JPH09221009A - 作業車のブレーキ装置 - Google Patents

作業車のブレーキ装置

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JPH09221009A
JPH09221009A JP3233496A JP3233496A JPH09221009A JP H09221009 A JPH09221009 A JP H09221009A JP 3233496 A JP3233496 A JP 3233496A JP 3233496 A JP3233496 A JP 3233496A JP H09221009 A JPH09221009 A JP H09221009A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧トランスミッションの油圧ポンプの斜板
を中立位置にもどすようにすることによって減速させる
可変絞り弁を備えた作業車において、前記可変絞り弁の
弁体を操作する操作レバーをブレーキペダルに連動連結
するに際して、操作レバーがスットパによって停止され
た後でもブレーキペダルを踏み込めるようにして、ブレ
ーキを効かすためのブレーキペダルの踏み込み操作領域
と、可変絞り弁を操作するためのブレーキペダルの踏み
込み操作領域との調整の簡易化を図る。 【解決手段】 ブレーキペダル56の踏み込みによる操
作レバー61の操作が不能になった後でもブレーキペダ
ル56を踏み込み得るように、バネ67を介して操作レ
バー61とブレーキペダル56とを連動連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホイールローダ等
の作業車のブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホイールローダにあっては、エン
ジンによって駆動される斜板形可変容量油圧ポンプから
の圧油によって油圧モータを駆動し、この油圧モータに
よって駆動輪を回転させるようにした静油圧トランスミ
ッションを備えたものがある。このものにあっては、静
油圧トランスミッションの油圧ポンプの斜板の傾斜角を
サーボシリンダによって制御し、このサーボシリンダは
前後進切換バルブの切り換え操作によって制御され、こ
の前後進切換バルブの切り換え操作により、斜板が中立
状態(動力入力軸に対して直交する状態)から一方ある
いは他方に傾動し、静油圧トランスミッションの圧油の
流れが切り換えられてホイールローダが前後進するよう
に構成されている。
【0003】また、前後進切換バルブが組み込まれるバ
ルブブロックには、ホイールローダを前進させるように
サーボシリンダに圧油を供給する前進側油路と、ホイー
ルローダを後進させるようにサーボシリンダに圧油を供
給する後進側油路とを連通させるバイパス油路が形成さ
れ、このバイパス油路には可変絞り弁が介装されてお
り、この可変絞り弁によって、バイパス油路を遮断状態
から、徐々に開いて減速させ、最終的にはバイパス油路
を全開させて前進側油路と後進側油路との差圧をなく
し、油圧ポンプの斜板が中立になるように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにおい
て、ブレーキペダルと可変絞り弁とを連動連結し、ブレ
ーキペダルの踏み込み操作によって可変絞り弁を動かし
て減速し、バイパス油路を全開させて油圧ポンプの斜板
が中立になった後に、ブレーキペダルがマスタシリンダ
のピストンを押圧してブレーキを作動させて駆動輪を制
動するように構成することによって、操作系の部品点数
削減と、操作の簡略化を図ったものが提案されている。
【0005】しかし、このものにあっては、バイパス油
路が全開してから可変絞り弁の弁体がスットパによって
停止されるまでの間に、ブレーキが完全に効くよう、ブ
レーキペダルを踏み込み操作できるように調整しなけれ
ばならず、もし、可変絞り弁の弁体がスットパによって
停止された後でも、なおかつブレーキペダルを踏み込み
操作しなければ、ブレーキが完全には効かないというよ
うな状態に調整されると、ブレーキが完全に効く状態に
までブレーキペダルを踏み込むことができず、その調整
が大変であるという問題がある。
