JPH09218695A - 音の出る本 - Google Patents
音の出る本Info
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- JPH09218695A JPH09218695A JP8046687A JP4668796A JPH09218695A JP H09218695 A JPH09218695 A JP H09218695A JP 8046687 A JP8046687 A JP 8046687A JP 4668796 A JP4668796 A JP 4668796A JP H09218695 A JPH09218695 A JP H09218695A
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- JP
- Japan
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- book
- voice
- bar code
- read
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- Toys (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
〔課題〕低年齢の幼児でも読取り操作が可能でしかも経
済的な「音の出る本」を提供する。 〔解決手段〕任意の頁の任意の箇所に任意の個数の識別
子(11)が付加された絵本(10)などの本と、この識別子(1
1)に対応付けられた音声の圧縮データを各識別子(11)に
対応付けられた記憶領域に保持するICメモリカードなど
の半導体メモリ(20)と、前記本から各識別子(11)を読取
る読取り部(31,32) と、これら読取られた各識別子に対
応付けられた上記半導体メモリ(20)の記憶領域を検出
し、この記憶領域から音声の圧縮データを読出して再生
し、音声として出力する音声出力部(30)とを備える。
済的な「音の出る本」を提供する。 〔解決手段〕任意の頁の任意の箇所に任意の個数の識別
子(11)が付加された絵本(10)などの本と、この識別子(1
1)に対応付けられた音声の圧縮データを各識別子(11)に
対応付けられた記憶領域に保持するICメモリカードなど
の半導体メモリ(20)と、前記本から各識別子(11)を読取
る読取り部(31,32) と、これら読取られた各識別子に対
応付けられた上記半導体メモリ(20)の記憶領域を検出
し、この記憶領域から音声の圧縮データを読出して再生
し、音声として出力する音声出力部(30)とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、幼児の教育用の絵
本などとして利用される音の出る本に関するものであ
る。
本などとして利用される音の出る本に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近の電子技術の進展に伴い、電子化書
籍システムが急速に普及しつつある。この電子化書籍シ
ステムは、書籍の各頁に文字や図形を印刷する代わり
に、これらを符号化し、圧縮したディジタルデータとし
てCDROMなどの大容量のメモリに格納する。そして
この電子化書籍は、CDROMリーダで読取られて文字
や図形として再生され、液晶表示装置などに表示され
る。
籍システムが急速に普及しつつある。この電子化書籍シ
ステムは、書籍の各頁に文字や図形を印刷する代わり
に、これらを符号化し、圧縮したディジタルデータとし
てCDROMなどの大容量のメモリに格納する。そして
この電子化書籍は、CDROMリーダで読取られて文字
や図形として再生され、液晶表示装置などに表示され
る。
【0003】また、IC・ROMカードに辞書などの電
子化書籍を格納しておき、これを携帯型の再生・表示装
置に着脱自在に装着し、この再生・表示装置のパネル上
のキーを操作することにより、所望の頁の所望の箇所を
再生して表示する高記録密度のICROMカードを利用
した携帯型の電子化書籍システムも普及しつつある。
子化書籍を格納しておき、これを携帯型の再生・表示装
置に着脱自在に装着し、この再生・表示装置のパネル上
のキーを操作することにより、所望の頁の所望の箇所を
再生して表示する高記録密度のICROMカードを利用
した携帯型の電子化書籍システムも普及しつつある。
【0004】上記電子化書籍システムの大きな利点の一
つは、音声データも取扱えるという点である。このよう
な音声を含む電子化書籍システムでは、CDROMなど
のメモリに格納された音声データから音声が再生され、
スピーカーから出力される。ICカードなど比較的小容
量の記憶媒体を使用する携帯型システムにおいても、英
単語などの比較的短い音声データの取扱いは可能であ
る。さらに、電子化書籍システム以外でも、書籍の頁の
