JPH09221237A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09221237A
JPH09221237A JP8029299A JP2929996A JPH09221237A JP H09221237 A JPH09221237 A JP H09221237A JP 8029299 A JP8029299 A JP 8029299A JP 2929996 A JP2929996 A JP 2929996A JP H09221237 A JPH09221237 A JP H09221237A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
feeding unit
main body
unit
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JP8029299A
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English (en)
Inventor
Kenji Ueda
賢司 上田
Hideaki Mochimaru
英明 持丸
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09221237A publication Critical patent/JPH09221237A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置本体に対する給紙ユニット又は
反転給紙ユニットの接続作業及び切離し作業を簡単にす
る。 【解決手段】 プリンタ本体20を給紙ユニット40上の接
続位置に載置し、給紙ユニット40の前面の開口部40dか
ら給紙カセット43を挿入することにより、押圧部43aが
係止レバー52を押圧して拘束位置に揺動させる。この係
止レバー52は、プリンタ本体20の被係止ピン51を係止
し、給紙ユニット40をプリンタ本体20に接続する。ま
た、給紙ユニット40から給紙カセット43を抜脱すること
により、係止レバー52がコイルスプリング53の収縮力に
より揺動して被係止ピン51から離間する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙ユニット,反
転給紙ユニット等の装置本体とは別体のシステムユニッ
トが接続可能に構成され、これらのシステムユニットの
接続に応じて給紙や反転給紙等の機能が付加されるレー
ザプリンタ,ファクシミリ装置,複写機等の画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置には、装置本体及び、この
装置本体に接続される1又は2以上のシステムユニット
により構成されたものがあり、このような画像形成装置
では、ユーザが必要となる機能に応じてシステムユニッ
トを選択して装置本体に接続することにより、基本的機
能を有した装置本体に対してユーザにとって必要性が高
い機能を付加することができる。例えば、ユーザは、シ
ステムユニットとしては多量の記録紙を収納可能な給紙
ユニットや画像が形成された記録紙を反転して装置本体
に再給紙する反転給紙ユニットなどを選択することが可
能であり、これらのシステムユニットを、専用の接続機
構により装置本体に接続することにより、ユーザが必要
となる各種の機能を有する画像形成装置を構成すること
が可能になる。
【0003】図8は、プリンタ本体及び複数のシステム
ユニットからなる従来のレーザプリンタ装置における接
続機構の一例を示す構成図である。1は公知の電子写真
プロセスに基づいて記録紙に画像を形成するプリンタ本
体、2及び3は、それぞれ給紙ユニットや反転給紙ユニ
ットなどのシステムユニットであり、システムユニット
2はプリンタ本体1に直接接続され、システムユニット
3は、システムユニット2に接続されることにより、シ
ステムユニット2を介して間接的にプリンタ本体1に接
続されている。4,5,6及び7は、それぞれプリンタ
本体1又はシステムユニット2に配置されたステー、8
は上端部がL字形に屈曲し下端部に挿通孔が形成された
ブラケット、9は弾性を有する固定リング、10は固定ネ
ジであり、これらの部材4〜10は接続機構を構成してい
る。
【0004】プリンタ本体1及びシステムユニット2の
底板には、それぞれ後板に接するような位置にステー4
が固定され、また前板に近接してステー5が固定されて
いる。さらに、システムユニット2の天板には、後板に
接するような位置にステー6が固定され、また前板に近
接してステー7が固定されている。ここで、ステー5に
は、底板との接触部に位置決め孔5aが貫通しており、
ステー6には、後板に接する面にネジ孔が穿設されてい
る。また、ステー7には、上方に突出した位置決めピン
7aが設けられ、この位置決めピン7aの先端付近には細
径部7bが形成されている。
【0005】システムユニット2,3をプリンタ本体1
に接続する場合には、システムユニット2をシステムユ
ニット3上に載置する。このとき、ステー7の位置決め
ピン7aをステー5の位置決め孔5aに嵌挿することによ
り、システムユニット2をシステムユニット3に対して
図示の接続位置に位置決めする。この後、プリンタ本体
1をシステムユニット2上に載置し、システムユニット
3の場合と同様に位置決めピン7a及び位置決め孔5aに
よってプリンタ本体1に対して図示の接続位置に位置決
めする。
【0006】次に、ブラケット8の上端部をプリンタ本
体1又はシステムユニット2に挿入してブラケット8の
上端部によりステー4を掛止するとともに、ブラケット
8の下端部をステー6に対向させる。そして、このブラ
ケット8を、固定ネジ10によりステー6に締結固定し、
さらに固定リング9を位置決めピン7aの細径部7bに嵌
挿する。このことにより、接続位置にあるシステムユニ
