JP2007147756A - 光学測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】試料の任意の点に合焦位置を確実に誘導することができる光学測定装置を提供する。
【解決手段】光源11からの光を試料8に対して集束させる対物レンズ7と、集束光の光軸方向に沿って対物レンズ7の集光位置と試料8の位置を相対的に移動させるZレボルバ21を有し、予め入力されるオフセット情報づいてZレボルバ21による対物レンズ7の集光位置を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、走査型共焦点光学顕微鏡を用いた光学測定装置に関するものである。
従来、測定対象物の表面情報等を光学的に取得する光学測定装置として走査型共焦点光学顕微鏡を用いたものが知られている。かかる共焦点光学顕微鏡は、測定対象物である試料を点状照明し、試料からの透過光又は反射光、蛍光を共焦点絞り上に集光させた後、この共焦点絞りを通過する光の強度を光検出器で検出することによって試料の表面情報を取得する。また、点状照明を種々の方法によって試料面上で二次元走査することにより、試料上の広い範囲の表面情報を取得している。
図7は、一般的な走査型共焦点光学顕微鏡の概略的構成を示している。この場合、光源1から出射した光束が、ビームスプリッタ2を透過した後、ミラー4を介して2次元走査機構3に入射する。2次元走査機構3は、第1の光スキャナ3aと第2の光スキャナ3bを有し、光束を2次元に走査して出力する。2次元走査された光束は、リレー光学系の複数のレンズ5を介して対物レンズ7に導かれる。対物レンズ7へ入射した光束は、集束光となって試料8の表面上を走査する。試料8の表面で反射した光は、再び対物レンズ7から2次元走査機構3、ミラー4を介してビームスプリッタ2に導入され、このビームスプリッタ2で反射し結像レンズ9によってピンホール10上に集光する。この場合、対物レンズ7による集光位置は、ピンホール10と光学的に共役な位置にあるため、試料8面上に焦点が合っている試料8面からの反射光はピンホール10を通過し、焦点ずれがある試料8面からの反射光はピンホール10をほとんど通過しない。これにより、ピンホール10を通過した光だけが光検出器11によって検出され、この検出光の強度に応じた信号が制御部12に出力される。この場合、試料8は、試料台13に載置されており、Z軸方向に移動可能なZステージ14によって対物レンズ7の光軸方向に移動可能となっている。また、2次元走査機構3、Zステージ14及び光検出器11は、コンピュータなどの制御部12によって制御されている。制御部12での処理により得られた各種情報は、モニタ15に表示される。
図8は、対物レンズ7と試料8の相対位置(Z)と光検出器11の出力(I)の関係を示している。以下、この関係をI−Zカーブと呼ぶ。図8に示すI−Zカーブでは、試料8が対物レンズ7の集光位置Z0にある場合、光検出器11の出力は最大となる。また、この集光位置Z0から対物レンズ7と試料8の相対位置が離れると、これに従い光検出器11の出力は急激に低下する。
このようなI−Zカーブに基づいて、2次元走査機構3によって集光点を2次元走査し、光検出器11の出力を2次元走査機構3に同期して画像化すれば、試料8のある特定の高さのみが画像化され、試料8を光学的にスライスした画像(共焦点画像)が得られる。また、Zステージ14で試料8を光軸方向に離散的に移動させ、各位置で2次元走査機構3を走査して共焦点画像を取得し、試料8上各点で光検出器11の出力が最大になるZステージ14の位置を検出することにより試料8の高さ情報を得ることができる。さらに、試料8上各点における光検出器11の出力の最大値を取得してこれを表示することにより、全ての面にピントの合った画像(以降、エクステンド画像)を得ることができる。
エクステンド画像を取得可能にした走査型共焦点光学顕微鏡には、操作性を向上させる目的でオートフォーカス機能を搭載していることが多い。このオートフォーカス機能は、Zステージ14により試料8を光軸方向に離散的に移動させ対物レンズ7の焦点位置との相対位置を変化させると、上述した図8に示すようなI−Zカーブの関係が得られ、合焦位置で光検出器11からの出力が最大になる点で試料8のある表面に焦点を合わせることができることに着目したものである。
