JPH09219433A - 基板枚葉処理装置 - Google Patents

基板枚葉処理装置

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JPH09219433A
JPH09219433A JP8045614A JP4561496A JPH09219433A JP H09219433 A JPH09219433 A JP H09219433A JP 8045614 A JP8045614 A JP 8045614A JP 4561496 A JP4561496 A JP 4561496A JP H09219433 A JPH09219433 A JP H09219433A
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cooling
cassette
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Tatsuya Iwasaki
達也 岩崎
Kimitoku Hamada
公徳 濱田
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の搬送を迅速に行えるようにし、かつ装
置の小型化を図れるようにすること。 【解決手段】 LCD基板Gを載置する複数段の載置手
段20,21と、複数のLCD基板Gを収容するバッフ
ァカセット30と、載置手段20,21とバッファカセ
ット30に対してそれぞれLCD基板Gを授受する基板
搬送手段40とを設ける。上記各載置手段20,21を
水平面に所定角度回転可能に形成し、基板搬送手段40
を水平、垂直及び回転可能に形成することにより、LC
D基板Gの搬送を迅速に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばLCD基
板等の基板を枚葉処理する基板枚葉処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶表示ディスプレイ(LC
D)装置の製造工程においては、LCD基板(ガラス基
板)上に例えばITO(Indium Tin Oxi
de)の薄膜や電極パターン等を形成するために、半導
体製造工程において用いられるものと同様なフォトリソ
グラフィ技術を用いて回路パターン等を縮小してフォト
レジストに転写し、これを現像処理する一連の処理が施
される。
【0003】例えば、被処理体であるLCD基板を、洗
浄装置にて洗浄した後、LCD基板にアドヒージョン処
理装置にて疎水化処理を施し、冷却処理装置にて冷却し
た後、レジスト塗布装置にてフォトレジスト膜すなわち
感光膜を塗布形成する。そして、フォトレジスト膜を熱
処理装置にて加熱してベーキング処理(プリベーク)を
施した後、露光装置にて所定のパターンを露光し、そし
て、露光後のLCD基板を現像装置にて現像液を塗布し
て所定のパターンを形成した後に、ベーキング処理(ポ
ストベーク)を施して高分子化のための熱変成、LCD
基板とパターンとの密着性を強化している。
【0004】上記レジスト液塗布・現像システムにおい
て、従来では、レジスト膜が形成されたLCD基板を露
光装置に搬送する場合、塗布処理されたLCD基板を、
一旦カセット内に収容して、カセット毎露光装置に搬送
し、そして、再びカセット内からLCD基板を取り出し
て露光装置に搬送し、所定の回路パターンを露光してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように塗布処理されてLCD基板をカセットに収容した
後、露光装置に搬送して露光処理を行うものにおいて
は、カセットを搬送するための装置が必要となるばかり
か、カセットの搬送に労力及び時間を要する。したがっ
て、処理能力が低下する共に、装置が大型となるという
問題があった。
【0006】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、基板の搬送を迅速に行えるようにし、かつ装置の小
型化を図れるようにした基板枚葉処理装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の基板枚葉処理装置は、基板を載置する載
置手段と、複数の基板を収容する基板収容手段と、上記
載置手段と基板収容手段に対してそれぞれ基板を授受す
る基板搬送手段とを具備し、 上記載置手段を複数段設
けると共に、各載置手段を水平面に所定角度回転可能に
形成し、 上記基板搬送手段を水平、垂直及び回転可能
に形成してなる、ことを特徴とする(請求項1)。
【0008】この発明において、上記載置手段は水平面
に所定角度回転可能に形成されるものであれば、各載置
手段は同様な構造のものであってもよいが、載置手段の
少なくとも1つに冷却機能を具備させる方が好ましい。