【0006】なお、バイパス油路が全開してから可変絞
り弁の弁体がスットパによって停止されるまでの範囲は
バルブ側の制約を受けて大きくできない。そこで、本発
明は、前記問題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、斜板形可変容量油圧ポ
ンプにより油圧モータを駆動し、この油圧モータによっ
て駆動輪を駆動し、この駆動輪をブレーキペダルの踏み
込み操作によって制動するブレーキを設けると共に、油
圧ポンプの斜板を中立位置にもどすようにすることによ
って減速させる減速手段を備えた作業車において、前記
減速手段を操作する操作手段とブレーキペダルとを連動
連結してブレーキペダルの踏み込み操作によって油圧ポ
ンプの斜板を中立位置にもどすようにすると共に、油圧
ポンプの斜板が中立になった後にブレーキが作動するよ
うに構成し、かつ、ブレーキペダルの踏み込みによる操
作手段の操作が不能になった後でもブレーキペダルを踏
み込み得るように、バネを介して操作手段とブレーキペ
ダルとを連動連結したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図4において1は作業車として例
示するホイールローダで、走行車体2の前部にヒンジ部
を介してローダ作業機3を連結し、ローダ作業機3に前
輪4を備えると共に、走行車体2に後輪5を備えてな
り、油圧シリンダでローダ作業機3を左右に屈折して操
向される。
【0009】走行車体2には、運転席6,ステアリング
装置7,エンジンおよび静油圧トランスミッション等が
設けられている。ローダ作業機3は、機体に左右一対の
フレーム8を立設し、各フレーム8の上端部にリフトシ
リンダ9によって上下揺動されるアーム10を枢支連結
し、アーム10の先端側にチルトシリンダ11によって
スクイ・ダンプ動作されるバケット12を備えてなる。
【0010】図5は走行系の油圧回路を示し、13は静
油圧トランスミッションで、エンジン14の出力軸によ
って駆動される油圧ポンプ15と、この油圧ポンプ15
によって駆動されて後輪5を回転させる油圧モータ16
とを油路17,18によって閉回路を構成するように接
続してなる。油圧ポンプ15は斜板形可変容量ポンプが
採用され、この油圧ポンプ15の斜板が、エンジン14
の出力軸に連動連結された入力軸に直交する中立位置か
ら一方又は他方に傾動するようにサーボシリンダ19に
よって制御されるようになっている。サーボシリンダ1
9は3位置切換えバルブからなる前後進切換バルブ20
によって制御され、この前後進切換バルブ20の切り換
え操作により、静油圧トランスミッション13の圧油の
流れが切り換えられてホイールローダ1が前後進する。
【0011】また、前後進切換バルブ20が組み込まれ
るバルブブロック21には、ホイールローダ1を前進さ
せるようにサーボシリンダ19に圧油を供給する前進側
油路22と、ホイールローダ1を後進させるようにサー
ボシリンダ19に圧油を供給する後進側油路23とを連
通させるバイパス油路24が形成され、このバイパス油
路24には可変絞り弁25が介装されている。
【0012】この可変絞り弁25は、図6に示すよう
に、バイパス油路24を直交状に横切るように、バルブ
ブロック21に外方から挿入された弁体26にバイパス
油路24を連通させる連通孔27を直交状に形成してな
り、連通孔27がバイパス油路24に直交或いはそれに
近い状態でバイパス油路24が遮断され、この状態から
弁体26を軸心廻りに回動させていくことによって、バ
イパス油路24と連通孔27とが連通する度合いが徐々
に大きくなり、これによって、前進側油路22と後進側
油路23との差圧が徐々になくなって、油圧ポンプ15
の斜板角が徐々に小さくなり、エンジン回転がおとされ
ずに減速され、最終的にはバイパス油路24と連通孔2
7とが完全に連通されて前進側油路22と後進側油路2
3との差圧がなくなり、油圧ポンプ15の斜板が中立に
なる。
【0013】したがって、バイパス油路24と可変絞り
弁25によって減速手段が構成されている。油圧モータ
16は斜板形可変容量モータが採用され、この油圧モー
タ16の斜板の傾斜角は、3位置切換えバルブからなる
高低速切換バルブ28によって制御される高低速切換シ