ット2がシステムユニット3に固定され、かつプリンタ
本体1がシステムユニット2に固定されて、システムユ
ニット2,3がプリンタ本体1に接続される。
【0007】また、以上の説明ではシステムユニット
2,3がそれぞれ1台である場合について説明したが、
プリンタ本体1に接続するシステムユニット2,3は、
必要に応じて増加させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、システ
ムユニット2,3を、上記したような接続機構によって
プリンタ本体1に接続する場合には、ブラケット8をス
テー6に締結固定するため、固定ネジ10をステー6に螺
入するためにドライバ等の工具が必要になり、さらに、
固定リング9を、プリンタ本体1又はシステムユニット
2の内部に突出した位置決めピン7aの細径部7bに嵌挿
する際には、プリンタ本体1又はシステムユニット2の
外装カバーを開放したり、外装パネルを取り外すなどし
て装置の一部を分解しなければならず、かつ狭いスペー
スに固定リング9を挿入するため作業性もよくない。ま
た、プリンタ本体1に接続されたシステムユニット2,
3を切り離す場合にも、接続時と同様にドライバ等の工
具が必要になり、さらにプリンタ本体1又はシステムユ
ニット2の一部を分解等しなければならない。
【0009】従って、図8に示すように接続機構を備え
たレーザプリンタ装置では、プリンタ本体1とシステム
ユニット2,3との接続作業及び切離し作業が煩雑にな
り、それらに必要となる作業時間も長くなるという問題
がある。
【0010】本発明の目的は、上記の問題を解決するた
め、画像形成装置本体に対する給紙ユニット又は反転給
紙ユニットの接続作業及び切離し作業を簡単にすること
ができる接続手段を備えた画像形成装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の請求項1記載の画像形成装置は、記録紙に
画像を形成する画像記録部を少なくとも有する画像形成
装置本体と、着脱可能な給紙カセットに記録紙の束を収
納するともに、前記画像形成装置本体に接続されて前記
給紙カセット内の記録紙を給紙する1又は2以上の給紙
ユニットと、1つの前記給紙ユニットを画像形成装置本
体に接続するとともに、2以上の給紙ユニットが画像形
成装置本体に接続される場合には、1つの給紙ユニット
に他の給紙ユニットを接続する接続手段とを備えた画像
形成装置において、前記接続手段が、前記画像形成装置
本体及び前記給紙ユニットにそれぞれ設けられた被係止
部と、給紙ユニットに設けられ前記給紙カセットの装着
動作に連動して接続位置にある画像形成装置本体又は給
紙ユニットの前記被係止部を係止する拘束位置に移動
し、かつ前記給紙カセットの抜脱動作に連動して前記被
係止部から離間する解放位置に移動する係止部材とを備
えたことを特徴とする。
【0012】また、請求項2記載の画像形成装置は、記
録紙に画像を形成する画像記録部を少なくとも有する画
像形成装置本体と、この画像形成装置本体により画像が
形成された記録紙を反転して再び画像形成装置本体に給
紙する反転給紙ユニットと、前記画像形成装置本体から
排紙された記録紙を前記反転給紙ユニット又は画像形成
装置本体の排紙部に搬送する搬送ユニットと、前記反転
給紙ユニットを、画像形成装置本体に接続する接続手段
とを備えた画像形成装置において、前記反転給紙ユニッ
トを、フレーム部と、このフレーム部に着脱可能に装着
され、前記搬送ユニットからの記録紙を反転して画像形
成装置本体に再給紙する反転機構部とによって構成し、
前記接続手段が、前記画像形成装置本体及び前記フレー
ム部にそれぞれ設けられた被係止部と、フレーム部に設
けられ前記反転機構部の装着動作に連動して接続位置に
ある画像形成装置本体又はフレーム部の前記被係止部を
係止する拘束位置に移動し、かつ反転機構部の抜脱動作
に連動して前記被係止部から離間する解放位置に移動す
る係止部材とを備えたことを特徴とする。
【0013】また、請求項3記載の画像形成装置は、記
録紙に画像を形成する画像記録部を少なくとも有する画
像形成装置本体と、着脱可能な給紙カセットに記録紙の
束を収納するとともに、前記画像形成装置本体に接続さ
れて前記給紙カセット内の記録紙を給紙する1又は2以
上の給紙ユニットと、前記画像形成装置本体により画像
が形成された記録紙を反転して再び画像形成装置本体に
給紙する反転給紙ユニットと、前記画像形成装置本体か
ら排紙された記録紙を前記反転給紙ユニット又は画像形
成装置本体の排紙部に搬送する搬送ユニットと、1つの
前記給紙ユニットを、画像形成装置本体又は反転給紙ユ
ニットに接続するとともに、2以上の給紙ユニットが画
像形成装置本体に接続される場合には、1つの給紙ユニ
ットに他の給紙ユニットを接続する第1の接続手段と、
前記反転給紙ユニットを、画像形成装置本体又は前記給
紙ユニットに接続する第2の接続手段とを備えた画像形
成装置において、前記反転給紙ユニットを、フレーム部
と、このフレーム部に着脱可能に装着され、前記搬送ユ
ニットからの記録紙を反転して画像形成装置本体に再給
紙する反転機構部とによって構成し、前記第1の接続手
段が、前記画像形成装置本体,前記給紙ユニット及び前
記フレーム部にそれぞれ設けられた被係止部と、給紙ユ
ニットに設けられ前記給紙カセットの装着動作に連動し
て接続位置にある画像形成装置本体,給紙ユニット又は
フレーム部の前記係止部を係止する拘束位置に移動し、
かつ給紙カセットの抜脱動作に連動して前記被係止部か
ら離間する解放位置に移動する係止部材とを備え、前記
第2の接続手段が、画像形成装置本体及び給紙ユニット
にそれぞれ設けられた被係止部と、前記フレーム部に設
けられ前記反転機構部の装着動作に連動して接続位置に
ある画像形成装置本体又は給紙ユニットの前記被係止部
を係止する拘束位置に移動し、かつ反転機構部の抜脱動
作に連動して前記被係止部から離間する解放位置に移動