この場合、載置手段に、基板を載置する冷却用載置台
と、この冷却用載置台の上面に出没可能な支持ピンとを
具備する構造とする方がよい(請求項2)。
【0009】また、上記基板搬送手段に、基板収容手段
内に収容された基板の検知手段を具備する方が好ましい
(請求項3)。
【0010】この発明によれば、各載置手段にて載置さ
れた基板を所定角度回転した後、基板を基板搬送手段が
受け取って所定の処理部に搬送することができ、また、
基板搬送手段により基板収容手段内に搬送して基板を一
時待機させた後、再び基板搬送手段が受け取って所定の
処理部に搬送することができる(請求項1)。この場
合、載置手段に、基板を載置する冷却用載置台と、この
冷却用載置台の上面に出没可能な支持ピンとを具備する
ことにより、処理部への搬送途中における基板の温度制
御を行うことができ、基板の処理の安定化及び迅速化を
図ることができる(請求項2)。
【0011】また、基板搬送手段に、基板収容手段内に
収容された基板の検知手段を具備することにより、基板
の搬送を安全かつ確実に行うことができる(請求項
3)。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施形態を添付
図面に基いて詳細に説明する。この実施例では、この発
明の基板枚葉処理装置をLCD基板の塗布・現像処理シ
ステムに適用した場合について説明する。
【0013】上記塗布・現像処理システムは、図1に示
すように、被処理体としてLCD基板G(以下に基板と
いう)を搬入・搬出するローダ部1と、基板Gの塗布処
理部2と、中継部3を介して塗布処理部2に連設される
現像処理部4と、この発明の枚葉処理装置5を介して現
像処理部4に連設される露光処理部6とで主に構成され
ている。
【0014】上記ローダ部1は、未処理の基板Gを収容
するカセット7と、処理済みの基板Gを収容するカセッ
ト7aを載置するカセット載置台8と、このカセット載
置台8上のカセット7,7aとの間で基板Gの搬出入を
行うべく水平(X,Y)方向と垂直(Z)方向の移動及
び回転(θ)可能な基板搬出入ピンセット9とで構成さ
れている。
【0015】上記塗布処理部2は、X,Y、Z方向の移
動及びθ回転可能なメインアーム10の搬送路11の一
方の側に、基板Gをブラシ洗浄するブラシ洗浄装置12
と、基板Gを高圧ジェット水で洗浄するジェット水洗浄
装置13と、基板Gの表面を疎水化処理するアドヒージ
ョン処理装置14と、基板Gを所定温度に冷却する冷却
処理装置15とを配置し、搬送路11の他方の側に、レ
ジスト塗布装置16及び塗布膜除去装置17を配置して
なる。
【0016】一方、上記現像処理部4は、塗布処理部2
と同様に、X,Y、Z方向の移動及びθ回転可能なメイ
ンアーム10aを有し、このメインアーム10aの搬送
路11aの一方の側に、レジスト液塗布の前後で基板G
を加熱してプリベーク又はポストベークを行う熱処理装
置18を3基並列に配置し、搬送路11aの他方の側に
現像装置19を2基配置している。
【0017】また、上記中継部3は、基板Gを支持する
支持ピン3aを立設する受渡し台3bを有する箱体3c
の底面にキャスタ(図示せず)を具備した構造となって
おり、必要に応じてこの中継部3を塗布処理部2及び現
像処理部4から分離し引出してスペースを確保し、塗布
処理部2又は現像処理部4内に作業員が入って補修や点
検等を容易に行うことができるようになっている。
【0018】次に、この発明の基板枚葉処理装置につい
て説明する。上記基板枚葉処理装置5は、図2に示すよ
うに、基板Gを載置する複数段例えば2段の載置手段2
0,21と、これら載置手段20,21の両側に配置さ
れて複数枚の基板Gを収容するバッファ用のカセット3
0(基板収容手段)と、載置手段20,21とバッファ
カセット30に対してそれぞれ基板Gを授受する基板搬
送手段40とで主要部が構成されている。
【0019】この場合、上記載置手段20,21は、図
3に示すように、ボックス状に枠組みされたフレーム2
2の上部と下部に設けられている。上部載置手段20
は、フレーム22の上部に架設された上部取付板23a
にベアリング24aを介して回転自在に装着される載置
台25にて形成されている。この載置台25の回転軸2
5aには、従動プーリ26aが装着されており、この従
動プーリ26aと、上部取付板23aに固設された駆動
モータ26bの駆動軸26cに装着された駆動プーリ2
6dとに掛け渡される伝達ベルト26eを介して駆動モ
ータ26bの動力が載置台25に伝達されて、載置台2
5が水平面に所定角度例えば90度回転し得るように構
成されている。また、載置台25は図示しない真空ポン
プに接続されて、載置台25上に載置する基板Gを吸着
保持し得るように構成されている。
【0020】また、下部載置手段21は、図3に示すよ
うに、基板Gを載置する冷却用載置台27と、この冷却
