JPH11201830A - 温度検出機能内蔵ドライバic - Google Patents
温度検出機能内蔵ドライバicInfo
- Publication number
- JPH11201830A JPH11201830A JP10152495A JP15249598A JPH11201830A JP H11201830 A JPH11201830 A JP H11201830A JP 10152495 A JP10152495 A JP 10152495A JP 15249598 A JP15249598 A JP 15249598A JP H11201830 A JPH11201830 A JP H11201830A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driver
- temperature detection
- circuit
- temperature
- built
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
防止できる温度検出回路をドライバICチップ内に集積
する。 【解決手段】シフトレジスタ回路21、ラッチ回路2
2、ゲート回路22および高耐圧駆動回路24で構成さ
れるドライバICチップに、さらに、温度検出回路25
を追加集積し、この温度検出回路25の出力端子TOを
ゲート回路23に接続し、設定温度が検出された場合、
この高耐圧駆動回路24を強制的にZモードにして、ド
ライバICの過熱破壊を防止する。
Description
ネル、エレクトロルミネッセンス表示パネル、蛍光表示
パネルなどのフラットディスプレイパネルや、サーマル
プリントヘッドなどを駆動する温度検出機能内蔵ドライ
バICに関する。
ッセンス表示パネル、蛍光表示パネルなどのフラットデ
ィスプレイパネルなどの表示パネルを駆動するドライバ
ICについて以下に説明する。図11は従来のドライバ
ICのブロック図である。このドライバIC30は、画
像信号のシリアルデータをパラレルデータに変換するシ
フトレジスタ回路21、そのデータを一時記憶するラッ
チ回路22、ラッチ回路22で記憶したデータを高電圧
で動作する駆動回路(以下、高耐圧駆動回路24と称す
る)に伝えるゲート回路23a、そして図示されていな
い表示パネルを駆動する高耐圧駆動回路24で構成され
ている。ここでシフトレジスタ回路21、ラッチ回路2
2およびゲート回路23aは3V〜5Vの低電圧で動作
し、高耐圧駆動回路24は20V〜200Vの高電圧で
動作させることが多い。この高耐圧駆動回路24は数百
kHzで動作させ、負荷容量によっては1〜5W程度の
消費電力が発生し、ドライバIC30の温度を上昇させ
るため、放熱設計に注意が必要である。また温度の異常
を検出するため、ドライバIC30の表面に感熱素子で
あるサーミスタなどを密着させ、このサーミスタの信号
を検出する方式を採用する場合もある。
で、サーミスタなどの感熱素子を付けない場合には、放
熱設計では予測できない何らかの異常が発生した場合、
ドライバIC30の温度が設計値以上に上昇し、ドライ
バIC30が破壊することがある。またサーミスタを用
いた場合では、複数個のドライバIC30にそれぞれ密
着させる必要がある。例えば40インチカラーPDPの
場合、ドライバIC30が48個使用されるため、サー
ミスタも同じ数だけ必要となり、非常に大きなコストア
ップの要因となる。また、サーミスタをドライバIC3
0に密着される方法では、ドライバIC30自体の温度
を精度良く確実に検出することが困難である。
て、コストアップさせることなく、且つ、確実にドライ
バICの温度を検出し、ドライバICを破壊から守るこ
とができる温度検出機能内蔵ドライバICを提供するこ
とにある。
に、低電圧で動作する少なくとも制御回路と、該制御回
路からのオン、オフ信号で制御され高電圧で動作するハ
イサイド素子とローサイド素子との直列回路からなる駆
動回路とを同一半導体チップに集積したドライバICに
おいて、前記半導体チップ内に温度検出回路を集積する
構成とする。
温度が予め設定した温度(第1設定温度)を越えたこと
を検出(以下過熱検出という)した時点で、前記制御回
路は、前記駆動回路を構成するハイサイド素子とローサ
イド素子とを同時にオフさせるようにするとよい。前記
温度検出回路は、一旦過熱検出すると、以後前記ドライ
バICの温度が第1設定温度より低く設定された第2設
定温度より低くなるまで、過熱検出状態を保持するよう
にするとよい。
イバICの温度が振動しても、確実に過熱保護動作を行
える。前記温度検出回路は、少なくともコンパレータ
と、温度検出用のダイオードで構成されるとよい。この
ダイオードのオン電圧の温度依存性を利用してドライバ
ICの温度を検出できる。
イオードの直列回路で構成され、該複数個のダイオード
のうち少なくとも1個に対して、前記コンパレータの出
力によって制御されたスイッチ素子を並列に接続する構
成とするとよい。こうすることで、ドライバICの温度
が第1設定温度に達し時点で、このスイッチ素子をオン
させ、第2設定温度より下がった時点で、オフさせるこ
とで、前記のようにドライバICの温度が振動しても、
確実に過熱保護動作を行える。
形成するCMOSプロセスで形成されるとよい。前記コ
ンパレータのマイナス入力端子を過熱保護動作確認用検