する係止部材とを備えたことを特徴とする。
【0014】さらに、請求項4記載の画像形成装置は、
前記係止部材を、揺動可能に支持され前記解放位置に付
勢された係止レバーによって構成し、この係止レバー
が、前記給紙ユニットに装着される前記給紙カセット、
又は前記フレーム部に装着される前記反転機構部によっ
て押圧されて前記拘束位置に揺動することを特徴とす
る。
【0015】さらに、請求項5記載の画像形成装置は、
前記係止レバーが、その先端部において揺動可能に支持
された係止つめ部と、この係止つめ部を前記被係止部に
対する係止位置に付勢する弾性部材とを備え、係止レバ
ーが前記拘束位置にある状態で、前記画像形成装置本
体,前記給紙ユニット又は前記反転給紙ユニットを、給
紙ユニット又は反転給紙ユニットに接続する場合、前記
係止つめ部が、接続位置に移動する前記被係止部により
押圧されて非係止位置に揺動し、かつ被係止部の接続位
置への移動完了時に前記弾性部材の付勢力により前記係
止位置に復帰して被係止部を係止することを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の
実施形態によるレーザプリンタ装置を示す側面断面図で
あり、20は公知の電子写真プロセスに基づいて記録紙P
に画像を形成するプリンタ本体であり、このプリンタ本
体20において、21は感光体ドラム、22は感光体ドラム21
に当接した帯電ローラ、23は光書き込みユニット、24は
現像器である。25は感光体ドラム21に当接した転写ロー
ラ、26はクリーニング器、27は除電ランプ、28はレジス
トローラ対、29は記録紙Pの搬送路においてレジストロ
ーラ対28に近接して配置されたレジストセンサ、30は定
着器、31は手差しによって装置外部から記録紙Pの束が
装填される手差し給紙部であり、手差し給紙部31は、給
紙コロ32及び摩擦部材33によって記録紙Pの束から1枚
の記録紙Pを分離してレジストローラ対28に給紙する。
【0017】また、40はプリンタ本体20の底部に接続さ
れた給紙ユニット、41は給紙ユニット40の底部に接続さ
れることによりプリンタ本体20に接続された給紙ユニッ
トである。ここで、給紙ユニット40と給紙ユニット41と
は基本的に同一構造を有しているが、給紙ユニット41に
おいては、プリンタ本体20までの記録紙Pの搬送距離が
長くなるため、上側の給紙ユニット40との接続位置付近
に搬送ローラ対42が設けられている。この給紙ユニット
40,41において、43は記録紙Pの束を収納する給紙カセ
ット、44は給紙カセット43が着脱可能に装着されるフレ
ーム部、45は摩擦部材46と共に給紙カセット43内の記録
紙Pの束から1枚の記録紙Pを分離しレジストローラ対
28に給紙する給紙コロである。ユーザは、装置の停止時
に図示の装着位置にある給紙カセット43を矢印A方向に
移動させることによりフレーム部44から抜脱することが
でき、また抜脱時とは逆に給紙カセット43をフレーム部
44内に挿入することにより装着位置に装着することがで
きる。
【0018】上記構成のレーザプリンタ装置において
は、画像形成が開始されるとともに感光体ドラム21が時
計方向に回転し、この感光体ドラム21が帯電ローラ22に
よって均一に帯電される。この後、光書込みユニット23
は、画像信号に対応するレーザ光によって感光体ドラム
21を走査することにより、感光体ドラム21の表面に静電
潜像を形成する。感光体ドラム21上の前記静電潜像は、
現像器24によってトナー像に現像される。
【0019】一方、上記したトナー像の形成動作に連動
して記録紙Pの給紙動作が開始される。ここでは、給紙
ユニット41から記録紙Pが給紙される場合の動作につい
て説明する。給紙ユニット41に配置された給紙コロ45が
1回転することにより、給紙カセット43に装填された記
録紙Pの束から1枚の記録紙Pが搬送路に送り出され、
この記録紙Pは、搬送ローラ対42により搬送されてレジ
ストセンサ29によって検知された後、レジストローラ対
28の挾持部に当接して一旦停止する。レジストローラ対
28は、感光体ドラム21上のトナー像の先端が所定の位置
に到達したタイミングで記録紙Pの搬送を再開する。こ
の記録紙Pは、感光体ドラム21と転写ローラ25とにより
挾持される転写位置に搬送され、転写ローラ25により感
光体ドラム21上のトナー像が転写される。この後、記録
紙Pは、定着器30に搬送されて前記トナー像が定着され
る。定着器30から送り出される記録紙Pは、切換つめ34
によって搬送方向が切換えられてプリンタ本体1の上面
に形成された上排紙トレー35又はプリンタ本体1の側面
に取り付けられた下排紙トレー36のいずれかに排紙され
る。また、転写後に感光体ドラム21上に残留したトナー
はクリーニング器26内に回収され、残留トナーが除去さ
れた感光体ドラム21は、除電ランプ27によって除電光が
照射されることにより表面電位が略0Vになるように除
電された後、上記したプロセスに基づいて次の画像を形
成することが可能になる。
【0020】次に、本発明の第1の実施形態によるレー
ザプリンタ装置における接続機構を説明する。図2は本
発明の第1の実施形態によるレーザプリンタ装置の一部
を破断した斜視図、図3は本発明の第1の実施形態によ
るレーザプリンタ装置における接続機構の一例の説明図
である。51は被係止ピンであり、プリンタ本体20の底面
の両側部にはそれぞれ凹部20aが形成され、この凹部20a
内には前記被係止ピン51が配置されている。また図示さ
れていないが、給紙ユニット40,41の底面の両側部にも
プリンタ本体1と同様にそれぞれ凹部が形成され、これ
らの凹部内にも被係止ピン51が配置されている。
【0021】52は上端部にU状の係止溝52aが形成され
た係止レバーであり、一対の係止レバー52は、給紙ユニ
ット40内の両側部に配置され支軸52bを中心としてフレ
ーム部44によって揺動可能に支持されている。また、給