リンダ29によって、速度を高低2段に変速するように
切り換えられる。また、アクセルの操作によりエンジン
14の回転数を増減することによって無段に増減速され
るようになっている。
【0014】油圧モータ16の出力軸30からの回転動
力はギヤミッション31を介して差動装置32に伝達さ
れると共に、該差動装置32から左右後輪5に伝達され
る。また、ギヤミッション31には、走行ブレーキと駐
車ブレーキとに兼用されるネガティブブレーキ33が付
設されている。ネガティブブレーキ33は、図1に示す
ように、油圧モータ16の出力軸30側に固定されたギ
ヤケース35に取付固定されたブレーキケース36内に
収納されている。
【0015】ギヤケース35には、該ケース35とブレ
ーキケース36との両方に突出ようにブレーキ軸37が
軸心廻りに回転自在に支持され、このブレーキ軸37の
ギヤケース35側には、油圧モータ16の出力軸30に
連動連結されたギヤミッション31の伝動ギヤ38が固
定され、ブレーキ軸の37のブレーキケース36側に
は、ブレーキディスク39がスプライン嵌合されてい
る。
【0016】ブレーキケース36内にはブレーキディス
ク39に対向して支持壁40が配置され、この支持壁4
0のブレーキディスク39反対向側には、支持部41が
突出され、この支持部41はブレーキケース36を貫通
して外部に突出すると共に該ケース36に固定されてい
る。また、ブレーキケース36内には、支持壁40およ
び支持部41に外嵌されてブレーキディスク39に対し
て接当・離反自在に支持された環状のピストン42が設
けられており、このピストン42は複数のコイルバネ4
3によってブレーキディスク39をギヤケース35に押
し付けるように付勢されていて、ブレーキ軸37(した
がって後輪5)の回転を制動する。これによって、ネガ
ティブブレーキ33が駐車ブレーキとしての機能を果た
す。
【0017】前記ピストン42は、該ピストン42と支
持壁40との間に形成される圧油室44に圧油が供給さ
れることによってコイルバネ43の付勢力に抗してブレ
ーキディスク39から離反される。前記圧油室44に
は、パーキングバルブ45,支持部41に形成された供
給油路46およびパーキングバルブ45と供給油路46
とを接続する油路47を介して、エンジン14によって
回転されるチャージポンプ48から圧油が供給されて駐
車ブレーキが解除されるようになっている。
【0018】パーキングバルブ45は2位置切換電磁バ
ルブによって構成され、常時はバネで付勢されて、圧油
室44に圧油を供給する位置とされ、ステアリング7の
前方に設けられた表示パネルに配置したパーキングスイ
ッチ49の押動操作によって圧油室44の圧油をドレン
する位置とされる。このパーキングバルブ45のドレン
油路50には、絞り51が設けられており、走行中にパ
ーキングスイッチ49を押して駐車ブレーキを作動させ
たときの制動によるショックを緩和するように構成され
ている。
【0019】なお、パーキングバルブ45内に絞り51
を組み込んでいるのは、油路47に絞りを入れると、駐
車ブレーキを解除するときにも絞りが効くからである。
前記ギヤケース35にはブレーキケース36内に出退自
在に突出する環状のピストン52が設けられ、このピス
トン52の背面には、ギヤケース35に形成された油路
53、および、該油路53とマスタシリンダ55とを接
続する油路54を介してマスタシリンダ55から圧油が
供給されて、ピストン52がブレーキディスク39をピ
ストン42に押し付けるように押圧し、ブレーキ軸37
の回転を制動する。これによって、走行ブレーキとして
の機能を果たす。
【0020】前記マスタシリンダ55のピストン55a
は、ブレーキペダル56の踏み込み操作によって回動さ
れる連動アーム57によって押圧されて圧油を吐出する
ように構成され、連動アーム57とピストン55aとの
間には所定の間隔が設けられ、ブレーキペダル56は戻
しバネ58によって、元の非踏み込み位置に復帰され
る。
【0021】前記連動アーム57の先端側はプッシュプ
ルケーブル59を介して前記可変絞り弁25の弁体26
に連動連結されている。このプッシュプルケーブル59
のインナーワイヤ59aの一端側は連動アーム57の先