任意の箇所に比較的短い音声情報を磁気記録しておき、
これを再生用の磁気ヘッドでなぞるという簡易な手動走
査によって音声情報を再生するシステムも知られてい
る。
つは、音声データも取扱えるという点である。このよう
な音声を含む電子化書籍システムでは、CDROMなど
のメモリに格納された音声データから音声が再生され、
スピーカーから出力される。ICカードなど比較的小容
量の記憶媒体を使用する携帯型システムにおいても、英
単語などの比較的短い音声データの取扱いは可能であ
る。さらに、電子化書籍システム以外でも、書籍の頁の
任意の箇所に比較的短い音声情報を磁気記録しておき、
これを再生用の磁気ヘッドでなぞるという簡易な手動走
査によって音声情報を再生するシステムも知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した比較的簡単な
音声を扱える電子化書籍システムを、幼児の絵本などに
適用しようとした場合、いくつかの問題がある。第1
に、幼児、特に低年齢の幼児では、再生・表示装置上の
複数のキーを使い分けて操作できるような能力を備えて
いない場合が多いという問題がある。
音声を扱える電子化書籍システムを、幼児の絵本などに
適用しようとした場合、いくつかの問題がある。第1
に、幼児、特に低年齢の幼児では、再生・表示装置上の
複数のキーを使い分けて操作できるような能力を備えて
いない場合が多いという問題がある。
【0006】第2に、比較的簡単な音声情報に加えて、
絵本中の幼児向けのカラフルな画像情報を電子化してメ
モリに格納しようとすると、CDROMなど大容量のメ
モリが必要になる。このため、CDROM用の高価な再
生装置が必要になり、幼児の絵本のための電子化書籍シ
ステムとしては高価になりすぎるという問題がある。
絵本中の幼児向けのカラフルな画像情報を電子化してメ
モリに格納しようとすると、CDROMなど大容量のメ
モリが必要になる。このため、CDROM用の高価な再
生装置が必要になり、幼児の絵本のための電子化書籍シ
ステムとしては高価になりすぎるという問題がある。
【0007】また、書籍の頁の任意の箇所に音声情報を
磁気記録しておき、これを磁気ヘッドでなぞるという簡
易な手動走査で音声情報を再生するシステムは、大人の
場合はともかく幼児にとっては手動操作がむずかしく、
再生される音声は相当歪んでしまうという問題がある。
磁気記録しておき、これを磁気ヘッドでなぞるという簡
易な手動走査で音声情報を再生するシステムは、大人の
場合はともかく幼児にとっては手動操作がむずかしく、
再生される音声は相当歪んでしまうという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の問題点を
解決する本発明の音の出る本は、任意の頁の任意の箇所
に任意の個数の識別子が付加された絵本などの本と、各
識別子に対応付けられた音声の圧縮データを各識別子に
対応付けられた記憶領域に保持する半導体メモリと、本
から各識別子を読取りそれぞれに対応付けられた半導体
集積メモリの記憶領域を検出し、この記憶領域から音声
の圧縮データを読出して再生し、音声として出力する音
声出力部とを備えている。
解決する本発明の音の出る本は、任意の頁の任意の箇所
に任意の個数の識別子が付加された絵本などの本と、各
識別子に対応付けられた音声の圧縮データを各識別子に
対応付けられた記憶領域に保持する半導体メモリと、本
から各識別子を読取りそれぞれに対応付けられた半導体
集積メモリの記憶領域を検出し、この記憶領域から音声
の圧縮データを読出して再生し、音声として出力する音
声出力部とを備えている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態によれば、同
一の識別子が連続して読取られた場合、この連続回数に
対応付けられた異なる記憶領域を検出することにより、
バーコードなどで構成される目障りな識別子の個数を極
力低減するように構成されている。また、バーコードを
適宜な図形内にこの図形の一部として見えるように付加
することによりその個数の低減と同時に、小数のバーコ
ードによっても本の美観が損なわれないような工夫が凝
らされる。
一の識別子が連続して読取られた場合、この連続回数に
対応付けられた異なる記憶領域を検出することにより、
バーコードなどで構成される目障りな識別子の個数を極
力低減するように構成されている。また、バーコードを
適宜な図形内にこの図形の一部として見えるように付加
することによりその個数の低減と同時に、小数のバーコ
ードによっても本の美観が損なわれないような工夫が凝
らされる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係わる音の出る
絵本の全体の構成を示す概念図であり、10は識別子が