紙ユニット40の上面には、プリンタ本体20の凹部20aに
対応する位置に開口部40aが形成され、このことによ
り、プリンタ本体20と給紙ユニット40との接続時に、係
止レバー52の上端部が給紙ユニット40の上面から突出す
る位置にまで揺動できるよう構成されている。
【0022】53は係止レバー52の下端部とフレーム部44
とを連結したコイルスプリングであり、コイルスプリン
グ53は、図3に示すように係止レバー52に対して常に収
縮力Fを作用させることにより、係止レバー52を解放方
向(矢印B1方向)に付勢している。コイルスプリング53
からの収縮力Fにより係止レバー52は、プリンタ本体20
と給紙ユニット40との非接続時には、フレーム部44から
突出したストッパ44aに当接して、図3において二点鎖
線で示す解放位置に保持される。また図示されていない
が、給紙ユニット41内の両側部にも、給紙ユニット40と
同様に係止レバー52及びコイルスプリング53などが配置
され、給紙ユニット40底面の凹部に対応する位置に開口
部が形成されている。
【0023】また、給紙カセット43の両側面には、給紙
ユニット40に装着時に係止レバー52に当接して、コイル
スプリング53の収縮力Fに抗して係止レバー52を拘束方
向(矢印B2方向)に揺動させる押圧部43aが突出してい
る。給紙カセット43が給紙ユニット40に完全に装着され
た状態では、係止レバー52は、前記押圧部43aによって
図3において実線で示す拘束位置に保持されることにな
る。
【0024】上記構成の接続機構によってプリンタ本体
20に給紙ユニット40を接続する場合の動作を説明する。
給紙ユニット40の上面には、一対の位置決めピン40bが
突出するとともに、コネクタ40cが配置されている。ま
た、プリンタ本体20の底面には、前記位置決めピン40b
及び前記コネクタ40cに対応して一対の位置決め孔及び
プラグ(それぞれ図示省略)が設けられている。まず、給
紙ユニット40から給紙カセット43を予め抜脱した後、位
置決め孔が位置決めピン40bの真上になるようにプリン
タ本体20を位置調整し、プリンタ本体20を給紙ユニット
40上に載置する。このことにより、位置決めピン40bが
位置決め孔に嵌挿してプリンタ本体20が給紙ユニット40
上の接続位置に位置決めされるとともに、プラグがコネ
クタ40cに挿入されてプリンタ本体20と給紙ユニット40
とが電気的に接続される。
【0025】プリンタ本体20が給紙ユニット40上の接続
位置に載置されたならば、給紙ユニット40の前面の開口
部40dから給紙カセット43を挿入する。この際、給紙カ
セット43は、給紙ユニット40内に配置されたガイドレー
ル40eによって装着位置にガイドされる。給紙カセット4
3は、前述したように、押圧部43aにより装着位置への装
着途中に係止レバー52を拘束方向に揺動させ、装着位置
に装着された状態では係止レバー52を拘束位置に保持す
る。拘束位置にある係止レバー52はプリンタ本体20下面
の凹部20a内に挿入し、係止溝52a内に被係止ピン51を保
持することにより被係止ピン51を係止する。このことに
より、プリンタ本体20と給紙ユニット40とが一体になる
ように接続されるので、給紙ユニット40による給紙機能
が付加された状態でレーザプリンタ装置としての使用が
可能になり、かつプリンタ本体20に給紙ユニット40が接
続されたレーザプリンタ装置を安全に移動・運搬するこ
とが可能になる。
【0026】プリンタ本体20と給紙ユニット40との接続
を解除する場合には、給紙ユニット40から給紙カセット
43を抜脱することにより、係止レバー52がコイルスプリ
ング53の収縮力Fにより拘束位置から解放位置に揺動す
るので、プリンタ本体20が給紙ユニット40上に載置され
ただけの状態になり、プリンタ本体20を持ち上げればプ
リンタ本体20が給紙ユニット40から切り離される。
【0027】また、前述したように。給紙ユニット40に
も被係止ピン51が配置され、かつ給紙ユニット41にも係
止レバー52が配置されているので、給紙ユニット40と給
紙ユニット41とも、上記説明した接続動作と同様の動作
によって容易に接続し、かつ接続を解除して切り離すこ
とができる。
【0028】以上説明したように、本発明の第1の実施
形態のレーザプリンタによれば、係止レバー52が、給紙
ユニット40,41に設けられ給紙カセット43の装着動作に
連動して接続位置にあるプリンタ本体20又は給紙ユニッ
ト40の被係止ピン51を係止する拘束位置に揺動し、かつ
給紙カセット43の抜脱動作に連動して被係止ピン51から
離間する解放位置に揺動することにより、給紙カセット
43を給紙ユニット40,41に対して装着又は抜脱するだけ
で、係止レバー52を拘束位置又は解放位置に揺動させる
ことができるので、ドライバ等の工具を用いたり、プリ
ンタ本体20や給紙ユニット40,41の一部を分解すること
なく、簡単な作業でプリンタ本体20と給紙ユニット40、
又は給紙ユニット40と給紙ユニット41とを接続し、ある
いは切り離すことができる。
【0029】図4及び図5は、それぞれ本発明の第1の
実施形態における係止レバーの他の例を示す側面図及び
斜視図である。係止レバー60は、図3に示す係止レバー
52と同様に支軸52bを中心としてフレーム部44によって
揺動可能に支持され、コイルスプリング53の収縮力Fに
よって矢印B1方向に付勢されている。この係止レバー6
0は、係止レバー52と同様に給紙カセット43の給紙ユニ
ット40,41に対する装着動作又は抜脱動作に連動して拘
束位置又は解放位置に揺動する。
【0030】一方、係止レバー60は、支軸52bによって
揺動可能に支持されたレバー本体61と、このレバー本体
61の先端部で揺動可能に支持され係止溝62a及びストッ
パ62bが形成された係止つめ部62と、この係止つめ部62
を係止方向(矢印C1方向)に付勢する弾性部材である捩
