JPH09218355A - 走査型レーザ顕微鏡 - Google Patents

走査型レーザ顕微鏡

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JPH09218355A
JPH09218355A JP2700996A JP2700996A JPH09218355A JP H09218355 A JPH09218355 A JP H09218355A JP 2700996 A JP2700996 A JP 2700996A JP 2700996 A JP2700996 A JP 2700996A JP H09218355 A JPH09218355 A JP H09218355A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、合焦位置を精度よく、しかも速やか
に検出することができる焦点調整機能を有する走査型レ
ーザ顕微鏡を提供する。 【解決手段】ピンホール6を結像位置から取り除き、光
検出器7より非共焦点を検出することにより、大まかな
合焦位置を求め、続けて、ピンホール6を光検出器7の
受光面に配置し、非共焦点検出による大まかな合焦位置
の範囲について、さらに光検出器7より共焦点を検出し
て、狭い範囲での合焦位置を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の合焦点調整
機能を有する走査型レーザ顕微鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、標本に対してレーザ光を走査する
とともに、この走査に応じた標本像を画像化するものと
して、走査型レーザ顕微鏡が知られている。このような
走査型レーザ顕微鏡では、レーザ走査されている標本の
透過光または反射光を光電子倍増管やフォトダイオード
などの光電変換器により光電変換信号に変換し、この光
電変換信号をA/D変換回路で量子化した後、メモリに
記憶するようにしている。また、このような走査型レー
ザ顕微鏡には、画像の合焦点調整を自動的に行う合焦点
調整機能を有するものがあり、一例として、特開平4−
61334号公報に開示されるように、共焦点画像形成
用のリニアイメージセンサを用い、このリニアイメージ
センサに入射する光束の一部を受光して試料の焦点情報
を検出する合焦検出装置を設けていて、この合焦検出装
置の出力信号により対物レンズと試料との間の距離を合
焦点に対して制御するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成したものでは、共焦点画像形成用のリニアイメージ
センサに入射する光束の一部を合焦検出装置に入射する
ようにしているため、共焦点画像形成用リニアイメージ
センサへの光量が減少してしまい、例えば微弱な光の標
本については標本像が見えなくなることがある。また、
合焦調整を精度よく行うには、共焦点画像形成用リニア
イメージセンサと合焦検出装置との光学的合焦位置の調
整が必要で、この調整が不十分の場合は、標本像の合焦
ができないことから、面倒な調整作業を強いられるな
ど、合焦点制御に手間と時間が掛かってしまう。さら
に、レーザ走査による共焦点画像によりピント合せを行
うことができるが、共焦点画像は、焦点深度が極端に浅
いため、使いづらいばかりか、合焦位置が判断できず
に、時として、対物レンズを標本にぶつけてしまう危険
性がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、合焦調整を精度よく、しかも速やかに行うことがで
きる焦点調整機能を有する走査型レーザ顕微鏡を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
標本に対してレーザ光を走査し、該走査に応じた標本像
の共焦点検出と非共焦点検出を可能にした走査型レーザ
顕微鏡において、前記標本像の非共焦点検出により合焦
位置を求める非共焦点光検出手段と、この非共焦点光検
出手段で求められた合焦位置の範囲について共焦点検出
により合焦位置を求める共焦点光検出手段とにより構成
している。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載にお
いて、前記非共焦点光検出手段による非共焦点検出は、
輝度出力が最大値で、一定レベルになる状態を検出し、
前記共焦点光検出手段による共焦点検出は、輝度出力が
最大値になる状態を検出するようにしている。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載にお