付加された絵本、20は音声の圧縮データを保持するI
Cメモリカード、30は音声出力部である。この音声出
力部30は、CPU31、バーコードリーダー32、I
Cメモリカードのコネクタ33、音声合成回路34、低
周波増幅器35及びスピーカ36を備えている。
絵本の全体の構成を示す概念図であり、10は識別子が
付加された絵本、20は音声の圧縮データを保持するI
Cメモリカード、30は音声出力部である。この音声出
力部30は、CPU31、バーコードリーダー32、I
Cメモリカードのコネクタ33、音声合成回路34、低
周波増幅器35及びスピーカ36を備えている。
【0011】絵本10の任意の頁の任意の箇所には、任
意の個数のバーコード11が識別子として付加されてい
る。詳しくは、図2に例示するように、幼児向け絵本の
中に描かれているキャラクターの近傍などの適宜な箇所
に二つのシマ馬の絵が描かれており、バーコード11,
12は、各シマ馬の縞の一部あるいは各シマ馬の背中に
掛けた布の模様であるかのように、目立たないように絵
本中に付加されている。各バーコードは、その幾何学的
な図形によって絵本全体の美観を損なわないように、2
桁のみの10進数に限定されている。
意の個数のバーコード11が識別子として付加されてい
る。詳しくは、図2に例示するように、幼児向け絵本の
中に描かれているキャラクターの近傍などの適宜な箇所
に二つのシマ馬の絵が描かれており、バーコード11,
12は、各シマ馬の縞の一部あるいは各シマ馬の背中に
掛けた布の模様であるかのように、目立たないように絵
本中に付加されている。各バーコードは、その幾何学的
な図形によって絵本全体の美観を損なわないように、2
桁のみの10進数に限定されている。
【0012】ICメモリカード20には、絵本に付加さ
れた各バーコードに対応付けられた音声メッセージなど
の音声データが、各バーコードに対応付けられた記憶領
域に保持される。このICメモリカード20は、記憶容
量が数メガビット程度の半導体集積回路のマスクROM
から構成される共に、音声出力部30のコネクタ33に
着脱自在に保持される。このICメモリカード20の各
記憶領域に保持される音声データは、ADPCM方式に
よって圧縮された4ビット幅、サンプリング周波数6.4
KHz のディジタルデータから構成されている。
れた各バーコードに対応付けられた音声メッセージなど
の音声データが、各バーコードに対応付けられた記憶領
域に保持される。このICメモリカード20は、記憶容
量が数メガビット程度の半導体集積回路のマスクROM
から構成される共に、音声出力部30のコネクタ33に
着脱自在に保持される。このICメモリカード20の各
記憶領域に保持される音声データは、ADPCM方式に
よって圧縮された4ビット幅、サンプリング周波数6.4
KHz のディジタルデータから構成されている。
【0013】図2の例では、幼児など絵本の読み手が、
バーコードリーダー32を使用して絵本に付加されたバ
ーコードを読取ると、このバーコードに対応する電圧波
形がケーブル37を介してCPU31に転送され、バー
コードとして識別される。バーコードをシマ馬などの一
部であるかのように付加することにより、幼児はバーコ
ードではなく、シマ馬にアクセスしているかのように感
じる。CPU31は、識別したバーコードに対応して予
め定められている音声データの識別番号を発生し、これ
を音声合成IC34に供給する。
バーコードリーダー32を使用して絵本に付加されたバ
ーコードを読取ると、このバーコードに対応する電圧波
形がケーブル37を介してCPU31に転送され、バー
コードとして識別される。バーコードをシマ馬などの一
部であるかのように付加することにより、幼児はバーコ
ードではなく、シマ馬にアクセスしているかのように感
じる。CPU31は、識別したバーコードに対応して予
め定められている音声データの識別番号を発生し、これ
を音声合成IC34に供給する。
【0014】音声合成IC34は、CPU31から受け
取った識別番号の音声データが格納されているICメモ
リカード20の先頭アドレスとデータ量とを検索し、先
頭アドレスから最終アドレスまで順に増加する一連のア
ドレスをコネクタ33を介してICメモリカード20に
供給すると共に、この記憶領域から順次読出される圧縮
された音声データを読取って伸長と再生を行う。音声合
成34で再生された音声メッセージなどの音声データは
低周波増幅器35を介してスピーカ36から出力され
る。
取った識別番号の音声データが格納されているICメモ
リカード20の先頭アドレスとデータ量とを検索し、先
頭アドレスから最終アドレスまで順に増加する一連のア
ドレスをコネクタ33を介してICメモリカード20に
供給すると共に、この記憶領域から順次読出される圧縮
された音声データを読取って伸長と再生を行う。音声合
成34で再生された音声メッセージなどの音声データは
