JP2009023754A - 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】給紙カセットの引き出し操作時の負荷を平均化して操作感の向上を図ることができる給紙装置を提供することに。
【解決手段】画像形成装置本体に形成された収納部35に着脱可能な給紙カセットを備え、該給紙カセットに、支点を中心として揺動可能な用紙積載板と、該用紙積載板を押し上げるバネと、前記用紙積載板の揺動を給紙カセット底部でロックするボトムロック機構と、前記用紙積載板を支点を中心として揺動させるロックレバー36を設け、該給紙カセットの画像形成装置本体に対する着脱動作時に前記ロックレバー36を画像形成装置本体側のガイド板37のカム面37aに係合させ、前記用紙積載板を給紙カセットの着脱動作に連動して揺動させるよう構成された給紙装置において、前記ガイド板37のカム面37aを、前記給紙カセットの引き出しストロークに対する前記用紙積載板の押し下げ量が漸減するよう曲面形状とする。
【選択図】図5
【解決手段】画像形成装置本体に形成された収納部35に着脱可能な給紙カセットを備え、該給紙カセットに、支点を中心として揺動可能な用紙積載板と、該用紙積載板を押し上げるバネと、前記用紙積載板の揺動を給紙カセット底部でロックするボトムロック機構と、前記用紙積載板を支点を中心として揺動させるロックレバー36を設け、該給紙カセットの画像形成装置本体に対する着脱動作時に前記ロックレバー36を画像形成装置本体側のガイド板37のカム面37aに係合させ、前記用紙積載板を給紙カセットの着脱動作に連動して揺動させるよう構成された給紙装置において、前記ガイド板37のカム面37aを、前記給紙カセットの引き出しストロークに対する前記用紙積載板の押し下げ量が漸減するよう曲面形状とする。
【選択図】図5
Description
本発明は、用紙積載板を給紙カセットの着脱動作に連動して揺動させるよう構成された給紙装置とこれを備えた画像形成装置に関するものである。
電子写真方式によって用紙に画像を形成する複写機やプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置には、用紙を収容する給紙装置が設けられており、この給紙装置には画像形成装置本体に着脱可能に装着される給紙カセットに用紙を積層して収容するカセット式のものが多く使用されている。
カセット式の給紙装置の給紙カセットには、支点を中心として揺動可能な用紙積載板と、該用紙積載板を押し上げるバネ等が設けられているが、ボトムロック方式を採用する給紙カセットにはボトムロック機構が設けられている(例えば、特許文献1参照)。このボトムロック機構は、給紙カセットを画像形成装置本体から取り出した状態では用紙積載板を給紙カセットの底部で保持してその揺動をロックし、給紙カセットを画像形成装置本体に装着すると用紙積載板のロックを解除してバネによって用紙積載板を押し上げ、これに積載された用紙を送り出しローラに当接させるよう機能するものである。このようなボトムロック機構を備えた給紙装置には、給紙カセットの画像形成装置本体に対する着脱動作時にロックレバーを画像形成装置本体側のガイド板のカム面に係合させ、用紙積載板を給紙カセットの着脱動作に連動して揺動させる構成が採用されている。
特開2001−253567号公報
しかしながら、従来の給紙装置においては、画像形成装置本体側に設けられたガイド板のカム面がストレートな斜面で構成されていたため、給紙カセットを画像形成装置本体から引き出す際の用紙積載板の押し下げ量が引き出しストロークに対して一定となり、用紙積載板が給紙カセット底部へと押し下げられていくに連れて該用紙積載板を押し上げるバネの荷重(圧縮反力)が大きくなり、給紙カセットの引き出し終わり近くでは大きな力を要し、ユーザーの操作感を害するという問題があった。因みに、バネの圧縮反力は、要し積載板の押し下げ量(バネの圧縮量)に比例して大きくなる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、給紙カセットの引き出し操作時の負荷を平均化して操作感の向上を図ることができる給紙装置とこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、画像形成装置本体に形成された収納部に着脱可能な給紙カセットを備え、該給紙カセットに、支点を中心として揺動可能な用紙積載板と、該用紙積載板を押し上げるバネと、前記用紙積載板の揺動を給紙カセット底部でロックするボトムロック機構と、前記用紙積載板を支点を中心として揺動させるロックレバーを設け、該給紙カセットの画像形成装置本体に対する着脱動作時に前記ロックレバーを画像形成装置本体側のガイド板のカム面に係合させ、前記用紙積載板を給紙カセットの着脱動作に連動して揺動させるよう構成された