いて、非共焦点光検出手段と共焦点光検出手段は、切り
替え手段により選択的に切り替えられるようにしてい
る。この結果、請求項1または2記載の発明によれば、
まず、標本像の非共焦点検出により比較的広い範囲につ
いての合焦位置を求め、この非共焦点検出で求めた合焦
範囲について、さらに共焦点検出により狭い範囲での合
焦位置を求めるようにしたので、所望する部分の合焦位
置を精度よく、しかも速やかに検出することが可能にな
る。
【0008】また、請求項3記載の発明によれば、非共
焦点光検出手段と共焦点光検出手段を選択的に切り替え
ることができるので、合焦位置を自動的に検出すること
が可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。 (第1の実施の形態)図1は、第1の実施の形態の概略
構成を示している。この場合、光源1とピンホール2に
よって点状光源を構成し、この点光源を収差のよく補正
された対物レンズ3を通して観察試料4上に点状光とし
て結像し、試料4を照明するようになっている。そし
て、試料4を透過した該試料4からの点状光を、収差の
よく補正されたコンデンサレンズ5を通して光検出器7
に与えるようにする。
【0010】なお、8は試料4を載置するステージであ
る。この場合、光検出器7の受光面の前面の結像位置に
ピンホール6を着脱可能に配置していて、ピンホール6
を配置した状態では、コンデンサレンズ5からの点状光
をピンホール6上に結像し、この結像された点状光をピ
ンホール6を通して光検出器7で検出することで、共焦
点を検出する共焦点センサとして動作させるようにし、
また、ピンホール6を取り除いた状態では、コンデンサ
レンズ5からの点状光を直接光検出器7で検出すること
で、非共焦点を検出する非共焦点センサとして動作させ
るようにしている。
【0011】なお、ここでは試料4をラスター走査のよ
うに2次元走査することにより、2次元画像を得るよう
にしている。しかして、まず、ピンホール6を結像位置
から取り除き、試料4上の点光源が、コンデンサレンズ
5により直接光検出器7に集光するように、対物レンズ
3を光軸方向に移動しながら光検出器7の輝度出力によ
り非共焦点を検出するようにする。
【0012】この場合、対物レンズ3の光軸方向の移動
量と、輝度出力の変化の関係は、図2中aに示すように
なって、輝度出分布が最大値で一定レベルを呈するよう
になると、合焦位置と判断するが、この合焦位置は比較
的広い範囲で求められる。
【0013】そして、かかる合焦位置が求められた時点
で、ピンホール6を結像位置に挿入する。この場合、図
示実線の光路よりピンホール6上に結像された点状光
を、ピンホール6を通して光検出器7で検出するが、対
物レンズ3の集光位置よりずれた位置Lからの図示破線
の光路による光は、ピンホール6を通過せず光検出器7
に到達しないようにして、光検出器7からの輝度出力に
より共焦点を検出するようにする。
【0014】この場合、対物レンズ3の試料4方向への
移動量と、輝度出力の変化の関係は、図2中bに示すよ
うになって、輝度出力分布が最大値を呈すると合焦位置
と判断するが、この合焦位置は、極めて狭い範囲で求め
られるようになる。
【0015】従って、このようにすれば、最初に、ピン
ホール6を結像位置から取り除いて、光検出器7より非
共焦点を検出することで大まかな合焦位置を求め、この
時点からピンホール6を光検出器7の受光面に配置し
て、非共焦点検出による大まかな合焦位置の範囲におい
て、さらに光検出器7より共焦点を検出して、狭い範囲
での合焦位置を求めるようにしたので、共焦点検出のみ
で合焦位置を求めるのと比べ、所望する部分の合焦位置
を速やかに、且つ精度よく検出することができる。ま
た、非共焦点検出と共焦点検出を組み合わせているの
で、微弱な光の標本についても正確に合焦位置を求める
ことができる。 (第2の実施の形態)図3は、本発明の第2の実施の形
態の概略構成を示すもので、ここでは、走査型共焦点顕
微鏡に本発明を適用した例を示している。
【0016】図において、21は顕微鏡本体で、この顕
微鏡本体21は、レーザ光源22、ミラー23、ハーフ
ミラー24、2次元走査機構25、レボルバ26、対物
レンズ27、ステージ28、試料29、レンズ30,ピ
ンホール板31、共焦点光検出器32、ハーフミラー3
8、レンズ39および非共焦点光検出器40などを有
し、また、このような顕微鏡本体21に対し画像メモリ
33A、33B、画像判定回路33Cを有する画像処理
ユニット33、XY走査駆動制御回路34、Z走査駆動
制御回路35、コンピュータ36、モニタ37および共