用載置台27の上面に出没すべく冷却用載置台27に設
けられた貫通孔(図示せず)に遊嵌する複数例えば5本
の支持ピン28と、冷却用載置台27と支持ピン28を
保持する回転円盤29と、回転円盤29を回転する駆動
機構31と、支持ピン28を昇降する昇降機構32とで
主要部が構成されている。
【0021】この場合、冷却用載置台27は例えばタフ
ラム処理されたアルミニウム合金製部材にて形成されて
おり、その内部には冷媒液を流通する循環通路33が設
けられている。この循環通路33には図示しないスイベ
ルジョイントによって接続される供給管34及び開閉弁
35を介して冷媒液供給源36が接続されている。
【0022】回転円盤29の下面には中空回転軸31a
が取り付けられており、この中空回転軸31aがフレー
ム22に架設された下部取付板23bにベアリング24
bを介して回転自在に取り付けられている。駆動機構3
1は、中空回転軸37aに装着される従動プーリ31b
と、フレーム22に取り付けられる駆動モータ31cの
駆動軸31dに装着される駆動プーリ31eとの間に、
伝達ベルト31fが掛け渡されて、駆動モータ31cの
駆動によって回転円盤29を水平面に回転し得るように
構成されている。
【0023】上記支持ピン28の昇降機構32は、図4
ないし図6に示すように、回転円盤29上に配置される
正逆回転可能な昇降用モータ32aと、この昇降用モー
タ32aの駆動軸32bに装着される駆動ギアプーリ3
2cと、回転円盤29上に立設された支持部材37に装
着される従動ギアプーリ32dと、これらギアプーリ3
2c,32dに掛け渡される無端状のタイミングベルト
32eと、タイミングベルト32eにクランプ部材32
fを介して固定され、上面に支持ピン28を立設支持す
る支持板32gと、支持板32gの端部両側に取り付け
られ、回転円盤29上に立設されたリニアガイド32h
に摺動自在に係合するガイド部材32iとで構成されて
いる。このように構成される昇降機構32において、昇
降用モータ32aを駆動することにより、タイミングベ
ルト32eが回転して支持板32g及び支持ピン28が
昇降する。上昇時には支持ピン28が冷却用載置台27
の上面に突出して、例えば現像処理部4のメインアーム
10aから搬送される基板Gを支持し、また下降時には
支持ピン28が冷却用載置台27の上面より下方に位置
して基板Gを冷却用載置台27上に載置する。この際、
冷却用載置台27の循環通路33内を流れる冷媒液によ
って基板Gが所定の温度例えば23℃に冷却される。
【0024】上記説明では、冷却用載置台27に対して
支持ピン28を昇降させて冷却用載置台27の上面に支
持ピン28を出没可能にしているが、支持ピン28を固
定した冷却用載置台27を昇降させて冷却用載置台27
の上面に支持ピン28を出没させるようにしてもよい。
また、図3に2点鎖線で示すように、冷却用載置台27
の上方周囲に、冷媒液を循環流通する補助冷却用環状管
27aを配管することにより、更に冷却能率を高めるこ
とができる。
【0025】一方、上記基板搬送手段40は、図2に示
すように、Y方向に敷設される搬送路41に沿って摺動
可能な搬送台42と、この搬送台42上に回転(θ)可
能に取り付けられる共に水平(X)方向及び垂直(Z)
方向に移動可能な基板搬送用ピンセット43とで構成さ
れている。この場合、搬送台42は、図示しない駆動モ
ータ及びタイミングベルト等の駆動機構によって移動さ
れるようになっている。また、基板搬送用ピンセット4
3は、搬送台42に内蔵された図示しないモータによっ
て水平面に回転し、モータ及びタイミングベルト等の伝
達機構(図示せず)によって垂直方向(Z方向)に移動
し得るようになっている。
【0026】また、搬送台42の上面には、バッファカ
セット30内の基板Gを検知するための発光・受光素子
44a(検知手段)が取り付けられており、基板搬送用
ピンセット43の側部にはピンセット43と平行方向に
伸縮可能なアーム44cを介してミラー44bが取り付
けられている。このように発光・受光素子44aとミラ
ー44bを取り付けることにより、図7に示すように、
ピンセット43がバッファカセット30内の基板Gを受
け取る際に、発光・受光素子44aから照射されたビー
ムが基板Gによって遮られることによって基板Gの存在
を検知し、その検知信号を図示しない制御部例えばCP
U等に伝達し、制御部からの信号により、ピンセット4
3を作動して基板Gを受け取り、バッファカセット30
から基板Gを搬送することができるようになっている。
なお、ピンセット43の両側には、ピンセット43上の
基板Gの位置合せ用の調整アーム45が互いに進退方向
に伸縮可能に設けられており、これら調整アーム45に
よって基板Gの両辺を挾持すると共に、その間の1辺を
ピンセット43の基部側起立壁43aに揃えることによ
って基板Gの位置決めが行えるようになっている(図8