端側に連結されている。一方、可変絞り弁25の弁体2
6の、バルブブロック21から突出する部分にはボス6
0が外嵌されて固定され(図6にも示す)、このボス6
0には、図2および図3にも示すように、インチングレ
バー61(操作手段)が弁体26の径外方向突出状に固
定され、このインチングレバー61の先端側には、受板
62が支軸63を介して弁体26の軸心と平行な軸心廻
りに回動自在に支持されている。
【0022】受板62には、プッシュプルケーブル59
のインナーワイヤ59aの他端側が軸心方向移動自在に
貫通され、先端部に螺合されたナット64によって抜け
止めされている。また、インナーワイヤ59aの他端側
には、所定の間隔をおいて受板62に対して対向配置さ
れたバネ受け65が設けられ、該バネ受け65はインナ
ーワイヤ59a螺合されたナット66によって受板62
から離反する方向の移動が規制されると共に、受板62
とバネ受け65との間にはコイルバネ67が圧縮状に介
在されている。
【0023】なお、プッシュプルケーブル59のアウタ
ワイヤ59bの両端は、車体2側に固定のブラケット6
8に固定されている。また、コイルバネ67およびバネ
受け65等をゴム製ブーツ69で覆うのが好ましい。し
たがって、ブレーキペダル56が踏み込まれていないと
きには、可変絞り弁25の弁体26はバイパス油路24
を遮断する状態にあり、ブレーキペダル56を踏み込む
ことによって、インナーワイヤ59aおよびコイルバネ
67を介して受板62が押動され、インチングレバー6
1を介して弁体26が回動される。
【0024】図2において、インチングレバー61はA
位置からD位置まで揺動し、D位置でストッパに接当し
て停止される。インチングレバー61がA位置からB位
置まで揺動する範囲Eでは、バイパス油路24は遮断状
態であり、B位置からC位置に至るまでに弁体26に形
成した連通孔27がバイパス油路24に徐々に連通して
いって最終的にバイパス油路24が全開(連通孔27が
完全に連通する状態)とされ、C位置からD位置まで揺
動する範囲ではバイパス油路24が全開状態である。し
たがって、B位置からC位置間の範囲Fが減速領域、C
位置からD位置までの範囲Gが油圧ポンプ15の斜板の
中立領域である。
【0025】そして、インチングレバー61がC位置に
至ったときに連動アーム57がマスタシリンダ55のピ
ストン55aに接当し、インチングレバー61がC位置
からD位置に至るまでの、ブレーキペダル56の踏み込
み操作によって、走行ブレーキが効くように調整され
る。しかし、インチングレバー61がD位置に至った後
でも、なおかつブレーキペダル56を踏み込み操作しな
ければ、走行ブレーキが完全には効かないというような
ときであっても、コイルバネ67が圧縮されることによ
って、ブレーキペダル56の踏み込み操作が可能とされ
ており、調整が容易又は調整不良がおこらないように構
成されている。
【0026】また、前記のような駐車ブレーキと走行ブ
レーキとを兼ねたナガティブブレーキ33にあっては、
図7に示すように、駐車ブレーキを解除したときには、
ピストン52はブレーキケース36内には突出しておら
ず、ブレーキディスク39とピストン52との間隔は比
較的大きい。そして、図8に示すように、ブレーキディ
スク39を押圧すべくピストン52を突出させたとき
に、シール材70が弾性変形し、ブレーキペダル56の
踏み込み操作を解除したときには、図9に示すように、
ピストン52はシール材70の復元力によって戻される
ようになっているので、完全には元の位置には戻らな
い。
【0027】したがって、駐車ブレーキを解除した後、
最初にブレーキペダル56を踏み込む場合と、2回目以
降に踏み込む場合とでは、ブレーキペダル56の踏み込
み量が異なることとなる。この意味でも、コイルバネ6
7の圧縮によるブレーキペダル56の踏み込み量が重要
な意義をもつ。また、図10に示すように、インナーワ
イヤ59aの他端側に遊嵌されると共に受板62を貫通
する筒体71を、バネ受65と受板62に接当する当板
72とで挟み込み、両側からナット64,66で固定
し、この筒体71にコイルバネ67を外嵌するようにす
るようにしてもよく、これにより、コイルバネ67のセ
ットが容易になるという効果を奏する。