焦点/非共焦点用切り替えSW41を接続している。
【0017】この場合、レーザ光源22は、試料29の
表面を走査するスポット光としてのレーザ光を発生する
ためのもので、このレーザ光源22からのレーザ光をミ
ラー23により反射させ2次元走査機構25に導くよう
にしている。2次元走査機構25は、ミラー23より与
えられたレーザ光源22からのレーザ光を試料29上に
2次元走査するためのもので、例えばX軸方向走査用の
ガルバノミラーとY軸方向走査用のガルバノミラーを有
していて、XY走査駆動制御回路34の制御によりスポ
ット光をXY方向に走査すべく、これらガルバノミラー
をX軸方向およびY軸方向に振ることで対物レンズ27
に対するスポット光の光路をXY方向に振らせるように
なっている。レボルバ26は、倍率の異なる複数の対物
レンズ27を保持するもので、レボルバ26の切り替え
により、複数の対物レンズ27のうち所望の倍率を持つ
ものを顕微鏡の観察光路中に選択挿入するようにしてい
る。
【0018】そして、この選択挿入された対物レンズ2
7を通して2次元走査機構25により2次元走査された
スポット光をステージ28上の試料29に照射するよう
にしている。
【0019】一方、試料29からの反射光、蛍光、透過
光などの観察情報光を、対物レンズ27を通して2次元
走査機構25に戻し、この2次元走査機構25を介して
ハーフミラー24、38に戻すようにしている。これら
ハーフミラ24、38は、2次元走査機構25に対する
レーザ光源22の出射光路上に設けられた半透明鏡であ
って、2次元走査機構25を介して与えられる試料29
からの反射光を光検出系に導くためのものである。
【0020】ハーフミラ24を介して得た2次元走査機
構25からの例えば反射光をレンズ30で集光し、ピン
ホール板31に与えるようにしている。このピンホール
板31は、所定径のピンホールを開けたもので、共焦点
光検出器32の受光面の前面の結像位置に、そのピンホ
ールを位置させるように配置している。また、共焦点光
検出器32は、ピンホール板31のピンホールを介して
得られる光をその光量対応の電気信号に変換する光検出
素子からなっている。
【0021】一方、ハーフミラ38を介して得た2次元
走査機構25からの反射光をレンズ39で集光し、非共
焦点光検出器40の受光面に与えるようにしている。こ
の非共焦点光検出器40は、ピンホールを通さないで得
られる光を、その光量対応の電気信号に変換するフォト
マル、フォトダイオードなどの光検出素子からなってい
る。
【0022】Z走査駆動制御回路35は、コンピュータ
36または画像判定回路33Cにより制御されるもの
で、倍率の異なる複数の対物レンズ27を保持するレボ
ルバ26を、その高さ方向、すなわちZ軸方向に基準幅
単位で移動制御させるためのものである。また、Z走査
駆動制御回路35は、レボルバ26をZ軸方向に基準幅
単位で移動制御するごとにカウントを1づつ進める機能
と、このカウント値を画像処理ユニット33に与える機
能をも有している。
【0023】画像処理ユニット33の画像メモリ33
A、33Bは、それぞれ1フレーム分の容量を持つ画像
メモリで、例えば512画素×512画素×8ビット
(256階調)構成で1フレーム分としたメモリであ
る。また、画像処理ユニット33は、この1フレーム分
の容量を持つ2つの画像メモリ33A,33Bの他に、
画像判定回路33Cも有している。
【0024】そして、切り替えSW41を介して共焦点
光検出器32または共焦点光検出器40からの出力信号
を受けると、画像メモリ33A、33Bのうち、画像メ
モリ33Aは、反射光の電気信号(輝度信号)を保存す
るようにしている。この場合、スポット光の現在のXY
走査位置に対応する画素位置に8ビットデータとして記
憶保存するようにしている。この場合の記憶は、前回の
その位置での輝度信号より今回の輝度信号のレベルが高
い場合に、その画素位置の記憶情報として保存するよう
にして、高さの異なる画像の足し込みを可能にしてい
る。また、画像メモリ33Bには、スポット光の現在の
XY走査位置に対応する画素位置にZ軸走査方向の情
報、具体的にはZ走査駆動制御回路35からレボルバ2
6が何回移動したかを数えた回数の値が与えられ、画像
メモリ33Aの記憶データから前回のその位置での輝度
信号より今回の輝度信号のレベルが高い場合に、画像メ
モリ33Bに対して前記回数の値をデータとして更新、
記憶保存するようにしている。このようにして画像メモ
リ33Bでは、各画素位置において、その画素位置で最
大輝度を示すデータがある時のレボルバ移動回数値をZ