りコイルスプリング63とを備えている。そして、捩りコ
イルスプリング63により付勢された係止つめ部62は、外
部からの力が作用しない状態では、ストッパ62bがレバ
ー本体61に圧接することにより図示の係止位置に保持さ
れる。
【0031】また、係止つめ部62には、上端面から係止
溝62aの入口端部にまで連続した傾斜面62cが形成されて
おり、この傾斜面62cには、係止レバー60が拘束位置に
ある状態で、給紙ユニット40,41上の接続位置に載置さ
れる直前にプリンタ本体20又は給紙ユニット40の被係止
ピン51が接触するように構成されている。被係止ピン51
を傾斜面62cに接触させた状態でプリンタ本体20又は給
紙ユニット40を接続位置の方向に移動させることによ
り、被係止ピン51が傾斜面62cに沿って摺動するととも
に係止つめ部62が非係止方向(矢印C2方向)に揺動する
ので、係止レバー60が拘束位置にある状態でもプリンタ
本体20又は給紙ユニット40を接続位置に移動させること
が可能になり、さらにプリンタ本体20又は給紙ユニット
40が接続位置に載置されたときには、捩りコイルスプリ
ング63の付勢力により係止つめ部62が係止位置に復帰し
て被係止ピン51を係止する。
【0032】本実施形態の接続機構において係止レバー
52を用いた場合、係止レバー52が拘束位置にある状態で
は、係止レバー52が給紙ユニット40,41から上方に突出
することにより、プリンタ本体20又は給紙ユニット40を
接続位置に移動させることができず、誤ってプリンタ本
体20又は給紙ユニット40を接続位置に移動させたときに
は、係止レバー52又は被係止ピン51を破損するおそれが
ある。それに対して、本実施形態の接続機構において係
止レバー52の代わりに係止レバー60を用いた場合には、
係止レバー60が拘束位置にある状態でも、プリンタ本体
20又は給紙ユニット40を接続位置の方向に移動させるこ
とにより、被係止ピン51が傾斜面62cに沿って摺動する
とともに係止つめ部62が非係止方向に揺動するので、係
止レバー60が拘束位置にある状態でもプリンタ本体20又
は給紙ユニット40を接続位置に移動させることが可能に
なるので、プリンタ本体20又は給紙ユニット40を、給紙
カセット43が装着された給紙ユニット40,41に接続する
ことが可能になり、プリンタ本体20又は給紙ユニット40
の接続作業を簡単にすることができ、かつ誤って接続機
構が破損することを防止できる。
【0033】図6は本発明の第2の実施形態によるレー
ザプリンタ装置を示す側面断面図であり、図1乃至図5
に基づいて説明した部材に対応する部材については同一
符号を付して説明を省略する。70は公知の電子写真プロ
セスに基づいて記録紙Pに画像を形成するプリンタ本
体、80はプリンタ本体70の後部にネジ等によって接続さ
れた搬送ユニット、90はプリンタ本体70の底部に接続さ
れた反転給紙ユニットである。本実施形態のプリンタ本
体70は、第1の実施形態で説明した給紙ユニット40,41
と同様の機能を有する記録紙Pの給紙部を備えており、
この給紙部は、給紙コロ45及び摩擦部材46により給紙カ
セット43に装填された記録紙Pの束から1枚の記録紙P
を分離してレジストローラ対28の位置に搬送する。
【0034】搬送ユニット80において、81はガイド板及
び排紙ローラ対によって構成された排紙路であり、この
排紙路81からの排紙位置には下排紙トレー36が取り付け
られている。82はガイド板及び複数の搬送ローラ対によ
って構成された搬送路、83は記録紙Pの搬送先を排紙路
81又は搬送路82のいずれかに切り換える切換つめであ
る。
【0035】また、反転給紙ユニット90において、91は
フレーム部、92はフレーム部91の装着位置に着脱可能に
装着された反転機構部であり、ユーザは、レーザプリン
タ装置が作動していない状態で、反転機構部92を矢印D
方向に引き抜くことによりフレーム部91から抜脱するこ
とができ、また抜脱された反転機構部92をフレーム部91
の前面の開口部(図示省略)から挿入することより図示の
装着位置に装着することができる。93a及び93bはそれぞ
れ反転機構部92でガイド板及び複数の搬送ローラによっ
て構成された第1反転路及び第2反転路、94は再給紙
路、95は反転路93a,93b及び再給紙路94が接続される位
置に配置された反転ローラ、96はフレーム部91によりプ
リンタ本体70との接続位置に付近で支持された搬送ロー
ラ対である。
【0036】次に、反転給紙ユニット90による記録紙P
の反転機能を説明する。プリンタ本体70において既に説
明した電子写真プロセスに基づいて画像が形成された記
録紙Pは、定着器30から送り出される際に切換つめ34,
83が図示の位置にある場合には搬送路82に給紙される。
この搬送路82により記録紙Pは、反転給紙ユニット90の
第1反転路93aに給紙されて搬送が継続される。反転ロ
ーラ95は、矢印E1方向に回転することにより第1反転
路93aからの記録紙Pを第2反転路93bに送り込み、記録
紙Pの後端が反転ローラ95に弾接するガイド板97を通り
過ぎたタイミングで矢印E2方向に反転して記録紙Pを
再給紙路94に送り込む。この記録紙Pは、搬送ローラ対
96によりプリンタ本体70のレジストローラ対28の位置に
搬送され、プリンタ本体70により既に画像が形成された
面とは逆側の面に画像が形成され、排紙トレー35又は排
紙トレー36のいずれかに排紙されるように切換つめ34,
83により搬送方向が選択される。
【0037】以上説明した反転給紙ユニット90による反
転機能は、接続機構によりプリンタ本体70に搬送ユニッ
ト80及び反転給紙ユニット90が接続され、かつ反転給紙
ユニット90の装着位置には反転機構部92が装着されてい
る場合にのみ可能になる。第2の実施形態によるレーザ
プリンタ装置では、搬送ユニット80は、前述したように
ネジ等によりプリンタ本体70に接続され、反転給紙ユニ