査端子とすることで、この検査端子に外部から任意の電
圧を印加し、室温で出荷試験をすることができる。
回路とすることで、電源変動が少なく、確実に過熱保護
動作を行える。前記コンパレータのマイナス入力端子に
定電圧電源回路の高電位側を接続することで電源変動が
あっても、コンパレータのマイナス入力端子に入力され
る電圧は安定しているので、確実に過熱保護動作を行え
る。
を形成するCMOSプロセスで形成されるとよい。
温度検出回路を内蔵したドライバICのブロック図であ
る。この実施例ではドライバーIC20はnビットの出
力容量(HDO1からHDOn)を有している。図1に
おいて、この発明のドライバIC20は、従来のドライ
バIC30を構成するシフトレジスタ回路21、ラッチ
回路22、ゲート回路23および高耐圧駆動回路24
に、さらに、OTS(Over、Temperatur
e Shutdown:過熱によりドライバICと負荷
回路とを切り離す)機能を有する温度検出回路25を同
一半導体チップ内に追加集積する。この温度検出回路2
5の出力端子TOをゲート回路23に接続することによ
り、設定温度が検出された場合、この高耐圧駆動回路2
4を構成するハイサイド素子(図4のP1:図4につい
ては後述する)とローサイド素子(図4のN1)のスイ
ッチング動作を停止させ、高耐圧駆動回路24を強制的
にZモード(高インピーダンス (High Impedance) にす
るモード)して、ドライバICの過熱破壊を防止する。
尚、ENBはイネーブル(ENABLE)端子、STB
はストローブ(STROBE)端子、LATCHはラッ
チ端子、CKLはクロック端子、DIはデータ・イン
(DATA−IN)端子、DOはデータ・アウト(DA
TA−OUT)端子、HDOは高耐圧駆動回路の出力端
子、およびTOは温度検出回路の出力端子を示す。
路の真理値表の一例である。当然ロジック回路の組み方
で真理値表の内容は変わる。TOがHレベル、つまり温
度検出回路25が設定温度(ドライバICが過熱してい
る状態を示す温度)を検出した状態では、他の端子(E
NB、STBおよびDI)がHレベルでもLレベルで
も、HDOはZモード、つまり高耐圧駆動回路24が高
インピーダンス状態となり、ドライバIC20の動作を
停止させる。またTOがLレベルの状態、つまりドライ
バICの温度が温度検出回路25の設定温度より低い状
態で、ENBがLレベルの状態の場合もHDOはZモー
ドとなる。TOがLレベルの状態、ENBがHレベルの
状態、STBがHレベルの状態の場合、HDOはVDH
の状態、つまり高耐圧駆動回路24の出力は高電位に維
持される。TOがLレベルの状態、ENBがHレベルの
状態、STBがLレベルの状態がドライバIC20が正
常動作状態を示し、高耐圧駆動回路24の出力HDOが
DIの信号レベルに合わせて変わる。この例では、DI
がHレベルの状態の場合、HDOはGNDの状態、つま
り高耐圧駆動回路24の出力がアース電位となる。一
方、DIがLレベルの状態の場合、HDOはVDHの状
態、つまり高耐圧駆動回路24の出力が電源の高電位電
位となる。尚、×印はHレベルまたはLレベルのいずれ
の状態でも構わないことを示している。
は、高耐圧駆動回路24の出力端子HDOが64本あ
り、64個の出力を備えたドライバーIC20である。
図2は、この発明の第2実施例で、この発明のドライバ
ICの温度検出回路である。この温度検出回路25の構
成について以下に説明する。
1と抵抗2の分圧抵抗の中点(A点)に接続され、この
A点の電圧がコンパレータ6のマイナス入力端子に入力
される基準電圧となる。もう一方のプラス入力端子はB
点に接続され、このB点は定電流源4とダイオード3a
との接続点である。5個のダイオード3a、3b、3
c、3d、3eは直列に接続される。温度検出回路25
の出力端子TOと同一であるコンパレータ6の出力端子
TOがMOSFET5のゲートに接続され、このMOS
FETのドレインをダイオード3dとダイオード3eの
間に接続し、MOSFETのソースをアースに接続す
る。5個のダイオード3a、3b、3c、3d、3eに
は定電流源4から一定の電流が通電される。
イバIC20の温度が上昇すると、B点の電圧レベルは
5個のダイオードの順方向電圧の温度特性((−2mV
/℃)×5=−10mV/℃)により低下する。A点の
電圧はVDDの電圧(5V程度)を抵抗1と抵抗2で分
圧された電圧となり、VDDが一定電圧であるため、A
点の電圧も一定となる。B点の電圧が、ドライバIC2
0の温度が上昇するにつれて低下し、A点の電圧以下に
なった時点で、コンパレータ6の出力がLレベルからH
レベルに変化する。従って、A点の電圧を基準値として
コンパレータ6に設定することで、ドライバIC20の
過熱防止のための温度が設定できる。
レータ6の出力がHレベルになるとMOSFET5がオ
ンし、ダイオード3eのアノード・カソード間を短絡す
る。そうすると、B点の電圧がダイオード1個分(約
0.6V)下がり、ドライバIC20の温度が設定温度
よりΔTshdの温度差分低下するまでは、コンパレー
タ6の出力(この出力は出力端子TOから出力される)
がHレベルを維持する。このことにより、コンパレータ
6の出力がLレベルからHレベルに変化する温度とHレ
ベルからLレベルに変化する温度にΔTshdだけのず
れが生じ、温度検出回路25がヒステリシス機能を有す