低周波増幅器35を介してスピーカ36から出力され
る。
【0015】CPU31は、同一のバーコードがが連続
して読取られた場合、この連続回数に対応付けられて予
め設定されている異なる記憶領域を検出し、音声合成I
C34に供給する。音声合成IC34は、この記憶領域
に格納中の音声データを読出し再生して出力する。例え
ば、CPU31は、各バーコードが連続して複数回読取
られた場合、奇数回目には記憶領域Biを発生し、偶数
回目には異なる記憶領域Bjを発生する。
して読取られた場合、この連続回数に対応付けられて予
め設定されている異なる記憶領域を検出し、音声合成I
C34に供給する。音声合成IC34は、この記憶領域
に格納中の音声データを読出し再生して出力する。例え
ば、CPU31は、各バーコードが連続して複数回読取
られた場合、奇数回目には記憶領域Biを発生し、偶数
回目には異なる記憶領域Bjを発生する。
【0016】図2の例では、左上のバーコード11が最
初に読取られると記憶領域Biから読出された日本語の
「おいしい!!」というメッセージが音声で出力され、2
回目には異なる記憶領域Bjから読出された英語の「デ
リシャス!!」というメッセージが音声で出力される。以
下、このバーコード11が連続的に読取られるたびに、
日本語のメッセージと英語のメッセージが交互に音声出
力される。また、中央下のバーコード12については、
「お腹一杯!!」という日本語のメッセージと、「アイム
フル!!」という英語のメッセージが交互に音声出力さ
れる。
初に読取られると記憶領域Biから読出された日本語の
「おいしい!!」というメッセージが音声で出力され、2
回目には異なる記憶領域Bjから読出された英語の「デ
リシャス!!」というメッセージが音声で出力される。以
下、このバーコード11が連続的に読取られるたびに、
日本語のメッセージと英語のメッセージが交互に音声出
力される。また、中央下のバーコード12については、
「お腹一杯!!」という日本語のメッセージと、「アイム
フル!!」という英語のメッセージが交互に音声出力さ
れる。
【0017】他の例では、絵本に描かれた林檎の近傍に
バーコードが付加されており、このバーコードを連続し
て複数回読取ると、「アップル」という英語の名称を示
すメッセージと、「ガブッ、オー!!デリシャス!!」とい
う林檎を食べる音と英語のメッセージの組合せが交互に
音声出力される。
バーコードが付加されており、このバーコードを連続し
て複数回読取ると、「アップル」という英語の名称を示
すメッセージと、「ガブッ、オー!!デリシャス!!」とい
う林檎を食べる音と英語のメッセージの組合せが交互に
音声出力される。
【0018】また、他の例では、「おいしい!!」→「デ
リシャス!!」→「うまい!!」→「ベリーグッド!!」→
「おいしい!!」などのほぼ同義のメッセージが、日本語
と英語で交互にかつ4回周期で繰り返し音声出力され
る。あるバーコードの読取りの途中に1回でも他の新た
なバーコードの読取りが行われると、古いバーコードの
読取り回数は、自動的に「ゼロ」に初期設定される。
リシャス!!」→「うまい!!」→「ベリーグッド!!」→
「おいしい!!」などのほぼ同義のメッセージが、日本語
と英語で交互にかつ4回周期で繰り返し音声出力され
る。あるバーコードの読取りの途中に1回でも他の新た
なバーコードの読取りが行われると、古いバーコードの
読取り回数は、自動的に「ゼロ」に初期設定される。
【0019】識別子としては、安価な読取り装置を使用
できるという点で、上記実施例で説明したバーコードが
適している。しかしながら、費用の増加が許容できれ
ば、識別子を、異なる色彩の図形要素の配列の組合せか
ら成るカラーコードや、異なる形状の図形の組合せや、
十進数字など、バーコードほど絵本の美観を損なわない
ような他の適宜なもので実現することもできる。
できるという点で、上記実施例で説明したバーコードが
適している。しかしながら、費用の増加が許容できれ
ば、識別子を、異なる色彩の図形要素の配列の組合せか
ら成るカラーコードや、異なる形状の図形の組合せや、
十進数字など、バーコードほど絵本の美観を損なわない
ような他の適宜なもので実現することもできる。
【0020】以上、幼児の絵本の場合を例にとって本発
明の一実施例を説明した。しかしながら、本発明は、簡
易・安価であるという利点があるため、幼児の絵本に限
らず大人用など他の本にも適用できる。例えば、虫や鳥
の図鑑中に識別子を付加することにより、虫や鳥の鳴き
声を再生するという学生や大人向けの本を実現すること
もできる。
明の一実施例を説明した。しかしながら、本発明は、簡
易・安価であるという利点があるため、幼児の絵本に限
らず大人用など他の本にも適用できる。例えば、虫や鳥
の図鑑中に識別子を付加することにより、虫や鳥の鳴き
声を再生するという学生や大人向けの本を実現すること