【0028】なお、前記受板62とバネ受65との間に
介在される弾性体としてバネに限定されることはなく、
例えば、ゴム製の筒体のようなものであってもよく、イ
ンチングレバー61をA位置からD位置まで押動させる
ことができると共に、D位置からは弾性変形してブレー
キペダル56の踏み込みを許容できるものであればよ
い。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、斜板形可変容量油圧ポ
ンプにより油圧モータを駆動し、この油圧モータによっ
て駆動輪を駆動し、この駆動輪をブレーキペダルの踏み
込み操作によって制動するブレーキを設けると共に、油
圧ポンプの斜板を中立位置にもどすようにすることによ
って減速させる減速手段を備えた作業車において、前記
減速手段を操作する操作手段とブレーキペダルとを連動
連結してブレーキペダルの踏み込み操作によって油圧ポ
ンプの斜板を中立位置にもどすようにすると共に、油圧
ポンプの斜板が中立になった後にブレーキが作動するよ
うに構成し、かつ、ブレーキペダルの踏み込みによる操
作手段の操作が不能になった後でもブレーキペダルを踏
み込み得るように、弾性体を介して操作手段とブレーキ
ペダルとを連動連結したことによって、操作手段がスト
ッパによって停止された後でも、なおかつブレーキペダ
ルを踏み込み操作しなければ、ブレーキが完全には効か
ないというようなときであっても、弾性体が弾性変形す
ることによって、ブレーキペダルの踏み込み操作が可能
とされており、調整が容易又は調整不良がおこらないよ
うに構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部を示す概略構成図である。
【図2】要部の側面図である。
【図3】要部の平面断面図である。
【図4】ホイールローダの全体側面図である。
【図5】走行系の油圧回路図である。
【図6】可変絞り弁の断面図である。
【図7】走行ブレーキのピストンの作用状態を示す断面
図である。
【図8】走行ブレーキのピストンの作用状態を示す断面
図である。
【図9】走行ブレーキのピストンの作用状態を示す断面
図である。
【図10】変形例を示す側面図である。
【符号の説明】
5 後輪(駆動輪) 15 油圧ポンプ 16 油圧モータ 24 バイパス油路 25 可変絞り弁 33 ネガティブブレーキ 56 ブレーキペダル 61 インチングレバー(操作手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 斜板形可変容量油圧ポンプにより油圧モ
    ータを駆動し、この油圧モータによって駆動輪を駆動
    し、この駆動輪をブレーキペダルの踏み込み操作によっ
    て制動するブレーキを設けると共に、油圧ポンプの斜板
    を中立位置にもどすようにすることによって減速させる
    減速手段を備えた作業車において、 前記減速手段を操作する操作手段とブレーキペダルとを
    連動連結してブレーキペダルの踏み込み操作によって油
    圧ポンプの斜板を中立位置にもどすようにすると共に、
    油圧ポンプの斜板が中立になった後にブレーキが作動す
    るように構成し、かつ、ブレーキペダルの踏み込みによ
    る操作手段の操作が不能になった後でもブレーキペダル
    を踏み込み得るように、弾性体を介して操作手段とブレ
    ーキペダルとを連動連結したことを特徴とする作業車の
    ブレーキ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000329161A (ja) * 1999-05-20 2000-11-28 Teijin Seiki Co Ltd 動力伝達機構
JP2002302022A (ja) * 2001-04-09 2002-10-15 Yanmar Agricult Equip Co Ltd クローラトラクタのブレーキ装置
JP2010223256A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Kubota Corp 作業機

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