ット90は、第1の実施形態によるレーザプリンタ装置と
同様の接続機構によりプリンタ本体70に接続されるもの
とする。すなわち、プリンタ本体70には、被係止ピン51
を設け、反転給紙ユニット90のフレーム部91には、係止
部材である係止レバー52を設ける。これと共に、第1の
実施形態によるレーザプリンタ装置の場合と同様に、反
転給紙ユニット90の上面及びプリンタ本体70の下面に
は、プリンタ本体70を接続位置に位置決めするための位
置決めピン及び位置決め孔を設け、さらに反転機構部92
には、反転給紙ユニット90の装着位置への装着時係止レ
バー52を押圧して揺動させる押圧部を設ける。
【0038】上記構成の接続機構によれば、プリンタ本
体70を、反転機構部92が抜脱された状態の反転給紙ユニ
ット90上の接続位置に載置し、反転機構部92をフレーム
部91に装着することにより、係止レバー52が接続位置に
あるプリンタ本体70の被係止ピン51を係止する拘束位置
に揺動し、反転給紙ユニット90がプリンタ本体70に接続
される。また、反転機構部92をフレーム部91から抜脱す
ることにより、係止レバー52が被係止ピン51から離間す
る解放位置に揺動し、プリンタ本体70と反転給紙ユニッ
ト90とを分離することが可能になる。また、反転給紙ユ
ニット90に設ける係止部材としては、図4及び図5に基
づいて説明した係止レバー60を用いてもよく、係止レバ
ー60を用いた場合には、フレーム部91に反転機構部92が
装着された状態でも、プリンタ本体70と反転給紙ユニッ
ト90とが接続可能になることは第1の実施形態によるレ
ーザプリンタ装置の場合と同様である。
【0039】図7は本発明の第3の実施形態によるレー
ザプリンタ装置を示す側面断面図であり、図1乃至図6
に基づいて説明した部材に対応する部材については同一
符号を付して説明を省略する。第3の実施形態によるレ
ーザプリンタ装置は、図6に基づいて説明した第2の実
施形態によるレーザプリンタ装置に、図1及び図2に示
す給紙ユニット41を接続することにより、給紙ユニット
41による給紙機能を付加したものである。ここで、給紙
ユニット41は、プリンタ本体70の給紙部より多数枚の記
録紙Pを収納できるように構成されているものとする。
【0040】第3の実施形態によるレーザプリンタ装置
では、給紙ユニット41は、第1の実施形態によるレーザ
プリンタ装置と同様の接続機構により反転給紙ユニット
90に接続されるものとする。すなわち、反転給紙ユニッ
ト90のフレーム部91には、被係止ピン51を設け、反転給
紙ユニット90のフレーム部91の下面には、給紙ユニット
41の上面に設けられた位置決めピン40bと共に反転給紙
ユニット90を接続位置に位置決めするための位置決め孔
を設ける。また、第1の実施形態のレーザプリンタ装置
に基づいて説明したように、給紙ユニット41のフレーム
部44には係止レバー52が設けら、給紙カセット43には、
装着位置への装着時に係止レバー52を押圧して揺動させ
る押圧部43aが設けられている。
【0041】上記構成の接続機構によれば、反転給紙ユ
ニット90を、給紙カセット43が抜脱された状態の給紙ユ
ニット41上の接続位置に載置し、給紙カセット43を給紙
ユニット41の接続位置に装着することにより、係止レバ
ー52が接続位置にある反転給紙ユニット90の被係止ピン
51を係止する拘束位置に揺動し、反転給紙ユニット90と
給紙ユニット41とが接続される。この状態で、給紙ユニ
ット41は、反転給紙ユニット90を介して間接的にプリン
タ本体70に接続され、プリンタ本体70に記録紙Pを給紙
することが可能になる。また、給紙カセット43を給紙ユ
ニット41から抜脱することにより、係止レバー52が被係
止ピン51から離間する解放位置に揺動し、給紙ユニット
41と反転給紙ユニット90とを切り離すことが可能にな
る。また、給紙ユニット41に設ける係止部材としては、
図4及び図5に基づいて説明した係止レバー60を用いて
もよく、係止レバー60を用いた場合には、給紙ユニット
41に給紙カセット43が装着された状態でも、給紙ユニッ
ト41に反転給紙ユニット90が接続可能になることは第1
の実施形態によるレーザプリンタ装置の場合と同様であ
る。
【0042】第3の実施形態によるレーザプリンタ装置
では、多数枚の記録紙Pを収納して大きな重量を有する
給紙ユニット41をプリンタ本体70から容易に切り離すこ
とが可能であるので、装置の移動・運搬時には大容量の
給紙ユニット41を切り離すことで作業負荷を軽減するこ
とができ、特に便利である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の画
像形成装置によれば、給紙ユニットに設けられた係止部
材が、給紙カセットの装着動作に連動して接続位置にあ
る画像形成装置本体又は給紙ユニットの被係止部を係止
する拘束位置に移動し、かつ給紙カセットの抜脱動作に
連動して被係止部から離間する解放位置に移動すること
により、給紙カセットを給紙ユニットに対して装着又は
抜脱するだけで、係止部材を、被係止部を係止する拘束
位置又は被係止部から離間する解放位置に揺動させるこ
とができるので、ドライバ等の工具を用いたり、画像形
成装置本体や給紙ユニットの一部を分解することなく、
簡単な作業で画像形成装置本体と給紙ユニット又は1つ
の給紙ユニットと他の給紙ユニットとを接続し、あるい
は切り離すことができる。
【0044】また、請求項2記載の画像形成装置によれ
ば、反転給紙ユニットを、フレーム部と、このフレーム
部に着脱可能に装着され、搬送ユニットからの記録紙を
反転して画像形成装置本体に再給紙する反転機構部とに
よって構成し、前記フレーム部に設けられた係止部材
が、反転機構部の装着動作に連動して接続位置にある画
像形成装置本体又はフレーム部の被係止部を係止する拘
束位置に移動し、かつ反転機構部の抜脱動作に連動して