走査方向の情報(この情報は高さ位置を示すことにな
る。)として記憶している。
【0025】なお、画像処理ユニット33に対してのス
ポット光の現在のXY層位置情報は、XY走査駆動制御
回路34より与えられている。画像判定回路33Cは、
自動画像形成の際の自動範囲設定と、その設定値のコン
ピュータ36への伝達とZ走査駆動制御回路35の制御
を担うものである。
【0026】そして、画像処理ユニット33は、これら
画像メモリ33A、33Bの記憶データを読み出してコ
ンピュータ36に与えるといった処理も行うようにして
いる。
【0027】コンピュータ33は、これらXY走査駆動
制御回路34、Z走査駆動制御回路35および画像処理
ユニット33の各制御を行うと共に、画像データの保
存、再生、編集などを行うなどの制御や処理の中枢を担
うものである。モニタ37は、コンピュータ36の画像
表示端末であり、必要な情報の表示や画像の表示などに
使用される。
【0028】また、コンピュータ36は、画像出力ユニ
ット33に対する共焦点光検出器32の出力と非共焦点
光検出器40の出力の切り替えを行う切り替えSW41
の切り替え動作も制御するようにもしている。
【0029】しかして、このような構成において、合焦
開始をコンピュータ36が検出すると、図4に示すフロ
ーチャートが実行され、まず、切り替えSW41により
非共焦点光検出器40からの出力を画像処理ユニット3
3に与えるように設定して、非共焦点光検出器40を合
焦用センサとして用いるようにする(ステップ40
1)。
【0030】そして、上述したようにレーザ光源22か
らのレーザ光を2次元走査機構25により2次元走査す
るとともに、このレーザ光をスポット光として対物レン
ズ27を通してステージ28上の試料29に照射し、こ
の試料29からの反射光を対物レンズ27を通し、ハー
フミラー38よりレンズ39を介して非共焦点光検出器
40の受光面に集光することにより、非共焦点光検出器
40からの出力を画像データとして、画像処理ユニット
33に取り込み、画像メモリ33Aにデータを格納す
る。そして、任意のラインの画像データをコンピュータ
36に取り込み、該任意ラインの画像の輝度出力が最大
となる画素位置を求める(ステップ402、403)。
【0031】この場合の任意の1ラインは、例えば画像
中央付近やユーザの選択した任意のラインデータを取り
込んでもよい。また、合焦用に必要なデータは1ライン
なので、Y軸方向スキャンを止め、ある1ラインのみの
データを画像メモリ33Aに取り込むようにしてもよ
い。
【0032】このようにして、モニタとなる1画素を決
定したならば、非共焦点光検出器40の出力が増加する
方向に対物レンズ27と試料29との間を制御する(ス
テップ404)。つまり、非共焦点光検出器40を合焦
検出用センサとし、輝度出力が最大となるように対物レ
ンズ27と試料29との間を制御する。
【0033】ここで1ラインの中の最大となる画素出力
を求めず、1ラインの画素出力平均値が最大となるよう
な対物レンズ27と試料29との間を制御してもよい
し、また、1ラインの任意のブロックの画素平均値が最
大となるように対物レンズ27と試料29との間を制御
(Zレボ制御)してもよい。
【0034】このZレボ制御する際に、試料29と対物
レンズ27の位置関係をコンピュータ36で演算し、試
料29と対物レンズ27が衝突しないように制御するこ
とが必要である。
【0035】このような制御を以下のように実行され
る。この場合の条件は、ステージ28位置を任意の位置
に固定し、Zレボ制御のみで合焦位置を求めるものとす
る。また、Zレボの初期位置を最上限として、この位置
を基準位置とする。
【0036】そして、この基準位置からステージ28の
位置までの距離をlとし、また、対物位置を、Zレボ原
点位置からのZレボ移動量とZレボの長さと対物の長さ
の和により求め、この対物位置をlmとする。ここで、
Zレボ位置は、Zレボ公差と対物の公差による誤差を含
む。また、試料29の厚みをdとし、合焦のターゲット
によりその厚みは変わる。このターゲットの厚みはユー
ザにより定義することとする。
【0037】これにより、試料29と対物レンズ27の
間の距離は、 Wd =l−lm−d で求められる。この場合、それぞれの値は、公差による
誤差を含んでいる。
【0038】そして、Wd が負になる場合に、試料29
と対物レンズ27の間で衝突が起きる可能性がある。こ
のようにして、試料29と対物レンズ27の位置関係を
コンピュータ36で演算しつつ、これらが衝突しないこ
とを確認しながら、合焦位置を求める制御を続ける(ス
テップ405)。