図9は、I-Zカーブを利用したオートフォーカスの一つの方法を示すフローチャートである。まず、対物レンズ7と試料8の相対位置が離れる方向に移動させる(ステップ901)。このとき、比較的移動ピッチを広く取ってZステージ14の移動による光検出器11の出力の変化を調べる(ステップ902)。次に、I-Zカーブのピークを検出、つまり焦点位置Z0に達したかを検出する(ステップ903)。この場合、焦点位置Z0に近づけば光検出器11の出力が増してくるが、焦点位置Z0を一度通り過ぎると光検出器11の出力は減少し始める。この状態を検出すると(ステップ904)、Zステージ14の移動方向を逆転し、移動ピッチを細かく設定する(ステップ905)。そして、I-Zカーブのピークを再検出して(ステップ906)、焦点位置Z0付近で最大値を検出するまで追い込んだ後、停止し(ステップ907)、試料8のある表面での焦点合わせを終了する。一方、ステップ903のピーク検出で、対物レンズ7と試料8の相対位置が離れる方にWD(対物レンズ7の焦点位置とレンズ先端までの距離)だけ移動してもピークが見つからなければ(ステップ908)(ステップ909)、開始位置へ戻してから対物レンズ7と試料8の相対位置の移動方向を反転し(ステップ910)、対物レンズ7と試料8の相対位置が近づく方へ移動させながら上述したと同様にピーク検出を行いながら焦点合わせを行なう。
ところで、一般的な光学顕微鏡では、図8で述べたような共焦点効果は存在しないため、観察のための照明光源とは別に赤外波長などのレーザ光源をオートフォーカス用の光源として併せ持っている。特許文献1は、光路を光軸で左右に2分割し半分だけ照明することで、合焦位置では戻り光の焦点位置がちょうど光軸上に来ることを利用したものが開示されている。このような方法によって試料8表面への焦点合わせを行うと、観察用の可視光源とオートフォーカス用の赤外レーザ光源では色収差の違いから焦点位置が異なり適切なオートフォーカス動作が得られない。そこで、オートフォーカス用光学系に色収差補正機構を設け、オートフォーカス用光学系での合焦位置が観察用可視光学系と一致するように対物レンズ7ごとに色収差補正レンズを移動させるようにしている。
その他、特許文献2に開示されるように、上述した図8のI−Zカーブによる共焦点効果を利用して基板表面の透明膜の厚さを測定するようにしたものもある。この特許文献2では、複数のI-Zカーブのピークを保持できるようにして膜の厚さを含むエクステンド画像を生成し、透明膜の表面で生じるI-Zカーブの第1のピークと、基板表面で生じる第2のピークとの間の距離を測定することで、透明膜の厚みを測定可能にしている。
このように従来では、共焦点効果によるI-Zカーブを利用したオートフォーカスを始め、各種のオートフォーカス機能による試料表面のある位置に自動的に焦点を合わせる技術を応用することにより、測定対象物である試料に対する各種の情報を光学的に取得することが考えられている。
特許第2614843号公報 特開平08-210818号公報
ところで、近年、電子部品の微細化や高密度実装が盛んになってきているため、実装方法においても従来とは異なった手法が用いられ、それに伴って検査の方法も変化してきている。1つの例を挙げると、図10(a)に示すような測定対象が存在している。これはベースとなる基板101上に接続端子102を介して半導体回路の形成されたシリコンチップ103を裏返しに実装したものである。そして、このような測定対象については、シリコンチップ103の基板101上への実装状態の正確さ(基板101に対するズレ)を測定する用途がある。
このような測定対象を通常の可視の光学顕微鏡で観察すると、シリコンチップ103裏面側のシリコンが見えるだけで、ベースとなる基板101との相対的な実装位置関係を確認することができない。そこで、光源として半導体の基本材質であるシリコンに高い透過率を有する赤外光を利用することで観察を可能とした赤外光学顕微鏡を使用することが考えられている。しかしながら、従来の赤外光学顕微鏡によると、観察することは可能であるが、コントラストが低く、画像の解像感の不足やデータの精度的にも問題があり、測定に堪えられないものがほとんどである。その他に、X線観察装置を用いても透過観察が可能であるが、手軽に使用することが難しいという問題点がある。
そこで、従来、高コントラストに精度良く、手軽に透過観察や計測ができるものとして、走査型共焦点赤外レーザ顕微鏡が注目されている。しかし、このような走査型共焦点赤外レーザ顕微鏡は、上述した図10(a)に示す測定対象を試料として観察・測定する場合、試料の表面や裏面に対してオートフォーカス動作を実行すると、以下のような問題が発生する。一般に図10(a)に示すような試料の場合、シリコンチップ103裏面のシリコン部での反射率が一番高い。このため、先に説明したI-Zカーブによる最高輝度の点へ移動をさせるために試料をZステージ14にセットして普通にオートフォーカスを動作させると、図10(b)に示すようにシリコンチップ103裏面の反射率が高い最上部分Aでは図示aのI-Zカーブにより合焦が得られるものの、シリコンチップ103表面のパターン面Bや基板101の表面CではI-Zカーブによる合焦が得られないことがある。