被係止部から離間する解放位置に移動することにより、
反転機構部を反転給紙ユニットに対して装着又は抜脱す
るだけで、係止部材を、被係止部を係止する拘束位置又
は被係止部から離間する解放位置に揺動させることがで
きるので、ドライバ等の工具を用いたり、画像形成装置
本体や反転給紙ユニットの一部を分解することなく、簡
単な作業で画像形成装置本体と反転給紙ユニットとを接
続し、あるいは切り離すことができる。
【0045】また、請求項3記載の画像形成装置によれ
ば、反転給紙ユニットを、フレーム部と、このフレーム
部に着脱可能に装着され、前記搬送ユニットからの記録
紙を反転して画像形成装置本体に再給紙する反転機構部
とによって構成し、給紙ユニットに設けられた第2の接
続手段の係止部材が、給紙カセットの装着動作に連動し
て接続位置にある画像形成装置本体,給紙ユニット又は
フレーム部の係止部を係止する拘束位置に移動し、かつ
給紙カセットの抜脱動作に連動して前記被係止部から離
間する解放位置に移動し、さらに前記フレーム部に設け
られた第2の接続手段の被係止部が、反転機構部の装着
動作に連動して接続位置にある画像形成装置本体又は給
紙ユニットの被係止部を係止する拘束位置に移動し、か
つ反転機構部の抜脱動作に連動して被係止部から離間す
る解放位置に移動することにより、給紙カセットを給紙
ユニットに対して装着又は抜脱するだけで、係止部材
を、被係止部を係止する拘束位置又は被係止部から離間
する解放位置に揺動させることができるので、ドライバ
等の工具を用いたり、画像形成装置本体や給紙ユニット
や反転給紙ユニットの一部を分解することなく、簡単な
作業で1つの給紙ユニットと、画像形成装置本体,反転
給紙ユニット又は他の給紙ユニットとを接続し、あるい
は切り離すことができ、かつ反転機構部を反転給紙ユニ
ットに対して装着又は抜脱するだけで、係止部材を、被
係止部を係止する拘束位置又は被係止部から離間する解
放位置に揺動させることができるので、ドライバ等の工
具を用いたり、画像形成装置本体や反転給紙ユニットの
一部を分解することなく、簡単な作業で画像形成装置本
体と反転給紙ユニットとを接続し、あるいは切り離すこ
とができる。
【0046】さらに、請求項4記載の画像形成装置によ
れば、係止部材を、揺動可能に支持され解放位置に付勢
された係止レバーによって構成し、この係止レバーが、
給紙ユニットに装着される給紙カセット、又はフレーム
部に装着される反転機構部によって押圧されて拘束位置
に揺動することにより、係止手段を給紙カセット又は反
転機構部により直接押圧して拘束位置に揺動させること
ができ、かつ給紙カセット又は反転機構部を装着位置か
ら抜脱すれば係止レバーが付勢力により解放位置に自動
復帰するので、接続手段の構成を簡単にすることができ
る。
【0047】さらに、請求項5記載の画像形成装置によ
れば、係止レバーが、その先端部において揺動可能に支
持された係止つめ部と、この係止つめ部を被係止部に対
する係止位置に付勢する弾性部材とを備え、係止レバー
が拘束位置にある状態で、画像形成装置本体,給紙ユニ
ット又は反転給紙ユニットを、給紙ユニット又は反転給
紙ユニットに接続する場合、被係止部材が、接続位置に
移動する被係止部により押圧されて非係止位置に揺動
し、かつ被係止部の接続位置への移動完了時に弾性部材
の付勢力により係止位置に復帰して被係止部を係止する
ことにより、係止レバーが拘束位置にある状態でも、画
像形成装置本体,給紙ユニット又は反転給紙ユニットを
接続位置の方向に移動させることにより、係止つめ部
が、被係止部よって押圧されて非係止方向に揺動するの
で、係止レバーが拘束位置にある状態でも画像形成装置
本体,給紙ユニット又は反転給紙ユニットを接続位置に
移動させることが可能になるので、画像形成装置本体,
給紙ユニット又は反転給紙ユニットの接続作業を簡単に
することができ、かつ誤って接続機構が破損することを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるレーザプリンタ
装置を示す側面断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態によるレーザプリンタ
装置の一部を破断した斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態によるレーザプリンタ
装置における接続機構の一例の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における係止レバーの
他の例を示す側面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における係止レバーの
他の例を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施形態によるレーザプリンタ
装置を示す側面断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態によるレーザプリンタ
装置を示す側面断面図である。
【図8】プリンタ本体及び複数のシステムユニットから
なる従来のレーザプリンタ装置における接続機構の一例
を示す構成図である。
【符号の説明】
20…プリンタ本体、 40,41…給紙ユニット、 40b…
位置決めピン、 43…給紙カセット、 43a…押圧部、
44,91…フレーム部、 51…被係止ピン、 52,60…
係止レバー、 52a,62a…係止溝、 53…コイルスプリ
ング、 61…レバー本体、 62…係止つめ部、 63…捩
りコイルスプリング、 90…反転給紙ユニット、 92…
反転機構部、 P…記録紙。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙に画像を形成する画像記録部を少
    なくとも有する画像形成装置本体と、着脱可能な給紙カ
    セットに記録紙の束を収納するともに、前記画像形成装