給紙装置において、前記ガイド板のカム面を、前記給紙カセットの引き出しストロークに対する前記用紙積載板の押し下げ量が漸減するよう曲面形状としたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、画像形成装置に請求項1記載の給紙装置を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、ガイド板のカム面を、給紙カセットの引き出しストロークに対する用紙積載板の押し下げ量が漸減するよう曲面形状としたため、バネ荷重が大きくなる給紙カセットの引き出し終わり近くの用紙積載板の押し下げ量(バネの圧縮量)が小さく抑えられ、引き出しストロークに対するバネ荷重が平均化され、引き出し終わりに大きな操作力を要するという問題が解消されてユーザーの操作感が高められる。即ち、バネ荷重が小さな引き出し初期に用紙積載板を大きく押し下げ、バネ荷重が大きくなる引き出し終わり近くで用紙搬送板の押し下げ量を小さく抑えることによってユーザーの負担が軽減されて良好な操作感が得られる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の一形態としてのレーザビームプリンタの側断面図であり、図示のレーザビームプリンタ1は、箱状の装置本体1aを備えており、該装置本体1aの上面の中央部には傾斜した凹状の排紙トレイ32が設けられている。又、装置本体1aの前面(図2の左方が前方)上部には開閉可能な手差しトレイ8が設けられ、装置本体1aの下部には本発明に係る給紙装置2を構成する給紙カセット7が設けられており、この給紙カセット7は手前側に引き出すことができる。
而して、本実施の形態に係るレーザビームプリンタ1は、装置本体1a内に設けられた搬送路Lに沿って用紙を搬送しながら、不図示の端末等から送信される画像データに基づいて用紙に画像を形成するもであって、前記搬送路Lは、装置本体1a内を前方から後方(図1の右方から左方)に略水平に延びる水平部L1と、該水平部L1の端部から略垂直に立ち上がる垂直部L2とで側面視略L字状に構成されている。
又、レーザビームプリンタ1は、装置本体1aの下部に設けられた前記給紙装置2と、該給紙装置2の上方の装置本体1a内の略中央部に設けられた画像形成部3と、該画像形成部3の後方に配された定着部4と、該定着部4の上方の装置本体1aの上面に設けられた凹状の排紙部5と、前記搬送路Lの水平部L1と前記給紙カセット7との間に設けられたスイッチバック部6を備えている。
上記給紙装置2は、用紙を収納するとともに、その用紙を前記画像形成部3に向けて給送するものであって、前記給紙カセット7を備えている。
ここで、給紙カセット7は、上面が開放された矩形箱状を成すものであって、その内部に積層して収容された不図示の用紙を1枚ずつ送り出す機能を果たし、これが図示のように装置本体1a内に装着されている状態では搬送路Lの水平部L1の下方に位置している。
又、給紙カセット7には、該給紙カセット7の装着方向奥側の軸12を中心として上下に揺動する用紙積載板10と、該用紙積載板10を押し上げるバネ9等が備えられているが、その構成の詳細は後述する。
更に、給紙装置2には、給紙カセット7内の用紙積載板10上に積層された用紙を1枚ずつ取り出すピックアップローラ13と、取り出された用紙を搬送路Lの水平部L1へと送り出すフィードローラ14とリタードローラ15、複数の給紙ローラ16,17,18、送り出された用紙を一時待機させた後に所定のタイミングで画像形成部3へと供給するレジストローラ対19の他、手差しトレイ8に載置された用紙を取り出すピックアップローラ20が設けられている。
前記画像形成部3は、給紙装置2から供給された用紙に画像を形成するものであって、搬送路Lの水平部L1の前後方向略中央部に回転可能に配された像担持体としての感光ドラム21、その周囲に配置された帯電器22、現像装置23、転写ローラ24及びクリーニング装置25、これらの上方に配置されたレーザスキャナユニット(LSU)26、トナーホッパー27等を備えている。
又、前記定着部4は、画像形成部3において用紙に転写されたトナー像を当該用紙に定着させるためのものであって、互いに圧接されて回転する加熱ローラ28と加圧ローラ29を備えている。
更に、前記排紙部5は、定着部4においてトナー像が定着された用紙を装置本体1a外へと排出するためのものであって、搬送路Lの垂直部L2の途中に設けられた複数の搬送ローラ対30と垂直部L2の末端に設けられた排紙ローラ対31及び装置本体1a外へと排出される用紙を積載するための前記排紙トレイ32を備えている。
又、前記スイッチバック部6は、用紙の両面に画像を形成する場合に使用されるものであって、搬送路Lの水平部L1の下方に配された別の搬送路L’とその適所に設けられた複数の搬送ローラ対33を備えている。