このことは、使用者がシリコン内部を透過してシリコンチップ103表面の回路や基板101上への実装ポイントのズレなどの確認をするため、目的とする観察や測定位置への誘導ができなくなるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、試料の任意の点に合焦位置を確実に誘導することができる光学測定装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、光源と、前記光源からの光を試料に対して集束させる対物レンズと、前記集束光の光軸方向に沿って前記対物レンズの集光位置と前記試料の位置を相対的に移動させる移動手段と、オフセット情報を入力するオフセット情報入力手段と、前記オフセット情報入力手段より入力されるオフセット情報に基づいて前記移動手段による前記対物レンズの集光位置を制御するオフセット制御手段とを具備したことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、光源と、前記光源からの光を試料に対して集束させる対物レンズと、前記集束光の光軸方向に沿って前記対物レンズの集光位置と前記試料の位置を相対的に移動させる移動手段と、前記対物レンズの集光位置と共役な位置に配置された絞り手段と、前記絞り手段を通過する光の強度を検出する光検出器とを有し、前記移動手段によって前記対物レンズの集光位置と前記試料の相対的な位置を変化させ、各相対位置での前記試料からの光強度情報を前記光検出器でそれぞれ取得し、これら取得した複数の光強度情報の最大値とそれを与える前記相対位置(合焦位置)を決定することで前記試料表面に前記対物レンズの集光位置を合わせる自動焦点調節手段と、オフセット情報を入力するオフセット情報入力手段と、前記オフセット情報入力手段より入力されるオフセット情報に基づいて前記自動焦点調節手段による前記対物レンズの集光位置を制御するオフセット制御手段とを具備したことを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記オフセット入力手段より入力されるオフセット情報は、焦点位置の移動量を指示するオフセット移動量が複数存在し、これらが選択可能であることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記オフセット入力手段より入力されるオフセット情報は、前記自動焦点調節手段で検出される前記光強度情報の最大値の出現回数が複数存在し、これらが選択可能であることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記光源は、赤外光源であることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項2乃至5のいずれかに記載の発明において、前記光検出器からの出力レベルを調節する輝度調節手段をさらに備え、前記輝度調節手段は、前記自動焦点調節手段が前記オフセット入力手段より入力されるオフセット情報に基づいて前記合焦位置を調整するのに合わせて前記光検出器からの出力レベルを調節することを特徴としている。
本発明によれば、試料の任意の点に合焦位置を確実に誘導することができる光学測定装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に適用される走査型共焦点光学顕微鏡の概略的構成を示すもので、図7と同一部分には、同符号を付してその説明を省略する。
この場合、光源1は、シリコンに高い透過率を持つ赤外光源が用いられる。また、対物レンズ7は、倍率の異なるものが複数個用意されている。これら複数の対物レンズ7は、Zレボルバ21に保有されている。Zレボルバ21は、回転操作により所望の倍率の対物レンズ7を2次元走査の光路中に挿入可能とするとともに、Z軸方向に移動可能となっていて、対物レンズ7の集光位置と試料8の相対位置を変化させることができるようになっている。また、試料8は試料台13上に載置されており、ステージ14によってZ軸に直行する面に沿ってXY方向に移動可能となっている。
一方、制御部12は、2次元走査機構3、Zレボルバ21及び光検出器11などの顕微鏡の各部を予め記憶された顕微鏡制御プログラムよって制御する機能の他に、上述した図8のフローに従ってオートフォーカス動作を実行するオートフォーカス動作機能1201及び予め入力されるオフセット情報に基づいて対物レンズ7の集光位置を制御するオフセット制御機能1202を有している。また、制御部12は、モニタ15上に表示される操作画面を通じて各部の操作を可能にしている。