ることになる。つまり、低い温度から設定温度に達し
て、コンパレータ6の出力がHレベルとなると、MOS
FET5がオンし、ダイオード3eを短絡し、ダイオー
ド1個分(ダイオード3eのオン電圧分)下がる。一
方、高い温度から設定温度に達する場合は、4個のダイ
オード3a、3b、3c、3dは設定温度より低い温度
で、コンパレータ6の出力がLレベルに移行すること
で、たとえダイオードの温度、つまりドライバIC20
の温度が設定値近傍で振動しても、一旦設定温度を越え
れば、コンパレータ6の出力がHレベルを維持して、ド
ライバIC20が確実に過熱防止される。
高耐圧駆動回路を具体的に示す回路図である。この回路
はゲート回路はNOT回路およびNAND回路の組み合
わせで構成され、高耐圧駆動回路24は、抵抗R1、R
2と、nチャネルMOSFETであるN3と、pチャネ
ルMOSFETであるP1とnチャネルMOSFETで
あるN1からなるプッシュプル回路で構成されている。
D1、D2はN1、P1の寄生ダイオードでフリーホイ
ールダイオードの働きをする。この発明のゲート回路2
3は、従来のゲート回路23aに点線の箇所のロジック
回路で構成される追加回路50を加えた回路である。追
加回路50はNOT回路51、NAND回路52、NO
T回路53で構成される。回路動作は表1で説明したも
のと同じであるので省略する。尚、Dの信号は図1のD
Iの信号がシフトレジスタ回路21およびラッチ回路2
2を介して、ゲート回路23に与えられる信号である。
構成に過熱保護動作確認用のドライバICの検査用端子
7を設けた図である。図2の回路が正常に動作している
かどうかを確認するために、実際に温度を上昇させて試
験するのは、試験工数が増大し、また専用の試験設備が
必要となる。この対策としてA点に検査用端子7となる
パッド(金属端子)を設け、外部から任意の(例えばダ
イオード2a〜3eの直列回路のオン電圧に相当する電
圧をこのパッドに印加することを可能とした。これによ
り、専用の試験設備を用意せずに、室温で出荷時の試験
を容易に行うことができる。
用いたダイオード部と図4のゲート回路のロジック部を
形成するCMOS部の素子の要部断面図である。n形基
板11の表面層にpウエル領域12aを形成し、その中
にn+ ソース領域14aとn + ドレイン領域14bを形
成し、またn形基板11の表面層にp+ ソース領域13
aとp+ ドレイン領域13bを形成し、それぞれのゲー
ト電極15a、15bをポリシリコンで形成すること
で、CMOSであるnチャネルMOSFET(NMO
S)とpチャネルMOSFET(PMOS)が形成され
る。ダイオードはpウエル領域12bの中にp+ アノー
ド領域13cとn+ カソード領域14cおよびn+ 拡散
領域14dを形成し、n+ 拡散領域14dとp+ アノー
ド領域14cを接続する。NMOSとPMOSを形成す
るCMOSプロセスで、ダイオードも形成できるので、
このダイオードを追加しても、コストアップの要因には
ならない。
に形成される。具体的には、12a、12bの領域が同
時に形成され、13a 13b 13cの領域が同時に
形成され、14a、14b、14c、14dの領域が同
時に形成される。またこの実施例では、ダイオードが1
個形成されている場合を示したが、実際はp+ ウエル領
域12b内には複数個のダイオードが形成されるのは言
うまでもない。
ル領域12a、12bを形成した場合を説明したが、p
形基板の表面層にnウエル領域を形成した場合でも同様
である。図7は、この発明の第5実施例の温度検出機能
内蔵ドライバICの温度検出回路図である。
DDが変動した場合、例えば、5Vの電源電圧で±10
%変動した場合、A点の電位も同様に10%変動する。
A点の電位を例えば2.5Vに設定すると、±250m
V変動する。B点の温度変化は−10mV/℃であるか
ら、±250mVの変動は±25℃の温度検出誤差が生
じる。これでは誤差が大きいため、これを低減する方法
が、図7の温度検出回路図である。
DDを定電圧電源回路70の出力電圧Vref (この電圧
は当然定電圧である)に変えることで、電圧変動を±2
%に抑え、前記の±25℃の温度検出誤差を±5℃まで
減少させる。このことは、温度検出精度が図2の回路に
比べて向上させることができる。図8は、この発明の第
6実施例の温度検出機能内蔵ドライバICの温度検出回
路図である。
ス入力端子に、定電圧電源回路70の出力電圧Vref を
入力する回路である。この場合は電源回路の電圧VDD
が例えば±10%変動しても、コンパレータ6のマイナ
ス入力端子に入力される電圧は、定電圧電源回路70の
出力電圧Vref であるので、前記のように±2%に抑え
ることができる。
路の回路図である。Q1 、Q2 はnpnトランジスタ、
R1 、R2 、R3 は定電圧出力Vref を調整する抵抗、
OPは演算増幅器である。この定電圧電源回路70はC
MOSプロセスによるバンドギャップ・レファレンス回
路で構成されている。詳細な説明は省くが、npnトラ
ンジスタであるQ1 、Q2 のベース・エミッタ間の電圧
Vbe1 、Vbe2 を利用した定電圧電源回路である。
式で表される。
q)ln(R1 /R3 ) ここで、Vbe1 はQ1 のベース・エミッタ間の電圧、R
1 、R2 、R3 は正の温度特性をもつ抵抗、kはボルツ
マン定数、Tは絶対温度、qは電子の電荷である。