次に、以上の構成を有するレーザビームプリンタ1の画像形成動作について説明する。
例えばパーソナルコンピュータ(パソコン)等の端末から当該レーザビームプリンタ1にプリント開始信号が送信されると、画像形成部3においては、感光ドラム21は不図示の駆動手段によって図1の矢印方向(時計方向)に回転駆動され、その表面が帯電器22によって所定の電位に一様に帯電される。そして、端末から送信された画像データに基づくレーザ光がレーザスキャナユニット26から出力されて感光ドラム21上に照射されると、該感光ドラム21上には静電潜像が形成される。そして、この感光ドラム21上に形成された静電潜像は、現像装置23によって現像剤であるトナーを用いて現像されてトナー像として可視像化される。
同時に給紙装置2においては、例えば給紙カセット7内に収容された用紙は、ピックアップローラ13によって最上位のものから1枚ずつピックアップされ、フィードローラ14とリタードローラ15及び給紙ローラ16,17,18によって搬送路Lの水平部L1へと送り出され、レジストローラ対19によって一時待機状態とされた後、感光ドラム21上のトナー像に同期する所定のタイミングで画像形成部3へと供給される。尚、手差しトレイ8に積載された用紙に画像を形成する場合には、用紙は、ピックアップローラ20によって1枚ずつ取り出され、給紙ローラ16,18によって搬送路Lの水平部L1へと送り出される。
画像形成部3においては、感光ドラム21と転写ローラ24との間の転写ニップへと供給された用紙は、転写ローラ24によって感光ドラム21に押し付けられながら搬送されることによって、その表面(転写面)に感光ドラム21上のトナー像が転写される。そして、トナー像が転写された用紙は、定着部4へと搬送され、この定着部4において加熱ローラ28と加圧ローラ29によって挟み込まれて搬送される過程で加熱及び加圧されてトナー像の定着を受ける。尚、用紙へのトナー像の転写後に感光ドラム21の表面に残留するトナー(転写残トナー)はクリーニング装置25によって除去される。
而して、定着部4にて表面にトナー像が定着された用紙は、搬送ローラ対30によって搬送路Lの垂直部L2を上方へと搬送され、排紙ローラ対31によって装置本体1aの上部に設けられた排紙トレイ32に排出されて積載される。
以上が用紙の片面に画像を形成する場合の一連の動作であるが、用紙の両面に画像を形成する場合には、定着部4にて片面にトナー像が定着された用紙を搬送ローラ対30によって搬送路Lの垂直部L2へと送り込んだ後、搬送ローラ対30を逆転させることによって用紙をスイッチバックさせて別の搬送路L’へと送り込む。そして、搬送路L’に設けられた複数の搬送ローラ対33によって用紙を搬送路L’に沿って前方(図1の右方)へと搬送し、該用紙を給紙ローラ16,17,18によって搬送路Lの水平部L1に再び送り込めば、該用紙の表裏が逆転し、以後、前記と同様の動作によって感光ドラム21上のトナー像を用紙の表面(画像が形成されていない他方の面)に転写し、そのトナー像を定着部4において用紙に定着させれば、用紙の両面に画像が形成される。このようにして両面に画像が形成された用紙は、前記と同様に搬送ローラ対30によって搬送路Lの垂直部L2を上方へと搬送され、排紙ローラ対31によって排紙トレイ32に排出される。
次に、本発明に係る給紙装置2の給紙カセット7の構成と着脱動作を図2〜図6に基づいて説明する。
図2は給紙カセットの斜視図、図3は同給紙カセットの部分斜視図、図4は画像形成装置本体のカセット収納部の斜視図、図5は同カセット収納部のガイド板部分の内面図、図6は同カセット収納部に給紙カセットが装着された状態を示す斜視図である。
図2に示す給紙カセット7は、上面が開放された矩形箱状を成すものであって、その内部には用紙積載板10とこれを押し上げるバネ9(図1参照)の他、ボトムロック機構34が備えられている。このボトムロック機構34は、給紙カセット7を画像形成装置本体1aに設けられた図4に示すカセット収納部35から取り出した状態では用紙積載板10を給紙カセット7の底部で保持してその揺動をロックし、給紙カセット7を画像形成装置本体1aのカセット収納部35に図6に示すようにに装着すると用紙積載板10のロックを解除してバネ9(図1参照)によって用紙積載板10を押し上げ、これに積載された用紙を図1に示すピックアップローラ13に当接させるよう機能するものであって、その構成は公知であるため、ここでは説明を省略する。
ところで、給紙カセット7の装着方向手前側の左右には、図3に示すように、用紙積載板10を軸12(図1参照)を支点として揺動する用紙積載板10を給紙カセット7を引き出す際に下方に押し下げるためのロックレバー36(図3には一方のみ図示)が設けられており、該ロックレバー36は給紙カセット7の側壁に形成された円弧状のガイド孔7aを貫通して側壁外に突出している。