参照)。
【0027】また、上記搬送台42の移動方向(Y方
向)の側面にはミラー46aが取り付けられており、こ
のミラー46aと対向する装置固定側には発光・受光素
子46bが取り付けられて、これらミラー46aと発光
・受光素子46bとで非常停止機構が構成されている。
このような非常停止機構を設けることにより、基板搬送
手段40が動作中に、万一、搬送台42と装置との間に
オペレータが入ったり、何等かの障害物が入った場合
に、発光・受光素子46bからのビームが遮断されるこ
とにより、その信号を図示しない制御部に伝達して装置
の動作を停止することができる。
【0028】上記のように構成される基板搬送手段40
によれば、上記載置手段20,21に載置された基板G
を基板搬送用ピンセット43で受け取った後、露光処理
部6の搬入部に移動すると共に、水平面に180度回転
して露光処理部6内に基板Gを搬送することができる。
また、露光処理部6での処理待ちの場合には載置手段2
0,21から基板Gを受け取った姿勢の状態でバッファ
カセット30の搬入位置に移動して、バッファカセット
30内に基板Gを搬送する。そして、露光処理部6での
露光処理が済んだ基板Gを受け取って載置手段20,2
1に搬送し、次に露光処理する基板Gをバッファカセッ
ト30内から取り出すか又は載置手段20,21から受
け取って露光処理部6に搬送することができる。
【0029】次に、上記のように構成される塗布・現像
処理システムの動作態様について説明する。まず、カセ
ット7内に収容された未処理の基板Gはローダ部1の搬
出入ピンセット9によって取り出された後、塗布処理部
2のメインアーム10に受け渡され、そして、ブラシ洗
浄装置12内に搬送される。このブラシ洗浄装置12内
にてブラシ洗浄された基板Gは必要に応じてジェット水
洗浄装置13内にて高圧ジェット水により洗浄される。
この後、基板Gは、アドヒージョン処理装置14にて疎
水化処理が施され、冷却処理装置15にて冷却された
後、レジスト塗布装置16にてフォトレジスト膜すなわ
ち感光膜が塗布形成され、引続いて塗布膜除去装置17
によって基板Gの周辺部の不要なレジスト膜が除去され
る。
【0030】次に、このフォトレジスト膜が熱処理装置
18にて加熱されてベーキング処理が施された後、基板
Gは横向きの状態でメインアーム10aによって搬送さ
れ、この発明の基板枚葉処理装置5の載置手段例えば上
部載置手段20に搬送されて載置台25上に載置される
(図9(a)参照)。基板Gを載置した状態で上部載置
手段20の駆動モータ26bが作動して、載置台25が
水平面に90度回転することにより、基板Gの長辺がY
方向と平行に姿勢変換される。
【0031】すると、基板搬送手段40の基板搬送用ピ
ンセット43が載置台25に向って移動して載置台25
上の基板Gを受け取り、受け取った基板Gを露光処理部
6の搬入部に移動すると共に、ピンセット43が水平面
に180度回転した後、露光処理部6内に基板Gを搬入
する(図9(b)参照)。なお、露光処理待ちの場合に
は、図9(c)に示すように、載置台25から受け取っ
た基板Gをバッファカセット30に搬送して、バッファ
カセット30内に待機させた後、バッファカセット30
から取り出して露光処理部6内に搬送する。また、露光
処理部6で所定のパターンが露光された基板Gをピンセ
ット43によって受け取った後、露光処理済みの基板G
を載置手段例えば下部載置手段21の冷却用載置台27
の上方へ移動し、冷却用載置台27上に突出する支持ピ
ン28に受け渡した後、ピンセット43は後退する。す
ると、昇降用モータ32aが駆動して支持ピン28が下
降して基板Gが冷却用載置台27上に載置され、循環通
路33内を流れる冷媒液によって基板Gが所定温度例え
ば23℃に冷却される。
【0032】基板Gが所定温度に冷却された後、支持ピ
ン28が上昇して基板Gを冷却用載置台27上に持ち上
げる。すると、メインアーム10aが下部載置手段21
の上方に移動して支持ピン28によって支持された基板
Gを受け取った後、基板Gを現像装置内へ搬送し、現像
液により現像した後にリンス液により現像液を洗い流
し、現像処理を完了する。このようにして現像処理が施
された基板Gは、メインアーム10a,10によってロ
ーダ部1に搬送され、搬出入ピンセット9によってカセ
ット7a内に搬送される。
【0033】上記実施形態では、載置手段が基板Gの姿
勢を90度変換する上部載置手段20と、基板Gを所定
温度に冷却する冷却用載置台27を有する下部載置手段
21とで構成される場合について説明したが、必ずしも
このような構造とする必要はなく、上部載置手段20と
同様な構造のものを2段設けてもよく、あるいは下部載
置手段21と同様な冷却機能を有するものを2段設けて
もよい。また、載置手段を3段以上設けることも可能で
ある。
【0034】また、上記実施形態では、被処理体がLC