は、Q1 のベース・エミッタ間の電圧Vbe1 と抵抗R1
、R2 、R3 で決めることができる。温度Tによる補
正は、抵抗R1 、R2 、R3 の調整で行うことができ
る。この定電圧電源回路70はCMOSプロセスで形成
できる。また抵抗R1 、R2 、R3 の調整はトリミング
(抵抗薄膜をエッチングなどで除去すること)で行うこ
とができる。
め、抵抗を最適に調整することで、前記の変動の±2%
を±1%以下にすることもできる。図10は、図9のト
ランジスタをCMOSプロセスで形成した図である。こ
の図10は、図6のNMOS部とPMOS部とが形成さ
れたCMOSの要部断面図と同一である。
2aをベースB、n+ ドレイン領域14b(およびn+
ソース領域14a)をエミッタとした寄生npnトラン
ジスタ60がCMOSには存在する。この寄生npnト
ランジスタを図9のQ1 、Q2 として利用することで、
専用のプロセスを追加することなく、定電圧電源回路7
0を形成できる。
するCMOSプロセスで、工程数を増やさずに温度検出
回路を追加形成できるので、ドライバICのコストを上
昇させることなく温度検出回路を形成することができ
る。またドライバICを形成する半導体チップ内に、温
度検出回路を追加集積しているので、高精度にドライバ
ICの温度を検出することができる。また温度検出回路
にヒシテリシス機能を持たせることで、ドライバICの
過熱破壊を確実に防止できる。
で振動した場合であっても、過熱検出状態を保持するの
で、ドライバICの過熱破壊を確実に防止できる。さら
に、ドライバICが過熱した時に、高耐圧駆動回路を強
制的に高インピーダンス動作させることで、ドライバI
Cの過熱破壊を確実に防止できる。さらに、検査端子を
設けたことにより、専用の試験設備を用意することなく
出荷時の試験を室温で行うことができる。
用いることで、温度検出精度を向上できる。また、温度
検出回路のコンパレータのマイナス入力端子に定電圧電
源からの定電圧出力を入力することで、温度検出精度を
向上できる。さらに、定電圧電源回路をCMOSプロセ
スで形成できるので、製造コストを増大させることなく
定電圧電源回路を付加することができる。
たドライバICのブロック図
ライバICの温度検出回路図
路を具体的に示す回路図
設けた図
ード部と図4のゲート回路のロジック部を形成するCM
OS部の素子要部断面図
イバICの温度検出回路図
イバICの温度検出回路図
ロセスで形成した図
Claims (10)
- 【請求項1】低電圧で動作する少なくとも制御回路と、
該制御回路からのオン、オフ信号で制御され高電圧で動
作するハイサイド素子とローサイド素子との直列回路か
らなる駆動回路とを同一半導体チップに集積したドライ
バICにおいて、前記半導体チップ内に温度検出回路を
集積することを特徴とする温度検出機能内蔵ドライバI
C。 - 【請求項2】請求項1に記載の温度検出機能内蔵ドライ
バICにおいて、 前記温度検出回路が、前記ドライバICの温度が予め設
定した温度(第1設定温度)を越えたことを検出(以下
過熱検出という)した時点で、前記制御回路は、前記駆
動回路を構成するハイサイド素子とローサイド素子とを
同時にオフさせることを特徴とする温度検出機能内蔵ド
ライバIC。 - 【請求項3】請求項2に記載の温度検出機能内蔵ドライ
バICにおいて、 前記温度検出回路は、一旦過熱検出すると、以後前記ド
ライバICの温度が第1設定温度より低く設定された第
2設定温度より低くなるまで、過熱検出状態を保持する
ことを特徴とする温度検出機能内蔵ドライバIC。 - 【請求項4】請求項1に記載の温度検出機能内蔵ドライ
バICにおいて、 前記温度検出回路は、少なくともコンパレータと、温度
検出用のダイオードで構成されることを特徴する温度検
出機能内蔵ドライバIC。 - 【請求項5】請求項4に記載の温度検出機能内蔵ドライ
バICにおいて、 前記温度検出用ダイオードが、複数個のダイオードの直
列回路で構成され、該複数個のダイオードのうち少なく
とも1個に対して、前記コンパレータの出力によって制
御されたスイッチ素子を並列に接続することを特徴とす
る温度検出機能内蔵IC。 - 【請求項6】請求項4に記載の温度検出機能内蔵ドライ
バICにおいて、 前記温度検出回路が、前記ドライバICを形成するCM
OSプロセスで形成されることを特徴とする温度検出機
能内蔵ドライバIC。 - 【請求項7】請求項4に記載の温度検出機能内蔵ドライ
バICにおいて、 前記コンパレータのマイナス入力端子を過熱保護動作確
認用検査端子とすることを特徴とする温度検出機能内蔵
ドライバIC。 - 【請求項8】請求項1に記載の温度検出機能内蔵ドライ
バICにおいて、 前記温度検出回路の電源回路を定電圧電源回路とするこ
とを特徴とする温度検出機能内蔵ドライバIC。 - 【請求項9】請求項4に記載の温度検出機能内蔵ドライ
バICにおいて、 前記コンパレータのマイナス入力端子に定電圧電源回路
の高電位側を接続することを特徴とする温度検出機能内
蔵ドライバIC。 - 【請求項10】請求項8または9に記載の温度検出機能
内蔵ドライバICにおいて、 前記定電圧電源回路が、前記ドライバICを形成するC
MOSプロセスで形成されることを特徴とする温度検出