他方、画像形成装置本体1aに形成された前記カセット収納部35は、図4に示すように、下方か開口する矩形フレーム状に成形されており、その左右の側壁の手前側内面にはガイド板37(図4及び図5には一方のみ図示)が設けられている。各ガイド板37にはカム面37aが形成されているが、本実施の形態では、カム面37aは、給紙カセット7の引き出しストロークに対する用紙積載板10の押し下げ量が漸減するよう曲面形状に成形されている。尚、従来のカム面37a’は図5に鎖線にて示すようにストレートな斜面として構成されていた。
而して、給紙カセット7を画像形成装置本体1aのカセット収納部35に対して引き出す際には、給紙カセット7の左右のロックレバー36が左右のガイド板37のカム面37aにそれぞれ係合し、給紙カセット7の引き出し動作によってロックレバー36がガイド板37のカム面37aに沿って移動することによって給紙カセット7の軸12を支点として揺動する用紙積載板10をロックレバー36が押し下げ、用紙積載板10を図1に実線にて示す状態でロックさせる。
具体的には、図6に示すように画像形成装置本体1aのカセット収納部35に装着されている給紙カセット7を手前側(図5の右側)に引き出すと、装着時に図5のa位置にあったロックレバー36がガイド板37のカム面37aに沿って押し下げられながら給紙カセット7の引き出し方向に移動する。ここで、引き出し初期に給紙カセット7を図5に示すストロークS1だけ引き出した状態では、従来は図5のb’位置に押し下げられていたロックレバー36は、本実施の形態ではb位置まで押し下げられ、その押し下げ量X1は従来の押し下げ量X1’よりもおおきくなる(X1>X1’)。
そして、給紙カセット7を更に手前側に引き出すと、ロックレバー36はガイド板37のカム面37aに沿って押し下げられながら給紙カセット7と共に移動し、これが図5に示すc位置に達した時点で給紙カセット7の用紙積載板10のロックが完了するが、b点からc点にストロークS2で移動するまでのロックレバー36の押し下げ量は、従来が図示のX2’と比較的大きいのに対して本実施の形態では図示のX2と非常に小さく抑えられる(X2<X2’)。
以上のように、給紙カセット7の引き出し動作に連動してロックレバー36がガイド板37のカム面37aに沿って押し下げられると、このロックレバー36によって用紙積載板10が軸12(図1参照)を支点として下方へと揺動し、給紙カセット7が画像形成装置本体1aのカセット収納部35から引き出されると、用紙積載板10は、ボトムロック機構34によって給紙カセット7の底面に保持されて揺動がロックされる。
而して、本実施の形態では、ガイド板37のカム面37aを、給紙カセット7の引き出しストロークに対する用紙積載板10の押し下げ量が漸減するよう曲面形状としたため、バネ荷重が大きくなる給紙カセット7の引き出し終わり近くの用紙積載板10の押し下げ量(バネ9の圧縮量)が小さく抑えられ、引き出しストロークに対するバネ荷重が平均化され、引き出し終わりに大きな操作力を要するという従来の問題が解消されてユーザーの操作感が高められる。即ち、バネ荷重が小さな引き出し初期に用紙積載板10を大きく押し下げ、バネ荷重が大きくなる引き出し終わり近くで用紙搬送板10の押し下げ量を小さく抑えることによってユーザーの負担が軽減されて良好な操作感が得られる。
他方、引き出された給紙カセット7を画像形成装置本体1aのカセット収納部35に装着する場合には、該給紙カセット7の用紙積載板10がロックされた状態で装着される場合は、給紙カセット7を引き出す際に用紙積載板10がロックされる位置を越えて押し込まれると用紙積載板10のロックが解除され、用紙積載板10が軸12(図1参照)を支点として上方へと揺動し、これに積載された用紙が図1に示すピックローラ13(図1参照)に押し当てられて画像形成が可能となる。このとき、用紙積載板10に積載される用紙量に対してロックレバー36の動きは次のようになる。
即ち、用紙が満載の場合は、用紙積載板10のロックが解除され、軸12を支点として積載用紙がピックアップローラ13に当接するまで用紙積載板10が押し上げられ、その用紙積載板10によってロックレバー36も押し上げられるが、用紙量が多いことから、ロックレバー36は殆ど上に上がらず、ロック位置から少しの距離の移動となる。画像形成動作に伴って用紙の量が減少するに連れてピックアップローラ13に向けてバネ9によって用紙積載板10が押し上げられ、この用紙積載板10によってロックレバー36が押し上げられる。用紙満載時のロックレバー36はa点を垂直に下げた位置でc点を水平にした交点位置より少し上方にあり、画像形成動作による用紙の消費に伴ってa点へと移動していく。