    置本体に接続されて前記給紙カセット内の記録紙を給紙
    する1又は2以上の給紙ユニットと、1つの前記給紙ユ
    ニットを画像形成装置本体に接続するとともに、2以上
    の給紙ユニットが画像形成装置本体に接続される場合に
    は、1つの給紙ユニットに他の給紙ユニットを接続する
    接続手段とを備えた画像形成装置において、 前記接続手段が、前記画像形成装置本体及び前記給紙ユ
    ニットにそれぞれ設けられた被係止部と、給紙ユニット
    に設けられ前記給紙カセットの装着動作に連動して接続
    位置にある画像形成装置本体又は給紙ユニットの前記被
    係止部を係止する拘束位置に移動し、かつ前記給紙カセ
    ットの抜脱動作に連動して前記被係止部から離間する解
    放位置に移動する係止部材とを備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 記録紙に画像を形成する画像記録部を少
    なくとも有する画像形成装置本体と、この画像形成装置
    本体により画像が形成された記録紙を反転して再び画像
    形成装置本体に給紙する反転給紙ユニットと、前記画像
    形成装置本体から排紙された記録紙を前記反転給紙ユニ
    ット又は画像形成装置本体の排紙部に搬送する搬送ユニ
    ットと、前記反転給紙ユニットを、画像形成装置本体に
    接続する接続手段とを備えた画像形成装置において、 前記反転給紙ユニットを、フレーム部と、このフレーム
    部に着脱可能に装着され、前記搬送ユニットからの記録
    紙を反転して画像形成装置本体に再給紙する反転機構部
    とによって構成し、 前記接続手段が、前記画像形成装置本体及び前記フレー
    ム部にそれぞれ設けられた被係止部と、フレーム部に設
    けられ前記反転機構部の装着動作に連動して接続位置に
    ある画像形成装置本体又はフレーム部の前記被係止部を
    係止する拘束位置に移動し、かつ反転機構部の抜脱動作
    に連動して前記被係止部から離間する解放位置に移動す
    る係止部材とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 記録紙に画像を形成する画像記録部を少
    なくとも有する画像形成装置本体と、着脱可能な給紙カ
    セットに記録紙の束を収納するとともに、前記画像形成
    装置本体に接続されて前記給紙カセット内の記録紙を給
    紙する1又は2以上の給紙ユニットと、前記画像形成装
    置本体により画像が形成された記録紙を反転して再び画
    像形成装置本体に給紙する反転給紙ユニットと、前記画
    像形成装置本体から排紙された記録紙を前記反転給紙ユ
    ニット又は画像形成装置本体の排紙部に搬送する搬送ユ
    ニットと、1つの前記給紙ユニットを、画像形成装置本
    体又は反転給紙ユニットに接続するとともに、2以上の
    給紙ユニットが画像形成装置本体に接続される場合に
    は、1つの給紙ユニットに他の給紙ユニットを接続する
    第1の接続手段と、前記反転給紙ユニットを、画像形成
    装置本体又は前記給紙ユニットに接続する第2の接続手
    段とを備えた画像形成装置において、 前記反転給紙ユニットを、フレーム部と、このフレーム
    部に着脱可能に装着され、前記搬送ユニットからの記録
    紙を反転して画像形成装置本体に再給紙する反転機構部
    とによって構成し、 前記第1の接続手段が、前記画像形成装置本体,前記給
    紙ユニット及び前記フレーム部にそれぞれ設けられた被
    係止部と、給紙ユニットに設けられ前記給紙カセットの
    装着動作に連動して接続位置にある画像形成装置本体,
    給紙ユニット又はフレーム部の前記係止部を係止する拘
    束位置に移動し、かつ給紙カセットの抜脱動作に連動し
    て前記被係止部から離間する解放位置に移動する係止部
    材とを備え、 前記第2の接続手段が、画像形成装置本体及び給紙ユニ
    ットにそれぞれ設けられた被係止部と、前記フレーム部
    に設けられ前記反転機構部の装着動作に連動して接続位
    置にある画像形成装置本体又は給紙ユニットの前記被係
    止部を係止する拘束位置に移動し、かつ反転機構部の抜
    脱動作に連動して前記被係止部から離間する解放位置に
    移動する係止部材とを備えたことを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記係止部材を、揺動可能に支持され前
    記解放位置に付勢された係止レバーによって構成し、こ
    の係止レバーが、前記給紙ユニットに装着される前記給
    紙カセット、又は前記フレーム部に装着される前記反転
    機構部によって押圧されて前記拘束位置に揺動すること
    を特徴とする請求項1,2又は3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記係止レバーが、その先端部において
    揺動可能に支持された係止つめ部と、この係止つめ部を
    前記被係止部に対する係止位置に付勢する弾性部材とを
    備え、 係止レバーが前記拘束位置にある状態で、前記画像形成
    装置本体,前記給紙ユニット又は前記反転給紙ユニット
    を、給紙ユニット又は反転給紙ユニットに接続する場
    合、 前記係止つめ部が、接続位置に移動する前記被係止部に
    より押圧されて非係止位置に揺動し、かつ被係止部の接
    続位置への移動完了時に前記弾性部材の付勢力により前
    記係止位置に復帰して被係止部を係止することを特徴と
    する請求項4記載の画像形成装置。
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