もできる。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
わる音の出る絵は、絵本などの本に付加しておいたバー
コードなどの識別子をバーコードリーダなどで読取り、
対応の音声の圧縮データをICメモリカードから読出し
て再生して音声出力する構成であるから、複数のキーを
操作する場合とは異なり、低年齢の幼児でも読取り操作
が可能になるという効果が奏される。
わる音の出る絵は、絵本などの本に付加しておいたバー
コードなどの識別子をバーコードリーダなどで読取り、
対応の音声の圧縮データをICメモリカードから読出し
て再生して音声出力する構成であるから、複数のキーを
操作する場合とは異なり、低年齢の幼児でも読取り操作
が可能になるという効果が奏される。
【0022】また、本発明に係わる音の出る本は、幼児
向けのカラフルな絵など情報量の多い画像情報は電子化
せずに音声情報のみを電子化してICメモリカードなど
に保持させておく構成であるから、CDROM用の高価
な再生装置が不要になり、幼児の絵本などのための安価
な電子化書籍システムを実現することができる。
向けのカラフルな絵など情報量の多い画像情報は電子化
せずに音声情報のみを電子化してICメモリカードなど
に保持させておく構成であるから、CDROM用の高価
な再生装置が不要になり、幼児の絵本などのための安価
な電子化書籍システムを実現することができる。
【0023】本発明の実施例によれば、同一の識別子が
連続して読取られると、この連続回数に対応付けられた
異なる記憶領域から異なる音声データが読出される構成
であるから、バーコードなどで構成される目障りな識別
子の個数が有効に低減される。
連続して読取られると、この連続回数に対応付けられた
異なる記憶領域から異なる音声データが読出される構成
であるから、バーコードなどで構成される目障りな識別
子の個数が有効に低減される。
【0024】更に、バーコードなどの違和感を生じさせ
る識別子を適宜な図形内にこの図形の一部として見える
ように付加する実施例の構成によれば、識別子の個数の
低減と相まって、個々のバーコードによる絵本の美観へ
の影響を最小限に保つことが可能になる。
る識別子を適宜な図形内にこの図形の一部として見える
ように付加する実施例の構成によれば、識別子の個数の
低減と相まって、個々のバーコードによる絵本の美観へ
の影響を最小限に保つことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる音の出る絵本の全体
の構成を示す概念図である。
の構成を示す概念図である。
【図2】図1の識別子が付加された絵本10の任意の頁を
例示する概念図である。
例示する概念図である。
10 識別子が付加された絵本 11,12 バーコード 20 音声の圧縮データを保持するICメモリカード 30 音声出力部 31 CPU 32 バーコードリーダー 33 ICメモリカードのコネクタ 34 音声合成回路 36 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 純一 神奈川県川崎市高津区久本3−14−1 株 式会社オーセンティック内
Claims (5)
- 【請求項1】任意の頁の任意の箇所に任意の個数の識別
子が付加された本と、 前記各識別子に対応付けられた音声の圧縮データを各識
別子に対応付けられた記憶領域に保持する半導体メモリ
と、 前記本から各識別子を読取る読取り部と、 前記読取られた各識別子に対応付けられた前記半導体集
積メモリの記憶領域を検出し、この記憶領域から音声の
圧縮データを読出して再生し、音声として出力する音声
出力部とを備えたことを特徴とする音の出る本。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記音声出力部は、同一の識別子が連続して読取られた
場合、この連続回数に対応付けられた異なる記憶領域を
検出することを特徴とする音の出る本。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記識別子は、バーコードであることを特徴とする音の
出る本。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記バーコードは、適宜な図形内にその図形の一部とし
て見えるように付加されることを特徴とする音の出る
本。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のそれぞれにおいて、 前記本は幼児用の絵本であることを特徴とする音の出る