機能内蔵ドライバIC。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15249598A JP3613979B2 (ja) | 1997-11-17 | 1998-06-02 | 温度検出機能内蔵ドライバic |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31530997 | 1997-11-17 | ||
JP9-315309 | 1997-11-17 | ||
JP15249598A JP3613979B2 (ja) | 1997-11-17 | 1998-06-02 | 温度検出機能内蔵ドライバic |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11201830A true JPH11201830A (ja) | 1999-07-30 |
JP3613979B2 JP3613979B2 (ja) | 2005-01-26 |
Family
ID=26481400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15249598A Expired - Fee Related JP3613979B2 (ja) | 1997-11-17 | 1998-06-02 | 温度検出機能内蔵ドライバic |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3613979B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001166726A (ja) * | 1999-12-10 | 2001-06-22 | Sharp Corp | 表示装置および該表示装置に用いられるドライバ |
JP2002099243A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 表示装置およびその駆動方法 |
JP2006004612A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Samsung Electronics Co Ltd | ヒステリシス特性を有する温度感知回路 |
JP2006235309A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Tohoku Pioneer Corp | 表示パネルの駆動装置及び駆動方法 |
JP2008135820A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Nec Corp | 発熱保護回路及び方法 |
CN102624371A (zh) * | 2011-01-25 | 2012-08-01 | 精工电子有限公司 | 输出电路、温度开关ic以及电池组 |
WO2020032213A1 (ja) * | 2018-08-09 | 2020-02-13 | 富士電機株式会社 | 半導体装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4935227B2 (ja) * | 2006-08-02 | 2012-05-23 | ソニー株式会社 | 温度検出回路およびその動作方法、並びに半導体装置 |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56128433A (en) * | 1980-03-14 | 1981-10-07 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Detecting apparatus of temperature |
JPH0243760A (ja) * | 1988-08-04 | 1990-02-14 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 集積回路 |
JPH0496267A (ja) * | 1990-08-03 | 1992-03-27 | Sharp Corp | 半導体集積回路 |
JPH05127758A (ja) * | 1991-10-31 | 1993-05-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | Ic及びその温度アラーム制御方法 |
JPH06244414A (ja) * | 1993-02-22 | 1994-09-02 | Hitachi Ltd | 半導体素子の保護回路ならびにこれを有する半導体装置 |
JPH06242176A (ja) * | 1993-02-17 | 1994-09-02 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体素子用温度検出回路装置 |
JPH07202584A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Nec Corp | 低電圧誤動作防止機能付過熱保護回路 |
JPH07209091A (ja) * | 1993-12-22 | 1995-08-11 | Advanced Micro Devicds Inc | マイクロプロセッサの温度に関する検知信号提供装置 |
JPH09148531A (ja) * | 1995-11-22 | 1997-06-06 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体集積回路 |