又、給紙カセット7の用紙積載板10をロックしないで装着した場合は、ロックレバー36がガイド板37の入側口カム面37bに沿って用紙積載板10を押し下げてロック点であるc点を通過するが、装置内ではロック解除となるため、用紙積載板10は軸12を支点として揺動可能となる。尚、ガイド板37の入口側カム面37bをストレート面としているのは、給紙カセット7を装着する場合は、用紙積載板10をロックし、用紙をセットして行うことが手順として提示しているが、操作者が誤って用紙積載板10をロックしないで装着しようとしても、それを可能とし、このとき。操作性に違和感を与えることで操作者に操作間違いを認識してもらうためである。
ところで、以上は本発明を特にレーザビームプリンタに適用した形態について説明したが、本発明は、プリンタの他、複写機やファクシミリ装置、それらの複合機等の他の任意の画像形成装置とこれに備えられた給紙装置に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 レーザビームプリンタ(画像形成装置)
1a 画像形成装置本体
2 給紙装置
3 画像形成部
4 定着部
5 排紙部
6 スイッチバック部
7 給紙カセット
7a 給紙カセットのガイド孔
8 手差しトレイ
9 バネ
10 用紙積載板
12 軸(支点)
13 ピックアップローラ
14 フィードローラ
15 リタードローラ
16〜18 給紙ローラ
19 レジストローラ対
20 ピックアップローラ
21 感光ドラム
22 帯電器
23 現像装置
24 転写ローラ
25 クリーニング装置
26 レーザスキャナユニット(LSU)
27 トナーホッパー
28 加熱ローラ
29 加圧ローラ
30 搬送ローラ対
31 排紙ローラ対
32 排紙トレイ
33 搬送ローラ対
34 ボトムロック機構
35 カセット収納部
36 ロックレバー
37 ガイド板
37a ガイド板のカム面
37b ガイド板の入口側カム面
L,L’ 搬送路
L1 搬送路の水平部
L2 搬送路の垂直部
1a 画像形成装置本体
2 給紙装置
3 画像形成部
4 定着部
5 排紙部
6 スイッチバック部
7 給紙カセット
7a 給紙カセットのガイド孔
8 手差しトレイ
9 バネ
10 用紙積載板
12 軸(支点)
13 ピックアップローラ
14 フィードローラ
15 リタードローラ
16〜18 給紙ローラ
19 レジストローラ対
20 ピックアップローラ
21 感光ドラム
22 帯電器
23 現像装置
24 転写ローラ
25 クリーニング装置
26 レーザスキャナユニット(LSU)
27 トナーホッパー
28 加熱ローラ
29 加圧ローラ
30 搬送ローラ対
31 排紙ローラ対
32 排紙トレイ
33 搬送ローラ対
34 ボトムロック機構
35 カセット収納部
36 ロックレバー
37 ガイド板
37a ガイド板のカム面
37b ガイド板の入口側カム面
L,L’ 搬送路
L1 搬送路の水平部
L2 搬送路の垂直部
Claims (2)
- 画像形成装置本体に形成された収納部に着脱可能な給紙カセットを備え、該給紙カセットに、支点を中心として揺動可能な用紙積載板と、該用紙積載板を押し上げるバネと、前記用紙積載板の揺動を給紙カセット底部でロックするボトムロック機構と、前記用紙積載板を支点を中心として揺動させるロックレバーを設け、該給紙カセットの画像形成装置本体に対する着脱動作時に前記ロックレバーを画像形成装置本体側のガイド板のカム面に係合させ、前記用紙積載板を給紙カセットの着脱動作に連動して揺動させるよう構成された給紙装置において、
前記ガイド板のカム面を、前記給紙カセットの引き出しストロークに対する前記用紙積載板の押し下げ量が漸減するよう曲面形状としたことを特徴とする給紙装置。 - 請求項1記載の給紙装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
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JP2018104169A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
US11724898B2 (en) | 2021-08-20 | 2023-08-15 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image processing device |
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US11724898B2 (en) | 2021-08-20 | 2023-08-15 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image processing device |
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