D基板である場合について説明したが、LCD基板以外
の例えば半導体ウエハ、ガラス基板、CD等についても
同様に処理することができる。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、上記のように構成されているので、以下のような効
果が得られる。
【0036】1)請求項1記載の発明によれば、各載置
手段にて載置された基板を所定角度回転した後、基板を
基板搬送手段が受け取って所定の処理部に搬送すること
ができ、また、基板搬送手段により基板収容手段内に搬
送して基板を一時待機させた後、再び基板搬送手段が受
け取って所定の処理部に搬送することができるので、従
来のように基板をカセットに収容した後、処理部に搬送
するようにしたものに比べて基板の搬送を迅速に行うこ
とができ、スループットの向上を図ることができる。ま
た、基板を収容するカセットを搬送する必要がないの
で、装置の小型化を図ることができる。
【0037】2)請求項2記載の発明によれば、載置手
段に、基板を載置する冷却用載置台と、この冷却用載置
台の上面に出没可能な支持ピンとを具備することによ
り、処理部への搬送途中における基板の温度制御を行う
ことができるので、上記1)に加えて基板の処理の安定
化及び迅速化を図ることができ、歩留まりの向上を図る
ことができる。
【0038】3)請求項3記載の発明によれば、基板搬
送手段に、基板収容手段内に収容された基板の検知手段
を具備するので、上記1)に加えて基板の搬送を安全か
つ確実に行うことができ、歩留まりの向上を図ることが
できる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の処理装置を適用したLCD基板の塗
布・現像処理システムの概略平面である。
【図2】この発明の基板枚葉処理装置の一例を示す概略
断面図である。
【図3】この発明における載置手段の一部を断面で示す
側面図である。
【図4】この発明における支持ピンとその昇降機構を示
す平面図である。
【図5】上記支持ピンとその昇降機構を示す側面図であ
る。
【図6】上記昇降機構の要部を示す斜視図である。
【図7】この発明における基板搬送手段及び検知手段を
示す概略平面図である。
【図8】上記基板搬送装置の位置決め機構を示す平面図
である。
【図9】上記基板搬送手段の動作態様を示す概略平面図
である。
【符号の説明】
G LCD基板 20 上部載置手段 21 下部載置手段 25 載置台 26b 駆動モータ 27 冷却用載置台 28 支持ピン 30 バッファカセット(基板収容手段) 31 駆動機構 32 昇降機構 33 循環通路 36 冷媒液供給源 40 基板搬送手段 44a 発光・受光素子 44b ミラー 44c 伸縮アーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を載置する載置手段と、複数の基板
    を収容する基板収容手段と、上記載置手段と基板収容手
    段に対してそれぞれ基板を授受する基板搬送手段とを具
    備し、 上記載置手段を複数段設けると共に、各載置手段を水平
    面に所定角度回転可能に形成し、 上記基板搬送手段を水平、垂直及び回転可能に形成して
    なる、ことを特徴とする基板枚葉処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板枚葉処理装置におい
    て、 上記載置手段の少なくとも1つが、基板を載置する冷却
    用載置台と、この冷却用載置台の上面に出没可能な支持
    ピンとを具備することを特徴とする基板枚葉処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の基板枚葉処理装置におい
    て、 上記基板搬送手段に、基板収容手段内に収容された基板
    の検知手段を具備することを特徴とする基板枚葉処理装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000174090A (ja) * 1998-09-28 2000-06-23 Tokyo Electron Ltd 処理システム
US6268900B1 (en) 1998-09-28 2001-07-31 Tokyo Electron Limited Accommodating apparatus and substrate processing system
JP2012238762A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Tokyo Electron Ltd 基板搬送装置、これを備える塗布現像装置、及び基板搬送方法

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