一方、対物レンズ7による集光位置は、ピンホール10と光学的に共役な位置にあり、試料8が対物レンズ7による集光位置にある場合は、試料8からの反射光がピンホール10上で集光し、ピンホール10を通過し、試料8が対物レンズ7による集光位置からずれた位置にある場合は試料8からの反射光はピンホール10上では集光しておらず、ピンホール10を通過しない。このときの対物レンズ7と試料8の相対位置(Z)と光検出器11の出力(I)の関係は、前述した図8に示すI-Zカーブを描き、試料8が対物レンズ7の集光位置Z0にある場合、光検出器11の出力は最大となり、この位置から対物レンズ7と試料8の相対位置が離れるに従い光検出器11の出力は急激に低下する。この特性により、2次元走査機構3によって集光点を2次元走査し、光検出器11の出力を2次元走査機構3に同期して画像化すれば、試料8のある特定の高さのみが画像化され、試料8を光学的にスライスした画像(共焦点画像)が得られる。
このような画像(共焦点画像)は、モニタ15上に表示される前記操作画面と合わせて表示される。図2(a)は、モニタ15上の表示画面の一例を示すもので、顕微鏡操作ウィンドウ151、顕微鏡画像ウィンドウ152、輝度プロファイルウィンドウ153、輝度プロファイルカーソル154を有している。
顕微鏡操作ウィンドウ151には、走査型共焦点光学顕微鏡の各機能を操作するための機能ボタンとして、光源1の点灯/消灯と共に、2次元走査機構3の光スキャナ3a、3bを同期して動作させ、試料8への2次元走査の開始/停止を操作する「走査開始/停止」ボタン151a、Zレボルバ21を回転させ、所望の倍率の対物レンズ7を光路中に挿入する「対物」ボタン151b、2次元走査機構3の光スキャナ3a,3bの走査振幅を調整し、得られる共焦点画像の視野(ズーム倍率)を調節する「ズーム」スクロールバー151c、Zレボルバ21を光軸方向に上下動させ、対物レンズ7の焦点位置を移動する「Z位置」スクロールバー151d、光検出器11のゲインを変化させ、得られる共焦点画像の明るさを調節する「輝度」スクロールバー151e及び詳細を後述する「AF」ボタン151fが表示される。また、顕微鏡画像ウィンドウ152には、試料8を2次元走査して得られる、そのときのZ位置の共焦点画像が更新されつつ表示される。さらに輝度プロファイルウィンドウ153には、輝度プロファイルカーソル154の位置のラインの輝度情報が表示されるとともに、輝度の飽和や不足が起こらないように調整する際の目安となる情報が表示される。
前記「AF」ボタン151fは、使用者が制御部12に接続されているマウスなどのポインティング・デバイス(図示せず)によりカーソルを合わせることによって、図2(b)に示すようなポップアップメニュー151f1を開くようにしている。ポップアップメニュー151f1には、「AF」ボタン151fを押下したときと同じで、通常のオートフォーカスが動作する「オフセット無し」ボタン151f2、オートフォーカス動作後に登録されたオフセット量だけ焦点位置を移動させる「オフセット1」ボタン151f3、「オフセット2」ボタン151f4及び図2(c)に示すオフセット移動量登録ウィンドウ151gを開くための「オフセット指定」ボタン151f5が表示される。なお、ここでは指定できるオフセット量を2つにして説明するが、この数は後述する登録操作により増減できるものとする。
オフセット移動量登録ウィンドウ151gは、図2(b)に示すポップアップメニュー151f1中の「オフセット指定」ボタン151f5を選択すると開かれるもので、例えば図2(c)のように「AF」ボタン151fのポップアップメニュー151f1に表示されるオフセットボタン番号を指定する「オフセット番号」151g1、対応するオフセットボタンでの焦点位置の移動量を指定する「オフセット移動量」151g2、オフセット番号に移動量を登録する「登録」ボタン151g3、既に設定されたオフセット番号の設定を取り消す「削除」ボタン151g4、登録作業を中止/完了してオフセット移動量登録ウィンドウ151gを閉じる「終了」ボタン151g5が表示される。
次に、このような走査型共焦点光学顕微鏡を使用して、測定対象として図3(a)に示すようにベースとなる基板801上に接続端子802を介して半導体回路などのパターンが形成されたシリコンチップ803を裏返しに実装した試料8を観察する場合を説明する。ここでは、試料8は、その設計値からシリコンチップ803の厚みが300μm、シリコンチップ803と基板801間の空隙が200μmと仮定する。