絵本。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8046687A JPH09218695A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 音の出る本 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8046687A JPH09218695A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 音の出る本 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09218695A true JPH09218695A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12754298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8046687A Pending JPH09218695A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 音の出る本 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09218695A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007134523A1 (fr) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Beijing Huaqi Information Digital Technology Co., Ltd. | Système à dispositif de commande pour commande de karaoke |
US7886216B2 (en) | 2005-12-02 | 2011-02-08 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Processing apparatus, job execution apparatus, method for controlling the processing apparatus and storage medium |
JP2012011173A (ja) * | 2010-06-29 | 2012-01-19 | Bandai Co Ltd | 玩具 |
WO2012158063A1 (en) * | 2011-05-13 | 2012-11-22 | "Azbukvarik Group" Publishing House, Ltd | Interactive electronic book configured to reproduce audio messages |
JP2014155870A (ja) * | 2010-12-21 | 2014-08-28 | Bandai Co Ltd | 読取体 |
-
1996
- 1996-02-08 JP JP8046687A patent/JPH09218695A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7886216B2 (en) | 2005-12-02 | 2011-02-08 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Processing apparatus, job execution apparatus, method for controlling the processing apparatus and storage medium |
WO2007134523A1 (fr) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Beijing Huaqi Information Digital Technology Co., Ltd. | Système à dispositif de commande pour commande de karaoke |
JP2012011173A (ja) * | 2010-06-29 | 2012-01-19 | Bandai Co Ltd | 玩具 |
JP2014155870A (ja) * | 2010-12-21 | 2014-08-28 | Bandai Co Ltd | 読取体 |
WO2012158063A1 (en) * | 2011-05-13 | 2012-11-22 | "Azbukvarik Group" Publishing House, Ltd | Interactive electronic book configured to reproduce audio messages |
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