【0039】ここで、ステップ405で、試料29と対
物レンズ27が衝突する危険を判断すると、ステップ4
06で、AFエラーを発生し、AF動作を停止すると同
時に、モニタ37上でユーザに警告を与えるようにな
る。
【0040】その後、非共焦点光検出器40の輝度出力
が最大となって、上述した図2のaに示すように一定の
出力値に落ち着くようになれば、合焦位置が検出された
ものと見做して、非共焦点光検出器40による合焦位置
検出を終了する(ステップ407)。
【0041】次に、切り替えSW41の切り替えにより
共焦点光検出器32からの出力を画像処理ユニット33
に与えるように設定して、共焦点光検出器32を合焦用
センサとして用いるようにする(ステップ408)。
【0042】そして、この場合も共焦点光検出器32の
出力が増加する方向に対物レンズ27と試料29との間
を制御する(ステップ409)。つまり、共焦点光検出
器32を合焦検出用センサとし、輝度出力が最大となる
ように対物レンズ27と試料29との間を制御する。こ
の制御には、山登り式を用い、共焦点光検出器32が最
大値を検出した後、出力値が減少方向に変化したことを
検出すると、Z方向の移動を逆移動して合焦位置を追い
込むようにする。
【0043】この場合も試料29と対物レンズ27の位
置関係をコンピュータ36で演算しつつ、これらが衝突
しないことを確認しながら、合焦位置を求める制御を続
ける(ステップ410)。
【0044】ここでも、ステップ410で、試料29と
対物レンズ27が衝突する危険を判断すると、ステップ
411で、AFエラーを発生し、AF動作を停止すると
同時に、モニタ37上でユーザに警告を与えるようにな
る。
【0045】その後、共焦点光検出器32の輝度出力の
最大値が、上述した図2のbに示すように極めて狭い範
囲で得られることで、合焦位置が検出されたものと見做
して合焦位置検出を終了する(ステップ412、41
3)。
【0046】従って、このようにすれば、最初に非共焦
点光検出器40を合焦用センサとして用い、輝度出力が
最大値となる広い範囲を大まかな合焦位置として求め、
この状態から共焦点光検出器32を合焦用センサとして
切り替えて、大まかな合焦位置の範囲について、さらに
輝度出力が最大値となる狭い範囲での合焦位置を求める
ようにしたので、所望する部分の合焦位置を精度よく、
しかも速やかに検出することができるようになる。ま
た、非共焦点光検出器40と共焦点光検出器32により
合焦用センサを切り替えており、これらセンサを組み合
わせて用いているので、例え微弱な光の標本についても
正確に合焦位置を求めることができる。 (第3の実施の形態)この第3実施の形態では、レボル
バ26に取り付けられた複数の対物レンズ27の倍率に
応じたピンホールを有するピンホール板42を非共焦点
光検出器40の手前に配置するようにしている。この場
合、ピンホール板42は、図5に示すように例えば3段
階に径の異なるピンホール42a、42b、42cを有
し、また、側縁に沿ってクリック42dを設けて対物倍
率に応じてピンホールを光軸上に選択挿入可能にしてい
る。この場合のピンホール板42の移動は、コンピュー
タ36の指示により電動切り替えにより実行される。
【0047】次に、ピンホール径を変えた場合の効果に
ついて説明する。対物レンズの焦点深度は倍率が低くな
るほど、焦点深度は大きくなることはよく知られてい
る。図2の非共焦点光学系での光軸方向の強度分布aに
ついても同じようなことがいえ、対物レンズの倍率が低
くなればなるほど、光軸方向の距離が大きくなる。ま
た、共焦点についても同様である。
【0048】したがって、低倍の対物レンズを使用した
場合、共焦点、非共焦点ともに光軸方向の幅が広がる
が、場合によっては図6に示すようになる可能性があ
る。図6は、非共焦点の輝度が一定になっている範囲
で、共焦点の輝度が零になっている範囲Xが存在するよ
うな状態である。このような関係になっていると、非共
焦点光検出器40の輝度出力が一定になったからといっ
て、すぐに共焦点光検出器32の出力を利用することが
できない。したがって、共焦点光検出器32の輝度出力
が発生するまでの間は、非共焦点光検出器40の光出力
を利用せざるを得ないが、出力が一定なので制御に時間
がかかる。
【0049】図2から明らかなように、同じ対物レンズ
でもピンホールの有無によってその光軸方向の強度分布
に大きな差を生じる。逆にこれは、ピンホールの径によ
って光軸方向の強度分布を変化させることができること
を意味している。したがって、図6のような場合でも本
実施の形態のように非共焦点側にピンホールを配置する