JPH09229778A (ja) * | 1996-02-26 | 1997-09-05 | Hitachi Ltd | Ic化温度センサ |
JPH09243467A (ja) * | 1996-03-05 | 1997-09-19 | Sharp Corp | 温度検出回路およびその試験方法 |
-
1998
- 1998-06-02 JP JP15249598A patent/JP3613979B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56128433A (en) * | 1980-03-14 | 1981-10-07 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Detecting apparatus of temperature |
JPH0243760A (ja) * | 1988-08-04 | 1990-02-14 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 集積回路 |
JPH0496267A (ja) * | 1990-08-03 | 1992-03-27 | Sharp Corp | 半導体集積回路 |
JPH05127758A (ja) * | 1991-10-31 | 1993-05-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | Ic及びその温度アラーム制御方法 |
JPH06242176A (ja) * | 1993-02-17 | 1994-09-02 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体素子用温度検出回路装置 |
JPH06244414A (ja) * | 1993-02-22 | 1994-09-02 | Hitachi Ltd | 半導体素子の保護回路ならびにこれを有する半導体装置 |
JPH07209091A (ja) * | 1993-12-22 | 1995-08-11 | Advanced Micro Devicds Inc | マイクロプロセッサの温度に関する検知信号提供装置 |
JPH07202584A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Nec Corp | 低電圧誤動作防止機能付過熱保護回路 |
JPH09148531A (ja) * | 1995-11-22 | 1997-06-06 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体集積回路 |
JPH09229778A (ja) * | 1996-02-26 | 1997-09-05 | Hitachi Ltd | Ic化温度センサ |
JPH09243467A (ja) * | 1996-03-05 | 1997-09-19 | Sharp Corp | 温度検出回路およびその試験方法 |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001166726A (ja) * | 1999-12-10 | 2001-06-22 | Sharp Corp | 表示装置および該表示装置に用いられるドライバ |
JP2002099243A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 表示装置およびその駆動方法 |
JP2006004612A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Samsung Electronics Co Ltd | ヒステリシス特性を有する温度感知回路 |
JP2006235309A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Tohoku Pioneer Corp | 表示パネルの駆動装置及び駆動方法 |
JP2008135820A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Nec Corp | 発熱保護回路及び方法 |
CN102624371A (zh) * | 2011-01-25 | 2012-08-01 | 精工电子有限公司 | 输出电路、温度开关ic以及电池组 |
JP2012156718A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-16 | Seiko Instruments Inc | 出力回路、温度スイッチic、及び、電池パック |
US9118326B2 (en) | 2011-01-25 | 2015-08-25 | Seiko Instruments Inc. | Output circuit, temperature switch IC, and battery pack |
WO2020032213A1 (ja) * | 2018-08-09 | 2020-02-13 | 富士電機株式会社 | 半導体装置 |