まず、使用者は、顕微鏡操作ウィンドウ151の「AF」ボタン151fにマウスカーソルを合わせ、図2(b)に示すのポップアップメニュー151f1を表示させる。続いて「オフセット指定」ボタン151f5を選択する。すると、図2(c)に示すオフセット移動量登録ウィンドウ151gが開かれ表示されるので、まず「オフセット番号」151g1を「1」に指定し、「オフセット移動量」151g2に、オフセット情報としてシリコンチップ803の厚みに対応する「300」を入力して「登録」ボタン151g3を押下する。続けて、「オフセット番号」151g1を「2」に指定し、「オフセット移動量」151g2にオフセット情報として「500」(チップ厚300+シリコンチップ803と基板801間の空隙「200」)を入力して「登録」ボタン151g3を押下する。もし、さらに指定したい位置があれば同様の作業を繰り返してオフセット量の登録をする。
これにより、図3(a)に示すように試料8の相対的な焦点位置関係として、「オフセット量1」300μm、「オフセット量2」500μmがそれぞれ登録され、「AF」ボタン151fのポップアップメニュー151f1は、同図(b)に示すように表示される。
次に、このような初期作業が完了した時点で、実際の試料8の観察を行う。まず、試料8を試料台13に搭載し、走査型共焦点光学顕微鏡の2次元走査を開始する。この場合、最初、顕微鏡の粗動機構やZレボルバ21の粗動により対物レンズ7の焦点位置を試料8上面近傍に寄せてから図2(a)に示す「AF」ボタン151fにマウスカーソルを合わせる。そして、そのまま「AF」ボタン151fを押下すると、制御部12のオートフォーカス動作機能1201によりオートフォーカス動作が実行される。このオートフォーカス動作は、上述した図9のステップ901〜ステップ910が実行されるが、ここでは、ステージ14に代わってZレボルバ21が移動する。また、Zレボルバ21は、図3(a)に示す試料8のシリコンチップ803裏面(上面)Aにおいて図示aのI−Zカーブの最高輝度位置で対物レンズ7の焦点位置が合うように移動される。なお、「AF」ボタン151fのポップアップメニュー151f1を表示させ、「オフセット無し」ボタン151f2を選択しても同様である。
次に、試料8内部のシリコンチップ803表面(下面)のパターン面へ焦点位置を合わせを行なうには、「AF」ボタン151fのポップアップメニュー151f1から「オフセット1」ボタン151f3を選択する(図3(b)参照)。すると、あらかじめ登録されたオフセット量「300μm」がオートフォーカス処理に組み込まれる。その後は、制御部12のオフセット制御機能1202により、対物レンズ7は、シリコンチップ803裏面(上面)Aに焦点位置が合った状態から、さらに300μm分だけ下げられ、シリコンチップ803表面(下面)のパターン面へ誘導される。これにより、対物レンズ7は、図3(a)に示す試料8のシリコンチップ803表面(下面)Bにおいて図示bのI−Zカーブの最高輝度位置に焦点位置が合わされる。
一方、試料8内部の基板801表面に焦点位置合わせを行なう場合には、「AF」ボタン151fのポップアップメニュー151f1から「オフセット2」ボタン151f4を選択する(図3(b)参照)。すると、あらかじめ登録されたオフセット量「500μm」がオートフォーカス処理に組み込まれ、その後は、制御部12のオフセット制御機能1202により、対物レンズ7は、シリコンチップ803裏面(上面)Aに焦点位置が合った状態で、さらに500μm分だけ下げられ、基板801表面へ誘導される。これにより対物レンズ7は、図3(a)に示す試料8の基板801の表面Cにおいて図示cのI−Zカーブの最高輝度位置に焦点位置が合わされる。
したがって、このようにすれば、「オフセット1」ボタン151f3及び「オフセット2」ボタン151f4に対応させて、あらかじめ複数のオフセット量を登録することにより、通常のオートフォーカス動作に加え、これら登録されたオフセット量に応じた量だけ試料8と対物レンズ7の相対位置を移動をさせることが可能になるので、従来のオートフォーカス処理をそのままにして試料8のシリコンチップ803を透過したシリコンチップ803表面(下面)のパターン面や基板801の表面の観察・測定を行なうことができる。つまり、観察・測定する必要のある試料8のシリコンチップ803の表面輝度に影響されずに所望する観察・測定点へのオートフォーカス動作が可能になる。これにより、試料8の構造に影響を受けることなく、任意の点に対物レンズ7の合焦位置を誘導することが可能となり、操作性を向上する機能を備えた共焦点型光学測定装置を提供することができる。
なお、上述した実施の形態では、オフセット情報として2つの「オフセット量1、2」を登録するようにしているが、これらのオフセット量は、実際には対物レンズ7の焦点位置とレンズ先端までの距離(WD)によって制限を受けるため、いくら増やしても良いわけではない。このため、対物レンズ7ごとに決まっているWDの値に応じてオフセット移動量登録ウィンドウ151gでの入力時に制限を与える、または、ポップアップメニュー151f1から選択できないようにするなどして試料8と対物レンズ7の衝突を防止する必要がある。
また、操作性を向上させるために、次のような機能を組み合わせても良い。第1の実施の形態の試料8の場合、シリコンチップ803裏面が最高輝度を与え、パターンを有するシリコンチップ803表面は、それより暗い状態にある。このため、シリコンチップ803裏面にオートフォーカスした後、オフセット移動して得られる共焦点画像は輝度レベルが適切ではないことが考えられる。そこで、光検出器11からの出力レベルを調節する輝度調整手段を用意し、オフセット移動を完了した後に自動的にオートゲインコントロール機能を実行することにより、適切な輝度レベルの共焦点画像を得られるようにすることも可能である。このオートゲインコントロールは、センサの感度(ゲイン)や信号処理回路のゲイン、光源の出力などを調節して実現すればよい。
さらに、オフセット移動量登録ウィンドウ151gで入力するオフセット移動量はマイナスの値を入カしても良い。その場合は、最高輝度を与える焦点面に対して上方に位置する焦点面への誘導が可能となる。
さらに、赤外光がシリコンチップ803を透過するとき、シリコンにより屈折率の変化から焦点位置がずれるので、空気中の長さとシリコン透過時の長さに差が出てしまう。これを回避するために別途屈折率入力部を設けておくとさらに良い。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
この場合、第2の実施の形態にかかる走査型共焦点光学顕微鏡の概略的構成は、図1と同様なので、同図を援用するものとする。
この第2の実施の形態では、オートフォーカス動作で最大輝度を判定する過程を有することが第1の実施の形態と相違している。この場合、制御部12のオートフォーカス動作機能1201は、後述する図6に示すフローの実行プログラム中に含まれている。また、モニタ15上の表示画面は、図4(a)に示すように、第1の実施の形態と同様に顕微鏡操作ウィンドウ151、顕微鏡画像ウィンドウ152、輝度プロファイルウィンドウ153、輝度プロファイルカーソル154を有している。顕微鏡操作ウィンドウ151中の「AF」ボタン151fは、図4(b)に示すようなポップアップメニュー151h1を開くようになっている。このポップアップメニュー151h1には、第1の実施の形態と同様に、通常のオートフォーカス処理が動作する「オフセット無し」ボタン151h2、オフセット情報としてオートフォーカス処理で検出される輝度ピークの出現回数を指定する「オフセット1」ボタン151h3及び「オフセット2」ボタン151h4、オフセットボタン数を決定することができる機能を有し、選択している対物レンズのWD内に検出されるピーク数を認識し、オフセットボタン数に反映する「ピークサーチ」ボタン151h5が表示される。
このような走査型共焦点光学顕微鏡を使用して、測定対象として図5に示すような試料8を観察する場合を説明する。試料8は、図3(a)と同一部分には、同符号を付している。
この場合も試料8を試料台13に搭載し、顕微鏡の粗動機構やZレボルバ21の粗動により対物レンズ7の焦点位置を試料8上面近傍に寄せてから図4(a)に示す「AF」ボタン151fにマウスカーソルを合わせる。そして、そのまま「AF」ボタン151fを押下すると、制御部12のオートフォーカス動作機能1201によりオートフォーカス動作が実行される。図6は、本実施の形態でのオートフォーカス処理の一例であり、ここでは、図4(b)に示す「AF」ボタン151fのポップアップメニュー151h1から「オフセット1」ボタン151h3により図3(a)に示すシリコンチップ803表面(下面)のパターン面Bに対応する2番目のピークを選択した場合を示している。
この場合、オートフォーカスの処理が起動し、まずZレボルバ21により対物レンズ7がそのWD分の距離だけ上方、つまり試料8から離れる方向へ移動する(ステップ601)。続いて、移動方向を反転し下方へ向けて移動を開始する。このとき試料8と対物レンズ7の衝突を防止するため、WD分の範囲制限をして移動を開始する(ステップ602)。この移動と共に光検出器11の出力をサンプリング開始し(ステップ603)、輝度変化をモニタする。ここで、輝度のピークを検出し(ステップ604)、ピークを検出せずにWD分の移動をしてしまったら検出不可で終了する(ステップ605)。一方、ピークを検知した場合は内部のカウントを1つ進める(ステップ606)。この場合、図5に示す試料8のシリコンチップ803裏面(上面)Aにおいて図示aのI−Zカーブによる最初(1回目)のピークを検出するので(ステップ607)、移動範囲の制限をその位置からWD分に変更する(ステップ608)。そして、ステップ609において、ピーク回数を判定する。この段階では、ピーク回数は1回目なので、ステップ604に戻り、ピーク検出を再度行いながら対物レンズ7をさらに下方向に移動させる。そして、試料8のシリコンチップ803表面(下面)のパターン面Bにおいて図示bのI−Zカーブによるピークを検出すると、内部のカウントをさらに1つ進める(ステップ606)。これによりピーク回数は、「2」となって指定のピーク数と一致するので(ステップ609)、ステップ610に進み、目的のピーク位置を少し過ぎてから停止し、移動方向を反転して追い込み用の移動ピッチに変更する(ステップ611)。そして、さらに再度のピーク検出をすることで(ステップ612)、目的のシリコンチップ803表面(下面)のパターン面へ焦点位置を合わせることができる(ステップ613)。
なお、ここでは、ポップアップメニュー151h1から「オフセット1」ボタン151h3により図3(a)に示すシリコンチップ803表面(下面)のパターン面Bに対応する2番目のピーク数を選択した場合を述べたが、「オフセット2」ボタン151h4により図3(a)に示す試料8の基板801の表面Cに対応する3番目のピーク数を選択した場合も同様に実施できる。この場合は、図3(a)に示す基板801の表面Cにおいて図示cのI−Zカーブによるピークを3番目のピークとして検出することとなる。
また、図4(b)のポップアップメニュー151h1内のオフセットのボタン数は、初期値で「オフセット1」ボタン151h3及び「オフセット2」ボタン151h4の2つを表示するようにしているが、このボタン数を任意に決定することができる。この場合、「ピークサーチ」ボタン151h5を押下することで、図6に示すフローと同様の手順でピークカウントを行っていき、対物レンズ7のWDで制限されるまでの間にカウントされたピーク数分だけポップアップメニュー151h1内にオフセットボタンとして表示するようにすれば良い。このようにして各ピーク位置を登録すれば、以降の観察・測定における層間の移動が素早く実施できることになる。
したがって、このようにすれば、「オフセット1」ボタン151h3及び「オフセット2」ボタン151h4に対応させて、あらかじめ複数の輝度ピークの数を指定することにより、通常のオートフォーカス動作の中で指定された複数のピーク位置に応じて試料8と対物レンズ7の相対位置を移動させることが可能になるので、この場合も、試料8のシリコンチップ803を透過したシリコンチップ803表面(下面)のパターン面や基板801の表面の観察・測定を行なうことができる。つまり、このようにしても観察・測定する必要のある試料8のシリコンチップ803の表面輝度に影響されずに所望する観察・測定点へのオートフォーカス動作が可能になる。これにより、試料8の構造に影響を受けることなく、任意の点に対物レンズ7の合焦位置を誘導することが可能となり、操作性を向上する機能を備えた共焦点型光学測定装置を提供することができる。
(変形例)
上述した走査型共焦点野微鏡は、図1に示す構成としたが、これに限らず各種の走査型共焦点顕微鏡に適用することができる。例えば、ピンホール10に代えて円盤上にスパイラル状の複数の微小開口を設けたNipkowディスクを高速回転させる構成のものであっても良い。このとき、前記Nipkowディスクが対物レンズ7の集光位置と共役な位置に配置される微小開口を兼ね、光検出器としてCCD等の2次元画像センサが用いられる。また、2次元走査機構3に変えて、1次元光スキャナによって対物レンズ7の集束光を試料8の1ライン上で走査し、試料8の断面形状を測定する構成であっても良い。
さらに、対物レンズ7の集光位置と試料8の位置を相対的に移動させる移動手段として、対物レンズ7を移動するZレボルバ21に変えて試料8の位置を移動させるステージ機構を用いても良い。また、赤外光源でなく可視光源であっても、試料8が透明膜のようなものであれば、本発明を適用することもできる。
その他、上記の構成に限らず、各種の共焦点型光学測定装置に適用することもできるなど、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しない範囲で種々変形することが可能である。
さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出できる。
本発明の第1の実施の形態に適用される走査型共焦点光学顕微鏡の概略的構成を示す図。 第1の実施の形態のモニタ上の表示画面及び同表示画面上から開かれるポップアップメニュー及びオフセット移動量登録ウィンドウの一例を示す図。 第1の実施の形態に用いられる試料に対するZ位置と輝度値の関係及びポップアップメニューへの登録例を示す図。 本発明の第2の実施の形態のモニタ上の表示画面及び同表示画面上から開かれるポップアップメニューの一例を示す図。 第2の実施の形態に用いられる試料に対するZ位置と輝度値の関係及びポップアップメニューへの登録例を示す図。 第2の実施の形態でのオートフォーカス動作を説明するためのフローチャート。 従来の走査型共焦点光学顕微鏡の概略構成を示す図。 従来の走査型共焦点光学顕微鏡の対物レンズと試料の相対位置(Z)と光検出器の出力(I)の関係を表す図。 従来のオートフォーカス動作を説明するためのフローチャート。 従来のオートフォーカス動作の特性を説明するための図。