ことで、非共焦点の光軸方向の強度分布を破線のように
変化させることができる。この結果、問題となる範囲X
を無くすことができるため、素早い合焦が可能になる。
【0050】しかして、コンピュータ36は、常時対物
レンズ27についての情報を認識しており、対物レンズ
27の倍率変更の要求を受けると、低倍時はピンホール
径の小さなものを選択して輝度が一定になる範囲を狭ま
るようにし、高倍時はピンホール径の大きなものを選択
して輝度が一定となる範囲を広げるようにしている。
【0051】このようにすれば、非共焦点光検出器40
側に径の異なるピンホール42a、42b、42cを有
するピンホール板42を配し、対物レンズ27の倍率に
応じてピンホール42a、42b、42cのうちの1つ
を選択するようにしたので、対物レンズ27が低倍にな
っても、非共焦点光検出器40により安定して合焦位置
を検出することができるようになる。
【0052】この場合、ピンホール可変は、連続的に絞
り径を可変可能にした手段を設けるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、非共焦点側にピンホールを配
置したが、逆に共焦点側に図5のようなピンホールを配
置しても構わない。この場合は、はじめに図6の問題と
なる範囲Xが存在しないようにピンホールを大きくして
おき、徐々に小さくして合焦の精度を上げるようにして
いけばよい。
【0053】共焦点と非共焦点に適したピンホールを図
5に示すように一枚の板に設けることができるならば、
一つの光検出器を共焦点用、非共焦点用に兼用できる。 (第4の実施の形態)この第4実施の形態では、図3に
示す非共焦点光検出器40について、ピンホール径を可
変させずに受光エリアを可変できるようにしている。
【0054】この場合、非共焦点光検出器40は、図7
(a)に示すように受光エリアをA、B、Cの3分割と
し、対物レンズ27の倍率に応じて各受光エリアより取
り出す信号を選択するようにしている。すなわち、同図
(b)に示すように対物レンズ27が低倍の場合は、受
光エリアをAのみとし、対物レンズ27が高倍であれ
ば、受光エリアをA、B、Cを選択してA+B+Cの加
算信号取り出すようにしている。
【0055】このようにすれば、非共焦点光検出器40
の受光エリアを対物レンズの倍率に応じて変化させるよ
うにできるので、精度出力が最大になって、合焦位置の
追い込み精度を上げることができる。
【0056】本実施の形態の場合も、上記第3の実施の
形態と同様に共焦点側に配置することも可能であり、受
光エリアとして共焦点と非共焦点を検出できるエリアを
複数設定することにより、一つの光検出器で共焦点と非
共焦点用に兼用することも可能である。 (第5の実施の形態)この第5実施の形態では、図3と
同一部分には同符号を付して示す図8に示すように非共
焦点光検出器40の光路中のミラー43を駆動可能に
し、合焦用センサを非共焦点光検出器40から共焦点光
検出器32に切り替える際に他の位置まで駆動できるよ
うにしている。つまり、ここでのミラー43は、非共焦
点光検出器40の合焦位置算出の際は、標本像が非共焦
点光検出器40に入射する位置に移動し、その後、非共
焦点光検出器40での合焦位置を検出終了すると、ミラ
ー49を図示破線位置に移動させて共焦点光検出器32
に100%標本像が入射するようにしている。このミラ
ー43の位置移動は、コンピュータ36が管理し、電動
切り替え可能である。
【0057】このようにすれば、非共焦点光検出器40
と共焦点光検出器32のいずれにも、光量を落とさずに
標本像を入射することができるので、光量の不足した標
本に対しても十分合焦位置を求めることができるように
なる。
【0058】なお、非共焦点検出系と共焦点検出系は、
図3で述べた位置関係であってもよい。この場合は、ミ
ラー24が移動するようになる。 (第6の実施の形態)この第6の実施の形態では、光検
出器に2次元エリアセンサを使用し、取り込むエリアを
可変することで、非共焦点用データと共焦点用データを
それぞれ検出できるようにしている。
【0059】図9(a)は、このような2次元エリアセ
ンサを用いて実現した合焦検出のための回路構成図で、
レーザ光源51からのレーザ光をビームエクスパンダ5
2よりX方向ガルバノ機構53、Y方向ガルバノ機構5
5を通し、さらに対物レンズ56を通して試料57に入
射し、この試料57からの反射光をミラー58を介して
2次元エリアセンサ54に与えるようにしている。
【0060】この場合、2次元エリアセンサ54は、例
えばCCDからなるもので、同図(b)に示すように複