US10903831B2 (en) | 2018-08-09 | 2021-01-26 | Fuji Electric Co., Ltd. | Semiconductor device |
JPWO2020032213A1 (ja) * | 2018-08-09 | 2021-02-15 | 富士電機株式会社 | 半導体装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3613979B2 (ja) | 2005-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3899984B2 (ja) | 過電圧保護回路 | |
US5642072A (en) | High voltage generator circuit | |
US4395139A (en) | Temperature detecting device | |
US8780517B2 (en) | Semiconductor apparatus and temperature detection circuit | |
JP3338632B2 (ja) | 温度検出回路 | |
US5237481A (en) | Temperature sensing device for use in a power transistor | |
US6040729A (en) | Digital output buffer for multiple voltage system | |
US20050030688A1 (en) | ESD protection circuit having a control circuit | |
US9666505B1 (en) | Power MOS transistor die with temperature sensing function and integrated circuit | |
US6072676A (en) | Protection circuit for an excitation current source | |
US7808762B2 (en) | Semiconductor device performing overheat protection efficiently | |
JPH09191103A (ja) | 電流検出手段を有する半導体装置 | |
JP3613979B2 (ja) | 温度検出機能内蔵ドライバic | |
US5144518A (en) | Semiconductor integrated circuit | |
US20090224804A1 (en) | Detecting circuit and electronic apparatus using detecting circuit | |
JP2002366237A (ja) | ボルテージ・レギュレータ | |
JPH08186484A (ja) | パワーオン・リセット回路 | |
US5223728A (en) | Optical switch integrated circuit | |
US4859878A (en) | Bi-MOS levelshift circuit capable of controlling power consumption | |
US20060198074A1 (en) | Semiconductor integrated-circuit unit with temperature protective circuit | |
US8467240B1 (en) | Integrated circuits with nonvolatile memory elements | |
US6384632B2 (en) | Buffer circuit | |
US4785230A (en) | Temperature and power supply independent voltage reference for integrated circuits | |
JP2006093311A (ja) | 半導体装置及びその半導体装置を使用したボルテージレギュレータ | |
US6271692B1 (en) | Semiconductor integrated circuit |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040302 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040415 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041012 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041025 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071112 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112 Year of fee payment: 6 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111112 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |