutions Holdings, Inc. Operational temperature determination in bipolar transistors by resistance thermometry

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09229778A (ja) Ic化温度センサ
CA2484227A1 (en) Low input capacitance electrostatic discharge protection circuit utilizing feedback
JP3319406B2 (ja) 比較増幅検出回路
US4622476A (en) Temperature compensated active resistor
US20070145534A1 (en) Reference voltage generating circuit and semiconductor integrated circuit using the reference voltage generating circuit
US6255891B1 (en) Temperature detecting circuit, temperature detecting method and photo-electric conversion apparatus
JP3322553B2 (ja) 温度検出回路およびその試験方法
US5262665A (en) Semiconductor device with current sensing function
JP2827397B2 (ja) 半導体光位置検出装置
JPH02191012A (ja) 電圧発生回路
US6768139B2 (en) Transistor configuration for a bandgap circuit
JP2690201B2 (ja) 半導体集積回路
JP3657193B2 (ja) 温度検出回路
JPH0569457B2 (ja)
JP2671304B2 (ja) 論理回路
JP2000201033A (ja) 乗除算回路
JP3094564B2 (ja) 半導体装置
JPS6344744Y2 (ja)
JPS639410B2 (ja)
JPH10228326A (ja) 定電圧出力回路
JPS63142845A (ja) 電源電圧検出回路
JPS59114866A (ja) 固体撮像装置
JPS6285459A (ja) 半導体装置
JPS6123892B2 (ja)
JPH0534886B2 (ja)