数の撮像素子を複数ライン分配置していて、共焦点用デ
ータは、2次元エリアセンサ45の任意の1ライン(図
示破線で示す部分)のうちの1画素相当の撮像素子から
の輝度出力を取り込むことで検出するようにし、また、
非共焦点用データは、2次元エリアセンサ45の任意の
1ライン(図示破線で示す部分)のうちの1画素相当の
撮像素子からの輝度出力に、少なくとも該撮像素子の上
下1画素に相当する撮像素子からの輝度出力を加えるこ
とで得るようにしている。つまり、対物レンズ56の倍
率に応じて、追加する上下画素に相当する撮像素子から
の輝度出力を、例えば、対物倍率が低倍ならば上下画素
を追加し、高倍時には上下画素の追加を最小単位とす
る。
【0061】このようにすれば、共焦点用データと非共
焦点用データを求めて合焦位置を追い込むことにより、
1つの光検出器で合焦位置を求めることができる。この
場合、当然のことながら、全ての画素を使う必要なく、
任意の1画素を利用すればよい。上記の実施の形態で
は、ライン走査を想定しているが、スポットもしくは微
小な2次元領域であっても可能である。
【0062】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば標本
像の非共焦点検出により比較的広い範囲についての合焦
位置を求め、この非共焦点検出で求めた合焦範囲につい
て、さらに共焦点検出により狭い範囲での合焦位置を求
めることにより、所望する部分の合焦位置を精度よく、
しかも速やかに検出することができる。また、非共焦点
光検出手段と共焦点光検出手段を選択的に切り替えるこ
とができるので、合焦位置を自動的に検出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図2】第1の実施の形態を説明するための図。
【図3】本発明の第2の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図4】第2の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図5】本発明の第3の実施の形態に用いられるピンホ
ール板の概略構成を示す図。
【図6】第3の実施の形態を説明するための図。
【図7】本発明の第4の実施の形態に用いられる非共焦
点光検出器の概略構成を示す図。
【図8】本発明の第5の実施の形態の要部の概略構成を
示す図。
【図9】本発明の第6の実施の形態の要部の概略構成を
示す図。
【符号の説明】
1…光源、 2…ピンホール、 3…対物レンズ、 4…試料、 5…コンデンサレンズ、 6…ピンホール、 7…光検出器、 21…顕微鏡本体、 22…レーザ光源、 23…ミラー、 24…ハーフミラー、 25…2次元走査機構、 26…レボルバ、 27…対物レンズ、 28…ステージ、 29…試料、 30…レンズ、 31…ピンホール板、 32…共焦点光検出器、 33…画像処理ユニット、 33A、33B…画像メモリ、 33C…画像判定回路、 34…XY走査駆動制御回路、 35…Z走査駆動制御回路、 36…コンピュータ、 37…モニタ、 38…ハーフミラー、 39…レンズ、 40…非共焦点光検出器、 41…切り替えSW、 42…ピンホール板、 43…ミラー、 51…レーザ光源、 52…ビームエクスパンダ、 53…X方向ガルバノ機構、 54…2次元エリアセンサ、 55…Y方向ガルバノ機構、 56…対物レンズ、 57…試料。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標本に対してレーザ光を走査し、該走査
    に応じた標本像の共焦点検出と非共焦点検出を可能にし
    た走査型レーザ顕微鏡において、 前記標本像の非共焦点検出により合焦位置を求める非共
    焦点光検出手段と、 この非共焦点光検出手段で求められた合焦位置の範囲に
    ついて共焦点検出により合焦位置を求める共焦点光検出
    手段とを具備したことを特徴とする走査型レーザ顕微
    鏡。
  2. 【請求項2】 前記非共焦点光検出手段による非共焦点
    検出は、輝度出力が最大値で、一定レベルになる状態を
    検出し、前記共焦点光検出手段による共焦点検出は、輝
    度出力が最大値になる状態を検出することを特徴とする
    請求項1記載の走査型レーザ顕微鏡。
  3. 【請求項3】 非共焦点光検出手段と共焦点光検出手段
    は、切り替え手段により選択的に切り替えられることを
    特徴とする請求項1記載の走査型レーザ顕微鏡。
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