符号の説明
1…光源、2…ビームスプリッタ
3…2次元走査機構、3a…第1の光スキャナ
3b…第2の光スキャナ、4…ミラー
5…レンズ、7…対物レンズ、8…試料
801…基板、802…接続端子、803…シリコンチップ
9…結像レンズ、10…ピンホール
11…光検出器、12…制御部
1201…オートフォーカス動作機能
1202…オフセット制御機能
13…試料台、14…Zステージ、21…Zレボルバ
15…モニタ、151…顕微鏡操作ウィンドウ
151a…「走査開始/停止」ボタン
151b…「対物」ボタン、151c…「ズーム」スクロールバー
151d…「Z位置」スクロールバー、151e…「輝度」スクロールバー
151f…「AF」ボタン、151f1…ポップアップメニュー
151f2…「オフセット無し」ボタン、151f3…「オフセット1」ボタン
151f4…「オフセット2」ボタン、151f5…「オフセット指定」ボタン
151g…オフセット移動量登録ウィンドウ、151g1…「オフセット番号」
151g2…「オフセット移動量」、151g3…「登録」ボタン
151g4…「削除」ボタン、151g5…「終了」ボタン
151h1…ポップアップメニュー、151h2…「オフセット無し」ボタン
151h3…「オフセット1」ボタン、151h4…「オフセット2」ボタン
151h5…「ピークサーチ」ボタン、152…顕微鏡画像ウィンドウ
153…輝度プロファイルウィンドウ、154…輝度プロファイルカーソル

Claims (6)

  1. 光源と、
    前記光源からの光を試料に対して集束させる対物レンズと、
    前記集束光の光軸方向に沿って前記対物レンズの集光位置と前記試料の位置を相対的に移動させる移動手段と、
    オフセット情報を入力するオフセット情報入力手段と、
    前記オフセット情報入力手段より入力されるオフセット情報に基づいて前記移動手段による前記対物レンズの集光位置を制御するオフセット制御手段と
    を具備したことを特徴とする光学測定装置。
  2. 光源と、
    前記光源からの光を試料に対して集束させる対物レンズと、
    前記集束光の光軸方向に沿って前記対物レンズの集光位置と前記試料の位置を相対的に移動させる移動手段と、
    前記対物レンズの集光位置と共役な位置に配置された絞り手段と、前記絞り手段を通過する光の強度を検出する光検出器とを有し、前記移動手段によって前記対物レンズの集光位置と前記試料の相対的な位置を変化させ、各相対位置での前記試料からの光強度情報を前記光検出器でそれぞれ取得し、これら取得した複数の光強度情報の最大値とそれを与える前記相対位置(合焦位置)を決定することで前記試料表面に前記対物レンズの集光位置を合わせる自動焦点調節手段と、
    オフセット情報を入力するオフセット情報入力手段と、
    前記オフセット情報入力手段より入力されるオフセット情報に基づいて前記自動焦点調節手段による前記対物レンズの集光位置を制御するオフセット制御手段と
    を具備したことを特徴とする光学測定装置。
  3. 前記オフセット入力手段より入力されるオフセット情報は、焦点位置の移動量を指示するオフセット移動量が複数存在し、これらが選択可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学測定装置。
  4. 前記オフセット入力手段より入力されるオフセット情報は、前記自動焦点調節手段で検出される前記光強度情報の最大値の出現回数が複数存在し、これらが選択可能であることを特徴とする請求項2に記載の光学測定装置。
  5. 前記光源は、赤外光源であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光学測定装置。
  6. 前記光検出器からの出力レベルを調節する輝度調節手段をさらに備え、前記輝度調節手段は、前記自動焦点調節手段が前記オフセット入力手段より入力されるオフセット情報に基づいて前記合焦位置を調整するのに合わせて前記光検出器からの出力レベルを調節することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の光学測定装置。
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